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気が付けば1万HITの大台を超えておりました……! 有り難う御座います。来て下さるお客様のお陰で御座います。 こんなアレなガルデン偏愛サイトですが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。 さて、此処数日、家の引越しの準備でごたごたしているのですが。 あれは面倒なものですね。 何と言っても掃除が大変。 不肖私、整理整頓が苦手な人間でして。 雑誌やCD、資料の束にネタ帳、過去にノートに書いた小説や漫画、絵等々が、手の届く範囲内にごちゃごちゃと積んであるのですよ。 これらをまず要るもの要らないものに分けるのに一苦労。 出来るだけ荷物を減らそうと、要らなくなったものの他に、後で買い直す事が出来るものなども処分する方向で整理を進めていたのですが。 自分の書いたものの処分がね。 紙というのは案外重くてかさばるものでして、しかも中身が中身だからほいほいと気軽に捨てられない。 捨てられないと言うのは愛着がどうこうというのではなくて(それも有りますが)、こんな鉛筆書きのエロ小説やエロ絵、エロ漫画を人目に触れるかも知れない場所に投棄して良いのかという呵責によるもので。 と、言うのも、最近、捨てられたものを漁る人(特に子供)が近所に増えてですね。 市販のエロ漫画や雑誌などなら、捨てたのを見られたとしてもおませな少年少女たちの甘酸っぱいメモリーになるだけで別に何という事も無いのですが。 (いや、ビザールマガジン(SM専門雑誌)は古紙回収業者が引き取りに来る直前に出す様にしたりはしましたが。 こんな事で近所の自治会議にかけられたくは無い。) で、そういった市販のものなら兎も角、自分で書いた(しかも7〜8年以上前の今よりヘタレな)ものを一般の方に見られるというのはちょっとハズいと。 いや、心配しすぎなんだろうとは思いますが。 それでもこう、括って捨ててあったのが紐を解かれ、資源ゴミ回収場に散らばって風に吹かれている己のエロ原稿とかを想像してしまうと。 なので、シュレッダーにかけられる奴はガッツリかけて、かけられないものは墓まで持っていく覚悟で「その他」とだけ書かれた段ボール箱に詰め込んだのですが。 しかし振り返って見るに、よくもまあこれだけ書いたものだと。 ネットやイベントという発表の場を得るより遥か以前、僅かな同じシュミの友人に見せたり自分の楽しみの為だけに書いたりしていたあれやこれの山、山、山。 リューナイト以前に書いていたものは既に過去に処分したにも拘らず、尚溢れて散らばる黒鉛で汚れた紙の束。 燃えや萌えと言うのは、かくも無茶な事を一介の若造にさせるのかと。 そう。 パッフィーとガルデンのハッピーエンドには辿り付けずに終わるラブストーリーだとか。 アデューとガルデンのガルデンが死亡したり生き返ったりするラブストーリーだとか。 バカ殿ガルデンが花のお江戸で大暴れ!可愛い子は皆私のもの的ラブストーリーだとか。 カッツェとガルデンが一日ママとパパに?!ほのぼのほろ苦ラブストーリーだとか。 ゴーストライターガルデンとその編集者グラチェスの他者から隔絶された世界のラブストーリーだとか。 新米主婦ガルデンとカリスマ主婦グラチェスと米屋サルトビと陶芸の先生ヒッテルのW不倫ラブストーリーだとか。 無茶なガルデンモテモテ願望は昔から強かった様です。 その中でもアデューとガルデンのカップリングがどさっと多かったのですが。 (アデュガル8、ガルアデュ2くらいの割合で) で、まあぱらぱらと読み直したりもしていたんですが、案外普通の話ばかりだなと。 エロもシチュエーションも王道(新婚・記憶喪失・子供を預かるetc.)ばかりで、今の様なアレさ加減は見当たらないなと。 そう思っていたのですが。 ぱらりと捲ったノートの一冊に ホワイトドラゴンに「お前は今まで悪い事をしてきたが、これからは償いとしてその強すぎる力を封印して世の為人の為になる事をしなさい」と というライトタッチ変態ラブコメディが…… 私の頭がおかしいのは昔からだった様です。
此処最近、人様から良いものを教えていただく機会が多くてウハウハです。 「ハナミズキ」も良いですな!見返りを求めないと言うか何と言うか、聖約に絡めるとパフ×アデュ←ガルみたいな……パフとアデューの幸せを願うガルデン片思い……!!ウワアー涙がー切ない、切ないよ!!(大丈夫ですか) 「誰かの願いが叶うころ」もイイネ!これはどちらかと言えば下僕片思い。(大丈夫ですか) 下僕と言えば。 ナイス下僕が登場するという漫画を色々教えて頂きました。 その中からまずゆうきみあぐ様御推薦(情報有り難う御座います!)の神に背を向けた男(全3巻)を……!! いや、本屋さんに入ったら有ったので、つい……! 話は、耐えがたきを耐え忍び難きを忍んで、財力や魅力や何かもう色んなものを手に入れた或る男の復讐劇(を発端とした、ほぼ一話完結のサスペンス)。 その色んなものを手に入れた主人公・佳樹の片腕にして腕利きの調香師、島津がナイスっぽいのですが。 読んでみましたら。 これがもう。 超有能、御主人様命、渋くてキズ顔の40歳男(回を重ねるごとに絵が若返っていきますが)!!たまにおちゃめをしてくれたり暗い過去が有ったり、堪りませんな!! 主人公が敵の娘を(色んな意味で)ハメているのを、マジックミラーの向こうからビデオで撮っている姿が凄まじくマヌケなのもイイ感じだ!!緊迫感台なし!! スケバン刑事で御馴染みの和田慎二氏が原作を担当しているだけあって、何かこう「遠い世界の出来事」感が漂うストーリー展開ですが(何と言えば良いのか……ドラえもんの秘密道具を使って犯罪を企んだり事件を解決しようとするミステリー、みたいな……)、そのリアリティの薄さも島津たんにかかれば!! より一層現実離れした話に!! と言うか島津たんが調合したりする香が無ければ始まらない・進まない話ばかりですぜ。年増をひきつける媚香が欲しいとか、この催淫剤を分析しろとか。