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しもさんの「気になる一言」
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2021年03月31日(水)
4/1は、生活を切り替えるチャンスの日

明日、年度始めの4/1がやってくる。
公務員生活が長かった私は、どうしても(知らぬ間に(汗))
年の切り替えよりも、年度の切り替えを意識してしまう。
そして、4/1から勤務する環境がガラッとかわることも、
何度も何度も経験した。(場所も人間関係も・・)
しかし、2年前に定年退職してから、人事異動もなく、
当然、配属先が変わることもなくなった。
これはこれで、仕事も生活も大きな変化がなく、やりやすいのだが、
1年に一度、生活を切り替える機会がなくなったことを意味する。
たとえ自分が異動しなくても、スタッフの入れ替わりはあり、
その度に気持ちの入れ替えをしながら、生活の切り替えも意識したが、
これからは、自分で意識しないと、切り替えができないな、と思った。
人間関係も、ネット情報も、もろん生活環境も、切り替えるチャンス、
そう考えて、明日の4/1を迎えたい。
しかし・・なぜか手帳は、いつまでたっても、
年末に切替え作業をする「年仕様」。
今では、4/1切り替えの手帳も売っているのになぁ。



2021年03月30日(火)
北の富士の人柄だろうね、きっと

(大相撲ネタ、三連発ですみません。(汗))
定年退職してから・・というわけではないが、
奇数月に開催される「大相撲中継」を楽しみにしている。
主な理由は、3つ。
1つ目は、以前紹介した「柿田川公園・第2展望台」から眺める
「柿田川ブルーホール」の輪の大きさが、土俵と同じ大きさと知って、
相撲中継をテレビで観戦するたびに、あの「湧き間」を思い出すし、
逆に、翌朝、柿田川公園でブルーホールを撮影していると、
相撲の熱戦を思い出せるから。
2つ目は、今やネットで話題になっている「謎のお嬢様」(笑)の、
凛々しい観戦姿を確かめる楽しみ。
テレビ中継がはじまる早い時間から、背筋を伸ばし正座を崩さず、
結びの一番まで、力士に拍手を送り続ける姿に、私は惚れそうだ。
そして、最後の楽しみは、楽しい解説を繰り広げる
「北の富士」氏(元横綱)と「舞の海」氏(元小結)の会話。
台本・打ち合わせはないらしく、生中継にもかかわらず、
舞の海さんの一言に「バカにしているのか?」などと怒ってみたり、
今の時代、ちょっとした差別発言などで大騒ぎするにもかかわらず、
北の富士さんの発言は、問題になったことはない。(と思う)
私たちの想いを代弁してくれている気もするし、
元横綱としての「叱咤・叱咤・叱咤激励」のバランスが心地よい。
私が「こんなことを言っても、誰も問題にしないなんて不思議だね」
と呟いていたら、隣で一緒に観ていた妻がこう言った。
「北の富士の人柄だろうね、きっと」
こんなに過激なことを言っても、視聴者からクレームがないとしたら、
やっぱり「人柄」って、大事なんだな、と気付かされた。
これって、お金じゃ買えないものなぁ。



2021年03月29日(月)
よく復活させたね・・

コロナ禍の中で開催された、令和3年・大相撲三月場所は
「照ノ富士」の感動的な優勝で幕を閉じた。
彼の不屈の努力と、強靭的な精神力・心の強さなどが注目を浴び、
これからマスコミは、しばらくの間、
大関〜序二段〜大関までの復活劇の特集を組む。
そんな中、元横綱・北の富士さんは、彼の快挙を讃えながら、
師匠をはじめとした、周りの人を一番に賞賛した。
照ノ富士の優勝に対して、コメントを求められ、こう答えた。
「周りが良かったんでしょうね。一人じゃなかなか・・」
その言葉に込められている意味は、深い気がした。
「大関」経験者が「序二段」まで陥落し、そこから諦めず
また元の「大関」まで、戻ってきた影には、彼を見捨てずに
「叱咤・叱咤・叱咤・激励」してくれた人たちがいたってこと。
だから、一番最初に「よく復活したね・・」ではなく、
「よく復活させたね・・」という言葉が口から出たに違いない。
「自分だったら、絶対無理だね・・」という表現で、
照ノ富士関、復活の凄さを私たちに伝えながら、
3大関を全て破って手にした「殊勲賞」についても、
「(実力が上なのに)「殊勲賞」は失礼じゃないか・・」と
皮肉たっぷりにいうところなんかが人気の的なんだろうな。
後から考えたコメントではなく、咄嗟に出たコメントだからこそ、
私は「よく復活させたね・・」が心に響いた。



