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しもさんの「気になる一言」
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2018年05月24日(木)
その花の名前は「夜間飛行」だ

映画「メアリと魔女の花」(米林宏昌監督)から。
アニメ映画「言の葉の庭」(新海誠監督)にハマってから、
「イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学
「The Little Broomstick」を原作に、魔女の花を見つけたことから
魔法世界に迷い込んだ少女メアリの冒険を描いた作品、との解説に、
抵抗感なく、一作品として選択することが出来るようになった。
観賞後、インターネットで最初に調べたのが「夜間飛行」と呼ばれる花。
作品中では、こんな会話で紹介される。
「初めて森に入ったおまえさんが、それを見つけるとはな。
その花の名前は『夜間飛行』だ」「夜間飛行?」
「うん、めったにない花だ。私も本物を見るのは初めてだ。
この森にしかなくて、しかも、年に一度しか咲かないときている。
かつては魔女たちまでもが捜し求めたらしい」
「魔女?」「そう魔女の花だ」
モデルになった花があるのかと思ったら、残念、見つからず、
その代わり、多くの方が見つけた「夜間飛行」が投稿されていた。(笑)
イングリッシュラベンダーだったり、ブルーベリーだったり、
はたまた、自分で作った花だったりして、けっこう楽しかった。
花って、やっぱり人間の心を惹きつける何かがあるんだなぁ、
それも「魔女の花」となれば、イヤリングやペンダントにして、
常に身につけたくなる女性の気持ちも分からなくない。
そう言う私も、青い花をみつけたら「もしかしたら、夜間飛行?」と
写真を撮るような気がしている。
もしも、交配して出来たら、売れるだろうなぁ。(汗)



2018年05月23日(水)
柿田川を、正しく理解してもらうための施設

「ビジターセンター」と言うと「観光客のためか」
「資料館」と言うと「町民のためか」
だからといって「みんなのため」と言えば、
そんなターゲットがハッキリしないのはダメだ、と
声高に叫ぶ人たちもいる。
確かに施設に「メインターゲット」は必要だし、
私も以前から「多目的は無目的」という言葉が好きで、
よく使っていたから、その気持ちはわかる。
批判の少ない「みんなのため」という曖昧さが、
誰にも見向きされなくなる可能性を秘めていることも
知っているつもりだ。
それでも敢えて「みんな」というターゲットならば、
誰のため、というターゲット論を度外視し、
「柿田川を、正しく理解してもらうための施設」であり、
ターゲットは「柿田川を正しく理解していない人みんな」
そんな施設はどうだろうか?
まずは、柿田川の現状の知るところから・・・と
最近、思うようになってきた。
正しく「理解」してから、次の「応用」「活用」がある。
それを飛ばして、最初から活用を考えると、軸がぶれる、
そんな気がしてならない。



2018年05月22日(火)
「また明日」それがいつしか、ぼくたちの合言葉になった

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(三木孝浩監督)から。
タイトルの意味が、作品後半になって分かると、
観賞後、再度最初から観てみたくなる作品であった。
「また会えるよ、また明日ね」
「キリンのクロッキー、あっ、教室に貼り出されるやつだ」
「『また明日』それがいつしか、ぼくたちの合言葉になった」
「あなたにとっての未来は、私にとっての過去」
「僕が昨日一緒に過ごした愛美(えみ)を、今日の君は知らない、
それだけじゃなくて、今まで一緒に過ごしてきた想い出全部を
君は知らない」
そんなメモが、とても輝いてきた。
ただテーマは「すれ違い」かな、とこんな台詞が浮かんだ。
2人の関係を何も知らない、友だちが「すれ違い」について、
「月と地球もある意味、すれ違ってるって言えるよな。
同じ距離をひたすら、ぐるぐる回って、永遠に近づけない。
これが恋人同志だったら、マジ、ツレーよなぁ」と語るシーン。
なるほど上手いことを言うなぁ、とメモをした。
しかし・・・最後のワンフレーズで、またまた納得してしまう。
「私たちはすれ違ってなんかない、端と端でつながってんだ」



