別に難しくない

 朝、すかっと晴れていて、
 お気にの音楽をMDに入れて、
 電車が何故か空いていて、さくっと座れれば、
 それだけでなんか良い日になるような気がする。

 単純だけど、そういうことです。
2003年10月30日(木)

思うがままにつらつらと

 今までの人生で、努力とか、根性とかとは無縁に生きてきた。
 だらだらと、惰性でゆるゆると、進んでいるのか分からないけど。

 みんな、頑張りすぎじゃないかなぁ、って時々思う。
 いろんなことを考えて、いろんなことをやろうとして、何かしてないと不安なのかな。
 何もせず、のんべんだらりと過ごすことは好きではないけど、
 あくせく忙しく日々を過ぎさせるのは、多分もっと嫌いだ。
 やらなくてはいけないことだけ、きちんとする。
 やらなくて良いことまで手を出さない。
 他人に迷惑をかけず、自分に重圧をかけず、風のように生きていきたいな。

 何が正解で、何が間違いか。
 そんなことは、個人の価値観でしかない。
 決められたルールに従うことがどうしても苦痛なら、自分に合うルールで動いている集団を探せばいい。見つからないのなら、自分がルールを作ればいい。
 難しいことのように思えるけど、実はそう難しいものでもないんだけどね。
 考え方一つ。コペルニクス的転回なのですよ。
 檻の中にいるのは、相手か自分か?
 つまりは、そういうことです。

 所詮、泡沫。刹那の世界です。
 他人の価値観だからと言って無視するのではなく、理解する。
 その上で、自分の価値観を構築していく。
 干渉せず、尊重する。理解と共感です。
 百人いれば百通りの考え方があるって言うのは大嘘だけど、まぁ、四、五通りくらいの考え方は存在するでしょう。どうしても分かり合えない価値観を持つ人もいるだろうし、自分の分身じゃないのかってくらい分かり合える人もいるだろう。
 自分より他人が大事だなんて、そんな大層なこと言える人なんていない。
 でも、言いたいと思うことが大事なんだと思う。

 四季の移り変わりを感じ、音楽に耳を傾け、知識を吸収する。
 それだけで、幸せを感じられれば、そう悪くない人生を過ごせると信じています。
 上を見ればきりがない。
 下を見てもしょうがない。
 真っ直ぐ前を見ることが、実は一番楽なんですけどね。
 てくてく歩いて、疲れたら休んで、時々戻って、駆け足スキップしてみて。
 そんな感じで。
2003年10月28日(火)

伝えたい、想い

 端から見れば、うじうじと気持ち悪いヤツでしかないんだろうなって思う。
 でも、それが出来れば、苦労はないわけで。
 25年間。
 人生100年なら、ちょうど四分の一だなあ、なんて意味もなく思ったりする。

 少年時代の傷は、思ったよりも深くて、人との付き合いへの不信感はぬぐいきれない。
 そして、ここ十年間の不自然な生活は、いつしかそれが当然のものとして染みついてしまった。
 想いを伝えることに躊躇し、深く踏み込まず、踏み込ませず。
 きっと、敵なんてそんなにいないのに、その現実を信じることが出来ない。
 上っ面だけ取り繕って、愛嬌を振りまいて。
 波風立てず、表面だけ穏やかな日々。
 でも、ふと気づいてしまう。周りに誰もいないことに。

 想いを伝えることが出来ないということは、苦しいものですね。
 自分に自信が無くて、何をどうすればいいか分からなくて。
 きっと、行動自体は難しいことではないのでしょう。
 それが出来るだけの気合いと勇気があるのなら。

 寂しくないと思っていても、秋という季節は、何故か人恋しくさせるものです。
 他人任せではなく、自分が動かなきゃ。
 この想いを、あの人へ。
2003年10月24日(金)

資格試験を受けました

 今日は、情報処理技術者試験日でした。
 仕事柄、テクニカルエンジニア(ネットワーク)を受けてきました。

 まずね、名前からけちを付けたい(笑)。
 ちょっと前まで、この試験は「ネットワークスペシャリスト」という名前で、通称ネスペと呼ばれていました。絶対ね、こっちの方が語感が良いと思うのですよ。格好いいよね。
 「テクニカルエンジニア(ネットワーク)」ってなんか間抜けだし、言いたいことがよく分からなくないですか?言いにくいし。略称付けにくいし。と言うより付けれないし。テクエン?うわ。
 ネスペって言いやすかったし、「ネットワーク」の「スペシャリスト」で意味も分かりやすい。
 戻すべきだと思うんだけどな。

 で、肝心の試験内容もいまひとつ。
 これでも、まぁそこそこの現場の規模で、がりがり働いている人間から言わせてもらいますと、今回の試験に限らないですが、ぜんっぜんネットワークの資格試験じゃないです。
 何が悲しゅうて、サーバのことを勉強する必要があるんかなぁ?
 そっちの問題を出す余裕があるなら、BGPとかOSPFとかMPLSとか。はたまたTCP/UDPのポート番号とかApple talkとかSNAとか。もしくはSLBとかVLANとかL4ルーティングとかATMとか。
 ずらずらと専門用語を並べましたけど、こういった問題を出してこい、と。
 さらに、今時、アーランかよ?
 どうせトラフィックの問題作るなら、ATMと広域イーサと専用線とダイアルアップでフルメッシュや二重化を絡ませつつインターネットと基幹系の両立だとか、そういう「ネットワーク」な問題を作ってくれ〜。

 なんというかね、今のネスペ、特に今回のネスペを取っても、あまりたいしたことないかも。
 え、僕ですか?
 いや、悔し紛れに言ってるとか、そういうことではないですよ?

