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2017年03月14日(火) ■ |
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世の中の価値観を変えたいのよ |
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映画「ファクトリー・ガール」(ジョージ・ヒッケンルーパー監督)から。 ドラマの主人公は、タイトルにもあるように 「アンディ・ウォーホルが立ち上げたスタジオ・ファクトリー」で 人生が変わった女性、イーディ・セジウィックなのだが・・。 今回の気になる一言は、映画の冒頭の何気ない会話に隠された 「ポップ・アートの旗手アンディ・ウォーホル」評であった。 ある男性が呟く「彼は、凡才の奇人だとさ」 ある女性が答える「世の中の価値観を変えたいのよ、 そういう人は、苦労するものだわ」 そうか、彼の活動の目指すところは、既成概念を振り払い、 世の中の価値観を変えようとしていたのか・・とメモをした。 その欲望が、彼の奇怪な行動となって、 スタジオ・ファクトリーに反映されていた、と言ってもいい。 主人公の女性も「名家の令嬢」という価値観を捨て、 ドラッグに蝕まれた末、わずか28年でその生涯を閉じたのだから、 アンディ・ウォーホルの狙いに、ハマってしまったことになる。 しかし「世の中の価値観を変えたい」という行動は、 私にもちょっとだけだが、理解できる気がしていた。 奇怪と見られるほどの行動力は、きっと、この一言にある。
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2017年03月13日(月) ■ |
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お風呂に入りたくても入れないよ |
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昨晩は、久しぶりに夜更かしした。(笑) 原因は、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 2次ラウンド初戦のオランダ戦。(東京ドーム) 夕食後、ワインでも飲みながら・・と観始めたテレビは、 手に汗握る好ゲームで、気がついたら日付が変わる直前。 一緒にテレビ観戦していた妻が、ぼそっと呟いたのは 「観客の人は、帰りたくても帰れないね」。 その台詞を横で聞いていた私は、こう言い返した。 「(俺は)お風呂に入りたくても入れないよ」 翌日、東京出張で、いつもより早く起きなければならないのに、 まだ、お風呂にも入れてない、困った・・の気持ちで。 普段なら午後10時頃には眠たくなるのに、昨晩だけは、 監督・投打のヒーローインタビューを聞いてからお風呂に入り、 それからもなんだか興奮して、なかなか寝付かれず朝を迎えた。 今こうして昨晩を振り返り、この試合を思い出すには、 小久保監督が口にした「死闘」も候補だったけれど、 やはり「日付が変わる直前まで続いた、WBCの試合」を、 思い起こさせるフレーズはこれだな、と思ったから選んだ。 私が、東京ドームで観戦していたら、どうしていただろうか?(汗) 次の日、東京出張だから、きっとどこかで朝まで飲んでたなぁ。
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2017年03月12日(日) ■ |
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この歌を輝かしたのは、君が届けた「イキガミ」です |
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映画「イキガミ」(瀧本智行監督)から。 国家繁栄のために、選ばれた若者に死亡時間が書かれた 「逝紙(イキガミ)」が配達される。(24時間後) 物語の設定としては、めちゃくちゃなのだが、 それを前提に考えると、なかなか考えさせられる作品である。 原作は、コミック「イキガミ」(間瀬元朗作)。 気になる一言は、その中の1人、田辺翼くんが 限りある時間の中で熱唱する「道しるべ」が、感動を呼ぶ。 「イキガミ配達人」の主人公が、 「死の宣告」が自分の仕事ということに悩んでいたところ、 上司役の笹野高史さんが、自信をつけさせるように言い切った。 「この歌を輝かしたのは、君が届けた『イキガミ』です」 黒澤監督の映画「いきる」で、主人公が癌を宣告された時と同じ。 人間、何かきっかけがあれば、輝けるのに・・と思う。 それが、死を宣告される「イキガミ」でなければ、もっといい。 そんなことは誰でもわかっている。しかし、現実は難しい。 その場では感動してもまたもとの生活に逆戻り。 この結末も、映画「いきる」と同じではないか。進歩したい。
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2017年03月11日(土) ■ |
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北朝鮮ミサイルが日本の原発に向けて発射されたら |
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普段、前を向いて生きていこう、と思っているが、 やはり「3.11」だけは、振り返ることが優先される。 あれから、6年。 職場でこの地震の揺れを感じ、すぐに震源地を確認し、 テレビのスイッチを入れ、刻々と拡大する津波被害に驚き、 テレビの前から離れられなくなったことを、ハッキリ覚えている。 私の日記も、3月11日は「東日本大震災」の話題に触れながら、 自分の生き方、ライフスタイルを再認識する日となっている。 しかし6年の間に、日本を取り巻く環境は大きく変わったし、 世界もあの日のままではない、ことも意識しなくてはいけない。 先日の北朝鮮ミサイルが日本の原発に向けて発射されたら・・、 映画「天空の蜂」ではないが、日本は壊滅状態になるに違いない。 6年前の「3.11」は「自然災害×原発事故」だったから、 地震による偶然が重なった事故のような扱いだけれど、 これからは、意識的に「原発」が壊されることもあり得るのだ。 本当に風化させてはいけないのは「原発事故の恐ろしさ」と あの当時「原発を止めても、生活できた」という事実だろう。 「計画停電」・・年に一度、試してみるのもいい。 国民が一体になって動いたって気がしたのは私だけだろうか?
