インコの巣の観察日記
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2004年01月29日(木) エスパニョールネタではないけれど…

みなさんご存知のように、SevillaのReyesがArsenalへと移籍致しました。
Londonへ旅立っていった彼が残した言葉は…


Para mí esto no es un adiós definitivo. Espero que algún día pueda volver al club.


「サヨナラは言わないよ。だってまた戻ってくるんだから...」
こうとでも訳せるような、彼の言葉は心に染みました。
そう...Pochettinoのことを思い出したから。

ちょうど、3年前になるんですよね。
あの人がピレネー山脈を越えてフランスへと旅立っていったのは。


あの時のPochettinoと同じように、Reyesの場合も何もかもが、あっという間に決まって、
彼はSanchez PizjuanでAficionに挨拶する時間さえなかったんですよね。
ホント、このあたりはMauricioさんと似てるな(苦笑)

Pochettinoにとってのインコの巣はMi Equipoと呼ぶべき大切な場所。
ReyesはSevillaのCantera出身なんだもん。Poche以上の思い入れあって当然ですよね。
その彼が借金の肩にドーバー海峡の向こうへと売られていく...
Adiosとは言いたくないって気持ちは良く分かります。



また、いつか戻っておいで。Sevillaはキミの家なんだから!!



彼のLondonでの活躍を心から願っています。
Reyesの前途に幸あらんことを!!


2004年01月26日(月) エスパニョール – ベティス 結果

とりあえず、まずは順位表から。

1 R. Madrid 46
2 Valencia 44
3 Deportivo 40
4 Atlético 35
5 Osasuna 33
6 Villarreal 33
7 Barcelona 31
8 Athletic 30
9 Racing* 29
10 Valladolid 29
11 R. Sociedad 27
12 Mallorca 27
13 Betis 26
14 Málaga 26
15 Sevilla 25
16 Albacete 22
17 Celta 21
18 Zaragoza 20
19 Espanyol 14
20 Murcia 13





インコちゃんは勝ち点を伸ばすことが出来ませんでした。
しかしながら、CeltaもZaragozaもMurciaも負けたので、差は開いてません(苦笑)
どうやら、Real SociedadとBetisは降格争いから抜け出せそうな雰囲気でしょうか??

詳細記事やLuis FernandezのReaccionにも目を通したいのですが、
負けた試合の記事は読む気になれないのと、風邪引いたのか熱が出たので、今日は結果のみ載せておきます。


Liga Española 21ª(vigésima primera) Jornada Resultado

25 Enero 2004 Barcelona/España
Espanyol 1 – 2 Betis
Goles: 0-1, m.9: Mingo. 0-2, m.30: Fernando, de penalti. 1-2, m.63: Tamudo, de penalti.

Espanyol: Lemmens; Domoraud, Lopo, Pochettino, David García (Tayfun, m.46), Alex (Morales, m.60), Maxi (Oscar, m.82), De la Peña, Jordi, Vignal y Tamudo.

Betis: Prats; Varela, Juanito, Lembo, Mingo, Arzu, Ito, Joaquín, Denilson (Ismael, m.76), Fernando (Rivas, 90) y Alfonso (Cañas, m.77).

Arbitro: Pérez Burrull (Comité Cántabro)
Expulsó: Vignal (m.69)
Amonesto: Varela (m.26), Maxi (m.27), Mingo (m.32), Alex (m.43), Lopo (m.51), Tamudo (m.61) y a Lembo (m.62)
Estadio: Olímpico de Montjuic Lluis Companys
Espectadores: 18,600


この試合に先立って、30年以上に渡ってEspanyolの役員を務めてきたArmando Rojas、
そして1951年から58年にかけてEspanyolでプレーしたVicente Balaguer “Gota”の死を悼み、
黙祷が捧げられ、Espanyolの選手たちは喪章を付けてプレー致しました。


ったく、Vignalが!Vaya Dia!とは...新戦力がいきなり赤紙退場喰らってます(苦笑)
しかも、2失点目のFernandoのPKですが、これはVignalがAlfonsoに与えたものです。
PKが得意なAlfonsoが蹴らずにFernandoが蹴ったということは、
このファールの際にAlfonsoは足を痛めたってことなのかなぁ...ごめんなさい。







はぁ...気が滅入ってきた(苦笑) BenficaとGuimaraesの試合ではあまりに悲しすぎる出来事が起こってしまったし…

Camacho監督、大丈夫かなぁ…


2004年01月25日(日) エスパニョール - ベティス戦 プレビュー

まず今日は、おめでたいお話からです。昨日、Jorde Cruyffが女の赤ちゃんを授かったそうです。
彼には既にJulenと言う名の男の子がいるのですが(確か1歳半ほどだったと思います)、
この子がバスクの名前を持っているのはAlavesでプレーしていた時に生まれ子だからかしら??
Johan Cruyffにとって初めての女の子の孫となるこの子には、Danaeと言う名前を授けたそうですが、
Danaeって言えばギリシャ神話に出てくるペルセウスの母の名前でしたね、確か。
語源学・e t y m o l o g y関係のサイトを見ると、これは元々はドイツ名なのかしら??

これでJordiは気持ちよくBetis戦に挑めますね。そしてDanaeちゃんのためにもぜひともGolを!!




続いては新戦力の獲得についてです。JardelにJuan Sanchezに、Rodolph DoualaにFacundo Sava、
たくさん名前は挙がりましたが誰1人としてインコの巣の住人にはなってくれませんでした(涙)
ところが、やっとやっと見つかったんですよぉ〜。来てくれました、ルーマニアのブカレストから!!

その名はClaudiu Raducanu ルーマニア代表の経歴(キャップ11)も持っている27歳のDelanteroです。
ルーマニアのSteaua Bucarestからやって来る彼は、一昨シーズンと昨シーズン、ルーマニアリーグの2季連続の得点王だそうです。
どうやら彼はレンタルではなく完全移籍のようですね。今シーズンの残り半年と3シーズン、つまり2007年の6月末までの契約だそうです。
今日のBetis戦を見にMontjuicを訪れるとのことで、その場でお披露目がなされます。
はぁ…やっとTamudoの相棒が決まったよぉ〜(T◇T) 良かったぁ〜。


東側の選手ですが、ラテン語の子孫であるルーマニア語を話す彼のことですから、スペイン語になれるのも早いでしょう。
そして、ContraやGalacaあるいはHagiと言ったようなルーマニア出身の選手が数多く経験したLiga Espanolaですから、彼も順応出来ると思います。そしてインコの貴重な戦力となってくれることを期待しています。

そう言えば、ルーマニアで思い出したけどAdrian IlieってトルコのBesiktasへ行ったんですね。あそこは監督がルーマニア人のLucescuでしたね、確か。以上余談でした(苦笑)


3つ目の話題はMauricioさんについてです。
彼は降格を免れるためには、ディフェンスの安定が何よりも大切だと訴えているようですヨ。
シーズンの残り試合、チームを支える要素になるのは堅い守りだと言うのです。
Real Sociedad戦では3失点したEspanyolのDFラインですが、「我々はとても集中しているし、
チーム力は上がっているし、順位を上げるだけの攻撃力も守備力もあるとみなして良いんじゃないかな。」
と言ってます。
特に守備面に関しては魔女戦、Murcia戦の良いイメージを持ち続けているので大丈夫だそうです。

頑張ってDF面でチームに貢献してね、Poche。アナタが最終ラインでチームを引っ張れば、きっと勝利の女神さまがインコに微笑みますよね。
何を期待され、自分がLuis Fernandezやチーム関係者に呼ばれたのか、そして何を果たす為に自分はインコの巣に舞い戻ったのか、
それをちゃんと自覚している人だから...大丈夫だと思います。Pocheなら絶対…


今夜のBetis戦は、どちらにとっても負けることの許されない試合です。
引き分けは何の意味もなさない...残留目指してもう落とせません。
Betisはこの試合にVictor Fernandezのクビが懸かってると言ってもよいでしょうね。
VFもそしてAlfonsoも大好きなので、非常に心苦しいのですがインコとPochettinoの残留のためには、魂を悪魔にだって売りますよ、私は!!(爆)


この試合に召集された選手は以下の通りです。
Lemmens, Toni, Domoraud, Pochettino, Lopo, Maxi, David Garci´a, Vignal, Torricelli,
Tayfun, A`lex, Tamudo, O`scar, He´ctor, Jordi, Morales, Fredson e Iva´n De la Pena.



