インコの巣の観察日記
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2004年02月29日(日) リーガ エスパニョーラ 第26節 エスパニョール対バレンシア プレビュー

今日は、4年に1回しかない2月29日なんですね。
その日に行われる試合のことは、きっと忘れないだろう。
03/04シーズンの運命を決めてしまう試合になるであろう、
大切な一戦のこと、きっと忘れないだろう。
 
 
LOS LOCALES LUCHAN POR LA PERMANENCIA Y LOS VISITANTES, POR EL TÍTULO
ホームチームは残留のために闘い、そしてアウェイチームはタイトルを目指して戦う。

A Espanyol y Valencia sólo les valen los tres puntos
エスパニョールにもそしてバレンシアにとっても勝ち点3獲得しか意味がない。
 
 
EFE配信記事の見出しはこうなっていました。
まさにその通り。その意味は、両チームにとって全く逆の意味を持っていますが、
お互いにとって、引き分けと負けは...今シーズンのLigaにAdiosを言うことになりかねない。

ValenciaはReal Madridとの勝ち点差が5。
これ以上離されると今シーズンも
Ligaを制するのはReal Madridと言うことになる。

EspanyolはCeltaと勝ち点差7。
これ以上はなされると...いよいよSegundaが現実味を帯びてくる。


私はReal Madridのファンであり、Espanyolのファンです。
何もValenciaに義理立てする必要はありません(苦笑)
よってこの試合は、全身全霊を傾けてEspanyolを応援します(笑)
 
 
 
MARCAによる予想スタメンは以下の通りです。

Espanyol: Lemmens; Domoraud, Lopo, Pochettino, David, Morales,
De la Peña, Fredson, Wome, Hadji y Tamudo.

Valencia: Cañizares, Garrido, Ayala, Pellegrino, Fabio Aurelio, Angulo,
Sissoko, Baraja, Vicente, Aimar y Mista.

Árbitro: Mejuto González (c.asturiano).
Campo: Olímpico de Montjuic.
Hora: 17:00.

 
 
この試合にむけて、Luis Fernandezは非公開練習を4回行ったとか。
報道陣シャットアウト...ホントに選手たちに集中させたのですね。
この非公開練習で監督は色々な選手の組み合わせを試したそうです。

Real Madrid戦はサスペンションだったCyril Domoraudと
Fredson Camaraの2人が戻ってきます。
怪我で2週間戦列を離れていたAlex Fernandezも戻ってきます。

残念ながら戦術的理由でこの試合のConvocatoriaから外れたのが、
Tayfun Korkut とBチームのDaniel Jarque、Héctor Simónです。


MARCAの記事によるとLuis Fernandezは、中盤の底に3名の選手を配するとのこと。
DFラインの前にMoralesを、そしてFredsonとWomeがDoble Pivoteです。
Mustafa HadjiとDe La Peñaが両サイド、トップにTamudoです。

一方のEL MUND DEPORTIVOの予想はと言えば、
こちらは4-2-3-1の予想となっております。
フラットな4バックの前にFredsonとMoralesのDoble Pivote。
真ん中Peña、右Hadji左Wome、トップのTamudoとなっています。

とちらの予想にしても...残念ながらMaxiはBanquilloなのね。
じゃ、ここでリザーブメンバーもお知らせしておきます。

Espanyol Suplentes: Toni(p.), Vignal, Jordi Cruyff, Àlex, Raducanu, Maxi y Carlos García

Valencia Suplentes: Palop (p.), Garrido, David Navarro, Rufete, Cannobio, Xisco y Oliveira


Valenciaの方は、Barcelona選で退場処分となったCarboniが欠場。
代わりはFabio Aurelioです。
さらに、AlberdaとMarchenaもBarcelona遠征に帯同しておりません。
 
 
 
最初に書いたように、この試合は本当に負けられない一戦です。
今までも“負けられない試合”とは言ってきたけれど、
ホントに今夜の試合は特別だと思います。

昨日、一足先に試合を終えたZaragozaが勝っております。
これで、彼らとの勝ち点差は現時点で9です。
 
 
 
最後にLuis Fernandezのコメントを載せておきます。


AlberdaにBarajaのような高いレベルのボランチを2枚揃え、
Aimarは“ギャラクティコ”な中盤の選手、欧州で最も優れたトップ下だ。
そしてAyala世界で最も優れたDFであり、
Canizaresはスペインで最も優れたGKの1人だ。
サイドにもVicenteやRufeteあるいはAnguloと言った優れた選手がいる。

我々は冷めた頭で(冷静に)プレーしなければならない。
そして試合を読み取らなくてはならない。
ホームではより積極的に戦い、相手チームを煩わせなければならない。
私は選手たちを信じている。彼らは私に積極さと勝利のメンタリティーを
示してくれた。


2004年02月28日(土) Afrontaremos el partido con la ilusión

色々とありました、この1週間...(苦笑)


記事を拾うこともあまり出来なかった月末週。
Valencia戦を前にインコちゃんの巣は大騒ぎ。
現場とフロント双方に色々とゴタゴタあったみたいですが、
見出しを拾うだけで手一杯(苦笑)

久しぶりに各紙サイトを回ると、
斜め読みすらままならないほど、記事が出てきた(^_^;)



いつの間にか、EspanyolのSecretario Tecnicoのポストに、
昨シーズンPSGで現役生活を終えたCristbal兄さんが納まってた!!(笑)

元々このポストはMiquel Corominasがつとめていたのですが、
2,3日前に辞任したそうです。で、後任がCristbalだってこと。

Cristbal兄さんの話も始めると長くなる...(笑)
ま、彼のことを知らない人のために、少々プロフィールなどを。

彼はその名(Cristbal Parralo Aguilera)が示すとおりカタラン人です。
Barcelona出身で、BarcaのCantera出身です。
その後、BarcelonaやOviedoでプレーした後、
95/96シーズンからEspanyolに在籍。
01/02シーズンの開幕前にLuis Fernandezに請われてPSGへ移籍。
半年早くPSGへ移籍していたPochettinoとDFラインで再びコンビを組んでいました。


※ちなみに、Cristbal兄さんのポジションはLateral Derecho 右サイドバックです。
EspanyolでもPSGでも右のCBをつとめていたPochettinoの右隣でプレーしていました。


02/03シーズンを以って現役引退。
最後の試合は、あのAuxerre相手のフランスカップ決勝でした。



現役最後の試合が、あの不条理な敗戦試合なんて...
でも、彼は自分のFutbol人生に一片の悔いもないと、
堂々とピッチを去っていきました。
彼も非常に高潔な精神の持ち主です。Luis Fernandezが好きなはずです(笑)

引退後は故郷であるBarcelonaへ戻ってきていましたが、
Luis Fernandezの監督就任とともに、チームに呼び戻され、
強化担当の補佐をしておりました。
で、上役が辞任したために、繰り上がりで彼が責任者の地位に就いたと言う訳です。


ちなみに、EspanyolのSecretario Tecnico...
強化担当責任者の地位って、このCristbal兄さんで3人目です(苦笑)
Miquel Corominasって就任3ヶ月での辞任だそうです。
ホント、混乱をきたしてるよなぁ今シーズンのインコちゃん(涙)



それから...二転三転しておりましたが、
結局Valencia戦に向けての“mini concentración”はヤメになったみたいですね。

このValencia戦に向けて、試合前3日間はミニ合宿が予定されていたんですけれど、
昨日のEL MUNDO DEPORTIVOに書いてあったのは、
“El ministage deseado por Luis Fernández no ha llegado a realizarse”
Peraladaには行かなかったと言うことです。


最初は、Costa BravaにあるPeraladaで練習を行う予定になっていたんですよ。
選手たちも家から練習に通うのではなくてBarcelonaから出て、Peraladaのホテルに滞在。

おそらく、PeraladaだったらHotel Golf Peraladaに滞在したでしょうね。
あそこって、日本で言えば宮崎のシーガイアみたいなところだから。
(シェラトン オーシャンリゾート行きたいなぁ...笑)
どんなところか気になる人は検索かけてみてください、
ホテル案内ヒットしますから(笑) キレイなところですよぉ〜。


結局、Barcelona市内に残り、Montjuicで練習しているインコですが
(ってか、スタジアムセッションは試合前日で、普段は野球場で練習してます:爆)
Luis Fernandezは選手たちを拘束したのかな??
市内に残っても、家から通うのではなくホテル滞在で集中させるって言ってたから。


詳細記事に目を通していないのですが、Espanyolってお金ないからなのか...
Real Oviedoと同じことになっているんですね。
つまり、試合前のコンセントレーションをホテルで行わないってことです。

昨年、Oviedo – Tenerifeを見に行った時のこと。
試合前、Oviedoの選手たちは各自の車でスタジアム入りしておりました。
試合前日からホテルに泊まってのコンセントレーションを行わず、
自宅から練習場へ行って、午前のセッションを済ませた後帰宅。
再び試合に向けて各自スタジアムへ...こうだったんですよ。

フツー、どんなレベルであれプロのチームともなれば、
試合前日は試合に向けてのコンセントレーションを行うのが常。
日常から隔離させることで試合に臨む体制を作り出す...
それが出来ていないOviedoを見て「こりゃ、落ちるわ」と思った(^_^;)


あ〜あ、不吉な予感(苦笑)
Espanyolも普段はお昼ご飯前にホテルに集合して、
そこで皆でご飯食べて、試合に臨むってことらしいので(苦笑)

そりゃぁ家族と一緒に過せる時間が増えるのは嬉しいかもしれないけれど、
試合前は家庭から離れて、“concentració”した方が良いと思うけどな。
私のオススメは、Montjuicの近くにあるあのホテルなんだけどな(笑)
一度だけ泊まったことあるけれど、すごく部屋広くて快適だったし、
Olimpicoから裏道通って、歩いて降りてこられるし(爆)
ってか、昔、このホテルEspanyol使ってませんでした??

 
 
さて、ようやく順番が回ってまいりました!!
何がですって??会見当番ですよ、毎日行われてるプレスに対する。
やっぱり、監督やCapitanes (タムどんを筆頭にLopoやMorales)
あるいはJordiの会見が多いから、Pocheさんはいつかなぁ...と
待ちわびておりましたが、やっと答えてくださいました!!


相変わらずの意訳・誤訳ですけれど、頑張りましたので、
良かったら目を通してやって下さいませ。




- Pochettino:勝利することで、我々が団結したチームであることを証明できるだろう -


練習に明け暮れた厳しい1週間を終えて、Mauricio Pochettinoは、
ロッカールーム内での団結について言及したチーム批判に対して、
自分がEspanyolに復帰して以降、1度たりとも責められるべき態度を
チームメイトたちの中に見たことはなかったと、証明した。

「Valenciaのような強豪相手の試合では、難しいってコトは判っているけれど、
勝利することで我々は団結したチームだと言う事を証明できるだろう。」


2連敗とそして9失点を伴う、Espanyolがここ2試合で積み上げた数々の失敗については、
残留を目指すチームを非常に神経質にさせたに違いなかった。
白と青のチームのDFは、さらに続けた。

「再び犯した失敗は代償としては大きかったが、ライバルチームたちの巧みさと言うのは、
(攻めの姿勢)ゴールを向いていたからであって、
個々の失敗は個人的に(試合に臨む)姿勢が間違っていたからではない。
どれも、典型的なタイプのサッカー選手たちが犯す失敗だ。」

―――― Pochettinoは反論した ――――


チームは最悪の時を過しているにもかかわらず、降格圏から脱するためには
ポイントを稼がなくてはならない。そのアルゼンチン人は明らかな積極性を示した。

「まだ沢山の試合が残っている。しかしながら、日曜日の
Valencia戦に勝利することはとても重要だ。
我々は試合を重ね前へ進まなくてはならない...希望と共に。
そして勝てるだけ勝たなくちゃいけない。」



2試合続けて2得点していることからも、Murphy出身のEspanyolistaは、
日曜日にはこの負のスパイラルを断ち切ることが出来ると信じている。

「Valenciaに勝つことで、連勝街道に乗ってみせるよ」







やっぱり、髪の毛切ってから幼くなった(笑)
この写真見て...PSGのBoleことBranco Boskovicに似てると思ったのは私だけ??(笑)



2004年02月25日(水) 私とエスパニョール、そしてPochettino... その2

ピレネー山脈の向こう側へ行ってしまったMauricio Pochettino
彼がいるところは、フランスの首都Paris...私が苦手とする街。

なぜか、フランスと言う国とも、フランス語という言語とも、
そして“フランス的なるもの”全てと相性が悪かった私。
いや、私のほうが一方的に嫌っていただけなのかもしれないが...

きっと、それはコンプレックスからくる嫌悪感だったのでしょう。
私は...フランス語が話せない。あの上顎にぶつかる破裂音が出せない。
だから、キライだった。あのスノッブな発音がそれこそ鼻についた。


私が理解できない言葉を話す国へと行ってしまった彼のことを、
追いかけることが出来なかった。私はピレネーの山を越えられなかった。
L'EQUIPEも、PSGのオフィシャルサイトも、私には理解できなかった。

毎試合Live中継されるスカパーでの中継を見ても、そこに#5の姿はなかった。
もう、MARCAにもasにもSPORTにもEl Mund Deportivoにも
Pochettinoの話題が載ることはなかった。


ただ...翌シーズンの中継で「悪魔に魅入られたように、いない選手の名前を言うことが...」
と振り返っていた、倉敷保雄さんの口からだけ、時々その名を聞くことがあった。
中継の中で“彼はもういませんでしたよね”と訂正されるたびに、私は泣いた。




86年のW杯...PK戦にまでもつれ込んだブラジルとの死闘を制し、
涙で顔をクシャクシャにしながらも、満面の笑顔でPlatiniに抱きついたのは、
最後のキッカーとなったLuis Fernandez。
その姿に涙した時から、私は彼のファンだった。


その大好きな彼のことを、この時ほど恨んだことはなかった。
Pochettinoを連れ去った、PSGがLuis Fernandezが憎かった。

「返して、返してよ!!私のPochettinoを返してよ!!」
何度、こう叫んだか判らない。


あきらめれば良かった。
PSGのPochettinoを応援すれば良かった。
でも、私は意地になっていった。

私が好きなのはEspanyolの青と白のCamisetaを着たPochettino。
赤と青のCamisetaと着た彼じゃない。



今思えば、私は一体何をそんなに意固地になっていたんだろう??
でも、あの時...私の心はParisのPochettinoに対して閉ざされたままだった。

もちろん判っていました、私にも。Espanyolが置かれている状況は。
そして、Pochettinoもいつかは出て行かなくてはならないことも。

あの人は...優しい人だから。
あの人は...Espanyolを愛している人だから。

だから...何も言わずにオファーを受けてParisへ行った。


ファンならば、誰よりも彼のことを理解し応援しなくてはならないはず。
なのに、私には出来なかった。前を向いて一緒に歩いていくことが出来なかった。
判っていたけれど、私には出来なかった。
信じることや、待つことに疲れ果ててしまった私には...出来なかった。



あの年の夏、BaljicがIstanbulへと去り、Redondoがイタリアへ去った。
私はRedondoを見送ったとき、赤と黒のCamisetaを着た彼を
精一杯応援しようと、そう心に誓った。
どんなことがあっても、彼を応援し続けると。

しかし、彼は私の前に姿を現してくれませんでした。

「大したことないよ、近いうちに復帰できるよ」
そう聞かされていた彼の怪我は...その後2年もの長きに渡り、
彼と、彼の周囲の人々と、そして私を苦しめました。
何度も、何度も挫けそうになりながらも、彼を信じようと思った。
何度も、何度も涙を流しながらも、彼を待ち続けようと思った。
本当に辛かった。どれだけ待てば良いのだろう。どれだけ信じれば良いのだろう。
出口の見つからない暗闇の中を彷徨い歩いているようだった。


Istanbulへ行ったあの人は...必ず、帰ってくると思っていた。
Cedido...レンタル移籍で古巣へ戻った彼は、
再びイベリアの地へ帰ってくることになっていたから。
だから私は...信じていられたから、FenerbahceとBaljicを応援することが出来た。
必ず帰ってくると信じていられたから、だから応援できた。

それに...不本意な“帰国”をを果たした彼のことを暖かく迎え入れてくれた、
会長以下Fenerbahceの選手たち仲間や、サポーターの態度が嬉しくて、
彼らと一緒にFenerbahceと言うチームを、そしてFenerのBaljicを応援しようと思った。

Baljicが、このSari-Lacivert色したクラブの為に精一杯の力を捧げて、
タイトルを獲ることを望み、その夢が叶うよう自分が出来うる限りの声援と愛情を送ろうと思った。


しかし...私のその気持ちは踏みにじられた。私だけでなく...
FenerbahceとBaljicを愛する全てのファンの気持ちを、彼は裏切った。
(全てを話せば長くなるので、ここでは省きますが...
ただ、あのSelin Denizli事件がキッカケだったとだけ、申しておきます。
詳しいことをお知りになりたい方は、本館の日記の2002年11月5日の項を参照なさって下さい)