P.S.(6年間の3.11) 2011年03月11日(金) 当事者には、最新の情報がない 2012年03月11日(日) 落語の演題の1つに「黙祷」を追加 2013年03月11日(月) そっとしておく おもいやり 2014年03月11日(火) 海水に、下水やガソリンが混じって凄い臭いで・・ 2015年03月11日(水) あの災害を契機に・・・ 2016年03月11日(金) 復興の喜びをお召し上がりながら感じていただければ幸いです
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2017年03月10日(金) ■ |
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「住民参加」より「行政参加」、「地産地消」より「地消地産」 |
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書籍「観光立国の正体」 (藻谷浩介・山田桂一郎共著・新潮新書刊・265頁)から。 行政がまちづくりのキーワードして「住民参加」を掲げ、 多くの住民の意見を訊きすぎて、身動きができなくなる、 そんなケースを何度もみてきたが、 彼は、住民主体のまちづくりに「行政参加」を推奨している。 (私も何度か、この「気になる一言」に書いてきたが・・) 住民が「面白そうなこと」「楽しそうなこと」をやっている、 だから「お願いだから、行政も仲間に入れて」という関係、 そんな立ち位置が、これからは欠かせないということだろう。 また「食育」のキーワードに「地産地消」という言葉があるが、 「地域で採れたものを、地域で消費しよう」ではなく、 「地域で消費されるものは、地域で作ろう」という視点で、 「食」(農業)だけでなく「産業」全般に言えることとして、 「地消地産」という言葉を使っているように感じた。 言葉としては似ているが、意味は大きく違う気がする。 「この町には、こんな人材が必要だから町を挙げて育てよう」 これも、彼の言う「地消地産」なのかもしれないなぁ。
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2017年03月09日(木) ■ |
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古ごろも ここに納めて 天翔けん |
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お世話になった沼津に住む伯母が他界したため、 昨日の通夜から、本日の本葬、告別式、火葬まで参列し、 亡骸に「お疲れ様でした」と声を掛けた。 さて今回の話題は、火葬を待つ間に斎場周辺を歩いていたら、 隣接する市営墓地に、作家であり、沼津市名誉市民でもある、 芹沢光治良先生の墓を見つけた。 「芹沢光治良・その家族の墓」と書かれた墓碑には、 「古ごろも ここに納めて 天翔けん 一九八二年 八十五翁 光治良」と彫られていて、写メに収めた。 帰宅後、ネットで調べたが、実はその解説は見つからない。 「古ごろも」は「古衣」だろうから、その人の辿った人生、 歴史みたいなものだろうと想像がつくので、 流れから考えると「人間として生きた歴史を、この墓に納骨し、 天に飛翔(飛び立つ)」というような意味だろうか。 実は、この「天翔」が気になっていたのは、ちょっぴり訳がある。 地元の「なんすん農協」が運営する葬祭ホール名が「天翔苑」、 この芹沢光治良氏の墓碑から、名前をいただいたとなれば、 粋な計らいだなぁ、と感じたから。 今度「天翔苑」の関係者に、名前の謂れ、尋ねてみようかな。
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2017年03月08日(水) ■ |
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う〜ん、書けないことばかりで困った(汗) |
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久しぶりに、私の独り言(呟き)が、今日の一言。 ずっと貯めてきた講演会や研修会、会議などのメモは、 産業振興・観光振興のヒントがいっぱい詰まっているけれど、 私のパソコンの中で、瞬間冷凍され、出番を待っている。 どうもこの時期、引き出して調理するタイミングが掴めない。 というのも年度末を控え、どの自治体も、定例議会の真っ最中。 私の日記を読む人なんて、ほんのひと握りの人だから、 気にすることないと思いたいが、やはり職業柄か、 周りに影響がないように、と考えたら、この台詞が飛び出した。 「う〜ん、書けないことばかりで困った(汗)」 楽しみにしてくれている人がいるのも知っているけれど、 地元新聞の投稿欄は、住所、職業、年齢、名前が掲載されるので、 書きたいことが思うように書けないことも増えた。 私本人にそのつもりがなくても、記事の感じ方は読み手が握り、 言葉尻を捉えて、いかようにも脚色されてしまう可能性もある。 だからこの季節、題材選びに慎重になってしまうのかもしれない。 こんなモヤモヤが、年に四度あるかと思うと・・・(笑)。 しばらくは、映画や読書からの一言が増えるけれど、 それも仕方がないかなぁ、立場が立場だけに。(汗)