そしてそれを律儀に完璧に果たしてみせるドラえもんより有能な島津たん。その所為で更に主人公よりも存在感ありありな島津たん。 しかし本人はあくまでも主人の引き立て役! 主人に命じられるまでは目立った行動を起こさない! 故に各話序盤では大抵茶汲み係!! 下僕たるもの御主人様にお茶を淹れて差し上げるシーンが有って一人前!!!美味しい!美味しいですな!!萌えましたよ萌えさせて頂きましたよそりゃあもう!! 萌えた余りこんなものを描いてみたり。 なに考えてるのこの子……!!!(嗚咽) いや、その、美味しい話があったらつい「この話をリューでやるなら……」と考えてしまうのが腐れリューファンの悲しい性。 何かこう、当サイト風に言うなら何の謂れもない事で人生を目茶目茶にされながらも己の力で這い上がり、得た財力・知力・暴力・魅力をフル活用して、復讐に身をやつす主人公・佳樹……漫画版ガルデン、その復讐相手の息子でありながらも主人公に魅入られ、彼に引き取られた少年・……TVガルデン(44話辺りの)、ミラクル万能調香師……シュテルみたいな(みたいなって) 特に、目的の為ならどんな犠牲も恥辱も厭わない、しかもエロエロな魅力は超一流の主人公が漫画版ガルデンとダブってですね……! ……嗚呼。 ――――― やはりアデューは濃い目ということで……!!(超私信)
web上で有名なサービスの一つに、google等のサーチエンジンがありますね。 便利なので私もしょっちゅう使うのですが。 で、当サイトの使用しているサーバー管理会社「LOLIPOP」の提供しているサービスの一つに、サイト訪問者様がサーチエンジン経由で辿り付かれた場合、どんなキーワードで此処を発見されたのかが判るというのがあります。 これ、結構面白い上に、お客様がどんなものが求めていらっしゃるのか参考になるので、偶にチェックしているのですが。 先日その「検索キーワード」に「喪服 未亡人」というものが有りましてね。 喪服 未亡人。 「聖騎士の約束」だとか「闇騎士」だとか「ガルデン」だとか「ハグハグ」だとか、そういういかにもなキーワードで無く。 喪服 未亡人。 ……喪服……未亡人…… メイドや幼馴染と同じく現実から遠く離れたエロを思わせるキーワード。 わざわざこんな珍しいキーワードで御足労頂いたのですから ちょいエロでこんな絵くらい置いておけば良かったと思いました。 シチュエーション的には夫の葬儀を終えた後に義理の弟アレクか実家から付き従ってきた家政夫シュテルに押し倒されるか慰められる富豪の未亡人とか何かそんな感じで。(投げ遣り) と言うか、折角ラジオでイメチェンしたのに、後の「聖騎士の約束」でガルデンが黒鎧に戻っていたのは「この人は最愛の男を喪った為に、ずっと喪服を脱がないでいる未亡人なんですよ」という面出女史の主張かと思ったのですが如何でしょうか。 私は旅先で何を描いているのか。
「たった一つの命を捨てて……」のナレーションの余りのカッコ良さに、CASSHERNを見に行く気満々のTALK-Gですおはようございます。 あのナレーションの声は唐沢寿明氏なのですが、その唐沢氏の役は主人公キャシャーンではなく敵の首領ブライ氏なんですよね。 で、そのブライって言うのが主人公と同じ「新造人間」にして「自分達を生み出し利用する事しか考えていない人間共への復讐」を目論む「理由のある敵役」な訳で。 更に、渋い中年、高い誇りと強い意志と明確なビジョン、悲劇、反逆、部下持ち、色素の薄い髪のミラクルコンボですよ奥さん!!これで見に行かない理由が何処にある?!! 他にもサグレーやバラシン等、ブライサイドにツボまったキャラが多すぎ。 バラシンなんか「ブライの腹心で仲間思いで直情的」ですぜ。サグレーは色っぽいお姉さんですぜ。 いずれ見に行こうと思います。主人公そっちのけで。 所でロボット犬は出ないのでしょうか。 あと、主人公がキャシャーンになってからより、なるまでの展開の方が長そうな気がひしひしとしているのですが杞憂でしょうか。 しかし最近「ヒーローものの邦画」しか見ていない。 邦画は作品と視聴の間に訳を挟まないので良いですね。 訳を挟むと、どうしてもその「訳」をした人と同じ観点で見なくてはいけなくなる気がしてしまいます。 もっと語学が堪能なら、こんな事に拘る必要も無いのでしょうが……!! 「キューティーハニー」と「死に花」、「69」も見に行きたいです。 ハニーの方は「愛(Iシステム)は負けない」というコピーがイイデスネ!! 映像は実写とアニメの合成みたいで少し怖いですが。 死に花はじじい達大活躍と言うそれだけで。笑いと涙と爽やかな感動の予感。(予告編を見ただけで何を言うのか) 「69」は元の小説を読んだ事があるんですが、あのいい具合にイイ加減で目茶目茶な感じがどうなるか楽しみ。 それでは、また後程。 ――――― 出先で時間つぶしに漫画喫茶に入り、「シャーマンキング」(途中まで)と「うしおととら」(全巻)をぱらぱらと読みました。 そしたらば、嘗てはファウスト8世とヒョウさんという不運と悲劇の最強男やもめ以外余り範疇に入っていなかった萌えセンサーが馬孫(道蓮の持ち霊)と九印(キリオの保護者兼戦闘パートナー)の非人間高プライド御主人様馬鹿な最強下僕にビンビン反応。おかしい。以前読んだ時は掠りもしなかったのに。 何かもう「嫌がらせをするのが大好き」なぼっちゃまに苛められながらも、その魂燃え尽きるまで尽くしまくる馬孫にメロメロですわ。 殆ど顧みられる事無くとも「自分はキリオの為に作られた」と、無骨ながらもひたすらに主人を護り戦い続けた九印にドキドキですわ。 デザインもカッコ良いし。 汚くない、かちっとした言葉づかいだし!! ……いつからこんなにも「下僕属性」萌えになったんだろう。 嗚呼。 どなたか、他にもよさげな下僕が出てくる漫画や小説等があったら教えて下さい。 ・主人一筋と言うか主人馬鹿一代 ・外見は強面と言うか厳つい系 ・気品と言うか礼儀正しさが感じられる 以上の条件で!!掲示板でもメールでも!!熱烈に待っています。 と言うか、早く大阪に帰りたい。
