Movin'on without you
mako



 あの人の通り道。

名前で呼ばれた。
一ヶ月ぶりの3月13日水曜日。



嬉しくて嬉しくて
それだけのことで涙が出ると思うくらい
嬉しくって。


嘘かと思って自分の耳を疑ったくらい。
その響きをずっと待ち焦がれてた。
望んでた。




ほんと、スキだなあ・・・あたし。







あさってが異動の発表で

会えなくなってもあたしは大丈夫、って書いたけど
でも会えなくなるのはいやだ。

ささいなことが幸せだと
思えるようになった今だからこそ

やっぱり離れたくない。

せめてそばにいたい。



あの人の目の届く所に
あの人の生き方を見ていられる所に


もう少しの間、いたいです。









エレベーターに乗って
いかせんが乗った後だとすぐわかる。
あ、あの人の匂いだーって。

ちょっと、しあわせになる。

わかるのも
幸せになれるのも
彼の乗った後だけ。





そんな些細な幸せを


あたしから奪わないでください。神様。






2002年03月13日(水)



 気付いた小さな幸せ。


自分の考え方がひとつ変わると
毎日の生活もほんのすこしずつ変わってく。


きょう、ひさしぶりにいかせんに会って
交わす言葉は前と何も変わってないのに

しあわせで笑えた。



あなたと一緒にいられること。
あなたの優しさに触れられること。

あなたの笑顔が見れること。




それが何より幸せだと気付いて
幸せすぎて思わず笑ってしまった。







もうどれだけ一緒にいられるかわかんないから
だから一緒にいる間は笑ってようね。

ずっと笑顔を見せててね。


あたしも、笑顔でいるから。






あなたが好きです。







2002年03月12日(火)



 憧れの人。


あたしが憧れるのは
自分自身をしっかり持ってて
前へ前へと歩いていくことのできる人。

「人生の師」と自信を持って言える人が
あたしの生きてきた路にはどれだけいただろう。




旅に出て
あたしは、師と出会った気がする。



彼のような人になりたい。
そう思える人に。





そしたらね
いかせんと離れることが怖くなくなったんです。

もう不思議なくらい、すーっと。


いかせんに嫌われることをあんなに怯えてた心も
幾分か楽になって




「あたしが、目指さなければいけない点が見えた」

・・・といった感じでしょうかねえ。










人生について
ひさびさに真面目に考えたり

自分の目標がはっきりしたり

恋愛は自己責任だってことを再確認したり

おんぶにだっこじゃだめなんだってことがわかったり



いかせんと離れたくなかったのは
あたしの弱い心からくる気持ち。

いかせんがいなきゃ歩いていけない女になんか
絶対絶対なりたくない。
どうすればいいんだろうじゃなくて
どうしたいのかを考えて生きていきたい。






あたしの中で、
人生がクリアになった気がします。









2002年03月11日(月)



 自分の人生の責任。

旅に出てました。



ひとりで旅に出て
今まで取れなかった念願の
「何もしない時間」がたくさん取れて

いわゆるあの
青春18きっぷってやつで旅に出てたので。


いろんなことを
考えたようで考えてないけど

いくら時間はあっても結局ぼーっと過ぎちゃったんだけど




それでもちょっとは
いろんなことを考えられたようで。




将来のこととか。



まこも来年は大学3年生で
就職も勿論考えなきゃいけないんだけど
どうも最近のあたしは現実から逃げまくってた。



でも覚悟は決まったみたいで。







わかったことは
あたしの人生の責任をとるのはあたしだとゆーこと。

何したって
どんな人生を送ったって
それは全部あたしの人生。


わかってたけど忘れてたこと。





あたしは、
「いかせんがいなくなる」ことが
ものすごくものすごーーーーく不安だった。

寂しいんじゃなくて「不安」だった。



だけど今
あの人がいなくても
あたしは大丈夫なんだろうって思えるよ。




さみしいけどね。



でもどこにいたって
誰といたって
たとえあなたがいなくたって


やっぱりあたしはあたしだよ。






頑張る。











2002年03月10日(日)



 卒業証書。

弥生。3月といえば、
―――卒業シーズン。


街で
卒業したての高校生を見て
手に卒業証書を持ってる高校生を見て

思い出してみたのは
自分の高校生の時の記憶。



卒業式の後
友達とごはん食べに行って
カラオケ行って

そこまでなら、普通の卒業式の後の光景。


帰りに
卒業証書を手に
あたしはいかせんに会いに行った。



いちばんに、
誰よりいちばんに。

卒業証書を見せたかった。





2人きりの卒業式。

あたしの最後の制服姿。

名前を読み上げられた瞬間、



涙が出たの。



自分でもびっくりした。
別に悲しいわけじゃなかったのに。
ただ、しあわせで涙が出た。
いかせんがしてくれた卒業式。




そんな、卒業式の思い出。




2002年03月02日(土)



