書くだけよ
相模麻琴



 トキの過ごし方 【写真】

「海に行こう!今日はピクニックだ!」
元気なmailが突然入った
僕は嬉しくて飛び上がる

太陽の下
ドライブが好き

なんという海かはしらない
海が好き

カメラ
フィルム沢山もって
シャボン玉も

目の前一面の稲穂
山吹かかってきて美しい

左手に土手
すぐそこには海
太陽がキラキラと波に反射する

お弁当を土手で広げ

海を眺め
水田を眺め

トキが過ぎてゆく

君が言う
「このまま時間がとまってくれればいいと思うわけですよ」
僕は時間がこのまま止まればよいと思う反面

それでは夕日にお目にかかれないから困るな…
そんな気持ちも持っていた

夕日を見る間も無く帰る僕ら
時間が君には足りない気もする

シャボン玉で遊ぶ事もすっかり忘れるくらい
楽しく幸せなトキを過ごしていた

時間が止まって欲しいなんてやっぱり嘘かな
トキは流れるからこそ時間なのだ

この大切な時間を止めてはいけないと思うのだった


================相模麻琴






















2002年09月30日(月)



 目覚め




          朝目が覚めたときに
          嬉しくて
          涙が出る




               そんな経験ありますか…?



















===============相模麻琴

2002年09月28日(土)



 ヒトとヒトのフレアイ

新しい知り合いが増える
それはこちらも相手も心を開くから

僕はヒトが嫌いだと言いながら
独りが寂しくて
どうしても…

知り合いを増やしたいと思ってしまう
そして友達になりたいと思ってしまう

これは
ヒト嫌いと言えるのだろうか

ヒト嫌いではなくなってきたのだろうか
それはその相手がココロを開いて
僕に見せてくれるから

アルコールの入った体で
笑いもするし
話も出来るし
じゃぁアルコールが入ってなかったら…

やはりヒト嫌いはヒト嫌いのままなのだろうか

しかしながら…
新しいヒトと知り合えることには嬉しさを感じるのだ

ヒトとのフレアイ
本当はスキなのかもしれない

===========================相模麻琴



2002年09月27日(金)



 空のナミダ    【写真】

ヒトの其は見たくない
僕の其だけ

腕を切りつけ其れは出るけど
キズがすぐにふさがりそうで怖い

わざと腕をおして
わざと傷をこじあけ

肌が破れれば良いと

そして新しい其がにじみ出る
本当は流れて欲しい

空の涙と一緒に流れてしまえばよいのに…

===============相模麻琴




















2002年09月26日(木)



 髪の色 フキゲン 【写真】

髪を洗う

手に
抜けた髪が絡みつく

『キモチワルイ』

其を取ろうと
手を見る

すぐには見当たらず

確かに其は在るはずなのに


ああ
そうか
僕の肌の色と
其は
似ているから…

視力の悪い僕には見えなかったんだ

感触だけを頼りに
其を流す

改めて
僕の髪の色を実感する時

---------------------------------------------------------------------

僕は
タバコが好きではない

吸えない
吸ったこともない

髪の色を薄くしただけで
いつものドーナツ屋
「灰皿はお使いになりますか?」

人を見かけで判断するのはよくないと思うんだ
少し悲しくなる
そして少しフキゲン…


=============相模麻琴






















2002年09月25日(水)



 ジブンシダイ

信じる
信じない

ジブンシダイ

さて
どうする?

_____________________

人を信じる
とは

ジブンがキズついて良い
カクゴが必要

______________________

                       

















                          勇気を持とう…

                            相模麻琴

2002年09月24日(火)



 月光



夜風は冷たく肌にあたる

車のライトを消して
月のアカリで外を見る

黒いと思っていた海は
月明りで
深い深い深い蒼に見える
波がキラキラと輝く

波の音
魚が跳ねる音
月アカリで跳ねる姿も見える

ああ
月のヒカリはこんなにも力強い

すべてが僕の癒しになる

帰りたくない
このまま
このまま

月ヒカリの下
息をしていたい

==========相模麻琴



2002年09月23日(月)



