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2017年02月21日(火) ■ |
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こんにちは! 過去の自分! |
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今まで書いてきた雑文を、定年までの残り2年間で整理しようと、 少しずつ纏め始めたけれど、その度に読み返してしまい、 なかなか削除が出来ない。(笑) その理由は、気になる一言では、何度も何度も紹介している、 書籍「まにまに」(西加奈子著・KADOKAWA刊・268頁)で見つけた。 彼女は、6年分のエッセイを纏めた「あとがき」でこう書いている。 「『こんにちは! 過去の自分!』という感じだ。30歳を過ぎたら、 人間不動、趣味の嗜好思考なんてそうそう変わらないわよ。 そんな風に思っていたけど、 読み返すと当時と変わっていることがぽつぽつあって驚く。 『こんにちは!過去の自分!』ものすごく当たり前のことなのだ。 けど、私って、生きてきたんだなあと思う」 今の私の心境を、そのものズバリ表現してくれてある。 彼女は6年だけれど、私の場合は24年の過去の自分が待っていた。 「懐かし〜い」とか「若かったなぁ」と感じる反面、 この頃から、こんなこと考えていたんだ・・なんてのもある。 全て、私が生きてきた証・・やばっ、涙がでそうだ。(汗)
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2017年02月20日(月) ■ |
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日本酒がダメなら、ディズニーランドでも・・ |
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映画「ヒメアノ〜ル」(吉田恵輔監督)から。 「V6」の森田剛さん主演で話題になったというので、 内容も吟味せず観始めたら、私の苦手なジャンルだった。 最近、精神的に壊れてしまった人間が巻き起こす事件が 気になっていたが、その原因がなんとなくわかった気がする。 彼らの発言は、私たちの発想では思いつかないこともあり、 時には、言葉としてメモの対象となる。 対応に困っている人に、アドバイスをする。 「ガツンと言ってやれよ」「いやぁ、無理ですっ・・」 「ガツンでなくていいから、コツンでいいからやってやれよ」 憧れの彼女と話ができて、なんとか会う機会を作ろうとする。 「日本酒でも飲みながら・・」みたいなお誘いに、 「私、日本酒はちょっと・・」と断られたら、すかさず 「日本酒がダメなら、ディズニーランドでも・・」。 この言葉が咄嗟に出てくる発想が、私のツボにはまった。(笑) 内容的には、ちょっと怖い感じがしたけれど、 そんな視点で観れば、こういった作品も悪くないかもなぁ。
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2017年02月19日(日) ■ |
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今度から「ニトリ芸人」と呼んでください |
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清水町文化芸術活動促進事業「第8回地域交流センター寄席」 古典落語「柳家花緑」独演会から。 (演目は「時そば・親子酒・井戸の茶碗) 昨年に引き続き、とあって「2年続けて呼ばれるのは、 噺家としてはなによりも嬉しい」とご満悦の「花緑師匠」。 行政が少しばかり「木戸銭を負担」してくれているため、 入場料は千円なんですよ、とこちらの裏事情まで披露。(笑) その代わり「千円という破格の値段で」というフレーズを、 何度も何度もネタに使うなど、笑いっぱなしだった。 「だからって、手を抜いたりしませんよ」とお客を惹き付けて、 「今度から『ニトリ芸人』と呼んでください」とサラッと言う。 オチは「お値段以上」(満足して帰っていただきます)。 「飲食店・落語、主役はお客様」ときっぱり言いながら、 観客からの掛け声には「茶飲み話が、落語の原点」と呟く。 一番難しい「落語とは?」の問いには、先輩の言葉を引用して、 「落語とは、孫に聴かせるお伽噺みたいなもの」と纏めた。 下戸の彼が演じた「親子酒」の飲みっぷり(仕草)は、見事なもので、 「酔ってます、という人ほど酔ってない。だか、反対はまずい」と。 酔ってない、という人ほど酔っている、という例えに笑い転げた。 その上で「人の魅力は、(性格の)ギャップ」と言い切った彼は、 人間味豊かな真打だった。 また、来年も聴きたいな、「ニトリ芸人」の落語。
P.S (2016年02月06日(土)) ラッキーな人を見て、ラッキーだと思える人になりたい http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=40832&pg=20160206
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2017年02月18日(土) ■ |
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初めて原作を読んだあの日から28年 |
