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2019年08月28日(水) ■ |
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侍は侍同士、てめぇらで戦えや。 |
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メモ整理していたら、出てきた NHK大河ドラマ「女城主・直虎」からのワンフレーズ。 大河ドラマらしくない恋愛物語?の展開にガッカリし、 何度も今回は観るのを止めようとしたけれど、 なんとなく気になって観続けた大河作品だったなぁ。(笑) その分、真剣さが足りないのか、番組メモも少ないし、 この「気になる一言」に取り上げる機会もほとんどなかったかも。 ただ、時々メモしたフレーズを、データ化するために整理していたら、 このフレーズにぶつかった。 「侍は侍同士、てめぇらで戦えや。 他人の褌(ふんどし)で相撲とってんじゃねぇよ、ば〜か」 物語とは関係ないところで、妙に引っかかってしまったフレーズ。 もしかすると、最近、巷で騒がれている「日韓問題」も、 両国の政府間で始まった亀裂を、知らない間に、 若者中心の国民層にまで広げてしまった気がしてならないから。 自分たちだけで判断して、解決できるものを、 少しでも多くの人の意見を取り入れる、を理由に、 今まで関心のなかった人たちまで巻き込んでしまっている気がする。 だから「「侍は侍同士、てめぇらで戦えや」という視点って、 何年も経って読み直すと、意外としっくり来たのかも・・。 行政は行政同士で競い、民間は民間同士で競うことが大前提。 ちょっと耳が痛いが、忘れてはならないことなんだよなぁ。
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2019年08月27日(火) ■ |
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何のためにこの椅子に座ってる! |
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映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」 (ジョー・ライト監督)から。 確かに、第2次世界大戦初期の歴史ドラマであったが、 メモした台詞たちを眺めると、今の時代にも通じる 「リーダー論」みたいなものが頭に浮かんだ。 首相の座になった時、妻はW.チャーチルにこう話かけてる。 「権力者は思いやりを持たないと、できれば穏やかさもね 皆に尊敬される首相になって」 そして、いろいろな決断をし、指示を出すシーン。 「肝心なのはナチスにイギリスは征服できないとわからせることだ。 私が全責任を負う」と言い切り「本当に?」と半信半疑の部下に、 「もちろんだとも! 何のためにこの椅子に座ってる!」と怒鳴る。 私は、このシーンが一番お気に入りとなった。 また、戦いに対して「和平交渉は及び腰に映る。 戦争に負けるより戦いを諦めた方が恥だ」と持論を展開し、 和平交渉に対しては、 「頭を食われてながら虎に道理を説くことはできん」とピシャリ。 「勇敢に戦って破れた国はまた起き上がれるが、 逃げ出した国は未来はない」と、断固戦う意志を貫いた。 そして、英国王ジョージ6世が「私は君を支持する」と 彼の背中を押してくれ、1つの助言を伝えるシーンも良かった。 「今度は私が君に助言する番だ。町に出て人々の声を聞け。 声なき大衆の声を聞くんだ。彼らにありのままの真実を話せ」 彼は助言どおりに行動し、自分の思いが確信に変わった瞬間、 「彼らの気持ちを代弁し続けることが私に課せられた義務だ」と 自信に満ち溢れた表情に変わっていた。 いつの世も、国民は強いリーダーを望んでいるだよなぁ。
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2019年08月26日(月) ■ |
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このドタバタ感がいい |
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公務員だった38年間もメモを整理し始めたら、 面白いメモが出てきた。 (昨日、防災訓練だったので・・この話題を(笑)) 何年か前かわからないが、地域防災訓練のワンシーン。 いつもと違って、シナリオどおりにいかず、 参加者がアタフタ、ドタバタしている感じがしたが、 その様子をみて、ある職員が呟いた時のことだ。 「このドタバタ感がいい」 私は、思わず「よくやった・・」と誉めてしまったらしい。 通常、マンネリ化してきたと感じていても、 今までが問題なく機能していた訓練を、変更することは、 とても勇気がいることであるから。 しかし、災害はシナリオどおりに起こるとは限らない。 いや、100%、想定外のことが起こると言える。 そのためには、参集したメンバーだけで役割分担を決め、 ドタバタしながらも、その場を乗り切っていく。 これが、危機管理という訓練であろう。 職員参集率が100%に近い訓練を何度実施したところで、 それは本番では役に立たないことを知っていながら、 なかなか変えられない体制こそ、 危機管理が低いと言わざるを得ない。 今度は、深夜や早朝、土日祝日などの休日に、 訓練を想定していない時間に非常召集をかけてみるといい。 集まらなかった人をので叱るのではなく、 集まった人だけで情報判断できた、と考えればいい。 現状把握することが、一番の訓練なのだから。
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2019年08月25日(日) ■ |
