◆◇ お気楽観劇日記◇◆
公演やビデオなどを・・・見たまま、聞いたままを
つらつらと書き綴ったまたまた気楽なコーナーです。

2002年12月20日(金) コンボイナイト

コンボイ・・・1年ぶりのオリジナルメンバー。
オリジナルメンバーでの公演が東京でしかなかったから
このディナーショーが本当に去年のディナーショー以来だった。

そんな中メンバー8人のうち、2人が脱退。
去年、一昨年のDSと・・・なんだか満足度の高くないモノだったから
今年もなんだかテンション低くて・・・行くまで不安だった。

とーこーろーが・・・期待は裏切られた。

おじさんたちのダンスにキレが戻り、ステージ構成もとても楽しめるものだった。
踊り、歌い、踊り、踊り・・・。
客席内のランディングもくまなく・・・メンバーの笑顔も最高。
私と妹のテーブルのほうにはなかなかメンバーが来なかったけど
さわやか(?)ジュリさんの笑顔や大きな手のトクちゃんや・・・
麗しきタテさま・・・の微笑みなど・・・・・・シアワセいっぱいだった。

大好きなタテさまも“姫ぶり”健在・・・いや、パワーアップで笑わせてくれた。

バンド演奏あり、アカペラあり・・・、ホントにバラエティにとんでいた。

オリジナルナンバーも歌ってくれたけど、以前の8人を思い出してなんだか淋しかった。
初オリジナルの『Wake up』は踊ってくれなきゃ〜って思ってたんだけど
最後の最後にカーテンコールで踊ってくれた。

メンバーの笑顔を見ていたら、ホントにうれしくて楽しかったけど
それと同時に“自分の道”を選んで脱退してしまった2人がいないことが
とても淋しかった・・・・・・。

リーダーのねずみさんはもう43歳かな?
みんないいおじさんだ。
キャラが独特で個性が強すぎる人たちだけど踊るとスパッと揃ってかっこいい。

懐かしさとうれしさと寂しさと・・・いろいろ入り混じったディナーショーだった。



2002年12月11日(水) カフェブレイク〜おちゃめなタニオカくん

待ってましたっ!!!
この日はタニオカくんの日だった。
いや、なんだかタニのファンみたいだ。

先週のユーヒちゃんのを見て「今週も絶対見るぞっ!!!」と決めていた。

タニオカくんは黒でビシッとキメていた。
「うははー。エライ、キメてはるわ。」と思った。

話の内容はまず、先週に引き続き、指輪のお話。
あやかさんがさり気にいろいろ聞きだしていた。
「知ってるくせに〜。」って思いながら・・・。
タニオカくんは・・・何も知らずに・・・ペラペラしゃべってはった。
そして一通り話し終えたあと・・・ヒトコト
「実はね、このお話、先週、大空さんから聞いてたんですよ。
 話す方が違うとこんなに違うのね〜って思いました。」とあやかさん。
「え″っ!!!」とタニオカくん。
おかしいわ・・・完全にしてやられてる。

表情がコロコロ変わり、あやかさんに乗せられるまま・・・しゃべるタニオカくん。
こんなに楽しそうにトークする人も珍しいな・・・と思って見入ってしまった。

いやー、ホンマ、これからどんなに渋い大和さん、見ても笑ってしまうわ。
私の中ではタニオカくん・・・やから・・・・・・すまんのう。



2002年12月10日(火) ガラスの風景・・・新人公演

ガラスの風景・・・新人公演・・・。
聞いただけで気の毒なくらい・・・だって難しすぎるもん。

そんな気持ちで出かけた新公だった。
すずみんは芝居ができる・・・と思っている。
決して美人ではないが、独特な華やかさを持った人だと思う。
前作『プラハ』の新公で・・・そう思っていたからとても楽しみではあった。

幕開き、青い影のコロスたちが湖畔の風のように踊る。
まず、キラキラボールを持った夢乃聖夏ちゃんに目が止まった。
少しクセがある踊り方・・・。見入っている間にジョーイ・・・すずみんが登場。
渚・安蘭・夢輝・・・の本公演のような響きあうコーラスではないものの
いつの間にか・・・吸い込まれていた。

では、登場人物・・・順不同思い付きのままで・・・。

ピッコラ&アルト(いきなりかいっ!!!)
毬乃ゆいちゃんと星風エレナ。
本役のような味はないが、お調子者の姉妹で通していた。
年齢は・・・若くしてあるようだった。
ただ星風さんの声が甲高すぎて・・・ナニを言っているのかわからず、
そういうのがあとあとになって・・・ただのうるさい姉妹に見えてしまったのが残念。

シモンズパパ&ママ
青空弥ひろちゃんと叶千佳ちゃん。
若い・・・とにかく若い。
千佳ちゃんなんてどう考えてもローラのママとは気の毒すぎる。
弥ひろ氏は・・・若いけれども避暑地のリーダー格という雰囲気は出ていた。

