インコの巣の観察日記
indice de diario|anterior|seguir
2006年05月29日(月) |
フェルナンド モリエンテス 2 |
結局、MorientesはPremierに馴染めなかった。
イングランド好きな友達は「結果としては残念でしたが、
悪いことばかりじゃなかったと思います。少しでも良い思い出を
持って帰ってくれるといいけど」と言ってた。
えぇ、その通り。Premierには馴染めなかったけれど、
でも、悪いことばかりじゃなかったよ!?
そして、Moroはね...素敵な思い出と一緒にスペインへ帰ってくるんだよ!?
だって...あの、イスタンブールでの絶叫を聞いたから(笑)
ここに載せてるけれど...後半の怒涛のゴールラッシュ、
放送ブースにいたMorientesは、もう...おかしいほどに舞い上がってる。
でもね...あの裏返った声で絶叫するMorientesを見て(聴いて??)ると、
間違いなく、彼も一緒に戦ってるんだなぁ...と、そう思える。
Real MadridでCLを戦ったが故に出場資格がなくて、
ベンチ入りも出来なくて...それでも、彼はBig Earを獲得したRedsの仲間だった。
そして...Anfieldに響くYou'll never walk alone、自分の名を呼ぶチャント、
何もかもが彼にとって良い思い出であり、人生の彩りとなってるはずだから。
だから、きっと...彼はRedsのサポーターに感謝してると思う。
もちろん、私も感謝してる。Moroを応援してくれて有り難うって。
Premierに慣れることが出来なかったのは残念だったけれど...
でも、彼は感謝してると思う。自分を受け入れてくれた全ての人たちに...。
2006年05月28日(日) |
フェルナンド モリエンテス |
リセール等でW杯のチケットを手に入れた友人が、
日本-ブラジル、スウェーデン-イングランド等4試合を
見に行くことになったと教えてくれた。
でも、結局私がケルンを発つ日に入れ違いで現地入りと言うことで、
ご飯を一緒に食べに行く時間も被りそうにない...あ〜残念。
刻々とドイツ行きが迫ってるのに、全く気分が盛り上がらないのは何故だろう??
やっぱり...Morientesがいないのが相当ショックなんだろうか??(笑)
時間が経つほどに...じわじわと、気持ちが落ち込んでいく。
Kamenに行くつもりでいたんだけれど、何を楽しみに行けばよい?? Xabi Alonso??
Euro2000でCamachoが彼を外した時以上にショックかもしれないな...。
だって彼には、恐らく...4年後は残されていないのだから。
フランスで、彼のゴールを見たのが、ついこの間のことのように思い出される。
Lensでの哀しきFiesta。まさかのGL敗退に、泣き虫なMoroは涙を流してた。
でも輝ける未来しか、あの頃の私には見えなかった。22歳の彼の前に広がるのは、
沢山の笑顔と、沢山の喜びに満ちた、輝ける未来だと...そう思ってた。
4年後...私が描いた彼の未来予想図とは、全く違うものだった。
号泣する彼の姿に、ただ、ただ、私は涙を流すことしか出来なかった。
それでも...信じたかった。彼の前に広がるのは、輝ける未来だと。
4年後、彼は沢山の笑顔と、沢山の喜びと共に、最後のW杯を終えると。
4年と言う月日がどれだけ長いのかを改めて思い知らされた気がする。
そんなMorientesがイベリアの大地へと帰ってくる。
決して私が望むような移籍ではないけれど...でも、彼が選択した道だから。
だから、やっぱり、この言葉を言わなきゃだめかな。
「おかえり、Moro。」そして「Valenciaでも頑張れ。」
Valenciaを応援するよ、とは言えないのが辛いけどネ...(苦笑)
2006年05月24日(水) |
南アフリカへ向けて。 |
今後4年間の目標...