Velamazanが外れ、代わりに怪我の治ったTorricelliが戻ってきました。

MARCAによるとこの試合、Luis Fernandezは4-1-4-1という布陣を敷くとか??
Moralesの代わりにVignalの起用を考えているようです、あのtarifenoは。
Vignalは先日のReal Sociedad戦にて既にプレーしておりますし、問題はないと思われますが、
ただ、彼の本来のポジションは左サイドなんですよね。それに伴って、どうやらJordiを真ん中に移して、
Alex Fernandezにより近い場所でプレーさせることを考えてるみたい。で、結果的にMoralesがベンチへとはじき出された形になりました。


過去、1回しかMontjuicでは勝利したことのないBetisは、足首を捻挫したContrerasに代わって、今夜はPratsがゴールマウスを守ります。
Contrerasってあの元Real MadridのContrerasだよねぇ。そっか、今シーズンからBetisに行ってたんだよな。
Ligaをすっかり見なくなってしまったから...BetisのContrerasってイメージわかない(苦笑)


MARCA紙の予想スタメンは以下の通りです。
Espanyol: Lemmens; Domoraud, Lopo, Pochettino, David Garci´a, Alex, Maxi, De la Pena, Jordi Cruyff, Vignal y Tamudo.
Betis: Prats; Varela, Juanito, Lembo, Mingo; Ito, Arzu; Joaqui´n, Denilson, Fernando, Alfonso.
Arbitro: Pe´rez Burrull (c.ca´ntabro)
Campo: Oli´mpico de Montjuic
Hora: 17.00


2004年01月24日(土) 貧乏ってイヤ!!

まずは、本館の日記にも書きましたが、アルゼンチン五輪代表が南米予選を突破して、
アテネへの切符を手にしました!!ってことで、もしかしたら本大会でMaxiが見られるかも??

確か、アテネ五輪の大会期間って今年の8月14日から8月29日まででしたっけ??
ってことは、Ligaの開幕前ってことですよね??所属クラブが貸し出すかしら??
え!?所属クラブってどこかって??もちろん、Espanyolがいんだけど、Maxiがステップアップするなら、
インコの巣を飛び立って行っても仕方ないかなぁ…とは思っていますけどね。




アルゼンチン五輪代表と言えば、やはりアトランタが印象深いですよね。
何せお気に入りのAlmeydaやPiojo LopezにGustavo Lopezがいたし、そして何と言っても!!
オーバーエイジ枠で大好きな、大好きなJose Antonio Chamotが参加していましたらネ(*^_^*)
私は8年経った今でも“アレは絶対にオフサイドだった”と信じて疑ってません(爆)
ま、“あれはPKじゃない!!”と同じで一生言い続けるような気がします(苦笑)

五輪というものは、Futbolに関しては年齢制限があるので、
オーバーエイジ枠で戻ってこない限り、1回限り参加となる選手がほとんでしょう。
タイトルの重みと言う点ではW杯優勝なんかとは比べ物になりませんが、
そう言う観点から考えると貴重な大会そしてタイトルだと言えるでしょうね。

だから…出来ることならMaxiには五輪に参加してもらって、
そしてぜひとも、先輩たちが成し遂げられなかった金メダルを持って帰ってきて欲しいと思います。
そう言えば、EspanyolではDe la Peñaはアトランタ五輪でベスト8、VelamazanやTamudoがシドニーで銀メダルでしたね。



さて、Pochettinoは…彼は五輪には縁がありませんでした。
96年のアトランタの時はすでに出場資格を失っておりました。73年生まれの選手までだったから…

彼がキャプテンをつとめたワールドユース91年大会の選手って
アルゼンチンサッカー界では“谷間の世代”なのかもしれない(苦笑)
ちゃんと本大会に出てるんだから谷間じゃないんですけどね。
ちなみに、彼らの1コ下のZanettiたちって、93年のワールドユース出場を逃しているんですよ!!


先日、あるサイトでアルゼンチン代表の力関係について書いてる人がいて、
『微妙なのが、ワールドユース91に参加したペジェグリーノ(71年生)とポチェティーノ(72年生)、
世代としてもパッとしないし、個人もパッとしないので、無視しても構わないだろう。』
って書かれていた!!(爆)いや、ある意味当たっているんだけど…(涙)


確かに私の好きなアルゼンチン代表選手って、ちょっと王道からは外れてるかもしれません。
Redondoは同期のChamotやBurgos、VivasやBerizzoとは違って我が道を行ったし、Pochettinoは前述の通り。
さらにGabi Heinzeは最初に召集を受けた代表チームがA代表だったと言う、かなり変わった子だし(笑)

でも、だからこそ、好きなのかもしれませんよね。個性的な方々だし(^_^;)


さて、最後にインコの巣の移籍情報についてお知らせ致します。

まずはLuis Fernandez監督の構想外となっているWomeですが、彼は月曜日にチームを離れるという噂です。
移籍先は決まってませんが...つまり、契約解除とのことです。


続いて噂になっていた2人の選手ですけれど…
Facundo Savaの代理人とSanchez Llibre会長が会談するも、彼はFulhamに残りたいと表明、
もう1人、ポルトガルのUniao Leiríaからの獲得を目指していたRodolph Doualaは、
クラブ側がどうやらレンタルではなく完全移籍にしたいって思っているようで、こっちも頓挫。

Facundo Savaの代理人がMARCA紙に語ったところによると、
「Espanyolからの申し出には大変感謝しているけれども、今のところチームを移るつもりはありません。
それは金銭の問題ではなく、あくまでプレーに関することが理由です。
Savaはイングランドに残りたいと思っております。
と言うのもチームはレギュラーだったFWを最近売ったので、彼にとっては今がチャンスなのです。」

MARCAによると、EspanyolとFulhamは合意に達していたけれども、Sava側が移籍を拒否したとのことです。
ま、レギュラー取りを目指す彼にとっては千載一遇のチャンスでしょう。
それに、どう見てもFulhamの方が順位が上ですもんね(涙)


カメルーン人MF・DoualaのケースはSavaとは全く逆で、
彼はEspanyolに来たがっているけれども、クラブ側がOfertaを拒否したとのこと。
Uniao LeiriaのSecretario Tecnicoが昨日「彼はウチには必要な戦力なんだ。
このまま残って欲しい。出すわけにはいかない」とコメントしました。
こちらも金銭の問題ではなく、チームに必要不可欠な選手だから手放せないと言うことのようです。


で、最後にKilyの場合。こっちはどう考えてもムリなんだそうだ(苦笑)
Interが今シーズン末までの半年レンタルにもかかわらず、法外なレンタル料を請求してきたそうです。
それこそ、Espanyolの金庫にある金全部持って来い!!ってほどに...(涙)

ったく、貧乏人いじめて何が嬉しいんだ、Interのバカ!!(苦笑)


2004年01月22日(木) チケ代50パーセントオフ!!

