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しもさんの「気になる一言」
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2017年03月04日(土)
「シモ」は「最高」という意味があります

「生涯学習フェスタ2017」のアトラクションは、
地元唯一の公立高校、私の大好きな「沼商吹奏楽部の演奏」。
今回は、ぐっと趣きを変えて、アンサンブル(小編成)、
また違った吹奏楽の楽しみ方を教えてもらった。
気になる一言は「パーカッションのアンサンブル」が演奏した
「サファリシモ」という曲紹介で、
音楽監督の川口先生が、説明してくれた「シモ」の意味。
「ピアニシモ・フォルティシモなど、音楽の用語がありますが、
『シモ』は『最高』という意味があります」
たぷん「非常に」とか「とても」「極めて」などを総称した、
そんな意味合いだと思うが、私のメモは自分に都合良く解釈。(笑)
周りにいた知人が、私の顔を覗き込んで
「シモは最高だってよ」と、ニヤニヤしながら笑っていた。
帰宅後「ピアニシモ」をネットで調べたら、
「ピアニッシモ(pianissimo)は『とてもソフト(very soft)』
という意味のイタリア語」と書かれていた。
ちなみに「フォルティッシモ」は「(イタリア語: fortissimo)」。
そうか・・綴りは「ssimo」なんだな。「shimo」とは違った。(汗)
でもでも、雑談ネタとして「シモは、最高」と覚えておこうっと。

P.S.
いつの日か、柿田川公園の木の下で、質の高いアンサンプルの演奏を。
なんだか、お洒落でしょ、そんな光景って・・。



2017年03月03日(金)
自然がくれた教訓よ。「思い上がるな」って

映画「X-ミッション」(エリクソン・コア監督)から。
「トップアスリートたちの生身のスタントによる
迫力のアクションシーン」解説どおり、ど肝を抜く展開に、
ストーリーとは違う視点で、見入ってしまった。(汗)
過激な「Xスポーツ」(エクストリームスポーツ)は、
「自然に敬意を表する」ことが、成功の秘訣なのだろう。
何度となく、そういった表現が出てくる。
「自然がくれた教訓よ。『思い上がるな』って」
「自然を敬っていない。だから波とつながれなかった」
「俺たちの流儀で人間が壊した自然に、償いをする」
「風の流れを読む。風と同化する。でないと崩れる」
「自分の力だけで進むと、限界にブチ当たる」
「命がけで何かを得るのではなく、
大いなる存在と一体になることが目的だ」
「地球は死にかけていて、奪った資源を戻して再生したい。
命の源を守るのは当然の行為だ」
「悟りなんか求めていない。自然と同化して地球を救うんだ」
「自然の恵みに返礼をする。貢ぎ物をやるんだ」
環境保護の活動家らしい「8つの修練」だと感心したし、
自然と同化することの素晴らしさは、なんとなくわかる。
いくら机上で、自然保護を訴えるよりも、自然の恐怖を克服し、
自然のもつ懐の広さ、偉大さ、素晴らしさを体験すること、
これがどれだけ、保護活動の原動力になるか、を、
「オザキ」という彼は知っていたのだと思う。
自然と同化したとき、それは映像としても美しいことを知った。



2017年03月02日(木)
今から「てくてく」貯筋が必要です(^^)

ひょんなことから、友達になった「チームてくてく」のメンバー、
数年前、筑波大学の学生さんからの協力依頼で知り合った人たち。
実験が終わった今でも、なぜか解散するのが惜しくなり、
定期的に情報交換しているのだが、この話題が面白い。
住んでいる場所も、職業も、家庭環境も違うから、
パソコンの画面に現れる文字に、一喜一憂している私がいる。
そんな中「高齢者の入院」の話をしたかと思ったら、
「筋肉がないと、あっという間に寝たきりになるかもしれない」と
心配しながらも、中年の私たちでも遅くないから、の意味も込めて
「今から『てくてく』貯筋が必要です(^^)」と纏めてくれた。
わざわざ、トレーニングジムに通わなくても、
「てくてく」と歩くことで、知らず知らずに「筋肉」がつく。
その筋肉が、高齢者になった時、ちょっとした事故や怪我を防ぐ。
だからこそ、これから高齢者に向かっている私たちは、
「貯金」より「貯筋」が大切ということを教えてもらった。
運動して筋肉をつけましょう、という呼びかけよりも、
「貯筋通帳」と称して、万歩計の数字を記録した方が面白そうだ。
この「貯筋通帳」は、数字が増えていくだけだから、
並んだ数字を眺めているだけでも、ニコニコしてしまうに違いない。
日本人って、何でも「貯める」のが好きだからになぁ。