 ピアノと川と

僕は歩く
いつものものは耳に当てずに
買ったばかりの靴が
大きくて
ガバガバ音を立てる

空を見上げ
川を見渡し

僕は歩く

ピアノの音がたどたどしくもあれど
僕も昔弾いたことの有る曲
自然と鼻歌がこぼれる

周りの音は嫌いなんだ

だけど今日はこの音のおかげで
気分が良い

たまには何も持たずに外に出るのもよいものだと
今日はなにやら
得をしたような気分

川を覗き込むと魚の腹が光ったのが見えた

気づけば僕は少し立ち止まって
音を聞いていた

==================相模麻琴




2002年09月22日(日)



 時間(トキ)の流れ [珍しく写真アリいじってあるけど]

僕の中の時間と
君の時間と
アナタの時間と
アタシの時間と
それからワタシの時間

それぞれがソレゾレのトキを生きる
それぞれがソレゾレに大事な時間がある

とりあえず
今のところ
僕の大事な時間は

駅前のドーナツショップで
コーヒーと
ドーナツを少し
かじって
本を読みながら
適当なジカンを過ごす
これが大事なトキ
























2002年09月21日(土)



 黄色い花

ワタシが高校生になったばかりの事

移動教室先で
ある人に
「お嬢さんお花をどうぞ」

なんて

花を頂いた

まだ慣れない高校生活
この人は一体
ダレナノダロウ

少し花の話をして
さって行った

その人がここの学校の「教師」だと分かったのは
ちょっと先の事

花といっても野に咲く花
黄色い可愛らしい花

ワタシは嬉しくて
生徒手帳にずっとはさんで
三年間過ごした

今でもその花は
生徒手帳にはさまれ
実家の引き出しに眠っている

今はもう
名前も変わってしまった
共学になってしまった
校舎も変わってしまった…

3年間しっかり通わなかったのだけれど
ワタシは母校を好いている




















2002年09月19日(木)



 キミのソラ

カメラにフィルム入ってる?

君が言った

僕は突然すぎて慌てて
「え!?入ってない、使い切った。」
なんていったけど、そういえば
新しくフィルムを入れなおしたばかり
一枚もまだ撮ってないことに気づき
空が鮮やかに写るフィルタを慌てて取り付けて
君に渡した

空が綺麗なのだと君がうれしそうにいう

しかし
1分、1秒でも同じ顔を見せない空
君が撮りたかった空の顔は過ぎてしまったようで残念そう

なんだか申し訳ない気持ちになったけれど
それでも君は楽しそうにシャッターを切るから
そんな気持ちはどこかへ行ってしまった

あちらこちらへ、君が歩き回る
写真が綺麗に写る構図を探しに
僕はその後を追いかける

君が満足した後
僕もシャッターを切り
君が好きな空に挨拶をして部屋に戻った

現像が楽しみ
さて、どちらが上手く取れてるかな?

2002年09月18日(水)



 少しのシアワセ

窓を開け
独り

熱めの湯に浸かる

ホット一息

外からは子供の声
風の声
風につられて緑も詠う

声に出しては
歌わず
ワタシは
ココロの中で

新しい石鹸
レモンの香

気分も清々しく

そんなヒトトキ


=======相模麻琴=======




2002年09月17日(火)



 ヒナン 非難 避難

出来るなら僕は
ここでもう少しゆっくりしていたい

でもそれは
僕の立場上よくないことだと分かっているのだけれど

周りが許す限り
僕はココに居たいと思った

救ってくれる人が欲しい
それは愛されることではなくて
愛すことでもなくて
僕が僕であるためには

誰と接すればよいのか
よく分からないのだけれど

少なくとも僕は今おかしい

あの人に頼るしかすべは今
残されていないのだ

それには居場所がないといけないのに
僕はそれを自ら失おうとしているのだ

バカの極み
愚かな人間の極み

何がなんだか分からない
また

僕は

振り出しに戻る
そして
改めて
最低な自分に気づくのだ

2002年09月16日(月)



 夢のコトバ

夢の中で
僕がワタシに色々言っていた
でも夢だから

何を言ってるか
分からない

その中には君も居て

やはり何かを言っていたのだけれど
覚えていられなかった

なぜか悲しい気持ちになったのだった

イカナイデ
 ソバニイテ

2002年09月15日(日)