1月25日(日)17:00キックオフの対Betis戦@Estadio Olimpico de Montjuic、
この試合のチケット価格を50パーセントオフ、つまり半額にするそうです。

チケットはEstadio OlimpicoのTaquillaか、あるいはBarcaと同じようにLa Caixaでも購入可能です。
気になる価格ですけど、普段は確か、ゴール裏が20ユーロ、バックスタンドが30ユーロ、
メインスタンドの上のほうと下のほうが35ユーロ、メインスタンドの一番見やすい中段が45ユーロ、
確かこんな感じだったと思います。まぁ、対戦相手によって価格は上下しますけど。
あれ!?Espanyolって、Montjuicのゴール裏は使ってなかったっけ??あそこを使わなくても満席になんてならないから...(笑)


あ、今気づいたけど、これってもしかして“Rebajas”なのかしら??(笑)
Rebajas...スペイン語でバーゲンセールですけど、ありとあらゆるものをセールにかけるからなぁ...あの国って(笑)
いえ、マジでサッカーの試合のチケットだってバーゲンするんですよ??
以前Bilbaoに住んでた友達がすっごい安値でAthleticの試合、見に行きましたもん(^_^;)




さて、冬のMercadoはまだあと10日ほど開いておりますが
Espanyolはとにかくタムどんのパートナーを探しております。
昨シーズン、彼のそばには今CeltaにいるMilosevicとそして王家の谷へ行ったRogerがいましたが、
今シーズンタムどんは“está peleando ahí solo”なんですよね。

Juan Sanchezに振られ、Jardelを断り…どうするんだ??と思っていたところ、
どうやら次のターゲットはPremier Ship、Fulham・Facundo Savaのようですね。
ま、買い取るお金なんてないので例によって今シーズン終了までのレンタルなんですけど。
MARCAによると、獲得の可能性はとても高いってことなんですけど、どうなんでしょう??


2004年01月20日(火) 犯人は彼でした

まずは、順位表からです。

1 Valencia 44
2 R. Madrid 43
3 Deportivo 40
4 Atlético 34
5 Villarreal 33
6 Osasuna 30
7 Barcelona 28
8 Athletic 27
9 Racing 26
10 Málaga 26
11 Valladolid 26
12 Sevilla 25
13 R. Sociedad 24
14 Mallorca 24
15 Betis 23
16 Albacete 21
17 Celta 21
18 Zaragoza 20
19 Espanyol 14
20 Murcia 13



ご覧のとおり、下位グループではReal Sociedadが抜け出しましたが、その他のチームについては未だ混戦模様です。
Espanyolにとっては有難いことに、第20節はEmpate・引き分けが多かったため、
どこも勝ち点を1しか積み上げることが出来ませんでした。



最後の85分と88分の失点…この結果を見たとき、皆さんはどのようにお感じになりましたか??
私が感じたことは「あ、攻めにいったところをカウンター喰らったんだなぁ…」

月曜日の朝に結果だけ確認したので、試合内容は判らなかったのですが、何となくそう感じました。
で、私のそのカンはあたっておりました。Cadena SERの実況とゴールシーンのハイライトを見たのですが、
この2失点は紛れもなく“contraataque”カウンターアタックによる失点でした。

Gabilondoのゴールは右サイドを突破したKarpinが中へ折り返したところを叩き込まれたものでしたが、
明らかにDFが手薄でした。もっと顕著だったのが3失点目のNihatのゴールでした。何せこれはNihatってばGKと1対1でしたもん。
DFはといえば2人が後ろから必死でNihatを追いかける姿が映っていた(苦笑)


Cadena SERの実況で確認すると、どうやらこれはDe la Pen~aのCKのこぼれを奪われたことが発端のようです。
つまり…Pochettinoも攻めあがっていたんだろうな。



こうやって攻めの姿勢を貫いたEspanyol…だからLuis Fernandezの試合後の
「この敗戦がチームの状況を変えるとは思わない。」とのコメントに繋がるのでしょう。

「Real Sociedadの方がチームとしての能力は優れている。高いレベルの選手が揃ったチームだ」と素直に認めていますし、
最後にJordiが一矢報いたことも評価しているようです。

「この敗戦がチームの状況を変えるとは思わない。我々は2試合Awayで戦い、チームはこの試合も勝ちに行った、
結果は1勝1敗だが、それ以上の価値がある。努力とそしてプレー振りは敗戦に値しない。」


他の試合に比べて攻撃面での創造性が欠けていたことに関しては心配していないとのこと。
Real Sociedadの守備が自分たちの攻撃よりも勝ったつまり...「Real SociedadはMurciaよりも良いチームだ」
ということなんだそうです(笑)



例の主審に関しては「Alabaceでの試合と同じように笛を吹いた。私にとって彼はスペインでNO.1の審判だ。
ピッチを良く支配し、そして彼のしたいように笛を吹く。彼には我々に対しても同じようにモンジュイックで笛を吹いてもらいたいものだ」



何だか、De la Pen~aも色々と言ってるみたいですが、こっちはまだ目を通せていないので詳細は不明です(苦笑)

さて、最後に…Cadena SERの実況のリンクを張っておきます。



Karpinのゴール


Gabilondoのゴール


Nihatのゴール


Jordiのゴール



みなさん、聞き取れましたか??最初のKarpinのゴールのところで"Penalti de Pochettino "って、名前呼ばれちゃってるでしょ??(苦笑)
ってことで、ハイ、犯人はMauricio Pochettinoさんでした(^_^;) ごめんなさ〜い!!

Kovacevicがエリア内へ突っ込んでくるところを、倒してしまったんですよねぇ…
あ〜あ、これで完璧にLuis Fernandez監督のプランも狂ってしまったよね。
なにせ開始7分でのプレーだったんだから。
「この試合のキーとなるプレー」だとか、「不必要なファール」とかって、公式サイトの表現は容赦ないですね(爆)

このプレーは確かにEspanyolにとって痛かったかもしれないけれど、
それだけで彼のプレーがダメだったかと言えばそうじゃなかったようです。
最も出来の悪かった選手としてasが挙げた選手はD. Garciaだったようで、
彼が!Vaya Dia!でした。53分に新加入のVignalと交代させられています。



それにしても、Karpinはまたしても大活躍だったようで…さすがは経験豊富な"Mala Leche"ですね。
チームが一番苦しい時に働いてくれる…この人の頑張りでCLの決勝トーナメント再開までに順位をかなり上げられそうな、
そんな予感のするReal Sociedad。KarpinとLa Realのファンとしては嬉しいけれど、
インコも同じように高く飛べると良いんだけどなぁ...。






2004年01月19日(月) レアル ソシエダ 対 エスパニョール戦結果

Liga Espan~ola 20a Jornada Resultado

18 Enero 2003  San Sebastian/Espan~a

Real Sociedad 3 - 1 Espanyol

Goles: 1-0, min. 7: Karpin (PK); 2-0.min. 85: Gabilondo; 3-0, min. 88: Nihat. 3-1; min. 90: Jordi.

Real Sociedad: Alberto; Potillon, Schurrer, Kvarme, Aranzabal; Xabi Alonso (Alkiza, min. 60), Aranburu, Karpin, Gabilondo; Nihat y Kovacevic

Espanyol: Lemmens; David Garcia (Vignal, min. 53), Lopo, Pochettino, Domoraud; Morales (Oscar, min. 83), Alex (Toni Velamazan, min.60), De la Pen~a, Jordi, Maxi; Tamudo.

