インコの巣の観察日記
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2003年07月13日(日) お知らせ

お知らせ
本決まりになれば、またお知らせ致しますが...
PochettinoのGirondins移籍に伴い、一旦このサイトを閉めることに致します。
閉鎖と言うわけではなく、休止と言うことですが...。
だって、サイトの名前を変えなきゃいけないし...(爆)
イロイロと中途半端になってるコンテンツも整理しなきゃいけないし、
良い機会かな??と思ってます。
と言っても、Ligue1の開幕まであと3週間。
それまでに間に合うのか、かなり心配です(^^;)
どうでも良いことですが(いや、どうでも良くない??)、
Girondinsの03/4シーズンの2ndユニって...赤系なんですか??(困)
ま、PochettinoもEspanyolの2ndで赤系着ていたことあるけれど...。
昨シーズンと同じように白にして欲しかったのに!!
あれ、3rdってことは...ないですよね??



先日行われた、PSGとServetteとのAmistosoの結果を載せておきます。
えぇ、私はGabiのファンなんですもの。ここは...Pochettinoのためだけの場所じゃないから。
だから、今までと一緒って訳じゃないけれど、これからもPSGのことについてはイロイロと書くことになると思います。


Servette Geneve 2-1 Paris Saint-Germain
Goles: Hugo Leal (33min.), Hilton (48min.), Comisetti (90min.)

Servette Geneve: Roth, Cravero, Hilton, Vardanyan, Londono, Bah, Kader, Aziawonou, Jaquet, Diogo, Comisetti, Favre, Lombardo, Weber, Bratic, Mieville, Pauchard, Dugic, Sarni, Zambrella.

PSG: (Primera meta) Alonzo ミ Mendy, Cubilier, Heinze, Potillon ミ Fiorese, Leal, Dehu (cap.), Leroy ミ Diawara, Ogbeche
(Segunda meta) Benhamou ミ Cubilier (Mendy, 25e), Dehu (Potillon, 25min.), Cana, Domi ミ Paulo Cesar, Rocchi, Benachour, Teixeira ミ Reinaldo, Toure.

Arbitro: P. Leuba
Espectadores: 6,124




Brazalete de Capitanは、Dehuの元に戻ったってワケですね。あんまり熱くならず、みんなを引っ張っていって下さいね!!(笑)
それにしても...このデザイン何とかならないんですか!!??NIKEのバカ!!





で、↑PSGにやって来たPauletaですけれど、彼を見る度にシアトル マリナーズの長谷川投手を思い出すのは私だけでしょうか??(爆)




何となく似てません??ってそんなことよりも...こんな簡単に#9を渡してしまってCardettiの立場は??と思ったのでした。
Martin...スペインへの移籍話は進んでいるのでしょうか??最近、さっぱり情報がなくなった。
Valladolidは大胆にもAtletico de MadridのJovan Stankovicを取りに行ってるとか言うし...。


2003年07月12日(土) Pochettino移籍について思うこと...

掲示板の方に書きましたが、私なりの儀式を済ませたので...完全に吹っ切ったわけではりませんが、少なくとも気持ちが後ろばかり向いてしまうことはないでしょう。これから徐々にGirondins de BordeauxのMauricio Roberto Pochettinoを受け入れていこうと思っています。

それにしても...本当に唐突でしたよね(苦笑)このPochettinoの移籍に関する記事をLe ParisianやL'EQUIPEその他スペインのメディアで読んでみても“sorpresa”って単語が出てくるんだもの。みんなビックリ!!って感じだったんですね。

ここ数日の間Pochettino(と言うか彼のrepresentante)がLigaの数チームと交渉していたことは周知の事実でしたから...。それに“no habi'a ocultado su preferencia por una vuelta en Espan~a en caso de salida.”記事にこうあったように、彼がスペインへ戻ることに抵抗がないってコトも誰の目にも明らかだったから...。

でもね、本人のコメントは殆ど拾えなかったんだけれど、いくつか目にしたその数少ない記述の中から伺えたものは「フランスでプレーを続けたい」ってPochetの気持ちでした。PochettinoがZaragozaやVillarrealよりもGirondinsを選んだ理由は判りません。何しろ彼のこの移籍に対するコメントがまだないからです。週明けのPresentacionで話してくれるかもしれませんし、本当のことは何も語らないかもしれません。

たぶん...理由は1つではなくて、色々な要素が絡み合ってGirondinsを選ぶことになったんだと思います。自分のプレースタイルとチームが取る戦術との兼ね合いや、監督との関係、あるいはクラブがどれほどの野心を持っているかとか、自分への評価(年俸提示額など)なんかも関係してると思います。それに、家族の問題もあるだろうし...そしてPochettino自身の気持ちも。あの人...スペインへ戻るときはBarcelonaへ戻るとき。そしてその時は“ピッチを去るとき”だと思っているのかもしれないし...。