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今話題の映画「沈黙 サイレンス」の映画監督 「マーティン・スコセッシ」氏のコメントが、 映画パンフレットをはじめ、予告編の動画に登場している。 「初めて原作を読んだあの日から28年。 ずっとこの作品のことを考えてきました。」と。 なぜか、反応してしまったのは「28年」という時間の単位。 私が大切に思う「柿田川」の湧水は、諸説あれど、 現在は「富士山に降った雪や雨が地中に染み込み、 約40キロの距離を28年間の歳月をかけてゆっくりの流れ、 ここ清水町の柿田川で地上に湧くんです」と説明しているから、 この「28年間」構想を練っていた、とコメントする監督と、 「柿田川の流れ」が妙にダブって感じられた。 「やっと地上に顔を出した水」と「作品として公開された映画」 どちらも、世界に認められた存在になるに違いない。 共通は「神が作らせた作品」なのかもしれないなぁ。
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2017年02月17日(金) ■ |
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「お控えなすって」「控えてねぇよ・・」 |
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映画「龍三と七人の子分たち」(北野武監督)から。 任侠の殺し合いなどが多い、北野武監督作品が多い中、 今回のような、コメディタッチで描いた作品は面白かった。 流石というか、当然というか、お笑い要素満載で、 私のメモも増えた。 ヤクザ引退後、毎日くすぶった生活を送っていた 元ヤクザの連中が集まり、詐欺で荒稼ぎしている若者たちを 潰してやろう、という単純なストーリーが愉快だ。 新たに結成した「7人」は、それぞれイメージを膨らます。 「七人の侍」「13人の刺客」「二十三の瞳」・・と、 数字に関係する作品を口にし「瞳が1つ足りねぇじゃないか」と 突っ込まれたりする。そんなシーンが何か所も設定されていて、 その都度、メモしてしまった私がいる。(笑) 何と言っても作品名が「龍三と七人の子分たち」だから、 明らかに「白雪姫と七人の小人たち」をもじった、と分かる。 若い奴らに乗り込んで、仁義を切るシーンは最高だ。 「お控えなすって」「お控えなすって、って何なんだよ」 「お控えなすって」「控えてねぇよ・・」 ヤクザの世界も、世代交代だなぁ。(笑)
P.S 緊張したところで「ぷう〜」とはっきり聞こえる「おなら」、 何回も登場するけど、どんな意味があるんだろうか。
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2017年02月16日(木) ■ |
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過去の延長線上に未来はない |
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内外情勢調査会主催(2月全国懇談会) 講師「小林喜光」氏(経済同友会・代表幹事) 演題「Japan2.0 最適化社会に向けて」から。 北は北海道、南は九州・沖縄から集まった、 約1,000人を超す聴衆は、日本の将来のあるべき姿を語る 彼の話に耳を傾け、必死にメモを取っている姿が印象に残った。 それは「過去の延長線上に未来はない」とする、 「経営者としての強い危機感」が伝わってきたからだろう。 グローバル化、デジタル化、ソーシャル化(多様性)が進み、 「統合化の反作用で分散の動き」が始まったことを指摘し、 まったく新しい日本の経済・社会システムを構築する必要性を、 「30年後にも持続可能なシステム構築」と提案している。 それは「改善」ではなく「改革」といった部類だろうか。 今あるものをうまく残しながら・・という視点ではなく、 視点、発想などを変えなくては構築できない 「まったく新しいシステム」に、日本の未来がある気がした。 そういう意味で「過去の延長線上に未来はない」のフレーズは、 企業だけでなく、私たち個人にも共通する考え方だな、と 定年をあと2年後に控えた私は。メモをした。
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2017年02月15日(水) ■ |
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お前のせいで、奴らは苦しむのだ。 |
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映画「沈黙 サイレンス」(マーティン・スコセッシ監督)から。 原作は、遠藤周作さんの小説「沈黙」。 若い頃、一度読んだが、覚えているのは「踏み絵」の場面など、 「信仰」するという、静かだけど力強い人間の心の動きであり、 それを映像で、どう表現するのか、とても興味があった。 しかし、58歳で鑑賞した映画作品は、原作にほぼ忠実だけれど、 私の引っかかった個所は、歴史としての「宗教弾圧」ではなく、 また「他人事」としての物語ではなかった。 心を大きく揺さぶられたのは、イッセー尾形さん演ずる 「井上筑後守」が「宣教師」に言い放った台詞 「お前のせいで、奴らは苦しむのだ」だった。 (「お前が転ばぬ限り、犠牲が出る」というフレーズも・・) 「自分の存在」が「周りの人達を苦しめている」という事実を、 目の前で見るにつけ、心が揺さぶられ、心が心を裏切りそうになる。 それは、私たちの仕事や、日常生活でも同じことが起きていると、 観賞後に、ふっと気付いたとき「自分事」に変わった。 「信じる道を貫く、目の前の命を救う、どちらを選べば良いのか」 たぶん、どちらが正しいと言うことではなく、 そのことに悩み苦しみながらも、常に自分の存在を意識することが 大切なのではないか、と考えてみたりもしている。 作品のラストに、こんなナレーションが入る。 「私は沈黙したのではない。おまえとともに苦しんでいたんだ。 沈黙の中で、私はあなたの声を聞いていた」 もう1度、原作を丁寧に読んでみようかな。
