日記ときどき週記...青木文

 

 

明日

雨は飴 - 2005年05月30日(月)

 閉じたまぶたの上に音が降ってきた。どこまでものびる彼女の声。
 七年前は聞くのが苦しいくらいの怒りに満ちていた声は今、やわらかくどこまでも伸びていく。彼女の伸ばした手を思い出した。
 手首の傷跡から硬く、引き連れたように伸びていた手。細く無駄なく付いた筋肉の美しい踊り子の腕。彼女の手は今、どこを差しているのだろう。そこに、怒りの力はこもっていない気がした。
 バイオリンとギターは彼女にそって伸び、彼女の美しい腕もどこまでも揺らめきながら伸びていく。揺らめき、絡まり、縺れ解け合って。
 見えないけれど、きっと幸せなのだろうと思った。

 意味不明にですが、感想文。

 落ち込んでいたのに、まだ向き合うと落ち込むのに。それでも音を聞いている時は落ち込んでいないのです。


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眠い - 2005年05月29日(日)

 今日は沢山歩いて、疲れました。
 早めに眠ろうと思います。


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呼吸 - 2005年05月18日(水)

 嫌なことがあるとどうしても、外に向かって話すのがおっくうになってしまいます。
 自分のなかに引きこもると落ち込むので、外の言葉を吸収しつつでも自分は何も返さない。そんな状態に良くなります。月の半分くらいはそれ(駄目駄目)。
 先週もそんな感じでした。いま少しずつ、吸い込んだものを吐き出していこうかと思います。ゆっくり。


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言葉 - 2005年05月16日(月)

 通じないけど、通じないからこそ見える綺麗なものがあるとやっぱり信じたい。
 ほんとはすぐ疑っちゃいます。でも、そうじゃなく、嘘でもいいから綺麗なものが見たい。

 どうせ見るなら、綺麗なものの方がいい。


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- 2005年05月12日(木)




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逃避 - 2005年05月08日(日)

 イベント後だし、いろんなとこに御挨拶したいのですが、精神状態が不安定な為自粛。

 私は逃避するのがとにかく得意だ。今日も起きた時はどん底の気分だったんだけど、図書館言って、簡単な本を読んでいたらわりとフツーまで戻ってきた。
 逃避ってのは結局問題の解決には結びつかない。でも、これが出来なかったら困る。出来ないよりはまし。一番いいのは問題解決能力を身につけること。

 意外な人がこの日記を見てるみたいで、ちょっと困ってしまうのですが、こんな駄目人間です。でも、貴方たちの前ではいいかっこしていたいので、知らないふりしてて下さい(笑)。

 私はただ、健全な人間でいたい。昔から、この日記みたいに感情に歯止めが聞かなくなってしまうことがある。というか、頭のなかはいつもそう。 
 同じような人を身近に見て、そのままではまわりにも自分にもキツイと思って、なんとか外側だけはそんなに暴走しないようにできるようになりました。なったはず。
 なり過ぎてむしろ、人の気持ちとかどうでもいいでしょといわれる日々ですが(笑)。確かに、自分でいっぱいいっぱいの人には他人の気持ちまで気がまわらないんだと思う。
 普通の人間でいるってことがどうして出来ないんだろ。自分を甘やかし過ぎたからでしょうか。



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忘れた - 2005年05月04日(水)

 何かこうとしていたか忘れちゃった。
 忘れていくことが大半だけど、覚えていたいこともある。

 言いたかったこともある。

 私はもう少ししっかりするべきだと思う。お父さんお母さん本当にごめん。私を無条件で愛してくれたこと感謝してます。私はきっとそれを返せない。子供も産んであげられないだろうし、今後何かあった時に助ける能力を持っていない。二人が見て安心する大人にはなれない。せめて生き続けることだけはしたい。わがままでごめんなさい。ほんとうにありがとう。

 親にもらったものを返さずに、自分を一番にすることにしたのだから、幸せになろうとする努力だけは怠っちゃいけない。意味がなくなる。


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昨日



 

 

 

 

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昨日  明日


 けっこう、嘘も多いです。と言うかその場の思いつき、嘘ばっかです。


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