移籍の経緯については、大ざっぱにしか記事を読んでいないので詳細は判りませんが、Girondinsの会長のコメントを見ると「Pochettinoの移籍とPaultaの移籍との因果関係はない」と言ってるようですが...。確かにこの2人のトレードという形は取っておりません。だってPSGはGirondinsに一般的に“移籍金”と呼ばれる契約破棄料が支払われておりますが、GirondinsはPochettino獲得のために1ユーロも払ってないようなのですから。

はい、Pochettinoは“La Carta de libertad”を手にしたんです。自由契約選手だから、GirondinsはPSGから彼をタダで連れ去ること出来たんです。商売上手いな、Girondins(苦笑)でも、まったくPauletaのことがないとは言えませんよ。だってPauletaの移籍について話し合っているときにPSGは1年契約が残っているにも関わらずそれをDejarして、Pochetを自由の身にする用意があるってGirondinsに告げたってコトが書いてありましたもん。で、先週の頭にそれを知らされてから交渉を初めて...わずか48時間で決着したらしいです。早っ!!(苦笑)

GirondinsのDFラインは若いです。だから、あのチームは経験豊かなDFを探し求めていたようです。元ValenciaのAlan Rocheに代わってディフェンスリーダーとなり得る人材を。そんなGirondinsにとってMauriはうってつけ、これ以上はないって適任者ですよね。しかもお値段はタダと聞いたら...強奪したくなるってものです(笑)

Pochettinoの決断も早かったってことになりますが、彼は彼なりにイロイロと悩んだと思います。でも...自分のことを本当に頼りにしてくれてるGirondinsのために...って思ったんでしょうね。それは...自分を切ったPSGに対する彼の意地なのかもしれませんが。

私が勝手に思っていることなのですが、あの人がピレネーを越えなかったのはフランスでやり残したことがあるからなんじゃないかしら??あの人、PSGをCampeonにしたかったはずです。Espanyolでは叶わなかったリーグチャンピオンの座に手が届くチームじゃないですか!?PSGって...。そのチームをCapitanとして引っ張ってきたけれど、結局チームには何も残せなかった。でも、そのPochettinoに“次”は用意されてなかったんですよね。

だから...“このままじゃ終われない”って思ったんじゃないかなぁ...って。


元いたチームのことを悪く言いたくはないのですが...今回のPSGのPochettinoに対する扱いについては、やっぱり憤りを感じます。確かに私は彼にPSGから出ていって欲しいと思っていました。スペインへ帰ってきて欲しいと、ずっと思っていました。でも、こんな形で“追い出される”とは思ってもみなかったです。


先日、元Real Madridの(こんな言い方、まだ慣れないけれど...)Fernando Hierroのインタを読みました。彼は薄々感じていたようです。自分に対する契約延長はなされないだろうな...って。あのAthletic戦が白いCamisetaを着て闘う最後の試合になるって。Pochettinoも、たぶん...判っていたと思います。Luis FernandezがPSGを去ることになって、Halilhodzicが後任となって...自分は新しい監督の構想には入らないだろうってことが。そして...そんな自分をクラブは売るだろうなってことを。

結局、Pochettinoの移籍ってこのHierroやあるはRedondoの時と一緒なんですよね。会長も代わって監督も代わってチームを一新しようと思うとき、一番邪魔な人は誰ですか??それは前任者の“影”を一番色濃く背負っている人ですよね。それが、かつてのReal MadridではFernando Redondoであり、今のReal MadridではFernando Hierroであり、そしてPSGの場合はMauricio Pochettinoだったと言うことです。

Pochettinoはインタで答えていましたよね!?自分は確かにLuis Fernandezが連れてきた選手ではあるけれど、誰の閥にも属してはいない...って。彼がこんな風に言うってコトは周囲の人間がそれだけPochettinoとLuis Fernandezのことを結びつけて見てるってことでしょう。彼はLuis Fernandezが指名したCapitanだったから...。


PSGが練習を再開しても合流しなかったPochettinoのことをつきさんは、「移籍の件で練習再開に参加していなかったポチェッティーノ、私、それは彼自身の意志なんじゃないかと思っていたんです。それが彼のプライドなのかな、って。本当のところはわからないけれど・・・」こんな風に仰ってました。そうですね、確かにそんな気がしますよね。誰かが犠牲にならなくてはならない...哀しいけれど、これもFutbolistaの宿命です。Pochetは自分から進んでその役を担うような気がします。