洗剤のCMで「驚くほどよく落ちる!」という口上を聞く度に うちの馬鹿パソコン(無論OSはWinMe)を連想するTALK-Gですこんばんは。 まずは本日の更新。TOP絵更新。 「散髪と喫煙」 コレクターズエディションsideBの綴じ込みポスターのガルデンの、あの髪の短さを意識して描いてみたら思いもよらずオネエ系になってしまってビックリ。爪伸ばしたりマニキュア塗ったりしなくて良かった。 オネエ系でも腹筋はきっと割れています。 sideB、買った当時は「無駄遣いをした…」と思っていたのですが、最近になってあのポスターで2200円+税の価値はあった(私には)と思い直しています。 腹筋割れてるガルデンなんてルール無用の同人誌でも見られませんぜ。 塗り斑が酷かったり塗り残しが目立ったりしていても、あの腹筋と髪型と目付きとヘアヌード(思い込み)で十分……。 それでは、また後程。 ――――― 姉が貸してくれていた「おたんこナース」(小学館文庫・全5巻)を読み終えました。 ああ…… もうサイコーだね!! 本条先生ステキ過ぎ。 ふわふわ飄々としてお茶目だけれど決める所はバシッと決める。 たまに見せるヒドさもまた……!!(入院患者の意識を取り戻す為に病室でのど自慢大会をやろう!という提案が出て、ナース達に「どうしましょう、やっちゃっても良いんでしょうか」と訊かれた時に「あー ぼくもきのうから連続勤務なんだよね。かわりのヤツ来れなくてさ。正常な判断ができる状態じゃあないなあ。」とか言って暗にGOサインを出してしまったり) 他にも良い話が目白押しで。結婚記念日の話とかさ……!! 次は「HEAVEN?」を読みたいと思います。 「動物のお医者さん」もまた読みたくなってきたな。(教授陣が好き)
COKEKKO様とのリンクを継続させて頂ける事になりました! KURO様、有り難う御座いましたvv WEB上には色んなサイト様があって、沢山の素晴らしい作品がUPされていて、私などはもう札束風呂に浸かっている感じ(何て例え)でウハウハしながら拝見・拝読しているのですが。 しかしそのナイスでグッドでドキドキな作品群は、紙に描かれたり印刷されたりしたものと違って簡単に「無くなって」しまうのですよね。 誰でも何処でも何時でも気軽に作品を発表、閲覧出来る様になったわりに、なんだか「儚さ」みたいなのが増した気が致します。 ズキュンと胸を射抜かれたら、即座にローカルに保存するくらいの勢いと心構えが要りますね。(勿論著作権はしっかり頭に置いた上で……!!) 「一期一会」という言葉が胸に染みる季節です。 ――――― 話は変わりますが、PCのDVDドライブが直りました。 こここれでいつでもガルデンの媚態やシュテルの勇姿を拝む事が出来るのですよ姫!! 早速24話〜27話(シュテルのマブさとガルデンの悪っぷりが素晴らしい)をドキドキしながら見ました。やはり……24話の猫っぽく表情豊かなガルデンと腕組みして崖に立ったり尻尾伸ばしたり色んな魔法使っちゃったりする張り切りシュテルは良い……!!27話も、最後の超級ライダースソードとかダークネスフィンガーとか見所多すぎ。 25、26話は「マジドーラタコ殴りシーン」と「シャインクエイカーで感電」「ファイナルクラッシュドーン使用2回目にして敗れる」「腹を殴られて白目を剥くシュテル」のシーンくらいしかグッとこなかったんですが。 今回ゆっくりじっくり見てみて、ふと気付いた事が。 海底神殿でナジーがアデューに千年前の戦いを見せるシーン。 ミスティックシールドを張るシーンで、赤いウィザードみたいなのとゴッドハンドらしきものと一緒に、カラーやデザインがシュテルに酷似した奴が居ますよね。 ひょっとしてドゥームとの合成で取り返しのつかない体になる以前のシュテル?!と胸がときめきました。 いや、「ゼファー第1稿」(アニメスペシャルとかに載ってる「シュテルに似てる」と言われているアレ)っぽくもあったのですが。ついでに言うと余りかっこよくはない。 でもときめくんだ!妄想してしまうんだ!! ひょっとしてあれが現ダークナイトシュテルの母体になったリューなのかなって!! もしそうだとしたら元々奴は厳ついつくりだったという事になって個人的にとっても美味しいのですが。 ルーンナイトの華奢さ加減は殆ど詐欺に近いと言って良い。 何かシュテルが画面に登場したり、ガルデンが「シュテル!」とか叫んだりするたびに動悸息切れを覚えてしまいます。 私は何時からこんなシュテル馬鹿になってしまったのか。
COKEKKO様が更新停止されるそうで…… (詳しくはサイト様の日記を) リンクの件に関しては管理人のKURO様のお返事待ちですが、「まだ行った事が無い」と仰る方は今すぐ行くべきかと!! 本当にこう、ぎゅっと中身の詰まったハッピーなお話や絵を拝見出来ます故!! COKEKKO様のサイトモットー 『ガルデンが幸せなら何でもアリ』は 私の中で永遠の名言です。 いやもう、ほんともう。 ずっと大好きです。
ラフとかだとまだマシな具合に描けたと見えるのに、それにペン入れをした途端駄目駄目になる事が多い私です。(漫画原稿とか特に) 恥の多い人生を送ってきました。 いや、人間失格じゃなくてですね。問題は「何故ラフだと良い具合に見えて、それにペン入れすると駄目駄目になるか」という事で。 それは、その……巧く言えないのですが、 私の拙い絵(未ペン入れ)を見て頂ければお判りの通り、いっぱいごちゃごちゃ線が引いてありますよね。 人間の目は、その「いっぱいごちゃごちゃ引いてある線」の中から、自動的に「一番具合が良い線」を選んで見る様になっているらしく。 で、「それにペン入れをすると駄目になる」というのは、つまり「いっぱいごちゃごちゃ引いてある線」の中から、ペンで清書するべき「一番具合が良い線」を選べていないという事なのだそうです。 無意識に選んだ線と、意識して選んだ線の間にずれがあるという事です。 成程と思いました。目から何か色んなものが落ちましたよ! その「ずれ」を防ぐには、例えば下書きの段階ですっきりと出来るだけ線の少ないものを作るとか、ペンを入れる時によく吟味して線を選ぶとか、色々やりようがあるみたいです。 何を今更な話なのかもしれませんが、凄く勉強になりました。 またひとつ「かしこさ」が上がった感じだ。 でもその話を聞いて感動した直後 「落書きとかだと上手な絵を描くのにそれを清書するとなるとてんで駄目な青年アデューと、『一番綺麗な線』を見抜く力を持つ代わりに様々なものを失った寡黙な画家ガルデンのラブストーリー(濡れ場は当然アトリエ)」 とか妄想している自分に気付き、きっと私の「かしこさ」は純粋なかしこさ数値にマイナスが掛けられた値なんだろうと。 恥の多い人生を送ってきました。