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2017年02月14日(火) ■ |
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男の人は1000円、3000円、5000円、10000円の違いが判らない |
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静岡経済同友会 東部協議会「公開セミナー」のセッション 「女性起業家と考える 世界を見据えた地域産業の成長戦略」から。 「両口屋是清・大島千世子さん」「エムスクエアラボ・加藤百合子さん」 「玉の湯(由布院温泉)・桑野和泉さん」「CREA FARM・西村やす子さん」 彼女らから発せられる言葉には、男性だけのセッションとは違う、 聴きやすさと、へぇ〜、なるほどなぁ、が溢れていた。 今回は「オリーブオイル」の産地化を目指している、西村さんの話。 「マーケットって面白い」と、私たちに向けて呟いたかと思うと、 「ターゲットにより、売り方も違うことをショップで分かった」と言う。 例え話で出たのは「5000円のキャンドル」を作ってみた。 女性は自分では買わない、だけど、プレゼントされれば嬉しい。 女性が喜ぶなら、男性は5000円でも買う」という視点。 そのあと、彼女の(性別)分析では、 「男の人は1000円、3000円、5000円、10000円の違いが判らない」 これには、会場内がどっと沸いた。湧いたのは、 聴講している多くの男性が、痛いところをついたな、と思ったから。 マーケットは「こんなもの高くて売れっこない」ではなく、 「どうしたら売れるか」を考えることなんだな、と再認識した。 女性だけのセッション(パネルディスカッション)って、 「井戸端会議」を想像させるけれど、ヒントが溢れていたなぁ。
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2017年02月13日(月) ■ |
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噛みません、躾のできた良い子です |
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映画「植物図鑑 〜運命の恋、ひろいました」 (三木康一郎監督)から。 「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?」 主人公、ふたりの出会いは、この台詞から始まった。 「運命の恋」だから、劇的に出会うシーンを想像するが、 実は「こんな出会い方もあるんだ」とメモをした。 突然言われて、戸惑った彼女は「へっ?」と返す。 それを受けて、若い男性はこう続ける。 「噛みません、躾のできた良い子です」 このワンフレーズで、彼女の緊張が緩んだ気がする。 寒い夜空の下「拾う」のは「犬」のイメージだし、 その犬が、躾ができていなく、所構わず、 飼い主に噛みつくようなら、返事は「No」だから、 「拾ってくれませんか?」と「噛みません」は、 対となって、安心感を与えたようだ。 ただあまりにも「躾ができている」(楚々をしない)と、 飼い主はつまらないのも事実。 この辺のバランスが、男女の関係と似ていて可笑しい。 「ペットを飼うと、恋人ができない」と言われるが、 あながち、嘘でもない気がするな。 原作は「有川浩さん」の同名作品。(幻冬舎文庫刊) 時間ができたら、読んでみようかなぁ・・
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2017年02月12日(日) ■ |
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おはよう・・よく寝たなぁ〜 |
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昨日の忘れ物といい、最近、ボケが始まっている。(かもしれない) なんと今回は、曜日を間違えた。(笑) この勘違いは、昨晩、寝る時から起きていたかもしれない。 寝る前に、愛用の手帳で翌日のスケジュールを確認し、 なんとなくであるが、明日はこうやって過ごそう、と考えながら 床につくのを日課としているが、昨晩は来週1週間の予定が気になり、 ちょっと1日早く手帳のページをめくったのだろう。 明日からまたハードだなぁ、などと思いながら寝たからだろうか、 平日としてはやや遅く、休日としてはとても早く目覚めた。 いつもなら起きてくるはずの母に対しても、疲れているのかな、 そっとしておこう、途中でおむすびでも買って食べればいいや、と感じ、 いつものように、洗顔、歯磨き、身支度を済ませ、出勤の準備完了。 最後のトイレで「あれっ、昨日、大河ドラマみたっけ?」と自問自答し、 やっと、曜日を間違えたことに気がついた。(汗) その後は、家族に気付かれないように、そお〜っと、パシャマに着替え、 ベットに潜り込み、ずっと寝ていて、今起きたようなフリをした。 いつもよりちょっと遅く起きてきた母や妻に対しても、 「おはよう・・よく寝たなぁ〜」と呟き、間違っていたことを隠したが、 私の性格上、我慢できず、妻に明かして大笑いとなった。 今までも、間違いや、ど忘れはあるけれど、こう頻繁に続くと、 自信喪失になるなぁ。退職前に「脳ドック」受けようっと。(笑)
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