いい加減、私は疲れました。
Redondoはいつピッチに戻ってくるのか判らない。
Baljicは一体何度私たちを裏切れば気が済むと言うのだろう。

そんな私にピレネーを越える体力など、残ってはいなかった。
中途半端に応援することは、私自身のプライドが許さなかった。
Pochettinoを応援するのなら、彼の全てを受け入れ応援したかった。
PSGも、Luis Fernandezも、Parisの街もフランスと言う国も...。


でも、私の心はそこまで大きくなかった。
だから...私は捨てた。Mauricio Pochettinoを。

これ以上、苦しい思いはしたくない。

ただ、自分が楽になりたいが為だけに、
私は...Pochettinoのファンを辞めた。



ゴメンね、Mauri。弱くてゴメンね。
私、これ以上、泣きたくない。泣くこと出来ない。
私の涙...RedondoとBaljicのために使っちゃった(苦笑)

あなたのために流す涙、もう残ってない。
あなたに向ける笑顔、取り戻せそうにない。
ごめん、本当にゴメンね。
最後まで、アナタを応援できなくて、ごめんなさい。
こんな私を...どうか許して下さい。


それでも...これだけは変わらない。
私は、Mauricio Pochettinoが大好き。
深く強い眼差しを、私は忘れない。



Está más allá de los Pirineos
愛しいあの人は...ピレネーの向こう側にいる。



2004年02月23日(月) タンゴを踊ろう

Lopoのゴールシーン拾ってきましたけれど、
Real Madrid相手に“Chileno”にチャレンジしたのは、
「Chilenoでゴールを決める...それが夢なんだけどね」と
言っていたJordiじゃなくて、Mauricioさん、アナタだったのね!!(笑)

Lopoへのパス、ゴールを背にしてPeñaからのパスを
コントロールすることになったから
オーバーヘッドで打ちましたね、Mauricioさん。
滅多に見られないもの披露して下さり、有り難うございました(笑)


あとは...私はアナタの“タンゴ”が見たいんですけれど??
踊れるって、言いましたよね!!??その言葉、ちゃんと覚えてますから!!(^_^;)
 
 
 
そう言えば、Espanyolスレで
「そういえばポチェティーノ髪切ってたな、最初誰かわかんなかったよ」
なんて書かれていてビックリしたと言うか笑ったと言うか。


そっか、この人ってNISIZAWAがいた頃のPochettinoと、
そしてPSGとW杯でのPochettinoしか見てないんだなぁ。
PSGとGirondinsの試合を昨年末に見ていたら、
絶対に気付いていたはずだけどな(笑)

あの人の髪型って、短髪と長髪を交互に繰り返してるだけだモン(笑)
NOBでアルゼンチンリーグのチャンピオンになった頃は、
髪の毛振り乱してたけれど、Espanyolに来ていつの間にか短くなってた(笑)
アルゼンチン代表にデビューした頃〜99年の南米選手権までは短かったと思うな。
で、そのあと伸ばし始めて、西澤くんがやって来た頃、
つまりPSGへ移籍した頃は肩よりちょっと長めでした。

W杯ではご存知のように長髪。
この髪型は、02/03シーズンと03/04シーズンの途中まで。
Girondinsへ移って最初はPSG時代と同じ髪型だったけれど、
何節だったかなぁ...画像見て“あれ!?”と思ったのは。

で、Espanyolに戻ってきたら...国王杯獲った頃の髪型みたいで懐かしかった(笑)

でも...Barcelonaの街でさらに切っちゃったように思います(^_^;)
私は、ちょっと長めの方が好きだから、また伸ばして欲しいんだけれどな。

昨日の試合でZaragozaもAlbaceteも勝ってしまったため
今日はどのスポーツ紙も「Espanyol、もうだめぽ」な論調なんですけれど、
私は諦めたくない。だって諦めたらそこで試合終了ですよ!?
って、これは安西先生だっけ??(笑)

かつて、前半戦ダントツで最下位を突っ走りながら、
最後の5節を5連勝で乗り切り、
気付けば1枚目Tablaでフイニッシュしていた、
Rayo Vallecanoのような例もありますし、
最後まで声援を送り続けようと思います。


負けるものか!!絶対にEspanyolは残留できる。
そうだよね!?Mauricioさん??


2004年02月22日(日) リーガエスパニョーラ 第25節 エスパニョール対レアル・マドリー 結果


やっぱり、この人は凄かった...。



21 Febrero 2004 Barcelona/España

Espanyol 2-4 Real Madrid

Espanyol: Lemmens; Carlos García (Tayfun, m.54), Lopo, Pochettino, Vignal;
Morales, Wome, Maxi Rodríguez (Jordi Cruyff, m.58), De la Peña,
Hadji (Claudiu, m.65); y Tamudo.

Real Madrid: Casillas; Michel Salgado, Bravo, Helguera 8Pavón, m.81), Roberto Carlos;
Borja, Solari (Cambiasso, m.46), Zidane, Juanfran (Figo, m.46); Raúl y Ronaldo.

Goles: 0-1, Ronaldo, de penalti (m.26). 1-1, Tamudo, de penalti (m.32).
1-2, Roberto Carlos (m.53). 1-3, Raúl Bravo (m.67).
1-4, Ronaldo (m.70). 2-4, Lopo (m.84).

Árbitro: César Muñiz (Colegio Asturiano).
Amonestacion: Bravo (m.21), De la Peña (m.23), Tamudo (m.25), Morales (m.25),
Casillas (m.32), Pochettino (m.37), Helguera (m.60).
Estadio: el Estadio Olímpico Lluís Companys de Barcelona
Espectadores: 46,100 今シーズン最高の入りでした。






WOWOWを見ることが出来ない私は、リアルタイムでCatalunya Radioに付き合ってました。
試合内容については、手元に録画テープが届き次第確かめてから書こうと思います。

と言うことで、今日はこの試合にまつわるネタを少し、載せておきます。



- 6勝4分3敗 -

El Mundo Deportivoも取り上げていたトピックスなのですが...
昨日の試合が第25節、Ligaは残り13試合となりました。
つまり残り13試合全勝したとして、獲得できる勝ち点は
13×3=39ポイントということになります。
ま、残り試合全勝と言うわけにはいかないので
(それが出来たら、多分UEFA CUPに出られると思う:爆)
現実的に、残留しようと思えばどれだけ勝たなくてはならないかを計算してみました。

昨日までのEspanyolの勝ち点が25試合で20ポイント(涙)
例年の残留ラインが、大体40ポイント前後。
42か43取れたら、ほぼ残留と言うのがいつものパターンです。

つまり...Espanyolは最低でもあと19〜22必要と言うことになります。
と言うことは、22獲得しようと思えば、6勝しなくてはならない。
6×3=18 22-18=4 残り4ポイントは引き分けで稼ぐとして、
4分+6勝=10試合 13試合-10試合=3試合

ってことは..3敗しか出来ない!!うわぁ〜、メッチャきついな(苦笑)


残りの対戦カードを見てみると、上位との対決で言えば、
DerbyであるBarca、優勝争いしているValenciaとDeportivo
これらの試合が残っております(困)

ここで全敗すると、3敗の枠を使い切ってしまう...それはムリだ。
ならば、この3試合を出来ることなら1勝1分1敗で乗り切れたら...
そうすると、取りこぼしがあと2回許されることになる(笑)
一番苦しい戦いはFuera、Camp NouでのBarca戦でしょう。
あのスタジアムでは、勝てませんって。

となると、CasaのValencia戦とDeportivo戦を
1勝1分で乗り切らなくてはならない。
苦しいけれど、でもコレが出来ないと残留なんてムリなんですよ。

他のチーム、たとえばMurciaとかAlbaceteとか、
あるいはZaragozaがEspanyol以上にコケる可能性もあるけれど、
他力本願の立場って、辛いですよ。
最終戦ウチが勝ってもそれだけじゃ残留が決まらないなんて、
そんなの胃に穴が開くほど苦しいですもん(笑)




- 今シーズン最高の入り -



この試合は、結果の方でお伝えしましたように、
46.100人と、今シーズン最高の入りを記録いたしました。
Derbyよりもお客さん入ったんですね(笑)
ま、Valencia戦とのセット販売が効いたのかもしれませんが。
ラジオの実況を聞いていても、観衆がいつもより多いと言うのが
判りました。だって集音マイクを通じて聞こえてくる
歓声も、そして抗議の指笛も、普段の3倍増しだったから(笑)

斜め読みなんで、怪しいんですけれど(笑)
5万本の青と白の小さな旗と、75枚の大きな旗を用意したとか。

観客の入りですが、昨シーズンは、ほぼ満席に近い51,000人の入り。
2シーズン前は47,900人の入りだったそうです。

それに比べて少ないのは、今の成績が関係しているのかなぁ...。
でも、こんな時だからこそMontjuicに足を運んで欲しいと思う、
日本のEspanyolistaなのでした。つぅか、根はMauristaなんですけれどね(爆)
いえ、別にMauriさんがいなくても、Espanyolは大好きですヨ!!







- Luis Fernandez監督のリアクション -

昨今の審判のジャッジに関する騒動を受けて、
「私にとっては、Cerar Muñizは良い主審だった。彼は見たまんまジャッジしたからね。
彼は試合をどう裁くべきかを知っていた。試合と言うものはこのように、
審判たちが笛を吹くままには終わらなくてはならないと私は思っている。」


また彼は、自分のチームの出来、特に前半の出来に満足しているようです。
「大体において、我々の出来は良かった。FWに得点を狙わせるチャンスも作ることが出来た。
チームは前半、様々な点で良くやったと言える。取り戻すことも、到達することも、
そして乗り越えることも知っていた。(つまり、攻撃も守備も非常に上手くやったと言うことですね)」


試合のキーポイントは、1-1の均衡を破ったReal Madridの2点目にあったと見ているようです。
「アレがダメージとなった。」

このゴールはReal Madridの選手たち個々の“能力”と言う個人の力によってもたらされたものだと言うことです。
つまり...それを防ぐ手立てをEspanyolは持っていなかった。
いいえ、Espanyolだけでなく、世界中のどこのチームもムリでしょうね。

攻撃と言うものは、個人の力でなんとかなってしまう部分ってあるけれど、守備に関しては
1人の力で防げる代物ではありませんから。DFって、そんな役回りだな(苦笑)

「我々にはこの試合の前半で見せたような、メンタルの強さがある。
そして、もしそれがこの先も持ち続けることができるのなら、
我々は残留することが可能であろう。」




暫定順位表です。日曜日の試合が終わった後で最新版をまた載せますね。

1 R. Madrid 56
2 Valencia 51
3 Deportivo 50
4 Barcelona 43
5 Athletic* 37
6 Atlético 37
7 Villarreal* 36
8 Betis* 35
9 Sevilla 34
10 Osasuna* 34
11 Málaga 32
12 R. Sociedad 31
13 Racing*** 29
14 Valladolid* 29
15 Mallorca* 28
16 Celta 27
17 Albacete* 23
18 Zaragoza* 23
19 Espanyol 20
20 Murcia* 16




Raul Bravo...嬉しかったんでしょうね。
Espanyol相手に決めたんじゃなかったら素直におめでとう!!と言えるのに(苦笑)
よりによって、インコちゃん相手に決めることないじゃん!!


2004年02月21日(土) リーガ エスパニョーラ 第25節 エスパニョール対レアル・マドリー プレビュー

さて、Espanyolは今夜Estadio OlimpicoにてReal Madridと対戦いたします。
どんなに強い相手であろうとも、引くわけには行かない。勝たなくては...。


この決戦に向けてLuis Fernandezが選んだ19名は以下の通りです。

La lista la componen: Toni, Lemmens, David García, Vignal, Carlos García, Lopo,
Pochettino, Tayfun, Wome, Jarque, Morales, Alex Fernández, Hadji, Jordi, De la Peña,
Maxi, Raducanu, Héctor y Tamudo.


出場が危ぶまれているAlex Fernandezも召集メンバーに入っています。
彼は引き続き、左ひざに故障を抱えたままなので、ベンチ入りするかどうかは、
直前まで微妙な状態だそうです。


Cyril DomoraudとFredson Camaraの名前がないのは、サスペンションです。
(この2人が欠けるのは、かなり痛いかもしれない...)
Toni Velamazanは戦術的理由によりリスト落ちだそうです。
(Velamazanって監督の好みじゃないのか??)

Domoraudがサスペンションということで、このポジション...
Lateral Derechoに入るのは、Tayfun兄さん!?
MARCAも予想スタメンに名前を挙げております。
FredsonのポジションにはWomeが入るだろうとのことです。
う~ん、戦力外通告うけていたWomeですが、やはりこの時期ともなると
サスペンションや怪我によってレギュラーが欠けること多いから、
残しておいて正解!!だったかもしれませんね(笑)


MARCA紙の予想は以下の通りです。

Espanyol: Lemmens; Tayfun, Lopo, Pochettino, Vignal, Wome, Morales, Maxi, De La Peña, Hadji y Tamudo.

Real Madrid: Casillas; Salgado, Helguera, Bravo, Roberto Carlos, Juanfran o Figo, Borja, Zidane, Solari; Raúl y Ronaldo.

Arbitro: Muñiz Fernández (Comité Asturiano).
Estadio: Olímpico Lluis Companys.
Hora: 19,30 horas



先週の練習からすると、Espanyolはこの試合も4-2-3-1で来るだろうとのことです。
Lemmensの前に右からTayfun, Lopo, Pochettino, Vignal、
“Trivote”としてWomeとMorales、そしてDe La Peña
(まぁ、彼はフリーロールに近いでしょうが...)
左にHadji、右にMaxi、そしてタムどんが1トップかな??

Angel Morales...Noviaはお仕事でこの試合来られないって言ってたけれど、頑張るんだぞ!!!!
しっかし、アンタのNoviaがRucio Madridだったとはね。


Real Madridの方ですが、こちらはBeckhamとGutiが出場停止。
Barcelona遠征に帯同しておりません。
Helgueraが後ろに下がるので、中盤の底はBorja1人でこなすことに??
一応、コンビを組む相手はZidaneということになります。

Figoもご存知のように、先日のイングランド代表との試合にて打撲を負ったので、
昨日の練習も全体練習に参加できなかったと言うことだそうで...
Espanyol戦の出場が危ぶまれております。


こうやって見ると、Real Madridの方も人が欠けて大変そうですが、
Espanyolの方も満身創痍だからねぇ...どんな試合展開になることやら。

チーム対チームの闘いもそうですが、この試合は“局地戦”に注目してみるのも面白いでしょう。


おそらく、Ronaldoの面倒を見るのはMauricioさんでしょう。
かつてPSG時代のチャットで最も印象深いアタッカーは??と聞かれた際に
「成長過程にあるBarca時代のRonaldoとの対戦」と答えた人ですから、
久しぶりの対戦に、気合も十分でしょう。それに、相手は“ブラジル人”だしね(笑)

Real Madridのもう一人のブラジル人、Roberto Carlosの対面は...
Tayfun兄さんですね!!そして兄さんの前にはMaxiがいる。
Maxiがガンガン上がることで、Robertoのオーバーラップを押さえ込むことが出来る...
Roberto Carlos + Solari 対 Tayfun兄さん + Maximiliano Rodriguez
この対戦、すっごく興味深いを思いません??


とにかく、誰も引き分けなんて狙っていないインコちゃん。
タムどんも先日のペルー戦の際にIkerくんと話したときに
お互いの健闘を約束したそうです。
“Le dije a Casillas que voy a marcarle un gol”と、
タムどん、IkerくんからGol奪う気満々です(笑)


「Real Madrid戦で“Chileno”バイシクルシュートでゴールを決められたら
最高だよね!!それが夢なんだけれどねぇ〜」
と話すJordi。
Real Madridとの対戦に“Cruyff”と言う苗字が絡むと、
特別な思いを人々が抱くことをJordiは知っています。
意識するつもりはないでしょうが、人々の期待を裏切ることはしたくないと言う思いもあるでしょう。


Luis Fernandez監督は「キーとなるのは、集中してピッチに立つこと、攻撃的に行くこと、
彼らに自由にプレーさせないこと」
だと言ってます。
「私はReal Madridを恐れてはいないし、審判のことも少しも恐れてはいない。
私が気に掛けるのは、選手たちが試合に向けてよい調整が出来るかどうか、
試合で自分たちの能力を発揮出来るように良いコンディションを整えられるかと言うことだ。」

と語っているように、先般の疑惑のPK問題に関しては極力この試合に持ち込まないようにと、
考えているようです。自分たちの力を信じて戦う気持ちを忘れなければ、
自ずと結果はついてくると言うことです。誰にもこの試合を壊す権利はありませんから!!

