停滞

社会人になってから、ずっと突っ走ってきたけど、ちょっと最近停滞気味。
技術もある程度身に付いてきたし、社内での位置も固まりつつある。

すると襲ってくるのが、中だるみ。
しっかりしなきゃ。
頑張らなきゃ。
そういう気持ちは、多分残っているのだけれど、どうも集中力が続かない。
ぐっとのめり込んでいくことが出来ない。

もちろん、まだまだへなちょこだって事は自覚している。
スペシャリストと自認することなんて、とても恐れ多い。
だけど、気持ちは、どこか空回り。
気付けば、全然業務と関係ないことをしていたりする。
成長するためのプロセスに、手を出せないでいる。

しっかりと気持ちを引き締め直して、初心に戻ろう。
全てを吸収する、貪欲さを思いだそう。
謙虚に、それでいて誇り高く、完璧を目指そう。
そうしなくちゃ、今の停滞からは抜け出せない気がする。

ファイトだな。うん。

2002年05月30日(木)

一番やりたいゲーム

METAL MAXの最新作がやりたい。
FFも、DQも、駄目になってしまった今、
硬派なRPGとして、残されているのはMMだけのような気がする。
いまだに、MM2,Rを引っ張り出しては、やっている。
それでも、飽きることが無い。

あと、女神転生シリーズもやりたいなあ。
ソウルハッカーズ系のシナリオが良いな。
ペルソナ系はやったことないけど、どーも違うような気がする・・・。

中止になってしまったMOTHER3もやりたかったー・・・。
糸井さんがやらないから、もう無理だろーなー。
MMは、まだ可能性は捨てきれないけど、Motherは無いだろうな・・・、残念だけど・・・。

オウガバトルサーガは完結するのかな。
神宮司シリーズもやりたいな。
クロス探偵物語の続編はでるのかな。
かまいたち2は予約済み。早く発売されないかな。
街2は出るのかな。

他に、お勧めゲームがあれば教えて下さい。
面倒くさくなくて、シナリオ重視の作品が良いです。

2002年05月27日(月)

断片としての思考

言いたいことの、半分も表現できないもどかしさ。
なぜなら、自分の中で結論を出すことが出来ないから。

どうすれば、この先に進むことができるようになるのか。
いつも、そればかり思っている。

話したこと、記したこと、それは偽物ではない。
しかし、真実でもない。
きわめて曖昧で、漠然としていて、それなのに明確。

言葉の壁。
思考の限界。
表現出来ない。
掴んでいる感覚。
不完全な完全性。
知覚できていない。
理解できている。
論理の純粋さ。
わからないことが完璧なこと。
人の業の深さ。
断片でしか、表すことが出来ない。
固有であることは、不便なことだなぁ。
全てのものごとに、解はない。
あるがままが真実である。
感じているのに、気付かない。

これは、狂気なのかもしれない。

2002年05月26日(日)

暑くなってきちゃいまして

暑くなってきて、ちょっちぐったり気味。
ぽかぽか陽気なら気持ち良くて大好きだし、
真夏の照りつける太陽だって、こっちの気合いが入るから嫌いじゃない。
そういうときに吹く、一陣の爽やかな風は、この世の最も敬愛すべきものの一つだと思うし。

なにより、夏は朝が素晴らしい。
きりっと透き通った空気に、顔を見せたばかりの太陽から、新鮮な光が降り注ぐ。
見上げれば、一面の、吸い込まれそうな青空で、遠くの方に入道雲。
うしっ、今日も頑張るぞっ、と思わず気合いを入れちゃうような、
そんな朝を迎えた日には、ビバ夏!って感じがする。

だけど、ビルに囲まれた、息苦しい環境での気温上昇は、やっぱり好きになれない。
近くに植物も少ないから、風も爽やかに吹いてはくれないし。
直射日光も、真昼の一番きついのしか降り注いでくれない。

本当は、クーラーって嫌いなんだけど、使わずにはいられないのが悔しい。
日が暮れたら、それに合わせて気温も下がってくれなくちゃ。
そして、カーテンを揺らして風が吹き込んできてくれなくちゃ。
それが、正しい日本の季節感ってやつでしょ。

2002年05月25日(土)