98/99シーズンのことです。Real Madridのこのシーズン最終戦はホームSantiago BernabeuでのMallorca戦でした。すでにシーズン終了後の退団を表明していたPedja MijatovicとそしてChristian Panucciにとっては、白いCamisetaを着て闘う最後の試合となりましたが、彼らも、そしてMadridistasもそのことを知っていました。だから、監督は後半の途中で彼らを交代させ、ピッチとそしてサポーターにサヨナラを言う時間を与えてくれました。私は、あの時のPedjaの涙を忘れてはいません。そしてBernabeuのピッチにキスしてベンチに下がったPanucciの姿も忘れていません。この2人の姿が...私にとっての“理想の別離”となっています。だから...サヨナラを言う間もなくReal Madridを去らなくてはならなかったRedondoのことを思うと、今でも心が痛みます。


私は...Pochettinoにサヨナラを言って欲しかった。PSGのサポーターにもそしてParcのピッチにも。


PSG系のサイトを巡ってみても...当然なんだろうけれど、やって来る人つまりPauletaの記事ばかりで、Pochettinoが去っていくことに関してはどれも付け足し記事のような感じでした。本音言えば...私はそれが悔しかった。だって、あの人がどれほどPSGに尽くしてくれたか、判らないあなた達ではないでしょ??って...。(もう1つ言えば...Cristbalに対する敬意も。あの人の引退はシーズン終了とCoupe de France敗退のドサクサに紛れてちゃんと扱われなかったように思えたのは、私だけではないはず...)

きっとParisianは判っていますよね??Pochettinoが、どれほどPSGを愛していたかを...。だって、あんなIntertoto Cupにも出場できない順位に終わった(苦笑)PSGに残りたいって彼は言ってくれたんだよ??PSGのCapitanであることを誇りに思うって言ってくれたんだよ??そんなPochettinoを“要らない”なんて簡単に言える、そんなPSGサポはいないはずですよね??


今年の冬、12月13日にPochettinoはParcに戻ってくる予定です。03/04Temporada・Ligue1の第18節がPSG - Girondins戦です。その時は...ブーイングで迎えてもらって結構ですよ。だって、私が望むものは、Pochettinoが相手チームとそのサポーターから畏れられることですから。畏敬の念をもって“Pochettinoって敵に回すと本当にやっかいな選手だ”って、言われることなのですから。

私は、今から楽しみです。PSGとGirondinsの対戦が。きっと複雑な気持ちにはなると思うけれど...。だって、やっぱりPSGは私にとって大事なクラブとなっていたことに気が付いたから。私にとって、あのParisのクラブは“Pochettinoを連れ去った憎むべき相手”でした。何度も“スペインへ返して欲しい”と思っていましたから。でも、今こうして彼がPSGを後にすると...不思議ですよね、“PSGのPochettino”がとても愛おしく感じられるのですから。

左腕にBrazalete de Capitanをつけ、先頭に立ってピッチへ入ってくる彼の姿は神々しいまでに美しいと思ったものでした。私、あの時のPochettinoの姿が大好きだった。でも、もうあの姿を見ることが出来ないと思うと...涙がこぼれそうになります。私...大好きだったんですよね、PSGのPochettinoが。EspanyolのPochettinoと同じくらい、好きになっていたんですね。


今なら素直に言える。「ありがとうございました...」と。

心からこの言葉をPSGに関わる全ての人たちに贈りたい気持ちです。2001年の1月の終わりに移籍したPochettino、PSGでプレーしたのはたったの2シーズン半。それでも、Parisianは心からPochettinoのことを応援してくれたし、Luis Fernandezは心からPochettinoのことを信頼してくれたし、RoniやFio、HugoにCristbalにDehu、LetiziにAlonsoにその他たくさんのPSGの選手たちも、彼を信じてついてきてくれました。本当にたくさんの、そして心からの有り難うを贈ります。

もう、彼はPSGのために闘うことは出来ません。それでも...どこかで覚えていて欲しい。かつて...PSGのことを心から愛し、その身を犠牲にして尽くしたCapitanのことを。


PSGのPochettinoを愛してくれて...本当に有り難う。


そして...Gabi Heinzeへ。もう、アナタのとなりにあの人はいません。でも...彼がいなくても、アナタは高く飛べるってこと、私は知ってるから。アナタには、正々堂々とPochettinoを倒して、彼を越えていって欲しい。そう思っています。

バカンスから帰ってきて、なんだかGabiは少し雰囲気が変わったような気がします。
もうポチェはいないし、フェルナンデスもいないけど、何だか自信のようなものを感
じるんです。

