あたしと彼のこと
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2004年08月16日(月) 子を持つ気持ち

実家に帰ったとき、妹の子(2才・5才)が来ていた。

外食となった時、5才の子がむずかってしまい
おなかすいてないもん!
こんなの美味しくないもん!食べるのいや!
とダダをこねはじめて大人しく座ってくれない
それどころか癇癪を起こして叫んでしまう始末。

なので、妹も、母もあわててアレコレと世話を焼き始め
オナカすいてない訳ないでしょ?
これ○○ちゃんの好きなものよ?美味しいよ?
となだめながら困り果てていた

そのうち子は次第に大人しくなって、でも文句を言いつつ
やっとこさ食事をはじめた。


家に帰ってその出来事を思い出し、ふと「自分ならどうするかなーって
ずっと考えていたんだー」と彼に問いかけてみたら

そしたら彼も「オレも同じこと考えていたよ」との言ってきた。
そして「どれだけ毅然とした態度で諭すかが大切なのだと思う」と
意見を述べてくれた。

わたしは「そうだよね5才って自制がちゃんと出来てくる年令でもあるから
そこをサポートしてあげられるのが親だと思う、でも実際に自分が親になって
みないとどうするかは分からないけど」と意見を添えた。

しかし驚くべきは彼の言動!

彼とこんなやり取りが出来るなんて、びっくりだ!
いつの間に彼は「子を持つ親の視点」というものに気を配りだしたのだろう
数カ月前までは、そんなこと頭の片隅にも無かっただろうに。

まだ生まれてもない我が子を育てる準備が、彼のなかで育まれているのだなぁと
しっかりと感じられるコメントだった。

彼はすっかり変わったよ。すごいすごい!

今回のことで、このコメントで、彼の新しい面を発見できた。
こんな良い変化が出来る、この人と一緒に生きてゆけるんなんて
私はなんてしあわせなんだろう(のろけ)


2004年08月13日(金) お盆の集まり2

私のほうの親戚寄り合いというのはありませんが
籍を入れて数カ月もたっているにもかかわらず彼(夫)を親戚に紹介して
いなかったので、しかも今回を逃すと子が生まれてそれどころじゃー
なくなってしまうので、お墓参りのついでに御挨拶をしてきました。

・・・例の私のニガテな公務員親族です(^-^;
堅くて形式ばっててニガテなんですよね。
でもカタチさえ押さえれば穏やかに過ごせるのです。
攻略方法がわかっているだけ楽なもの、しかし懸念とはうらはらに
今回はちょっと嬉しいこともあった。

会うや否や、大きくなったお腹をみて、おばさんも、おばぁちゃんも
しみじみと「良かったねぇ、ほんとに良かったねぇ」と言って
すっごくすっごくしみじみと喜んでくれました。

そうういえば離婚したのは数年前で、それ以来浮いたハナシもしていなかった
ので、きっとよっぽど心配かけてたんだなぁと今さら気付くワタシ。
良かった、ちゃんと会って報告できて。

といことで、なにごとのトラブルもなく
お墓参りをして昼食を一緒にとって、速やかに帰ってきました(^^)


しかしこれで無事一日は終わらない!

今回の実家帰省にはもうひとつ目的があるのです。
『母よ、産後こっちに来てサポートを頼む!』
という題目でもって、父と母を説得する大きな目的が!

昼前からずっと機会を伺っていたんだけど、なかなか言いだすタイミングもなく
しかしスケジュールは淡々とこなし、お墓参りが終わり、親戚と共に昼食を済ませ
実家に到着してしまった。そして晩御飯を食べに行こうとかということになり
結局また言えずにすっかり夜になってしまった。

イザ!とあらたまった気持ちになってずっと言うタイミングを逸し、内心あわわと
なっていたら、妹が突如にして偶然に一声をかけてくれました。

「お姉ちゃん結局こっちに帰ってこないんでしょ?ねぇお父さん?お母さんが
あっちに行っても一人でやってけるよね?お母さんたら心配ばっかりしてるんだよ(笑)」

すると父「おう!そんなもん大丈夫だよ、独身気分を謳歌するさ!」
と言うではないか、調子もよくすっかり乗せられた返答っぷり!