P.S.
本屋さんで見つけた書籍にも同じようなことが書いてありました。
書籍「下半身に筋肉をつけると『太らない』「疲れない」」
(中野ジェームズ修一著)



2017年03月01日(水)
理由のない尾行とは、互いの人生、情熱、意思を知ること

映画「二重生活」(岸善幸監督)から。
「何カ月か前から,街なかで見知らぬ他人の後をつけるのが
習慣になった。後をつけるのが面白いからで、
相手に興味を持ったからではない」の一文で始まるこの作品、
作品全体が、哲学科の大学院生の論文らしい展開だった。
スタートは、リリー・フランキーさん演ずる教授の発する、
「100人にアンケートをとるというのは、
社会学や心理学の研究方法ですね」というアドバイス。
多くの人の意見をまとめるだけでは、哲学科の論文ではない。
この助言になるほどな、と頷きながら、では?と感じたところ、
「理由のない尾行」を提案され、主人公の奇怪な行動が始まる。
作品中、ハラハラドキドキしながらも、この「尾行」を、
彼女がどう論文に纏めるか、気になって仕方がなかった。
ラストで、完成した論文が一部紹介され、こう定義している。
「理由のない尾行とは、他人の場所と立場に身をおくこと、
自分を他人に置き換えること。
すなわち、互いの人生、情熱、意思を知ること。
それは人間が人間にとって、かけがえのない存在となる、
おそらく唯一の道ではないだろうか。哲学専攻 白石珠」
実は、私の興味関心はまだ続く。
この論文を仕上げた彼女の行動の変化が気になっている。
今頃、どんな生活をしているんだろうなぁ。

P.S.論文の題目は「現代日本における実存とは何か」



2017年02月28日(火)
NYでは、魔法動物の飼育は禁止よ

映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
(デビッド・イェーツ 監督)から。
スマホゲーム「ポケモンGo」にハマってしまい、
暇さえあれば歩き回っている最中、この映画を観たから、
登場する魔法動物が、ポケモン似ていて笑ってしまった。
特に「フランク」と呼ばれる魔法動物は、
「アリゾナの自然」に生息し、ポケモン「ポッポ」の
進化形「ビジョット」にそっくり。(笑)
(「クリーデンス」も「ゴースト」?)
スクリーンを観ながら、そう思った人は多いはず。
だから、敢えて「NYでは、魔法動物の飼育は禁止よ」を
残しておきたいと思う。
「魔法動物」イコール「ポケットモンスター」
「魔法のトランク」イコール「スマートフォン」
私は、スマホの中で、魔法動物を飼育していることになる。
殺すのではなく、捕獲して飼育(強化・進化)するところが、
映画の設定と似ていて、惹きつけられてしまった。
「ハリー・ポッター」をじっくり観たことがないけれど、
これを機会に、楽しんでみようかなぁ。

P.S.
フレーズとしては「心を読むのはやめてくれる?」
「傷ついた心は読みやすい」が気になる一言だった。



2017年02月27日(月)
近隣市町の市歌、町歌

昨年のメモから思い出したので・・記録として残すことにした。
「沼津ブロスフロンティア」(吹奏楽)の演奏会では、
予定されたプログラムを始める前に、敬意を表してか
「沼津市歌」の演奏があった。
市民でもないので、こんな機会でもなければ耳にしない、
隣市の「市歌」に、へぇ〜こんな歌なんだ、と耳を澄ませた。
どの市町も、けっこう壮言なメロディの「歌」なのに、
ほとんどの聴くことがない。正直、もったいないぁと思う。
わが町も、役場では毎朝、就業前にメロディが流れるものの、
町民にとって、耳にする機会は町のイベントのみ、
これでは、どの市町も普及できるわけがないと気が付いた。
いつの日か、静岡県歌から各市町の歌まで、吹奏楽で演奏する、
そんなイベントがあってもいいな、と感じる。
ちなみに、わが町の「清水町歌」(昭和53年11月8日制定)も、
作詞「大岡博さん」、作曲「高木東六さん」で作られた名曲で、
私は、一番の歌詞が特に好きだ。
作られてから、40年近く経過しても色褪せない「町歌」って、
凄くないですか?

