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しもさんの「気になる一言」
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2020年03月10日(火)
次郎長さんだったら・・

巷では、新型コロナウィルスに対する不安が先行して、
特に政府をターゲットに、不平、不満が噴出しているようだが、
私だったら、こうする・・と言う前向きな発言は少ない気がする。
「まだ収束の見込みはない」とか「オリンピックは無理」とか、
そんな誰でも考えそうな推測は、私は求めていない。
もし、テレビやラジオ、新聞などが、特集を組むのなら、
「歴史に名を残した人たちだったら、こう判断し、こう動く」という
企画をお願いしたい。
もちろん、歴史上の人物を身近に感じるし、その人の性格とか、
それまで経験した苦難に対して、どう対処してきたから、という
歴史の勉強にもなる。
さらに、本当に、今回の問題解決のヒントになるかもしれない。
そこで私は、清水次郎長に詳しい人にメールを送ってみた。
「こんな時世、次郎長だったらどう判断し、どう動きますかね」と。
間髪入れず届いた返信は
「次郎長さんは経済重視の人だから、病気なんか怖くない!
重症化させないで笑顔(免疫力アップ)で元気を乗り切ろう、と
音頭をとったはず。たたかれてもやったと思う。
今の日本は言い出しっぺがいないから・・ね」と、
言い出しっぺの役割だった、清水次郎長さんのことが、
ちょっぴり身近に感じたコメントだった。
正解を求めているわけではなく、いろいろなアイデア募集として、
単なる小市民の私たちの意見ではなく、大局観のある
歴史情の人物の考え方を取り入れてみたら、どうだろうか、
そんな提案である。
今年の大河ドラマ主人公「明智光秀」だったら・・と考えるだけで、
面白い情報が集まる気がするなぁ。



2020年03月09日(月)
「改革」なのだから、仕組みから変えないと

先日「テレワーク」の話題で書いてみたが、
もちろん「テレワーク」に向きでない職業、職種もある。
だから、もう少し整理してみたい。
ネットによると「テレワークが適しているのは以下のような人たち」。
「妊娠・育児・介護などの理由、身体障害、あるいはケガなどにより、
恒常的または一時的に通勤が困難な人」(今回の私の場合)
さらに職種で言えば、ほぼ毎日在宅勤務出来そうなのは、
「企画・総務・人事・経理などの管理部門、研究・開発部門の人」。
「営業やSE、サポートサービスなどの顧客対応業務の人」なども、
毎日は無理でも、週に数日は可能、と想定されている。
テレワークが可能な人たちが、移行することにより、
テレワーク向きでない人たちの働き方も変わる気がしている。
満員電車や交通渋滞が緩和されるだけでも、負担が少なくなるはず。
時間外を減らすとか、ノー残業デー、そんな小手先の「改善」ではなく、
「改革」なのだから、仕組みから変えないと・・と思う。
これこそ「地方自治体」がお手本を示すチャンスとも言える。
どこかの自治体が始めれば、きっと追随する自治体が出るはず。
あとは、トップの考え方次第なのかな。

P.S
そういった自治体の試みに対して、住民が決して
「公務員はいいよなぁ」と言わない約束が欲しいな。(汗)

P.S
テレワーク導入にあたっては、労務管理方法、
情報通信システム・機器、テレワーカーの執務環境の
3つの側面から必要事項を検討することが大切とのこと。



2020年03月08日(日)
上からの指示が降りてこなくて戸惑っていました

NHKスペシャル「40人の死は問いかける」から。
東日本大震災の3.11が近づき、多くのテレビや新聞で
特集が組まれているが、私が一番気になっていた番組は、
「大槌町・役場被災の真実」だった。
町全体で1286人が犠牲になった大槌町の役場職員、
100人ほど勤務していた役場職員の約2割(40人)が亡くなり
9年目にして、やっと重い口を開いてくれた感じがした。
私たちの「その間に何があったの?」に答えるべく、
辛いけれど丁寧に当時を思い出す姿に、心が大きく揺れた。
生き残った職員の心の葛藤が伝わり、胸が締め付けられた、
「どうして逃げなかったの?」という遺族の思い、
「なんで来ないの?」と高台で同僚たちを待った職員など、
それぞれの立場で、何がベストの判断で、
自分たちはどう動けばよかったのか、9年間問い続けてきた、
そんな特集番組だった。
その中で私が気になったのは、当時、若い職員だった人の
「上からの指示が降りてこなくて戸惑っていました」
「どうしていいか誰も決断ができなかった」
「情報集めのために、みんな右往左往している状態でしたね」
「みんな上からの指示を待っていた」という振り返り。
公僕と言われる公務員に限らず、時には上下関係なく、
「一人ひとりが声を出せる組織」を目指すべきだ、という
彼らの貴重な気付きを、我々がどう生かしていくか、
明日からの行動にかかっている気がしてならないけれど、
まずは、彼らと同じ立場の地方公務員の人たちで、
何人の人がこの番組を観たかなぁ、と気になってしまった。
後輩たちに、連絡すればよかったかなぁ。(汗)



