岸部・・・?

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2005年07月30日(土) へその掃除やってるかい

去年、へその汚れに気付いてびっくりした。26にして気付いた。人に話したら掃除してた。みんなへその掃除していたんだそうだ。10年くらいずっと掃除していたんだそうだ。おれが知らないところで。まじショック!コソコソしやがって!

「へそをいじったらおなかが痛くなる」ってやつ、ずっと信じていたから触らなかったのに。おれにはそう思わせといて、それか。全く大人ってのは信用ならん。おなかは痛くならんのか。初めての掃除は緊張した。そしてまじでくさかった。

あれから1年。今日へそ見たら汚れていたから掃除した。気持ちよかった。


2005年07月17日(日) プロファイル 〜完全に掌握されとる〜

19かはたちのある一時期、先輩・友人とともに「イタダキ団」を結成し、夜な夜なその活動に勤しんでいた。イタダキ団の主な活動内容は、友人知人の家に押しかけ、「なんかいらんもんちょーだい」と言っては、所有者が少々嫌がっているものでも、メンバー全員による説得等、半ば強引にめぼしいものを戴くというもの。イタダキ団は、コードネーム:「タヌキ」を中心に、主にバイトの帰りおよびその後活動。タヌキ以外のメンバーは、日によってまちまちだったが、主にコードネーム:「コアラ」、「ピエロ」、そしておれ。夜中に数人で押しかけてきて家宅捜索、あちこちから「これもらっていい?」などという理不尽な申し入れに、親切で家にあげた本人はもう来んなと叫ぶことになる。

ターゲットは全員が知り合いの一人暮らしの男に絞られており、数が知れていたので、次どこ行く?って時に、メンバー同士、次はうちじゃないかという警戒心と同時に、そうはさせん!絶対にうちには入れん!という強い反発をうちに秘めていた。一度メンバー内に被害が及べば泥沼の内戦となることは明白なので、誰一人として決して口に出すことはなかった。そんな、イタダキ団。

その日のターゲットはバーヤン。バーヤンはその昔、電撃ネットワークのインストアライブにのこのこ出かけ、電撃ネットワークが目から牛乳を出しながら「悪魔退治」などと言って客席に入り、客の中から悪魔とおぼしき人物を探し出して退治していた際、その聖なる牛乳をかけられていた張本人だ。

その日のイタダキ団メンバーは前述の4名。コアラとバーヤンは同い年の親友だった。バーヤンの今の状況をコアラが電話で聞くと、家で一人でテレビを見てたということだったので、今から行っていいかというと絶対にダメだということだった。行っていい?ダメ。いい?ダメ。を数回繰り返したあと、電話を切って、バーヤンの住むマンションに向かった。

目的地付近に着いたとき、バーヤンを発見、コンビニに入っていった。ここから、リーダー・タヌキ(一番年上、当時23、4)のプロファイル能力が輝きを見せることとなる。


タヌキ「あいつ、コンビニで30分以上立ち読みするタイプと思うんよね。」


だとしたら、当分ヒマになる。しかし、どうしようか、との合間を挟むことなくタヌキは言った。


タヌキ「あいつ、コンビニとかは鍵かけんで出かけるタイプと思うんよね。」


勝手にあがり込んで帰りを待とう、ということになったが、秘密主義のバーヤンの部屋は、親友のコアラさえ知らなかった。とりあえずマンションの入り口まで行ってみると、そこには全戸数およそ5〜60軒分のポスト。しかし、タヌキは焦らない。


タヌキ「あいつ、郵便物を何ヶ月も溜め込むタイプと思うんよね。」


郵便物が溢れているポストは301と602の二つ。一つめの301へ向かった。ドアの横にバーヤン愛用のバイク、モンキーがあった。タヌキの言った通りドアに鍵はかかってなかった。メンバーは散らかった部屋の中を、帰ってきたら「これちょーだい」って言うためにざっと目を通していた。タヌキなどは、もうすでにこの部屋で見付けたバイク用のゴーグルを頭に巻いている。その時、一人が奇妙な声をあげた。