からくりからくさ

からくりからくさ 梨木香歩 新潮文庫

人の営みは、決して交わることの無い、織物のようなもの。
縦糸と横糸がからみあい、遠目から見ると一枚の絵に見える。
しかし、近づいて目を凝らすと、糸の一本一本が強固にその存在を主張していることに気付く。
糸の持つ色が複雑に絡み合うことで、一つの大きな作品を創り上げる。

そんな人間社会を、歩んできた文化を、鮮やかに描き出す、そんな作品でした。
物語後半の、息をもつかせぬ展開に、くらくら来ました。
それまで緩やかに描かれてきた、漠然とした世界観が、一気に収束していく、眩暈にも似た感覚。
そして、突然訪れる、大転換。
すさまじい変化にも関わらず、冒頭より流れている、ゆったりとした大河のような空気観はそのままで。

見事なまでに生き方や考え方の違う4人が創りだした唐草模様。
その神秘的な模様に貫かれました。

珠玉と呼ぶにふさわしい、そんな作品です。

2002年05月24日(金)

勝ち負け

勝ちとか負けとかいう概念が嫌いです。

スポーツや賭け事みたいに、明示的に勝ちと負けが決まっているものならまだしも、
人生の勝者、とか、あの人は負け組だから、とか、そういった、
概念的な部分で、一方的に勝ちとか負けとか決めつけるのは、おかしいと思うのです。

何をもって、その勝敗を決めるのかは、各個人によって違うはずだし、
それを第三者の立場から、一方的にあれこれ言うのは、間違っています。
数字や規模など、目に見える部分の大小だけでは、判断なんてできるはずが無いし、
そんなことをする理由も、意味もないことのはずです。

自分の価値観を他人に押し付けるのは、良くないことです。
自分の意見を主張することは、大事なことだと思いますが、
他人の意見を認めることは、もっと大事なことのはずです。

背景や流れを無視した議論には、なんの存在意義もないです。
自分に主張があるように、他人にも主張があるということ。
自分の意見が曲げられないのと同じように、他人の意見も曲げられないということ。
そういうことを踏まえたうえでの討論をしたいものです。

2002年05月21日(火)

芸術。文化。

みんなが右にならえしているのは、文化。
みんながそっぽを向いているのが、芸術。

文化は、芸術が世俗化したもの。
芸術は、文化の澱みから生まれる。

にわとりが先か、卵が先か、に繋がるような、不思議な関係。

願わくば、芸術を生み出す人になりたい。
文化に浸かって生きていると、余計にそう思う。

2002年05月20日(月)

休みも終わり

何もしなかった週末。
土曜日は、14時半間で寝てたし。

ふと思うと、何かをした週末の方が圧倒的に少ない。
大概の週末は、一日中家にいる。
本を読んだり、音楽を聴いたり、テレビゲームしたり。

間違っているとは思わないけれど、何だか寂しいような気もする。
一年を通して、会社を除くほとんどの時間を一人っきりで過ごしているから、そう思うのかも。

一人で過ごしていくことは、とても楽なことだけれど、
時々、すさまじく人恋しくなることもある。
本性が、実はさみしがり屋だからなのかもしれない。
なんて、自己分析してみたところで、何も変わりはしないのだけど。

明日からは、また仕事に戻る。
人恋しさだけは、取りあえず解消できるかなっと。

2002年05月19日(日)

シンプルに

複雑なことっていうのは、単純なことが絡み合っているだけ、っていうのが大部分。
難しく考えるのではなくて、簡単に捉えることが大事。
一つの視点からのみ、対象を眺めていたのでは、本当の姿って分からない。
ひっくり返してみれば、ただの張りぼてだったりする。

何を考えるかを、まず考える、っていうのが大事なんだ。

2002年05月16日(木)

価値基準

忙しくて儲かる仕事よりも、暇で儲からないほうがいい。
時間は、確実にお金で買えないものだから。

お金なんて、生活に必要な分だけあればいい。
もともと計画性というものを、まったくと言っていいほど持ち合わせていないので、
入ったら、入った分だけ使ってしまう。
少ない月は、質素に暮らすし、多い月は、ぱあっと使っちゃう。
そりゃ多ければ多いほど良いけど、その為に何かを犠牲にするって言うのは、間違ってるような気がする。

