イルミネーション |
夜、いつもの帰り道をてくてく歩いていた。 駅から帰る道に、アーケードの小さな商店街があり、 12月初頭からクリスマスに向けてと思われる飾り付けがされていた。
商店街を抜けると、河に架かる橋にさしかかる。 ふと右を向いた。
街路樹と、一つ向こうの橋に、びっしりと電飾が施されていた。 もともと灯りがあまり多くはないこの町で、その電飾はとても鮮やかに光っていた。 ちょっと感動して、なんか、ほっとした。 そういう、粋なことが出来る街に引っ越してきたんだなって、嬉しくなった。
本当は、その風景を写真にでも納めるべきなんだろうけど、 人通りのある道でカメラを構えることが出来るほど、神経座っていないのです。 でも、いつかきっと撮ってやろうと、カメラはバッグに忍ばせてあります。 雪の降る夜に、こっそりと撮れたらいいな、と思いつつ。
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2002年12月10日(火)
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