ピエロ「うわ!なんこれっ!」


若い女の裸が写ったポラロイドだった。気が付けば辺り一面に、女の各部位を写したポラロイドが20枚ぐらいあった。動揺を隠せないメンバー。続けてピンクローターが出てきた。みんな、湧き出る好奇心を抑えられず、ポラロイド見たり振動部を触らないよう気をつけながらピンクローター見たりポラロイド見たりした。ポラロイドには、当のピンクローターを活用している女の写真もあった。・・・・・バーヤン。


ピエロ「これ、家におったらやばくない?」

おれ「やばい。でも、さっきの電話と部屋の雰囲気でおれらが来たってバレバレ。」

タヌキ「ここは、親友のコアラに決めてもらおう。」

コアラ「・・・帰りましょう!」


帰り際、何故か全員一致で「ドアの前にバーヤンの愛車モンキーを立てかけ、ドアを開けにくいようにする」という謎の犯行声明を残すことになり、その小さな二輪をドアに立てかけた。よし、これでドアは開けにくいはずだ。おれがそう言ったとき、タヌキはまだゴーグルを頭に巻いていた。帰り道、なんともいえない空気が漂う車内に、バーヤンからコアラへ電話が。


バーヤン「コアラ達、うちに入った?」

コアラ「いや、行ってないよ。なんで?」

バーヤン「ほんとに?ほんとに来てない?・・・いや、ならいいよ。」


2005年07月15日(金) ヒストリー 2

その後、小5くらいで友達に遊人の「校内写生」の存在を教えてもらって愕然とした。それまで読みふけっていたものはおっさん向けの「高度成長期エロ」ないし「シュールレアリズム」だとすると、校内写生は「ヤングエロ」ないし「レアリズム」。

校内写生の流れは中1まで続き、全巻そろえたところで母親にばれた。たんすの奥の方に隠しておいたやつが、帰って来ると本棚にきれいに並べてあったのです。その日はタイミング的に最悪な日で、ニュースステーションで有害図書の話題が取り上げられていた。久米宏が有害図書の有害性を語りながら、画面には今日見つかったおれの本が有害図書の典型例として並べられていた。あのとき家族全員で見ていたけど、単なる好奇の目でみる姉達と父と、そうじゃない母とおれとは別次元にいた。母の無言のプレッシャーを勝手に感じ取ったおれは、おれがサイヤ人だったら軽く近所の家ごと吹っ飛んだであろうほどの気のエネルギーで踏ん張った。しばらくの無言のあと、

母「なんか、こういうのバッカみたいやね!」

おれ「ごちそうさま・・・。さて・・・風呂でも入るか」

思えば久米宏はこの頃からろくなこと言ってねえ。

ヤングエロといえば、いつ頃だったか、ある先輩に教えてもらったものがあった。小2〜4年頃まで付き合っていた4コ上の近所の悪い先輩で、この人はまぎれもなく不良だったけど、学校主流の不良ではなく、もっと陰湿な感じのする不良だった。この人は近所のダイエー系列のアピロスで最新ゲームをパクっては中古ゲーム屋に売るというシノギをやっているせこい不良だった。この人に、まんこの落書きとその意味を教えてもらった。教えてもらった次の日、友達に教えて放課後の学校で黒板にでっかく書いて職員室に聞こえるように叫んだものだ。この不良には7〜8歳はなれた弟がいたが、よくおれに対して「お前みたいな弟が欲しいよ」と言っていた。後に、というか今から3〜4年前、この不良の弟はジャージの上下をさかさまに着用し、頭にパンツをかぶってコンビニに派手に登場したらしい。

この先輩に教えてもらったのが「Oh!透明人間」。面白かった。「Oh!透明人間」は現在「Oh!透明人間2」として連載されている模様。こないだレンタルコミックの最新刊のところで見た。

思春期を過ぎてからは、はたち前後の頃の早朝、突然、あのエロトピアのザラ紙などから放たれていた特有の非現実的な卑猥な感じを思い出し、「エロ漫画買わないかん!」って気になって焦って買いに行ったことがあった。朝6時くらいだったと思う。エロ漫画ぶら下げて帰っていると、これから就職の面接に行ってくるという先輩に出くわし、「こんな朝から何しよん?何買ったん?」と興味津々。「エロ雑誌です」とおれ。普段は何事に対してもゲラゲラと笑う、この陽気な山口訛りの先輩もどこかそっけない感じで「おお・・、そうか。」と神妙な顔つきをした気がする。