 弥生の月。

3月になって。
なんとなくあわただしくなって。
新年度の準備とか。

あたしは今日
3月後半のシフト表をもらいました。


もう毎日。
毎日いかせんに会えるんだと思うと嬉しかったけど
しんどいだろうな。
体力的にも精神的にもね。



あたしね。
こないだ髪を赤くした。
ピーチブラウンって色にしてみた。
前からずっとしたかったの。赤い髪。
で、バレンタインの後、がーって衝動的に。

辛いことが有って、
でもピアス開けるほどの勇気はなくて
あたしは髪の色を変えた。


そしたら今日いかせんに呼び出しくらって
「さすがに赤いのはマズイ」
って怒られちゃった。

そっかなあ?って思うくらいの色だったから
(実際周りもそんなに気にしてなかったし
 もっと上司の人にも怒られなかったから)
笑ってたらね。

ぼそっといかせんが言ったの。
「いいかげんにしろよ」って。



怖くて。
なんか怖くて怖くて仕方なくて。

髪の毛、黒に戻そうかな、って
真剣に思っちゃったよ。







それから、今日。
ひさびさに泣いてしまった。



今までの分が全部
悔しさになって溜まってたらしく
悔し涙がぼろぼろって。


もちろんひとりきりで泣いたけどね。



2002年03月01日(金)



 涙色ってどんな色なんだろう。

おとといだったかな。
ちょっとまじでしんどいことがあって
あたし自身のことじゃなくて家族のことなんだけど。


それ以来へこみモードです。


こんな時
昔なら泣けたのにな。とか考えて
いかせんの胸で泣けたのにな。とか考えて
さらにどんどんへこんでくあたしはバカ。


泣きたいのに泣けなくて
涙も全然出なくて
ストレス溜まって
そんでもって周りにあたって
どんどんへこんでくあたしは、救いようのないくらいバカ。




自分でもさっきまで気付かなかった。

あたし、今相当へこんでます。




どうしたらいいのかわからないくらい。

どうしたいのかわかんないくらい。


なんでへこんでるのかも、
そもそもへこんでるのかどうかもわからないくらい。




重症。


だと自分では思う。






日記にぶつけてよいものか迷ったけど
これが今のあたしの状態。本音。
時々、どうしようもなくなる。


愛されたことのない人みたいな

そんな目をしてしまうときが有るの。



2002年02月28日(木)



 ストレス?

今日も、悪夢で目が覚めた。
よっぽどストレスが溜まってるのかなあ、なんて
考えたくもなってしまう。最近の夢見には。


今日の夢は、
なぜか匍匐前進であたしが進んでて
でもどんなに一生懸命進んでも進めなくて
すっごい苦しくって
泣きたいくらい苦しくって


起きてからふと
あたしといかせんの関係みたいだ、と思った。



進みたくても
どんなに一生懸命近づこうとしても
進めないのが、現実。






それでもちょっとでも近くにいたくて
近づけないならせめて隣に1秒でも長くいたくて

いつも追いかけてる。





もうどうしようもない。










2002年02月27日(水)



 悪夢。


今朝はものすごく苦しい夢で目が覚めた。


―――いかせんの奥さん手作りのクッキーを
    ホワイトデーのお返しにもらう夢。





起きた時、頭が痛かった。
夢なのにリアルすぎて。
クッキーは四角い箱に入ってた。
少し、割れてた。




あたしがあげたチョコレートを、
いかせんはどんな風に奥さんに渡したんだろう。

他の義理チョコと一緒にだろうな。



あたしのチョコだけ食べてくれるほど、
そんなに大切に思われてない。





あげた煙草は
机の引き出しに入ってた。




あたしがあげた煙草だってこと
何時間くらい覚えててくれたんだろう。










何も望んでないし
何も望んじゃいけない恋なのは知ってるけど





せめて記憶の片隅に
あたしのことを憶えててほしいと願うことすら

我儘なんだろうか・・・。









2002年02月26日(火)



 元に戻りたい。

今日は、
けっこうまともにしゃべれた方だと思う。

最初声をかけられた時、
ものすごく緊張してびくってなった。

体は正直だと思った。

嬉しい時は、自然と頬の筋肉が緩むのに、

返事をしながらも、
いかせんの目が見れなかった。


いまのいかせんは、
あたしには怖い。




なんかまんまと遠ざけられてるみたいで腹が立つけど。







でも今日は
ちょっとだけ前みたいに一緒に笑えた。

すごく嬉しかったよ。


それでもやっぱり
あなたはあたしの名前を呼ばないけど。









2002年02月22日(金)
初日 最新 目次 掲示板


↑エンピツ投票ボタン

↑「my追加」ボタン