2021年03月28日(日)
「辞めなくて良かったですね」「そうですね。良かったです」

令和2年・大相撲7月場所「照ノ富士」が優勝した時、
「大関」経験者が一度「序二段」まで陥落して、
そこから「大関」を目指して上ってきた精神力の強さについて
「優勝の凄さを子供たちに伝える例えが見つからない」
「三浦知良選手がJ1リーグで活躍するくらいすごい」など、
「気になる一言」に書いた。
「水泳の池江璃花子さんが活躍するくらい・・」とも思った。
振り返ると、活躍こそしなかったが、
三浦知良選手は13年ぶりにJ1リーグでプレイしたし、
水泳の池江璃花子さんは、昨年8月、594日ぶりに競技会に出場し、
今年2月、競泳ジャパン・オープンの50メートル自由形2位となり、
復帰後4戦目で初めて表彰台に上がった。
私が、想像しなかったことが、コロナ禍の中で現実となり、
例えとして名前を使い、大変申し訳なかった・・とお詫びしたい。
しかし8ヶ月後、もっと想像しなかったことが起きた。
そう、照ノ富士が、3回目の優勝を果たした。
その凄さについては、もう何度も語られているので省くが、
「諦めずに、続けることの大切さ」は、私も伝えていきたい。
この感動を残すために、嬉しいほど長かった(笑)
優勝インタビューをメモに残した。
「辞めなくて良かったですね」「そうですね。良かったです」
会場全体が、暖かい雰囲気に包まれたインタビューだったなぁ。



2021年03月27日(土)
今年初の柿田川水中レポート

暖かくなって、いろいろなことが動き出し始めた。
年度末から新年度に向けて・・と表現した方がいいかもしれない。
私にとっては、3月の第4土曜日、柿田川外来種駆除作業がスタート、
「今年初の柿田川水中レポート」が始まる季節である。
緊急事態宣言解除後の土日とあって、観光客はいつもより多め、
彼らは物珍しそうに、ウェダーを着て作業している私たちに、
「何をしていてるのですか?」と声を掛けてくる。
以前の「気になる一言」でも紹介したが、
「行動」だけで答えると「外来種駆除をしています」
「目的」で答えると「絶滅危惧種のミシマバイカモを護るために、
こういった外来種駆除をしています」
そして「意味」を意識して答えると
「何十年、何百年先まで柿田川の多様性が続くように、
大勢の方々と、外来種駆除作業をしています」となる。
最近、意識せずに、作業の「意味」を答えられるようになった。
これって「継続」することで、自然と身に付く気がする。
最初は「外来種駆除しています」でもいい。
少しずつ「行動」の説明から「目的」の説明、
そして「行動の意味」へと、意識が変わっていくのだから。
私の現役時代は口癖のように「狙いは?」とスタッフに訊ねたけど、
今は、自分自身に「行動の意味は?」と問えばいい。
不思議なことに「今年初の柿田川水中レポート」の意味も、
「何十年、何百年先まで柿田川の多様性が続くように、
大勢の方々に向けて、魅力を伝えています」。
「柿田川」に関する活動の全てが、同じ意味かもしれないなぁ。



2021年03月26日(金)
自分の正しさに酔ってるみたいで、すごく卑しい感じがする

作家・高橋源一郎さんは、明治学院大学・高橋ゼミの方針は何かと問われ、
こう答えた・・こんな記事が、インターネットで目に止まった。
「誰かを論破しようとしている時の人間の顔つきは」と話し始めて、
「自分の正しさに酔ってるみたいで、すごく卑しい感じがするから」と。
うんうん・・・とクレーマーを思い出しながら、メモをした。
氏の答えは「論破禁止」だったようだ。
そもそも対話は、相手の主張を論破することが目的ではないし、
そうあって欲しくない。
相手に敬意を持ち、傾聴の姿勢が大切とする対話が大切なのに、
最初から敵対心剥き出しでは、話をする気にもならないから、
本人は、論破した気になっているけれど、実は、議論にもなっていない。
大きい声を張り上げ、相手が尻込みするのをドヤ顔で眺める、
そんなシーンは、今までに何度も経験してきたから、わかる。
思い込みも激しく、自分だけが正しい・・と思うからこそ、
顔が卑しく感じてしまう・・という例えは、とてもわかりやすい。
ただ、それをクレーマーに伝える術が見つからない。(汗)
クレーマーは、自分をクレーマーと思っていないしなぁ。



2021年03月25日(木)
育つのを見るのって楽しいよね。

NHKラジオ番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」から。
ゲストは、詩人の伊藤比呂美さん。
テーマ「学ぶって、どんなこと?」だった。
作家の高橋さんも、詩人の伊藤さんも、
この春まで、大学で若い人たちに講義をしていたという。
そんな二人の会話は、雑談のようだけれど、いつも楽しい。
「教育って双方向」、そんなフレーズが飛び出し、
「教育しているつもりが教育してもらっていたり」と笑いながら、
教壇に立っていた思い出を語っていた。
そして、ふたりが、その気持ちわかる・・とラジオの中で意気投合し、
それを聴いていた私も、そうそう・・とメモをしたのが、
「育つのを見るのって楽しいよね。」だった。
これって、まだまだ自分が・・と思っている人にはわからない感覚。
とりわけ人間だけでなく、動物でも、植物でも、同じだから、
年齢を重ねなければ、わからない感覚でもない。
とにかく、時間の経過とともに、自分との関わりの中で、
何か、誰かの成長していく様子を見る、これって本当に楽しいよなぁ。