1:Jarqueをスペイン代表に定着させる。
2:Espanyolから代表選手を出す。
3:Zabaletaをアルゼンチン代表に定着させる。
4:Luxをアルゼンチン代表の正GKに据える。
私の目は既に南アフリカへと、4年後へと向かってる(笑)
この話を友達にすると「遠大な計画」と言われた(笑)
えぇ、そう思います...でも、本人結構真面目に考えてるんだよね(爆)
そして、何よりもコレは自分の偽りない気持ちでもあるのだから...。
2番目の項目に対して「どの国でもいいの?アンゴラあたりから誰か連れてくるとか(笑)」との
返事が返ってきたけれど...確かに、スペイン人含めて「所属選手の誰か」の意味で書いてたな。
だってスペインに拘ってたら一生無理だから(爆)
カメルーンが予選敗退するのがダメなんじゃん!!(苦笑)
あそこで予定が狂った...KameniをW杯へ行かせたかったなぁ。
ってことで、今回のW杯、Espanyolからは誰も参戦致しません。あぁ、寂しい...(笑)
また、彼女はこうも言ってた。
「この計画の最大の難点は代表に定着するほど活躍したら、すぐビッグクラブに
持っていかれてしまうところかな」う〜ん、仰るとおりです、はい。
SergioもCapdevilaもHelgueraも移籍してスペイン代表になった。
次はLopoの番。で、いずれはJarqueも。ファンとしては少し寂しいけれどネ。
PochettinoもMaxiも代表デビューはEspanyolでも、
W杯出場時は別のチームに所属してる。
ってことで、あと3シーズンでZabaletaくん移籍させなきゃ!!(爆)
2006年05月22日(月) |
エスパニョールの21番 |
サスガに休日出勤すると、どうもちゃんと休んだ気がしなくて困る。
しかも、急に言われた仕事だったから...予定が狂って仕方がない。
余りにムカつくから、代休を来月のドイツ行きに当てることにした。
同月内に消化しろって言われても、コレばかりは譲らないもんネ。
先日、Valencia好きなお友達と一緒にご飯食べに行った。
イロイロなお話を聞かせてもらって、凄く楽しかった。
その彼女が、「ちょっと前のものだけれど...要りますか??」と、
Mestallaで撮った写真を譲ってくれた。
試合前の集合写真...Valenciaの選手の向こうに写るのは、
左腕にBrazarete de capitanを巻いた、Angel Morales!!
「うわぁ〜、Angelがcapitanの時の写真だぁ〜、めっちゃ貴重!!」
そう言った私の態度、凄く嬉しそうだったんだろうな。
「お気に召して良かったです(笑)」と、ニコニコ笑顔で返事してくれたから。
そんな彼女は、私が持ってる写真を見て...
「この人、すっごくカッコイイ!! めっちゃ好みかもぉ〜!!」と、
笑顔で1枚の写真を指差した。そこに居るのはDaniel Jarque。
私も思わず「でしょ、でしょ??Jarqueはねぇ、もうホンマに男前なの!!」と、思わず右手の拳に力が入る(笑)
だって、ここで落とさなきゃ、Jarqueのファンは増えないもん!!(爆)
「いやぁ〜、久々にヒットかも。うん、カッコイイよ、Espanyolの21番!!」と言ってくれた彼女。
思わず「よっしゃぁ〜〜!!」と、その場で叫び出したい気分になった(笑)
フフ、ねぇねぇ、Dani!? キミのファン1人獲得だよ!?(笑)
確かにEspanyolに居る限り、日本じゃブレイクは望めないだろうけれど...
私、頑張ってキミのファン増やすから、これからも素敵なプレーを沢山みせて下さいな!!
Espanyolが誇る男前2人!!(爆)
でも、Jonathanと一緒だとJarqueが凄くお兄ちゃんに見えると思いません!?(笑)
朝起きて、真っ先に確認したAFAから発表されたリスト...
あ、やっぱり。何となく...そうかなって思ってた。
イヤな予感って言うか、ここ最近の感じから見て、
そう思ってたんだけれど...。
Oscar Ustariかぁ。
彼のことも大好きなんだけれど。
会ったことあるけど、
すっごく性格の良い子で、大好きなんだけど、
でも...ドイツでGermanに会いたかったなぁ。
しっかし、まさかZanettiが外れるとは思わなかった。
と言うか、まさかスカちゃんが勝つとは思わなかった!!(爆)
それから...お帰りなさい、Gabi。
ドイツではGabiとMaxiの応援頑張らなきゃ!!
