京のいけず日記

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2005年09月30日(金) お次は、たまねぎ、…花形満?

2週間ぶりの絵画教室に行ってきました。モデルはピーマンに続いて玉ねぎ。

たまねぎの絵

このあと、玉ねぎさんは肉じゃがになりましたとさ。多謝。

お世辞と分かっていても、褒められると嬉しい。明日は私も見習って、教室で褒めまくろう。
ヨイショではなく、
一生懸命な、あなたへのエール。

HPのgalleryに「たまねぎ」(顔彩。スキャナ取込み)追加しました。良かった見てやってください。


阪神、優勝しましたねー。優勝セール行かれましたか、関西の方?
うちは実家の父も、姉宅一家も大のタイガースファンです。

で、私は…というと。 特に応援している球団はありません。
ダンナさまは私以上に知らない(なのにウンチクをたれる)という我が家。

あ。でも。昔は、父にチャンネル権がありましたので、
ナイターが始まれば、野球中継(もちろん阪神戦)ばっかり。

柴田とか、城の内とか、土井とか…???
あらら。もしかすると、子どもの頃は隠れ巨人ファンだったのかな。

たぶん「巨人の星」の影響ですかね。川崎のぼる、だ、懐かしいー♪
「ちかいの魔球」(ちば)「父の魂」(貝塚)なんかも好きでした。
男どアホウ甲子園とか、あぶさんとか、水島新司も野球もんばっかやね。

懐かしの花形満

うーん。あんまし似てませんが、
花形モーターズの次期社長 満坊ちゃま、です。
でもって、歳くんは、もちろん歳さんです。モテ男対決だ?


で、少し前なんですが、ダンナと久しぶりでパチンコ屋さんへ行きました。
実は石部金吉に見えて、パチンコ台とパチンコ台の間に人がいて、
「お姉ちゃん、玉、出えへんで」…の時あたりから知っています。
家が上品だったもんで…(^^ゞ 今のカタブツブリは、たぶんその反動です。

ハンドルはもちろんバネ。チューリップ全盛時代。同時に玉を2つ入れて、
ずっと開けぱなしにする、…そんなことにコーフンしてましたね。

今みたいに…。うーん。なんていうのかな。妙に人が賢くない。
でも、一見、人が横着なようで、横着やなかった時代。

父や、母親の隣で、下に落ちているパチンコの玉を拾って遊んでましたね。
たぶん小学生の頃。もちろん入るわけもなく、手持ち無沙汰にしていると、店員のお兄さんや、知らんおっちゃんが、そっと玉を入れてくれたり…。
子どもは子どもで、分相応、曲がらず、たくましく育っていたような気がします。

…そうそう、で。巨人の星というパチンコ台があったんですね。
キャラクターが出てくるのですが、星飛雄馬はもちろん、星一徹、明子姉さん、伴宙太、花形満、左門豊作、オズマ…、そして、あの速水まで!
スルスルと名前が自然に出てきたのには、我ながら、びっくり呆れまくり。

三つ子の魂、百までも、というか、今思うと、
マンガに傾けた情熱の5%でも勉強に傾けていたらと思います(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出稼ぎ仕事、正式日程の連絡及び、身柄確保(笑)の確認を受ける。
11月まであとひと月。今年の年末、正月も忙しくなりそうだ。
明日から気合入れてスキルアップだ。がんばれ、自分。


2005年09月29日(木) 死に場所探し

今日は夕方からの出勤です。午前中はお葬式に行ってきました。

12年前、こちらへ引っ越してきた時に、お祭りや、地蔵盆や、地域の行事で、新顔の子ども達にも気さくに声をかけて下さった人です。
68歳。ふだん、お付き合いのない私には、突然の、お若い訃報でした。

ご焼香の際、ご遺影に向かって、お世話になりましたと頭を下げました。
言いそびれずに、それだけは伝えたかったのです。

読経が終わって、出棺。ご遺族の方の挨拶が耳に残りました。
「…好きなことをやり、好きなお酒を飲んで、安らかに逝ったと。幸せだったと。
人を疑うな、と、父はいつも言っていた」と。

黒いリボンの掛かった額には、ちょっぴり若い、髪も黒々、おっちゃんの笑顔。
温かな故人の人柄でしょう。たくさんの方が参列、涙されていました。

幾つぐらいなのかな…。無邪気に柩を覗き込んでいる、幼いお孫さん。
優しいおじいちゃんだったんでしょうね。

手を合わし、昨年亡くなった母の葬儀の時のことや、残された父の顔を、ぼんやりと浮かべていました。 …人はいつか死ぬ。あたりまえの事なんですが…。


顔写真風の若い歳三さん


遺影…。一番その人らしい、故人の人柄が表れた写真。
葬儀のドタバタの中で、あれでもない、これでもないと迷いましたね。

結局、母の時は、20年近くも若い時の写真を用いました。
(といっても88だったので、70近くの写真ですが…。)