「もしReal MadridそしてValencia、さらにCelta、彼らに対して勝ち点を稼げたら、我々はおそらく残留出来るだろう。」


この試合がEspanyolのPrimera残留のキッカケとなることを心より願っています。



最後に、Tayfun兄さんのコメントを載せておきます。

EspanyolのMFであるTayfunはEstadio Olimpco Luis Companysでの両チームの対戦、
土曜日のLigaでのReal Madrid戦に勝利したいのならば、「チームにより大きな力を
与えなくてはならない。そのためには、攻撃的に行くこと」を言及した。


「もし我々がReal Madridに勝ちたいというのなら、攻撃的にいくことが重要だ。
彼らにボールを渡さず、そしてチャンスは活かさなくてはならない。
ただボールに力を与える他は、ファールで止めたり、足元に入ったりもしない。
そして頭を使ってプレーする、それだけだ。」


TayfunはEspanyolに対して信頼を置いている、土曜日、彼らは3ポイントを手に出来ると。
そして11人のスタメンに再び名を連ねる可能性について期待を抱いていることを認めた。
―右サイドバックのポジションはCyril Domoraudが累積警告により出場停止で、穴埋めが必要となっている―


「ただ、勝利あるのみ!!」

たとえ、ライバルがReal Madridと対戦することにより(自分たちとの)差を広げるであろうと思っていても、
Tayfunはチームは引き分けと言う結果に甘んじてはいけないと思っている。
「何故なら、我々が置かれている状況では、ただ勝利だけが意味を成すからだ。
降格ラインに対して我々はポイントに余裕がないからだ
(原文を直訳すると、“降格ラインに対するクッションを我々は持っていない”)


2004年02月20日(金) 新ユニのお披露目

Espanyolのファンサイトをフラフラしていたら、とあるサイトで発見!!
FotoのコーナーにEx-Jugadoresとして、いろんな選手が載っていたのですが、
そこに見つけました“NISIZAWA AKINORI”の名前(笑)
一応、元Pericoとして認知されてるってことかな??

そう言えば、一昨年のW杯、順当に勝ちあがれば、
日本とアルゼンチンってベスト8で対戦だったんですね。
それもAKIのホームグラウンドである長居スタジアムで...
Pochettinoとの対戦を心待ちにしてくれていたセレッソサポ、
少なからずいたようで...それを知ったとき嬉しかったですよ。
セレサポにとって、Mauricioさんは“良い人”として親近感あるようです(笑)
 
 
 

さて、Espanyolですが、まず最初はこのニュースから。
どうやら3月から、セカンドユニが変更されるようですよ!!
最近Barcelonaの街にオープンした屋内Futbolアミューズメント“Plantefutbol”に
UMBROがブースを出してるみたいなんですけれど、そこでお披露目だそうです。

色はここ2シーズンセカンドユニとして定着していた赤黒にかわって、
今度は青とグレーのコンビだそうですよ。
この新しいセカンドユニは、来月のCelta戦にてお披露目ってことになるようです。
今シーズンの残りと、そして来シーズンいっぱいはこのユニで行くとのこと。

フツー、来シーズン仕様のユニのお披露目って、
もっと暖かくなってから、シーズンも深まった時にするんだけれど、
Espanyolは珍しいですね、もう発表なのね(笑)

あ、BalaidosでのCelta戦ってUMBRO対決じゃん!!
そう言えば、GalatasarayもユニフォームサプライヤーはUMBROじゃなかったかしら??

 
青とそしてグレーのコンビか...どんなんだろう??
グレーと言えば、01/02シーズンのPSGのセカンドが、
白とグレーのコンビでした。
これ、すごくキレイな組み合わせだとは思ったのですが、
着る人を選ぶと言うか何と言うか...決して誰でも似合うものじゃなかった(笑)
その色味の美しさは「さすがはParisを代表するクラブチームだ!!」
とは思ったのですが、ユニに負けている人たちが数名...(爆)
Pochettinoはとっても品よく着こなしておりましたので、
今度のEspanyolの新しいユニもきっと見事に似合うことでしょう!!期待しとこ(笑)




さすがは、Real Madrid。
このチームと対戦すると言うことで、
今週はEspanyolに関する記事がとても多いです。
各選手のインタ等も掲載されているのですが、
ちょっと時間がなくて、まだ目を通しておりません。
先日のMalaga戦後のLuis Fernandez監督のインタで疲れ果てました(爆)

Tayfun兄さんのインタだけでも...と思ったのですが撃沈(笑)
間に合えば、明日のプレビューと一緒にUPいたします。


2004年02月19日(木) インタビュー:ルイス・フェルナンデス監督

Luis Fernandez監督のMalaga戦を受けてのインタが
asに掲載されていたので、目を通してみました。

詳細に全部をキレイな日本語に直したわけではないのですが、
抜粋して載せておこうと思います。
あの監督の哲学と言うものが、何となく伝わってくると思うので...。
 

 
Malaga戦の敗戦については、どう感じていますか?
「もちろん、うんざりして参っていたよ。良い結果のために戦い続けられるよう
我々は1週間非常にタフな練習をしていた。なのに、結局は勝てなかった。
努力したのに、元の木阿弥だったからね。」



「重要な瞬間、我々は集中力を失っていた。最初の失点を喰らうまで、
我々は上手く試合をコントロールしていた。
とりわけ自分たちの側にチャンスが増えるよう試みた。
試合を自分たちのものに出来るよう、頑張ったさ。
しかし...その後何が起こったかは世界中が知ってるよ。」



あなたは怒りを感じましたか?
「それはない」

「2-1となったところで、選手たちには違うやり方を指示することが
出来たかもしれないが、我々は追いつこうとすることを選択した。」



集中力と言うテーマは、今週の練習での1つの側面となったのですか?
「まさに、我々は非常に困難な試合を2試合続けて、ホームスタジアムに迎えようとしている。
ライバルたちの攻撃にブレーキをかける企てにおいて、この側面は最も重要なキーの1つとなる。
シャワーを浴び終わるまで、我々は集中した状態になくてはならない。気を抜いてはいけないのだ。」



Real Madridに対して意見は?
「殆ど何も言えることはない。彼らが抱えるスター選手とともにMontjuicにやってくる
(BeckhamとGutiはサスペンション)そして彼らは彼らの試合をしようとする。
良い結果を求めて。我々は我々で別の試合をしなくてはならない。我々も勝利を求めて...」



Real Madridに関して味方をする勢力があると、告発する人間が幾人かいると言うことに関しては?
「どうして欲しいと言うのだ?守備的に戦って欲しいのか?
勝利せずに、対戦相手を助けるのか?答えは明らかだ。
違うか??Malagaのようなチームに対して、そして下位に甘んじるチームに対して、
我々は引き分けて助けてやる必要など、どこにもない。

私は信じている。選手たちは試合で相手に脅威を与えることが出来ると。
そのことは、MaxiにTamudo、De la Peña、JordiにHadjiを
同時にピッチに送り出したことが根拠となっている。」



しかし、それは余り上手くいかなかったことを、アナタは理解しなくてはならない。
Clementeが指揮を取っていた頃…
「で?私は誰も批評するつもりはない。過ぎ去ったことは、私には関係ない。
各々が自分のやり方で仕事をすればよい。私はClementeのことを話すつもりはない。」



それは、私の意図するところではありません。しかし、恐らく、人々は、
攻撃的サッカーと言うフィロソフィーを理解しきれていないようです。
「それは、私の問題ではない。しかし、我々が直面するもの(試合)における微妙な瞬間は、
他のチームがするように、1ポイントを確実にするものではないのだ。
以前話したように、チームが求める唯一のもの、そして私のフィロソフィーはポイント3を取りに行くことなのだ。」



Real Madrid戦を前にしてチームの雰囲気は?
「非常に落ち着いて穏やだ。リーグ戦は決定的な局面を迎えようとしつつある。
そこでの失敗の代償と言うのは、非常に高くつくことになるだろう。」



代償を払うことになると?
「ならないだろうね。今のところ主力選手たちは非常に良い状態にあり、
しかも私は彼らを信頼しているからね。
今まで勝利してきたのと同じように、
シーズンの最後まで敢然と立ち向かう連中だと。」



強さを感じると?
私はプロだ。そして彼らはチームを救うために私と契約したが、
何度もそれを繰り返すことに私はウンザリなどしない。
我々は立ち止まりはしない、全員で勝ち取るまでは...。





キレイに意味の通じる日本語に直せなくて、申し訳ないです。
所詮、管理人の語学力などこの程度のものです(苦笑)
しかし...私は読んでいて、強く感じました。
Luis Fernandezがどう言う監督なのか、
彼のサッカー哲学がどういうものなのか...。

さすがは、クライフ信望者ですね(笑)
Jordiのお父さんが目指したサッカーと同じだもん。

恐らく...普通に戦ったらPericoはReal Madridに負ける。
攻め合いの試合展開は、彼らの得意とするところ。
多くのチームがそうであるように、守りを徹底するほうが良いのかもしれない。
でも私は負けることよりも“臆病者のサッカー”をすることの方がもっとイヤだ。
何も、守りをおろそかにしてよいと言ってるのではない。
ただ、最初から戦う気持ちを捨ててピッチには立つなということです。


アルゼンチン代表のGabi Heinze(PSG)が、
宿敵Olympique de Marseilleとの対戦について
「心で勝ち取るもの」と語っていた。

Gabiにそのことを教えたのは、このLuis Fernandezと
そしてMauricio Pochettinoだった...私はそう思っています。
だから、彼らが判っていないはずはない。

きっと、心でこの試合を勝ち取ってくれると、信じています。


2004年02月18日(水) レアル・マドリーとバレンシア

Espanyolの週末の相手は、あのReal Madrid。
先日のValencia戦のことで憤慨している日本のファンも沢山いるようで(苦笑)
今回の対戦は、Espanyolに多くの味方がついてくれるようですね。

でも、私は(一応、Espanyolista兼Madridistaです:苦笑)...
アンチのヒステリックな反応は無視することにしてます。


Real Madridが恵まれてないとは、私も思ってません。
しかし、彼らを卑怯者呼ばわりすることに対しては、
絶対納得いかないし、そういう声に対しては断固として戦います。

私は...知ってるから。
RaulもMichelもFigoも、GutiもHelgueraも、
いつだって一生懸命戦っていることを。
ZidaneもBeckhamも、みんな正々堂々と戦ってることを。
何も、恥ずかしいプレーはしてない。

ピッチに立てば誰しも同じ。
今シーズン、Ligaで一番沢山のPKを与えているEspanyolで、
懸命に残留目指してボールを追いかけているTamudo、
何度もサイドを駆け上がるMaxi、
体を張ってゴールを死守しようとするPochettino、
そんな彼らと...

審判に勝ち点11をもらったと言われているReal Madridで、
誰よりも献身的に動くRaul、
何度もサイドを上がったり下がったり、攻守に懸命なMichel、
守備が苦手なことを誰よりも理解し、それを補うべく誰よりも走るBeckham、

彼らに差はない。

土曜日の試合が特別な目で見られることは間違いない。
でも、自分たちがしなくてはならないことが何なのかを、
彼らは皆知っているから、私は何も心配していない。

もしかしたら、またEspanyolは審判の笛に泣かされるかもしれない。
でも私は、それは今年、NihatやKovacevicのシュートが
バーやクロスを叩くのと同じだと思ってる。
そう、Karpinが言うようにそれも含めてFutbolだと思っている。

私はReal Madridが勝っても、価値を盗んだなどとは絶対に思わない。
だって、そう思うことは彼らに対する最大の侮辱だと知ってるから。
Raulに対しても、そいてPochettinoに対しても。



私は...今でもPochettinoの足はかかってなかったと思ってる。
あれは、PKを取られるべきプレーではなかったと思っている。
そして...アルゼンチン代表が負けたのは彼のせいだとは思っていない。
そして、アルゼンチンの勝ちがCollina主審によって盗まれたとは思っていない。

あれは...アルゼンチン代表がイングランド代表よりも
多くのゴールを上げられなかったから、だから負けたのだと思ってる。


そう...アルゼンチン代表は負けるべくして負けたのだ。




さて、暗い話はこれくらいにして...(笑)

リガスレで見つけた、Espanyolネタです。


764 :  :04/02/18 00:09 ID:ggcKNkdw
エスパニョールは頑張ってるよ。
いつも負けるけど結構粘る


767 :  :04/02/18 00:26 ID:L5sIrMcu
タムードがんがれ


768 :  :04/02/18 00:33 ID:1uxF7RgE
エスパニョールといえば審判の不当さに泣いてるチームの筆頭じゃなかったか?


769 :  :04/02/18 00:34 ID:b0BPwHmZ
>>764
昨シーズン落ちたレで始まるチームみたいだな。
ユニも似てるし。


770 :  :04/02/18 01:12 ID:DQ0K7Bgs
>762
マルチェナは、ラウルに対して反則をしたか?って質問じゃないか?


771 : :04/02/18 08:27 ID:CYbcNjJP
>>764
ワラタ
確かにそうだねw





頑張って粘るけれど…結局は負けるってイメージなのね(^_^;)
しかし、Recreativoみたいだって??確かにユニも同じ白と青の縦じまだけれどさぁ…
落ちちゃ困るんだってばぁ〜〜〜!!(笑)


Espanyolの選手も、次Real Madridと当たると言うことで、
先日のValencia戦での判定について質問されてるようですが、
一応にみなさん「その問題は、終わったこと。自分が話すべきではない」と、
そう言ったスタンスですね。後ろ振り返っても仕方ないじゃん!!ってコト。

Raul TamudoもReal Madrid - Valencia戦について、話したくないそうだ。
「そのことについては、何も話したくないね。今週ボクたちは“Real Madrid”と対戦する、それだけ。
僕たちは今、非常に微妙な時期にいる。だから、この論争の中に自分たちの身を置きたくないんだ。」


GKのLemmensも「審判たちは非常に困難な状況にあるね。それゆえ、彼らが自分たちの仕事を果たすことを信じてるよ。僕たちに不安はないよ。僕たちは、PKの笛が吹かれるかどうかなんて気にすることなくピッチに立つ。そして死ぬ気で試合を獲りにいくさ」
と、言っております。




- ToniはTamudoのファン -

今夜、インコの我が家、Estadio Olimpicoで、
スペイン代表はペルー代表と親善試合を行います。

この試合には、EspanyolからRaul Tamudoが召集されているコトはお知らせ致しましたが、
そのタムどんに大して、GKのToniがこんなことを話しておりました。

「Raulは欧州選手権に出るのに相応しい選手だ。
もし、彼がReal Madridでプレーしているのなら、
代表チームの常連としてリストに名を連ねるのに疑問の余地はないだろう。
我々のキャプテンであり、さらにEspanyolの魂でもあるRaul Tamudo、
彼はEurocopaに出るべきだ!!」

Toni、こんな風に言ってますけど、Iñaki Saez監督如何ですか??(笑)


実は、このToniとTamudoが同じチームにいること、
そしてToniがTamudoを応援することって、
実は深い意味があるんですよね。

昔から、Ligaを見てらっしゃった方だと、察しは付くと思いますが...。


Min 2. ¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡GOOOOOOOOOOOOOL!!!!!!!!!! del Espanyol, Tamudo.
Gran error de Toni que pierde el balón cuando lo tenía controlado en el área.
Tamudo está muy listo y le roba el balón con la cabeza,
le encara y marca casi sin ángulo.


↑コレ、何だかお分かりになりますか??
4年前の国王杯決勝戦、そのときのテキストライブの抜粋なんですけれど。

Valenciaで行われたCopa del Rey 決勝 Espanyol – Atletico de Madrid。
当時、ToniはAtleticoの正GKで、Tamudoは今と同じくEspanyolのFWでした。
その試合の立ち上がりわずか2分...“Gran error de Toni”Toniのトンでもないミス。

この試合、Toniは決定的なミスを犯しました。
Toniってば、エリアの中なのに手に持つボールに対して集中力が欠けていた。
もっとしっかり持ってなきゃいけなかったのに、あまりに無防備だった。
それをTamudoが頭で掠め取って、そのままゴールに流し込んだ...。

試合後、号泣しながら「自分のせいだ、自分のせいでAtleticoは国王杯を取れなかった」と答えていたToni。
インタビュアーも「泣くな、Toni!!キミのせいじゃない!!」と、仕事を忘れて慰めていた(苦笑)。


でも、Toniはあのプレーを、Tamudoを恨んでいるワケじゃない。
自分のミスを認め、Tamudoのことは何一つ恨んでない。
だから、自分はTamudoのファンだし、彼にはSeleccionでも、
もちろんEspanyolでも頑張って欲しいと、心からそう願っている...

それは、彼の本心なのでしょう。
Toniって、本当に優しくて良い人なんだもん!!


「Raul(Tamudo)は、とてもファンタスティックなFWで、
Raulは欧州選手権に出るのに相応しい選手だ。
もし、彼がReal Madridでプレーしているのなら、
代表チームの常連としてリストに名を連ねるのに疑問の余地はないだろう。」

(Real Madridと言うブランドの強さは代表選出においても大いにその力を発揮します。Espanyolから代表が選ばれるのは、ホントに至難:笑)

我々のキャプテンであり、さらにEspanyolの魂でもあるRaul Tamudo、
彼はEurocopaに出るべきだ!!


今夜、Tamudoには勝って欲しい。出来ることならばゴールを決めて欲しい。
そして高いモラルで以って明日の朝、我々の前に姿を現してもたいたいものだ。
Real Madridとの試合はいつだって複雑なものとなる。
しかし、我々はCasaでプレーするのだ。
我々は知っている、自分たちがどうプレーすべきかを。そして勝てると信じてる。」



タムどん、頑張ってね!!