例えばどこぞの大学生であるアデューの元に、どでかい段ボール箱が届く訳ですよ。 何だこれとか思いながら送り主を見てみると、「株式会社パフリシア」なんて書いてある訳ですよ。品名は「精密機器」な訳ですよ。天地無用割物注意水濡厳禁な訳ですよ。 暫く悩んだ結果、アデューは「そういえば前にこの会社の街頭アンケートに答えた事がある」と思い出す訳ですよ。そのアンケートは「回答者の中から抽選で最新型デスクトップパソコンをプレゼント」とか言う景品付きのものだった事も思い出す訳ですよ。 当然何の疑いも持たず「俺ってラッキー♪」とベリベリダンボールを開く訳ですよ。 そしたら中に入っていたのは意識不明の銀髪に白磁の肌の全裸美青年 済みません、やっぱり良いです。
「近頃温かくなってきましたね」 「頭がか?」 こんばんは、TALK-Gです。 この日は移動中に聴くCDでも買おうと久々にSOUND1st.に入ったのですが。 欲しかったCDが無くてですね。 何かこうCD買うぞモードに入っていたのに不完全燃焼。 こうなったら是が非でも何か買ってやるぞと。買ってこのCDウォークマンにぶち込んでやるぞと。(MD使えよ) そんな感じでムキになって店内をうろうろしていたのですが。 すると今度は良さげなアルバムザクザクの状況に、クラクラと眩暈を起こしてしまいました。 そりゃあもうドキドキですよ。布袋の新譜「電気侍」(直訳)やらO塚愛(伏字)やらモンゴル8○○(伏字)やらなんかもう凄かったですよ!!ついうっかり欲望のままにオープンザ財布とやらかしそうになるのを「いや待て!!」と叱咤しましたよ。必死で手を財布から引き剥がしましたよ。物欲VS理性。暗黒闘気と戦うヒュンケル並みの苦痛が全身を襲いましたね。これは「聖母」だの「天使」だのいう言葉しか口から出て来なくなっても仕方ないと思いましたよ。 で、脳内春闘の末に理性と物欲が談合した結果(打ち破らないのかよ)、弾き出された予算は3500円。最初に欲しかったCDを何時か何処かで手に入れる事を考えるとこれ以上は出せない。毎日券買って新幹線乗ったりしている割りにお寒い台所事情。と言うかアルバム1枚買ったら終わりです。 ではその1枚を選ぶべかと、再びうろうろと店内を徘徊していたのですが。 やっぱね! 「BAMBINA」なんてドメインでウハウハしているサイトの管理人としては、3月31日世界発売のアニキの新譜「電気侍」(http://www.hotei.com/pop_elc/index.html)を買うべきだろと!! ジャケットからしてイカス!!ボンデージ&和服?!どうしろっていうんだ!!これが日本のサムライと世界に発信ですかアニキ!!乳首出していないのは世界への配慮ですかアニキ。 しかし、此処最近のアニキのジャケや封入冊子にはパンスト頭から被ってたり(誤解)首輪で繋がれてたり(誤解)目隠し&後ろ手で縛られて椅子で開脚座りさせられてたり(本当)、何か取り返しのつきにくいものが多いんですが今回のコレは中々どうして、ファンじゃない人が視界に入れてしまった時感じる衝撃と気まずさはやや弱め(当社比)になっていますね。 そんなマイルドなアニキもまた!! で、アニキでジャケ買いというのもアレなので収録曲もちょっぴり吟味。 今回のはギターインスト集だそうで、つまりアニキの最強に強まったギターをこれでもかと言うほどピュアに聞けるという事で。 というか収録曲に新録は無さそうなんですが(デジタル・リマスタリングって再編集と言う事ですよね)、しかも収録されてる曲が初出のアルバム殆ど持ってるし(しかもKILLBILLでなく「新・仁義なき戦い」のサントラの方で)。 でも……でもね!それでもやっぱりこう、ファンとしては!! 買っとかなきゃ駄目だろ、と!好きな曲一杯入っているし、アニキピンでのインスト集は今まで無かったし!ジャケットカッコいいし!! で、満を持して 宇多田ヒカルシングルコレクションをレジに差し出した訳ですよ。 収録曲の三曲目なんか特に良いなあと思いました。 初めて聴いた時にはこんな訳の判らない妄想は浮かばなかった筈なんですが。 さよならあの頃の私。 ――――― 夜更けに風切嵐様とまたも萌え指数暴沸中なチャットを…(一周年おめでとう御座います)! その中で「ガルデンにはきっと『彼』が『物凄く強くて爽やかで優しくて温かくてかっこよくて明るくてなんかもう太陽みたいに素敵な男』に見えているに違いない」と言うお話が。 彼の事を思うときには背中に薔薇でも点描でもドンと背負える乙女オブ乙女、ガルデン。(TV36話以降仕様) サルトビに「目を覚ませ」と言われてもきっと目を覚まさないに違いないと。 ガルデンにとっては彼は永遠に「白馬の騎士様」なんだろうと。 彼が本当にそんな男なのかどうかはまた別問題。