クレマン教授・・・
大真みらんちゃん。
ガイチのようなどこか神経質そうな利発そうな・・・というイメージはなかったが
妻リーザを愛する・・・どこか疑いながらも愛しているということが
ツラくなるくらいに伝わってきた。
ラスト・・・自分の想いを歌いながら告白するところが
とてもとても大切にしている・・・ということと
これで何かから解放されたという安堵感が見えた。

リーザ
琴まりえ
少し気の毒な役どころだった。
これはもしかしたらバクスターの次に難しいかもしれない。
セリフがたどたどしいので、いろんな男性を惑わす女性には見えなかった。

ミラー警部
柚希礼音
参りました・・・。すごかったです・・・はい。
前作『プラハ』のヤンパラフの時はまだ少し荒削りだったのに
トウコのようにはいかなかったものの・・・すごくうまくなっていた。
ビックリした・・・・・・。
スーツやコートがよく似合い、時には軽快に時には重々しく・・・
うまくストーリーを運んでいたように思えた。

ピエトロ
綺華れい
これも難しい役なんだ・・・と思った。
やりすぎてもいけないし、そこそこやりこなさなくてはいけない。
彼女なりにいろいろ工夫しているのが見えた。

アメデオ&ロベルト&プリシラ
天緒圭花・鶴美舞夕・陽月華
セリフが早すぎて・・・。
ウメちゃんが本役の千佳ちゃんとは違った役作りで笑いを取っていた。

ジョヴァンニ
美城れん
なるみんはなかなかキレものの助手・・・という感じだったが、
美城さんは・・・気はきくけど、ちょっと(かなり?)どんくさい・・・というか
人の良さが前面に出ていて・・・かわいらしかった。

マリオ&クララ
彩海早矢・南海まり
銀行の御曹司・・・というよりも・・・金持ちのちょっと荒くれたぼんぼん・・・という感じだった。
南海まりちゃんと並ぶと「どっかで見たぞ。この並び」と『ヴィンターガルデン』を
思い出してしまった。
クララがお母さんである千佳ちゃんよりも、姉である仙堂さんよりも年が上に見えてしまったのが・・・見ていてちょっと「あらら?」という感じだった。
事件の直後、動揺しているのがすごくよくわかって、
「あー、動揺して気がついたらボートに乗ってたんだな。」と
見ているだけでよくわかった。

レオナルド
嶺恵斗
もうオトコマエすぎ・・・。スタイルがいいから、どの衣装もよく似合う。
「そりゃ、奥様もちょっと気になってしまうだろう。」というくらいオトコマエだった。
リーザに「もうおしまいね。」と言われたあとにまとぶんとは違った落胆ぶりが
見えてそれが妙に心に残った。
事件の真相がわかったあとのジャケットに白いパンツがまぶしいくらいだった。

ケント
祐穂さとる
さとるっちもいい味を出していた。
「あら、この人もリーザに気があったのね。」と初めて気がついた。

ローラ
仙堂花歩
セリフを急ぎすぎるのが気になったが、ジョーイの別荘で自分の気持ちを
はじめて告白する時の様子がとても初々しく、「恋する」というのがわかりやすかった。
ただ、大人っぽい衣装やカツラがかわいらしい顔にしっくりこなくて
見た感じに違和感があったことは否めない。
自分の気持ちと自分の立場を理解しようと努力している葛藤がうまく表現できていた。

ジョーイ
涼紫央
とてもていねいに・・・セリフを大切に運ぶ人。
歌も格別ウマイわけではないのにどの歌もあたたかく、聞こえた。
ローラに告白された時に見せる一瞬の喜びの顔と戸惑いの顔の変化がよかった。
最初にクララをいいなだめている時の雰囲気もとても優しくて心が和んだ。
たーちんのジョーイは、今までの人生経験からにじみ出る・・・悟りのようなものがあったが、
すずみんのジョーイは真面目にひたすら真面目に生きてきた・・・心根のやさしい好青年だった。

最後の挨拶で「新公が大好きでした。」とまたまた正直に語り出したが
途中うまく表現ができなくて・・・伝えたいことが言葉にならなくて・・・という面があり、
それはそれでまたとても微笑ましかった。
まだ話している途中だったのに、ラストの曲が始まって・・・幕が降りてしまい
少し気の毒だった・・・・・・。

今回は、どれだけ本役がすごいか、難しい役が多いか・・・と
いうことを痛切に感じた公演だった。
全体的にセリフを言い急ぐところがあり、所々、ただやかましいだけになっていたことと
歌える人たちまでも歌に問題があったことがとても残念だった。
歌で納得できる人がいなかった。
強いていえば、すずみんがとてもていねいに心をこめて歌っていたのが心地よかったくらい。
すずみんが歌やセリフを大切にしていることでとても幸福な気持ちになれた。
たーちんのジョーイとは違った・・・好青年的なジョーイだったが、
全体的に小粒(?)だった新公だったから、それくらいのほうが枠からはみ出ることもなく、
おさまりよかったのかもしれない・・・と思った。

新公らしい新公・・・そんな感じの公演だった。



2002年12月04日(水) カフェブレイク・・・大空のユーヒちゃんの彼の話

今日は、何気に月組公演が見たくてカフェブレイクを見た。
「やっぱり中日行きたいな・・・。」って強く思ってしまった。
もう友会抽選終わってるっちゅうねんっ!!!