2018年05月21日(月)
朝日ににほふ

靖国神社参拝の帰り、遊就館(ゆうしゅうかん)に寄った。
NHK大河ドラマでは、なかなか語られない
「明治以降の日本の戦争・内戦において、政府・朝廷側で
戦没した軍人らを祀る神社、と言えばわかるだろうか。
そこでみつけた和歌は、本居宣長の作と言われているが、
「敷島の大和心を人間はば朝日ににほふ山桜花」。
意味は「日本固有の精神とはどのようなものかと問われたら、
朝日に照らされて香り立つ山桜の花の姿こそ、
大和魂であると答えよう」と解釈されている。
この大和魂を表わす和歌が、最初の神風特攻隊の名前に
使われていると知って、ちょっとびっくりした。
「敷島隊、大和隊、朝日隊、山桜隊」
なんと奥深い名前の付け方なんだろう、とメモをした。
ただもっと驚いたことには、母校の小学校校歌の歌い始めが
「朝日ににほふ、富士の嶺の」・・だったこと。
「朝日に照らされて香り立つ富士の嶺」を想像しただけで、
とても神々しさを感じてしまった。
学校の校歌って、今頃になってその意味を知ると、
いい歌だなぁって思ってしまう私がいる。



2018年05月20日(日)
飲み会は「自らを解放する社会的儀式ですね」

映画「EMMA エマ 人工警察官」(アルフレッド・ロット監督)から。
驚異的な能力を備えたアンドロイドの活躍は、今でも笑いのネタ、
こんな世界がやって来ると思っていても、まだピンとこない。
ただ、アンドロイドからみた私たちの生活の定義は、参考になる。
例えば、飲み会について。
指導(研修)を任されたボス(上司)は、アンドロイドの彼女に
「毎週ここで集まってる、神聖なる木曜の飲み会だ」と紹介。
それを耳にした彼女が、即座に反応し、
「自らを解放する社会的儀式ですね」と言い返す。
彼は「そうかもな」と言い返すしかない。
「(おまえのこと)信じるぞ」と言えば、
「信じる、つまり道徳規範に従った信頼行為ですね、
裏切りなどないと疑わずに」と言い返す。
そのやり取りが面白くて、メモが増えた。
しかし、面白いだけじゃない。
最後に、こんなフレーズがあったことを付け加えたい。
「子どもの頃の夢が大人の自分を作る、と本で読みました」
それってどこで学んだんだ、と突っ込みを入れたくなった。
アンドロイドから観た人間の生態。
「酔う人は変になる」には笑うしかなかったけど・・。



2018年05月19日(土)
東京駅八重洲口マクドナルドのスタッフは、全員外国人だよ

カナダから帰国していた同級生が、面白い情報をくれた。
先日、東京へ行った時に気がついたことは、
「東京駅八重洲口マクドナルドのスタッフは、全員外国人だよ」
日本人の店員は誰もいないらしい。
東京は、もうそんな状況まできているのか・・と驚いた。
地方では、スタッフの1人や2人が外国人、はあり得るけれど
全員となると、なかなか思い浮かばない。(汗)
東京都民は、生活の中に自然と「英語」が入り込み、
本人が意識することなく、英語を始めとした外国語が、
常に耳から入ってくる環境になっている、と言うこと。
物怖じせずに、注文することが出来れば、自信がつくのだから、
地方こそ、そういった仕掛けが必要なのかもしれない。
大袈裟な身ぶり手ぶりでも構わない、
もしかしたら、言葉ではなく、メニューを指差すだけでもいい。
大事なことは、自分の欲しいものを伝えること。
先日「気になる一言」に書いた「I want」を使える環境、
それが、スタッフ全員が外国人のお店なのかもなぁ。
東京駅八重洲口マクドナルド店、上京した時に覗いてみたい。