Arbitro: Teixeira Vitienes (Cantabria)
Amonesto: Schurrer, Xabi Alonso, Kvarme, Jordi, De la Pen~a y Morales, Luis Fernandez.
Estadio: Anoeta
Espectadores: 24,500


Anoetaと言うかSan Sebastianは折りからの悪天候が続いておりまして、
この試合も非常に寒く、また霰混じりの断続的な雨の下行われたようです。
Pochettinoたち、風邪引いてなきゃいいんだけど...。



詳細記事にはまだ目を通していないので、結果だけ取り敢えずお知らせしておきます。
ご覧のように、Espanyolの3連勝はなりませんでしたが、
監督曰く「これでチームの雰囲気が変わるとは思わない」とのこと。
素直に相手の出来が良かった、Real Sociedadのチームとしてのポテンシャルが、
自分たちよりも高かったと認めていること、そして最後のJordiのGol、これが
敗戦と言う結果もポジティブに受け止められる要素となってる、
みたいな感じで話していたようです。

もちろん、「Teixeira Vitienesはスペインで最も優秀な審判だ」と、イヤミの一発も忘れずにいました(爆)
やっぱり、相性悪かったのね...(苦笑) Luis Fernandezはまたベンチで黄紙を喰らってます(^^;)



ところで...KarpinのGol、ペナルティなんですけど...。
これって、asとMARCAじゃ内容が違っているんですよ。
asはPochettinoがKovacevicにエリア内で明らかなファール、って書いてあって、
MARCAにはLopoがKovacevicを倒したって書いてあるんですよね。
一体、犯人はどっち??(^^;)

ちなみに、Espanyolは今のところLigaで“最もたくさんPKを与えたチーム”と言う
不名誉な記録を作っています(苦笑) 昨日のKarpinで8コ目かな??
しかも、失敗したのはBernabeuでのFigoのみ、らしいです。
逆に、Espanyolは未だに1つもPKをもらっていません(^^;)



マジで、審判に嫌われてる!!と嘆きたくなりますよね(笑)
でも、Sordevillaが武闘派のイメージだったから、PK良く取られたのかも...
あ、ダメじゃん。Pochettinoもペナルティを取られやすい人だった(^^;)
やっぱり、犯人はPochettinoだったのかしら??


2004年01月18日(日) インコの悲惨な1日

さて、本日EspanyolはAnoetaにてReal Sociedad戦に挑みます。
まずは、この試合に召集された18名のリストから紹介します。


Convocatoria:Toni, Wome, D.Garcia, Lopo, Oscar, Velamazan, A.Morales, De la Pen~a, Maxi, Torri, Lemmens, Jordi, Fredson, Domoraud, Vignal, Tayfun, Alex, Tamudo, Pochettino y Hector


Oscar が復帰しました!!そして、移籍証明書が届いたので選手登録が出来たVignalもリスト入り。
反対にTorricelliが腰を傷めてお留守番。Womeはどうやら移籍するみたいなので、リストに入ってません。
Luis Fernandezのプランに入っていない彼は、オランダに戻るんでは??とのことです。
そう言えば...Fredsonがメンバーに入ってるけど、この人、急性胃腸炎で病院に行ったんじゃ??大丈夫だったのかな??

スペインで急性胃腸炎と言えば...大抵は“当たった”ってコトなんですけど、何食べたんでしょうね??(笑)




さて、このReal Sociedad戦は色々な意味で注目されております。
その1つがフランス人監督同士の対戦と言うことです。
どうも、Luis Fernandezに対して“バスク人”ってイメージの方が強い私は、
ついつい忘れてしまうんですが、この人もフランス人でしたよね(笑)

チームの状態については、
「2ヶ月前よりもずっと良くなっている。チームには落ち着きと信頼とがある。」

Juan SanchezもJardelも獲得が流れ補強が滞っている件に関しては、
「選手の獲得については自分が口にするテーマではない。
自分が答えるべき問題はチームの働きについてのみである。
現場での問題は私に属するものであり、チームの財政に関することは管轄外である。」


「Denoueixのことはとても評価しるし、尊敬もしている。
なぜなら彼はとても謙虚で、話の判る質素な飾らない人間だからだ。」


監督はもちろん、“3連勝を狙いに行く”とも言ってました。
あちらさんも、Real Madridに勝った後だし、士気も上がっているようで...苦しい闘いになりそうですね。
しかも今夜の予報は激しい雨が続くってことだし...荒れなきゃ良いな。



実は、このReal Sociedad戦に関しては、インコにかなり不利な条件が揃っています。
何せ、San Sebastianに辿り着くまでが大変だったんだから!!(^^;)


プレビュー記事をSPORTで読みましたが、かなりの爆笑モンでした。

その見出しが“El viaje a San Sebastian, una odisea ”
odiseaとはオデュッセイアのこと。そうです古代ギリシャの詩人、ホメロスの叙情詩で、
固有名詞として使わない場合は、波乱に飛んだ冒険譚のことを指します。


物語の始まりは、土曜日の午後に到着したバルセロナのPrat空港でした。
その日、午前の練習を終えた後、そのまま空港へ移動して、
午後便でEspanyolはSan Sebastianへ移動することになていました。
ところが、空港に到着したLuis Fernandez以下Espanyolの選手たちは、
「San Sebastianが悪天候のため欠航。Bilbao便に振り替え」との連絡を受けました。
ま、仕方ない...BilbaoからSan Sebastianへは陸路バスで移動と言うことになりました。

この変更により、出発が30分以上遅れましたが、
この程度の遅れなら許容範囲ということで、我慢我慢。
無事にPrat空港を後にしたインコたちでしたが、
次の災難は飛行時間の半分ほどが過ぎた時の機内アナウンスでした。

「激しい暴風雨のため、BilbaoのSondikaが閉鎖されております。
よって、本機はVitoriaへとフライトを変更致します。」

可哀想に、またまた行き先を変更させられたPericoたち。
しかも、その着いたVitoriaも激しい雨と風。その影響で、飛行機からターミナルまでの
移動手段となってる乗り物(多分バスだと思います)が故障...(^^;)

土砂降りの雨のなか、監督も選手もジャーナリストも、もちろんその他の乗客も
一斉にターミナルビル目がけて300mダッシュ!!(爆)
当然のことながら、人間はターミナルに到着出来ても荷物が出てこず...。
かなり遅れてスーツケースやチームエキップメントがターンテーブルに出てきたとか。

しかも最悪なことに、当初Bilbao - San Sebastianを陸路で移動する予定だったために、
Sondika空港にバスを手配していたんですよね。
しかし、飛び立ってから行き先がVitoriaに変更になったため、バスの回送を改めて手配...
選手たちはずっとVitoriaの空港で待ちぼうけくらっていたそうです。



Bilbao - San Sebastianの間は高速道路があるので、ぶっ飛ばせば数十分で着けるのですが、
Vitoriaからだとそうもいかない。結局彼らがSan Sebastianのホテルについたのは、
当初の予定より数時間も遅れた午後9時近く...(^^;)

ホント、お疲れさまでした。


↓移動途中の監督(笑)



そんな散々な目に遭ったペリコですが、厄払いは全て済んだ!!と思って、
試合に集中して挑んで欲しいなぁ...と思います。
そんなペリコのスタメン予想は↓こんな感じです。


Real Sociedad: Alberto; Potillon, Schurrer, Kvarme, Aranzabal; Xabi Alonso, Aranburu, Karpin, Gabilondo; Nihat y Kovacevic.

Espanyol: Lemmens; Domoraud, Lopo, Pochettino, David Garcia, Alex, Fredson, Maxi, De la Pe紡, Jordi Cruyff y Tamudo.