おばあちゃんらしからぬ、モダンな服を着て、にこやかに、
今も実家で笑っています。

(20年ほど…?若い歳三さん…)




2005年09月27日(火) お母さんは留守なの♪

本日はまる子ちゃんの中学校の体育祭でした。
まる子ちゃんも、高校生のお姉ちゃんも、運動会嫌い、スポ根大嫌いなのに、何故か、バスケだけは小学生の頃からずっと続いています。変な奴ら。

スラムダンクを友達に貸してもらったというお姉ちゃん。うちの押入れを見よ。
確か全巻揃っているぞ。お嬢さん、安くしときますぜ。


家に居るとセールスの電話がよく掛かってきます。
一番多いのは、子どもの受験、塾や、家庭教師の類。
二番目に多いのは投資信託とか、金儲けの話。
三番目が間違い電話。

悪がき歳三


腹が立つのが、個人を装って電話口に呼び出したり。
いきなり馴れ馴れしく話しかけてくる人。
そんな相手には、こちらの口調も冷たくなるが。
社名を名乗り、礼儀正しく話す人には、つい前口上までは付き合ってしまう。

「考えていません。すみません」と出来るだけ穏やかに断りを入れる。

ダンナは「そんなもん、要りませんと言って早く切れ」と言う。
子ども達も「お母さん。聞かんと、受話器ガチャンと置いたら」と笑う。

受話器の向こう側には、安い時給で慣れぬセールストークのおばちゃん。
上からノルマを課せられた営業担当のお兄さんや、おっさん達。
どんなに素晴らしいかと、一生懸命、懇々と説明をする学生さん。

相手も仕事だ。
癇癪まぎれの断りにも慣れたもの。いちいち気にする必要はない。
話にノル気もなく、のらりくらりと断るのは、お互い時間の無駄だろう。

分かっちゃいるが。
仏頂面や、ケンカ腰ではなく、気持ちよく断りたいものだと思う。
とりわけ、強引で、失礼な野郎に対しては一泡ふかせて切りたいもの。

「お母さんですか?」 「ママは留守なの。昨日から帰ってこないの」

なんて。あの手、この手考えるが、言えたためしがない。

「お母さんですか?」 
「おたくを産んだ覚えはありません」とか言って一度切ってみたいなぁ。


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★通勤文庫 
 bookに感想追加しました。良かったら下の IkezuYa からどうぞ。

 土方歳三、参る! −幻説五稜郭ー 著者/辻真先さん

(SF娯楽時代小説。はちゃめちゃだけど楽しめる。「北辰挽歌」も同作家)


2005年09月26日(月) 「至急」の文字が示すもの

今日も朝から一日仕事。土曜日と同じヘマだけはするまいと思う。

日曜日はお墓参りに行ってきました。
墓地へ入ってすぐのところに明治3年に建てたという墓石があります。
もちろん縁もゆかりもないのですが、その墓石に刻まれた播磨国という地名や、時代を感じさせる名前を見つめていると、何やら感慨深いものがあります。

土方歳三は、その前の年、明治2年に箱館で亡くなっています。この墓石の方も、接点は何もなくとも、同じ時代に生きていらした方なんですね。どんな方だったのでしょうか。どんな一生だったのでしょうか。お墓参りに来た時には、その墓石に向かって、心の中で、手を合わせています。

今年が無理なら、来年、歳三さんと容保公が建てた、会津の近藤さんのお墓に、また行ってみたい。同じ座標に立って、時間の軸をシンクロさせて、ただ、静かに手を合わせたい。その場所に確かに彼が居たのだから…。


至急の文字が並ぶ回覧板夜遅く、お隣から回覧板が回ってきた。
回覧板の上には一枚の紙。

至急

町内の方の訃報だった。


組も違えば、個人的な付き合いもない。まともに話したことすら記憶にないが、
子ども達が幼い頃、町内や、地域の行事で、よくお世話になった方。

ひとなっつこい、それでいて頑固そうな、お酒の好きそうな、おっちゃん。

68歳。もう、そんなにお年だったんだ。
紙に記された苗字の違う喪主の名前や、故人の年齢に、人の生を知る。

お葬式には行こうと思う。


2005年09月24日(土) やってしまった…っ!