2020年03月07日(土)
言葉を「字」じゃなくて「音」で聞きたいとか

映画「天国の本屋 恋火」(篠原哲雄監督)から。
主人公を演じる竹内結子さんが二役を演じているが、
彼女の美しさが、二人の違い、天国と現世の違いを
わからなくさせてしまっているのは残念であった。
作品内に何度か「朗読」するシーンが出てくる。
そして、こんな会話が私を「なるほど・・」とへ思わせた。
「本屋さんではね、よく店長に本を読んでもらっているの」
「なんでみんな本を読んでもらいに来るんですか?」
「どうしても他人に読んでもらいたい時ってない?
思い出が強くて1人では読みたくないとか、
言葉を『字』じゃなくて『音』で聞きたいとか」
子供たち対象の絵本の読み聞かせとは違い、
字だけが書かれている本を、目ではなく耳から入れる、
違った五感で感じることができる喜びや悲しみは、
なんとなくわかる気がする。
そう言えば昔から「詩集」は、声を出して読んでいた。
あれって、どうしてだったんだろうなぁ。



2020年03月06日(金)
チケット売り「成人ですね」・2人「えぇ、聖人なんです」

映画「聖☆おにいさん(2013)」(高雄統子監督)から。
普段、あまり漫画を読まないので、知らなかったけれど、
この作品を推薦してくれたのは、私が敬愛する70歳の女性だったし、
「聖人イエスとブッダが東京・立川で過ごす日常を描いた
中村光の人気ギャグ漫画をアニメーション映画化」との解説に、
もしかしたら、ギャグ満載?と期待して観たら、期待以上で笑い転げた。
私のアンテナに引っかかったフレーズをメモし始めたら、
「イエスとブッダ」の会話を全部メモすることになるほど面白かった。
今回ばかりは一つに選べないほど、私にはストレートに響いた。(笑)
しかし、あえて選ぶとすれば・・2つ。
一つは、2人でディズニーランド風の遊園地で、入場券を買うシーン。
チケット売り「成人ですね?」
プッダ「聖人料金があるんですか。聖人料金が設定してあるなんてさすがだね。
イエス「まったくだよ、他の神様もお忍びで来るのかな?」
チケット売り「成人ですね」
2人「えぇ、聖人なんです」(文字にして楽しさが伝わるか疑問だけど)
もう一つは、年初めの初詣・おみくじのシーン。
「おみくじ引いちゃおうか?」
(凶 はしゃぎすぎで我を忘れぬよう) (凶 年相応の落ち着きを)
「ものすごいメッセージ性を感じるね」
「うん、これは完全にばれてるよ。ここの神様に」
「とりあえず、謝って、結んで帰ろうか」
この、なんとも言えない会話が、疲れた頭を吹き飛ばしてくれる。
もっともっと好みのギャグが溢れていたアニメ版だけど、
実写版を観ようかどうか、迷っている私がいる。(汗)



2020年03月05日(木)
「痛さに鈍感」と「痛さに強い」

先週の金曜日の夜、捻挫して、土曜日痛さに耐えられず病院へ。
それから毎日の通院と、自宅での冷却、湿布、足首固定など、
先生の指示どおりに治療を続けていたら、一週間を待たず、
松葉杖2本(両方)から、1本(右足のみ)へと、移行したため、
最初の腫れを診ている先生も、驚異的な回復に驚いていた。
「ここは?」「これはどうですか?」と触診しながら、
私が「特に・・」とか「大丈夫です」と答えるものだから、
首を傾げながら「これくらい熱があったり、鬱血していると、
痛いはずなんですがね・・」というので、
「痛さに鈍感なんですかね?」と半分冗談、半分本気で
訊ねてみたら、「いやいや、痛さに強いんですね」と返された。
そうか・・とそういう表現もあるな・・と一人で笑った。
これが逆だったら、喧嘩になったちゃうな。
「私、痛さに強いんですかね?」
「いやいや、痛さに鈍感なだけでしょ・・」
こちらが「謙虚」になると、相手が嬉しい言葉を返してくれるし、
こちらが「傲慢」になると、相手は皮肉を言いたくなる。
面白いものだよなぁ、言葉って。
でも、これってコミュニケーションのコツなんだよなぁ。



2020年03月04日(水)
「家族葬」って意味を勘違いしていたかも・・

先日、公私に渡り、お世話になっている方の息子さんが亡くなり、
「家族葬」とは聞いていたけれど、知ったからには・・と、
葬祭会館へ足を運び、お通夜に参列した。
そこで知った「家族葬」の選択に、私は胸が締め付けられた。
本来なら、いろいろな役職をこなしてきた方なので、
多くの人が駆けつける普通の葬儀も検討したようたが、
大切な息子さんを亡くした奥さんの憔悴しきった様子を見て、
これは、参列してくれた大勢の前に立てる状態ではないな、
そう判断しての選択だと聴かされた。
よく耳にする「家族葬」って、故人の意思により・・など、
事前に決めているケースが多いが、実は、以前にも書いたが、
残された親族にとって、一番悲しい時に、思い出に浸りたい時に、
そして、思いっきり泣きたい時に、葬儀日程が示され、
落ち着く暇もなく、慌ただしく過ぎていくのが今の葬儀であり、
今回の経験で「『家族葬』って意味を勘違いしていたかも・・と、
深く反省させられた。
変な意味ではなく、「家族葬です」と言われたら、
申し訳ないけど、そっとしておいて欲しい・・そう解釈して、
遠くから、手を合わせるだけでもいいのかもなぁ。