Arbitro: Teixeira Vitienes (C.Cantabro).
Estadio: Anoeta.
Hora: 17:00


Luis Fernandezは、Pivoteのポジションを前回と変えるだろうとのこと。
FredsonのパートナーとしてAngel Moralesじゃなくて
Alex Fernandezを置くつもりでいると、言われています。

Real Sociedadには元PSGのPotillonがいますね。
Pochettinoはかつてのチームメイトと対戦、と言うことに。
お互いの健闘を祈りたいと思います。



ところで、先ほど「インコにかなり不利な条件が揃っている」と書きましたが、
移動のゴタゴタだけではなく、もう1つ気になることが...。
それは、この試合の笛を吹く主審がTeixeira Vitienesだと言うことです。
この人がEspanyolの試合を担当するのは今季2度目なのですが、
Espanyolistasにしてみれば「あの時の恨み晴らさずにおくべきか!!」なんですよ(^^;)


このカンタブリア協会所属の主審が1度目に笛を吹いたのは、
2-1でホームのAlbaceteが勝った第13節の試合でした。
で、この試合が荒れに荒れたんですよ(苦笑)

Soldevillaが1発レッドで43分に退場、72分にMoreno Torricelliが2枚目の黄紙で退場。
その他、警告を受けた選手がVelamazanにCamaraにベンチのLuis Fernandez。
一方のAlbaceteには1枚も黄紙が出ておりません。


コレだけでも“はぁ??”な展開なのですが...
Albaceteの同点ゴールはSoldevillaがArandaを倒して与えたPK、
しかもEspanyol側からすれば“あり得ないPK”だったと言うもの。
おまけにコレでSoldevillaは退場になってるし...。

さらに逆転のゴール、これもArandaが決めたのですが...
PachecoがDFの裏に出したパスを彼は手でコントロール。
瞬間“!Mano!”と一斉にEspanyolのDFは手を挙げてアピールするも審判は認めず、ArandaはToniをかわして逆サイドに蹴り込むシュートでAlbaceteが逆転。
そのままインコは負けました...(涙)


Espanyolistasにとって、どれほどはらわたの煮えくり返る試合だったか
想像に難くないと思います。私も記事読んでて怒りがフツフツと沸き上がってきたモン(笑)

Espanyolにとってかなり不利な状況だとは思いますが、
しっかりと勝ち点を持ってBarcelonaに帰ってきて欲しいと思います。
勝ち続けることが今のEspanyolには必要ですが、
それがダメでも勝ち点だけは積み重ね続けて下さい。

Pochettino、頑張って完封してね!!ここから応援してるから!!



今日は試合が17:00キックオフなので試合後2時間、
つまり21:00頃出発のBarcelona便で戻ってくるのでしょう。
あれ!?San Sebastianの空港って、遅くまで開いてましたよね??
ダメなら、またVitoriaから帰ってきて下さい(爆)
あそこは深夜便も飛んでるはずなので...。


2004年01月17日(土) 監督とクラブからの評価

1月15日付けのSPORTにLuis Fernandezのチームに対するコメントが載っていました。


Luis Fernandezは守備の堅さを強調した

Luis Fernandezは先日の勝利の後ホッと一息ついた。
花火を打ち上げられるような状況ではないが、しかしながら前向きなメッセージを持つことが出来るだろうし、
そしてチームを導く方向性は間違っていないと認めることは許されるだろう。

その監督は称賛した。
「良い結果がチームにもたらされたように、良い戦いをしている。
彼らはよく応えているし、信頼に値する。チームはもっと順位を上げられると確信している。」

後半戦の開始、そしてReal Sociedadとの対戦について指揮官は少しも不安を抱いていない。
「チームはAnoetaで勝ちに行くメンタリティーを持ち合わせている。
我々は長く困難な道のりを行かねばならないが、しかし我々には明確な意思があり、
その意思統一がゴールチャンスを増やすことになることも理解している。」




そんなLuis FernandezはMauricio Pochettinoに対して
「彼は選手間に落ち着きと安定をもたらした。我々にはもはや守備に関しての心配はない。
もっと多く得点できることを知っている。」
と評価し、心から信頼していることを表明してくれました。


やっぱりPochettinoはLuisの秘蔵っ子なんですね(笑)
確かに、彼がDFラインにいる、いないでは大きな違いがある。
彼が抜けたPSGのDFライン、今でこそ安定していますが、
シーズン最初はもうバタバタしっぱなしだった(苦笑)
Gabiちゃんだけではラインの統率って荷は重かった。
今は元BarcaのDehuがCBの位置に入ってくれてるので、落ち着きましたが…。
Espanyolについても同じことが言えたと思います。
経験豊富なPochettinoは若いDFにとっては非常に頼りになる存在でしょう。



さて、そんなPochettinoのことを評価してくれた人がもう1人。
記事の内容としては、少々気に掛かるものだったのですが...。
16日付けのasに載ったインタに目を通してみました。


はっきりと計算していないので分からないのですが、今シーズン終了後にDaniel Sanchez Llibre会長って任期が切れるんですか??
かつて会長の職を務めたこともある、Espanyolの生き字引とも言うべき(笑)、
Ferran Martorell(この一族は彼を含めて5人も会長を輩出しています)は、
オブザーバーとして今もチームに影響力を持っていますが、彼に対するインタビュー記事を見つけました。

その中に「Dani Sanchezが去った後の会長には誰が相応しいと思いますか?」という質問があったんですよ。
で、Martorellは何人かの名前を挙げていました。そして「監督についてはどうですか?」との質問には、以下のように答えておりました.

「残留できても出来なくても、新しいクラブ作りとして取締役会のメンバーに、Jose Antonio Camachoをテクニカルディレクターに、そしてPaco Floresを監督として迎えるよう提言するつもりだ。」


あなたがクラブに戻ることはないのですか?との質問には
「私は生まれたその日からPeriquitoだ。もしEspanyolが私を必要とするなら、私の頭はNoとは言えない。しかし私の心がその理由を受け入れられない。」

詳しい事情は分かりませんが、彼が会長職を辞めてEspanyolを離れるときに何かあったんでしょうね。
彼も何度か一緒にクラブ経営に携わった、Martorell家と同じようにEspanyolに大きな影響力を持つLala家については
「彼らはおそらくクラブに戻ることはないだろう。何故なら、彼らがそうしたがらないからだ。しかし常にLala家はEspanyolと共にある。」

冬の補強におけるクラブの戦略については
「夏に獲得した選手よりも遥かに良い。」とお褒めの言葉。

今のメンバーでチームを浮上させることが出来るか、という質問には
「非常な幸運と、今いる選手たち、そしてPochettinoと共にそれは出来るだろう。
彼のチームへの復帰は大成功だ。彼はピッチでチームに個性と貢献を与えることが出来る選手のうちの一人だ。」


「我々は“黄金の機会”を十分に活かすことが出来なかった。クラブ史上最悪の時を過ごしているBarcelonaよりはマシなのだが。Copa del Reyを勝って後、何も成すことが出来なかったが、それは我々にとってより悪いことだ。」


“Con Pochettino”と、彼の名前を挙げていることをみれば、この人もMauricioさんが大好きなんでしょうね(笑)だから冬の補強は夏の補強よりも良かったって発言になるんですね(*^_^*)

Espanyolに関する記事を探せば探すほど、この人の偉大さが判ります。また、どれだけの人が彼を愛しているのかも…。

いやぁ、ホントにスゴイ選手ですよ、アナタは。Espanyol史上最も愛された外国人選手かもしれませんね。



2004年01月16日(金) Pochettinoの秘密

公式サイトに面白い記事が載ってました。
先日、水曜日にバルセロナ近郊の小学校に通う3年生の児童達が、課外授業の一貫として、
Estadio Olimpico見学のためMontjuicの丘にやってきたそうです。

その子供たちは、施設の見学だけではなく幸運にも、
“ジャーナリスト”となる、特別な権利も与えられました。
今回、そのチビ記者たちの取材に応じることになったのが、
Blanqui-Azulの象徴・Mauricio Pochettinoでした。


「Real Madrid戦よりもBarca戦の方が楽しみなんだ。
だってBarcaに対するライバル意識の方が強いからネ。」
と言うように、彼はとても機嫌良く、丁寧に質問に応じていたとのこと。

そして、“チビッコ記者”たちは、そのアルゼンチン人DFから、
“秘密”を聞き出したのだそうです。それは...