使いまわしのらくがき絵

えー。今の仕事に就いて、何や、かんやで8年になります。

その間、雨の日も、風の日も、熱のある日も、正露丸の日も

…と書き始めたが、
ええい。言い分けはよせ。

不規則勤務。体の不調。
休日の朝も子供の弁当作り

だからッ。
言い分けは、やめっちゅうに。

二度寝したのがマズかった。
「今どこにおられますか」の電話に布団の中で起こされる。

はッ!?そうなの。危うく、穴を空けちまうとこだったんだい。
 いばるなッ。大バカ野郎。だいたい夜更かしが悪いんだ。

「何で起こしてくれへんの」と、子供みたいに八つ当たりするわけにもいかず、
慌てて、F先生につなぎを電話で頼む。

幸い、3連休というのに家におられて…ほんま…良かったぁあぁ (T_T)
仕事先一つ失うところ。最悪の事態をまのがれる。

F先生、サマ様です。受けた恩は返さねば…。読んでないですね…。


雷を覚悟して、あとで仕事先の上の人に謝ったら、注意もなく。
「○○さん(←私)が来ないなんて考えられないものねえ。大丈夫ですか?」
と、こちらの体の心配までされてしまった。

こういう時って、自分が悪いと認識している時って。
変に慰めたり、庇ってもらったりすると、チクリと余計に堪えるもんなのね。

逆に言えば、怒ってやることで、相手のそれを引き受けて昇華させてやる。
これって愛情かもなと思う。

怒られるうちが花なのよ、子ども達… って、アンタでしょ。
あとで、きっちり、その上の人から、お叱りのメールが来ました (T_T)

11月。ド根性大阪人と仕事で再会したら、たるんでるッ、と一喝されそうだわ…。

明日、お墓参りに行ってこよ。



ふと。例えば、公共のトイレで、目の前に。
「きれいに使いましょう」と貼ってあるのと、
「きれいに使って頂いて、ありがとうございます」と、貼ってあるのの違い。

「いやぁ〜♪」 なんて、思いつつ、的を定めて用をたしてる…(し、失礼)

同じ事を言いたいのに、こういう違いも大きいよね。受け取る側は。


2005年09月23日(金) 通勤文庫 沖田総司異譚 「天を覆う瞼」ほか

一年後のポスト小泉さんは 麻垣康三 さん だそうです。

誰だか分かりますか?
それぞれのいい所を集めた、こんな人がおったらいいのにねえ。

長所・短所含めてのその人。そやから一人では行き詰る。
前に立つ人は猪突猛進でも、主体性のない、馴れ合いでも困る。
他人の意見には耳を貸し、いざとなれば決断力のある人がいい。

近田歳三郎
こんな人が組にいたら、ちょっとは変わったんでしょうか。
んーー。あんまり変わんないかなぁ…。

山方甲子三 や 土本歳馬 じゃ、どうでしょう?

ううん。良いのも悪いのもひっくるめて、やっぱ 三方土歳 がいいな。うん。

ぶーたれソージ使いまわし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
通勤文庫 
沖田総司異譚 「天を覆う瞼」

著者/真壁沙瑛子 文芸社 2003/11/15 初版 @1.300円+税




時代小説としては、密度が薄く、物足りない感がした。
時代描写が、単に、物語の進行上の説明にしかなっていない。

沖田の幼少から順に追い、最期まで書き切るには、構成の緻密さ、起伏に欠ける。心理描写などすごく丁寧なようでいて、どこか雑な、…特に後半、そういう印象を受けたのが残念だった。

主人公は沖田総司。そして、彼の信仰にも似た、絶対的信頼を得る土方。蜜月期間は長いが、ラストにはギョッとする。ラストで裏切られるというのは、結構、読者として快感なはずが…。読後感が苦い。

けして土方が悪に書かれているからではない。後半、書き急いだ結果からか、突如、つじつまを合わせてしまったような印象を受ける。平間をラストまで引っ張るなら、描写を重ねないと、とって付けた話になってしまう。

 …す、すみません。ほんま何サマやんね。いけず言うて、ごめんなさい。

幼少の頃から苦労をして、回りの人間に気を遣い、他人(土方)の意志にぶら下がることで生きようとした、今までにない沖田…。幼いまま大人になってしまったような…、沖田総司の心理などは、よく描かれていたと思う。

それに、何といっても、土方、出ずっぱりだしーーー♪
(悪の大魔王であろうが、しみったれた子悪党であろうが、自意識過剰のナルシストであろうが、…オッパイついていようが。ふふん、何でもOKなんだい)

