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しもさんの「気になる一言」
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2016年12月23日(金)
(人間は)不可能を証明することはできない

3月、6月、9月、12月の定例議会が終わると、
私の恒例行事は、休暇をとっての「のんびり献血」。(笑)
献血ができる体に感謝し、ちょいボラ(ちょっとボランティア)である。
さて、その献血中に読んでいた雑誌(たぶん「DIME」だと思う(汗))に、
面白いことが書いてあり、献血が終わってからメモをした。
誰の言葉かは忘れてしまったが、妙に納得してしまったのでご紹介。
「人間は可能を証明することはできるが、
不可能を証明することはできない」
何も行動しないで「無理です」「できません」という人には、
「では、それを証明してくれ、そしたらやらなくていいから・・」と
言い返してみたらどうだろう。
「不可能」を口にする人に「できない理由を10考える暇があったら、
どうしたらできるかを1つ、考えてみてくれないか」と指導していたが、
これからは「できない、ということを私に証明してくれ」にしよう。
たぶん、証明することはできないから、何度でもトライすることになるし、
その過程で、何かを掴んだら、できるヒントが見つかるかもしれない。
いい言葉を拾ったなぁ、毎日持ち歩く手帳に書いておこうっと。



2016年12月22日(木)
「ワンピース」の原作は「ガンバの冒険」?

映画「GAMBA ガンバと仲間たち」
(小川洋一 総監督・河村友宏監督)から。
どこで間違ってこのアニメを借りたのか記憶にない。(笑)
ただ、そんなハプニングがあったからこそ、
この作品を鑑賞する機会に恵まれ、多くのことに気付いた。
「1975年放送のテレビアニメ版『ガンバの冒険』」を、
現代風にアニメ化した作品であるが、40年ほど前から
こんなアドベンチャーがあったことに、まずは感激した。
この作品の主役はネズミたちだが、ストーリーは
まさしく現代の人気アニメ「ワンピース」の原型ではないか、
そんな錯覚さえしてしまうほど、の展開だった。(笑)
主人公の「ガンバ」が、前向きなところも、
「ワンピース」の主人公「ルフィー」と似ているし、
それを支える個性的な仲間たちも、どこか同じ匂いが・・。
だから「『ワンピース』の原作は『ガンバの冒険』?」という
フレーズで、記憶に残しておきたい。
作品だけを思い出すなら「ソテツの花言葉」かな。(笑)
(黄色のソテツが「希望」、赤いソテツが「愛してる」)



2016年12月21日(水)
体に「良い食べ物」「悪い食べ物」は存在しない

(だいぶ以前の講演からですが・・)
平成28年度日大国際関係学部主催(下期市民公開講座)
共通テーマ「生活習慣と健康」
講師「篠原啓子」氏(日本大学短期大学部 准教授)
演題「中高年のための健康術」から。
・夜遅く食べると太る?・糖質オフなら飲んでも大丈夫?
・オリーブ油、アマニ油で血液サラサラ?
・米飯は太るから食べない方がいい?
・健康食品で健康になれる?・糖質制限でやせる?
どの項目も、へぇ、なるほど・・とメモすることがあった。
「コンビニであなたはどれを選びますか?」
(幕の内弁当・サンドイッチ・ざるそば(1.5人分))の説明で
「同じ糖質量であれば、パンは消化が早く、ご飯はゆっくり。
ざるそばは、エネルギーが低くて食物繊維も多い食品だが、
単体で食べると血糖値が下がりにくい。
逆に、ご飯はおかずを組み合わせて食べることで
血糖値を上手にコントロールできる」等、食べ方の工夫で、
どの食べ物も、良くなったり悪くなったりするようだ。
それを、彼女はこう表現した。
「体に『良い食べ方』『悪い食べ方』は存在するが、
体に『良い食べ物』『悪い食べ物』は存在しない」。
なるほどなぁ・・わかる気がする。



2016年12月20日(火)
スルガ銀行が銀行と呼ばれなくなる日

駿東三市三町幹部職員研修会
講師「米山明広」氏(スルガ銀行株式会社代表取締役社長)
演題「環境変化に対応した事業ドメインの再設定」より。
今まで「銀行」と言えば、お固く真面目というイメージがあり、
自分たちのことを「行員」、トップは「頭取」と呼んでいる。
静岡県沼津市に本店を置く「スルガ銀行」は、
そんな概念を打ち破り続けていることを知った。
自分たち「銀行」も「単なる金融サービスの一つ」と言い切り、
わざわざ「頭取」という名称を「社長」に変え、
「行員」も「社員」と呼ぶことにしたらしい。
銀行名を「駿河銀行」から「スルガ銀行」へ変えた時の
パンフレットに書かれていたキャッチフレーズには
「スルガ銀行が銀行と呼ばれなくなる日」と書かれていた。
「いい企業文化により、いい企業活動が生まれる」を念頭に、
「業務革新・営業革新・情報革新・組織革新」といった
4つの革新を見える形で行い、着実に成果を挙げてきたようだ。
〇〇市役所(役場)が自治体(行政)と呼ばれなくなる日」が
近い将来やってくる予感がするな。