「34歳で引退しようと思ってるんだ」


う〜ん...(^^;) じゃぁ、あと3年ですか??(笑)
 
 
まぁ、コレがホントかどうか別にしても、
2006/06/30が彼のキャリアの中で1つの節目とはなるでしょうね。
確かに、今の契約を全うすることになるのかどうかは判りませんが、
彼のパスを持っているGirondinsとの契約は2006年の6月末日まで有効です。
契約を更新するのか、あるいは他のチームと契約を結ぶか、それとも引退するのか...

彼にとっての最後のクラブはEspanyolになるんじゃないかな。
2001年の1月に出ていった時、そして2003年の12月に戻ってきた時、
あの人の口振りだと、そんな気がする。
その為には、Espanyolが100%彼のパスを買い取らなきゃいけないんだけど...。

ま、今はそんなコトよりもEspanyolの為に全力を尽くし、
チームを1部に残留させることを考えるの方が大事。

そして私は...あと3年と言うのなら、その3年間命一杯Pochettinoを応援するだけ。
ただ、それだけです。
 
 
 
では、今日も最後にJardel情報。昨日から一転、Jardel獲得はほぼ消えました(^^;)
詳細については、まだ記事に目を通してないので判らないのですが、
とにかく“El brasilen~o no sera' el refuerzo para el ataque blanquiazul ”
彼はEspanyolの新戦力とはならない、ことは決定のようです。また、訳せたらUPします。

さて、Mercadoが閉まるまで後2週間ほどですが、
Luis FernandezとEspanyolは新しいFWを獲得出来るのでしょうか??


2004年01月15日(木) 1泊2日 サン・セバスチャンへの旅

次節のReal Sociedad戦でのアウェー・ツアーについてのお知らせが
Espanyolの公式サイトに載ってました。

バス代とホテル代、そして試合のチケット代で締めて140ユーロ。
1ユーロ = 137円で計算すると、19,180円ナリ。
あ〜、激しく行きたいな、この試合(^^;)

しかし、色んなチームのアウェー・ツアーの告知を見てきたけど、どこもみんな安いですよね。
Real Madridなんて、国内のLigaだけじゃなくてCLのツアーもよく組まれてるけど、
私がトヨタカップのために上京する時にかかる費用よりも遙かに安い(笑)
欧州内移動のエア・チケットが日本国内便のチケと同じか、
下手するとそれ以下の値段で出回ってますからね。


さて、EspanyolのMercado情報ですけど、ASもMARCAも“Jardelが来る”一色。
まだ記事本文には目を通してなくて、見出しと要約文しか見てないのですが、
どうやらLuis FernandezがGOサインを出したみたいですよ、彼の獲得に。

今までのKily GonzalezやZalayeta、あるいはJuan Sanchezと違って
Jardelは監督の構想に入ってないので、所属クラブの反対に遭うと言う、その点での障害がありません。
しかも本人はMurciaよりもEspanyolの方が良いと言ってるので、
近日中に彼はMontjuicのピッチに立つとのこと。


ってことで...Jardelが来ることになりそうですが、どうなんでしょ??
Luis Fernandezが彼を上手くコントロール出来たら問題ないと思いますが、
衝突したら...あぁ恐ろしや(^^;)



最後にお知らせ...Vignalの国際移籍証明書がやっと手許に届いたそうです。
と言うことで、彼はReal Sociedad戦から出場可能です!!


2004年01月14日(水) 余所様の心配をしてる場合ですか??(笑)

今夜スペインでは国王杯がありますけど、とっくの昔に負けてるインコには何の関係もない(苦笑)
あぁ、インコ...昔は国王杯に強かったんだけど(涙)
考え方を変えると「目指せ残留!!目標一本に絞れて良かったんじゃない??」と言うことも言えますけどネ(笑)


ところで、先日スペイン国営放送TVEの“La dos”2chの方でやってる“El Rondo”にて
Luis Fernandez監督が色々と“Barcaについて”話していたみたいです(^^;)

「もし、私がBarcaの監督だとしたら、優勝しか欲しくないよ」
って見出しがSPORTに載っていたんですけど、余所様の心配してる場合ですか??(爆)
斜め読みしかしてませんが、Luis Fernandezは今シーズンのBarcaは良くて4位だと見てるようです。
彼曰く「BarcaとAtleticoで4位争いを繰り広げるだろうが、Barcaの方がより近い」
つまり、優勝争いはReal MadridとValenciaとDeportivo...これが上位チーム、
そのすぐ後ろ、つまりCLの出場権最後の椅子をBarcaとAtleticoが争うことになると見てるようです。
しかし、そのCLの出場権が取れたら、今シーズンの目標は達成と言う、Barca幹部に納得がいかないそうです。
だから、先ほどの見出しになるわけなんですよね。Barcaは何時如何なる時も、
Ligaを制することを目標にすべきチームだってことなんでしょう。


そのBarcaにいるPSG時代の教え子であるRonaldinhoについては
「彼は世界最高の選手じゃないけど、それに続く選手である」とのこと。
Luisにとっての世界最高の選手とは、それはZinedine Zidaneなんだそうです。
「彼はもっともっと良い選手になる」ともコメントしていたので、
いずれは世界最高の選手になる素質は持ってると認めてるみたいですね。



一方、自身が率いているEspanyolに関してですが、
もちろん上位進出は望んでいなくて現実的に「8〜10位」と言うチームだそうです。
ただ「実際問題、まずは唯一にして最大の目標残留を果たすこと!!」と明言しておりました。頑張れペリコ!!

Espanyolの戦力補強に関してですが「ウチにはNO.9は存在する。
Raul Tamudoがそうだ。そして、我々は彼のパートナーとなるFWを探してる」とのこと。
「Kily Gonzalezに続いて、Juan Sanchezを望んでいる」と表明していたのですが...




さっきASを見ると、Juan Sanchezの獲得交渉は暗礁に乗り上げました。
彼の所属クラブであるValenciaが貸出を渋っているようで...。
会長のJaime Ortiと言うよりは、監督のBenitezが嫌がってるみたいですね。

Juan Sanchezがムリっぽいってことで、またJardelの名前が再浮上。
(ZalayetaについてもJuveが渋ってるようです)
でも、こっちはLuis Fernandezが「いらない」と言ってる選手...。
う〜ん、一体どうするんだインコの巣は!?