作者があとがきで書いていらっしゃる通り、時代小説というより、作者自身と、沖田総司を重ね合わせ、その内なる世界を書こうとした、宗教譚的な作品。


えー。ブログをとりあえず触らなあかんようになりまして。
といっても、日記はもうこれで十分なんで。

で、本の感想に使えないかと、試行錯誤中。
あ〜わおん、まで、カテゴリ作ったら、勝手に整理してくれるはず?? 
ちゃうて。…仕分けは自分でするんよ。

HPも中身のないまま、また思いつきで遊んでます。
アイフレームはしもたかなぁ…。もとはカッコイイテンプレやったんですが。


2005年09月21日(水) すみませんのラクガキ と バラバラの話

らくがき絵

何となく妙な気持ちになって。

時々…ですが…時々ですよ…
気持ちのままにラクガキすると。
 
たいていは、
こんな絵になってしまいます。

私は何をやってんでしょう…。
兼業主婦。2児の母です。

(Q 背中の主は誰でしょう…?)


ピーマン うちの子ども達も幼い頃は嫌いでした。
いつのまにか長女が美味しいと食べはじめ、
二女は「ピーマンもどうぞ」と言えば食べられるように…。

美味しいのになぁ、と私が好きで食べていたら、いつのまにかって感じです。
チョコ味にしなくても、子どもの味覚は変わっていきます。
それに誰にだって好き嫌いもあります。
色んなものを食べて、美味しいな、と思えるものが増えれば幸せですよね♪
(このネタ終了)


朝、晴れて、ダンナと銀行へ住宅ローン完済の手続きに…。
そっかー。抵当権外してもらうにも手数料が掛かるのね。およよ (>_<)

そのあとダンナは会社へ。
私は今日は夕方からの出勤。買い物に行って、早々と夕飯の支度を済ませ、
あとは、すみませんのラクガキ三昧。

何かね。今日はなんもヤル気がしない。仕事に行くのも面倒くさい…。

でもって。教室に出たら、これでニッコリしてんのよね。
やる気バリバリになるのは何でだろう…? やっぱ仕事が好きなんかなぁ。

あーーーーーー。でも、今は、メン・ド・クサイ (…フランス語みたいね?)
おでんも煮えたし、ご飯もセットしたし、早めに出るか。



…あれ、何の小説だったかなぁ。
甲陽鎮撫隊が日野へ寄った時のシーンで。
歓迎のあと、近藤に用意された寝所へ歳三が転がり込み、寝てしまうの。

で。姉のノブさんが幼い子どもに諭すように、
「おまえの布団は、ちゃんと用意してある」と言っても、
「俺と近藤さんは夫婦同然。女房が一緒の部屋に寝て、何が悪い」
とか何とか言いながら(うろ覚え…)絡みながら寝てしまう。

近藤が、静かになった歳三の寝息をうかがうと、涙の筋が付いていた…。

というシーンなんですけどね。
ここまでの話が、いわゆる、そーいう甘いというか、オイシイ?シーンなどない、
どちらかというと淡々とした作風の小説で、
なので、余計に、突然の歳三の乱れ方にキュンとなりましたっけ。

あれ。誰のやっけーー。押入れにあるはずやんな。。んーー。

只今の通勤文庫(ハードカバー)は。
「沖田総司異譚 天を覆う瞼」 著作 真壁沙瑛子 を読んでます。

その前が、北方謙三の「草莽枯れ行く」だったんで、
おまけに今度はビシッと ↑ 読み込んだんで、ギャップ、ちょっとユルイかな。

読みやすいのは読みやすいんですけどね。
時代背景の描写が少なく、どうしてもト書き多しの内々の話になってしまうんで、そのあたり時代小説としては物足りない気がします。…す、すみません。
ですが…。
総司と、総司の信仰にも似た土方の登場に、ほっぺは緩みぱなし (〃^∇^)


んでは。仕事に行ってきまーす。


2005年09月20日(火) チョコレート味のピーマンで…

検索されてココへやってきた方が、昨日、今日と多くてびっくりした。
すみません。別名「歳三さん日記」というほどアホな事ばっかり書いています。

子どもの好き嫌いのためにピーマンをチョコレート味に変えてしまった。
面白いと思うより、ギョッとされた方が多かったんだと。
私が感じたこと、そうおかしくないんだって、ちょっと嬉しかったなぁ。
 (…リアクションがないんで、たぶんそうだと思ってるんですが、違いました?)