この試合、TVE Asiaでも放送があるようです。
スカパー332chを視聴可能な方は、ぜひご覧になってみて下さい!!


2004年02月17日(火) リーガエスパニョーラ 第24節 マラガ - エスパニョール 結果

15 Febrero 2004 Malaga /España

Malaga 5-2 Espanyol
Goles: 1-0 m. 35: Miguel Angel, 2-0 min: 38: Manu. 2-1 min: 46 Lopo. 3-1 min. 43: Juanito. 4-1 min. 61: Salva. 4-2 min. 77: Tamudo. 5-2 min 83: Isua.

Málaga: Arnau; Josemi, Juanito, Fernando Sanz, Valcarcel, Manu (Alexi min. 82), Miguel Angel, Leco, Duda (Luque, min. 71), Salva y Edgar (Insua m. 77).

Espanyol: Lemmens, Domoraud, Lopo, Pochetino, David García (Vignal min. 66), Maxi, Hadji (Raducanu min. 55), Jordi Cruyff (Tayfun min. 62), Fredson, De la Peña y Tamudo.

Árbitro: Esquinas Torres (Colegio Madrileño).
Amonestacín: Fernando Sanz, Juanito y Manu por el Málaga,
Lopo y Domaraud, por Espanyol.
Estadio: La Rosaleda
Espectadores: 23,000

Incidencias: 試合開始前に元Malagaの選手、Albeiro 'Palomo' Usuriagaの逝去を悼み、黙祷が捧げられました。
また、MalagaのAlexis Ruanoがこの試合で1部デビューを果たしました。



Espanyolと言うかLuis Fernandezにとって誤算だったのは、
Alex Fernandezが怪我で出場できなかったことです。
当初の予定では、彼とFredsonがDoble Pivoeteとなるはずだったのですが、
そこで、ここをJordi Cruyffに任せて、Hadjiを左サイドに置いた。

結局...こうやって組んだ中盤が全く機能してなかったようです(苦笑)
MARCAには“El centro del campo no funcionó”と書いてありましたから。
実況聞きながら、「もしかして中盤の守備がダメ??誰も当たりに行かず、
簡単にゴール前へ入らせてしまってる??」
と思った私の感覚は、当たっていたってことですね(苦笑)

言葉を全部聞き取れなくても、単語の意味がわからなくても、
サッカーと言う競技に関しては“感覚”で試合展開が読めるようですね、私って!!(笑)


中盤でボールを獲れず、主導権を相手に渡してしまったようです。
一方のMalagaの方ですが、こちらはMiguel AngelとLekoが貪欲にボールを獲りに行き、
サイドのManuとDudaも良い動きでチームに守備面でも貢献、
Manuのゴールはエリア外からの距離のあるシュートでしたが、
簡単にシュートコースをインコちゃんは開けてしまい、Lemmensも反応が緩慢だった。


今シーズン、Espanyol初の5失点です。今までの最高は4失点。
第7節にValenciaに4-0、そして第8節にCeltaに0-4で負けております。
2試合で8失点って凄いよなぁ...(苦笑)
しかしまぁ、今回は下手するとそれを上回る記録を作ってしまうかも...(^_^;)
Real Madrid戦、そしてValencia戦、怖いですよ、やっぱり。


Malagaに大敗したEspanyolですが、幸いなことにAlbaceteはMallorcaに引き分け、
ZaragozaはBetisに負けたので、降格圏脱出まで後3ポイントと言う差は変わっておりません。



- Luis Fernandez監督のリアクション -

「我々はLa Rosaredaで勝たなくてはならないことを知ってた。
しかし、実際のところは上手くいかなかった。我々は集中力に欠けていた。
そしてメンタルの部分でも負けていた。このことが私を落胆させた。」

“Malagaに試合をプレゼントしてしまった”と、かなり、ショックだったみたいですね。
大事な一戦と意気込んでいただけに...。


「7つのゴールが生まれた。
試合は、観客にとって非常に興味深い展開の、めったにない面白い試合だった。
Espanyolは最初のゴールまでは非常に攻撃的だったが、
彼らのほうが我々よりも決定力があった、そして我々を打ち負かした。」


「引き分けは、私の望むところではない。
なぜなら、我々の置かれている立場では、1ポイント獲得と言うのは、
あまり喜べるものではないからだ。」


「今は、我々の目の前には大きな山が2つ聳え立っている。
到達するのは容易なことではないだろう。
しかも、今日のようなプレーを選手たちがしてしまったら、
より困難なアタックになるだろうね」



第24節終了時点での順位表です

1 R. Madrid 53

2 Valencia 51

3 Deportivo 49

4 Barcelona 40

5 Athletic 37

6 Villarreal 36

7 Atlético 36

8 Betis 35

9 Osasuna 34

10 Sevilla 31

11 R. Sociedad 31

12 Racing** 29

13 Málaga 29

14 Valladolid 29

15 Mallorca 28

16 Celta 27

17 Albacete 23

18 Zaragoza 23

19 Espanyol 20

20 Murcia 16




- 完売 -

週末のReal Madrid戦のチケットですけれど、
今日の時点で既に、Lateral(バックスタンド)の上段も下段も
全て完売したとのことです。

珍しい...いつもどの席種も当日券残っているというのに...(笑)

ゴール裏と、値段の高いメインスタンドについては、
まだ残っているようなので、ご購入をお考えの方はお早めにどうぞ!!



このReal Madrid戦ですが、WOWOWの放送枠は
今まで通り第1枠を確保したようです。

Valencia - Barcaの方がLive中継できる時間のキックオフ
(つまり、CANAL+が放映権獲得)になったのですが、
WOWOWはそれよりもBeckhamを優先したようですね。
あれ!?でも、Davidくん次はサスペンションじゃなかったけ??


私はWOWOWを見られる環境にないので、
友人・知人に頼んで録画してもらわなきゃ!!
みなさん、宜しくお願い致します(笑)




2004年02月16日(月) タイフン兄さん

掲示板を見て頂いたらお分かりかと思いますが、
私は苦手なカタランにもめげずに、Malaga戦の実況に付き合いましたが、
試合が終わった時には「私の睡眠時間返せ!!」とマジで叫びたくなった(笑)

5失点って結果に打ちのめされた私は、
インコちゃんの昨日の試合の記事を拾いに行く気力がありませんでした。
ゴメンなさい...まだ、MARCAもasも何も見てない(^_^;)


ホ〜ント、何かに魅入られたように失点を重ねてしまいましたね、Mauriさん。
たぶん、途中で集中力切れちゃったのかもね。
アナタは最後まで闘い続ける人って知ってるけれど、
でも、こういう日もあるよね。


日本の高校の部活と比べちゃ失礼だけれど、
ウチのチームでも、こう言うことありました。

「足止まってるぅ〜!!ボールを目で追うんじゃない、足で追いなさいよ!!」
ベンチから叫ぶ、私の声は聞こえていていても、体が反応しない部員さんたち。
ホント、エアポケットに入ってしまったかのように、
簡単に相手のシュートが枠を捉え、ネットを揺らす...。

「分かってるねんけど、体が動いてくれへん。思考能力も低下して、
すっごい判断も遅なってるねん。それも分かってるねんけど、どうしようもない。
そんな試合ってあるねん。何してもアカン時はアカン...
せやから、気持ち切り替えて、次の試合に全力で当たって勝つべく、
また練習頑張らなあかんねんなぁ...。」
そんな話を、ウチの部員さんたちと話してたことを思い出します。

きっと、昨日のPericoたちもそうだったんじゃないかな。
Pocheが力を抜くことなんて絶対にありえないから。



- 私とTayfun兄さん -

今日は試合について書く気力がないので、別のネタを。
ayamomoさんがLINKして下さった御礼に(笑)、私とTayfun兄さんのことを少し。


で、最初にまずはお詫びと言うか訂正...最近謝ってばかり(苦笑)
Real Sociedadの監督ですけれど...私、順番を間違えておりました。
順番で言うと、Javier Clemente → Periko Alonso (XaviとMikel兄弟のパパ)
→ Toshack こうだったんですね。

で、Real SociedadにToshackが連れてきたトルコ人って、Nihatで、
ArifとTayfun兄さんって、Clementeが連れてきたんだったわ(苦笑)
00/01シーズンにはClementeクビになってるって勘違いしてた(苦笑)
彼が解任されたのは00/01で、99/00じゃなかったわ。

そうそう、Bernd Kraussが99/00シーズンの途中でクビになって、
(私はこのKrauss監督時代のReal Sociedadが大好きです)、
後を引き受けたのが、Clementeなんですよね。

まぁ、もともと私はこの監督に対して良いイメージを持ってなかったので。
と言うのも、スペイン代表監督時代から、いつも誰かと衝突していると、
そういうイメージしかなかったし(笑)、
それにこの人の余りに守備的過ぎるサッカーが、私は好きになれなかったから。

“スペイン代表に期待してるのは、結果を残すサッカーじゃない。
そんなのは、イタリア代表に任せておけば良い。
もっと、自由に魂を解き放つような、そんな開放的なFutbolを見せてよ!!”
って、
94年のアメリカ大会でもEURO96でも、文句ばっかり言ってたっけ(苦笑)
 
 
で、話はTayfun兄さんに戻りますけれど、
00/01シーズンって、俄かにLiga Españolaにトルコ人が増えた年でした。
Real SociedadにはTayfun兄さんとArifが、FenerとGalataからやってきた。
Las PalmasにはOktayさんがBesiからやってきた。

恐らく...GalatasarayがUEFA CUPを制したことが引き金となった...
この頃に、皆が気付き始めたんでしょうね。
トルコの選手の能力の高さ、技術の高さに。
それに反してブレイクする前だから、
市場が選手につける値段はぜんぜん安い。
だから、Real Sociedadとか、Las Palmasのような、
お金の全然ないチームでも、彼らを買うことが出来た。
しかし...先駆者たる者が苦労するのは、
いつの世のどの世界でも一緒。
 
 
ArifがReal Sociedadを去った経緯については、
詳しいことは覚えていないのですが、
この人、00/01シーズンにやって来たのに、
00/01シーズンの途中でトルコに帰っているんですよね。
多分、半年もいなかったような気が...。

もっとハッキリしているのは、Las PalmasのOktayさん。
あの人...シーズンが始まる前にいなくなったんじゃなかったっけ??(苦笑)
同じチームの英国人Samwaysとケンカして。
シーズンイン前に荷物まとめてカナリア諸島からいなくなった。
「チームメイトが自分に対して敬意を持って接してくれない」と。

この事件に対して、そう...日本でも言われてましたね。
「トルコに逃げ帰った」って(涙)
 
 
トルコに帰っても所属チームがない、と言うか、Las Palmasと
契約を解除しない限り、他のチームに移れないOktayさんですが、
結局カナリア諸島のチームからレンタルに出すと言う形で、
11月に契約問題に決着がついたから、Trabsonsporへ行ったんですよ。
確か、彼にはこう言う経緯があったと思います。

さらに言えば、1シーズンずれますが、
01/02シーズンにGalatasarayから魔女島やって来た、
Fatihも馴染めなくって、半年で帰っていますよね。


そうやって、何人ものトルコ人がスペインへやって来たにも関わらず、
その大半があの国の生活習慣だとか、スペインリーグに馴染むことが出来ずに
志半ばで、イベリア半島を後にしていたのです。

そんな中...Tayfun兄さんだけは残った。
不思議に思った私は00/01版"Guía MARCA"を引っ張り出してきて、
Tの項目から、TayfunのProfileを確認した。

Tayfun Korkut:02-04-74 Stuttgart (Alemania)

あ...!!この人、グルベッチなんだ!!


トルコ生まれのトルコ育ちとは違い、ドイツという、
言わばスペインと同じキリスト教文化圏を経験している
そんなTayfun兄さんには、この国の人たちを理解し受け入れる素地があった。
そして何よりも、彼はドイツの市民権を持ってる。
彼は外国人枠を気にする必要がないのだ!!
だから残れた…私は、そう理解したのでした。


とは言うものの、同じトルコ人であるArifが帰ってしまい、
チーム内でトルコ人は自分独りだけとなり、
初めての国の初めてのチーム、そしてトルコリーグとは比べ物にならないほどに厳しい、
世界3大リーグの1つであるLiga Españolaで戦うことは、
非常に彼にタフな精神力を要求したはずです。


オマケに、Clementeは開幕から2ヶ月でクビになりました(苦笑)
いきなり、後ろ盾を失ったTayfunさん。

私が、どうしてTayfunさんを気に掛けていたかと言えば、
トルコからスペインへやって来たものの、
早々と後ろ盾である監督を失い、自身も大きな怪我を負い、
結局自分の居場所をスペインの白いチームの中で見つけることができなかった、
あの男の姿を思い出したからです。


「Tayfunさん、元気にしてるかな??」
「Real Sociedadに馴染めているかな??」



ある日の夜こと。いつものようにスペインのお昼のニュース、
15:00〜のTelediarioをTVE Asiaで見ていたら、
Real Sociedadの会見当番はTayfun兄さんだったらしく、
彼の姿が映し出されました。

「スペイン語…上手くなったね」

移籍当初はドイツ語で話す姿しか見なかった彼が、
話し方はとてもゆっくりではあるけれど、
ちゃんとスペイン語で自分の意思を表明していた

その瞬間、なぜか私は確信したんです。
「大丈夫、この人はもう…スペインでやっていける」

単純でしょ??スペイン語で会見するようになったのを見て、
それだけで大丈夫だなんて…。
でもね、スペイン語を話すTayfun兄さんの姿に
スペイン語を覚えようと言う気持ち、この国を受け入れようと言う気持ち、
そして彼にスペイン語を教えようとする人たちの気持ち、
彼のことを受け入れようとする気持ち、
そんなものが、私には感じられたから。


翌シーズンの冬のMercadoで、ToshackはNihatを連れてきた。
ToshackがBesiktasの監督をしていた頃から目をつけていた逸材。
彼をSan Sebastianの街へと連れてきた。


しかし…その3ヵ月後にToshackはいなくなった。
「また…ですか??アナタは、いつだって中途半端に置いて行くのですね!!」
私は怒った。独りReal Madridに残された、Baljicの姿が思い浮かんだ。

後に残されたNihatのことが心配だった。
でも、私はすぐに思い直した「大丈夫だ、Nihatなら。」

「だって、ここにはTayfun兄さんがいるんだもん!!」

Real Sociedad移籍1年目、怪我もあってNihatは思ったような活躍が出来なかった。
しかし、そんな彼に焦りは見て取れなかった。
次のチャンスが巡ってくる事を、皆が待っていてくれてることを知っていたから。
だって…このチームのトルコ人選手に対する信頼が揺ぎ無いものだから。

それを築いたのは…Tayfun兄さんだった。


私は、NihatがBesiにいた時から知っていた。
彼ならきっとLigaでも通用すると思っていた。
だから…BaljicやArifやOktayさんのように
中途半端にこの国を去ることだけは避けさせたかった。

Real Sociedadのみんなに、彼の復活を待っていて欲しかった。
「Tayfunさん、Nihatを守ってあげてね」


兄さんは、その仕事を見事に果たしてくれた。
02/03シーズン、才能を発揮したNihatの活躍は欧州中の人が、
いや、世界中の人たちが知るところとなった。
そして、Tayfun自身もReal Sociedadの快進撃を支える1人となった。


ボスニア生まれのあの男が叶えられなかった夢を、
彼らが代わりに果たしてくれたような、そんな気がした。

私は、TayfunさんとNihatに、Baljicの夢を託していたのかもしれない。
だから、彼らの活躍が何よりも嬉しかったし、
Real Sociedadの成功を、心から祝したかった。


03/04シーズン、Tayfun兄さんとNihatは別々の道を選んだ。
ちょうど、PochettinoとGabi Heinzeが別々の道を選んだのと同じように。

彼らが選んだ道は、決して平坦な道じゃない。
それぞれが、悩み苦しみ、さまざまな思いを胸に
自分の道を行こうとしてる。


結果が数字に表れなくても、私は彼らみんなが勝利者だと思ってる。
いつ、いかなるときも、己が全てを賭けて闘う、
その気持ちを持ち続けているのなら、彼らは勝利者なのだ。


昨日の試合、Tayfun兄さんは久しぶりにピッチに立ちました。
結果は…勝てなかったけれど、私はインコに彼の力が必要だと思ってる。
出番がなくても腐ることなく、いつ自分の力が必要とされても
応えられるように、ずっと自分を律し待っていたTayfunさんは立派だと思う。


これからも、長く険しい戦いの道を行けねばならぬインコたち。
私は信じてる。シーズンが終わった時、みんなで笑い合えることを。
Anoetaで見せたのと同じTayfunさんの笑顔が見られることを...。




あ〜、何が書きたいのか、ワケの判らない文章になってしまいました(大汗)
最後まで、こんな駄文にお付き合いくださり、有り難うございました!!(^_^;)