つきさん、あなたの仰るとおりだと思います。私も、同じように感じました。Gabi...明らかに変わりました。アルゼンチン代表としての自信と誇り、そして...Pochettinoとの訣別が、彼をさらに大きくしているんだと思います。もう、GabiにはPochettinoは必要ないんだと思います。十分成長しました...もう、1人で大丈夫!!Gabiは1人で高く飛べるから...。


私は今からPSGとの対戦が楽しみで仕方ありません。お互い認め合った者同士、ピッチの上での真剣勝負...これほど心引かれるものはないでしょ??Pochettinoは全身全霊を傾けて勝負を挑んできます。だから...Gabiも負けないよう、PSGで頑張って下さい。私はそんなGabiを変わらず、応援し続けますから...。



今まで、PSGのPochettinoを応援して下さったみなさま、本当に有り難うございました。あの人はBordeauxへと旅立ちました。もう、El jugador del Girondinsなんです。来月からは濃紺のCamisetaを着てピッチに立つことになります。けれどもどうか、変わらず彼のことを応援して下さい。見守っていってあげてください。彼はあなたのその“声”に必ず応えてくれる人だから...。


そして最後に...Bordeauxのみなさまへ。初めまして、どうぞ宜しく!!


どうか...PochettinoがGirondinsの人たちに、快く向かい入れられますように...(祈)


2003年07月07日(月) インコ派

先の日本戦で代表初キャップ・初ゴールを成し遂げた、EspanyolのMaxi Rodriguezのインタを見つけました。しばしの間アルゼンチンへ戻っていた彼は実家で家族や気が置けない友人たちと過ごし、気持ちよく欧州大陸へと戻ってきたようです。

その中で..こんな質問がありました。「Rosarioのキミの友達は何て言ってた??」

Maxiはこのように答えてました。「TVでずっと見ていてくれたって。僕の出来に満足していたよ。
Newell'sの人たちはね、Mauricio Pochettinoの移籍以降ボクも含めて、みんな“インコ派”だからね」


何だか...すごく嬉しかったな。


そう言えば、Maxiのインコの巣行きがウワサされていた頃...アルゼンチンの新聞のインタで彼は「Espanyolのことは良く知ってるよ。TVで試合見てるし、それにNOBの先輩であるPochettinoからもチームのことはイロイロと聞いているし...」と答えていたことを思い出しました。インコの巣のアルヘンと言えば、やっぱりPochettinoが一番なんですね(笑)彼の影響は大きいかも...。MaxiがEspanyolへ行くかも...って言われていた時はもう、PochettinoはPSGの選手だったんですけれど、それでもMaxiが上手くやっていけるように、苦労しないように、イロイロと気を遣ってくれていたみたいです。彼は理想的な先輩かもしれませんね。


2003年07月05日(土) 見つからない答え

PSGのPretemporada...まずは19日までAix-les-Bainsでキャンプってことですが、最初私はこの地名が読めませんでした(笑)
les-Bains...これってレ・バンだよな??と気付いたところで思い出しました。あ、エクスレバンだって。
ここって、98年のW杯の時、日本代表がキャンプ地としていたところですよね??

このAix-les-Bainsでのキャンプ、Halilhodzic監督が召集した23名(Alonzo, Badiane, Benachour, Benhamou, Cana, Cubilier, D刺u, Diawara, Domi, Fiorese, Heinze, Leal, J. Leroy, Letizi, Lucau, Mendy, Ogbeche, Paulo Cesar, Potillon, Reinaldo, Rocchi, Teixeira, Toure).)の中にPochettinoの名前はありませんでした。

不在の選手とその理由が載っていましたが、InfirmerieとなっていたのがCardettiとRagued。
Infirmerieってスペイン語で言うEnfermedidadだから、つまりは病欠というかケガによる不参加。
続いて、Absentsとなっていたのが、RonaldinhoとEl KarkouriそしてPochettinoでした。
Absentsはスペイン語のでしょ??日本語に直すと“不在”とか“欠席”となります。
で、その理由が書いてあったのですが...Ronaldinhoはvacances(vacaciones)。El Karkouriはselection marocaine(seleccion marroqui)、
そしてPochettinoはen instance de transfert(en instancia de transferencia)と書かれていました。
直訳すると移籍請求中のため...とでもなるでしょうか??