うちのテレビ前の住人達です

うちのテレビ前の住人達。トシゾーも照れながら仲良くやってます


それぞれ個性が違うのに、好きになるために、相手の本質を変えてしまう。
すごく横暴で恐いことだなと思います。

まだまだ多感な二人の子どもがいます。小学生だった頃、友達の事で悩んでいた時に、親として、どう言えばいいのかと思ったことがありました。

明るくて、活発な、元気のいい子を、教師や、親が好むように、
みんな仲良くしましょう、友達を好きになりましょう、と、
それが当たり前のように人は言います。

ですが。
仲良くなれない時だってあるし。競う時もある。嫌いな奴だっている。
相手だってそう。どうにも相性が合わない人もいる。

大人の期待に答えようと、無理やり好きになろうとする。仲良くしようとする。
それができない自分は悪い子だと自分を責める。道化をする。演出をする。
我の強い子であれば、逆に相手を力で変えてしまえと思う。

でも。自分とは合わないな。嫌な奴。と思ったっていいんだ。
誰も、彼も、みんなと仲良しごっこなんて無理な話。

ただ。無理に好きになる必要はないけれど。
相手のことを認めてやる。それぞれの存在を受け入れる。

言葉で話すのは簡単だけれど。
上っ面の言葉ではなく、みんなそれぞれ違う、と理解するには時間が掛かる。
だから。プレッシャーばかり与えないで、待ってやる。見守ってやる。
するとしたら、そういう方向の努力が必要なんじゃないのかな。大人のほうに。

女の子だったんでね。他愛もないことで悩んでましたね。うちの子ら。
Aちゃんと、Bちゃんは仲が悪いんだけど、どっちからも遊ぼうって誘われる。
どうしよう…とか、こんなこと。低学年の最初の悩みだったかな。

煩わしいんなら、どっちとも遊ばなきゃ? ひとりでええやん。
私なら、こうなんですけどね。
みんな一緒の仲良しグループってのが苦手だったんで。
今にして思うと、ちょっと意固地だったかなぁと。…淋しい青春(笑)

へそ曲がりの親とは、似ても似つかぬ、優しい子ども達。
でも、子どもは子どもで、自分なりの答えをちゃんと出していくでしょう。
中学生のまる子ちゃん(二女)は、まぁ。思春期、真っ只中です。



で。 …ねっ! これで終わりませんよ。 すみません。(^-^;) 

相性が悪かったといえば… 土方の歳さんと、山南さん。

この二人の場合はどうだったんだろう、と。
今も、あーだ、こーだ、と妄想の中で、ひとしきり思うわけでありますが。

いくら鬼の土方でも、山南さんをチョコ味に変えてしまうおうなんざ、そんな人を無視した、冒涜した、横暴なことは思わなかっただろうなぁと思います。
故に悲しい結末になったのかもしれませんが…。

お菓子ってんなら別ですがね、ピーマンはピーマン…でいいんだと思います。


2005年09月18日(日) 48歳 満月の夜に酔う

今宵は十五夜、中秋の名月でしたね。
京都では、こんな色を、薄くぼかしたような真ん丸いお月様でした。


昨年、大河見ながら描いた、らくがき絵

昨日のとある絵画教室で、
輪郭の線は描かないんですか?と聞いたら。

髪の毛ほどの細い線を筆できれいに描けるようになったらね。
まぁ。10年はかかるわね。
とにこやかに言われた。

えぇー? 10年もですか!?
相手が喜ぶような、大袈裟なリアクションをしてみたものの、
心の中はまったく反対だった。

10年経ったら…。
10年ヘタでも描き続けたら…。
日本画の手法で
好きな人の絵が描ける。  …いや。10年経っても、ヘタレは、やっぱりヘタレでしょう(笑)

不思議に10年という時間が、とっても優しく、穏やかに感じられた。

今まで、10年という単位は、途方もなく、嫌になるぐらい長かった。
10年後などと言われたら、そんな先の話など、したくもないと思った。

そして。その夜。
歴史スペシャル番組を見ていて、また妙な時間の感覚にとらわれた。

過去から遡って時代を追っていく。
2100年。逆算する。その時代に私はいない。
たった95年のちの世界に、私は存在しない。

もっとも。95年どころか明日だって分からないし。
寿命が延びて150ぐらいまでは永らえる世界になっているかもしれないが。

遠くない未来、確実に私はこの世界から居なくなっている。
ああ。そうなんだ、と思う。

悲しいとか、淋しいとか、死にたくないとか、生きててたまるか、とか、
そんな感覚とはまた違う。

今まで追いかけるばっかりの、追われるばっかりの、そんな相手に、
通りすがりにポンと肩を叩かれてしまったような、奇妙な錯覚がした。

穏やかで、静かな、確かな時間が過ぎていく。
とっても優しい顔に見えたよ。奴の顔は。



えー。…絵画教室には続きがあります。

先生。野菜シリーズの次は、人物を描きたいんですが?
やっぱり実際にデッサンしてから描くんですね?