2016年12月19日(月)
自分の書き込みのその先に、何が起きているかを考えること

人権擁護委員全体研修会
講師「桑原光子」氏(NPO法人「イーランチ」理事)
演題「子供が生きるネット社会の現状」から。
以前、青少年健全育成の分野で、彼女の話を聴いたが、
数年前と違って、私たちを取り巻くネット社会の現状は、
はるかに複雑になり、危険が渦巻いていることを知った。
「最近の泥棒は、投稿された写真に記録されている、
位置情報やグーグルで下見をしている」という話が、
嘘かホントかわからないくらい説得力があった。
「ネット被害にあわないためのキーワードは?」と問い、
それは「想像する力」と言い切った。
「自分の書き込みのその先に、
何が起きているかを考えること」という指摘は耳が痛い。
使い方を理解しないまま、安易に投稿すると、
「友達のみ公開」にしても、拡散する恐れがあることを、
あらためて認識させられた。
「若い頃、軽はずみなネット遊びをしていて、就職する頃、
内定会社に名前で検索されて、こんな人柄では雇えない、と
入社内定取り消しを受けた話」を挙げていた。
ネットの書き込み記録は、自分では削除したつもりでも、
実は残っているんですよ、とアドバイスを受けたし、
「人とつながることが楽しい」という理由だけで、
SNSに参加するのではなく、その投稿・写真が
「いろいろな人の目に触れられる(伝えられる)」ことを
常に意識する必要性を教えていただいた。

P.S.
「家族・子供・孫」の写真などを投稿している方々、
この話を聴くと、投稿できなくなりますよ。(汗)



2016年12月18日(日)
本当の最高は一人じゃできない

映画「二ツ星の料理人」(ジョン・ウェルズ監督)から。
ミシュラン二ツ星のシェフは、どれくらい凄いのか、
作品中の例えが面白かった。
「一つ獲得でも、ルーク・スカイウォーカーだ。
二つ獲得なら・・それは、アレック・ギネス。
もし三つ獲得できたら・・ヨーダだよ」。
(二つ目が「オビ=ワン・ケノービ」ではなかったが・・(笑))
おまけに「あの人が、ダース・ベイターだったら?」の台詞まで。
こんな会話にも映画「スター・ウォーズが引用されている。
ところで、シェフが「三ツ星」をとるには、本人の腕ではなく、
レストランとしてのチームワークが最重要だと再認識した。
主人公は、料理のスタッフに強気で、こう言い放つ。
「俺は席についた客が待ち焦がれる料理を作りたい」
「今から完璧を目指す。『良い』ではなく『完璧』だ」
「一つのミスが致命傷になる」「優秀なほど、代えはきかない」と。
しかし、あるスタッフの裏切りで三ツ星シェフの夢が途絶え、
自暴自棄になった主人公に対し、他のスタッフが声を掛ける。
「強いから人に頼れるの。弱いからじゃない」
「一緒に料理して、お互い助け合うの。一人じゃできない」
「私たちを信用して、いいわね?、私たちは家族よ」
「やることをやるだけだ、力を合わせて」・・と。
そして、遂に念願の「三ツ星シェフ」誕生となる。
鑑賞後、予告編に同じフレーズがあって驚いたけど、
監督が私たちに伝えたかったのは、たぶん・・
「本当の最高は一人じゃできない」ってことなんだろうな。



2016年12月17日(土)
これからも桑田判事になったつもりでご活躍ください

「食べることは生きること。食育の町 清水町♪」
(ナチュラ・フェスタ2016)でお招きした、
「漫画家・魚戸おさむ」さん。
小さい頃から読んできた、多くの漫画作品の中で、
今でも大切に私の本棚に収まっているのは漫画「家栽の人」。
主人公は「家庭裁判所・桑田義雄判事」
(名前も一字違うけれど「よしお」なんです)
その人物に憧れて、丸眼鏡にした、といったら驚くだろうか。
その作者に会えると知って、私はもう落ち着かなかった。
イベント後の懇親会でも、ちゃっかり隣席を確保し、(笑)
漫画「家栽の人」の話をたっぷりと聴かせていただいた。
「毛利甚八さん」の原作を読み、泣いてしまった彼本人が、
その原作を漫画にして、泣かせられなかったらどうしよう、
そんなプレッシャーがあったんですよ、と秘話まで・・。
「大丈夫です、魚戸さんの漫画で私は何度も泣かされました」と、
私も、あまり他人に話さなかったことを伝えてしまった。
翌日、Facebookで「友達」になっていただき、メールが届いた。
「桑田判事のメガネを真似てかけた方には
初めてお会いしました(笑)。光栄です。
これからも桑田判事になったつもりでご活躍ください」
このメールこそ、私の宝物だな。(嬉)