実は私はアデュガルが好きなのですが(実はって) それ以前に嵌っていたのはダイ大のヒュンケル受でした。 もうね。そのルックスはもとより、あの破滅的思考と言うか反則もいいとこの強さと言うか、魔物に育てられた過去とか人間だてらに魔王軍の不死騎軍団長(一発で思い出せた)とか、贖罪の旅とか素手でオリハルコン破壊とか本当有り得ない。 もっと有り得ないのはアニメ版でしたが。(有り得なさのベクトルが違うのでは) そんな美味しい設定てんこもりのキャラの周囲に侍るのも、これまたナイス男揃いで。 獣王クロコダインは渋いし、ヒムは忠犬ぽくてイカスし、陸戦騎ラーハルトはヒュンケル馬鹿一代(偏見)だし、バーンやフレイザードと絡めて考えるのもまた良い感じで。 メインメンバーのダイやポップ達もまた。マァムとくっつくのかエイミーとくっつくのかどっちかはっきりしろと苛々したあの日を思い出します。(結局ヒュンはラーと旅立って、それにエイミーがくっついていた様な。しかしヒュンケル、もう戦う事は出来ないと宣告されていませんでしたっけ。そんなんで旅に出るという事は、戦闘の際にはラーがヒュンを守ってやるのか?ひ……姫?!) レオナ姫との邂逅と言うか和解も、こう、グッときましたし。 もしリューナイトに出会っていなかったら、今頃、ラーヒュンメインのヒュンケル溺愛サイトとか作っていたのかもなあ、と、何故か家に有ったダイ大4巻を読みながら思いました。 ダイ大に出会っていなかったらパプワのアラシヤマ溺愛サイト。
やばい。 物凄くやばい。 何か気がついたらやたら重いHTMLファイルがローカルの当サイトフォルダ内にあって、中を見てみたらシュテルの館とかいうページになっていた。 何時こんなアレを作ったか全く覚えていない。脳内成分を調べられても文句を言えない。 これが所謂黄泉がえりというやつでしょうか。こんばんは、TALK-Gです。 リューナイトTV放送10周年を迎え、色んなサイト様が活気付いておりますね! かくいう私もリューナイト大好き同盟に入れて頂いたり! 和織花月様にリンクを繋がせて頂いたり!! 何だかすげー楽しいのですが!!大丈夫でしょうかね?!オーバーヒートしたりしませんかね!! 寧ろ毎日毎日オーバーヒートして生きていかなきゃいけないのかも知れません。 1分1秒が惜しい。 とにかく今は絵と文をゴリゴリ書く事に致します。(やたら重いHTMLファイルをゴミ箱にドラッグ&ドロップしながら) ――――― 気が付けば9449ヒット超えておりました。 ひええ、有り難う御座います!! 皆様方のお陰です!!本当に有り難い事です。 これからもどうぞ御贔屓を。こんな萌えと妄想と馬鹿と微エロしか頑張りどころを知らないサイトですが、それでも宜しければ……!!(駄目だろ)
知らない人にデューク更家風ウォーキングで何処までも追いかけられる夢を見ました。 こんばんは、TALK-Gです。 此処数日なんだか慌しくて大変です。大阪→東京→石川→大阪みたいな。 文明開化のこの時代に、たかが書類提出と判子つきの為に何をやっているのだろうと思います。 しかも新幹線やら何やらの公共の交通機関を乗り継いで移動している為、少なくない移動時間をただ眠っているか音楽を聴いているかしか出来ない。本(特に文庫本)や携帯の画面見てると酔うし、隣に人が座ったりするのでついうっかりメモ帳に落書きを描いたりも出来ませんよ。おのれー私にマジドーラがあったならー!!(他のリューはコクピットの居住性低そうなのでパス) で、どうしたって寝るのも曲聞いてるのも飽きてくるし、時間さえありゃあネタを考えて居たいお年頃なので、してみんとしてするなり。 ……所で、皆様、じっと考え事をする時ってどんな姿勢を取っていらっしゃいますか。 目を閉じている?窓の外を見ている?きょろきょろしている? 私の場合、微動だにせずじっと手元などの一点に視線を落としている(しかも目の焦点は微妙に合っていない)という些かアレな姿勢を(無意識の内に)取ってしまっている事が多くてですね。(考え事をしていると動きが止まってしまう。メモリの足りないPCの様に) 自分以外の方が頻繁に通りかかる場所でそんな事していたら不気味極まりないと言うか「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」とか言われかねないので、一計を案じました。 1.適当な雑誌などを用意する。 2.適当なページを開く。 3.其処に視線を落とす。 これなら微動だにしなくても、熱心に本を読んでいる様にしか見えないと!! 幾らネタ繰りをしていても大丈夫だと!!! そう思いながら今後の事やアデュガルの未来について、じっくり一人脳内会議フェスティバルを行っていたのですが。 新幹線降りてからよく考えてみたら、大阪から東京に着くまでの間ずっと同じページを睨んでいる奴というのは一体なんだろうと。 隣の席に人は居なかったのですが、頻繁に通り掛っていた売り子さんとか「何だあいつぁさっきから関西ウォーカーの同じページばっか見て」と無気味に思ったに違いない。って今気付いたんですが何で東京行きの新幹線で関西ウォーカー読んでんだ。だだだ大失敗ですわ。 今度からはじっと同じページを見詰めて考え事をしていても大丈夫な様に、クロスワードパズルの本か般若心経のお手本でも持参していこうと思います。
今日4月5日は、10年前に覇王大系リューナイト第1話「俺がアデューだ!現れた騎士道ボーイ」がテレビ放映された記念すべき日ですねってすげえタイトルだな初っ端から。 まるで森田健作を思わせる勢いと男っぷり。ザブングルのOPテーマの一節♪ここは地の果て 流されて 俺(倒置法)とも張り合える熱さです。 前振りが長くなりましたがこんばんは、TALK-Gです。 で、ですね。 キャラクタの未来だとかパラレルだとかあまつさえ擬人化だとかの捏造が激しい当方、リューナイトTV放映開始10周年を機に、此処は一つ基本を固めてみようじゃないかと思いましてですね。 捏造するにも、土台がしっかりしてなくちゃあ駄目だろう、と! 平たく言えば「もう一度ちゃんとTVや漫画、OVAやCDを見詰め直してみよう」と!! そう思いまして、今日は先に届いたDVDBOX2の付属冊子(設定資料集)なんかを見てみる事にしたのですが(話そのものを見直すには時間が足りなかったので)。 まず色白でキュートでセクシーなガルデンがイカスBOX裏に記載のあらすじ。 >真の騎士を目指すアデューと、 >お姫さまのパッフィーや忍者のサルトビたちは、 イズミは? い、イズミだって第一話から登場してたのに!省略って酷すぎるよ!! 気を取り直して冊子を捲り、目次のページを見てみます。 此処には、TV本編からの各リュー達のカットが何枚か載っているのですが。 