追伸:本館の方の日記、2002年5月22日に書いてますが、
私、このTayfunさんがトルコ代表のメンバーから落ちたのを知ったとき、
結構ショックだったんですよ(笑) 「なんでおらへんのぉ〜??」って。
何せ、Ogun Temizkanogluが落ちたってので相当ヘコんでいたところに、
追い討ちかけられましたから…あの時ほどSenol Gunesを恨んだことはなかった(爆)






2004年02月15日(日) リーガエスパニョーラ 第24節 マラガ - エスパニョール プレビュー

まず最初は訂正から。

昨日の日記のPochettinoのReal Madrid戦についてですけれど、
コレって私の勘違い。99/00シーズンじゃなくて00/01シーズンのものでした。
彼がPSGに移籍する約1ヶ月半前の2000年12月17日にSantiago Bernabeuで行われた試合です。

そうだ、思い出した!!99/00シーズンのBernabeuの試合はPochettino怪我中で出なかったわ(苦笑)
そうそう、この試合の放送、アナウンサーが倉敷保雄さんで、
ゲストが金子達仁さんと現アルビレックス新潟監督の反町康治さんだった。
当時ソリさんはEspanyolでコーチのお勉強をなさっていたんだっけ。

Pochettinoがゴールを決めたReal Madrid戦は00/01Temporada...
あ〜あ、このテープ探すの一苦労かも(苦笑)だって00/01シーズンって
ちゃんと整理できてないシーズンのはずだから(^_^;)


 
さて、今夜のMalaga戦ですが、相手のMalagaの監督ってJuande Ramozだったのね!!
ってことは、EspanyolにとってもJuandeにとっても因縁の対決。
何せJuandeは昨シーズン、Espanyolの監督だった人なんだもん。

懐かしいなぁ...(笑)私、結構好きなんですよ、この監督。
何と言っても、あのRayo VallecanoをUEFA CUP出場に導き、
しかもそこでベスト8って戦績を残した人だから、そういう意味では手腕は高い。

で、その腕を買われてBetisの監督を引き受け、そのBetisでもそこそこの成績を残したにも関わらず、
あの緑と白のチームはCeltaと揉めたVictor Fernandezを招聘、
用無しとなったJuandeはBetisをクビになって...
で、Espanyolの監督に就任したんですよね。
これが昨シーズン、02/03Temporadaのこと。
 
 
しかし、思えばコレがPerico苦悩の旅の始まりだったのかも(笑)
とにかく、開幕から勝てなかった。ずっと勝てなかった。
まぁ、それは今年も一緒なんだけどネ(爆)

最初から、チーム内が上手くいってなかったように思います。
う〜ん、詳しい事情は知らないし、単なるウワサ話なのかもしれないけれど、
Paco Floresを切ったことに対して快く思ってない人たちが、
クラブ内にはいたって聞いたんですけれどね。

JuandeがEspanyolに来るまで、Pericoの監督は先日Zaragozaの監督をクビになった、
PacoちゃんことPaco Floresだったんですよ。(ニシザワがいた時も監督はこの人)
あの人はずっとEspanyolに関わってきた、言ってみればReal Madridの
Vicente del Bosqueのような人なんだけれど、アッサリ切ってJuandeを呼んだから。

でも、あの時の幹部の決断も分かるんですよね。
Pacoちゃんだと...良くて中位を彷徨うと言う、そんな成績しか残せない。
それを脱却するために、血を入れ替えるために、クラブに縁のない人物を監督にした...
まぁ、結果、それは裏目に出てしまったワケですが。


チーム内の雰囲気も悪くて、監督の能力は高いはずなのに、結果が全く出ない。
Sanchez Llibre会長もずっとJuandeのことはかばっていたけれど、
結局クビを飛ばした。数試合代行監督を立てて、その後呼ばれたのが、
あのJavier Clementesだったと言うわけです。

昨シーズンの後半、浪人中でヒマにしていたJuandeをMadrid Derbyが行われている
Santiago Bernabeuに来てたりしてた (倉敷さんより先に私は気付いたわよ!!笑)。
そんな彼がMalagaの監督を引き受けた時には「頑張れ!!」と素直に思ったものです。
 
 
最近、そのJuandeのクビがまたまた危なくなってきたようですね(苦笑)
何せ、Malagaって最後に勝ったのは昨年の12月、対Murcia戦ですから。
以来、間にCopa del ReyでCeltaに引き分けた試合はあるものの、
何と6連敗中なんですよ(^_^;) おかげで、順位も急降下。
2ヶ月近く前には、18ポイント差があった両チームなのに、
今夜インコちゃんが勝てば、なんとたったの3ポイント差になるのですから!!
あららら...Juande、かなりヤバイ状況ですね。
でも...申し訳ないですけれど、今夜の試合は頂きますから!!

Un partido que vale seis puntos
6ポイント分の価値がある試合...SPORTの見出し通りだと思います。
勝てば、ホントに降格圏脱出が見えてきますよネ!!
 
 
 
MARCA紙の予想スタメンは以下の通りです。

Málaga CF: Arnau; Josemi, Fernando Sanz, Juanito, Valcarce; Manu, Insúa, Miguel Angel, Duda; Salva y Edgar.

Espanyol: Lemmens; Domoraud, Lopo, Pochettino, David García, Alex, Maxi, Fredson, De la Peña, Jordi y Tamudo.

Árbitro: Esquinas Torres (Madrileño).
Campo: La Rosaleda.
Hora: 17:00.
 
 
まずはホームのMalagaについて。
Malagaは中盤が手薄になってるようです。
ウルグアイ人のMarcelo Romeroが怪我で召集リスト落ち。
さらに、サスペンションでGerardo Garciaが使えず。
DFの元Real Madrid、Roberto Rojasもサスペンションですね(懐かしい名前だ!!)
その代わりGKの元Barca、Arnauが戻ってきます。
Gerardo Garcia Leonの代わりはクロアチア人のIvan Lekoが勤めるとのこと。
 
 
一方のEspanyol。
こちらは、3連勝目指してLa Rosaredaに乗り込みます。
で、この試合Luis Fernandez監督はシステムを
4-1-4-1にするのではないかといわれています。
Valladolid戦との変更点として、恐らくAngel Moralesの代わりに
Alex FernandezをTitularにするんじゃないか、とのこと。

このAlexが中盤の“1”になるのでしょうね。
最初の”4”が、両翼のDomoraudとDavid Garciaと真ん中のLopoとPochettino、
そして次の“1”がAlex、そのAlexの前に配された“4”が右Maxi Rodriguez、
左Jordi Cruyff、中にFredson CamaraとIvan De la Peña、
1トップにRaul Tamudoと言うことになります。
 
 
ただ、これはMARCAの予想スタメンであって、
他紙には違った予想をしているものもあります。
例えば...SPORTだったかな??Jordi Cruyffがベンチスタートで、
変わりにMustafa Hadjiがスタメンって書いてありました。

また、Alex Fernandezが昨日の前日練習で左ひざに違和感を覚えたとかで、
本人はスタメンで試合に出るつもりで居るらしいのですが、
試合直前になって、提出書類から名前が削除されるかもしれないとのことです。
その場合は、Angel Moralesが代役をつとめます。

フランス人のGregory Vignalはこの試合も怪我でMalaga遠征に帯同してません。
 
 
 
その他のトピックスとしては、この試合には会長である
Sanchez Llibreもチームに帯同してMalagaへ向かってます。
La RosaredaのPalcoから戦況を見守ることに。
会長、今シーズン残りの全てのFueraの試合に帯同して、
チームをサポートするって明言してくれましたからね。

ただ、そのDani Sanchez Llibre会長...
今シーズン限りで会長職を退くって言ってるようなんですけれど。
詳細は記事に目を通してないので、分からないのですが(スミマセン)
 
 
絶対に負けてはならない試合。でも、empateは価値がない...
“El empate casi no le vale al Espanyol y al Málaga”やはり狙うは勝ち点3です。
何せ、インコはこの先Real Madrid戦、そしてValencia戦と、
非常にタフな相手を連続して迎えることになるのですから、
これらの試合に対して落ち着いて臨めるよう、今日の試合に勝って、
3ポイントを手にしなくてはならない。

今シーズン初の3連勝を目指して頑張ろうネ!!

 
 
- 遅刻 -

HadjiとClaudiu、実はこの2人危うく10:25発のIBに乗り遅れるところだったそうです(笑)

どうやら、連絡が上手くいってなかったらしくて、集合時間になっても現れず、
この2人だけ、ホテルから空港までタクシーぶっ飛ばして来たそうです。
他の連中は集合場所(たぶん、Ciudad DeportivaかMontjuicだと思います。
ここに各自車を置いていくはずだから...)からバスで空港へ向かったのでしょうが、
新加入の2人が来なかったってことは、ホントに連絡ミスだったんでしょうね。

この記事の中でdesde su hotelって書いてあったということは、
恐らく、2人とも住む家がまだ決まってないのでホテル暮らしなのでしょう。
ちなみにMauricioさんの場合はもともと自宅がBarcelonaで、
ParisやBordeauxの家が仮住まいだったので、
Barcelona到着後もホテル暮らしはしてません

ま、何とか間に合ってよかったんじゃないですか??(笑)
そう言えば2年位前に、スペイン代表の集合時間に遅れて、
1人遅れて1時間後のAVEに乗ってSevillaへ移動してる
Ikerくんの図ってTVEのNEWSで見たことあります(笑)
 
 
 
 


2004年02月14日(土) ポチェッティーノと宮本恒靖

Luis Fernandez監督のインタもJordiのインタも、まだ何も目を通してません(苦笑)
ま、それは明日まとめて...と言うことで、今日は別ネタを。


さっき、0-0 empateでこんな記事を見つけた。

汚点じゃねぇって言ってんだろ
会見を開くたび汚点だ、汚点だと突っ込まれているルイス・フェルナンデス・コーチは
「だから汚点じゃねぇって言ってんだろ」とキレたらしい。

ルイス・フェルナンデス退席コーチ
「どうしてエスパニョールにいるのを恥ずかしく思わなきゃいけないんだ?
キャリアの汚点だなんてとんでもない。私はこの仕事に誇りを持っているし、
サインしたことを今でも全く後悔していない」



ありゃぁ...そんな風に言われてるんッスか??(苦笑)
そりゃぁ〜さぁ、Luisの現役時代からの華麗なる経歴の中では、
このEspanyolのEntrenadorって一際目立って地味で格落ちして見えるよ。
でも、この仕事にLuisは誇り持ってるし、情熱を持って取り組んでくれている。
でなきゃ、Pochettino呼び戻したり、チームスタッフにCristbal兄さんを加えたりしないって。
やる気なかったら落ちるがままにされてるって。チーム再建に情熱注いだりしないって!!(笑)

Barcelonaのもう1つのチーム、そう言う認識のされ方しかないかもしれないけれど、
Espanyolだって100年を超える歴史を誇る素晴らしいクラブであることは間違いないもの。


みなさんは、EspanyolのHimno、クラブの賛歌って聴いたことありますか??
BarcaのHimnoとかプラシド・ドミンゴが歌うReal Madridの!Hala Madrid!は有名ですから、
みなさんも聞いたことがおありかと思いますが、このEspanyolのHimnoもなかなか素敵なんですよ。


ここをクリック



私はこのEspanyolのHimnoとそしてCeltaのHimnoが
Liga Españolaの中では大のお気に入りなんです。
すごくメロディーラインがキレイだし、それになんて言うのかしら??
青い空へ突き抜ける感じがして...高く飛べそうな気がするから。

Montjuicの丘の上にあるEstadio Olimpicoは国立競技場などと同じく、
スタンドに屋根がありませんよね??それが...開放感に繋がってるように思いませんか??
私は、Olimpicoでの試合を見るときいつも“空が広いな”って感じるんですよ。
あ、私...ドーム球場がキライなんですよね。野球は雨天中止の競技だから、
屋根付きも仕方ないかもしれないけれど、アメリカンフットボールはやっぱり空の下でやって欲しい(笑)

だから、すごく突き抜けるように青い空が広がる、Montjuicは大好き。
そのスタジアムでの試合...このHimnoが流れる中、
Blanc i BlauのCamisetaを着た選手たちが入ってくる。
そして、スタンドのAficionに手を挙げて挨拶する...
私はこの光景がたまらなく好きです。

特に、先頭を左腕にBrazalete de Capitanを巻いた
Mauricio Pochettinoが入ってくる姿を見るのが大好きです。

ただ、このHimno、歌詞がCatalanカタルーニャ語であるため、
私には唄えないですよね...(涙) 何となくの音は分かるけれど、
正確なカタルーニャ語の発音は知りませんから。

 
 
EspanyolのHimnoを聴いていると、このクラブの歴史のようなものを不思議と感じる。
人々が100年に渡って愛してきた、このカタランの地に生まれた青と白のクラブへの
熱い思いが感じられるような、そんな気がします。


規模は小さいかもしれない。ファンの数も少ないかもしれない。
それでも、Espanyolは人々に愛され、100年もの間Barcelonaの街と
共にあった、素晴らしいクラブだと、私は断言します。
そして、このチームに出逢えたことを嬉しく思っています。
私にこのクラブとそしてPochettinoに巡り逢わせてくれた、
アルゼンチン代表とRedondoに感謝しなきゃ!!(笑)

 
 
 
さて、そのPochettinoについて、面白いものを見つけました。
先日、ネット上をうろうろとさまよっていた時に見つけたものなのですが...。

まず1つ目は、おそらく昨年フランスで行われたコンフェデレーションズカップでの
日本代表の戦いぶりに対する感想だと思われます。
コロンビア戦での宮本恒靖のミスについて書いてあったのですが、
その人はあの試合での宮本の軽率なプレーと評されたヒールについて
肯定的なイメージで捉えていました。

曰く「もし彼が自分の出来に不安を覚えていたら、あるいはコロンビアという相手に
恐怖を覚えていたとしたら、絶対にやらなかったであろうプレーだった」
つまり、逆に言うとあの場面でヒールパスを使いたくなるほど、
あの時の宮本は好調であった、そして、今後は同じプレーをしても同じミスは犯さないだろう...
と、この人は人々が非難したプレーを喜ばしく感じていたようなのです。


で、Pochettinoなんですけれど...こんなことが書いてありました。
>鬼の形相で敵陣でのFKやCKに飛び込む宮本の姿に、
わたしは昨年のW杯でベッカムにPKを与えてしまったアルゼンチンのセンターバック、
ポチェティーノの姿を被らせずにはいられなかった。

なるほどネ(笑) 今でもまだ少し胸は痛むけれど...でも私はあの時のPochettinoを誇りに思ってる。

きっと宮本くんも、コンフェデでの失敗を乗り越えてより大きな選手になってくれると思います。
Pochettinoがあの苦しみを乗り越えて、前へ進んでるように...。


もう1つは、そのものずばりコレを読んでみて下さいな↓
99/00シーズンの第16節、Real Madrid - Espanyol戦を見ての感想のようです。

レアル×エスパニョ〜ル戦。つまらなかったので、後半からディフェンダーに注目し
て観ました。
まず、レアルのイバン・カンポ。
相手の直線的な攻撃に対する“読み”はできていた。
が、流動的な攻めには、ポジショニングが悪いせいか、マークをずらしてしまうことがありました。
また、最終局面では“寄せ”はするものの、“あたり”をしない故にシュートまで行
かすシーンが多い。

対するエスパニョ〜ルのポチェティーノ。
レアルの多彩な攻めに対する“読み”は、素晴らしいものがありました。
決定的ピンチとならば、“あたり”はもちろん、スライディングで潰すという感じで
しょうか…
それと、ボールだけでなく、相手もしっかり見ているという所。
「潰せ!」って思うシーンがあったのですが、
ポチェティーノは“あたり”に行くわけでもなく
“寄せ”に行くわけでもなく、相手との距離を保つ“待ち”を選択したんです。

このシーンでは、見方が“あたり”に行っていて二人で囲めば、
ボール奪取できるのでは…という局面でした。
しかし、相手はドリブラーで、体勢も整ってると瞬時に判断しての“待ち”だったの
でしょう…
唯一の得点ポチェティーノ。いい選手だな〜

2−1で負けましたが、見方を変えたらおもしろかったです。
ディフェンダーには、ラインコントロールやマークの受け渡しなど、
難しい部分が多くわかりませんが、最終局面の所に注目したカキコでした。
小生のつたない文をお許しあれ…



私がこの文章に出会って、非常に喜んだことは皆さん想像に難くないと思います(笑)
夜中に「うわぁ〜、めっちゃ良くMauricioさんのこと見てるなぁ...嬉しいよぉ〜」と
感涙にむせび泣いておりました(^_^;)

とかく、ディフェンダーのファンと言うのは、その選手がどれだけ素晴らしいかを
他人に説明するのに苦労いたします。試合見て!!と言っても、
FWやMFならば、チャンスの場面だけを見てもらった良いけれど、
DFとなると、全体の流れの中で、そして各々の局面で、どういった守り方をしてるのか、
それを見極めてもらわなくてはいけないから。
Mauricioさんのファンが増えないのは、こう言うことも影響してるのかもなぁ。

この試合のビデオ、どっかにあるはずだから探してきて、見ようっと!!