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メルマ!サービス終了のお知らせ |
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「メルマ!サービス終了のお知らせ」 とうとう、このお知らせを受け取ることになった。 「しもさんの気になる一言」は、WEB日記「エンピツ」とは別に、 メールマガジンで配信し続けて、もうかれこれ18年以上の月日が、 流れようとしている。 パソコン通信時代からの長いお付き合いになるので、 私自身も、だいぶ迷った挙句、 これを機会に「メルマガ」に終止符を打とうと考えている。 以前なら、メルマガサービスをしている他のシステムなどに乗り換え、 続けていったけれど、時代が変わった気がするからだ。 一時は、300人程いた読者が、今や170人程に減ったけれど、 それでも、毎日170人に向けて、一言を発信する価値を感じていたし、 自分なりの情報発信の原点が、メルマガだったので、名残惜しい。 発行目標は、詩人・大岡信さんの「折々のうた」(6762号)だったけれど、 サービス停止の「2020年1月31日」 まで毎日、続けたとしても、 「6679号」で途切れてしまう。(113号分、足りないこととなる) もちろん、残念だけれど、それを受け入れることも時代の流れかな。 メールという機能が、ラインやツイッター、メッセンジャーに 変わったように、私自身がそれを受け入れなければならないな、と 覚悟している。 本当に、私を育ててくれた「メルマ!」というメルマガに、 心から謝したいと思う。 あと、160号ちょっとを、楽しみながら、配信したい。
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2019年08月24日(土) ■ |
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善き思い、善き言葉、善き行ない、を心がけろ |
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映画「ボヘミアン・ラプソディ」(ブライアン・シンガー監督)から。 世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルの伝記なのだが、 私は当時、フォークソング(かぐや姫など)に夢中で、 あまりロックを聴かなかったからかもしれないが、 この作品を絶賛し、何度も映画館に足を運んだ、という人たちとは ちょっと違った視点で、鑑賞したかもしれない。 映画として考えた時、こういった伝記ものは、 苦労して、世に認められて、自惚れて、我儘となり、 独立するが、最後は孤立したり、アルコールや薬物に依存したり、 という、ややもすれば「自業自得」的な結末を迎えるが、 それをストーリーに仕立てて、映画にすると、 知らなくてもよかった、知らなければよかった部分も見え隠れ、 なんだか、ヒーローがヒーローで無くなる気がしてならない。 冒頭、厳格な父親が、フレディ・マーキュリーにこう諭す。 「善き思い、善き言葉、善き行ない、を心がけろ」 このフレーズは、何回か登場するので、キーワードに違いないけれど、 まだ若かった彼は「それを守っていいことあった?」と言い返す。 なぜかこの親子の会話がとても印象に残っている。 ロックだから、破茶滅茶に生き方や考え方をしてもいい、ではなく、 「善き思い、善き言葉、善き行ない」をどこか心の片隅にあったら、 もっともっと長生きして、素晴らしい曲を作り出したかもしれないな。 (すみません、素人が勝手なことを書いてます・・)
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2019年08月23日(金) ■ |
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「処暑」を五感で感じられる豊かさがここにある(汗) |
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今日は、ご存知、二十四節気の一つである「処暑」。 二十四節気では「立秋」の後に位置する節気。 この「処暑」が、今年は、8月23日と耳にして、 なるほどなぁ、確かに・・と頷いてしまった私がいる。 「処暑」を境に夏の暑さが次第に和らぐといわれていて、 私が毎日、徒歩で通勤しているからこそ感じられる、 季節の移り変わりと、ピッタリな気がしている。 特に、素肌で感じた「日差しの強さ」からの和らぎ、 耳で感じられる「セミの鳴き声・種類」の変化、 鼻で感じられる「空気の湿り感」や「微妙な匂い」、 そして目で感じられる、青空に浮かぶ「雲の種類」など、 夏が終わりに近づき、秋の気配をしっかりと感じながら、 毎日が過ぎていく。 あっ、味覚(口)だけは、まだ秋を感じていないな。 夕食前の、缶ビールの美味さは、まだ夏のまんまだから。 もしかしたら、季節によって「喉ごし」が変わるのかもなぁ。 毎日、調べてみなくちゃ。(笑)
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2019年08月22日(木) ■ |
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大人はゲーム、子どもは参考書 |