2016年12月16日(金)
日本は軟水の国だから、出汁文化を育んだのね

以前紹介した、書籍「和食はなぜ美味しい(日本列島の贈り物)」
(巽好幸著・岩波書店刊・181頁)から。
「1月」の項目は「おでん」だった。
サブタイトルは「出汁は山紫水明の恵み」とある。
種明かしはこうだ。
「地下水が地下に留まっている平均時間を『滞留時間』とよぶが、
中央ヨーロッパや米国テキサス州の地下水の滞留時間が
1万年を超えるのに対して、日本の山麓湧水では数十キロ以下。
京都盆地では、5年程度といわれている。
ゆっくり流れる河川では、水と岩石が反応する時間が長いため、
カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く取り込み、
その結果、硬水となる。
この叔父の説明に、姪っ子が「そっか〜、日本は山国。
だから軟水の国で、それが出汁文化を育んだのね」と納得の様子。
柿田川が富士山に源を発し、3000メートル超える高低差を、
たった28年ほどで下り、地上へ吹き上げる様子が思い浮かんだ。
「昆布は、軟水でうま味成分が水へ溶け出す」のフレーズに、
この「軟水」が美味しい和食を作るんだな、と嬉しくなった。



2016年12月15日(木)
おたくさ、タイツとストッキングの違いわかる?

映画「女が眠る時」(ウェイン・ワン監督)から。
ビートたけしさん演ずる「佐原」の行動と、
リリー・フランキーさん演ずる「居酒屋店主」の台詞が、
物語に大きな意味をもっていることは理解しているが、
なかなか、そういうことかぁの境地までには達しなかった。
特に、リリーフランキーさんの役は、脇役とよんでいいのか、
微妙な会話が気になった。
「おたくさ、タイツとストッキングの違いわかる?」とか
「おたくさ、変な質問をするときはさ、
その理由を述べた方がいいよね、そう思わない?」
「おたく、どことなく、あいつに似てるよね・・へへへ」
「あんた、アフリカ行ったことある?」・・
数え出したらきりがないほど、存在感のある台詞がメモされた。
こうやって眺めると、オスの習性みたいなことで一括りされる。
「男っつうのは、落ち着いた生活したいって思っているのに、
なんだかそういう面倒くせぇ女か、振り回されるような女に追いすがる。
これって、オスの習性なのかね」
「だからやっぱ、オスっつうのはさ、食うとかやるとかに、
少々努力でもしないと、バカになるってことなんだよ」など。
今の男は、その努力をしようとしないから、ひ弱になってしまう、
そんな「草食男性」が増えたことへの警鐘かもなぁ。



2016年12月14日(水)
癒しの「や・ゆ・よ」

先日「ごゆるりと」という言葉を話題にネットでも検索したら、
こんな書き込みを見つけた。「『ゆ』とつく言葉には、
何かリラックス効果の言葉がたくさんあります。
『ゆっくり』『ゆるやか』『ゆとり』『湯』など、
副交感神経を休めるような、そんな言葉がたくさんあります」。
なるほどなぁ・・と調べてみたら「ヤ行」に多いのか、
「やすらぎ」「休む」「余裕」など、他にも見つかった。
(勿論、探し方なんだけど・・(笑))
幼い頃、「ヤ行」って変な行だな、て思ったことがある。(汗)
「や・(い)・ゆ・(え)・よ」と覚えたのが懐かしい。
だけど、この三文字って、日本人にとって、
とても大切な役割があるんじゃないか、って思えてきた。
その上に「ご」とか「お」をつけて使うから、その人に対する
「おもいやり・おもてなし」の気持ちが伝わってくる。
言われた方は、なんだかわからないけれど、嬉しくなるし、
どれも、あまり細かいことにこだわらず、焦らず、丁寧に、
お気に召すまま・・ってイメージが湧いてくる。
言葉の温かみを感じるフレーズとして、大切にしていきたい。
今回の気付き「癒しの『や・ゆ・よ』」として残しておこうっと。

P.S.
「よしお」は、癒されるかどうか、未確定。あしからず(笑)