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しもさんの「気になる一言」
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2019年05月03日(金)
新聞記事で見るのは、終わった後なのよね

昨日紹介した、人気だった「あたみのビール祭り」「伊勢海老磯まつり」
のチラシを手にした中年の女性が、嬉しそうに、私に話しかけてきた。
「よかった、これ、行きたいも行きたい、と思うけれど、
新聞記事で見るのは、終わった後なのよね」
そう、写真入りで掲載される新聞記事は、こんなことがありました、と、
翌日に掲載されることが多いので、知った時はもう終わっている。
かといって、事前告知は、当日の様子を伝える写真がないから、
どうしても、文字だけの目立たない記事になってしまう。
このジレンマを解消するには、あそこに行けば、
伊豆・富士・箱根地域のイベント情報が揃っている。
そういう情報ステーションが必要だな、と改めて実感した。
それにしても、こんなに近くでイベントが溢れていて、
主催者は、大勢来てくれるかなぁ・・と心配にならないのかな。(汗)



2019年05月02日(木)
一番人気は「あたみビール祭り」のイベントチラシ

やっとGWらしい晴天に恵まれた柿田川公園、特設案内所。(笑)
ただテープル1つ分に乗る程度の「伊豆・富士・箱根」イベント情報を
観光客を相手に、屋外でのんびり会話しながら情報発信している。
特に、明日から3日間(5/3・4・5)は、各地域でイベント目白押し、
事前に協力を仰いで、チラシを送っていただいたものの中では、
「第6回 春のあたみビール祭り」が一番人気。
次いで「第10回 春のそれ伊豆山 伊勢海老磯まつり」。
熱海から柿田川公園に来たという観光客でさえ、
地元だけど知らなかった、・・というオチはついたものの、
やはり「熱海市観光協会」、チラシの作り方がうまい。
イベント名、キャッチコピーなど、何か面白いイベントないかな?と
思っている人には、最高のレイアウトになっている気がした。
今回、GW10連休に配布したイベント告知キャンペーンは、
私にとって、チラシづくりの貴重な参考資料となった。
この現場で感じた生データ、早速、使わせていただこうっと。



2019年05月01日(水)
振り返るなら、4月30日を走りきってから・・

新元号「令和」が、4月1日に発表されてからというもの、
一年の年末、12月(師走)のような盛り上がり方が気になった。
まだ、4月の1ヶ月残っているにも関わらず、
平成30年間を振り返る特集記事、特集番組が組まれ、
これでもか、というくらいテレビ画面、新聞紙面を賑わせていた。
私は、毎年の年末(大晦日)に同じようなことを書くが、
振り返るなら、4月30日を走りきってから・・と思っていた。
それでは、新元号「令和」のスタートに好発進できない、
そう主張する人たちがいるかもしれないが、
別に異論を唱えているわけではないことをご理解願いたい。
「走りきること」「最後まで手を抜かないこと」の大切さを、
いつも感じているからこそ、気になる一言に残しておきたい。
最後の1ヶ月、最後の1週間、最後の1日を、生ききってこそ、
新しい「令和元年5月1日」が、新鮮な気持ちで迎えられるのに。
そう感じた「平成31年4月30日〜令和元年5月1日」は過ぎ、
明日は、どんな「令和元年5月2日」になるのか、楽しみである。
いつまで続くのだろうか、このフィーバーぶりは。(汗)



2019年04月30日(火)
ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」

新しい音の世界を体験できる異次元の音楽祭 in mishima
(Mishima Contemporary Music Days) 略して「MCMD」が
2019/4/27〜2019/5/5の期間中、
「最先端クラシック」と呼ばれる、現代の音楽の魅力がつまった
濃厚な全12プログラムを提供している。
私は家族で、オープニングコンサートとして位置づけられている
「まったく異なるアプローチ、斬新な2つの『四季』」を堪能。
ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」
2曲を季節ごと交互に演奏していただいたため、
普段では聴くことのできない、北半球と南半球の四季を
ヴァイオリンなど弦楽器の生音が会場内を心地よく響いていた。
素晴らしかっただけに、残念なことは観客の入り。
以前、GWに開催していた「音楽祭」を東京まで観に行ったが、
どのプログラムも超満員で、演奏者と聴衆とが作り上げた音楽祭、
そんな感じがしたが、まだ地方では無理なのだろうか。
観光客をターゲットにした、地域の観光案内だけだなく、
住んでいる人をターゲットにした、地域の素敵なイベントも、
情報発信していきたいなぁ。