その中のシュテルは、よりによってマジドーラの顔をグーパンチで殴っているという25話のアレが使われていました。(もう1枚、パラディンの剣を受け止めてるのもありましたが) シュテル(と乗り手)の凶暴性と性悪さ加減が最もよく出た一枚を此処で使うとは…! 写真選んだ人、グッドジョブ。(サムズアップ) で、更に捲っていきますと、過去に関連商品やビデオ・LDのジャケに使われた絵が収録されておりまして。 「ああ……9巻ジャケ絵のラーサーが持ってる剣ってどう見てもギルツの剣だよな……」とか「ああ……10巻ジャケ絵のアデューはほんと凛々しくてカッコいいよな……」とか「ああ……ティア・ダナーン第一章のシュテルとゼファーは何度見ても美肌でツヤツヤだよな……」とか、ウッフリ気分が満喫できます。 その後、インタビューページなども挟みつつ目玉の一つである「リューの設定資料ページ」へ。 オフィシャルとしては数少ない「クラスチェンジしたリューの資料」が載っているものなので、ウハウハしながら眺めていたのですが。 その中の、爆烈丸の紹介ページの記事…… >闇風にはめ込ま >れている精霊石の力を利用 >しガルデンはシュテルを階 >級転移させてしまった。 ええっ?!! か、階級転移(記事中では「クラスチェンジ」とルビ)?!! 35話のアレは傷を癒してパワーアップしただけ、38話のアレは26話のパフ同様ガルデンが精霊石の力を暴走させただけと思っていたのですが。 ……えええっっ。 もしそれが本当なのなら、「闇風でシュテルの力を何倍にもした」(36話のガルデンの台詞要約)というのは闇風でシュテルがクラスチェンジしたというのを示していた事になるのですが。 ……精霊石って、どんなリューでも(その石が嵌め込まれた武具に対応していないリューでも)クラスチェンジさせてしまう事が出来るのですか? それともただ単に、闇風が「扱い易い・力を引き出し易い」精霊石だったのか、闇風の力を勝手に引き出してしまう邪竜族(イドロ)の技術が凄かったのか、シュテルが要らん所で器用だったのか。三番目希望。 何か、リューに関する基礎知識をしっかりさせようと資料を捲った筈なのに、却って混乱してきてしまいました。 嗚呼。 ――――― それはともかく(便利な言葉)、遂にTVリュー10年目に入った事ですし、個人的に思う所もありましたので、これからも頑張っていきたいなあと。 口だけじゃなく、作品で示せる様に血道を上げます。 一にも二にも自分に喝だ。
※漫画版・擬人化・若返り・214年前で※ 「シュテルー、見てみろ!いいだろう!!」 不意に響いた幼い声に、ガラス食器を割らない様に磨く練習…つい先日「一族」と同じ姿を手に入れたばかりの彼にとって、それはとても難しい作業…をしていたシュテルは、直ちに手を止めて体ごと振り向いた。 何時の間に其処にいらしたか。キッチンの入り口には彼の小さな御主人様が、蒼の瞳を得意げに輝かせて笑っている。 その表情の眩しい事。闇に慣れた目には些か刺激が強い。 シュテルは紅い目を細め、素早くそのでかい身を屈し、何のてらいもなく跪いた。これで主の許し無しに、彼を見下ろすという無礼を働いてしまう心配は無い。 ……さて、主は一体、何を以って己に「見てみろ、いいだろう」と仰ったのか。 「これを見ろ。イドロが『服』を作ってくれたのだ」 考える間も無く出される答え。主の面(おもて)しか見ていなかったシュテルは、改めてその小さな体を包む衣に注意をやった。 「そろそろわたしも、この世界のしくみの何たるかを学ぶために、ヒト里におりたりしなくてはいけなくなった。 そのとき着ていくようの服なのだ」 あまり熱心に見詰めるシュテルに気分を良くしたか、主は猫の様なしなやかな仕草でくるっと回って見せる。 ふうわり広がるケープ、上着の裾。その下からは膝丈のキュロットが覗く。 淡い色合いの、子供向けの上等な服……一般の者には、その程度の事しか判るまい。 だが。 「―――――」 シュテルの紅い目が無機質を思わせる光を宿し、その「一見、ただの服」の詳細なマトリクスを読み取り始める。 ケープや上着、キュロットの所々には、様々な魔術的意味を篭められた紋様の縫い取り。 革のショートブーツや上着の袖口には、釦に模したアミュレット。 服に使われた布そのものに織り込まれているルーン。 それらから構成される術式は――――― 「……極めて強固な守護の魔法。 守護だけではなく、仇為す者に対しては高レベルの逆魔法を発動させ、報いを受けさせる…… 正に刃を着込むに等しい攻守一体の効果。 また、招魔の式と抗魔の式を同時に成り立たせ、使用魔力の不足や余剰を常に解消する事によって、着用者への負担を無にする工夫も見られる」 「ん、その通りだ。 さすがわたしのリュー、シュテル……おまえの『目』はとてもたよりになる」 ますます上機嫌になった主に褒められ、シュテルは「勿体無いお言葉」と顔を伏せた。 ……そうでもしないと、嬉しさに微かに頬がひくつくのを隠せない。 主に褒められるというのは、何時だって最高に気持ち良い。 戦場で槍を揮い脆弱なモノ共を貫くのなんかより、何倍も、だ。 「すごい力があるだけじゃないぞ」 と、そんな下僕をさておいて話を進める主。 「この服はとても軽くてやわらかくて、きもちいいのだ。 どんなにすごい力があっても、ごわごわしていたり重かったりしてはダメだと思わないか?」 「仰る通りで御座います」 魔法衣とは、マジックアイテムである以前に「服」である。 どれほど魔術による付加価値が高かろうと、そもそもの基(もと)である「服」としての能力が低ければ、それは欠陥品なのだ、と。 そう仰せられる小さな御主人様の鋭く容赦ない「目」に恐れ入り、シュテルは益々頭を低くする。 こんな厳しい御主人様に、自分は褒めて頂けた、と、収まりかけた喜びを再燃させながら。 主は主で下僕の賛同を得られた事に満足し、「やっぱりそうだろう」と頷いて。 「それと、もうひとつ。 服というのは、にあうものじゃないと、どんなにいいものでも台なしだと思うのだ」 笑みを含んだ言葉。 「シュテル、わたしを見ろ」 言われるままに顔を上げると、目に飛び込んでくるのは御主人様の笑顔。 