チームから出ていくことが決まっているから、来シーズンの戦力としてみなしていないから、
だからPretemporadaには参加しないってことなのでしょう。

完璧、出て行けってこと...かな。契約は残っているから、まったくフリーの身じゃないんだし、
PSGの練習に参加する権利は持っているし、リーグ戦が始まったら支配下選手として登録することを要求する事もできる。
EUのパスポートを持っているPochettinoだから、外国人枠を理由に“登録できません”とはPSGは言えない。
Parisに残るって言うのも1つの手だと思います。本人がPSGに残りたいって思うのであれば...。
何度も言ってますが、契約は神聖なものです。だから、あと1年PSGは彼を勝手に切ることは出来ないんです。
出ていくにしても、それはPochettinoが“Si”と、クビを縦に振ることが必要なんです。


私がアレコレ考えても、イロイロ言ったとしても、どうにもならないことは判ってます。
静かにシーズンが始まるのを待っていようとは思うのですが...何かを話してないと、不安に押しつぶされそうなんです(苦笑)
こうやって、書かないと、自分が潰れてしまうような気がして...。


結局、今日も一睡も出来ずにこんな時間まで起きているわけだし...(苦笑)


チームの事情、選手の事情、スポンサーの事情、様々なものが絡み合ってるってことは判るけれど、
でも...「彼のどこがそんなに気に入らないの??何が足りないの??どうしてダメなの??」と、聞きたくなります。

自分でもおかしいなって、思う。だって私はPochettinoにずっと帰ってきて欲しいと思っていたんだもの。
帰ってきて欲しい...つまりPSGから出ていって欲しいってことでしょ??そう思っていたはずなのに、
今は「どうして、こんな出て行き方しなきゃいけないの??」って落ち込む自分がいる(苦笑)

ホント、私はワガママで聞き分けのない、出来の悪いファンだと自分でも思う。
結局最後の最後までPSGのこと、心から愛せなかったな...ゴメンね。



たぶん...PochettinoがPSGからいなくなると、私はあのチームから離れてしまうでしょう。
もちろん、変わらずPSGのことは好きですよ。もともとフランスで一番好きなクラブだったし、
大好きなFioreseは来シーズンもPSGの選手としてParcのピッチに立つだろうし、応援しますよ。

でも...きっと私の心はPSGから離れてしまうような気がする。私があのチームを思う気持ちって、
結局はPochettinoがあのクラブを何よりも大事に思い、そして誇りに思ってきた、その彼の気持ちに引っ張られてのものだから...。


Gabiは...きっと来シーズンもあの赤と青のCamiseta着て闘うことになると思う。
でも、私はPSGのファンじゃなくてGabiのファンとして応援しているような気がする...。


それを、今の私は寂しいことだと感じている。どうしてだろうね。

答えが見つからないって、苦しいね。
今の私には、それが多すぎて...見つからない答えが多すぎて、すごく苦しい。



FioにHugoちゃん...どうしたら答えは見つかるだろうね??





2003年07月03日(木) Mi objetivo es seguir jugando a futbol

El dinero aleja del Villarreal al central Pochettino
まだ、見出ししか見てないけれど...
Villarrealには金がないんだとさ。
Pochettinoにまわす金がないんだってさ。
優先順位は...Delanteroの方らしいから。
とりあえず、頑張ってMARCA訳してようっと。
本人の希望は一体どっちなんでしょう??
Parisに残ること、それともスペインへ帰ること??
はやく、移籍マーケット閉まってシーズンが始まらないかなぁ...
 
 
 
 
一応、MARCAの記事に目を通してみました。

昨日付の記事と、今日更新された記事と、VillarrealのページにはPochettinoに関する記事が2本ありました。2日付の方は、「Villarrealが来シーズンに向けて補強しようとしている選手が何人かいる」として、具体的にPochettinoとRogerの名前を挙げていました。(Rogerは王家の谷以外にもいろんなチームから狙われていますが、MARCAによると、もはや彼はEspanyolに残ることはないそうです。)さらにVillarrealは2人のDelanteroを求めており、そのターゲットとなっているのが、Ligue1でプレーするブラジル人ストライカー、Sonny Andersonとオランダ人のPierre Van Hooijdonkだそうです。

ちなみに、VillarrealはIntertoto Cupを闘うことにしているらしく、チームを早くに仕上げるため、スペインのクラブとしては早い時期(7/14)にPretemporadaに突入すると言うことです。


で、Pochettinoとの移籍交渉ですが...まず、Villarrealは公式にはPochettinoの名前をまだ出していないとのことです。が、潜水艦チームのターゲットがPochetであることは誰の目にも明らかなようです(笑)。

Villarreal側はチーム強化のために、経験豊かなPochettinoは打ってつけだと、そう思っているようですが、彼の高額の契約がそれを困難にしていると言うことです。「様々なことが物事を解決しないけれど、何も壊れていないし、一生懸命交渉する。」会長はこう言ってるようですね。

また、クラブ首脳の1人は「良い選手を獲得するために我々は努力しているが、でもバカにはなっていない」と言ってるようで...つまり金に糸目はつけないぜ!!って態度で臨んでいるわけではない、ってことなのかな??