Raul Molinaを今シーズン終了までのレンタルでRecreativoへ返したし...
冬のMercadoはまだもう少し開いています。
また、情報得られたらお知らせしようと思います。

そう言えば、JardelのことうはMurciaも欲しがってなかったけ??
あそこには、Juan Eduardo Esnaiderがいるだろうに!!頼りにならないのか??(^^;)



2004年01月13日(火) Cadnea SER

3連休で月曜日がお休みと言うことで、日曜の夜はCadena SERの中継を聞いていました。
まぁ、同時刻キックオフの試合をPrimeraとSegunda、全てを追いかけてるので、
どの試合の話題なのか聞き分けるのが大変なのですが...
何せ恐ろしいほどの早口でおっちゃんたちが喋ってるから(^^;)
それでも、ゴールシーンはすぐに判るし、アシストした選手、決めた選手、
あるいは足なのか頭なのかは大声で叫んでくれるので判ります(笑)

後半が始まってちょっとしてからMurciaで動きがあった...ってことで中継がそっちに変わって、
思わず私も「おぉ、Joaquin Peiro勝負に出たぁ!!」とビックリ。
一気に3枚取っ替えだってことは、私にもちゃんと聞き取れましたから
(翌日Resultadoを見て聞き取りに間違いがないこと確認して一安心:笑)
まぁ、何もせずに手をこまねいてるよりは遙かにマシだと思いましたよ。
残念ながらそのバクチも結果には繋がりませんでしたが。

他の試合の途中経過が続々と入ってきていたのですが、Betisが得点重ねる事に少々鬱に(苦笑)
結局、CeltaもReal SociedadもBetisも...Espanyolのすぐ上にいるチームも一緒に
勝ち点3づつ積み重ねてしまいました。
でも“!!!!Golazo de Alfonsoooooooo!!!!”って叫ばれると、
Alfonso大好きな私としては嬉しいんですけど(^^;)

Espanyolの試合が終わって、PC消して寝よう...と思ってベッドから起きあがると...
飛び込んできましたよ、コルドバからの絶叫が!!(笑)
途中経過でRayoが同点に追いついたのは判ったのですが、その後CordobaがまたGol決めて、
「もうEspanyolの試合も終わってるし、Rayoの方も終わりだろう。
ロスタイムもそれほど残っていまい...やっぱりダメだなぁ...」と思っていたら、
何と、ロスタイムに同点・そして逆転ゴールが決まったんですよ!!
しかも、95分に逆転ゴール決まった時に叫ばれた名前が“Idiakez”だったんです!!
元Real Sociedadのバスクの男前!!私、La Realにいた時から好きだったんですよねぇ...(*^^*)
いやぁ、Rayo勝てて良かったよ。


さて、そんなCadena SERでの実況を聞いてみたいと言う方は、ココでMaxiのゴールを聞いてみて下さいませ。


2004年01月12日(月) リーガ エスパニョーラ 第19節 ムルシア - エスパニョール 結果

Liga Espanola 第19節 Murcia - Espanyol Resultado

Murcia 0-1 Espanyol
Gol: Maxi Rodriguez (m.10)

Murcia: Bonano, Juanma, Cuadrado, Loeschbor, Michel (Gancedo, m.53), Clavero, Jensen, Acciari, Esnaider (Quintana, m.53), Richi (Karanka, m.53), Luis Garcia.

Espanyol: Lemmens, Pochettino, Lopo, Domoraud, David Garcia, Morales, Jordi Cruyff, De la Pen~a (Tayfun, m.61), Maxi Rodriguez (He'ctor, m.90), Fredson (Alex Ferna'ndez, m.57), Tamudo.

Arbitro: Rubinos Pe'rez
Amonesto: Clavero, Jensen y Gancedo;Fredson, Morales y Alex Ferna'ndez
Expulso: Acciari por doble amonestacio'n (m.25)
Estadio: La Condomina
Espectadores: 12.000


第19節、Espanyolは見事に勝利!!勝ち点3を持ってBarcelonaへ帰ってきてくれました!!
これで、順位も1つ上がって19位。確かに道のりは遠いでしょうが、最下位脱出は気分的に違うと思いますよ。だって、勝ってるってことを、前へ進んで行ってると言うことが最もハッキリとした形で現れたのですから。Murciaには申し訳ないですが、このまま落ちてて下さい(苦笑)

試合記事にザッと目を通してみたのですが、ClementeからLuis Fernandezに監督の座が譲られてから、何が1番変わったかと言えば、それはシュートを放つ回数です。Javier Clementeがクビになった時、何とEspanyolは11試合で33本のシュートと言う、飛んでもない数字を残していたそうです(苦笑) それが、昨日の試合では17本。つまり、総数の半分以上打ってると言うことに...(この辺りの訳に自信がないので、記録がUPされたら“Estadi'sticas”で確認してみようと思います。)

ショット・オン・ゴールとショット・ワイド含めてシュート17本。まぁ、それでMaxiのゴール1点は考え物かもしれませんが、監督がリアクションの中で述べていた「この欠点が次の試合のゴールに繋がる」、これが正にLuisの目指す攻撃サッカーなんでしょうね。だって、シュートを打たなきゃゴールは生まれないんだもん。

あ、でも昨日の試合はBonanoに神降臨だったらしいので(“El Dandy”に選ばれてました!! 4回の決定的チャンスをセーブしたとか。)MaxiのGolだけでも仕方ないかもしれませんね。でもね、今までのインコだと、そのMaxiのGolすら決まらないような気がしません??(笑)そこをちゃんとGolして勝ち点に繋げるところがエライです!!

とにかく、後ろは安泰なんだから(Pochettino復帰後2試合連続完封です!!)、MaxiやタムどんやJordiやPen~aがしっかりと攻撃してくれたら、勝てるんだってコトがチームとしてパターン化してくれたら、必ず浮上できますよね。


我らがPocheさんですけど(笑)、あの人はキッチリ自分の仕事をしてくれました。はい、MurciaのEsnaider(元同僚だな)を押さえ込んでくれました。53分にEsnaiderは交代してますが、このままじゃずっと封じ込められたままだってJoaquin Peiro監督が判断したから...と言うことです(*^^*)

Pochettinoが合流するまでのインコって17試合で33失点...(^^;) だから“彼がミラクルな結果を導き出してる”なんて書かれてました。嬉しいけど、1試合平均2失点はマズいだろう、ペリコ!!




MaxiのGolazo!!


Luis Fernandez監督のリアクションです。

「我々の再スタートにさらに勢いがついた。問題解決への道のりは非常に遠く相当に難しい。それは、ここ2試合は連勝したが、更に勝ち続けなければならないことを意味してる。この試合は両チームにとってキーとなる試合だと言われていた。上位対決ではないが、相当にプレッシャーを受ける試合だった。通常、ああ言うゴールが先に決まるとこういう試合展開になるものだ。我々は良い動きを見せたし、意図も明確だった。相当なチャンスにも恵まれた。恐らく、今日の良くなかった部分を直せば、この先の試合でゴールはもっと増えるだろう。

1人少ないMurciaは、それを克服しようと努めたが、それはある種の戦略的行動を引き起こす。我々のライバルにもまたメリットはあった。なぜなら我々は追加点を奪えなかったんだから。順位を上げるにはまだまだ困難な道のりが残っているが、力を尽くすことに対しては好都合だろう。」


- 順位表 -

1 Valencia 43
2 R. Madrid 42
3 Deportivo 37
4 Atletico 31
5 Villarreal 30
6 Osasuna 29
7 Barcelona 27
8 Malaga 26
9 Athletic 26
10 Racing 26
11 Sevilla 25
12 Valladolid 25
13 Mallorca 23
14 Betis  22
15 R. Sociedad 21
16 Albacete 20
17 Celta 20
18 Zaragoza 20
19 Espanyol 14
20 Murcia 12


2004年01月11日(日) Murcia戦召集メンバー

Liga Espanola 第19節 Murcia - Espanyol Convocatoria

本日のMurcia戦、召集された方々は以下の通りです。

Toni, Wome, D.Garcoi'a, Lopo, Velamaza'n, A.Morales, De la Pen~a, Maxi,
Torri, Lemmens, Jordi, Fredson, Domoraud, Tayfun, A'lex, Tamudo, Pochettino y He'ctor.