もちろんよ。
(以下、頭の中での会話)

あのぉ。写真じゃ駄目ですか?
その人は、もう、この世にはいらっしゃらないんですが…。

あら…まぁ…。お身内の方?

は…ま…その… 好きな… ひ、ひっ… ひぃおじいちゃん!? 

言えへんぞ。


さて。11月から3ヵ月。出稼ぎ家業のスケジュール確認があった。
仁義なき2足のわらじを履いて3年目。また忙しくなるなぁ。時間と鬼ごっこだ。


2005年09月16日(金) ♪・・ピーマン・の・よう・で・ピーマンでない??

どんどん♪ 
それは何かとたずねたら…。

ピーマンの絵

スキャナ取り込み。え〜。これでもピーマンのつもりです。
絵画教室3回目。今日のモチーフはピーマン一個。
初めて顔彩というものを使いました。ドキドキ♪

じゃなっくて!!!

ピーマン・の・よう・で・ピーマンでない?? もの。

それは、チョコレート味のピーマン!


野菜嫌いの子ども達が、ピーマンや、人参を好きになったのは何故だろう、と、今日の某クイズ番組の中で紹介されていたんです。

むむむ。なんかね、うちが、いけずなのか、素直に頷けない。
すみません。何となく嫌〜な気分がしたわけです。

成分や栄養はそのままで、味を子ども達が好きなチョコレート味にしたとか。
つまり、チョコレート味のピーマン、チョコレート味の人参ってこと。

えっ? と思う、そんな私の感覚っておかしいのかなぁ…。
方向が違う努力をしているような、そんな気がします。

成分や、栄養のためなら、別にサプリメント、錠剤形でもええんとちゃうん?

野菜の色や、形にこだわるんなら、そのものの味で食べへんかったら、
それは野菜に失礼ってもんとちゃうん?

いろんな調理法も、調味料もあるんやし。ま。それでも好き嫌いってあるわな。

チョコレート味のピーマン? それって、ピーマンとちゃうで。

もしも、私がピーマンやったら…… \(◎o◎)/!
媚振って、愛想ばらまいて、お金かけてチョコ味にカモフラージュされるより、
「ピーマン嫌い!」と、言ってくれた方が嬉しいぞ!? ほんまかいな。

俺っサマは、ピーマン! ピーマン! ピーマンだーーーッ! 文句あっか。
(本日、絵のモデルになってくれましたので、不肖、ワタクシ代弁しました)


…ちなみに、うちのダンナさま、カレー嫌いなんです。
もしかしてチョコレート味のカレーだったら食べるんだろうか……。


2005年09月14日(水) いいわけ

昔、ハムスターを飼っていました。
まんまる体型が可愛い、ゴールデンハムスターを2匹。

ハムスタートシゾー それはハムスターの習性なのか。
それとも飼主に似るものなのか。

清潔な二階建ての瀟洒なハウスも
カラフルな遊具も見向きもせずに
うちのハムがひたすら好んだのは新聞紙や、牛乳パックなどの箱。

← 基地作りと兵糧確保に忙しい、ハム。
気まぐれにクルクル回る遊具で運動する。


しめった藁や、フンや、ゲージの隅っこに溜め込まれている野菜クズなどを
掃除して、きれいにしてやっても。
何が気に入らないのか、すぐに例の基地作りを始める。

新聞紙などは大喜びで、口で、奪うように取っていく。
そして、適当に散らか(…っているとしか思えない)状態になって
ようやく安心して藁や新聞紙に潜り込んで眠るのだ。


ダンナが、私や、子ども達の部屋を見て、
「まるでハムスターみたいやな」と苦笑する。 (←すでにあきらめている)

家の中を見回すと、部屋の隅々、机の上、我が家はまるでハムスターハウス。

いくらきれいに掃除をしても、いつのまにやら元通り。
いやいや。けして散らかしているのではなく、グータラでもないのだわ。
日々、快適な空間作り、創造的パフォーマンス!なのだわ。 …うん?