ただ、MARCAの記者によると、確かにPochettinoはPSGとの契約があと1年残っているけれども、PSG側が彼の高額の年俸を支払わないで済むのなら...ってことで、契約を解除して自由の身でPochettinoを手放す準備をするだろう...と言ってます。ちなみに、そのネックとなる高額な年俸とは...およそ2億4千万ペセタだそうです(あれ!?フランスで出ている数字とは合わないぞ!?:笑)。

Villarreal以外にもZaragozaからも照会を受けているPochettinoは質問に対して簡単にコメントしたようです。「それはウワサにすぎないよ。僕にはあと1年PSGとの契約が残っているから。まずは、フランスに戻るつもりだよ。僕の目的はfutbolを続けることだからね。」


さて、誰が本当のことを話し、誰がウソをついているのでしょう??(苦笑)
Redondoの時もそうだったし、Baljicの時もそうだった。結局は真相は闇の中...。





2003年07月02日(水) 究極の選択

Pochettinoを欲しがっているスペインのチームとしては、Zaragozaの名前をお伝えいたしましたが...
もう1つは、私や友人が“王家の谷”と呼んでいる、Villarrealです。
Zaragozaの方が交通の便は良いに決まってる。Vila-Realと言うかCastellonは小さな街だし...
さて、私の旅行先は一体どっち??
オイシイものがたくさん食べられるのはどっちなんだろう...(笑)


2003年07月01日(火) 取り戻すのではなく

Pochettinoの身辺がまたまた慌ただしくなってきましたね。PSGはCamp des Logesでトレーニングを再開したけれど、そこの前Capitanの姿はないようです。何だか...“PochettinoのParis時代”が完全に終わりを告げたような、そんな気がします。


今まで何度も言ってきたことだから、みなさん良く御存知だと思いますが...私はEspanyolのPochettinoが大好きでした。いえ、今でも大好きです。そう...PSGのPochettinoよりもね。だから、ずっと戻ってきて欲しいと思っていました。何度も何度も「返して、Pochettinoを返して!!」と、あの赤と青のチームに向かって叫んでいました。

ずっと、夢見ていました。もう一度、Pochettinoが青と白のCamisetaを着て、モンジュイックのピッチに立って、そしてBlanqui-Azuresの歓声を一身に浴びることを...。もう一度、そんな彼の姿が見たいと、ずっと願っていました。


ただ、最近...「果たして、以前いたチームに戻ることが良いことなのか...」疑問に思うことが多くなってきました。PochettinoにとってEspanyolに帰ることが、果たして良いことなのか...。

たぶん...良いことなのでしょう。Pochettinoは今でもBarcelonaの街とあのクラブのおとを愛していますから。でも...“最善”ではないのでしょう。今の私にはそう思えます。だって...もうあの頃のEspanyolとは違うのだから...。


あるクラブの象徴だった選手が、いえ、そこまでの存在ではなくても、サポーターから非常に愛されていた中心選手が、止むに止まれぬ事情により移籍していった...こういったケースは良くあると思います。私も、今までに何人かの選手をこうやって見送りました。


多くの場合は移籍先でも活躍して“頑張ってるんだね、良かったよね”と、少しばかりの寂しさを胸に抱えながらも、新天地でより輝く彼らを誇りに思うのですが、時には翼を傷め、飛ぶこともままならず...失意のうちにシーズンを終えてしまうことも。そんな時には「傷を癒しに戻ってお出で」と、そんな風に考えてしまう...。

でも...コレが良くないことなんだと、最近思うようになった。あの頃のように...そう願う気持ちが、大好きな選手のことを傷つけるだけなんだと、最近思うようになった。PaunovicやLosada、そしてBaljicを見ていて、そう感じるようになった。


Veljko Paunovic、Roberto Losada、そしてElvir Baljic。この三者に共通する点は何だか判りますか??キーワードはクラブを愛する気持ち、レンタル、復帰...。

Paunovicは今でもAtleticoがパスを保有する選手です。しかし、ここ数シーズンの彼の所属チームは、Mallorca・Atletico・Oviedo・Mallorca・Tenerife...一体何チーム渡り歩いているでしょう??彼はセルビア・モンテネグロ代表...EUのパスポートは持っていません。故にAtleticoの外国人枠とも関係して他チームにレンタルされてしまいます。最初のMallorca(98/99シーズン)やTenerife(昨シーズン)では活躍してるんだから、買い取ってもらえば良いものを...Paunovicってばいつだって「Atleticoが一番好き」だと言う。Mi equipoと呼べるのはAtleticoだけだと言うのです。だから“Atleticoでもう一度頑張ってポジション獲りたい”と戻ってきてしまう...。


