昨日、休日出勤の後に息子と食事をした。
そのときに明らかに草食系の息子がこんなことを言い出した。
息子 「おれはさあ。肉食系じゃないとダメなんじゃないかと思うんだよ」
おれ 「肉食系?なんで?」
息子 「いや、だってさあ。生き残るためには他人を食らって、食らい尽くして頂点に立たないとダメだと思うんだよね。世の中で成功している人ってみんなほとんど肉食系じゃん?」
あーなんだ、そのテのハナシかと思いながら
おれ 「そうなのかなあ。草食系だって成功してる人は、いるかもしれないよね」
息子 「いや、ほとんどいないと思うんだ。だからおれも肉食系にならないとダメだと思うんだよ」
おれ 「そうか。だが○○(息子)よ。生物的に考えれば、世界には進化の結果、自分の強さを追求する方向で生き残った種もいれば、自分の弱さを認めて擬態とかの方法で身を隠すことに進化して生き残ってきた種もあるよねえ」
息子 「ああ、まあそうか」
おれ 「問題なのは進化の方向なんだと思う。強い生物であれば極限まで強さを追求する方向に進化すればいい。でも弱い生物が強さを追求しようとしたらきっと途中で死に絶えていたのではないかな」
息子 「そういうことになるのか」
おれ 「だから無理に強くなる必要はないんじゃないか。自分が弱いのであれば、それを生かす方向で進化すれば生き残れる。」
息子 「そうか」
おれ 「もうひとつ大事なのが見極めじゃないかね。自分が強い生物か、弱い生物かを見極めるということ。そして自分が弱い生物だと認めることは簡単じゃないよね」
息子 「そうかー…」
おれ 「おまえはまだ子供だから判断は難しいと思うし、これから変っていく可能性もあると思うし。」
息子 「大人になればわかるのか」
おれ 「大人になれば。んーでも、大人になってもわからないこともあるだろうけどね」
息子 「そうなのか」
おれ 「そうだねえ。大人になっても、どういうふうに進化すればいいのか、わからない人もいっぱいいるだろうねえ・・・」
息子 「・・・・・・」
おれ 「・・・・・・」
息子 「?・・・・・・」
おれ 「・・・・・・」(沈黙)
なんか自分が発する言葉で、自分が言い聞かされているみたいな感覚でした。
2015年07月12日(日) |
先月から今月にかけて |
6月に入って、ようやく土日が休みになって、でもやりたいことややらなければいけないことがてんこ盛りでいろいろあって、土日も忙しく過ぎていって。
6月の最初の土曜日に娘が熱性痙攣とやらになって、びっくりした。救急車に乗ったのは何年ぶりか。まぁすぐに回復したけれども。
三週目の土曜日には長野の善光寺に初めてお参りに行った。寺に行くことの良さ、というか、そういうのがわかる気がした。まだ20代の頃に、女の子の友達に「デートはどういうとこに行くの?」みたいな質問をした時に、「寺」と回答があって、なんか思わず吹いた記憶があるんだけど(笑)今ならなんとなくわかる、みたいな。善光寺はまた機会があれば行ってみたいなあ。
四週目の土曜日は秘密バンドの練習。ライブの予定が決まったらしい。でも一般の人は見に来れないだろうなあ。とある方の、結婚披露パーティーでのお披露目となる模様。
その翌日の日曜日は山梨の友達に家族で会いに行った。サクランボ狩りは楽しいなあ。清里方面に行ったのだが、多分もう20年ぶりとかだな。当時の記憶はほとんど残ってないけど。山梨もなかなか広いというか、いろんなエリアがあるみたいだから、この際征服してみたいな。
七月一週めの土曜日に父の七回忌がありました。自分の段取りの悪さに自己嫌悪でした。息子が父を越えることの難しさも痛感した次第。
そしておとといの金曜夜に、亀戸でまめしばのよーこーた夫妻と飲んできました。ふたりとも当時とあんまり変わってない印象。おれひとりが妙にオヤジ化している気がして、飲みすぎました。飲んでいろいろ語った気がするけど、忘れてくれれば嬉しい。
昨日は朝から会社の周りの清掃があり、午後からドラムのレッスンへ。レッスン行く前に新しいスティックケースを購入。12年ぐらい使ってたのがついに 破れたので。ドラム始めてからずーっとTAMAのスティックケースを使ってたんだけど、今回はプロマークのやつ。真ん中に練習パッドが埋め込まれているというのがイイなあと。結構重いんだけど(涙)でもこれからコイツと長い付き合いをしていきます。
ここまでこんな感じ。でもまだ七月から八月にかけて予定がまだまだてんこ盛りなのであります。今年の夏も楽しみたいなあ。体力が心配だけで気合入れていきます。
そういえばこの春でスピッツの「ロビンソン」発売から20年経ったということで。当時チェリハにいた人たちとかの中で「ロビンソンからスピッツ聴き始めました」というのを聞いたりすると、なんかまだまだ歴が浅い人だよなあ、って思ってたんだけど、もうその人たちも20年選手ということになるわけよね。もう立派なベテランですね。時の流れを感じます。
とりあえずそんな感じです。ではまた再見!
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