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先日、静岡市に用事があり、行きはのんびり普通列車、 帰りは少し疲れたので、新幹線を利用した。 私が座ったのは新幹線シート、3人掛けの真ん中。 左隣が、大人の男性。右隣が、高校生くらいの女性で、 静岡から、三島で降りるまでの約30分間が面白かった。 大人の男性は、ず〜っと、スマホのゲームで指を動かし、 時々、「あっ・・」と声を出したりして、ゲームに夢中。 逆に、高校生らしき女性は、ず〜っと、参考書を読み続け、 時折、ラインマーカーで線を引いたりして、必死だった。 その間に挟まっていた私は、両方の違いを目にしながら、 気になる一言のネタにしようと、スマホのメモ機能に、 書き込んで過ごした。 この両側の動きって、今の日本を象徴しているよなぁ、 そんなことを思いながら、スマホでニュースや天気予報、 メールやポケモンをチェックしていた私も、 今風なんだろうな、と苦笑い。 たった30分だけど、人間ウォッチングが出来たし、 これからも、いろいろな場所で観察してみようっと。
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2019年08月21日(水) ■ |
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タクシー乗り場、どこですか? |
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昼食後、柿田川公園で缶コーヒーを飲みながらまったりしていると、 予想外の質問に驚くとともに、自分たちの足りない部分がわかり、 とても参考になることも事実だ。 今回訊かれたのは「タクシー乗り場、どこですか?」 バス乗り場は分かるらしいが、タクシー乗り場はわからないらしい。 「サントムーン、わかりますか?」「わかりません」 「湧水の道ってドライブインがあるのですが・・」「わかりません」 そうだよなあ、初めて柿田川公園に訪れた方にとって、 いくら、地元では有名な地名、施設名を出してもわからないはずだ。 ここにも、大きなヒントが隠されている気がした。 この場所へストレスなく訪れ、次の場所へストレスなく向かえる、 それって、観光客にとって「おもてなし」となるからだ。 施設の整備も大切だし、賑わいのあるイベントの必要性も否定しない。 けれど、今できることは、来園者が気付かせてくれた課題を、 1つずつ、丁寧に解決していくことなのかな、と思う。 やはり、ヒントは現場に転がっているな。
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2019年08月20日(火) ■ |
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挟み込むなら、同じジャンルのチラシを |
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最近、近隣市町の文化センターに足を運ぶ機会が増えた。 その度に、お目当のプログラムの中に挟み込まれた、 その施設が主催する、私には興味がないジャンルのご案内チラシ。 結局は、自宅に持ち帰って、そのままゴミ箱へ。 これでは、チラシを作った狙いが達成されていないな、と感じた。 この情報を欲しいと思っている人は、当然いるわけで、 そういう人たちの目に触れるには、どうしたらいいだろうか?と 考えたら、答えは簡単、行政、施設という単位ではなく、 文化施設も広域でのコラボレーションが必要とされる。 クラシックならクラシック、落語なら落語というように、 県東部地域の文化芸術施設で連携を組み、情報共有をする。 興味のある人なら、熱海から富士くらいまでなら移動範囲だし、 東京などに聴きに行くための時間と旅費を考えたら、 行ったみようか、となるのではないだろうか。 文化施設が指定管理制度導入しはじめ、 民間の力が入ってきたのだから、お互いの施設のために、 ジャンルにこだわったチラシの挟み込みを提案したい。 それならば、どんなに厚くても、自宅に戻ってそのままゴミ箱、 にはならず、会場と日程を確認するに違いない。 違ったジャンルのチラシを挟み込むことにより、 今まで興味がなかった人たちの新規開拓・・も分かるが、 その前に、ホールをいっぱいにすることが優先される、 と、私は思うのだが・・。
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2019年08月19日(月) ■ |
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子育ては24時間不安よ |
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映画「ルイスと不思議の時計」(イーライ・ロス監督)から。 冒頭「アインシュタイン曰く、人生は自転車。 バランスをとって前へ進め、大事なことだ」という台詞があり、 これが物語全体を通している考え方かな、と思いメモをした。 しかし「気になる一言」に選んだのは、 両親を亡くした少年ルイスが、 叔父のジョナサンや、一流魔女のツィマーマンと関わりながら、 だんだん成長していくが、危険が伴う経験もすることになる。 失敗したり、間違ったり・・ヒヤヒヤドキドキのシーンが増える。 それを見ていた叔父は、少年ルイスが気になって仕方がない。 しかし、一流魔女のツィマーマンが、ピシャッとこう諭す。 「間違いを犯すのは子供の特権なの。怖いの?」 「そうさ、怖いよ、ルイスの身に何かあったら」 「肝心なところがわかってないのね、子育ては24時間不安よ。 それでも子供を守る。それが親の仕事なの」 そう、男は私も含め、この肝心なところがわかっていないから、 ついつい先回りして、間違えないように、手を打ってしまう。 それが悪いといっているのではなく、もっと大きな心で、 子供の成長を見守ってやれるようになれたらいいのかもなぁ。
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