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しもさんの「気になる一言」
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2018年03月26日(月)
問題は解決されるために生まれる

4月1日付けの人事異動に伴い、事務引継書を作成し、
次期担当者へ説明しながら、仕事のバドンを渡していく。
異動があるたびに作成するわけだが、
年数を重ねるごとに、引き継ぐ事項も増えていく。
課長ともなると、事務だけでなく特命事項の申し送りなど、
マル秘の部分も併せると、けっこう多くの懸案問題が浮かび、
自分でも、こんなに問題があったかなぁ、と驚いた。
それでも溜息をつきながら、引継書を書いていたら
ある本にこんなことが書かれていたのを、ふと思い出した。
(ごめんなさい、情報源の書籍名をメモし忘れました。(汗))
「問題は解決されるために生まれる」
仕事をしていれば、なんらかの問題が生まれることは仕方ない。
それをいつまでも嘆いても、問題が解決するわけでもなく、
逆に、問題は次から次へと、無尽蔵に生まれてくる。
だから視点を変えて、この多くの「問題たち」は、
私たち職員に「解決されるために生まれてきた」と思ったら、
とても気が楽になった。
せっかく解決されるために生まれてきた問題なのだから、
しっかり解決してあげなくちゃ、悪いよなぁ。(笑)



2018年03月25日(日)
「LINEスタンプ」って、センスかも・・

先日、話題にした「LINEスタンプ」だけど、
少しでも、相手を喜ばせよう、楽しませようとすると、
やはり、自分の気持ちをそのまま言葉にするのではなく、
ちょっぴり工夫したくなる。
そのスタンプのメッセージで、相手が「くすっ」となったら、
私としては大満足、小さな幸せを感じてしまう。
最近では、Voice付きのスタンプもあり、選ぶのが楽しい。
そんな話を、夕食を囲みながらしていたら、妻がこう言った。
「『LINEスタンプ』って、センスかも・・」
イラストを選ぶのも、メッセージを選ぶのも、
更に、タイミングよく送るのも、全てその人のセンスだね、
きっとそんなことを言いたかったのだと思う。
もちろん単なる言葉遊びだけど、スタンプで表現する言葉。
私を支えている「言葉は力だ」を、今度は「スタンプは力だ」と
置き換えて紹介したい。
「一つのスタンプで喧嘩して 一つのスタンプで仲直り
一つのスタンプでおじぎして 一つのスタンプで泣かされた
一つのスタンプはそれぞれに 一つの心を持っている」
なるほど・・「LINEスタンプ」って、奥が深い。(汗)



2018年03月24日(土)
災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか

映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)から。
観賞後、この映画のストーリーから考えると、
「巨大不明生物」は「ゴジラ」でなくてもよかったのでは?
という単純な疑問が残ってしまった。
誰もがイメージしやすい巨大生物だから「ゴジラ」なのか、
「核の落とし子」として、共通認識を持ちたかったのか、
タイトルに「シン」が付いた意味も理解出来なかった。
テンポが良いと言うべきか、早口と言うべきか、
主人公の「ゴジラ」より、会議シーンが多くて驚いた。
その中に、内閣官房副長官(政務担当)のこんな台詞がある。
「速やかに巨大不明生物の情報を収集し、駆除、捕獲、排除と、
各ケース別の対処方法についての検討を開始してください」。
日本の場合、こうした怪獣に対しての対応は
「駆除・捕獲・排除」の選択肢が用意されているようだが、
駆除と排除の違いが、よくわからなかったのは私だけだろうか。
駆除とは「害虫などを追い払ったり、殺したりして除くこと」
排除とは「おしのけてそこから除くこと」
そんなに違いがあるとは思えないが、もしケース別の対処方法が
本気で検討されたなら、是非、見てみたい、と感じた。(汗)
でも・・こんな台詞もメモに残っていた。
「災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか」
う〜ん、どう評価していいのか、わからなくなってしまったな。



2018年03月23日(金)
メルマガ「6000号」、少なくともあと「763号」

毎日日記のように綴っていた「しもさんの『気になる一言』」を、
読者からの要望で、「メルマガ」でも配信しはじめてから、
毎日1号ずつを積み重ね、今回が区切りの良い「6000号」。
たしかに、嬉しくないと言ったら嘘になるけど、
続けるコツを覚えてしまうと、ネタには困らないから
あとは、体力と根気だけ。(笑)
目標はあくまで、故・大岡信さんが朝日新聞に書き続けた
「詩歌コラム・折々のうた」(6762回)。
日本を代表する詩人が積み上げた、足かけ29年の偉業に、
こんな私が、細々ながら挑戦しているからこそ、楽しい出来事。
以前、興味本位で計算してみたら、
その日(6763話)は「2020年4月24日(金)」、
この日の「気になる一言」だけは、感無量に違いない。
「誰でもできることを、誰でもできないくらい続ける」
これが平々凡々に生きてきた私の「生きた証」であり、
自分で自分を誉めてあげたい、と心から思うかもしれない。
東京オリンピック、パラリンピックを(2020年)開催の年、
一足早く「金メダル」を作っちゃおうかなぁ、自分用の・・。