お金は、目的ではなく手段であるべきだ。
価値基準としての指針でも良い。
使われるのではなく、使うもの。

まあ、お金だけではなく、最近はいろんなもので、こんな感じの逆転が起こっているような気がする。
みんなが使っているから良いものなのではなく、良いものだから使う。
支持されているから良い意見なのではなく、まともな意見だから支持する。

価値の基準は、自分の中にあるんだということを、忘れないようにしなくちゃ。

2002年05月15日(水)


水って大事だな、と思う。

僕の生まれたところは、田舎も田舎、大田舎。
自然しかない、東北の片隅。
だから、水はすごく美味しかった。
変なものが混じっていない、まさに「水」という味だった。

こっちに来て、水道の水を飲む気になれない。
なんだか、変な病気になりそうな気がして。
いや、ご飯炊いたりとか、実際にはばんばん使っているので、
そんなことになる訳ないと、頭では解っているのだけれど、
それでも、何だか、嫌だ。

人間は、水で出来ていると言っても過言ではないくらい、水分の保有率が高い。
水分は、放っておいたらどんどん蒸発していく。
だから、適度に補給する必要がある。
だけど、水道の水は飲む気になれない。
これは、結構大変なことだと思うんだけど。

日本の水は、世界でも有数の綺麗な水らしい。
確かに、日本中、どこの水道の蛇口からでも、澄んだ水が出てくる。
それは、安心して飲むことができる。
それはとってもいいことだと思う。
だけど、それにあぐらをかいてちゃあ、いけないんじゃないのかなぁ。

せっかくだから、美味しさって面でも世界トップクラスの水に。
無駄に使われている税金を、有効に使えば、きっとすぐだと思う。
水だけじゃなくて、生活していくうえでの最低限度のことに、もっと目を向けて欲しい。
道路工事だとか、選挙活動だとか、寝ているだけの議員センセイのお給金だとか、
そんなものに払っている分を、もっと有効に活用して欲しい。

どうせ払うんなら、有効なものに払いたいから。
真夏に、水道から、冷たく美味しい水が飲めるって、考えただけで嬉しくなる。
そういう、嬉しいことを日常に出来るようにして欲しいなぁ。

2002年05月14日(火)

暇な日々

今年初めの、地獄のような日々が終わってから、暇な日々が続いている。
技術職なので、仕事が来なければ基本的に暇。
もちろん、ずっと暇な訳ではなく、ぽつ、ぽつ、という感じで、
月に2・3回くらい現場に出ている。
それでも、やっぱり暇なことに変わりない。

向上心をもって、資格取得の勉強をしたり、
更なる知識を求めて、勉学に勤しんだりするべきなんだろうけど、
どうも、根が無精者のせいか、あまりやる気がでないのが現状。

もっとしっかりしないと。ぱんぱん。

2002年05月13日(月)


時々、雨の中を傘を差さずに歩いたりする。
折畳み傘は、いつも鞄に入れているけれど、あえてそれを使わずに、濡れて歩く。

雨の中の風景は、いつもとは違って見える。
降りしきる水滴が、幕のように広がっていて、
夜の風景なんかは幻想的だったりする。

周りの人と、ちょっと違うことをしてみるだけで、
新しい発見があることって多い。

みんなと同じことをしているのは、楽だ。
それは、自分で考える必要がないからだろう。
だれかの考えたことに追従していれば、誰も奇異な目で見ない。
目立たずに、波風を立てずに、穏やかに過ごすことができる。

時々、そんな生活を壊してみたくなる。
特異な行動をとって、世間から逸脱してみたくなる。

だけれど、僕はそんなに強くなくて。
自意識ばかりやけに強いだけの小心者で。

だから、雨に濡れて歩く。
ささやかな、世間からの逸脱。

それでも、いつも見ているのとは、違う世界が垣間見える。
思いきって枠から抜け出したとき、僕は何を見るのだろう。
2002年05月11日(土)

一汁一菜とサウンドノベル

お寺の食事をまねて、一汁一菜の生活をしてみようかな、と思ってみたりしている。
何だかヘルシーだし。
今月は、非常にお財布ぴんちちゃん、なので、節約という点も見逃せない。