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2017年03月07日(火) ■ |
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みんなで掃除すると楽しいねぇ |
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毎年、年に2〜3回開催される 「湧水保全の会」主催の柿田川公園ボランティア清掃活動。 今回は100人を超える町民が、約1時間半、公園を磨いた。 川に入って、オオカワヂシャなどの外来種駆除作業も好きだが、 こうして多くの町民が参加して、奉仕活動をするのも好きだ。 川の中の作業は、ほとんど1人で黙々と(淡々と)行なうが、 陸の作業は、参加者同士がそれぞれの会話を賑やかにしながら、 手だけは忘れずに動かし続けるところがまた楽しい。 この多くの町民が、柿田川の保護・柿田川公園の美化に携わること、 それ自体が、柿田川に愛着を感じることに繋がるからだ。 参加者は顔馴染みの人が多く「お疲れ様で〜す」と声を掛けると、 「みんなで掃除すると楽しいねぇ」という答えが返ってきた。 驚いたことに、私が期待していたフレーズだったのでメモ。 意識啓発に近道はなく、地道な作業をコツコツと続けることで、 自然と関わっている人々の意識が変わっていくのを待つしかない。 年々、参加者が増えていく、柿田川公園ボランティア清掃活動。 今後は、町民だけでなく、町外、県外、国外からも募集して、 自分たちが護っている、磨いていることに誇りを持ちたいと思う。
P.S. 2016年07月30日(土) (去年の夏も同じようなことを書いていた) ボランティアができる場所があるって、幸せだよね http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=40832&pg=20160730
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2017年03月06日(月) ■ |
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神経症を「運命」と名付けるだけさ |
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映画「めぐり逢えたら」(ノーラ・エフロン監督)から。 私にとっての、ラブコメのゴールデンコンビである、 トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の映画。 以前も観たのだが、その頃は台詞をメモするなんて 変わったことはしていなかったから、改めて観直した。 「人生って、本当につまらないことで変わるのね、 それが運命なのよ」 「運命なんて、人間がこじつけに考え出したのよ」 「運命じゃないわ、ただの偶然よ、マジック」等 「運命」という言葉が頻繁に出てくるのだが、 なかなか、自分の感性にぴったりする表現がなく、 諦めかけていた時、このフレーズが飛び込んできた。 しかし残念ながら、主役2人の台詞ではない。(汗) メグ・ライアンと誰かの会話だった。(気がする) 実は、このフレーズ、もう少し長い。 「誰かにひかれるという現象は、 無意識と無意識が無意識的に反応しあうんだ。 神経症を『運命』と名付けるだけさ」 なるほど・・上手いことを言う、とメモをした。 意識したら、それは「偶然」ではなく「運命」、 そう言い換えてもいい。これなら理解できる。 やっぱり「ラブコメ」はいいな、メモも溢れた。
P.S. 最後におまけのクイズ「MFEO」は何の略か? made for each other 「運命の2人」・・へぇ〜。
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2017年03月05日(日) ■ |
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イチゴはヘタの方から食べるといいよ |
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農業関係者との情報交換会、バイキング料理のイチゴの前で、 どれにしようかな?、と悩んでしたら、傍にいた農家の女性が 近寄ってきて、イチゴの食べ方を教えてくれた。 「まずは、真っ赤なのを選んで・・」と選別方法の伝授のあと、 「ヘタを取ったら・・」と前置きをしたかと思ったら 「イチゴはヘタの方から食べるといいよ」と言う。 「えっ、私は反対の方から食べてましたけど・・」と返すと、 ヘタと反対の方が甘いことには違いないけれど、 最後の一口が、ヘタに近いと甘みが弱い印象で終わる。 だから逆に、ヘタの方から食べはじめ、 最後に一番甘いところを口にすると、甘い印象が残る。(らしい) これって、いろいろな分野で応用が効くなぁ、メモをした。 直感的な第一印象も、それはそれで大切なんだろうけれど、 やはり最後の印象って、けっこう大事な気がしている。 言葉も同じ、という話は、この場で何度もした。 「楽しいけれど大変だよ」と「大変だけど楽しいよ」の違い。 やっぱり、後ろ(最後)の印象が強く残るんだろうなぁ。 と言うことは「年度始めよりも、年度末の成果」ってこと?(汗)
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