2018年03月22日(木)
出来ないんじゃない、誰もしようとしなかっただけだ

映画「本能寺ホテル」(鈴木雅之監督)から。
冒頭のナレーション「本能寺の変は、多くの謎に包まれている」。
だからこそ、この「本能寺の変」を題材にした作品が生まれてくるし、
どれもオリジナルな解釈があり、楽しめる。
今回は、ヒロインの繭子役の綾瀬はるかさんと、信長役の堤真一さんが
石段に座って話すシーンが印象的だった。
「泰平の世がやって来る」「それが信長さんのやりたい事?」「そうだ」
・・・「できないと、絶対出来ないと誰が決めたんだ」
「だけど・・天下統一、誰でも出来る事じゃないでしょ」
「出来ないんじゃない、誰もしようとしなかっただけだ」
「しようとしないだけ?」「お前は何がしたい?」
「私は信長さんのような大きな夢はありませんよ」
「大きいとか小さいとか関係あんのか?、
自分のやりたいことに、大きいも小さいもない。
やりたいか、やりたくないか。やるか、やらぬか、それだけではないのか?」
この言い回し、言い古された表現かも知れないが、
天下の信長が口にすると妙に説得力がある。(笑)
以前、何かの本で見つけた
「人間は出来ないという事を証明出来ない」というフレーズが甦ってきた。
「愚者は経験から学ぶ、賢者は歴史から学ぶ」(オットー・フォン・ビスマルク)
今回は、織田信長から学んだことになるのかな?



2018年03月21日(水)
あの2人はまだ婚約をしていない。

もう一つ、清水町文化講演会、講師「竹田恒泰」氏、
演題「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」から。
導入部、やはり皇室の話を少し・・と話し始め、
「皇室史上初の完全な恋愛結婚」と言われる「眞子内親王」の
婚約延期について触れ、私達の勘違いを指摘してくれた。
「あの2人はまだ婚約をしていない。今回は、婚約内定の延期」
会場内にいた聴講者の多くが耳を疑っが、帰宅後調べてみると、
確かに、竹田氏の言う通りだった。
私たちは、皇室に興味がありながらも、正しく理解していなかった。
マスコミから提供される情報に洗脳されているに過ぎない。
「昭和天皇の玄孫(やしゃご)」という彼だからこそ語れる皇室の話、
私は、とっても好きだ。
しかし、もっと面白かったのは、娘を持つ父親の視点だった。
小室さんが、どんな経歴があろうと、
彼はまだ一橋大学大学院に通いながら、都内の法律事務所に、
弁護士業務をサポートするパラリーガル(法律事務職員)として
勤務する毎日を送っているに過ぎない。
そんな不安定な収入しかない彼に、大切な娘を嫁がせる決断を、
秋篠宮ご夫妻がよくしたなぁ、と会場の笑いを誘いながらも、
ズバッと指摘した。
この視点を誰も話題にしないからこそ、とても新鮮な話題となって、
私のメモ書きが増えた。
「婚約」が延期になったのではなく「婚約の内定」が延期になった、
これは「白紙に戻ったことを意味する」と鋭い推察。
なるほどなぁ、やはり彼の皇室の話は、説得力がある。



2018年03月20日(火)
ちょっといけば「海」、ちょっといけば「山」は、日本だけ

清水町文化講演会、講師「竹田恒泰」氏、
演題「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」から。
「日本は本当に凄い国なんです」と話し始め、
「日本は地球上で奇跡的な場所にある」と言い切った。
「みなさん、勘違いしないで下さい。
海があるから魚が取れるわけではないんです」と言い、
「ハワイや中国では、砂浜や遠浅が延々と続き、
魚はほとんどいないんですよ」と世界の現状を説明してくれた。
フランス料理だって、中華料理だって、魚の種類は数種類だけ。
日本だけが、魚が好む、入り組んだ岩場があったり、
多くの潮流がぶつかる場所だったりするから、魚が多い。
言いかえれば「地球上で、最も魚が取れる場所が日本近海」
そういう事なんだと思う。
さらに、刺し身と山菜料理が同時に食べられるのも、日本だけ。
その理由は、日本の奇跡とも思える地形があるから。
それを彼の表現を借りれば、
「ちょっといけば『海』、ちょっといけば『山』は、日本だけ」
言われてみれば、そうだよなぁ。
日本人に生まれて良かった、そう思わせてくれた講演であった。