天上の精霊も煉獄の仔悪魔も、こうまでひと(リューだが)の心を惹き付け蠱惑する笑顔は浮かべられまい。 思わず瞬きも忘れて見入る(魅入られる)シュテルに、主はケープを留めるブローチを弄りながら囁く。 「おまえは良い『目』をもっているから、おまえに聞きたい。 この服……にあっているか?」 尋ねられたシュテルは、思わず……今度は極めて感情的に……主の姿を見た。 刺繍の入ったケープ、その下の上着。柔らかな色合いの中でも、主のそのミルク色の肌と銀の髪、薔薇色の頬に青玉の瞳は良く目立つ。 キュロットから伸びた脚は黒のニーソックスに包まれていて、ぼやけがちな色彩へのアクセントのみならず、ちょっと大人びた雰囲気を醸し出してもいる。そこ等の子供など比較対称にならぬ程の風格を備えた主には、大人っぽいくらいが丁度良い。 とにかく、よく似合っている。可憐且つ華奢でありながら生き生きと躍動感に溢れた主のその御姿、魅力を存分に引き出すフォルムといい、見事なデザインであるとシュテルは考えた。 「はい、よくお似合いです」 「ほんとうか?」 「はい。とても、可愛らしくて……」 うっとりしながら賛辞を述べようとしたシュテルに、主は突然むっとした表情を向けた。 「……かわいい、だと?」 「は?は、はい」 先程までにこにこしていた御主人様の声と表情の変わり様に、シュテルはびくりとしながらも頷いた。 「……ばかシュテル!おまえなんかきらいだ!!」 「!!?」 途端主はキッとその大きな猫目で下僕を睨んで身を翻し、キッチンを走って出て行ってしまった。 下僕は何が何だか判らず、とにかく「嫌われた」というショックに呆然とその場に凍り付いていたが。 「……おや、どうなさったのですか?そんな御機嫌斜めなお顔をされて」 「イドロー、シュテルがわたしをバカにしたのだ」 「!!!」 キッチンの扉の向こうから聞こえる会話に、顔色を変えて立ち上がった。 誤解だ。バカになどしていない。 例え天地が引っ繰り返ろうと、このシュテルが貴方様をバカになどするものか。 引っぺがす勢いでドアを開け……勢いだけでなく本当に少し蝶番部分をがたつかせながら、シュテルはキッチンを飛び出した。 すると其処の廊下に、主と珍しく若い女姿のイドロが立っている。 主はシュテルに気付くと、ぱっとイドロの後ろに隠れて。 「あっち行け、ばかシュテル」 と、顔だけ覗かせてべーと桃色の舌を出した。 「……お前、何をしたんだい」 あからさまな拒絶をされ、床に膝着く事も忘れて顔にスダレを掛けるシュテルを見上げ、イドロは眉を顰める。 問われてもシュテルは答えられない。彼にだって原因が判らないのだから。 と、其処にもうひとり、主の腹心であるマーカスがやってきた。 「何やってんですか隊長、こんな所で」 食事帰りか、爪楊枝を咥えながら不躾に尋ねるマーカス。普段なら「ぎょうぎがわるいぞ」と咎める所だが、今の隊長……主には、それも目に入らないらしい。 むくれた表情で、小さな拳を振り回しながら、 「シュテルが、わたしのこのかっこうをバカにしたのだ!!」 「そ、そんな!!わたしはそんな事は!!」 必死で弁明しようとするシュテルときゃんきゃん怒る主の間に挟まれ、何とも困り果てた表情のイドロに、マーカスは訳知り顔で呟く。 「ははあ。どうせシュテルの事だから、隊長の事を『可愛い』だとか言ったンだろう」 「そうなのだ!」 「そ、それが如何してバカにした事になる!!」 シュテルよりよっぽど「判って」いる、と表情をころりと明るく変え、マーカスに駆け寄る主。それに更にショックを受けながら、納得いかんとシュテルは吼える。 敵意剥き出しで向けられた火を噴かんばかりの紅い目にも、しかしマーカスは涼しい顔で、ひょいと隊長を抱き上げて。 「隊長みたいな立派な男に、『可愛い』は無いだろうよ。 ナメてると思われても仕方ねえよなあ」 「マーカス、この服、にあっているか?」 「勿論、隊長。中々『強そう』で『カッコいい』」 褒められた隊長は、嬉しそうに目を輝かせ、「そうだろう、カッコいいだろう」と見ている者こそ蕩けそうになる笑顔を与えた。 ……マーカスに。 本当ならあの笑顔は自分のものになる筈だったのに、と血が滲むほど拳を握り歯をギリギリ軋らせているシュテルになど、その欠けらもくれない。 「わたしはこの一族の長、ひいてはこの世の『は王』となるもの! それを『かわいい』だなんて、バカにするにもほどがある!」 マーカスの肩の上で胸を反らせ、主は極めて遺憾だと下僕を見下ろし。 「お前もマーカスを見ならえ」 と、常に主の第一の下僕である事こそを誇りとしているシュテルにとって、極めて冷酷な戒告を投げた。 「……申し訳、御座いません……」 跪き、血を吐く様にして詫びながらシュテルは、事の成り行きを面白がっている風にしか見えないマーカスのニヤニヤ笑いを紅い三白眼で睨め上げ、そしてこの結果を招いた己の不徳に、もう一度「申し訳御座いません」と額づいた。 主とマーカスが行ってしまってから、シュテルは漸くのろのろと立ち上がった。 それに、話の途中からキッチンに引っ込み、全く進んでいなかったガラス食器の片付けをしていたイドロが声を掛ける。 「災難だったね」 そもそもこの騒動の発端が自分の作った服であることはさておき、苦笑して続ける彼女。 「まあ、お前も頑張るんだね」 「言われずとも……」 膝を払い、シュテルは応える。未だショックを引き摺ってはいるものの、その目には既に常の色が戻っていた。 「やはりあのお方こそ、このシュテルが生涯を賭けるに相応しい。 ……その傍に常に己が在れる様、もっと研鑽せねばならん」 己というものに相当な自負を持つ、極めてプライドの高いリュー、シュテル。 そんなシュテルをして、従者たらしめんとする己が一族の長に、イドロは密かに頼もしさと末恐ろしさを感じた。 「イドロ、ガラス食器の片付けの残りを任せるぞ」 「……はいはい」 どうせ今のシュテルにやらせたって悉く割るか壊すだけだろう、と、イドロは溜息混じりに了承する。 それを受けてシュテルは、主の傍に在るべく後を追って駆け出した。 