ちなみに、この対戦の逆バージョン、つまりEspanyol – Real Madridですが...
この試合も私にとっては忘れえぬ想い出です。
だって...Elvir BaljicがReal Madridで決めた唯一のゴール、
それがMontjuicでのEspanyol戦だったんですから!!(笑)



2004年02月12日(木) お得なセット券

21日のReal Madrid戦のEntrada(チケット)の発売については
8日の日記の中でお知らせいたしましたが、
その時に「半額キャンペーンはやらないのか...」と言いましたが、
今日、公式サイトで発表になりました。
半額キャンペーン以上のことを、このクラブは致します!!(笑)


何と!!Real Madrid戦のチケット代金に10ユーロ プラスするだけで、
Valencia戦も見ることが出来るというんですよ!!

ハイ、この2試合をセット券にするってことなんですよ。

つまり、ゴール裏だと通常35ユーロ×2=70ユーロかかるところが、
たったの45ユーロでReal MadridとValenciaと両方の試合が見られるんですよ!!


もう、ハッキリ言って採算度外視です(爆)
アルビレックス新潟のように、とにかくお客さんにOlimpicoへ来てもらう!!
で、Pericoに声援を送ってもらう、コレなんでしょうね。

Real MadridもValenciaもLigaの優勝争いをする強豪チームです。
そんな相手に勝つためには、何よりもEspanyolを鼓舞するAficionの声援が必要...
そのことを、皆が分かってるってことなんですよね。


あ〜あ、やっぱりムリしてでも来週からBarcelonaへ飛ぶべきだったかなぁ...(苦笑)




−吉報 −

吉報です!!我らがキャプテン、Raul Tamudoが18日のPeru戦に召集されました!!
ばんざぁ〜い!!嬉しいよぉ〜\(^o^)/
Iñaki Saez監督がタムどん呼ぶのって、初めてじゃないかしら??
あ、もしかして試合会場がMontjuicだから召集してくれたとか??(苦笑)
いやいや、そんなことないですよね。
だって最近のTamudoってばホントに素晴らしい働きしていたんだもん。


他の召集メンバーみていると、Tamudoと同じシドニー五輪組が何人か。
そっか、あの時の五輪代表の監督ってIñaki Saezだったもんね。
あの時は銀色のメダルをもらったけれど...今年の夏、ポルトガルで
黄金色のアンリ・ドロネー杯を掲げられるよう頑張ろうネ!!



スペイン代表召集メンバーは以下の通りです。

LISTA DE CONVOCADOS:

-Athletic: Etxeberría

-Barcelona: Puyol y Xavi

-Betis: Joaquín

-Deportivo: Luque y Valerón

-Espanyol: Tamudo

-Real Madrid: Casillas, Raúl Bravo, Helguera, Salgado y Raúl

-Real Sociedad: Xabi Alonso

-Valencia: Cañizares, Albelda, Baraja, Marchena y Vicente



で、監督!?昨日Monacoで大爆発した人いるんですけれど...
近いうちに彼も呼んであげて下さいね。
そして、Raulと一緒にポルトガルへ連れて行ってあげてくださいネ!!



Morientes、Triplettaおめでとう!!


2004年02月11日(水) リーガエスパニョーラ 第23節 エスパニョール対バリャドリー戦 結果

08 Febrero 2004 Barcelona/España

Espanyol 2-0 Valladolid
Goles: 1-0, min.56: Tamudo. 2-0, min.59: Fredson.

Espanyol: Lemmens; Lopo, Domoraud, Pochettino, David García; Morales (Tamudo, min.54), Fredson (Hadji, min.77), Maxi, De la Peña, Jordi; y Claudiu (Alex, min.60).

Real Valladolid: Bizarri; Torres Gómez, Jonathan, Julio César, Marcos; Sales (Cardetti, min.68), Ricchetti, Caminero (Rafa, min.88), Sousa (Zapata, min.62), Oscar; y Losada.

Árbitro: Medina Cantalejo,
Amonesto: Sousa (min.37), al técnico del Valladolid, Fernando Vázquez (min.74), Hadji (min.80), David García (min.85) y Jonathan (min.90).
Estadio: Estadio Olímpico Lluís Companys
Espectadores: 21,200
 
 
 
As、MARCA、SPORT、ザッとですが目を通してみました。

この試合、最初に流れを作ったのはFueraのPucela(Valladolidのあだ名)でした。
前半はハッキリ言って彼らのペースでした。前半だけを見れば「今日の勝利はValladolidだな」と、
そう誰もが結論付けるような、そんな出来だったようです。
しかし、それを救ってくれたのが守備陣。中でもGKのLemmensが
ことごとくValladolidのピンチを防いでくれました。

Valladolidは、ここまでチームを引っ張ってきたMakukulaが靭帯を切ってしまって、
6ヶ月の戦線離脱。今シーズン絶望となってしまったのが痛かったですね。
その穴を元Real OviedoのLosadaが埋めてくれること、期待してるんだろうけれど...
この試合Pucelaで目立っていたのは、F. Salesだったようです。

Valladolidの攻撃はいたってシンプル。手数をかけずに、2つか3つのパスをつないで
相手エリア前にボールを運び、右サイドでフリーになったSalesが基点となる攻撃だったそうです。
Pucelaの右サイど...つまり、Espanyolの左サイドのことですが、ココはDe la Peñaが守ってる...
ハイ、守備をあまりしないPeñaですから、どうしてもココに穴ができます(苦笑)
 
 
前半は圧倒的にValladolid優位、EspanyolもMaxiがシュートを試みたりしたようですが、
決定的なチャンスを作れず、逆にValladolidの方は3度の決定機を
GKのLemmensに阻まれたようです。
 
 
 
SPORT、as、MARCAの記事をまとめてみたので載せておきます。
あくまでも意訳なので、原文に忠実なわけではありません。あしからず(笑)
 
 
Fredsonにとって歴史的な1日となった。
そのブラジル人はLuis Fernandezのもとレギュラーの座を勝ち取り、
昨日公式戦で、Espanyolでの初ゴールを決めたのだ。
彼はこのゴールをチームドクターであるJuan Carlos Gonzalezに捧げた。





Lemmensがチームを救い、そしてTamudoがハーフタイム後にValladolidを叩いた。
Espanyolは数週間前のチームとは全く違いダイナミックで、自分たちの運命さえも変えた。


Espanyolは1部に残留する。Luis Fernandezのチームは依然として降格ゾーンにはあるが、
しかし昨日のMontjuicでの勝利は1部に残るための戦う気概に満ち溢れていた。
他のいくつかのライバルたちとの違いは、この2連勝の後目立って浮き彫りとなった。

彼らが置かれている順位から判断してMalagaでの日曜日の対戦が極めて重要なものとなるだろう。
Malagaのチームを“pomada"に陥れるために勝たなくてはならない。
(pomadaは独特の言い回しなのか、私には意味が分かりません。
もともとの意味は呼んで字の如くポマードなんですけど:笑)

勝ち点3がカギを握る…なぜなら、敗戦は (Malagaとの差を)9ポイントまで差を広げることになり、
勝利はは3ポイント差まで縮めることが出来、陥っている危機から脱出することになる。
 
 
 
MontjuicでのClaudiuのプレーを見ての彼への期待、そしてHadjiのデビュー…
しかし最終的にはいつものシーズンのように、主役となったのはTamudoだった。
Raulなしで、Espanyolはどうやって存在しようか??

コンディション的に満足いくものでなかったとしても、キャプテンは後半登場し、
チームに不都合な問題を解決し、Espanyolのために試合を整えた。そう、彼は試合を決めた。!

彼の登場は勝利を決定付ける結果をもたらした。彼の一撃が1-0というスコアをもたらした。
その時まで良い感じで試合を進めていたValladolidの勝利への期待は潰えた。

カタランのチームはここ数週間と違い、ダイナミックになった。攻撃に巧みさを伴い、強固なディフェンスも勝利した。
さらに、今までとは違い審判のジャッジ、あるいはツキのなさといったファクターも逆に作用したのか、Espanyolの側に有利だった。
 
 
ゴールが決まったか??と思ったらオフサイドの旗が上がった。試合のリズムはPucela、
しかし2つのハンドが見逃された。、Lopoが2度ミスをした。
1つは微妙なプレーだったが、もう1つは明らかに手を使ったプレー。
しかし、審判は笛をならさなかった。
これがReal Madridならば絶対に笛が吹かれていただろう。
しかし…EspanyolもValladolidも審判に関しては運がないsin suerteなのだ。
 
 
Tamudoは素晴らしいプレーをした。Bizzarriが足でクリアしたボールが
Julio Cesarの体に当たりこれを拾ったTamudoはそのままゴールへシュートを流し込んだ。
Tamudoのゴールの1分後、CKキックからFredsonのゴールが生まれた。






 
 

妙な試合だった。前半を見る限り、Valladolidに勝利の判決を下すことは可能だった。彼らの方が優勢であった、しかし3度Lemmensが的中させた。特に3つ目のファインセーブを防いだその手は神掛かっていた。

唯一の事実、それはEspanyolには絶対に残留を果たすんだと言う、戦う気概に満ちていることだ。すでに、Albaceteとはたったの2ポイント差にまで詰め寄っている。
Malagaはその上にいる。次の日曜日の一撃が、決定的なものとなる。
Malagaにとっては3ポイント差となるかもしれないし、9ポイント差になるかもしれない。
今最も重要なことは“勝つこと”なのである。
 
  
 
 
 
asの評価によると、El crack、つまりこの試合のMVPはTamudoでした。
一番良いプレーをした選手となると、Lemmensなんだろうけれど、
Tamudoがピッチに現れEspanyolが試合を決めた。
「だからEl crackは彼」なんだそうです。

また、MARCAがこの試合で目だって出来の良かった選手として4人の名前を挙げていました。
タムどん、Lemmens、PochettinoそしてFredson…ゴールを決めた2人と、
自陣ゴールを死守した選手2人ですね。攻守ともにバランス良く頑張った証拠でしょう。
 
 
Lemmensが最後の砦を守り、Pochettinoは皆の期待通り、エリアを統率する将軍(GENERAL)だった。

良かったね、Poche!!褒められてるよ!!(笑)
私にはその姿が目に浮かぶようです。LopoにDomoraud,
David Garcíaに声をかけて、ラインを統率する姿が...
そして、De la Peñaのところから破綻を来たしかける
チーム全体の守備に対して、カバーリング等でバランスを取るよう
中盤の選手にも指示をしている姿が...
 
 
 
Pochettinoはディフェンダーです。
ヘディングの得意なCBとは言え、彼がゴールを決めるのはシーズンに1つか2つ。
だから、ハイライトだとかダイジェストの類を見ても、
Espanyolの攻撃で彼の姿を見つけることは稀です。
見つけたとしたら...その多くの場合は失点のシーンです。

(そう言えば、未だにESPNのフランスリーグ中継のオープニング、
PSGの失点シーンが最後に流れますね(苦笑)ゴールに吸い込まれていく
ボールを見送るPochettinoの姿がスローモーションで流れる...
Deep Forestの“Beauty In Your Eyes”のメロディーに合わせて
流れるその姿が、私は悲しくも美しく、実は結構好きかも??:笑)
 
 
Real MadridやManchester UnitedやInterやChelseaならいざ知らず、
EspanyolにいるCBなんて、新聞記事等活字にもあまりならないし、
映像になって流れることはもっと少ない。そんなMauricio Pochettinoだけれど、
私は、ちゃんと気付きたい。チームの勝利の影で、彼がどれだけ頑張ってくれたかを。
私は、見落としたくない。たとえ負けても、どれだけの思いを込めて戦ったを。

大丈夫、私、ちゃんと見てるよね??
そう、だって…もう、アナタとの付き合いは8年以上にもなるんだもん(笑)
いつだって、私には見えるよ。闘いの炎をその瞳に宿したPocheの姿が。
いつだって、私には聞こえるよ。Aficionのアナタへの声援が。

そして、いつだって、私には感じられるよ。
私たちのすぐ側にアナタはいるってね。

どうか、Malaga戦も勝利出来ますように。
Poche、またみんなで一緒に戦おうね!!
 
 
 
Cadena SERの実況です。

Tamudoのゴール

Fredsonのゴール



順位表
1 R. Madrid 52
2 Valencia 50
3 Deportivo 46
4 Barcelona 37
5 Athletic 36
6 Atlético 36
7 Osasuna 34
8 Villarreal 33
9 Betis 32
10 R. Sociedad 30
11 Racing* 29
12 Valladolid 29
13 Sevilla 28
14 Mallorca 27
15 Málaga 26
16 Celta 24
17 Zaragoza 23
18 Albacete 22
19 Espanyol 20
20 Murcia 16
 
 
 
 
- Martin Cardetti -

この試合、Pochettinoはかつてのチームメイトと対戦いたしました。
Valladolidの途中交代で出てきた選手、Martin Cardettiがその相手です。
彼は、今シーズンPSGからレンタルでValladolidにやって来ました。

昨シーズン、アルゼンチンからフランスへやってきたCardettiは
Pochettinoと一緒に青と赤のCamisetaを着て、Parcのピッチで戦いました。
残念なことに、シーズン途中で大きな怪我をして、
早々に1人シーズンを終えてしまいましたが。
その分、今シーズンに賭ける意気込みは人一倍だったと思います。
しかし、彼も新しいPSGの監督のお気に召さなかったのです。
戦力外を言い渡された彼は、新天地をスペインへ求めました。

 
かつて、アルゼンチンリーグのRiverplateで得点王を取ったCardetti、
彼の復活を、Pochettino同様私も心から願っております。
ちなみに、昨シーズンPochettinoとCardettiは遠征先のホテル、
ルームメイトだったんですよ!! Gabiは2シーズン目ってことで、
既にPochettinoの手を離れたと言うことなのか...(笑)
 
 
昨シーズンのUEFA CUP、対Ujpest戦のゴールシーンを貼っておきます。
この試合、Pochettinoと共にCardettiも得点しております。
お暇な方は、ここからどうぞ。



2004年02月09日(月) 完封!!

08 Febrero 2004 Barcelona/España

Espanyol 2-0 Valladolid
Goles: 1-0, min.56: Tamudo. 2-0, min.59: Fredson.

Espanyol: Lemmens; Lopo, Domoraud, Pochettino, David García; Morales (Tamudo, min.54), Fredson (Hadji, min.77), Maxi, De la Peña, Jordi; y Claudiu (Alex, min.60).

Real Valladolid: Bizarri; Torres Gómez, Jonathan, Julio César, Marcos; Sales (Cardetti, min.68), Ricchetti, Caminero (Rafa, min.88), Sousa (Zapata, min.62), Oscar; y Losada.

Árbitro: Medina Cantalejo,
Amonesto: Sousa (min.37), al técnico del Valladolid, Fernando Vázquez (min.74), Hadji (min.80), David García (min.85) y Jonathan (min.90).
Estadio: Estadio Olímpico Lluís Companys
Espectadores: 21,200

あら Fernando Vazquez監督...やっぱり黄紙もらってのね(苦笑)


今日はちょっと時間がないので、詳細記事に目を通せません。
ですから、明日、まとめてUPしようと思います。ごめんなさい。




毎週月曜日、目が覚めてPCを立ち上げて...結果を拾いに行くときほどドキドキするものはありません。
「お願い、勝っていて!!」そう願いながらMARCAのトップページを開ける。


2-0...この結果が、私はどれ程嬉しかったか!!
Tamudoのゴールよりも、Fredsonのゴールよりも、
私は完封したことが嬉しかった。

「有り難う。LemmensやLopo、Domoraudたちと一緒に守ってくれたんだね。
いつものように、体張って、Espanyolゴールを守ってくれたんだね。有り難う...。」


私は、Pochettinoのゴールが好き。
彼の美しくも力強いヘディングシュートが好き。
でも...それよりも0点に抑えてくれることの方がもっと好き。
だって、彼はCBなんだもん。

有り難う、Poche。






ねぇ、もしかして...また髪の毛切りましたか??(苦笑)
せめて、スパイ・ゲームのTom Bishop並み伸ばしてくれません??(笑)
Legends of the FallのTristanとまでとは言いませんから!!(^_^;)


2004年02月08日(日) リーガエスパニョーラ 第23節 エスパニョール - バジャドリー プレビュー

最初はデータのお話を少し。

Espanyolがこれまであげたゴールはたったの18、Liga20チーム中、最も得点の少ないチームです。
そして失点は38と、下から数えて3番目(苦笑)22試合で38失点ですから、
1試合平均1.7失点...こりゃダメだわ(苦笑)
一応、Pochettinoが帰ってきてからは5試合で5失点、
1試合平均1失点と、少しは解消されたけれど、
でも、この先勝ち点を重ねるには、もう少し頑張って数字を小さくしたいですよね。

そして、何よりもゴールをあげなきゃ!!22試合で18得点って言うの、余りに酷いですよね。
しかも、データによると、シュートチャンス11回に1回の割合でしかゴールが決まってないらしい(オイオイ)
あのメンツでどうしてこうなるんだろう??(苦笑)よっぽど前任者の守備的サッカーが
このチームに向いてなかったってことでしょうね。恨むぞ、Clemente!!