2018年03月19日(月)
「LINEスタンプ」で増えた夫婦の会話

あんなに使わないと言っていた「スマホ」に変えてから、
私のデジタル生活は、とても便利で楽しいものへと変わった。
それでも最後まで、面倒くさいから、を理由に拒否していた、
「LINE」というアプリを、最近始めてから、
すっかり「スタンプ」にはまり、日夜、お気に入りを探している。
「えっ、今頃?」という周りの声を余所に、
私の伝えたいことのイメージにあった言葉を選ぶのは、楽しい。
特に、妻とのスタンプ会話は、なかなかやめられそうにない。
文字では言い難い「ごめん、飲みに行くことになった」も、
「帰るの遅くなる!!」も、スタンプなら伝えやすいし、
今まで言われたことのない妻からのスタンプ
「ご無理なさらないでくださいね」のメッセージで、
そうだ、心配かけてしまったかな?と、早目に切り上げることも。
こんなコミュニケーションも、LINEスタンプのおかげ。
意外と、素直に自分の気持ちを伝えられる道具とも言える。
どんなメッセージでも、洒落で流せる関係が前提だけどね。



2018年03月18日(日)
君が好きな物を注文出来るように

映画「幸せなひとりぼっち」(ハンネス・ホルム監督)から。
妻に先立たれた老人が、変人と言われるほど頑固を貫き、
孤独感を味わいながら生活している。
その彼が、隣人一家をはじめ多くの人との触れあいを通して、
少しずつ再生していく姿を描いた作品なのだが、
気になる一言は、まだ若かった彼と妻が、
始めて出かけた、食事のデートシーンの回想場面。
お金がなく助けてもらった恩を忘れず、やっと貯めたお金を握りしめ、
彼女を待ち続けた。
そして「お金を返したかったんだ」と渡そうとすると、
彼女は、サラッと「食事のほうがうれしいわ」とデートに誘う。
そして、楽しみにしていた、レストランでの食事シーン。
若い男性なのに、あまり注文しない様子をみかねて、
「それだけでいいの?」と、彼女が彼に尋ねる。
彼はすまなそうに「食べてきた・・」とぼそっと呟く。
その答えを耳にして、慌てて彼女が「どうして?」と聞き返す。
そして、彼はこう答える。
「君が好きな物を注文出来るように」
貧乏でやっと貯めたお金だから、2人分だと少ししか食べられない。
それよりも、彼女に好きな物を好きなだけ注文して欲しい、
だから自分は事前に自宅でお腹を膨らませてきた。
こんなことを言われて、嬉しくない女性はいないだろう。
ストーリーとはあまり関係ないシーンだけど、よかったなぁ。



2018年03月17日(土)
「狭いけど、なが〜いイベント会場」貸します。

先日、沼津の街を目的もなくぶらついた。(笑)
会議やイベントなど、目的地があってそこまで歩く、
そういうことはあっても「目的地もなくぶらぶら」は、
久しぶりのような気がして、意外と楽しかった。
何も考えず、歩いてみると、いろいろなことに気付く。
特に、沼津市は面積が広いからか、わが町とは対照的に、
直線が細長く続いていることを、歩きながら体感した。
駅周辺から、屋根付き「アーケード街」がまっすぐに伸び、
「千本松原」は、ややカーブを描きながら、富士市まで続く。
さらに、昔は線路だったと思われる「蛇松緑道」や、
狩野川の堤防も、幅は狭いけど細長く続いているし、
この特徴ある地形が、逆に羨ましかった。
子どもから高齢者まで、市民参加型のフリーマーケットや、
長さを競う「ギネスブック挑戦」など、楽しいかもしれない。
私のように、ぶらぶら歩く人にとっては、面白いだろうな。
知らない間に、街の中心部へ誘う仕掛けが出来そうだ。
余計なお世話かもしれないが、賑わいのためのイベントは
全国どこでもやっているので、どうしても付加価値が欲しくなる。
それが「細長くなければ出来ないイベント」(汗)
一言なら「『狭いけど、なが〜いイベント会場』貸します」かな。