PS.
いつの日か、ヴィヴァルディの「四季」と柿田川の「映像」を
組み合わせて、PV(プロモーションビデオ)を作りたい。



2019年04月29日(月)
この青い湧き間は、お天気が悪いと見えないんでしょ?

GW10連休の3日目、あまり天気がよくなく、小雨と寒さで、
やや体調を崩しそうになりながらも、大きなきの下で、
パラパラ程度の雨をしのぎながら、屋外の観光案内を続けた。
こんな天候でも訪れてくれた観光客に、おもてなしすることこそ、
今回の意味があるように感じていたから。
そんなことを考えていた時、中年の夫婦が私に声を掛けてきた。
「この青い湧き間は、お天気が悪いと見えないんでしょ?」
手には、パンフレットに掲載されている第2展望台の湧き間の写真。
「いえいえ、曇り空でも、大丈夫ですよ。ご覧になってください。
午後になると、陽の光で湧いている様子が見えにくいですが・・」
「えっ、本当ですか、嬉しい。諦めて帰ろうと思っていたの」と、
奥さんの方に笑顔が戻った。
そういう間違った情報を、少しずつでも直していくことも、
私に与えられた仕事かもしれないなぁ。



2019年04月28日(日)
この後、忍野八海に行きたいのですが・・

GW10連休、柿田川公園のエントランスで、10時から13時までの3時間、
テーブル1つに乗る程度の「伊豆・富士・箱根地域」の情報発信をしている。
こちらからは、あまりでしゃばらす、でも、訊かれたら的確に応対できる、
そんなスタンス・距離感が、私には心地よく、楽しい。
「すみません、美味しい豆腐を食べたいのですが・・」
「水みくじ、どこで売っているのですか?」
「パワースポットの青い湧き間を観に来たのですが・・」など
柿田川、柿田川公園についての質問も多いが、意外と地域情報も喜ばれる。
「我入道の渡し船を沼津市でやっていますけど・・」
「期間中、三島市のスカイウォークは、毎日、楽しいイベントやってますよ」
「富士市のレンゲまつり、私も知らなかったけれど、きれいでしょうね」
そんな中、山梨県へ行くルートを訊ねられた。
「この後、忍野八海に行きたいのですが、どの道が近いですか?」
この質問には参ったけれど、なんども行っているので、
私なりに一番利用するルートを説明してのだが、後で気付いたことは
GWは、大渋滞だから、違うルート教えればよかったかも・・と反省。(汗)
でも、柿田川公園エントランスに設置した、出張屋外の観光案内所、
思っていたより楽しくて、癖になりそうだ。



2019年04月27日(土)
名前と生まれた日を焼印して。居場所はここにあるぞって

映画「写真甲子園 0.5秒の夏」(菅原浩志監督)から。
この作品の面白いところは、鑑賞する人の見方によって、
いろいろなヒントを与えてもらえるところ。
「まちおこし」の視点で見れば、
「写真文化首都 写真の町 (北海道)東川町」の取り組み。
写真を撮る人にとっては、顧問の先生のアドバイス
「この人の何を撮りたいのかもっと考えて撮らな、あかんねん。
これ、ただ写してるだけやん。なんやこれってのを撮ってきな」が
心に響くはず。
その中で、私が気に入ったのは、東川町の椅子の話。
(この話が事実なのか、今でも続いているのかなど、不明ですが)
写真の題材としても美しい、木製の子供用の椅子についての説明。
「これは、この町で生まれた子供に贈る椅子べ。
ほれ、名前と生まれた日を焼印して。居場所はここにあるぞって、
一脚一脚、手作り」というもの。
生まれてきた赤ちゃんに、1人の人間として居場所を与える、という
その心の広さに、感激してしまった。
その意味が理解できた時、ここで生まれた子供たちにとって、
その椅子は宝物になるに違いない。
北海道東川町・・いいまちづくりをしているなぁ。