P.S. 清水町歌 (作詞 大岡博 作曲 高木東六)
緑のかぜの吹ふくところ 碧(あお)きいずみの湧くところ
古き歴史につつまれて ゆたかに展(ひら)く わが町清水
高らかにいまこそ歌え歌え 美しき我らの 清水 清水



2017年02月26日(日)
何度も会えば、慣れて覚える

映画「手紙 The Letter」(イ ジョングク監督)から。
韓国の純愛映画は、ほとんどワンパターンのなのに、
心が震え、感動してしまうのはなぜか?
その不思議な魅力が気になって仕方がない。
ところで、今回はふたりの出会いシーンの会話。
主人公のジョンインが、植物を研究しているファニュに
問いかける。
「植物名は、どうやって暗記するのですか?」と。
そしてファニュはこう答える。
「人の名前と同じです。
顔をみただけでは、名前を覚えられませんよね。
食事をしたりして、親しくなるのと同じですよ。
何度も会えば、慣れて覚える」
私も通勤途中でみかける「花・樹木・雲・星」などの名前が
なかなか覚えられなかったので、これには納得した。
しかし、なるほど、とメモしながら、この例え話はシャレている、
初対面の異性と親しくなるには、このフレーズが最適、と
二重マルを付けた。(笑)
特に「何度も会えば、慣れて覚える」は、グッときたなぁ。
何度も会うことで、もっともっと知りたくなる、
そんな意味も含まれているのかもしれないなぁ。



2017年02月25日(土)
ねぇねぇ、本物の「カワセミ」観たよ

午前中は「本のイベント」(ビブリオバトル)に参加し、
子ども達に「お気に入りの本を紹介する方法」を伝え、
午後からは「文化のイベント」に顔を出して、
「合唱」ならではの、みんなで楽しみながら練習し、
年に数回、ドレスに身を包みながら、ステージに立つ、
その雰囲気を味わいながら、観客として拍手を送った。
帰りは、いつものように柿田川公園に立ち寄りながら、
観光バスの「ツアー名」に関心を示し(笑)、
エントランスで、新しく実装された「ポケモン」をゲット。
ベンチに座って、一息ついていたら、観光客らしい女性が、
大きな声で会話しているのが聴こえた。
「ねぇねぇ、本物の『カワセミ』観たよ」
「いいなぁ、私も観たかったなぁ、まだ観れるかな?」
「2時間に1回くらいらしいよ、ガイドの人が言ってた・・」
「湧き間、凄かったね、地下水って、どうなってるんだろ?」
「う〜ん、私の訊かれても分かんないよ、ごめんね」(汗)
そんな会話を耳にして、説明してあげたかったけれど、
なんだか不思議と、嬉しさが込み上げてきた。
それだけの会話だったけれど、伝えたいことが溢れてきた。
今は「たかが柿田川、されど柿田川」って気分かな。



2017年02月24日(金)
秋は秋、冬は冬の楽しみ方があるはず

ある新聞の最終ページに「女優・名取裕子さん」の
インタビュー記事が掲載されていた。
1957年生まれの彼女は、今年60歳を迎える。(汗)
ずっと前から、私たち同年代として、
彼女の考え方、生き方に興味をもっていたのだが、
今回のインタビューにやはり同感と頷くことが多かった。
「人生の四季が秋になり冬になったとしても、
秋は秋、冬は冬の楽しみ方があるはず。
毎日一歩ずつ前に向かって、人生を輝きあるものに
したいですね」と彼女は語っていた。
暑い夏を乗り切った葉っぱたちが、それぞれの色に染まり、
「秋」という年代に彩りを添えることができるし、
「冬」は葉が落ちることによって視界が広がり、
夏には見ることが出来なかった景色が目の前に現れる。
決して「春」や「夏」のように、陽気ではないけれど、
その季節にあった楽しみ方が必ずある、と気付かせてくれた。
無理やり背伸びをしてストレスを溜めたり、
無謀なことにチャレンジをして大怪我をするよりも、
年相応に、丁寧に、そして穏やかに生きていく事の大切さを
さりげなく私に伝えてくれていたのかもしれない。
「秋は秋、冬は冬の楽しみ方があるはず」
このフレーズを、これからの生活の糧として生きたいな。



2017年02月23日(木)
「事例に学ぶ」のではなく「事例で学ぶ」

静岡経済同友会 東部協議会「公開セミナー」
講師「田中里紗」氏(事業構想大学院大学学長)
演題「魅力ある地域を創る事業構想」から。
この一風変わった「大学」は、とても魅力的な活動をしている。
なんたって、学長が若い。(笑)
その魅力は「社会での必要性」(社会の中で「種」を見つける)、
社会の役に立っていることを、常に意識していることだろう。
それが「Civic Pride」(市民の誇り)に繋がるという。
「『自分は選んでここに住んでいる』と思える市民」を育てる、
それこそが「市民の誇りを取り戻す解決策」だと言っている。
その手法は「事例に学ぶ」のではなく「事例で学ぶ」。
「フィールド・リサーチ」を徹底的にすることで、
「手ごたえのある意見を聴く」ことができるし、そこで生まれた
人間同士の「コミュニケーション」が、活動の原動力となる、
そう教えられた気がする。
「人が人を呼び込む施策」こそ「市民の誇り」に違いない。