そうこう思いながら、見てて・・・思わず、笑ってしまったことがあった。
なんでもユーヒくんにタニオカくんが指輪を贈ったとか・・・。

お稽古待ちをしているユーヒくんの周りをすごく不自然に行ったり来たりするタニオカくん。
「ヘンなヤツ」ってユーヒくんは思っていたらしい。
「どうしたの?」って聞いても「いいや、べ、別に・・・。」っていうタニオカくん。
ユーヒくんはおかしかったらしい・・・。30分くらい行ったり来たり・・・。
そしたら「あ、そうだ。」っておもむろにタニオカくんが割り箸の袋を
ユーヒくんの指に巻きつけて・・・「あははー。こ、これ・・・あははー」とか言って・・・
また挙動不審なまま・・・去っていったとか。

お姉さまユーヒくんは「ははーん。」ってピンと来たらしい。
どうやら指のサイズを測っていたようだ。
けど気がつかないフリをしてあげたとか。

そして翌週、2人でお稽古しようとした時、いつもは台本しか持っていないのに
なにやら、不自然な包みを持っているらしいタニオカくん。
台本で隠しているつもりなのにお姉さまユーヒくんにはモロわかり。

お稽古中も台本で必死に隠すタニオカくん。

で、お稽古も終わり、「帰ろうか・・・。」って言ったユーヒくんに
「あ、あの・・・これ・・・・・・つ、使ってください。」とタニオカくんが
包みを出したらしい・・・・・・。

全てお見通しだったユーヒくんは・・・お姉さま。
「え?なに?え?指輪?うれし〜。」って喜んであげたらしい。

私はこの話を聞いておかしくておかしくて大笑いしてしまった。
全く、その辺で実際に起きていそうなエピソードじゃないですかっ!!!

やり手のキャリアウーマンの年上の女性にプロポーズする駆け出しサラリーマン。

もうこのエピソードだけでなにか、短編ストーリーができそうだ。
ちなみにお姉さまユーヒくんもタニオカくんにお返しをしてあげたそうだ。

もうなんだかかわいくてたまらない。

私はあまりタニオカくんの魅力がわからなかった。
・・・というか、「なんでやねん?」というモノがあった・・・正直な話。
でも『ガイズ』を見てからあのキャラがとてもすんなり入ってきて、
そんなことはおかまいなしになってしまった。
そしたら、今回の『長い春』でもあのキャラ・・・・・・。
もう“お笑い担当タニオカくん”が確立してしまった。

おかげでDSのポスターを見ても・・・キリリと決めてる大和さんが着ているTシャツの
ちょっとおちゃらけキャラのタニオカくんに目が行ってしまい、
妹と・・・わざわざ・・・足を止めてまでも・・・ポスターの前に立ち止まり、笑ってしまっていた。

「ええよねぇ・・・タニオカくんのこのキャラ・・・」と。
私たちにしては最大のホメ言葉のつもりだ。

元々すごい努力家だということは聞いていた。
早くから抜擢されて・・・抜擢されたからにはそれに追いつかないといけないから・・・
よく言わない人も増えるだろうから、ヒトより努力しなくちゃいけない・・・
イイ気になってはいけない・・・とずっとずっとヒトの何倍もお稽古をしていたらしい。
それは彼・・・いや、彼女が抜擢され始めた頃から聞いていて、
今もそれは続いていると聞いている。

努力家なのはわかる・・・。
でもごめん、もう、笑っちゃうよ・・・ごめんね。
だってそのキャラがいいんだもの。

カフェブレイクでこんなに笑ったのは初めてだった。
来週はそのタニオカくんらしい・・・。
これからのゲスト・・・を見て・・・「お、またしばらく見るとするか・・・。」って思った。
だって、ワタルおじさんも出るんですもの・・・・・・。

あ、あれ?大空のユーヒくんのエピソード・・・・・・ないや。

じゃ、ここでヒトツ・・・あの麗しのフローレンスちゃん・・・
カツラ・・・7つも作ったんだって・・・。
でもその7つ目も納得行かなくて・・・初日あいてから、また作ったとか。
最初に登場する乗馬スタイルもさることながら、
ステファン(アントワネットの人形ちゃうぞ)の晩餐に出かけるところの
スタイルも・・・とても麗しく・・・ステキだった・・・ユーヒくん・・・いや、ユーヒちゃん。

紫吹さんと並んでもサマになってたし・・・理想のカップル・・・って感じで
タニオカくんと並んでも・・・それはそれでイケてた・・・・・・。

うははー。あかんわ。これからどれだけタニオカくんがキザっても・・・・・・
笑ってしまうかもしれない・・・・・・。
ごめんね、タニオカくん&タニオカくんファンの方。
全く悪意はございません。

最後にタニオカくんへ・・・・・・
フローレンスちゃんとアデレイドちゃんと2人に愛されてシアワセものね。
(考えてみると・・・かなりオソロシイ・・・そして愉快なエヅラだ・・・。)


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春吉

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