あっという間に見えなくなる姿を見送り、またキッチンに戻りながらイドロは、 「……男っていうのは大変な生き物だね」 やれやれと首を振るのだった。 ――――― シュテルって、何処か不器用な気がします。 と言うか、もし器用な性格だったら、ああいう形では主に仕える事は無かったのではないかな、と思います。 ――――― ……食器を粗方片付け終えたイドロが、そろそろ三時のおやつでも、と作り付けの小型貯蔵庫をごそごそやっていると。 シュテルが独りで、手に工具箱を持って戻ってきた。 「……どうしたんだい?お前、御主人様を追いかけたんじゃなかったのかい」 尋ねるとシュテルは、悄然とした表情で、 「……『先におまえがこわしたキッチンのドアを直してこい』と叱られた……」 ドアの所に座り込んで呟いた。 イドロは、「……ああ、そう」とだけ答え、やけに小さく見える丸めた背中を出来るだけ視界に入れない様にしながら、再びおやつの準備に取り掛かった。
給料はたいてリューDVDBOX2遂に購入。 既に購入済みのBOX1と併せて、漸くTVシリーズが揃いました。 これでいつでもうちのPCで闇騎士の細腰とか流し目とか悩殺ボイスとか全裸とか下僕の勇姿とか満身創痍な姿とか触手っぷりとかを拝める訳ですよ!!! PCのDVDドライブさえ修理に出せば。 そんなの待ってられないので、とりあえず思う存分DVD鑑賞出来る個室を借り、独り上映会クラクラガルデン祭りを行う事にしまして。 で、さあ燃えるぞ!ジーンとするぞ!!十年前の感激よ今一度!!と意気込んで、当時燃えに燃えた51話・52話(最終話)から見る事にしたのですが。 何か感動するよりも先に笑いが込み上げてきて困りました。 既にあらすじが頭に入っている所為か、物語よりも映像を見る事にばかり夢中になってしまいまして。 気付いたらネタ探しばかりしている様な有様だった訳ですよ。 で、探してみたらざくざくある訳ですよ、当時気付かなかった事が。 例えば52話、ナジーが精霊石の力をひとつにしてうんたらかんたらというシーンで マジドーラの杖が一瞬OVAマジバーンのものになっていたとか。 これじゃ駄目だろと、気を取り直してネタより物語に集中してみたのですが。 今度は邪竜皇帝と側近に萌えている自分に気付いて愕然。 いや、何と言うか、こう……邪竜皇帝のアクションが一々大きくてね!! あんな仮面や肩当(?)着けてる割に、重々しさが全然無くてね!寧ろ軽やかなところが、もう!! 二刀流でこう、腕を交差させて構える所なんかすんげー格好良かったですよ。 で、側近は側近で、前向いてる時と後ろ向いてる時で髪の色が違う(色指定のミスか?)とか何か有り得ない面にのけぞりつつも、やっぱり従者って言うのがね!!最後の「こ、皇帝陛下が!!」という叫びで妙に萌えてしまいました。 それと、皇帝倒して、クラスチェンジ解除したリューが降りてくるシーン。 シュテルが一瞬アップになるんですが……この時のシュテル、何かパーツが色々足りてない気がするんですが気の所為ですか? 肩当の所のビーム発射口とか。いや、単なる作画の関係かも知れませんが。黄色いパーツも見えるんだけど、それ、発射口とは違う位置にあったしなあ。 後、アデューと握手をして別れるガルデンのシーン、その細腰と身のこなしの余りのエロさに思わず一時停止→コマ送りをフル活用してみたり。(AVかよ) 目と目で通じ合っている感じが良かったです。アデュガルスキーの端くれと致しましては。 しかし、BOX2最初に収録されている27話ではあれだけ凶悪で凶暴で狂気に満ちた悪人面っぷりだったのに、可愛くなっちゃってまあ、とクロトワ張りに髭をひねりながら呟いてしまいます。 いや、27話のも52話のも好きなのですが。 ガルデンってやつぁ、本当に一粒で七、八度美味しい罪な奴ですな。 キャラクター定まってないとかそんなのは言いっこなしだ。 あ、それと、最終話で精霊石の力を全開にしたアデューが「アースティアを思う皆の心が」という風な熱い口上を迸らせるシーン。 ゼファーに被せてこれまでに出会った人々の姿が浮かぶんですが。 その中にウィンディーが入っていないのは一体何の仕様でしょうか。 ちょちょちょちょっとこれは無いんじゃないかと最後の最後で泣けた。一ウィンディー好きとしては。
まずは本日の更新。 TOP絵変更。「製作部長大いに語る」 ガルデン部長の腕時計はドッペル・クロノグラフの92万円するやつなんだぜとか考えながら描いたのですが全然それらしさが無い。 リングは「仕事と結婚した」という意味で着けてるんだぜとか、製作部長御自ら春の新番組・変身ヒーローもの「仮面ナイター・ゼファー」第12話からのライバル役「ダークナイター・シュテル」として登場(見所は体内の原子力エネルギーを使おうとして環境保護団体の反対デモを引き起こしてしまうシーン)とか、そんな妄想設定ばかり考えています。 10年目も妄想と萌えと妄想で頑張りたいですね。 それでは、また後程。 ――――― 嘘404エラー画面撤去。 スルーされているのをひしひしと感じながら、これからもネタ命のサイトでいきたい、と……!! それにつけても今日は、様々な所で四月馬鹿祭りが行われていて、とても楽しかったですよ! イベントって素晴らしいなあとホクホクしている不肖TALK-G(馬鹿歴=年齢)で御座いますこんばんは。 ――――― 萌え話をする度に、アデュガルが己のリューカップリング萌え原点である事を気付かされます。 そしてアデュガルがお好きな方、それぞれがそれぞれのアデュガルカラーをお持ちである事にも。 お聞かせ下さい、貴方のアデュガルはどんな色ですか。(プチ質問) うちのアデュガルはとりあえず白濁しています。 銀髪半エルフがお嫁にこないかなー(c)G=ヒコロウ ――――― 風切嵐様、萌え極まるお話、御馳走様でした…!! プチなアレに使うのはリボンが良いかと思われますが如何でしょうか。 リボンの騎士プレイとか言ってみたりなんかしt(銃殺)
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