★もしも、組対抗、散らかし度、王者、選手権があったら?
 優勝は…。
 原田左之助? …いやぁ、何となくイメージ的に…。すみません。
 
 準優勝は…。
 意外にも山南さんかも?
 袖に穴が空いていても無頓着な山南さん。
 良い事も、ストレスも、何でも溜めてしまいそうで、整理べたかも…。

 近藤さんの部屋は何となく浮かぶけれど…。
 掛け軸とか、書とか、立派な部屋なんだけど、でも、そんな中に、
 土産でもらった木彫りの熊とか、無造作に置いてある部屋…みたいな感じ。

 誰かさんの部屋は…。マメそう…きっと片付いているんだろうなぁ…。こわ。


2005年09月13日(火) 完済記念日

いつになくオッサン顔の二人

乾杯! お疲れさん。 
いつになくオッサン顔の二人。なんで生やねん。


本日、銀行から一本の電話がありました。
「長らくありがとうございました。住宅ローンが…云々。抵当権を…云々」
ローン完済のお知らせと、それに関わる手続きのご案内でした。

今年の初めに、ローンが9月で終わるね、と、ダンナと話していたのに、
すっかり忘れていました。

賃貸住まいの新婚当時は、0どころか、親の借金抱えてのマイナスのスタート。
5年後。同居云々、さんざん悩んだあげく、自分達で家を持とうと物件探し。
あるもの全て吐き出して、それでも残った巨額のローン。

もしも自分が死んだら、Sakoはローン返さなくてもいいんだから…。
などと、慰めにもならないことを、ダンナが言って笑ったんだっけ。

…自分が死んだら? …って、きれいなこと言うなよ。
そうそうきれいになんか、死ねないんだから。見よ、現実を。

などと、ブータラこいてました。心の中で。


お疲れさま。予定より早いゴール。よく頑張ったよね。

え??

終の棲家を探す? …ここじゃないのか、ダンナさま。

もう少し広くて「きれいな」家に引っ越したい?
…それは。私が家に居る限り、無理ちゅーもんです、子ども達。

だいたい。お義母さん、あのまま一人住まいさせておいて大丈夫なのか。
だいたい。ようやく終わったと思ったら、何なんだ、あんた達は。

いろんな意味で、今までの20年と、これからの20年は違うんやからね。
分かってんのかな、うちのダンナさま。

さて、さて。欲かき人生、これからの人生どうなるんでしょ。



…新選組ってね。やってきたことや、存在やら、きっとキャーキャー言ったり、
乙女チックに憧れるような、きれいなもんじゃなかったと思う。

煎じ詰めれば、出世欲、物欲、正義と名を借りた武力行使、己の力を試したいだけの自己顕示欲、そんなものの塊りじゃなかったのかなぁ。

特に他に守るべきもの、所帯など持とうとしなかった歳三さんなんか、そう思う。

でも。

最初は無名で、頼るべき後ろ盾もなく、財力もない。己以外に何もない。
そんな中、多くの隊士に仕事を与え、飯を食わせ、養い、体を張ってきた、
評価はどうあれ、信じる事を貫いて歴史に名を残した。
…それってやっぱり凄いと思う。

んーーと。名を残す…って事じゃなくて。えっと…。なんだ…? 
あまりにもストレートな、分かりやすい生きざまか。

いや。今日のところは…きっと所帯持って隊士達を食わせたとこかも…(笑)

ほんま。…なんで、こんな人ら、好きなんやろね。 未だ分かりましぇん。


2005年09月12日(月) 見ぃ〜つけた!

視線が一瞬拾ってしまった文字の形にときめいてしまう。それだけで嬉しい。
こんな経験はありませんか?

新聞の切り抜きほら。誰かさん、見ぃ〜つけたっ♪

日記にお付き合いして下さってる貴方には
もうお分かりですね?
まいど。(〃^∇^) いやん。すみません。

おや? こちらは。
衆院選後の新聞にこんな文字を見つけて
一人にやにや。

落選組  …また頑張って下さい。


ここんとこ残暑厳しい京都。忙しいのと、夏の疲れを引きずって、家族全員が、何だかお疲れ気味の我が家です。そういう私も、体のサイクルとあいまって、
ダルイことこの上ない。しんどいよぉーーー。 燃料ぎれ…。ぷっすん。ぷス。


2005年09月11日(日) ありゃりゃの選挙ショー

どこの局だったかなぁ。おフザケの過ぎた選挙バラエティショー。
「なんなん、これ?」
中学生のまる子ちゃんまでが笑ってる。えーっと、スターウォーズもどきのとこ。

選挙番組ばっかりで退屈だ〜っ、
などと言いながらも、アホな親より、子どもはマトもな視線を持ってるよ。
「文句言ってんと、違うチャンネルにしたら?」は長女(高校生)の醒めた声。