Pekermanが選んだドイツ大会のアルゼンチン代表は以下の通りです。
1 - ABBONDANZIERI, Roberto Carlos Fecha de Nac.: Agosto 19 de 1972 Estatura: 186 cm Peso: 89 kg Posición: Arquero Club actual: Boca Juniors (ARG) 23 - USTARI, Oscar Alfredo Fecha de Nac.: Julio 3 de 1986 Estatura: 184 cm Peso: 82 kg Posición: Arquero Club actual: Independiente (ARG)
12 - FRANCO, Leonardo Noeren Fecha de Nac.: Mayo 20 de 1977 Estatura: 188 cm Peso: 79 kg Posición: Arquero Club actual: Atlético Madrid (ESP) 3 - SORIN, Juan Pablo Fecha de Nac.: Mayo 5 de 1976 Estatura: 173 cm Peso: 65 kg Posición: Defensa Club actual: Villarreal CF (ESP) 6 - HEINZE, Gabriel Iván Fecha de Nac.: Abril 19 de 1978 Estatura: 179 cm Peso: 78 kg Posición: Defensa Club actual: Manchester United (ING) 4 - COLOCCINI, Fabricio Fecha de Nac.: Enero 22 de 1982 Estatura: 183 cm Peso: 78 kg Posición: Defensa Club actual: Deportivo La Coruña (ESP) 15 - MILITO, Gabriel Alejandro Fecha de Nac.: Septiembre 7 de 1980 Estatura: 176 cm Peso: 70 kg Posición: Defensa Club actual: Real Zaragoza (ESP) 2 - AYALA, Roberto Fabián Fecha de Nac.: Abril 14 de 1973 Estatura: 178 cm Peso: 76 kg Posición: Defensa Club actual: Valencia (ESP) 21 - BURDISSO, Nicolás Fecha de Nac.: Abril 11 de 1981 Estatura: 182 cm Peso: 81 kg Posición: Defensa Club actual: Internazionale (ITA) 17 - CUFRE, Leandro Damián Fecha de Nac.: Septiembre 5 de 1978 Estatura: 176 cm Peso: 76 kg Posición: Defensa Club actual: Roma (ITA) 10 - RIQUELME, Juan Román Fecha de Nac.: Junio 24 de 1978 Estatura: 182 cm Peso: 75 kg Posición: Mediocampista Club actual: Villarreal CF (ESP) 5 - CAMBIASSO, Esteban Matías Fecha de Nac.: Agosto 18 de 1980 Estatura: 178 cm Peso: 73 kg Posición: Mediocampista Club actual: Internazionale (ITA) 16 - AIMAR, Pablo César Fecha de Nac.: Noviembre 3 de 1979 Estatura: 170 cm Peso: 62 kg Posición: Mediocampista Club actual: Valencia (ESP) 18 - RODRIGUEZ, Maximiliano Fecha de Nac.: Enero 2 de 1981 Estatura: 173 cm Peso: 73 kg Posición: Mediocampista Club actual: RCD Espanyol (ESP) 8 - MASCHERANO, Javier Alejandro Fecha de Nac.: 8 de Junio de 1984 Estatura: 171 cm Peso: 68 kg Posición: Mediocampista Club actual: Corinthians (BRA) 19 - MESSI, Lionel Andrés Fecha de Nac.: Junio 24 de 1987 Estatura: 169 cm Peso: 67 kg Posición: Mediocampista Club actual: Barcelona (ESP) 22 - GONZALEZ, Luis Oscar Fecha de Nac.: Enero 19 de 1981 Estatura: 180 cm Peso: 78 kg Posición: Mediocampista Club actual: Oporto (POR) 7 - SAVIOLA, Javier Pedro Fecha de Nac.: Diciembre 11 de 1981 Estatura: 169 cm Peso: 62 kg Posición: Delantero Club actual: Sevilla (ESP) 9 - CRESPO, Hernán Jorge Fecha de Nac.: Julio 5 de 1975 Estatura: 185 cm Peso: 78 kg Posición: Delantero Club actual: Chelsea (ING) 11 - TEVEZ, Carlos Alberto Fecha de Nac.: Febrero 5 de 1984 Estatura: 168 cm Peso: 67 kg Posición: Delantero Club actual: Corinthians (BRA) 20 - CRUZ, Julio Ricardo Fecha de Nac.: Octubre 10 de 1974 Estatura: 190 cm Peso: 78 kg Posición: Delantero Club actual: Internazionale (ITA) 14 - PALACIO, Rodrigo Sebastián Fecha de Nac.: Febrero 5 de 1982 Estatura: 175 cm Peso: 67 kg Posición: Delantero Club actual: Boca Juniors (ARG) 13 - SCALONI, Lionel Sebastián Fecha de Nac.: Mayo 16 de 1978 Estatura: 182 cm Peso: 73 kg Posición: Mediocampista Club actual: West Ham United (ING)