 は、半分くらいは分かった!<駄目じゃん
2003年10月19日(日)

【漫画】神童

「神童(全4巻)」さそうあきら著 双葉社



感想:
 名作だと思います。
 音楽の素晴らしさを漫画で表すことが出来るって羨ましいです。
 人によって素晴らしいと思える音楽は違うと思いますけれど、漫画によって表される「素晴らしい音楽」は、その漫画を読む人によってまったく違ったものになるだろうと思います。
 主人公「うた」と「和音」の奏でるピアノの音色は、この本の読者の数だけくるくると多彩な色に変るのでしょうね。

 全4作という比較的短いところで終わっているのも、ぴりっとした爽快感があります。
 だらだらと長引かせるよりも、きちんと終わらせる方が難しいのですよね。

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ホームページの泡玉に一つ追加しました。
また、理屈っぽい上にかなり分かりづらいですが、良ければどうぞ。
上の、家のアイコンからホームページに行けます。
もし、読んでくれたら、感想とか書いてくれると嬉しいです。
2003年10月18日(土)

贅沢な時間

 今、出張先のホテルにいます。

 現場がかなり楽な部類に入るので、15時頃にはホテルに帰っています。
 ホテルが別館の和室で、窓からは橋とその向こうの景色が見えます。
 そんな部屋で、MDでLocal Busを聴きながら、ぼおっと窓の外に視線を泳がせつつ煙草をふかし、夕食までの時間をつぶします。
 夕食のあと、大浴場(惜しい事に人工温泉)に入り、またMDを聴きながらぼおっと窓の外を眺め、眠くなったら寝ます。
 こういう時間の過ごし方を、「優雅」、あるいは「贅沢」と呼ぶのです。
 反論はありますか?。
2003年10月12日(日)

【音楽】Local Bus

 また一つ、心が共鳴を起こす音楽と出会いました。

 80年代から90年代前半にかけての、NHK「みんなのうた」を彷彿とさせる柔らかいメロディに乗るのは、心の表面に知らないうちに付いていたケバを、優しくそっと研いでくれるような、そんな素晴らしい声を保つ、野見山睦未さんの歌声です。
 野見山さんは、作詞作曲もこなしていて、独特の世界観を醸し出す歌詞がとても良いです。
 バックで野見山さんをしっかりと支えている、永嶋圭司さんの演奏は、自由闊達な野見山さんの歌声がふらふらと飛び立っていかないようにつなぎ止めている感じです。

 とにかく、野見山さんの歌声が、かなりツボです。
 特別に高いというわけでもなく、太いわけでもないけど、飄々とした軽さを持ちながらも、芯がかっちりとある、存在感があって凛とした歌声です。こそばゆくて心地良いような、少年の頃に憧れたお姉さんの歌声という感じなのです。
 その歌声が、同じく少年の頃に耳にしたような、少しノスタルジックなメロディに乗ってくるんですから、ほとんど反則に近いほどの威力を持っています。
 ほんと、いいです。

オフィシャルページ
2003年10月08日(水)

ちょっと早い気もしますけど

 まだ、こよみ的には秋だと思うのですが、SAPPOROから冬物語が発売されました。
 店売りのビールの中で、一番好きな銘柄です。

 カルビーのア・ラ・ポテトも先月に発売されました。
 こちらも、ポテトチップスで一番好きです。

 この二つをお供に、ぽかぽかと暖かい部屋の中から、ちらちらと降る雪を眺めるということ。
 これが、僕の冬の過ごし方の中でも、かなり至福な部類に入るものです。
 安上がりで良いでしょう?
2003年10月07日(火)

プロポーズの言葉

 言う相手もいないのに、ふっと思い浮かんだ。

 「書物で形作られ、音楽で磨き上げられた僕のこころに、命を吹き込んでくれたのが君なんだ。
 何も、望まない。ただ、そばにいて欲しい。結婚してください。」

 うわ、言葉にしてみると、結構クサいな。

2003年10月06日(月)

音楽

 通勤のお供は、MDと本。
 本は、その時々のお気に入りの本を忍ばせている。
 昔に比べて、読書量は明らかに減っていて、電車の中で読むことも少なくなった。寝ちゃうし。

 しみじみと思うのは、音楽ってすごいよなってこと。
 何気ないチョイスで決めた音楽が、その日の気持ちを決定することもよくある。
 MDの作り方というのが、単純にミュージシャンの曲を、時系列に放り込んでいるだけ。
 そのMDの雰囲気が、アッパーな感じであれば、なんか気分も高揚するし、ダウンな感じであれば、なんか落ち着いた気持ちになる。メロディやリズムだけではなく、歌詞も当然関係してくるし、基本的な部分での気持ち曲線にマッチしていなければ、引きずられないこともある。

 biceがMDに入っているときには、なんかアンニュイな感じになるし、advantage Lucyが入っているときには、元気が出る。BA-JIの時にはハッピィな感じになるし、jenny01の時には、クールな感じ。星村麻衣の時は、気合いが入るし、L←→Rの時には、ニヒルな感じになる。空気公団の時はほのぼのするし、Maybelleの時には切なくなる。

 きっと、音楽は聴くだけではなく、なにか、心に刻んでいるのだと思う。
 そして、その模様が、個人の性質となっていくんだろうな。
2003年10月04日(土)

悲しい

 3年来の付き合いだったZIPPOを落としてしまった。
 コレ

 もともと、ものを無くしたり忘れたりする性質なので、3年保ったというのが奇跡的ではあるのだけれども(前のZIPPOは、半年ペースで無くしてた)、それだからこそ、これだけ長い間手元から去らずにいてくれたZIPPOを落としてしまったのは、とてもとても悲しい。

 取りあえず、Webで探して、もう一回同じものを買うことにしました。
 今度は無くさないように、大事に扱わなくちゃな。
2003年10月01日(水)

日々 / いけだ