LosadaはOviedoのカンテラ出身で、あのチームで最も愛されていた選手でした。そう...過去形で語らなくてはならないことが寂しすぎるのですが...。スペインのU-21代表にも選ばれていたLosadaは、かつてAtleticoとの試合でGKのMolinaと激突して腓骨を骨折してしまいました。そうです、ガリシア・ダービーでGiovanellaと激突したManuel Pabloと同じ大怪我を負ってしまいましたが、懸命にリハビリした彼はピッチに戻って来ることが出来ました。そんな彼に目を付けたのがMallorcaでした。Segundaで闘うOviedoは人件費削減の意味もありレンタルで彼をMallorcaへ譲渡。本人もステップアップを目指していたこともあり、喜んで地中海きってのリゾート地へと向かったのでした。しかし、Mallorcaで絶対的な存在とならなかった(つまり、Etooには勝てなかった)LosadaはOviedoへ帰ることに。ところがこの時「ホントはMallorcaに残りたかった」との彼の言葉は...Oviedoのサポーターを傷つけるに十分でした。久しぶりにOviedoへ戻ってきた彼は...もはやOviedoのアイドルではありませんでした。チームの中心は、そしてサポーターの心は、一度も外へ出ることなくOviedoで頑張ってきたAmievaへと移っていたのでした。02/03シーズン、シーズン開幕直後からおかしかったOviedoは、一度も立ち直ることなく、そのままSegunda Bへと落ちていきました。Losadaは...その負のスパイラルの渦に巻き込まれ...あの青い瞳を曇らせたまま出口が見つかりません。


Elvir Baljicは、大いなる期待をもってReal Madridに迎え入れられました。当時の移籍金最高額ということが示すように、彼はまさに“Estrella”でした。しかし...開幕から2ヶ月もたたないうちに左膝の靱帯断裂と言う大怪我に見舞われ、長期戦線離脱を余儀なくされました。懸命のリハビリに耐え、何とかシーズン終了前にピッチに戻ってくることが出来たけれど...その時にはもう、彼の居場所はあの白いチームにはありませんでした。後ろ盾となってくれた監督もクビになり、彼なしのチームが出来上がっていたのでした。シーズン終了後、案の定彼は戦力外通告を受けます。かたくなに移籍を拒否し続けた彼は、レンタルという形で古巣Fenerbahceへ戻ることになりました。

Real Madridに来る前、BaljicはFenerbahceのアイドルでした。その彼が帰ってくるということで、Fenerliは熱狂的にBaljicを迎えてくれました。たった1年...彼がFenerを離れていたのはたったの1年。でも...何かが変わるには十分すぎる時間でした。かつてのBaljicと今のBaljic...その違いを理解しようとしない者同士・Baljicとサポとの間に、そして監督と彼との間に亀裂が入るのはムリからぬコト。シーズン終了後、彼は追われるようにしてスペインへと帰っていきました。あの人がSari-Lacivertのユニフォームを身に纏うことは、二度とないでしょう。


そして、もう一人...


みなさんは、Jordi Lardinのことを覚えておいででしょうか??彼は、Periquitoのアイドルでした。Espanyolのカンテラ出身で、若くしてトップチームにデビューし、この先10年以上Espanyolを支えていくことの出来る選手って言われていました。スペインU-21代表や、96年のアトランタ五輪代表でもチームの中心であり、間違いなくA代表にも定着するだろうと、誰もが思っていました。

今、Espanyolのアイドルと言えばRaul Tamudoですが、彼なんて足許にも及ばないほどのアイドル、誰からも愛される存在でした。そんな彼も96/97シーズンが終わった夏、Espanyolの財政事情により、Atletico de Madridに売られて行きました。

最初のシーズン、97/98シーズンこそ活躍も出来たのですが、その後は...ケガも重なり、また歴代の監督から重用されず、次第にピッチで彼の姿を見ることが少なくなって行きました。

Atletico de Madrid...あのチームも行き当たりばったりで選手を獲得しては上手く使えず、あぶれた選手を毎シーズン相当数レンタルで他チームへ出しています(今シーズンもPaunovicやNjegus、あるいはRobertoやJuan Gomezなどなど...)。Atleticoって、選手の契約違約金が不釣り合いに高いんですよ(苦笑)だから、他のチームはなかなか買い取れない。新しい選手を獲っても売れないから、所属選手数だけが増えていく...(苦笑)

Lardinの処遇に困ったAtleticoは、古巣のEspanyolへと彼をレンタルしました。そうです、もう一度彼は愛するクラブへと戻ることが出来たんです。そしてEspanyolistasは自分たちのアイドルを取り戻すことが出来たんです。

しかし...

