書くだけよ
相模麻琴



 十字

眠れない夜
アルコールを入れて
わざと薬を多めに飲む

それでも眠くなれない
ダウンするだけ

気分が沈む

そういう時は必ずといっていいほど
腕を切りつける
腹が立つ
自分が

少しの懺悔
十字の傷
滴るのは体液

ボクの内の白血球は大忙し
がんばれ白血球

そしてわけのわからないまま
自分の思ったことを紙に書きなぐり
眠りにつく
明日のボクへのメッセージ
明日のボクは昨日のボクに
バカだなぁと一言言うだけ
そしてワタシはワタシに昨日言い忘れたことがあった

さよなら
ワタシの8月

2002年08月31日(土)



 向日葵

ボクがいる事に意味がある?
なんで君がいなくならなきゃならないの

そんなのボクは辛い
なんで取り替えられない
そんなのタダの偽善だけど

でも思わずには居られない

「これが最後」

許さないよ
ボクは
ダメだよ
最後だなんて言っては

ダメ

気づけば僕はどこでも、どこででも
向日葵を探している

君に見せたい
たくさんの向日葵を
僕たちの大好きな花
向日葵は今日も元気に咲いているんだよ

来年はどんな向日葵が見ることができるかと
ボクは君を想いながら考えるんだよ

カメラをかまえて
君と向日葵を探すボク

2002年08月30日(金)



 サミシイダケ

ボクは・・・
ボク自身で

ボクの居場所を
亡くしていく・・・

信じないわけじゃない
信じたい
ボクは怖いんだ
逃げたいだけなんだ

今日も
ボクの腕
醜い創を見て
自己嫌悪に陥る

今日も
ボクの腕に
創が増えた

これっぽっちの創で
これだけ体液が流れでるのだから
おそらく殺人現場なんて
もっとすごいんだろうなと
冷静に考えるもう一人の自分がいる

*********************

こんなボクの相手をしてくれる友に
ココロから感謝する。している。

他人に甘えきっている自分を許せない気持ちも
これでもあるのだが・・・




2002年08月29日(木)



 ボクノ知ってるシラナイマチ

髪は今コガネイロ

コガネイロの前は
オレンジ色

オレンジ色の前は
黄色

黄色の前は
ブラウンアッシュ

ブラウンアッシュの前は
ただの茶色

ただの茶色・・・
変えたかった
変わりたかったんだ

ボクは
ボクという人間を

そして、髪を切った
生まれてはじめて
美容室に行った

声が出ないから適当に・・・
店の人に
「なんでこんな何も無い町にきたのー」
なんて言われながら
ボクは
「はぁ・・・。うん」
としか言えなかったけれど
ココロの中では
「僕『たち』の思い出の地だからなんですよ」
と、つぶやいていた

出来上がった髪型
母さんがいつもやる切り方とはちょっと違った
じっと見てたから 嫌がられたかもしれないな
母さんなら、きっともっと後ろを切るだろうなぁ

「ショートにはしないでください!!!」って
念押ししたからかな。

髪痛みまくりとか、将来はげるよとか、ブリーチしすぎとか
うるさいなぁ・・・
やっちゃいけないのか?
外国の人達は茶髪の人がほとんどだったりして
ブロンドに憧れて毎回ブリーチしてるじゃないか。

僕だって日本人だけどやってみたかったのさ

そう

僕は僕のできる範囲で
僕を変えたかった

ただそれだけなんだ

周りには迷惑をかけてしまっているけれど・・・
許してくださいとはいえない
恨めばいい僕を
憎めばいい僕を

僕を呪えばいい

僕は僕自身を
許す事はできない



2002年08月28日(水)



 狂った僕の

少しの事が
気になって
気になって
気になって・・・

僕は何度も同じ事を尋ねてしまう

君をフキゲンにさせてしまうのではないかと

また
何度も何度も同じ事を
怒っているの?
何度も何度も何度も・・・

僕は
やはり
狂っているのだろう

2002年08月27日(火)



 酒、薬、体液

体液が見たくて
切ってみた

出ない

酒が入るとよくデルって聞いたんだ

だから飲んでから
また
腕を切る

滴る其れは
僕をこの場に引き戻す

そして薬を何倍か飲んで
眠りに着いた

***********************
睡眠薬ではないので
ご安心を
***********************

2002年08月26日(月)



 カンタンデハナイ

簡単
そんなことじゃない

人にはいろいろ事情がある
人には心がある

機械のように 0or1
モノクロのように 白と黒

僕は
人間なのです

簡単
そんなことじゃない

そんな単純なことではない

もし
僕が機械であればここにはいない
もし
僕がモノクロであればここにはいない

そんな簡単なことではない

僕は
心のある人間です
葛藤する心を持っている
もってしまった愚かな人間なのです

もう
やめてください

僕の心を理解しようとしていながら
できない人は
おそらくものすごく腹が立つ行動をしていると思う
僕がね。
でも僕は心がある人間なのですよ・・・
0と1
白と黒
これだけじゃ終われない