 
 
さて、この試合の召集メンバーですが、Luis Fernandezに呼ばれた19名は以下の通りです。

Toni, Wome, D.García, Lopo, Òscar, Velamazán, A.Morales, De la Peña, Maxi, Lemmens, Jordi, Fredson, Claudiu, Domoraud, Tayfun, Àlex, Tamudo, Pochettino y Hadji.

先週の王家の谷戦からの入れ替えですが、先週お休みしたけれど、今週帰ってきた人が
Lopo, Tamudo, Àlex, Velamazánそして新加入の Mustafa Hadji
逆にリストから外れた人が、Carlos García, Jarque y Héctorそして Torricelli。


Pochettinoも今週前半の練習では別メニューだったのですが、
5日(木)から通常の練習に参加。明日の試合には全く問題がないとの事なので、一安心。
Mauricioさんが欠けることが一番怖いですからね、守備の弱い今のEspanyolは(笑)

Vignalは左足の前直筋を傷めていているので、前節のサスペンションに続いて、
この試合お休みです。Torricelliもrotura de fibrasとあったので、筋繊維を傷めてるんですね。

Tamudoはここ10日の間、右膝の靭帯を痛めてましたが(distensionと書いてあったから、腫れてるのか??)
本人のコメントを借りると「ヒザの調子は万全だよ。ただ、この2週間ほどの間、
僕はみんなと同じ通常練習が出来なかったから、だから監督の判断に任せるよ」
ってことで、タムどんはベンチスタートのようです。
同じくコンディションが100パーセントではないと語っていたHadjiも
出番があったとしても、後半からの出場だろうと言うことです。

 
MARCAが予想するスタメンは以下の通りです。

Espanyol: Lemmens; Lopo, Domoraud, Pochettino, David García, Alex, Fredson,
Maxi, De la Peña, Jordi y Claudiu.

Valladolid: Bizzarri; Torres Gómez, Jonathan, Julio César; Marcos; Sales,
Ricchetti, Caminero, Sousa, Oscar y Losada.

Árbitro: Medina Cantalejo.
Hora: 17:00.
Estadio: Lluis Companys.(Estadio Olimpicoの別名です)
 
 
MARCAの記事からすると、4人のDFラインの前にdoble pivote、AlexとFredsonを配して、
Maxiは右だろうから、左に多分Jordi。真ん中にPeñaそしてClaudiuが1トップだと思います。
 
 

“han venido tres fichajes, dos de ellos ofensivos, van a ayudar al equipo,
espero que rindan al cien por cien. Ahora hay pólvora”.


ところで、タムどん!?キミは↑こんなコメントしてたよね??獲得した選手は
tresじゃなくてcuatroだと思うんだけど??
あのぉ…タムどん!?Mauricioさんの存在は??(爆)

あ、そっか。タムどんにとってはMauricioさんってEspanyolにいて当然の存在だから、
冬のMercadoでの加入選手と言う意識がないのか…(笑)
ちなみにタムどんって、Pochettinoと出逢ったのが17歳の時、
その付き合いは10年になるんですよね。
 
 
タムどんはこうも言ってますね。
「彼らには100%チームに尽くしてくれることを願ってる。」

キャプテン任せて!!言われなくっても、
Mauricioさんはその身を犠牲にしてEspanyolに尽くしてくれるわよ!!
自己犠牲の大切さを、あの人は誰よりも知ってるから。
昨シーズンのPSGを見てきた私だから判る。
ボロボロになりながらも、誰よりもチームのためを思い、
ブローニュの森のチームに尽くしてきたあの人の姿、私、ハッキリと覚えてるから。

 
 
 
ところで、今日から発売だそうです。
21日のReal Madridとの試合のチケット。
あらま、2週間前からの発売ですか??早いなぁ。
ま、Real Madrid戦はBarcelona戦と並んでドル箱ですからね。
この試合は半額キャンペーンやらないのかしら??(笑)

ちなみに、チケット代金ですが最低で23ユーロ、最高が65ユーロだそうです。
1ユーロ135円の計算だと、約3100円〜8800円程ですね。
Real Madrid相手の試合で最高が1万円超えないのは良心的です(笑)
だって、あまりに値段が高いといくらReal Madrid戦とは言えMontjuic埋まらないもん。


今日から3日間はOlimpcoのTaquillaのみでの販売のようですが、
水曜日からLa caixaの支店にあるシステムServicaixaでも購入できるとのことです。
あぁ〜〜〜〜〜!!行きたぁ〜〜〜〜い!!!


2004年02月07日(土) 私とエスパニョール、そしてPochettino... その1

さっきフランスリーグ、Ligue1の結果を見たら、GirondinsがNantesに2-0で勝っていた。
Pochettinoの本籍はこれで暫定7位。今日試合を行うLensが勝った場合は両チームとも勝ち点35で並ぶけれど、
得失点差はBordeauxの方が遥かに良いので、7位は確定かな??
シーズン開幕当初、降格圏内をさまよっていたことを思えば、随分と改善されましたね。
Elie Baup監督の首を飛ばしたことは吉と出たってことですね。私にとっては複雑だけれど。


昨日のNantes戦は、元MallorcaのRieraがGolを決めていました。
何だかね...すっかりPochettinoがいなくても良いチーム作りが進んでいると言うか何と言うか...。

1年のレンタル延長の権利は付帯されていたと思うけれど、
買取オプションは、確かついていなかったはず...EspanyolとGirondinsが結んだ契約には。
だから、シーズンが終わったら、Pochettinoは一旦はGirondins de Bordeauxに帰らなくてはならない。
そして、そこで今後の身の振り方を考えなくてはならない。
 
 
 
ねぇ、Poche??あなたはどうしたいの??
またピレネーを越えて、あのワインで有名な町へと帰って、
濃紺色のCamisetaに袖を通して、Jacques Chaban-Delmasのピッチに立つの??

私は、あのユニフォーム、嫌いじゃないよ。
だって、Bleu Marineも、Blancも、貴方をとても気高く見せるから。

でも...あのチームに貴方の居場所はないように見える。
たった半年、そう...貴方がチームを離れるのは半年ですね。
でも、Girondinsのみんなは、そしてサポは気づいてしまったから。
あなたの、Espanyolに対する特別な思いを。
そしてこの半年の間にGirondinsは困難に立ち向かい、
全員で力を合わせてチームを立て直している。
そこに...貴方はいない。貴方なしのチームが出来上がっている。
 
 
半年のレンタルが決まって、Barcelonaの街に帰ってきた時、
貴方はこう言ったわよね??“Vuelvo a mi casa”と。
えぇ、貴方にとっての“我が家”は間違いなくRCD Espanyol de Barcelona。

もう、手放したくない。もう、どこへもやりたくない。
ずっと、ずっと、この手を離したくないよ、Poche。
私はこれからもずっと、EspanyolのPochettinoを応援したい。
それが、私のワガママだってことは、判ってるけれど。
 
 
 
EspanyolにはReal Sociedadからやってきたトルコ代表のTayfunがいる。
だから、このインコチームを応援してくれてるトルコファンの方が居ると言うことに気づいたのは最近のこと。
turkeyさんのところでお話させていただいたところ、思いもかけず、
Liga Española好きな方々にお会いできてビックリすると同時に、とても嬉しかった。
私が思っている以上に、Ligaのファンって増えてることが嬉しかった。
みんなが、あの国のサッカーに興味を持っていてくれることが嬉しかった。

でも、彼女たちは当然知らない。Mauricio Pochettinoという人が、どんな選手なのか。
Liga Españolaにおける彼がどんな存在なのか、Espanyolにとって、彼がどんな存在なのか。
そして、私にとって彼がどう言う存在なのか...。
 
 
ホントは、このサイトのメインコンテンツ??である、“私の神様”を早く仕上げたら良いんだけど...(苦笑)
色々と書きたいことがあって、構成を考えたりすると中々筆が進まない。
大好きな選手だから、大切な人だから、だから中途半端にしたくないって気持ちが強いのかもしれない。
 
 
新たにLigaEspañolと出会い、Espanyolと出会い、
このサイトに来てくださった方のために、そして自分の気持ちを整理するために、
一度、ここで書いておこうと決心いたしました。
私が大切に思うMauricio Pochettinoはどんな人なのか、
そして、私が彼のことをどうして好きになったのか、

少し長くなってしまいますが、宜しくお付き合い下さい。
 
 
 
 
私がスペインのサッカーに惚れ込み、Real Madridを応援するようになったのは、
今からもう10年以上も昔のことです(苦笑)
当時、日本のサッカーファンの間ではスペインと言えば、Barcelonaでした。
そうです、当時のあのチームを率いていたのはヨハン・クライフ。
オランダが生んだ不世出の天才です。

彼の現役当時からあの人のファンは、日本でも多かった。
そんな彼が監督を務めるチームは、本当に強くて、そして美しいサッカーを展開していた。
しかし..天邪鬼な私は“みんながBarcaなら、じゃぁ私はReal Madrid!!”と、
首都のライバルチーム、白をチームカラーとする気高いチームを応援することになりました。
ちなみに、MichelやMartion Vazquezと言った、私好みの男前選手がいたことも、
私があの白いチームにハマった大きな理由です(笑)
 
 
そんな私が、決定的にReal Madridとスペインリーグにハマることになったのは、
1人の選手との出会いがキッカケでした。
それは... 94年のアメリカW杯を目指して戦うアルゼンチン代表の貴公子、
"El Principe" Fernando Redondoでした。

そのRedondoが大会後TenerifeからReal Madridに移籍。
私はどんどんMADRIDISTAとしての血を濃くしていったのです(笑)

そうして、益々真剣に追いかけ始めたLiga Española。
Real Madrid以外のチームにも目が向くようになり...
そこで出逢ったのが、Barcelona第二のチーム、Espanyolでした。
 
 
ご存知のように、Real MadridにとってBarcelonaは不倶戴天の敵(笑)
その反動なのか、MADRIDISTAは案外Espanyolには好意的です。
例に漏れず、同じチームをライバル視する、インコを守り神(?)とするチームに
私は興味を示し、そしていつの間にか好意を抱くようになっていました。

そんなEspanyolの最終ラインに、恵まれたフィジカルの強さを武器に、
少々荒っぽいプレーでゴール前を死守する、一人の青年を見ました。

“プレーもそして見た目も、少々アカ抜けてないけれど...何だか、私、この人好きかも”
その、人懐っこい笑顔を見た瞬間、私はPochettinoのファンになったのでした。
 
 
Espanyolの試合を見るのが楽しみ、Pochettinoのプレーを見るのが楽しみ、
96/97シーズン頃にはハッキリと、彼のことを意識していたように思います。
しかし、私にとって、どれだけ大切な選手かに気づいたのは、ず〜っと後のこと。
そう...2001年の1月、彼がピレネー山脈を越えてしまってからでした。

99/00シーズン、Cenetenario・クラブ創設100周年を迎えたチームは、
念願のスペイン国王杯を手にしました。私、この時の誇らしげに笑う、Pochettinoの姿忘れられない。


当時のキャプテンはArteagaだったから、カップを掲げるのは彼。PocheはVice Capitanだったから。
この写真、一番右にいるの、Pocheでしょ??(笑)
   
 
 
国王杯を手にするも、財政難に陥ったEspanyolには、高額年俸の選手を切るか、売るかしか道は残ってませんでした。
そんな青と白のチームに対して“Pochettinoを譲ってくれ”と熱心に声をかけてきたのが、
当時フランスの首都のチーム、Paris Saint- Germain(PSG)の監督をしていた、Luis Fernandezその人でした。
スペインリーグのバスクの雄、Athletic Bilbaoの指揮を取っていた時から
LuisはPochettinoのことを高く評価しており、ぜひ自分が率いるチームにと、所望したのです。
 
 
どれほどチームを愛し、街を愛し、サポーターを愛していようとも、
別れを告げなければならない時もある。
特に、Pochettinoのような頭の良い人は自分の置かれている立場も良く理解していました。
“Barcelonaを去ることが良いと判断したんだ”
後にインタビューでこのように応えていたPochettinoですが、
あの人は文句1つ言わず、“PSGへ行ってくれないか”と言うチームの願いを聞き入れました。
 
 
 
 
彼が移籍した時のことは良く覚えてる。2001年の1月も終わりに近づいた頃。
Marcaやasに“PochettinoPSGへ??”と言う話が載って
「え!?マジ??」と思ったのが、確か23日の火曜日だったように思います。
でも、マーケットが閉まるまであと僅か。今シーズンは残ってくれると、そう信じていた。

そして...25日の木曜日の朝のこと。
目が覚めて携帯をチェックするとローマ字打ちのメールが届いてた。
Madridに住む友達の携帯からだった。
「ポチェ、決まったねPSG行き」

時差の関係で友人の方が先に知ったのだった。
慌てPCを立ち上げてMARCAをチェック。
“Pochettino se va al PSG”

あまりにあっけない、幕切れだった。
ウワサが出てからわずか数日で決まったPochettino譲渡。
「ウソみたい」私は、こうとしか言えなかった。
 
 
 
PochettinoがPSGへと旅立つ1ヶ月前、
一人の日本人がEspanyolのユニフォームに袖を通しました。
ニシザワ アキノリ...城 彰二に次ぐ、史上2人目の日本人選手。
彼のおかげで、Espanyolの試合は全試合Live中継が約束されていた。
当時のスカパーは、Ligaの放送枠は3つ。それを、Real Madrid、Barcelona、そしてEspanyolが占めていた。
当然のことながら、DeportivoやValencia、BetisやCeltaのファンからは非難の嵐。
私は「コレで、毎週Pochettinoのプレーが見られる!!」と喜んだのだったが...
 
  
 
日本時間では既に28日の日曜日を迎えていた、2001年1月27日の対Zaragoza戦。
いつものようにスカパーでのLive中継が始まった。
「2000/2001シーズン、リーガ・エスパニョーラ 第20節、この時間はエスパニョール対サラゴサの一戦をお送りいたします。」
Montjuicの全景に合わせて倉敷保雄さんの声がいつものように聞こえる。
「ご存知のように、先週EspanyolはPochettino選手がフランスのパリ・サンジェルマンへ移籍...」

瞬間、私は...泣いた。

何故だか、涙があふれてきた。
自分でも、何で泣いているのか判らなかった。ただ、ただ、無性に寂しかった。


この試合、Espanyolは完勝した。Zaragoza相手に5-0。
しかし、歓喜を爆発させる輪の中に彼はいなかった。
「バカ...だよね。今ごろ気づくなんてね。私、大好きだったんだ。
私、Mauricio Pochettinoが大好きだったんだ。
もう、会えない。青と白のCamisetaを着てMontjuicのピッチに立つ、あの人には会えないんだ...。」

 
 
私は自分の愚かさに腹が立った。
どうして、もっとちゃんと見てこなかったんだろう。
どうして、もっと気持ちを込めて応援してこなかったんだろう。
どうして、一緒に笑って、一緒に泣かなかったんだろ。
私は、Pochettinoのディフェンスが、Pochettinoのゴールが、
そしてPochettinoの全てが好きだったのに。
EspanyolでプレーするPochettinoが大好きだったのに...。
 
 
 
 



PochettinoはPSGへと移籍、2001年2月3日土曜日、Nantes戦でLigue1デビュー。
bleu et rouge 青と赤のCamisetaを着て、Parcのピッチを主戦場とする彼のこと、
私は以前のように応援出来なくなった。私は、超えられなかった。
ピレネーの山を、彼と一緒に越えられなかった。

私はスペインが好き、この国が好き。この国のFutbolが好き。
自分の感性に強く訴える、この国から出ることが出来なかった。
いつしか...私にとってMauricio Pochettinoは遠い存在となっていった。
 
 
 
Está más allá de los Pirineos
愛しいあの人は...ピレネーの向こう側にいる。
 
 
つづく...
          
                


2004年02月05日(木) 新しいインコの巣

詳しい内容については、週末にでもお知らせしようと思いますが、Espanyolが“Nou Sarria”、
新スタジアムの概要について発表をしたとのことです。スタジアムのデザインも決まったんですね。



05/06シーズンから、この新しいスタジアムを本拠地とする予定にしてるとのことです。
建設予定地はCiudad Deportivaとは逆方向の、Barcelona市街の西だったと思いますが、
バスはもちろんのこと、地下鉄とか私鉄を使うことも出来るはずなので、アクセスはそれほど悪くなかったんじゃないかな。




Pericoは何よりもAficionの愛情と声援を必要としています。Montjuicには陸上トラックがある。
アレがAficionとPericoを隔ててしまったように思います。Sarriaが懐かしい...(涙)
でも、新しいスタジアムはもちろんサッカー専用スタジアムです。
立派な我が家、新しい巣を手に入れるPericoだもん、絶対にSegundaになんて落ちてられないよね!!

ってことで、次の日曜日のValladolid戦も、Entrada半額キャンペーン実施中です(笑)
この試合のチケットもいつもの半額なので、一人でも多くのEspanyolファンにMontjuicへ行ってもらって、
大きな声援を送ってあげて欲しいと思います。私も日本から大きな声で叫ぶからね!!