Toni Velamaza'nが戻ってきました!!OscarかもしくはJarqueの所にはいるようです。
そのOscarとJarque、そしてRaul Molinaはケガが治ってません。
Alex FernandezはConvocatoriaに入ってますが、
どうやら足の瘻管(って何??笑 医学用語は判りませ〜ん)に痛みがあるとかで、
プレーするのにも痛み止めが必要みたい。だから多分プレーしないって。
代わりに入るのはAngel Moralesで、彼がFredsonとdoble Pivote、ボランチ2枚になるそうです。
なお、新加入のVignalですけど、彼はチームに帯同してMurciaへ行ってますが、
国際移籍証明書が手許に届いていないので、プレー出来ません(^^;)


で、MARCAの予想スタメンはこんな感じ。

Real Murcia: Bonano; Juanma, Iba'n Cuadrado, Loeschbor, Clavero; Acciari, Jensen, Luis Garci'a, Mi'chel; Richi y David Karanka.
Espanyol: Lemmens; Domoraud, Lopo, Pochettino, David Garci'a, Morales, Fredson, Maxi, De la Pen~a, Jordi Cruyff y Tamudo.
Arbitro: Rubinos Pe'rez (C.madrilen~o)
Estadio: La Condomina
Hora: Domingo; 17.00 horas.

前日、土曜日に行われた試合で実はReal SociedadもCeltaも勝ってるんですよね(苦笑)
まぁ、KarpinファンとMostovoiファンでもある私としては嬉しいことのはずなんですが、
何せEspanyolの“ライバル”ですからね...(^^;)素直に喜べないのが哀しいです。
と言うことで、今夜の相手も残留争いの直接のライバルであるMurciaですし、
絶対に負けるわけにはいきません。Fueraだとか、そんなこと関係ありません。

さらに言えば、このMurcia戦の後の対戦カードを見るとEspanyolは、
20節にReal Sociedad、21節にReal Betisと、コレまた微妙な相手と闘うことになってます。
そこへ更なる弾みをつけるためにも、何が何でも勝たなくてはなりません!!
Maxi、タムどん、Velamazan、そしてDe la Pen~a、みんな任せたよ!!


最後にMercadoのお話ですが、Espanyolが狙っていると言われていた元GalatasarayのMario Jardelなんですが、
実際クラブ間、そして本人との交渉は上手く行っていたんですが、Luis Fernandezが
OKサイン出さなかったので、この話は流れた模様です。
確かに、当たればスゴイ選手なんだけど...バクチ性が強すぎます(笑)
ワタシは結構Jardelは好きだったんですけどネ(^^;)

そんなEspanyolの新たなターゲットはZalayetaだそうです。
この人、JuveとかSevillaでプレーしていたと思いますが、
私の印象だと、あんまりパッとしないんですよね...(^^;)
どこかに、安くて頼りになるFWいませんかね??(爆)


2004年01月10日(土) PocheとPochet

今シーズンの初めにGirondinsへ移籍してから、リニュを始めた割には全く進んでなかったこのサイト(^^;)...Espanyolへのレンタル移籍を期に一念発起、頑張ってみました(笑)これからは、頑張って更新していきたいと思ってますので、宜しくお願いいたします。

さて、久しぶりにPSG時代に行われたPochettinoのチャットに目を通してみたのですが、改めて感じたことは、ホントにこの人は皆から頼られ愛されてる人なんだなってことでした。質問やメッセージの殆どがフランス語、つまり送り主はPSGファンだったのですが、私が訳した質問や、あるいはUPはしませんでいしたが、Pocheに対するメッセージ一覧を見ていると、やはりスペイン語を母国語とする人たちからのものがいくつかありました。つまりは、彼らはPSGに移籍してから彼を応援し始めた人ではなく、NOBやEspanyol時代からずっと応援しているPochettinoのファンだと言うことになりますよね。欧州や南米のfutbolファンと言うものは基本的にチームに忠誠を尽くすもので、選手とともに応援するチームを変えることはありません。だから、NOBのファンは選手がどんなに入れ替わってもNOBが心のチームなんでしょうし、Espanyolistaはどんなに成績が悪くてもインコの巣を見捨てない。でもね...彼らはその“我が心のチーム”を離れた選手のことを、今でもずっと見守り続けてくれてる。選手としては、これほど嬉しいことはないと思います。私もファン冥利に尽きます(笑)

Pochettinoがピレネー山脈を越えてフランスへと行ってたこの3年、時々、検索エンジンに適当なキーワード放り込んだり、リンクを辿ったりして、スペインのファンサイトをフラフラと彷徨って遊んでいたんですけど、そこでもEspanyolistasのPochettinoに対する感謝だとかあるいは彼を懐かしむ書き込みって結構見かけたんですよね。それを見る度に凄く嬉しかったのと同時に、Espanyolの苦しい状況が見て取れて寂しかったんですけど...だって、言外に“Poche、助けて!!Pericoを助けて!!”って、そう言う気持ちが感じられたから。

そして、そのインコの巣が苦しんでる今、彼は再びLa Ciudad Condalに戻ってきた。彼は約束を果たしてくれたんですよね。そう...「いつか、必ず帰ってくるよ」借金の肩に(笑)PSGへと売られた時にそう言い残してピレネー越えて行ったんだから。

私はRedondoやあるいはBaljicのことをずっと待ち続けてる時、よく“両手広げて待ってるから”って書いていたけれど、Espanyolはホントにそれをやってのけたみたいですね。だってPochettino本人が“両手を広げて僕を迎え入れてくれた”ってコメントしていたんだもん(*^^*)


そうやってEspanyolやNOBのファンは今でもPochettinoのことをずっと見守り続けているけれど...PSGのファンはどうなんだろう??きっとGirondinsのファンは面白くないでしょうね(苦笑)Girondinsのことを考えると、少し心が痛むけれど。仕方ないと割り切るしかないのでしょうね。まだ2年半、PochettinoとGirondinsの契約は残っているから何とも言えないけれど、今のところあのクラブとPocheとの縁は薄い...ですよね!?

PSGは、Pochettinoのことをあれほど信頼してくれたParcのサポは、今のPochettinoのことをどう思っているのかしら??もしかしたら他国リーグへの移籍を歓迎してるのかもしれませんね。だってGirondinsの選手だと声援送れないから(苦笑)それに多分...PSGのサポは気付いていたと思うんですよね、彼のEspanyolに対する愛情を。だから、心のチームに戻って心底futbolを、ピッチに立つことを楽しんでいる彼を見ることは、きっと嬉しいことなんだと、そう信じています。

Pochettinoへの質問とメッセージに話題は戻りますが、スペイン語を母国語とする人と、フランス語を母国語とする人でハッキリと分かれますね、彼に対する呼びかけって。つまり“Poche”と表記するか“Pochet”と表記するか、見事に2通りに分かれてる(笑)フランス人はたとえスペイン語でメッセージを書こうとも、必ず“ポチェ”と言う呼びかけには“Pochet”と、子音で終わるんですよ。対してスペイン人やアルゼンチン人は“Poche”と母音で終わることに何の抵抗もない(笑)

ところで...みなさんは、お気づきでした??私も彼がピレネーの向こう側にいる時には“Pochet”、Espanyolに戻ってきた昨年の暮れ以降は“Poche”と表記しているんですよ(笑)

スペイン語族の私はずっと“Poche”と書いても良かったのですが...「彼がEspanyolに戻ってきた時に“t”を落とそう」と、そう願掛けしていたんですよね(爆)お陰様で、その願いは叶いました(*^^*)futbolの神さま、有り難う!!(笑)


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