最後に一言。私は稲本切ってでも、松井大輔を入れて欲しかった...あれ!?(笑)
2006年05月15日(月) |
Fiestaで見つけた人 |
FAカップの結果には満足しているであろう友人からメールを貰った。
「毎度毎度、際どいですね。ある意味、とても応援し甲斐のあるチームかもしれない、エスパニョールって(笑)」
「全く、ホントにその通りだなぁ。こんなにドラマティックなチームって他にないよ。
どんな映画やドラマを見るよりも、このチームを応援する方が遥かに苦しくて、辛くて、
でも、遥かに楽しくて嬉しい。だってそこにあるのは、全てが真実の物語だから。」と、
携帯を握り締めながら呟いた。
きっと、そう思うのは私だけではないはず...だから、別のインコ仲間にこんなメールを送ってみた。
「Espanyolは凄いチームでしょ??僅か2シーズンの間に、歓喜と悲嘆と辛苦と至福と、色んなものを
体験させてくれたでしょ??(笑) もう、これでアナタはインコから生涯離れられないですよ(爆)」
すると彼は返信してくれた「生涯ペリコです!!」と。あぁ、彼も不治の病に侵されたか...(笑)
Espanyolはね...とってもエモーショナルで、そしてパッションを感じられるチームだと思うから。
だから、こうやって...みんな病に侵され、離れられなくなる。
今朝、出勤前に録画確認のためにTVをつけた。すると、ちょうどロスタイムのゴール直後だった。
それから、試合後のFiestaまで見ていたのだけれど...鳥肌たった。
なんて凄い試合したんだろう!!と、改めて怖くなった。
何度手で拭っても、涙が止まらないMauricio Pochettino。
彼が試合後に涙を見せたのは、あの時以来だな。
4年前の宮城...鉛色した空の下で号泣して以来。
でも...あの時と違って、悲しみの色はなかったから、暖かい涙だったから、
彼の泣き顔見ても苦しくなかった。
また、忘れられない思い出、忘れられない至福の瞬間を、
私にくれた彼に、心からの感謝を。Mauricio、ありがとう...。
それにしても...化粧する前に見てよかったよ。だって...涙でグチャグチャになるところだったから(笑)
どうでも良い話ですが...この試合後の大騒ぎの中で、私は、マイクを片手に
選手を捕まえてインタを試みる地元ラジオ局、RAC1のEduardoさんを見つけて、
涙流しながらも、一人で大喜びしてました(爆) いやぁ、やっぱり男前だと思います、あの人...(笑)
夕方、「この試合録画し忘れた!!」と言う、焦ったメールを貰ったのですが、
他に「私も忘れた!!」とか、あるいは「失敗した!!」って方はいらっしゃいませんか??
もし宜しければ、私がDVDをお送り致しますよ!! 1枚も2枚も一緒だし...(笑)
土曜日、ベンチ入りメンバーからも外れていたPochettinoは、
David Garciaと同じように、ベンチ脇で私服のまま戦況を見つめていたのですが、
(トラック・スーツを上から羽織っていたから、そうは見えなかったかもしれないけれど...:笑)
彼ってば、Mendizorrozaの試合、ラジオで聞きながらMontjuicの試合見てたんですね。
自分が戦っていないからピッチに立ってる選手以上に余計に歯がゆくて、苦しかったんじゃないかなぁ...。
でも、私は何故か、彼がSegundaでプレーするって想像出来ないのです。「あり得ない」って思ってしまう。
だから「絶対に落ちない」とも思っていたのですが...でも、昨日書いたように
“Segundaの試合を見に行くこと”など、具体的にイロイロと考えたのは事実。
そして、こんなことも考えた。
「う〜ん、Segundaに落ちたら何が困るって...Pablitoのことなんだよね。
彼、アルゼンチン代表のレギュラーを狙わなくてはならない選手なんだもの。
Segundaでなんてプレーさせられないよ!! もし、落ちたらどっかprimeraのチームに
Cedidoで出して欲しいよなぁ...云々」
どうしても、彼のこととなると溺愛してしまうと言うか(笑)、まぁそれだけ期待してるんだけれど、
だからこそ、Segundaでは絶対にプレーさせられないなぁ...と、思ったわけです。
何故か、この点だけは譲れなくて、Segundaに片足以上突っ込んでいた、あの13分弱の間、
私は凄く冷静にPablitoの身の振り方を考えていたのでした(笑)
でも、ホントに、こんな心配しなくて済むようになって...良かった!!(嬉)
最後に、Espanyolのニュースを少し。
御存知のように、残留を決めたその夜、試合後にLotina監督が正式に退任を表明致しました。
一説によると、彼はAthletic de Bilbaoの次期監督候補に挙がっているとか...。
それから、Lopoの退団も明らかになり、その他ではギリシャへ行くだろうと言われているDidier Domi、
レンタルバックされるJuanfran、そしてMartin Posseも、このLa Real戦が
EspanyolのCamisetaを着て戦う最後の試合となるようです。
また、新しいシーズンの開始時期ですが...バカンス明け、再召集は7月10だという事です。
El Mundo DeportivoのCorominasくんに関する記事...その見出しがEl niño de oroだった。
やっぱり、彼はEspanyolの輝ける未来の象徴なんだと、思います(笑)
Jonathan帰ってきたら...彼と一緒に、インコの未来を支えていって欲しいな。
Real Sociedad戦のレビューは、気長にお待ち下さい(笑)
まずは、イロイロと記事拾って整理しなきゃネ。
2006年05月14日(日) |
DESENLACE FELIZ |
La noche del juicio final
決戦当日の土曜日、その日のEl Mundo Deportivoの見出しにあった。
最後の審判が下される夜...怖くて仕方なかった。
日本時間早朝5時。一度寝て早起きしても大丈夫だったのだが...