2021年03月24日(水)
速さがよいこととは思わない

映画「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」
(キム・グエン監督)から。
作品中に「16ミリ秒って何?」「ハミングバードの一回の羽ばたき」
そんな会話があり、気になって調べてみた。
タイトルの「ハミングバード (humming bird, hummingbird) は、
ハチドリの英語名。毎秒約60回の高速ではばたき、
空中で静止するホバリング飛翔を行うことで有名な鳥だ。
1秒を60回で割ると、0.016666・・確かに、16ミリ秒、納得。
さて物語は、カンザス州とNY州、直線距離1600キロに、
光ケーブルを敷き、株取引で儲けようとしたプロジェクトの顛末。
実話を元にしたドラマだと知って、驚かされた。
ほとんどの地権者は、自分の土地の地下をケーブルが通っても気にせず、
予期せぬ臨時収入が入ることで、土地売買にサインをした。
しかし一箇所だけ、断固としてサインしない人たちがいた。
彼らは「皆さんの暮らしを向上させ、繁栄をもたらします」という
説明に「わかっているが興味がない」とバッサリ。
「我々は神に従い素朴に生きる」と理由を答えた後、
超高速など求めないし、金は争いを生む。
速さがよいこととは思わない。
新しい技術により人は疎遠になり孤立する。
だから我々の土地の下に超高速ケーブルなど望まない」と主張する。
速さがビジネスの基本の昨今、この言葉は胸に響いた。
ビジネスに並行して、生活のリズムも速くなり、人生が息苦しい。
「ゆったり」「のんびり」などの単語を耳にすることが減ったから、
私も思う。「速さがよいこととは思わない」と。
ラストシーン、雨が空から降るシーンのスローモーション映像、
そこだけ「ゆっくり」時間が流れた。なるほどなぁ。



2021年03月23日(火)
後になって、できる限りのことをした、と思いたい

62年間の年を重ね、あと数ヶ月で63歳になろうとしている。
年金受給のお知らせが届く年齢になった私は、
「残された人生」という言葉が実感できる年齢でもあるが、
さらに最近、コロナ禍にあって、突然感染、
重篤化で、いつ他界するかもわからない時代だからこそ、
生き方について、真剣に考える時間が増えた気がする。
今の時点で感じていることは、
「後になって、できる限りのことをした、と思いたい」
ありふれたことなのかもしれないが、これに尽きる。
心身ともに動けるのは、(たぶん)あと僅かだから、
動けなくなった時に、後悔だけはしたくない。
もっと具体的に言うと、総論、一般論ではなく、
「自分で体験したこと、目で見たことを、伝えていきたい」
そう思うようになっている。
もちろん、私なんかにできることは限られているけれど、
自己満足でもいいから「できる限りのことをした」、
毎日、毎週、毎月、そう言い切れるような時を過ごす、
それには、ちょっとやりたいことに、浮気している暇はない。
「最良」の敵は「良」(一番やりたいことを邪魔しているのは、
やりたくないことではなく、ちょっとやりたいこと)
研修の講師を頼まれると、必ず最初に紹介するフレーズだけど、
この歳になっても、興味関心が多いのはいいことではない、
もう一度、自分の生活に置き換えてみなくちゃなぁ。



2021年03月22日(月)
「Note」は「柿田川情報コントロールセンター」

創業・起業のお手伝いをしていると、必ず「ターゲット」の話になる。
そのターゲットは、大まかなものではなく、
具体的になれば具体的になるほど、こちらの想いが刺さりやすい、
そう理解して、数年間、迷うことなく柿田川の情報発信をしてきた。
柿田川の写真が気になる人は、instagram中心、
動画が気になる人は、You-tubeやFacebook中心、
その他、ホームページやTwitterなど、
こちらが、ターゲットとなるペルソナの生活を想像し、
多くのSNSサイトを(私なりに)使い分けて、情報発信してきた。
しかしながら、あまりに細か過ぎて、発信している私が疲れた。
原因は、毎日の情報発信にばかり気を取られしまい、
大好きな「柿田川」を楽しむ余裕がなくなり、疲れが残る。(汗)
関係資料を読み漁りたいが、時間が足りないことにも気付いた。
ここは「自分が楽しむ」という原点に戻り、
その上で、興味関心がある人に、お裾分け・・を意識したい。
最近「Note」というサイトに、その便利さを実感して、
「柿田川情報コントロールセンター」の役割を与えてみた。
もちろん、全ての情報が網羅できるわけではないけれど、
「Note」を中心に、柿田川情報の一元化を図り、
必要に応じて、シェアしていく。
しばらくは、このスタイルを試行錯誤していこうかなぁ。