2019年04月26日(金)
趣味は・・家族サービスです

ある飲み会で、ただ飲んでるだけではつまらないから・・と
近況報告も兼ねて、自分の趣味をスピーチすることになった。
今更、趣味と言われても、なかなか思いつくこともない。
他の人は、それなりに夢中になっていること、楽しいことを
恥ずかしそうに、でも嬉しそうに私たちに向けて語ってくれた。
以前なら「映画」とか「読書」、はたまた「メモ」など
多くのことを自慢げに話せたのだが、今は趣味と呼べるか疑問。
ただ単に続けているだけかも、と思っていた。
そんな思いが駆け巡り、私の口から発せられたフレーズは、
なんウケを狙ったわけではなく、平日もできるだけ早く帰宅し、
土日も、できるだけ家族と一緒にいる時間を持っているだけ。
たわいもない会話をしたり、気分転換にドライブなど、
特に変わったことをしているわけでもないが、なぜか楽しい。
振り返れば、38年間、家族サービスしてこなかったものなぁ。
「柿田川を世界に発信すること」は、趣味というよりも、
自分が生まれてきたミッションに昇格してしまったから、
もうしばらくは「趣味は家族サービス」と言えそうだ。



2019年04月25日(木)
そういう男は、いずれ主人に愛想尽かします

映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」
(クリストファー・マッカリー監督)から。
この作品を思い出す「フレーズ」なら、間違いなく
「平和は苦しみの後に訪れる、苦しみが先で平和は後だ」。
「IMFはハロウィンよ。いい大人が仮面を被りウロチョロ」も
例えが面白く、気になる一言の候補であったけれど、
今回選んだのは、裏切る人の心理を表現した会話。
「裏切り者は皆同じ。大義を信じていたのに、
その大義が嘘だとすると主人に背くんです。
ハントは何度も政府に裏切られ見捨てられてきた。
そういう男は、いずれ主人に愛想尽かします」
だから、主人公のイーサン・ハントは裏切るという説明。
なんとなく、わかるなぁ、裏切る人の気持ち・・とメモをした。
それにしても、ラストシーンは「ハラハラ・ドキドキ」より、
偶然が続きすぎた上に、残り1秒で破滅を逃れる設定に、
何度観ても、笑うしかなかった。
彼らの本音が、ラストを飾っている。
「やばかった」「いつもだ」「いつも?」「笑わせるな」
やっぱり、笑うしかなかったんだよなぁ。



2019年04月24日(水)
人の行き着くとこは大差ない

映画「終わった人」(中田秀夫監督)から。
書籍「終わった人」(内館牧子著)の映画化とあって楽しみにしていたが、
なかなか忙しくて、映画館に足を運べず、やっとDVDで鑑賞できた。
定年退職した私にとって、今だからこそ、のタイミングであったが、
読書後の感想とは逆に、同級生との会話を取り上げようと思う。
「羅漢、思い出と戦っても勝てないんだぞ。
大事なのはそこからどうやって生きるかだべ。人の行き着くとこは大差ない。
みんなまだ生きとる、終わってねぇべぇ」
この台詞に、主人公はどれだけ救われたかわからない。
東大卒でも高校卒でも、サラリーマンで定年退職を迎えた時、
気が付いてみれば、あまり変わらない人生を送っていたなんてことは、
よくあることなのに、退職後の人生でも差をつけようとするから、
中途半端なプライドが邪魔して身動きができなくなる。
定年後の年収が、200万だろうが、300万だろうが、400万だろうが・・
現役の時より大幅減には変わらないし、この差は大差とは言わない。
それに気付き、プライドを思いっきって捨てた時こそ、
新しい人生のスタートができることを、この作品は教えてくれた。
誰でも感じる定年退職を迎えた時の「焦燥感」がわかりやすいから、
身近に、定年間近の人がいたら、必見。(笑)