常識

本当の意味での、常識という物はあり得ないのかもしれないけれど、
それでも、みんながちょっとずつ譲り合って生きている、この世界では、
一般的なルールとしての常識という物は確かに存在していて、
そして、仕事という世界の中では、もっと確固とした、
時に理不尽とも感じられる、そういう常識が存在していて。

縛られると言うことは、やはり心地良いものではなくて、
出来れば自由に、わがままに、自分の思うように物事を進めたいと思う。
でも、自分が相手の立場だったら、ということを考えて、
突っ走ってしまいそうな自分を、やっぱり常識、という鎖でもって諫める日々で。

世の中を見渡してみると、この常識という鎖を持っていない人が結構いる。
そもそも、相手の立場になってみるということが、分からないみたいだ。
これが、小学生くらいなら、まだ可愛げもあるけれども、
年上の、もう人生経験ってやつを嫌ほど積んでいるはずの人たちに、
こういう人が多いような気がする。

そんな人を目の当たりにすると、呆れて、悲しくなる。
なんで、分かんないのかなぁ。
いままで、何をして、何を見て、何を感じてきたのかなぁ。

懇々と言い聞かせても、きっとそういう人たちの心には届かない。
きっと、その人達は何を言われているかを理解出来ずに、
苛立って、怒鳴り散らして、また同じ事を、何事もなかったかのように繰り返す。

もう、そんなのは嫌なんです。
見たくないし、聞きたくないんです。
どうしたら、そういう人たちと接点を持たないで生きていけるんでしょう?
2002年11月27日(水)

道案内

道を歩いていて、見知らぬ人に声をかけられる。
「スイマセン。○○駅はどちらにいったらいいでしょうか?」

いま、まさに○○駅に向かうところだった。
だったら、一緒に駅まで向かえばいいんだけれども。

年頃の女性を目前にすると、変に緊張してしまうのです。
今日あったお姉さん、ごめんなさい。
2002年11月23日(土)

【音楽】Yum! Yum! ORANGE

もう、とにかく楽しいSKAバンドです。
体が動くというか、リズムがとっても気持ちいい。
そんな素敵なリズムに乗って、ヴォーカルが弾けます。
まさに、「弾ける」という表現がしっくりくる、活きが良くて可愛いヴォーカルです。
そして、もう一つのヴォーカルとも言うべきホーン!
時にコーラスのように、時にヴォーカルのように、
曲を、何層にも広げ、深めています。
ギターのリフやベースラインも、目立たず裏方に徹していて、でも、とても印象的で。

とにかく、隙がないとはこのことです。
これからの寒い季節ですが、パーティとかも増える季節でもあります。
ぱあっと派手に騒ぎたいときなんかに、まさにぴったりです。

ちょっと落ち込んで暗くなったりとか、
冬の長い夜に、ふと人恋しくなって寂しくなったときにも、
きっと、この人達の曲をかけただけで、全てが良い方向に動き出すような、
そんな感じを受けます。


是非是非、ご一聴のほどを!

Yum! Yum! ORANGE オフィシャルWebサイト
曲の試聴も出来ます。
2002年11月11日(月)

ある対話

「この世の真実とは?」
「我」
「えっと、どういうこと?」
「余計な装飾なんて必要ないんだ。我。それだけで良い。分かるやつには分かってるさ」
2002年11月09日(土)

【ゲーム】ICO

今更ながら、と言う感じですが、PS2の「ICO」と言うゲームをやっています。

まあ、詳細はオフィシャルサイトを見てもらうとして、
このゲームはすごく良いです。
なんというか、昔憧れたシチュエーションそのものという感じなのですね。
朽ちかけた古城で、見知らぬ美少女と出会い、
城に仕掛けられたたくさんの仕掛けや罠を解除して、
少女を狙う悪者を、棒きれ一本で撃退して・・・。

いわば、「少年時代のおぼろげな浪漫」を、
具体的な形として疑似体験出来るという、
本当の意味でのRPGだなあと思います。

ヒントがとても少ない謎解きや、素晴らしいグラフィクスは、
名作「MYST」や「RIVEN」を彷彿とさせます。まあ、あそこまで謎解きは難しくないですけどね。

一つ一つの場面で、とんとんとテンポ良く進むので、短い時間を積み重ねて、
ゆっくりと楽しむことが出来ると思います。
これだけのクオリティのゲームが、3000円なんて、ちょっと信じられません。
ハードカバーの本一冊分で、少年の頃の夢を疑似体験出来るこのゲーム、
やっておいて損はないと思います。

ICO オフィシャルサイト
2002年11月04日(月)

日々 / いけだ