岸部・・・?

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2006年05月25日(木) サイボーグ

いまや、レコードは針じゃなくてレーザーで鳴らすのがシヴィー。
割れていてもセロテープで貼り付けて回す。
真生子が言ってたから間違いない。

それより、今や、人間のロボ化がすごい。ってテレビをこないだ見た(NHK)。
筋肉を動かすのは脳から出るパルス、パルスは神経を伝うってことで、腕一本まるごと機械で作って肩まで来ている神経と繋ぐ。そのマシーン腕をゲットしたおばちゃんが、ウィーン…ウィ…ウィ、ウィーンとか言いながら、旦那の湯飲みにお茶を注いで二人してニヤニヤしていたりする。指先は滑らないよう指サック。

他にも、何故そんなことになっているのかは忘れたけど、腕の神経を胸辺りに持ってきてしまった人がいて、胸を触ると、「そこは中指だねえ」などと面白いことを言うアメリカ人がいた。

と、ここまでは、脳からアウトプットされたパルスを読み取る技術なのだけど、一番焦ったのは、インプットの方。失明した人が、外の景色を見ることができるようになるやつ。

映像を認識して、それを信号に置き換えるでっかい機械を腰にぶら下げて、そっからコードで脳に送るわけですが、何が焦るかって、そのプラグをチョクで頭にぶっ刺す。そしてそのプラグが、なんか太い。針治療ぐらいの針か何かを刺すのかぐらいに思っていたら、後頭部辺りになんか太いプラグ用のコンセントが埋まっとるやないの。それを装備している人は「そしてスイッチを入れます」などと淡々と説明し、「ああ、見えてきましたよォ」やって。

って番組をこないだ立花隆がやっていて、その人間ロボット世界はまるで攻殻機動隊ってことで、押井守と対談していたのだけど、その二人の対談の画がこれまたすごかった。さしづめ妖怪会議。途中、会話の進展に詰まった立花隆が、「神経をパソコンと繋いだけど、あの感覚はまじですげかったですよぉうえへへへ」などと内容もグロい。

で、番組は帰結へ向かう。
両腕のない人が頭とパソコンを繋いで、意思通りにカーソルを動かすという技術があって、というかここまで見てくればもうそんなことは普通のことのような気がしたのだけど、アメリカはその技術を軍事に使う目的だと言いたいらしい。

そうなったらできることの例1:パイロットの意思とか直感とかだけで瞬間的に戦闘機に反映させることができる 例2:飛行機に乗らなくとも家から遠隔操作できる などなど!

優秀ではあるのだけど実は激ネガティブなパイロットとか、内心しょっちゅう思い出し笑いをするパイロットの脳と戦闘機を繋ぐことを想像するだけで恐ろしい。


2006年05月24日(水)

竹原のボコボコ相談室
http://promotion.yahoo.co.jp/charger/backnumber/200604/contents02/theme02_02.php


<今月の悩めるサラリーマン>
やりたい事が見つかりません。
メーカー勤務:Hさん(26歳)

高校を卒業してから色々な仕事をしていますが、現在の仕事も含めて本当にやりたい事がみつかりません。今後どうしたらよいのでしょうか? なにかアドバイスをお願いします。


竹原:知らねーよ。


2006年05月08日(月) プンプン丸

プッププッププップー!ププーッ!

って、家の前の道路で朝からけたたましいクラクション。何や何やと思って見てみても、車が並んでいるだけで何も起きてない。しばらく鳴り止まず、怒声まで聞こえてきた。何かと思えば、

「たらたら走んな貴様コノ!!ゴルァー!!さっさ進まんかっ!!プッププー」げな。

まじかっ!!
朝のラッシュ時にそんなことで怒っとるんか。
そんな急いでるのなら高速使えよな。

「貴様コノ」の部分は、発音通り正しく表記すると「きせめこのぉう」って言いよった。

とにかく、朝からすげえ迫力だぜ。

よく見たら、何十台もある前の車列を、見通しの悪い片側一車線道路なのに、今にも追い越そうと構えとる。もうね、ライトをパッシングさせてみたり、ウインカー出して追い越すのか?と思わせといてやっぱりやめて怒鳴ってみたりって、早くあいつの免許を剥奪しろ!

そんなプンプン丸の前にいた車はほのぼのとした配達車やった。またあのほのぼのさが苛立たせるっちゃろーなーと思ったけど、できれば運転手はすげえ怒りっぽくてごつい奴であって欲しい。

「うるせこらーっ!!お前、車がほのぼの配達車やけんって運転手もほのぼのしとうと思うなよ?オレ様だこの!」

「おお?なんか貴様この!!」

という具合に展開して、殴りあった挙句、疲れた頃片方がポツリと「お前良い奴だな」と照れくさそうに言ったかと思うと、もう片方も呼応して「お前こそ」などと返し、今では十年来の良き飲み友達です。

という関係にまで持っていって欲しくはない。


2006年05月02日(火) made from

人の身体は、摂取する飲み物と食べ物によってしか作られんってことをよく考えないかん。

たとえば、あるところにいろんな素材があって、その素材を使って自分の身体を作れって言われたら、良い素材、特に女は、プリプリでサラサラの最高の素材を選ぶにキマっとる。

最初に言ったとこを踏まえて言うと、自分が摂る食べ物=自分の身体の素材なわけで、そこんとこ考えないかん。


2006年05月01日(月) リピート

「繰り返し」ってやつが人を最も苛立たせる行為だとつくづく思うわけです。一つ一つの行為は大したことなくても、何度もやられるとまじでかなわんって思うわけです。

現在5歳の甥と3歳の姪らあたりの年齢の子供は、記憶とか論理とか、そういうものをまるっきり無視した直感で生きているため、こいつらの繰り返しスキルはものすごいものがあります。

僕が部屋にいると、向こうから徐々に部屋に近づいて来て、ドアではない方からガサガサーッて思いっきり聞こえてきて、あーはいはいいつも通り横から来て「バァ〜」とか言うわけね、などと思っていると、ガバーッて開けてきて「バァ〜!」とかやっぱり言うんです。

もうね、何て言えばいいんですか。
「うわ〜っこんなところから出てきた〜!」とか、恥ずかしながら、お前が生まれてから100回ぐらい言ってやったぜおれ。子供に真顔で「はいはい、何回も見た」などと言っちゃうほど心臓に毛が生えているわけではないので、しょうがないから101回目を言うわけですよ。

どちて坊やみたいに「なんで?」を死ぬまで繰り返されることもあって、そんな時は、子供向けの答えではキリがないので、今までの人生の知識と経験を総動員して、極めて科学的かつ論理的に答えることにした。ポカーンて顔しても知るかっ!それが答えだ!

そんな話はいいんです。問題は、繰り返しが一番神経を逆撫でするってことです。

また、「繰り返し」は、いつまで続くのかという恐怖でもあり、逆に違うケースではいつまでも続いて欲しい心地良さでもあります。

同時に、最も笑える行為として、笑いの技術の一つとしても数えられるわけです。

苛立ちや恐怖や心地良さを感じるか、笑いを感じるかの違いは何か。それは、「客観視できるかどうかにある」(WRA・世界繰り返し協会)と考えられています。

何にしろ、繰り返しというのは、一番…こう、神経にチョクでくるわけです。


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