眠ることなど出来なくて...完徹だ(苦笑)
試合が始まっても落ち着かなく、ノブさんと携帯メールでやり取りしたり、
ここで1人チャットしてたり...
それでも、まだ余裕があった。「Espanyolが(と言うかPochettinoが)
降格するなんてあり得ない」と、そう思っていたから。
もらったメールにあった「最後はハッピーエンドで」と言う、その言葉に大きく頷けたから。
時間が経過するごとに、私の不安は増大されていく。
信じていない訳じゃない。それでも、怖くて仕方なかった。
Montjuicの試合だけでなく、Vitoriaの試合のLivetickerも立ち上げて...
後半の78分...Gol de Bodipoと言う文字を見た瞬間...息を飲んだ。
頭の中がグルグル回って、何も考えられなくて、
でも、Alavesが先制したことは間違いじゃなくって...
この時からの20分弱の時間...ただひたすら祈るしか出来なかった。
広がり行く恐怖を振り払おうと、声を上げたくても、息が漏れるだけで、
ただひたすらに心の中で祈りの言葉を唱えるしか出来なかった。
「お願い。Espanyolにゴールを。彼らに勝利を。彼らに笑顔を!!」
いつだって一緒に。笑う時にも、泣く時にも...
でも、でも、やっぱり辛いよ。哀しい涙を流すことは。
笑っていたいよ。笑ってる顔を見ていたいよ。
私は...Mauricioさんに笑っていて欲しいんだよ。
45分計の針が時を刻むのを、止めようとしている... 半ば覚悟した。
「来シーズンはSegundaの試合、見に行くことになるのか...。
Real Madrid Castillaの試合と組み合わせたら、MadridとBarcelonaに行けるかなぁ...」
既に、来シーズンの旅行日程をおぼろげながらもプランニングしてみた。
「私は、変わらないよ。Segundaに落ちたからって、心がEspanyolから離れることなんてないよ。
そして、変らずMauricio PochettinoのAficionadaだよ!? primeraのチームに居るから
だから彼のファンなんじゃない。彼が彼であるからこそ、私は10年以上もファンやってるんだから...。」
どこまでもついて行きたいと言う思い、その気持ちに偽りがないことを再認識してた。
あぁ、頭の中がグルグルと回る。やっぱり、寝てないのがマズかったのかな。
頭の中だけじゃなくて、地球も回ってる気がする...。ねぇ、息ってどうやって吸うんだっけ??
働かない頭で一生懸命考えようとした、その時...
Montjuicのマサさんたちの絶叫が聞こえた!!
...Ferran、キミだったのか。私に呼吸と声を取り戻してくれたのは。
得点者予想のクイズ...
「迷う...Coroちゃんって言いたいけど、会長に対抗して(?)JarqueのCabezaで!!」
LopoのCabezaと言ったノブさん。そうだね。彼は今夜が最後だから。
でも、JarqueのCabezaが好きだから。Barca戦でP.P決めてしまった彼に、
Salvadorとなるゴールを決めさせてあげたかったから。
...Ferran、キミだったのか。Espanyolを救う光となるべき存在は。
2年前、Espanyolを救ったのはTamudoの先制点だった。
その彼の意志を継ぎし者...私がそうなることを願ってるFerran Corominas。
国王杯の決勝に続いて、この試合でもゴールを決めてくれた彼。
神様は...私の祈りを聞き届けてくださったのだ。
Mauricioさん、あなたの笑顔が目に浮かぶよ。
昨日、私たちAficionへの手紙を読んだ。
2年前...あの時も「もう一度、自分たちの背中を押して欲しい」と彼はそう言った。
あの人は。誰よりも知っている。私たちの思いを。
私たちは、代わりにピッチに立って、そして闘って、勝利を得ることは出来ない。
それは、彼らにしか出来ないことだから。
だから、一生懸命背中を押す。精一杯引っ張り上げる。
少しでも、力になりたいから。少しでも、役に立ちたいから。
そんな私たちにあの人は言ってくれる。「君たちの力が必要だと。」
誰かの力になりたい、役に立ちたいと、そう思ってる人間にとって
頼られることほど...これほど嬉しいことはない。
そのことを、あの人は、Mauricio Pochettinoと言う人は
誰よりも分かってくれている...。
試合終了のホイッスルは聞こえなかった。
耳に届いたのは、割れるような歓声。
RCD Espanyol de Barcelona 1 - 0 Real Sociedad
Espanyolは勝った。Espanyolは残った。
05-06シーズンの幕は、閉じられた。
今はただ、この言葉をみんなに。
おめでとう。そして...お疲れさま。
CorominasのゴールCadena Serより
2006年05月13日(土) |
Il bello della vita |
i Tunesを整理して、i Podの曲を入れ替えして...シャッフルで再生してみると...