努力が違うといわれようと
僕は僕で闘っているんだ

もう
やめてよ・・・
僕の考えがそんなにおかしいなら
もう僕を見ないで
きっとアナタに嫌な思いをさせてしまうことでしょう

友達なくすよ?
そう・・・
なくすかもね・・・






2002年08月25日(日)



 トイレットペーパ

病院にて
ふとお手洗いで
トイレットペーパーの銘柄が気になった

そういえば
小学校の頃
「オーシャン」
なんて銘柄のトイレットペーパがあり
「大崎」
という男の子のあだ名と同じで

「おーしゃん!トイレットペーパーじゃーん」
なんて
からかわれていたっけ

彼は今でもオーシャンと
どこかで呼ばれているのだろうか

僕もよくオーシャンなんてからかっちゃったけどね

2002年08月24日(土)



 

君は
僕に
何を
望むのか

病の僕のことは知っていても
理解しようとはしないだろう

僕が僕であるためには
薬が必要

2002年08月23日(金)



 悪いのは全て僕で・・・

23日のこと

ある出来事
突然のMAIL
突然すぎて

僕は頭が真っ白になり
息ができなくなった
(正確には息苦しい手足が、頭がしびれる、気が遠くなる。声が出ない)

落ち着いてきたと信じていたのに
価値を見つけたような
そんな曖昧な空気の中漂っていた僕

あまりにも突然すぎて
病室を駆け出し
1階まで降り
彼女に連絡をとる
「助けて!!!!!!!!!!」

友と伯母のおかげで多少落ち着きを取り戻し
部屋へと戻る

しかし、薬も多少しかきかづ・・・
血が見たくなった
自分の流れる
生きている証が
何本も何本もかみそりで
腕に線を引く

足りなくて

君に線をつけるところをみせるのも・・・やなので
泣きながら外に出て
ティッシュまでもって
何本も線を引いた
暗くて見えない
ピリピリと痛みが来た
いつもは痛くないのに今日は何故か痛かった

懺悔?
十字になるように線を引いたつもり・・・

アルコールの多少入った体から
たいしたキズでもないのに
滴る其れが心地よかった

ただの自己満足
なんの解決にもならない
僕は愚かな動物なのだ



2002年08月22日(木)



 ワカラナイコト

働け
働け
僕の脳ミソ

僕の心が焦ってる
焦ってるだけで何も変わらない

そして

言葉がわからない

何をしてるのか
何を言っているのか
自分でもわからないんだ

ごめんよ

ぼくは
なんてダメなんだろう

腕の傷だけが
僕の意識を戻してくれる
そんな気がする
今日この頃

流れる体液が僕の存在

2002年08月20日(火)



 何気ない一言

二階においで

とか

言われると
僕は
なんだか
心が
弾んでしまう

なぜだろう

本当は
よくない
事なんだって

僕はわかってるつもりなのだけれどね・・・

ごめんね
こんな一言が
うれしかったりするんだ

2002年08月19日(月)



 存在価値赤い其

何本もあった
僕の腕の
赤い其

薄くなった

大きい其は
へんてこな色をして
大きい態度で
まだ存在・・・

僕の存在と
君の存在と
アタシの存在と
アナタの存在と
其の存在と価値

ああ

消えないで
消えないで
消えないで
消えないで
消えないで

ソンザイカチアカイソレ
ボクハヒトリナミダスル


2002年08月15日(木)



 ムツカシイコト

やっぱり
むつかしいんだぁ

人を
信じる

って


どっから
どこまでが・・・


君の

本当?

2002年08月14日(水)



 

なんかさ
僕って
存在価値のあるものなのかな



ふと思う・・・
のではなく

常に
毎日
毎晩
毎分
毎秒

頭の中でグルグルと・・・

それは確かに愛されていることなのだのに
沢山の人に愛されているであろう事なのに

僕は
それが
信用できずにいる

僕が例え
居なくなってもね

君が幸せだと感じてくれて居てくれれば
それでいいんだ

それが僕の
存在価値なのかもしれないし

存在価値というコトバの意味もワカラズに
ただただ、XXだと思ってるだけなのかもしれないし

君にとって僕はどんな存在価値があるのかと
それは、伝えてはイケナイコト

存在価値が欲しい・・・
誰にも負けないモノが
僕はまだまだ未熟すぎるんだ

2002年08月13日(火)



 桜色

とてもキレイな桜色
それは僕からでた
体液からできた
美しい


白から桜色に変わる

2002年08月12日(月)
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