 ボクのカミサマヘ



不幸からも幸福からも逃れている人は居ないと
ある詩人の言葉
ボクは脳の奥のほうでそれを理解した気がした

根元の黒くなった髪
時間が経ったのだと其れをみると実感する
もっと伸びたら違う色を入れようとしていたボク

『ここで』

許されない事だろうか


カミサマオネガイ

まだボクは自分を見つけていないのだ…
もう少し時間を与えてクダサイ

ボクの不幸も

ボクの幸福も

後から後から
追ってくる

でも逃れることが出来ないと
それを
悟ったならば

時がすぎるのも
怖くはないのかもしれない…

カミサマ
ジカンガホシイノデス

まだまだボクには理解できていないから…


2002年09月13日(金)



 君を否定する

なぜに君はそんなにも
嫌だというのか

周りにたいして嫌だ嫌だといってるばかり

変えようとしている人間を
愚弄し
周りに踊らされ
追い込んでいるのは君のほうだと

大変失礼だとは思うのだが
アタシは君を否定する

どうしても
正しいとか正しくないとか
決めなくてはならないことでなないはずなのに
白か黒か
そうきめようとしている
君をアタシや僕は哀れに思う
君が哀れ
君が切ない

君が…
君を否定する

2002年09月12日(木)



 ケシゴム

僕は

居たら

いけない

トラブルメーカ


周りを騒がせることばかり

平気でやってしまうのだ

消えたいと思う事がたびたびある…
ごめんね
ごめんね
僕の存在が
申し訳ない

またへこんでる自分
そんな僕が嫌いだから
消したいなって思うんだ

消しゴムください



2002年09月11日(水)



 酔っ払いの僕に




君は
「ねね、台所とかお風呂とか、
排水溝の先には別世界があるって思わなかった?」


思いもよらないことを
言われたので
少々あっけにとられながら



僕は僕で
「面白いこと考えるねぇ。
でも僕はタンスの中はほかの世界につながってると
信じていたよ。」


酔っ払ってたし
上手い会話にはなってない
でも
そんな
何気ない会話

僕は好きだ



2002年09月09日(月)



 キミノミライとアナタノミライと

僕の未来にキミは居ても
君の未来にボクは居ない

貴方は私を忘れ
僕は私を忘れ
君も私を忘れ

過ぎ去ったはずの
夏を追いかける
そして僕は
君の過去になる

やってくる秋を迎え入れるより
過ぎ去る夏を追いかけるのだろう

僕は
君の過去になるしかないのだろうか…
そしてアタシは
6月の宝石を抱きしめる



2002年09月08日(日)



 薬、自然、ココロ

人間のココロというものは
簡単単純なもの
薬よりもなによりも
ココロに効くものは
自然であると

活々とした緑
誰よりも美しく見てもらいたいと
鮮やかな花々
一秒たりとも同じ表情は見せない
空と雲達
そして
暖かく見守る太陽

夜になれば星が語りかけ
少々肌寒くなった夜風が
僕らをつつんでくれるだろう?
そしてなによりもやさしい月の光
僕らを見守っていてくれていると…

僕の君に対する感情は
この自然の中で育まれ
そして
僕の口からこぼれだす

自然の力とは・・・
偉大なのだ


____________________________________________

なんていいながら、
僕は薬を常備しているし
薬がないとチョット不安なのだ。
矛盾してるのも良くわかっているのだけれど
言いたいから
言わせて欲しい

流れ星がみれたなら
どうか僕が僕になれますようにと
お願いしてみても神様は怒らないだろうか

__________________________________________














                それから
          いつも日記を見てくれている方々に
『多謝』

        
それだけで励まされているような気に勝手になります。笑
       僕はずうずうしいのですよ。いまさらながらですけれども。









                    では…
                    また…


                     ごきげんよう・・・

                  相模 麻琴



2002年09月07日(土)



 JAZZ喫茶

いつも歩いている道に
「JAZZ」
と言う字が目に入り
女はいつか行こうと思い続けていた

それが今日
何かきっかけをつかんだようで
一人女は階段を上がり
少し緊張しながらそのドアに手をかけた

中はガラッとしていて
マスターが一人…
左手には大きなTV
流れているのは
「七人の侍」
もちろんJAZZ喫茶なのだから
映像だけで音は無いのだ

マスターは女が入ってくるやいなやJAZZ CDをかけ始めた
生演奏でないことに少し残念と女は思いつつ…

客はその女一人
「おかしいですか?女一人は」
と、女が聞くと
「いいえ、うちは一人でいらっしゃる方が多いんですよ」
そう聞くと女は少しほっとした。

メニューに、
好きなジントニックを発見してホッとした
女はそれをマスターにお願いして
何気ない話をし始める…
マスターの好きなメジャーリーグの話
ここの土地の話
河の話
この店を始めてもう30年になること…