久しぶりにIvana Spagnaの曲が再生された。懐かしいな...この曲聞いてたのは、もう8年前かぁ。
フランスW杯公式ソングだったから、Ricky MartinのLa Copa de la Vida程ではないにしても、
結構何度も聴いていたように思う。確か...スタジアムでもかかっていたように記憶してる。
Il bello della vita...直訳すると人生の美しきものって言うタイトルのこの曲、凄く好きだったな。
そして、久しぶりに聞いてみて...あぁ、やっぱり今でも好きだなって思った。
ちゃんと歌詞を全部聞き取って聴いているわけじゃないんだけれど...
常に私たちは戦う彼らの傍らに居ると、そう言う歌詞と、Ivanaの伸びやかな歌声、
心に染み込んでくる。思わず、祈りの言葉を口にしてしまう。
Futbolの神様、どうか...Espanyolに勝利を!!
大好きな彼らに笑顔を!!
大丈夫。Mauricioも言ってる。 esta noche se vuelve a repetir la historia de hace dos temporadas.
あの時の不安と緊張は今でも覚えてるけれど、でもそれ以上にあの時の歓喜を
泣けるほど幸せだと感じたことを、今でもハッキリと覚えてる。
試合終了のホイッスルがなった時...この瞬間をIl bello della vitaだと、
そう感じることが出来るはず。あの時と同じように...
確か原題はCLEAR AND PRESENT DANGERだったように思うが...
この映画は2回しか見てないなぁ...やっぱり、ジャック・ライアン役は
ボールドウィン兄弟の一番上のお兄ちゃんが適役よねぇ〜。
ハリソン・フォードよりもずっとずっとカッコイイし(ファンの方ごめんなさい!!)
アレック・ボールドウィンって、男前なFigoって感じで、結構好きです。Figoは好みじゃないんだけど...(笑)
とまぁ、いきなり映画の話で始まったワケですが...しばらくFutbolから離れたい!!(笑)
いえいえ、単なる現実逃避なんですけれどねぇ...(タメ息)
Deportivo戦の見事な逆転負けに(Diego Tristanのゴールは嬉しいのだけど...)
GAMBA大阪のアジアCL敗退。コレが痛かった。マジでヘコんだ。
あぁ、「やっぱり私ってばガンバが好きなんだなぁ」って思った次第です。
毎試合スタジアムに足を運んで応援したり、欠かさず試合を録画したりとか、
そう言うファンではないんだけれど...でも、やっぱり勝って嬉しいのはガンバだし、
負けて悔しいのもガンバ。アジアの盟主たれ!!と思うのもガンバ大阪(笑)
日本代表がアジアでのアルゼンチン代表(別にブラジルでも良いんだけれど、
そこは私の趣味ってことで...笑)のような存在になることを望むのと同じように、
私はガンバ大阪と横浜マリノスには、アジアでのReal MadridやMilanのような
そんな存在になって欲しいと思ってる。強さと歴史と品格を併せ持ったクラブになって欲しい。
尤も、それをより強く望むのはMarinosに対してであって、ガンバは優秀なCanteraを
有して、沢山の有望な選手を輩出してくれたらそれで良いかな??とも思っているけれど...(笑)
Marinosに対してはねぇ...やっぱり今でも憧れの思いはあるんですよ。
だって、私が子供の頃憧れてたのは日産FCだったんだもの。松下電器よりも日産が好きだったから...(笑)
そのMarinosも昨年アジアCLに参戦してグループリーグを突破できず、今年はガンバ...。
もう、へこみまくり。これで韓国のチームが勝ち残って冬に来日なんてことになったら!!
4年前と同等の怒りと悔しさで、もう、どうにもならなくなってしまうだろうなぁ...(苦笑)
それほど、私はあの国の代表に、あの国のクラブに負けたくないと思ってる。
W杯が夢のまた夢だった時代を覚えてるから...だから絶対に負けたくない。と言うか強くなりたい!!