¡ Animo Pericos !



さて、新戦力について簡単にではありますが、目を通しましたのでご紹介。

Aston Villaから獲得したMustafa Hadjiですが、メディカルチェックの結果も全く問題なかったので、
他の選手たちと同じように通常の練習に参加しています。
で、練習に参加してみての感想は「このチームのこの選手たちの能力ならもっと上の順位にいるべきだ」だそうです(苦笑)。
ホント、なんでこんな順位にいるんだろうなぁ...

「自分はこのチームを残留させるためにやってきた。最初の試合からプレーして勝ちたい。
でもコンディションは100パーセントじゃないんだ」
ま、Aston Villaでは監督と衝突して干されていたから仕方ないか(苦笑)
「厳しい練習を積んで、絶対にレギュラーを勝ち取りたい。」と意気込みを語ってました。

彼はかつてDeportivo de La Corueñaでプレーしていたので、Espanyolと対戦したこともあります。
その時の印象を「とてもまとまりのあるチームで、いつだって難しい相手だった」とのことです。
DeportivoでのHadji、そして98年のW杯でのHadji、良く覚えております。
ホントに良い選手だったよなぁ...彼は扱いにくい選手としても有名ですが(苦笑)、
Luis Fernandezのカリスマで、何とかその能力を発揮させてあげて欲しいと思います。

それから、かなり国際色豊かな補強をしたEspanyolですけれど、
Pochettinoはご存知の通りスペインの、そしてHadjiはフランスのパスポート持ってるので2人ともEU枠内です。



2004年02月04日(水) 国際色豊かなインコの巣

色々と、記事を読みたいけれど時間が...ってことで、全て斜め読みしか出来てません(苦笑)

とりあえず、まずは戦力補強から。2/2にMercado inviernoは閉まりましたが、駆け込みでインコの巣はEx Deportivista、Mustafa HadjiをAston Villaから獲得致しました。

結局、この冬のマーケットでEspanyolが獲得した選手は4人、フランス人のGregory Vignal、
ルーマニア人のClaudiu Raducanu、モロッコ人のMustafa Hadji、
そしてアルゼンチン人のMauricio Pochettinoです。国際色豊かだこと(笑)
彼らがインコの巣を救う戦士となってくれることを期待いたしましょう!!

先日、進退問題についてちょっとした騒ぎになったLuis Fernandezですが、彼に対してSanchez Llibre会長は、
さらにあと1シーズン指揮を取ってもらいたいと思っているようです。
ただ、“pero ahora no es el momento de hablar de esto.”ってことなので、今はまだこの問題について話し合うつもりはないようですね。
私もそう思います。とにかく、今は試合に集中してそしてインコを残留させることが一番大切なのですから。



Pocheと一緒にインコの巣に残って欲しいなぁ...



それから、会長と役員数名が急に選手たちに会いに来て、そこで30分ほど懇談したそうです。
Villarreal戦の勝利に対する祝辞、そしてまた次の試合に向けての激励ってとこでしょうね。



最後に、Cadena SERの実況です。Raducanuの感動のゴール、こんな風に伝えてくれました。

De la PeñaのContragolpeって言ってるので、彼が起点となたカウンターアタックですね。さっき、ゴールシーン見てきたけど、クロスをあげたのはMaxiも見事でしたよ!!

もう1つオマケ。
フランスからの便り(笑) Gabi HeinzeのMonaco戦でのゴールシーン、とくとご覧あれ!!






2004年02月02日(月) リーガエスパニョーラ 第22節 ヴィジャレアル対エスパニョール結果

02 Febrero 2004 Villarreal (Castellon)/España
Villarreal 0-1 Espanyol
Gol: 0-1, m.89: Raducanu.

Villarreal: Reina, Belleti (Josico, m.61), Ballesteros, Alvarez, Arruabarrena, Pedro Martí (Roger, m.83), Guayre, Battaglia (Anderson, m.61), Riquelme, Víctor y Jose Mari.

Espanyol: Lemmens; Torricelli (Tayfun, m.54), Domoraud, Pochettino, David García, Fredson, Morales, Wome (Raducanu, m.69), De la Peña, Maxi Rodríguez y Oscar (Jordi Cruyff, m.60).

Arbitro: Rodríguez Santiago (C.Castellano Leonés)
Amonesto: David García, Fredson, Pochettino
Estadio: El Madrigal
Espectadores: 17,000


Mauriからの祝福


勝ったぁ~~~!!ヽ(^。^)ノ 連敗は2で止まりました!!
嬉しい、新加入のRaducanuが決めてくれた、それも終了直前に!!
もう、めっちゃ嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい!!
試合内容については、また詳細記事に目を通してからお話しようと思いますが、
どうやら、Villarrealが殆ど試合を支配していたようですね。
しかし、あとちょっとのところで決まらず、後半に入ると徐々に勢いを失ってきたとか。
インコは耐えた甲斐があったってもんですね!!ホント、値千金とはこのこと。
Raducanuにとっては最高のデビュー戦となりました(*^_^*)
Maxiもアシストとなる素晴らしいクロスを有り難うネ!!







でも、私以上に喜んだ現地El Madrigalに行ったEspanyolファンが大変なことになっていたんですよ!!
試合後、遠路駆けつけたエスパニョールサポが陣取るPreferenciaと書いてあったから、バックスタンドですね、ここにRaducanuが駆け寄り、記念のCamisetaを投げ入れようとしたのですが...これが不幸の引き金となってしまいました。Marcaの連続写真がその時の様子を再現しております。












El Madrigalってそんなにボロいスタジアムなんですか??(苦笑)
数年前にもありましたよねぇ...あの時犠牲になったのは今はBetisにるPalermoでしたが、
彼もゴールを決めた後、歓喜を爆発させながゴール裏のサポのところへ駆け寄ったところ、
押し寄せたサポの圧力に負けたスタジアムのフェンスが倒れて、哀れPalermoは骨折(涙)

今回も、数十人のEspanyolサポがスタンドから落ちて、計6名が負傷とのこと。
幸い、重傷者はいないとのことなので、一安心です。怪我をされた方、早く治ると良いですね。


では、順位表です。

1 R. Madrid 49
2 Valencia 47
3 Deportivo 43
4 Atlético 36
5 Barcelona 34
6 Osasuna 34
7 Villarreal 33
8 Athletic 33
9 R. Sociedad 30
10 Betis 29
11 Racing* 29
12 Valladolid 29
13 Mallorca 27
14 Málaga 26
15 Sevilla 25
16 Albacete 22
17 Celta 21
18 Zaragoza 20
19 Espanyol 17
20 Murcia 16

Murciaも勝ったために、下を引き離すことは出来ませんでしたが、CeltaとZaragoza、
そしてAlbaceteが負けたために上とは少し縮まりました。残留順位の17位、ここにいるCeltaと4ポイント差です。
次節はCasaでのValladolid戦です。連勝目指して、また明日から練習頑張りましょうね!!



− 外弁慶なインコちゃん −
今シーズンのEspanyolですが、まるでセレッソ大阪のようにホームで勝てません(苦笑)
ハッキリ言って、Fueraの方が成績が良いと言う、スペインのチームらしからぬ戦績です。
具体的な数字を載せますと、今シーズン、Fueraでは10ポイント稼いでおります。
Santander、Murciaそして今回のVillarrealで勝利、Sevilla(Betis戦)がempate、これで合計10ポイント。
一方の我が家であるMontjuicのOlimpcoでは7ポイント。SevillaとMallorcaに勝利、
Real Sociedadに引き分け、これで合計7ポイントです。

Espanyolの不調の原因はここなんですよね。Olimpicoで勝てていれば、こんな順位に沈んではいなかったはず。
これからシーズン終了までは、PericoのAficionesが気持ちよくMontjuicの丘を下って
家路につけるよう、たくさん勝利してもらいたいものです。期待してるからね、Perico!!


2004年02月01日(日) リーガエスパニョーラ 第22節 ヴィジャレアル - エスパニョール戦 プレビュー

少し前のことになりますが、0-0 empateに、こんな記事が載っていました。

素直に喜べんのか、この男は
アルゼンチンU-23代表をアテネ・オリンピック本大会出場へ導いたビエルサ・コーチは「たとえオリンピックで優勝したって、ワールドカップの傷は癒えない」と思いっきり白けさせるコメントを正々堂々と言い放っていたらしい。

マルセロ・アルベルト・ビエルサ・コーチ
「そもそもオリンピックとワールドカップはまるで関連性がないわけだから、たとえオリンピックで勝ったってコリア・ジャパンの傷が癒えるわけじゃないよ。あっちはあっち、こっちはこっちだ」

そりゃそうだ(笑) 私自身もBielsa監督と同じ気持ちですよ。
あの傷は、再びアルゼンチンが黄金のトロフィーを掲げるまで癒えないものなんですよ。

とは言うものの、今年の8月、アテネの地でアルヘンの若者たちが
黄金色のメダルを誇らしげに受け取る姿を見たいと、切に願っているんですけどね。



さて、まずはピレネー山脈の向こう側のお話から。
Monacoと対戦したPSGですが、結局1-1のempateに終わりました。
お互いに勝ち点1ずつしか積み上げられませんでしたが、おかげでPSGは5位後退です。
AuxerreとSochauxがそれぞれ3位、4位につけています。PSG、ここが踏ん張りどころかもしれませんね。

このMonaco戦ですが、粘って得点してくれたのはGabiちゃんでした。ホント、頼りになる子に成長してくれて、私は嬉しい!!(笑)
もうすぐ冬のマーケットが閉まりますが、ご存知のようにGabiには、あ・の・ChelseaからOFERTAが来てました。
心揺れないワケはないですよ。だって今を時めくChelseaだもん(笑)

今シーズンの開幕前後にも移籍騒動に巻き込まれたGabi。その時はJuveとBarcelonaとReal SociedadからのOfertaだった。
「Ofertaを検討して欲しい」と掛け合ったGabiに対してにべもなく断ったPSG。
色々と心に思うことはあったと思うけれど、正式にPSG残留を決めた後では、そういったことを全く表に出さずに、
赤と青のチームのために全力を尽くして戦い続ける彼の姿を見ると、頭が下がります(笑)


今回も「正直心が揺れた」と、自分の心情を語ったGabiだけれど、少なくとも私にはその心の揺れは伝わってこなかった。
だから、彼のその言葉を聞いた時には「Gabi、本当に強くなったんだね」と、ちょっと感動すら覚えたほどだった。

水面下で色々な駆け引きが繰り広げられていたであろう時期に行われたOM戦にしても、
そしてこのMonaco戦にしても、彼はいつもと変わらず、誰よりも長い距離を走ってくれました。
Monaco – PSGはスカパーで放送があるので、そんなGabiの活躍(?)が見られますよ!!
ってことで、放送スケジュールを載せておきますので、みなさまぜひどうぞ。


第22節 放送スケジュール

モナコ vs パリSG
解説:西部謙司  実況:八塚浩

(1) 2/2(月) 録画 20:00 Ch.185 パーフェクト チョイス
(2) 2/4(水) 再放送 07:30 Ch.185 パーフェクト チョイス
(3) 2/5(木) 再放送 17:30 Ch.186 パーフェクト チョイス
(4) 2/6(金) 再放送 24:30 Ch.300 スポーツ・アイ ESPN

オセール vs ボルドー
解説:柱谷幸一  実況:土屋和彦

(1) 2/3(火) 録画 22:00 Ch.300 スポーツ・アイ ESPN
(2) 2/4(水) 再放送 20:00 Ch.185 パーフェクト チョイス
(3) 2/5(木) 再放送 07:30 Ch.185 パーフェクト チョイス
(4) 2/6(金) 再放送 17:30 Ch.186 パーフェクト チョイス
(5) 2/8(日) 再放送 05:00 Ch.300 スポーツ・アイ ESPN


おやまぁ、Ligue1の解説に柱谷のあんちゃん登場ですか!?弟と違ってまともな解説できる人だけど、
AuxerreとGirondinsの戦いぶりをどう伝えてくれるのか、楽しみだわ!!(^_^;)





では、本題に入ってEspanyolのネタを。前置き長すぎ!!(爆)

先週は風邪気味で夜更かしできなくて、公式サイトの更新前に寝ておりました。
だから、この記事を見つけたのも放送が終わった後だったんですよね(苦笑)

BareclonaのFM107.2・Ràdio Despíって局があるんですけれど、この局で毎週火曜日の22:00〜24:00にLlobregat Blanc-i-blauと言う、Espanyolに関する番組を放送してるんです。

で、先週の火曜日の放送のゲストがMauricio Pochettinoさんだったんですよね。
今までもMaxiとかTamudoとかがゲスト出演していたから、いずれはMauricioさんの番があっても...と思っていたんですが、聞き逃しました(苦笑)

Netラジオにもなっているんで、日本でもこの番組を聴くことができます。しかも時差の関係で、結構聞きやすい時間帯での放送でしょ??日本時間で言うと、水曜日の朝の6時〜8時なんだもん。サマータイムになると1時間早まりますが。
ここで聞けると思いますので、興味のある方は一度どうぞ。




今夜の王家の谷戦ですが、インコはかなり人が欠けて苦しい状態で挑まねばなりません。
ったく、よりによって1つの試合にサスペンション重ねないでくださいよ!!
DF陣ではまずLopoが欠けます。Alex Fernandezも黄紙5枚貯まったので1回お休み。
VignalはBetis戦でロハったので、今夜の試合は出られません。どうやらタムどんもサスペンションのようですね。
Velamazanはasによると戦術的理由によりVillarreal遠征に帯同しないとのことです。
逆にBetis戦にはいなかったリスト入り選手は、Carlos Garcia 、Jarque、Wome、そしてRaducanuです。
Wome、彼はDescartaつまりカードで言う“捨て札”と評されチームを去るものと思われていたのですが、
Boltonには行かず、残留。しかも多くの選手が欠けたこの王家の谷戦で出番が回ってきたようですよ!!


この試合に召集された方々、Convocatoriaは以下の通りです。
Lemmens, Toni, Domoraud, Pochettino, David García, Torricelli, Jarque,
Carlos García, Tayfun, Wome, Fredson, Morales, Héctor, De la Peña, Jordi,
Claudiu Raducanu, Maxi y Òscar.


サスペンション等によりお留守番となった選手たちは今日の11時〜、Montjuicにて練習だそうです。



Marca紙によるスタメン予想は↓こんな感じです。

Villarreal: Reina, Belleti, Ballesteros, Álvarez, Arruabarrena, Pedro Martí, Guayre, Battaglia, Riquelme, José Mari y Anderson.

Espanyol: Lemmens; Torricelli, Domoraud, Pochettino, David García, Fredson, Morales, Wome, De la Peña, Jordi Cruyff y Óscar.

Árbitro: Rodríguez Santiago (C.Castellano Leonés).
Estadio: El Madrigal.
Hora: 17.00.




最後に、Luis Fernandez監督の去就についてです。
先日、バルセロナのラジオ局、RAC1のインタビューがもとになり、SPORTあるいはMARCA、その他のメディアに「残留しようが降格しようが、来シーズンはEspanyolでの指揮は取らない」「1年以上家族と離れて暮らしたくない」との記事が載りましたが、これに関しての会見を行ったようです。一番正確であろうと思われる、Espanyolの公式サイトで彼のコメントを確認いたしました。日本語として上手く意味が通じない部分もあるかと思いますが、簡単に訳してみましたので、以下に掲載しておきます。



Barcelonaにやってきた瞬間から、私の唯一にして最優先の仕事と言うのはこのチームを救うとことだ。彼らは期間が切れるまでの間私と契約した。そして私たちは将来のことについては何も話し合わなかった。私の妻と息子たちをパリに残してEspanyolにはやって来た。シーズンの終了時、このチームがどの場所にいるかを知り、(私の働きを)総括した時点で、彼らは交渉するだろう。それぞれの側に決定権があるだろう。これが私が言いたかったことであり、今の時点で私には問題提起するようなことは出来ない。降格からチームを救おうと言う試みは唯一無二のことである。今の状況は私にとって非常に妙な感じである。なぜなら初めて家族を伴わずにこのクラブにやって来たからだ。私の息子は最終学年のために残らなくてはならなかったし、私は彼にそれを繰り返させたくないしね(スペインへ移ることにより留年させたくないと言うことかな??)。もしEspanyolが私の続投を望めば、彼らが私のそばに居られることを考慮しなくてはならない。この私の考えを明確に表現できなかったこと、また混乱を招いたことを残念に思う。



Luis FernandezはPSG以外のチームで指揮を取る時、いつも家族を伴って移動してました。しかし、今回は奥さんと2人の息子さんをParisに残したまま、初の単身赴任です。これ以上、1人はイヤなんでしょうね。その気持ち、すっごく判ります。私も寂しがり屋さんだからね(苦笑)

私のカンですけど、あの人は例え残留してもチームを去るような気がします。で、後任の監督は...Zaragozaをクビになってフリーに戻った、Pacoちゃんだと思います、ハイ(^_^;)
さて、一体どうなるんでしょう??ネ。




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