2018年05月18日(金)
インプットだけしていてもつまらないから

インターネットのSNSである「mixi」「Twitter」「Facebook」
そして最近は「instagram」など、多くの国民が、
自分の身近にあるものを題材に、文字、写真、動画等を駆使して、
いろいろな場面で投稿している。
天の邪鬼の私は、どうして、そんなに流行るんだろう、
なにもそんなことまで、全世界に向けて発信しなくてもいいのに、と
思うこともしばしばだけど、その根底に流れている、
私たち人間の本能みたいなものが突き動かしているに違いない、
そんなことを考えながら、ネットを探していたら、
坂本龍一さんの言葉にぶつかった。
彼は、がんを宣告されてからも、なお音楽活動を続けている、
その理由を淡々と綴っていた。
「アウトプットなんてしなくてもいいんです。本来は」と、
前置きをしながらも、
「根底にあるのは、インプットだけしていてもつまらないから」
と、自身の気持ちを赤裸々に語っていた。
そうなんだよなぁ、人間って、自分の五感が感じたものを、
自分の生きた証として、貯めておくだけではつまらなくなり、
外に向けて、情報発信(アウトプット)することに意味を見いだした、
その結果なんだと感じることがてきた。
私なんて、その典型みたいなものだな、と苦笑い。
でも、インプットしたデータは、利活用しなくなるよなぁ。



2018年05月17日(木)
カネや女のために吹くやつは信用しない

映画「ブルーに生まれついて」(ロバート・バドロー監督)から。
1950年代のジャズ界で活躍したトランペット奏者
「チェット・ベイカー」その半生を描いた伝記映画、という紹介と、
「ブルーに生まれついて」というタイトルが気になり鑑賞した。
もちろん、演奏曲の1つ「Born to be blue.」は理解できたが、
何か意味があるのだろう・・と、メモ帳片手に字幕を追った。
曲ではなく台詞的には「今夜はブルーでいさせて」
「ブルーはいやだ」「青い部屋に引っ越そう」程度で、
あまり意味がなさそうだった。
鑑賞した方々の感想にも
「ブルーな世界からぬけだせない哀しみ」とか
「もがき苦しみながら奏でたブルーな響き」などの表現が、
あったけれど、やはりピンとこなかった。
今回は、ジャズ界の帝王「マイルス・デイビス」が、
若かりし「チェット・ベイカー」に厳しく呟やいた台詞、
「カネや女のために吹くやつは信用しない」を、
残しておこうと思う。
どんなことがあろうとも、麻薬に溺れてしまった彼を、
私は正当に評価できないな、と思ったから・・。
厳しい表現かも知れないが、それが私の本音である。



2018年05月16日(水)
「I want」から始めよう

永く外国に住んでいる人たちからみると、
日本の英語教育について、いろいろ気になるようだ。
先日も、カナダから帰国した同級生と話していたら、
英語が話せない、と言うよりも、自分の主張というか、
私は何をしたい・・という「I want 〜」を使う人が少ない。
話し相手の外国人からみると、逆にそれさえわかれば、
なんとか推察できるのに・・と思うらしい。
グローバルになると言うことは、外国語が話せることではなく、
今の自分の気持ちを、伝えることではないか、と気付いた。
「This is a pen.」で始まった私たち世代の英語教育は、
なんと無意味なことに時間をかけたことか、と可笑しかった。
子どもたちには「I want」に続く単語を教えるところから、
始めてみたらどうでしょう?、という話にまで発展した。
まさにそのとおりだな、とメモをした。
だから、ワンフレーズで「『I want』から始めよう」を
気になる一言に、残そうと思う。
それは、日本語でも同じ。
「私は○○したいんです」という表現を意識して使おうっと。



2018年05月15日(火)
生活スタイルに合わせてお読みいただければ・・

メルマガ「6000号達成」の記事を読んでいただいた方から、
嬉しい問い合わせのメールが届いた。
それが「毎日読む方法にはどんな方法がありますか?」
まずは、2001年01月18日(木) から始めた
WEB日記「エンピツ」に、ネットでアクセスしてもらう方法。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/40832/diary.html
次に、パソコン通信で配信している現在のメルマガで読む方法。
登録のメールアドレスに、ほぼ毎日届く仕組みになっている。
http://melma.com/backnumber_153501/
毎日配信のひと言を、10日に一度に編集しなおした形のメルマガ。
http://melma.com/backnumber_153500/
その他、SNSに参加している友達から依頼されたのを機に、
facebookページにも同じ内容をコピペしてあるので、
「いいね」又は「フォロー」していただければ読める形。
アクセス方法は、この3つだけど・・
「生活スタイルに合わせてお読みいただければ・・」と返信した。
主導権は、いつも読み手なんだよなぁ。

P.S.
紙(冊子)で読みたい方は、私宛に問い合わせください。
とりあえず、印刷物にしてありますので。