2020年03月03日(火)
今の状態でしか出来ない目線

やや重い捻挫・・という、松葉杖を使う怪我をしたので、
しばらくFacebookページの投稿ができないかも、書き込んだら、
「今の状態でしか出来ない目線で、
施設の使い勝手を確認してみてはいかがでしょう?」という
コメントをもらって、なるほど・・と思った。
やっと、松葉杖にも慣れてきたので、少し外を歩いてみた。
ほんの少しの距離だけど、気付くことは多かったのでメモに残したい。
・後ろから車が来ても簡単に端に寄れないので怖い
・狭い道は、前から車が来るだけで怖い
・今まで気がつかなかった、ちょっとした段差でも怖い
・歩道イコール側溝の蓋の道路が一番怖い
・信号は青でも、赤に変わるまでに渡り切れるか心配
・歩車分離でないと、車の運転手の視線が怖い(汗)
自宅近くの平らな道だけでこんなにあるのだから、
階段がある施設では、どんなに怖いのだろう・・とメモをした。
これからまた少しずつ、最新の柿田川公園を撮影するけれど、
やはり、階段の多い展望台などは、使い勝手をチェックしてみたい。
足を怪我して松葉杖って、高齢者や車椅子の方と同じ目線になれる。
健常者が生活弱者を想定して検証するのとはだいぶ違う気がする。
そう考えると「今の状態でしか出来ない目線」って大切だな。

P.S (おまけの気付き(笑))
こちらが「松葉杖」ってわかると、ドライバーもなぜか優しい・・



2020年03月02日(月)
在宅勤務だけが「テレワーク」ではない

いくら「捻挫の治療」だからといって、
一日中、心臓より足を上にあげていることは難しく、
ベットから起き上がっては、ネットで「テレワーク」について
調べ始めた自分が可笑しかった。
「テレワークとは、情報通信技術(ICT)を活用した、
場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと」
「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語らしい。
詳しく説明すると、レポートが書けるくらい長くなってしまうので、
今回は、私なりの視点で気付いたことをまとめたい。
「テレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、
モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)
の3つに分けられる」
だから、私が体験している「在宅勤務」は、テレワークの一つであり、
喫茶店でも、公園でも、車の中でも、テレワークは可能ということ。
それも、毎日でなくても、2日は今までと同じように出社して仕事、
残りの3日をテレワークで出社せず仕事というケースもOK。
研修や打ち合わせ場所へ「直行」し、終わったら「直帰」する、
いわゆる「直行直帰」も「テレワーク」といえるかもしれない。
そう考えたら、ちょっとの工夫次第で「テレワーク」は実現可能。
全ての環境が整ってからでなくても、少しずつ試してみるといい。
世界に感染が広がる「COVID-19」は「働き方改革」のチャンス。
それは日本だけでなく、世界共通のチャンスでもある。



2020年03月01日(日)
「インフルエンザ」と「捻挫」のおかげで「テレワーク」体験

今年の2月初め、人生初のインフルエンザを罹患して、
たぶん、新婚旅行以来の長い休暇を取得させてもらった。
熱が下がると動きたくなったが、ここは我慢・・とばかり、
映画を観たり、読書で時間を潰していたが、それだけでなく
実は「Dropbox」を活用して、自宅で仕事の書類を作っていた。
(柿田川の撮影も、ポケモンGO!!もやらずに・・(笑))
その後、完治してからも、自宅で簡単な準備をする癖がつき、
出社後は、仕事の能率が上がり、ほぼ毎日、定時に帰宅できた。
(夕食前に、疲れを癒すお風呂・・なんて夢のような経験も・・)
そして今回は「やや重症の捻挫」(松葉杖使用)をしてしまい、
またまた、布団に入ったまんまの生活を余儀なくされている。
しかし、今回もテレビを見ることはほとんどなく、
明日からしばらくの間、少なくとも松葉杖が不要になるまで、
「テレワーク」の実験をすることになりそうだ。
言い訳になってしまうけれど、これはこれで「働き方改革」として
1日の過ごし方さえ意識すれば、けっこう自由な働き方が可能だ。
朝寝坊して、午後から夜遅くまで仕事してもいいし、
逆に、早朝に仕事を済ませてしまい、午後はのんびりもできる。
自分の体力やライフスタイルに合わせて、働き方を設計するのは、
とてもいい経験をさせてもらっている。
この機会にもう少し「テレワーク」について調べてみようかなぁ。