常識 |
本当の意味での、常識という物はあり得ないのかもしれないけれど、 それでも、みんながちょっとずつ譲り合って生きている、この世界では、 一般的なルールとしての常識という物は確かに存在していて、 そして、仕事という世界の中では、もっと確固とした、 時に理不尽とも感じられる、そういう常識が存在していて。
縛られると言うことは、やはり心地良いものではなくて、 出来れば自由に、わがままに、自分の思うように物事を進めたいと思う。 でも、自分が相手の立場だったら、ということを考えて、 突っ走ってしまいそうな自分を、やっぱり常識、という鎖でもって諫める日々で。
世の中を見渡してみると、この常識という鎖を持っていない人が結構いる。 そもそも、相手の立場になってみるということが、分からないみたいだ。 これが、小学生くらいなら、まだ可愛げもあるけれども、 年上の、もう人生経験ってやつを嫌ほど積んでいるはずの人たちに、 こういう人が多いような気がする。
そんな人を目の当たりにすると、呆れて、悲しくなる。 なんで、分かんないのかなぁ。 いままで、何をして、何を見て、何を感じてきたのかなぁ。
懇々と言い聞かせても、きっとそういう人たちの心には届かない。 きっと、その人達は何を言われているかを理解出来ずに、 苛立って、怒鳴り散らして、また同じ事を、何事もなかったかのように繰り返す。
もう、そんなのは嫌なんです。 見たくないし、聞きたくないんです。 どうしたら、そういう人たちと接点を持たないで生きていけるんでしょう?
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2002年11月27日(水)
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