TOM's Diary
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テレビニュースを見ていたら三鷹の清原市長が出ていた。 どうやら、三鷹の”鷹”の字が常用漢字から外される件で取材を受けたようだ。 そう言えば、一ヶ月ほど前にご本人との会食時に、そのような話を聞いたことを思い出した。
元々常用漢字と言うのは、日常の使用に必要なものとして定められているもので、漢字を使用するための目安である。使わなくてはならないとか、使ってはいけないとか言う制限をするためのものではない。
ところで、上記のテレビニュースでは、常用漢字の見直しに関しいろいろな意見が紹介されていた。 コンピュータ(ワープロ)や、携帯電話の普及などにより、読めるけど書けない漢字があったり、””のように、漢字としてはほとんど使われないが(”^艸^”のように)顔文字に頻繁に使われるために使用頻度だけは高い漢字などの話があった。
つくづく思ったのは、常用漢字が生み出された、大正時代と今の時代背景はまったく異なるのに、誰も、常用漢字のあり方そのものを見直す必要について言わないことに対する不自然さだ。そんなにいろいろな問題があるなら、抜本的に見直したらいいじゃないか。 こうなったら、常用漢字(コンピュータ用)、常用漢字(教育用)、常用漢字(報道・法律・出版用)とかに分けちゃえばいいのに。
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