マスターには喘息という持病があり
修学旅行で東京に一度行ったが、
空港を降りてすぐに苦しくなり
東京では暮らせないと、実感したという。

『ここ』が自分の在るべき土地なのだと。
何も無いけどねぇ なんて
笑いながら女に話をした

女は東京生まれ
「ワタシは『ここ』に住みたい位、好きですよ
それこそ、ワタシも修学旅行で来て以来なのですけどね」

二人で何気ない話で盛り上がり
静かな静かなマスターの声
流れるJAZZの心地よさ
幸せなヒトトキ

それも長くは続かず、
常連の客が数人入ってきた
マスターも忙しくなってきて
話を進めることも出来ないので
ちょっと中途半端だったかな・・・?
女は思いながら
店を後にした

アルコールの入った身体は
少し足元もおぼつかない。
みっともないなと思いながら
家路に…

近くにJAZZを聴ける店を見つけたことが
大きな喜びにつながった
女は夜空を見上げて
思うのだった。











2002年09月06日(金)



 エスカレーター

               


                             本当は
       
                    前向きに
        
          進む      
           
                              と
                         いうのが



          とても恐ろしい











                                小さな一歩を
                        踏み出すのにも・・・


           


             まるで
                   エスカレーターの
                            第一歩を踏み出せない



























                    そんな子供のような僕なのです



2002年09月05日(木)



 

太陽が沈みかけ
その周りは
自然界にこのような鮮やかな濃い桜
そんな色・・・
しかしその上にはまだまだ
自己主張をすることを諦めない薄くなった蒼と・・・

二つの異なった色が美しい
自然に混ざり合う…

それはまるで
恋人達が
お互いに惹かれ
互いを重ねていくように…
自然に自然に…
なんて美しいことか!

そして
徐々に…
その赤みもかかったアノ魚のような色は
雲を支配し
薄青空にさくら色の斑点を創ってゆく
さくら色から濃いオレンジへ…
ああ…

もうじき
すべてが混ざり合い
あの日の夜がやってくる

君は
僕に
どんな話を聴かせてくれるのだろう…


2002年09月04日(水)



 カノジョ

今日もカノジョは楽しそうにしてた
いつもの居酒屋の帰りだそうで

カラオケにてナンと再会
またもやカノジョはよっていたけど、笑
三人で抱き合いながら、ギャーギャー騒いでしまった。
僕はそれまでものすごく機嫌が悪かったのだけれど
それだけで、気分がよくなった

名前も知らない彼女だけれど
僕の髪の色があの時と違う事に気づいてくれて
(僕本人も色なんて忘れてたのに)
「チョット、髪明るくなったんじゃないの!?」
なんて僕の顔を触りながら髪を触りながら
「ねぇ?」なんて友達に同意を求めてる。

ああ、やっぱり僕はカノジョが好きだなぁ・・・
カラオケは別室(もちろん。涙)
また会いたい。
また、あの焼き鳥屋に行けばきっと会えるはず

前回カノジョは掃除をするために帰る!と言って
居酒屋を出て行ったので
今回、聞いてみた。
「掃除はしたのですか?」
しっかりしたらしいです。
床、タタミ、ガラスも、ガラスマイペットで。笑

ああ、またあえるかな・・・彼女に。
会いたい
会ってまた抱きしめてくれないかな・・・なんて
問題発言?



2002年09月03日(火)



 ココロの光


車を走らせて
真っ暗な道を
迷いもせず行く

ふと
横を見てみると
遠くに
光がつらづらと・・・
どういう事?

よぉくみてみると
ビニルハウス
何か作業をしてるのだろうか

ビニルハウスに光
一列並んだ光

この真っ暗な世界に
それが
とても綺麗だったんだ

普通ならば人々が眠りにつくような時間に

一列の光がここに
ああ
人は
こんな時間でも生きていると
生活をしていると

なんだかわからないけれど
この光景が
僕の心をサラッテイク

2002年09月02日(月)
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