とりあえず、たくあんを買ってみて、今日の夕食にしてみた。
あんまし食にこだわらない性格のおかげか、いけそうな予感。
しばらくはこれで。

お財布ぴんちなくせに、かまいたちの夜2の発売を受けて、
忘れていた、サウンドノベルへの情熱が再燃しています。
お店を覗いたら、サウンドノベル・エボリューション3部作、すなわち
弟切草、かまいたちの夜、街
が、お手ごろプライスで発売中。

気付いたときには買っちゃってました。
全部、かなり遊び尽くしているのにねぇ。
それでも、やり始めると止まらなくなっちゃうのは変わらず。

街は何度やっても名作だなぁ。
かまいたちよりも、街の続編をやりたいのだけどなぁ。

2002年05月09日(木)

学習意欲

すごく勉強したいという気持ちが溢れている。

昔から、勉強というものは嫌いだった。
今思い返せば、それは、押し付けられる知識が嫌いだっただけのように思える。
興味の無いことでも、試験のためだけに覚えさせられるという、
まったくもって、無意味で無価値な事に嫌気が差していただけなんだろう。

高専に入ってから受けた、専門分野の授業はかなり楽しかった。
知らない世界が開けていくようで、ある種の魔法のように思えるほどだった。

今、知りたいことがたくさんある。
物理や数学などの、理系専門分野に、特に心惹かれる。
歴史や言語学など、文系にだって興味がある。
経済や宗教、神学や生物、ジャンルなんて関係なく、とにかくいろんなことが知りたい。

大学に通いたいなぁ・・・。

2002年05月06日(月)

関係

誰か一人にとってのかけがえのない人になれるのなら、
それだけで、生きていくことができる。

その人以外の、世界中の全ての人に疎まれ、嫌われようとも、
その人さえ、自分の事を解っていてくれるのなら、
多分、怖いものなんて無くなる。

人と人との関係で、大事なのは理解と信頼。
突き詰めれば、そういうこと。

完全なる理解と信用を得ること。
そして、完全に理解し信用すること。
それが、人の遠大なる夢なのかもしれない。

少なくとも、僕にとってはそうだ。


2002年05月05日(日)

ウツロウセカイ

文明の発展の変わりに、人は何を失ったのだろう?
あるいは、文明の発展によって、何を手に入れたのだろう?

きっと、何も失ってはいないし、何も手に入れてはいない。
文明は、ただ発展するだけだから。
人は、ただ先へ進むだけだから。

時間が止められないように。
いつか全てが崩れるように。

そして、新たな世界が生まれるように。

2002年05月04日(土)

どこかのだれか

あなたの瞳には 何が映ってる?
僕の見ているものと 同じもの?

色彩が 鮮やかに彩るせかいで
光があふれ 闇が縁取るせかいで

一つとして 留まることを知らない
何一つ 変わらぬものはないのなら

せめてこの気持ちだけ
胸に秘めたる この気持ちだけ

同じものが見えないのなら
同じものが聞えないのなら

せめて この想いを
伝えられない この想いを

いつの日か かなうこと願って
まだ見ぬあなたへ 伝わるように
まだ知らない 遠い空の向こうで
軽やかに流るる 風に託して

2002年05月03日(金)

後半スタート

さて、明日からは連休です。
後半は、予定通り、最終日以外はお休みです。
今月は、かなりの素寒貧なので、旅行とかには行けないので、ずっとお家にいる予定です。
まあ、混んでると解っているので、出掛ける気にもならないということもありますけど。
友達もいないので、ほんとに一人で家にいます。

2002年05月02日(木)

独り言

日々思い浮かぶ儚い思いを、忘れながら生きている。
忘れたくない思いも、忘れたい思いも、全て一括りにして。
もし、思いを忘れることが許されていないのなら、
人は生きていけないのかな。

生きることって何だろう。
何で生きていくのだろう。

生きることは難しい。
難しいのに生きている。

何だかこの世は矛盾だらけだ。
嘘や欺瞞で凝り固まって、悪意や狂気が野放しで。
人がいなくなれば、そんなことも無くなるのかな。
そう捉えるものがいなくなるってだけなのかな。
きっと、世界は変わらないのだろうな。

世界って何なんだろうな。

2002年05月01日(水)

日々 / いけだ