以降、2〜3年に一度、エロ漫画市場の変化リサーチをする程度に落ち着き、今に至る。めんどくさくなったので終わる。


2005年07月14日(木) ヒストリー 1

今年の芥川賞・直木賞が決まったようだ。

これを期に、おれのエロ漫画史を編年体形式にて振り返ってみたい。

初めてエロ漫画に触れたのは、小2の秋、風邪をひいて学校を休んでいた時のこと。怖い夢を見て起きたので、不安げな声で母を呼びながら親の寝室へ。そこに親の姿はなく、ベッドの上に横たわる「エロトピア」。

おれ「ん?エロトピア…?どれどれ…」

十分に手ごたえを感じたおれは、小2ながら大人も唸るほどムラムラしながら自分の部屋に持ち帰って読みふけった。このとき、すでにオナニーを自ら考案。そのときのオナニーとは、どうしようもなく悶々としたちんこをエロいところにこすりつけるという野性的なものだった。

しばらく読んでいるうちに母親が帰ってくる音がしたので、焦ってカーテンの後ろに隠してタヌキ。母は熱にうなされる息子を心配し「ヨーグルト買ってきたよー、食べんね?」などと言いながら入ってきた。

母「今日は天気良いよーカーテン開けなさ・・・あらっ!!なんねこれ!!この本どうしたとね?!」

おれ、寝ぼけながら「んー?何それ知らんよ」

母「これはお父さんの本やけん読んだら怒られるよ」

おれ「ああ・・そう・・・でも知らんもん(さっきまでちんここすりつけててごめん)。」

まあ、熱で頭がボーっとしてたわけですよ。ともあれ熱を心配しにきた親は別の心配を抱えて部屋をあとにした。

エロ漫画熱が再発したのは小3、友達にエロトピアの話をしてうちに誘い、二人でふむふむ読みふけっていた頃。その友達がエロトピアを何故か「エロノス」と間違って記憶しており、学校で「おまえんちのエロノスがさー」などと話してきて、「お前間違ってるって」と言いつつその「エロノス」という響きが妙に卑猥で「エロの酢?エロの巣?・・・どっちでもいいけどなんてエロいんだ!」と興奮したものでした。


つづく


2005年07月12日(火) 惰性による○○

器物損壊容疑:ジーパンのお尻に興奮、硫酸かけ逮捕
 警視庁捜査1課と葛飾署は8日、歩行中の女性に硫酸を掛けたとして、東京都墨田区墨田5、会社員、斎藤司容疑者(34)を器物損壊容疑で逮捕した。このほか、6月に葛飾区で3件、昨年5〜6月には足立区で5件の同様の事件があり、同課は斎藤容疑者が関与した疑いが強いとみて調べている。

 調べでは、斎藤容疑者は6月20日午前8時半ごろ、葛飾区堀切4の路上で、歩いていた歯科助手の女性(33)の尻に、マウンテンバイクで追い抜きざまに硫酸を掛け、ジーパンを焦がした疑い。斎藤容疑者は「ジーパンをはいた尻を見ると興奮した」などと供述、容疑を認めている。

 斎藤容疑者は、勤務する貴金属加工会社から硫酸を持ち出したとみられる。昨年6月ごろには、同社の足立区内の工場に勤めていたという。【長谷川豊】

毎日新聞 2005年7月11日 20時55分




危険な野郎だ。


さて、こないだひまつぶしと現実逃避を兼ねてスーパーファミコンのドラクエ5をやり始めたところ、3日間寝る間も惜しむほどやってしまったけど、全然恐ろしくないボスを倒して平和を取り戻した世界に一通り感動してリセットボタンを押した瞬間、「だいたい何なんだよ」って気持ちになった。

で、次の日もヒマだったのでCDを買いに行った。weezerとbeckとmarsvoltaとcommonを買った。


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