そんな落ち込んだ私にトドメ刺したのがDerby...Barcaとの試合。
もちろん、勝てるなんて思ってなかった。引き分けが精一杯だろうって思ってた。
だから、この結果は予想外でも何でもないんだけれど...。
今のBarcaとEspanyolの力を、思いっきり反映した試合となってしまったなぁ。
JarqueのP.Pは確かに痛かった。アレで完全に主導権を持っていかれたから。
でも...何て言うのかなぁ。「Daniのバカ!!何してるのよぉ!!」って怒りは湧かなかった。
あの瞬間...ゴールに吸い込まれていくボールを振り返りながら見送ったJarque。
咄嗟に思い出したのは、ESPNで見ていたLigue1。02-03シーズンのオープニング映像だった。
何故かあの時、頭の中にはDEEP FORESTのBeauty in your eyesが流れてきて、
自陣のゴールに吸い込まれていくボールを振り返りながら見送るPochettinoの姿が蘇った(苦笑)
まぁ、別にあのオープニングシーンはPochettinoのP.Pってワケではなかったんだけれど...。
このオープニングに関しては、ここで少し語っています(笑)
自陣のゴールに吸い込まれていくボールを見送るJarque。
その刹那、彼は少しの後悔と悲しみを含んだ、翳りある表情を見せていた。
何故だか、心を抉られた気分だった。
そして後半...何故だかZabaletaのプレーに涙が出てきた。
誰よりも広いスペースを埋めようとピッチを駆けるその姿に、
誰よりも諦め悪く、勝利への拘りを見せる姿に、
自分と仲間たちを鼓舞する姿に、私は涙誘われ...
試合終了後は放心状態だった。
結構、辛いんだなぁって自分で分かってるんだろうな。
だって本能的に自己防衛しようと、現実逃避してるもん(笑)
まぁ、体調崩して寝込んだのもあるんだけど、
しばらくFutbolよりも小説だとか映画関連のサイトばっかり見てるし...(笑)
質問リンク集のジャンル・映画の中でこんなものを見つけた。
「トリスタン好きに30の質問」
その中の質問の1つに「トリスタンと言えばサッカー選手...」と言うものがあった(笑)
「知りません」と言う回答が目立ったのが残念だったけれど...。
私にとってトリスタンと言えばそれはもう、Diego Tristan!!
あまりにインパクトありすぎる名前だよ。
初めて彼の名前を聞いた時の衝撃は忘れられません(笑)
その他トリスタンと聴いて私がDiego Tristan以外に連想するものと言えば、
『トリスタンとイゾルデ』(誰だ、トリスタンとイルレタと言ったのは!!爆)
『レジェンド・オブ・フォール』(原題:Legends of the fall)それから...
『金銀妖瞳提督』ってとこかしら??(笑)
さて...あんまり体調良くないけれど、そろそろ現実逃避は止めて、
最終節のLa Real戦に向けて気合入れなきゃダメかな??
2006年05月03日(水) |
05-06リーガ エスパニョーラ 第36節 エスパニョール対デポルティーボ プレビュー |
スミマセン...スッゴク今眠たくて、頭働いてません(苦笑)
一応、プレビューとして上げておきますけれど、手抜きです。
明日、手直し出来たら追加しておきます。
◇ Deportivo戦召集メンバー ◇
このDeportivo戦に向けて、Lotina監督は召集可能な連中全てを召集したようです。
リストに名を連ねる20名の選手たちは以下の通りです。
Gorka Iraizoz, Biel Ribas, Zabaleta, Lopo, Moisés, Sergio Sánchez, David García, Domi, Ito,
Costa, Miki, Coro, Juanfran, Jofre, Tamudo, Pandiani, Posse, Luis García y Armando Sá.
一応、Ivanの名前も入っていますが、彼をベンチ入りメンバーに入れるかどうかの
最終判断は、試合直前まで持ち越されるとのこと。怪我抱えたままだから...。
欠けてるメンバーですが、Pochettinoは右足アキレス腱を傷めていることを先日お伝えしたかと。
その他、昨日の練習で筋繊維を傷めたFredsonがメンバーから離脱、Kameniもケガで欠場です。
代わりに2nd.GKとしてBiel Ribasがベンチ入り。また、Jarqueの欠場は、
前節(Real Zaragoza戦)黄紙2枚で退場したため、サスペンションです。
Pochettinoがケガ、Jarqueがサスペンションと人が欠けるDFラインですが、
Mundo Deportivoの記事によると、右がSergio Sanchez、中がMoises HurtadoとLopo、
左がDavid Garciaとなる模様です。また、Fredsonがケガで欠場、MoisesをDFラインに入れることにより
こちらも人が欠ける中盤の底ですが...これは、E. CostaとPablo Zabaletaのコンビとなりそうです。
(もしかして、Itoは心中穏やかではないのかな??:苦笑)
一方のDeportivoも、特にDFラインに欠場者が出ているようでして...