「えっ、でも大丈夫なの?」と心配するそぶりの母だが、父の大丈夫だからという言葉に
押されて…しかたないなぁと重い腰をあげてくれました。


ナイス、さすが妹! ありがとう!
説得なんて回りくどいことしなくてスンナリ承諾を得るとこなんて
妹のアナタしか出来ないことだわ!
しかも父の性格を考慮したその言い方はスバラシイ!

これに至っては、後日、妹いわく
「できるでしょ?って言われた男は誰でも『できる』って答えるのよ」
ですって。あんたエラいよ、それでダンナも操縦してるんだね
しっかり見習うことにするわ。

ということで、産後のサポートという最大の心配事が解決されたので
とてもうれしいワタシです。はぁ〜〜〜良かった!

やっとこさ平穏に一日が終わってホッとしました。
しかし気苦労のおおい疲れた一日だったわ(^_^;


2004年08月09日(月) お盆の集まり

彼のほうの「親戚寄り合い」というものが開催されるというので
ここは新妻の出番ね!?とばかりに行って参りました(^^;

実はココだから言えるのだけれど、わたくし『親戚』というものに
とてつもなく悪いイメージがあるのです。
自分の父方の公務員親族がカタくて苦手、そして前の結婚のときの
大田舎な親族がかなり苦手で、たいへん嫌な思いをしてきたのです…


どこがイヤかって、、、ヒトコトで言うと
公務員親族はカタくて落ち着かない。
田舎の親族は他人との距離感が近すぎる。

特に前の結婚のときの親戚は、田舎の長男の嫁という立場だった
せいもあるのか、初対面の人達なのにさも深い関係のような扱いを
されまして嫌悪感すら感じておりました。
えーそれは例えば親しくない男性に肩を組まれたような…そんな気分に
なるのですね。つまり双方の温度差があるのですが、しかし向こうは
好意的に接してくれている御様子で、なかなか断れません。
そしてそのことに夫は気付いてもくれなかった。
話しても、全く理解しようとしてくれなかった。

(-"-)

とまぁこんなトラウマちっくな思い出を抱えつつ、今回もかなり
警戒していった私です。

ですが!
結果を先に申し上げますと、今回は心配することなかったです!
すっごいラッキーです私、やっとフツーの親族に出会えたって感じ!

というより、素晴らしいことに距離感の配慮のできる大人な人ばっかりだった!
公務員はひとりも居なかった!会社員ばっかり。自営業もなし。
離婚者も再婚者もいた!つまり人生荒波くぐってきた大人の集い!

なにしろ夫は選べても親・親戚は選べないというのが結婚というもの(持論)
その点では超ラッキーな今回の結婚です。何しろこれから一生つきあっていく
わけだから、この状態は涙がでるほど嬉しい有り難い気持ちでいっぱいに。

そして更に彼もまたしかりで・・・
寄り合いも最後まで居るのではなく2〜3時間居ただけで途中で抜けて
帰ってきました。しかも彼から「そろそろ帰るよ」と言って席を立ってくれた。
新入りの私を気遣ってくれたのだ!

あぁ私、この人と結婚してよかった!

なんと心理的配慮が行き届いているのでしょう、彼はそういう面で私のサポートが
とってもうまい。私もしっかり彼をサポートしなければ(問題の私の親族の前で)

ともかく、親戚の寄り合いは無事に終わりました。
今度から楽しくお会いできそうです、そして軽いトラウマを脱出できたのは
彼の信頼ある態度のお陰です。ありがとう!


桑田そら |MAILHomePageBBS

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