もはや、EspanyolはLardinのいた頃のEspanyolではありませんでした。確かにLardinのことを知るチームメイトは何人かいましたが、多くの選手は彼がAtleticoへ移ってからEspanyolへやって来た選手たち。そして、もちろん監督も代わっていました。

Lardin自身は、かつての“Espanyol時代”をハッキリと覚えています。そしてファンにもその時の残像が色濃く残っています。両者とも“あの頃のLardin”を追い求め続けてました。それが、悲劇だったんですよね。人は変わっていく。チームも変わっていく。もちろんFutbol自体も変わっていく。その変化をムシして“あの頃と同じもの”を追い求めるとどうなるか...結果は最初から判っていたことなのかもしれません。

シーズン終了後、EspanyolはLardinをAtleticoへと返しました。彼はもう...Espanyolに必要な人間ではなかったのです。


Lardin、最後のチームはSegundaのXerezでした。当時、そのチームの監督はBernd Schusterがつとめていました。SchusterはかつてAtleticoの中心選手だった...その繋がりで、何人かの選手をAtleticoから譲り受けておりましたが、その中の一人がLardinでした。

私は時々Xerezの試合結果を拾っていましたが、Lardinの名前を記事の中で見かけることは稀でした。長いベンチ生活、久しぶりに試合に出るとケガ...完全にリズムを崩した彼には、かつてのキレもなく...01/02シーズンが終わった時、彼はAtleticoへ返却されました。

今年の2月、私は真冬のMadridを訪れました。久しぶりに訪れたMajadahonda・Atleticoの練習場で、私は初めて知りました。Lardinの消息を...。シーズンが始まってもAtleticoに名前を見つけることが出来ず、かといってXerezにも名前がなくて...LFPのサイトなどでPrimera、そしてSegundaと各チーム所属選手のリストを探してみましたが、どこにもJordi Lardinの名前を見つけることが出来なかったのです。

だから...私は聞いてみたんです。Lardinはどうしているの??って。そうしたら...返ってきた答えがコレでした


“Lardin ha dejado futbol...”Lardinはfutbolを辞めたよ...。


一番聞きたくなかった、一番恐れていた言葉を、とうとう私は受け取ってしまったのでした。


私はPochettinoに帰ってきて欲しいと思っている。でも...もしEspanyolに帰ってきたとしても、彼のことを知る選手はほんの数人だけ。監督も違う。あの頃とは...何もかもが違っている。でも、もし彼が帰ってきたら、私は求めてしまう“あの頃のPochettino”を。NandoやCristbalやLardinやSergioやPosseやGalcaやArteagaがいた、あの頃のEspanyolを、そしてPochettinoを...。それが、どんな悲劇を招くことになるか、私には判るから...だから、帰ってきて欲しくない。ピレネー山脈を越えて戻ってきてくれるなら...どうか、どうか、Espanyol以外のチームへ戻ってきて!!


コレと同じ理由で、私はMendietaにもValenciaへ戻ってきて欲しいとは思いません。もう、あの頃のValenciaとは違うから。そしてあの頃のMendietaとは違うから。でも、戻ってきたら求めてしまう。あの頃のValenciaを...。そしてあの頃のMendietaを...。

そして何よりも...戻ってくることだけで、もう一度輝きを取り戻せるなんて、そんなバカな話はないのだから...。

02/03シーズン、BaljicはGalatasarayへと、再びトルコへと戻ってきました。でも、トルコに戻ってくるだけで再び輝きを取り戻せるなんて、そんなことはあり得ない。そのことは判っていました。でも...やっぱり心のどこかで期待してしまう。

何も失ってなどいないのなら...“取り戻す”と考えること自体間違っているのでしょう。


Pochettinoは何も失ってなどいない。私が勝手に“EspanyolのPochettinoを失った”と思っているだけ。私が勝手に“EspanyolのPochettinoを取り戻したい”と思っているだけ。こんなワガママな考えは...キレイさっぱり捨ててしまわなくてはいけないのでしょう。

次はZaragozaのPochettinoになるのかBenficaのPochettinoになるのか...それとも、もっと別のチームへ行ってしまうのか、それはまだ誰にも判らない。彼は何かを取り戻すのではなく、新しく“生み出す”のです。そして...私はそれをありのままに受け止めたい。



自分でも何書いているのか判らなくなってきたので、この辺でヤメておきます(苦笑)
もっと、ちゃんと考えをまとめてから文章にしろよ!!ってツッコミ聞こえてきそうですね。スミマセン...。




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