Colocciniがサスペンションのため、今回Barcelona遠征には帯同してきていない模様です。
その他、ケガ等の理由により、,Andrade, Juanma, César, Valerón そしてTabordaが居ないとのことです。
Deportivoと言えば...どうやら各紙ともに、Lopoの移籍は決定的と報じているようですね。
まぁ、チームカラーが今と同じなんで、あんまり違うチームのユニを着てるようには見えないかも??(苦笑)
LopoとEspanyolのとの契約は来月の末日を以って切れるので、
彼が移籍する場合、違約金は発生しません。彼は好きなところへ行ける。
そこに、Espanyolが介入することは出来ない。
だから、彼は好きなように新しいチームと交渉して、話をまとめることが出来る。
だが...Lopoは今はチームの残留が何よりも大切。今シーズンはまだ終わっていない、
と言うことで、移籍に関しては口を閉ざしています。
私は、そんな彼の態度を好ましく感じている。ちゃんと物事を見極められる人だと...。
いつものJarqueとは違うパートナー、Moises Hurtadoとどんなコンビを組んでくれるか楽しみだ。
最後に...このDeportivo戦に出場すれば、とうとうRaul Tamudoが
Liga通算250試合出場を達成するとの事。是非、記念試合を勝利でお祝いしましょ!!
街を走る車のナンバーを見ると、三河に島根に横浜に広島、福岡あるいは千葉...
みなさん、遠くからお越しなんですね、サスガは観光地京都だわ!!(笑)
観光客で溢れかえるの連休初日、私はダタ券貰ったので友達と西京極へ行ってきた。
あぁ、やっぱりサンガはサンガだった。こりゃぁ勝てないよ。今日も引き分け。
どう見ても、統率の取れたキレイなラインコントロールに形の整った攻守、
ちゃんとFutbolをしているのは新潟の方で、京都は...確かにどうしようもないほど
酷いFutbolをやってるワケではないのだが、どうしても局面を打開出来ない。
どんな形であれ、先制出来たのだし、まだMalagaのように救いようのない状況には陥ってない(苦笑)
それでも...頑張っても勝てない試合展開しか出来ない。引き分けるのが精一杯な京都。
前途は多難だねぇ、柱谷のあんちゃん...(困) それにしても...西京極の客は大人しいなぁ。
大阪の2チームの方が、歓喜ではなく、例えば怒りだとか、憤りだとか、
そう言う負の感情であっても、ハッキリと現れるし、そんな空気がスタジアムを包んでるのが分かる。
しかし、京の人は...そう言うことは『粋やない』と、嫌うんやろか??(笑)
今日一緒に出かけた友達も、私と同じように来月ドイツへ行く。
一通りドイツでの予定だとか、滞在に関する情報を交換したのだが、
尤も、持ってるTSTが違うチームなので、訪問都市も観戦試合も日程も被らない...(寂)
せっかく、スペイン代表のキャンプ地訪問は一緒に行けるかと思ったのだが...
私、その日はARG - SiCGを見に行くんだってば、しかもキックオフが15時なんだよ。
はぁ...いくら同じ方向とは言え、Kamenに寄ってるヒマがない(涙)
タダでFutbol見られて、美味しいもの食べながらお喋り出来て...
家に帰ってきたら、ドイツから郵便物が届いていた!!
差出人はFWCTC!! ハイ、ようやく私の手元にチケットが届きました!!
グループリーグ3試合のチケット、ちゃんと同封されておりました。
ゴール裏のカテ3なんで、そんなに良い席ではないけれど...
それでも、Albiceleste大好きな、アルゼンチンサポと一緒に応援出来れば、
それだけで幸せだから...後は、Gabi Heinzeの復帰待ちと、それから...
PekermanがMaxiをスタメンで使うよう、念を送らなきゃ!!(笑)
今日逢った友達は、先月Majadahondaへ行ってきたので、その時の話を聞いた。
「Maxiはニコニコ笑ってて、すごく印象良い人だよねぇ...」とのこと。
でしょ、でしょ、そうでしょ?? 彼はいつだって、凄く良い応対してくれる人だから。
少なくとも、私は大阪でもBarcelonaでも、嫌な思いしたことないですヨ。
さて、マジでドイツ行きの最終調整に入らなくては...
先ずはコートジボアール戦のチケットの売却からかな??(爆)
いやマジで、このチケットだけ余るので...どなたか、Hamburgでアルゼンチンの応援しません??(笑)
|