おもしろきゃ、何でもいい。遊んでしまおう、ってノリは、いい大人だけかも…。
なんて。…私が言うな? ハーイ。 ごもっとも。


困惑顔の近藤さん

久々に近藤さんの登場です♪

組関係の本をまた買ってしまいました。
狭い我が家、本の置き場所どうしましょ。歳三さん。


2005年09月09日(金) 元に戻す 絵画教室その2

絵画教室2回目。今日は鉛筆で、ポカリの缶をデッサンしました。


操作は元に戻せても、その一手は戻せないよ

歳三人形とPhotoShopのウインドウ


底から上まで真っ直ぐなコーヒー缶とはまた違って、ビミョーな曲線が難しい。
何となく見た「感じ」で描くのではなく、補助線を引くなりして歪みをなくす。
それならば、方眼紙のようにグリットを引き、指しで測ったように描けばいいや、というと、そういうものでもないらしい。図面や、設計図とは違うのだから。

…難しいなぁ。一本、線を描いては、…あ。ちゃうなぁ。
消しゴムを使って何度も描き直す。

元々、無器用で、物事に延々と没頭するタイプだけれど、だんだんと根気がなくなってくるのが分かる。ポカリ缶一つ、思うように描けやしない。

落書きなら簡単だ。こんな感じ。そんな感じ。あんな感じ。
歪んでようが、影が変な角度で付いていようが、人がどう思おうが。
自分がこれはポカリ缶だと思って描けば、ポカリ缶なのだ。(…そんな無茶な)

絵を描くのって、何となく、感覚、センス…というイメージがあるけれど。
センスとかいう前に、まず観察力と、根気と、何より体力が必要なんだなと思う。

描き直している途中で、何度、パソコンだったらなぁ。と思ったことか。
「Ctrl」+「Z」 左手の親指と、人差し指だけで、元に戻せる。
色を塗る。イメージじゃない。元に戻す。やり直す。何て簡単な操作だろう。
やり直すことが簡単だから、あまり考えない。緊張感も、集中力もない…。

ちょっと安易さに慣れすぎてしまったかなぁ。
来週は野菜なり、花なり、人形なり、好きなモチーフを持ってこいという。
私の歳三さんへの道(笑)は銀河系の彼方よりも遠そうです …(>_<)…


2005年09月08日(木) ゼッケンよ、おまえもか。のち大騒動。

台風一過の昨日の、今日も、夜の仕事。
午後11時前。駅に降りると駐輪場周辺の原っぱらからは一面の虫の声…♪
橋の上、チャリンコを飛ばす。風が変わる。ちょっと肌寒い秋の風だ。

このまましばらくペダルを漕いでいたいような、そんな気分で帰ってきたら。
そこには、昨夜に続いて、白い布着れが私を待っていた。
 「え? ゼッケン? 明日要る? 今から作る? ほー 誰が?」

秋の大運動会 その2

幕末道場対抗男子800mリレーに出場の選手の皆さんは
本部席横、半蔵門までお集まり下さい。

ゼッケンを付けた歳三さん

歳の奴。借り物競争じゃねえんだよ。どこ見てやがんだッ(勝ちゃん)



…昨夜、実は、その後が大変だったのです。いや、ほんま。
夜中の1時。メールを読み込んだり、日記を書いたりしていると、いきなりノートンさんのエラーメッセージ画面が出現しました。

え。 …何? 内部プログラムエラーが発生しました?
アンインストールして、もう一度インストールしろ!?

メッセージ画面のシマンテックのサイトへつなげている最中にもPCが不安定に。IEは履歴などをCrickすると画面が消えたり、ファイルが開かない…っ!?

すわっ、ウィルスかと、LANケーブルを抜いて、あの手、この手の数時間。
リカバリが頭をかすめつつ、もう一台のPCで(…こちらはバスターを使ってます。んで。SP2がインストール済み)で情報集め。

最近、バックアップをまったくしてなかったので、外付けのHDをつなげて、大事なメールや、アドレスやら、仕事用のドキュメントやら、アホな落書きのゴミファイルを、いつクラッシュしないかと、冷や冷やしながらコピー取り。

…気が付いたら、もう朝。あー、今日は仕事が休みで良かったぁ。お弁当用にセットした炊飯器が動き出すわ、階上で家人が起き出す物音がするわ…。

ウィルスか? スパイウェア駆除プログラムのせいか? それとも、単にファイル破損なのか。オンラインスキャン、Windows Update…。あぁ疲れた。

念には念を入れ、ノートンを最新のものし、ローカルでスキャン。結局、ウィルスは検出されず、脅威はないと…。何か納得できひんわ。あれがノートンとの何か不適合なのか、分からずじまい。私の頭の中同様、ごった煮状態のPC。いっそ、リカバリかけた方が良かったかな。

何にしろ、バックアップはマメにしないといけないと思った次第です。反省。
でも。何でもかんでも…、アカンもんまでご丁寧にバックアップ取りそう… (^_^.)


2005年09月07日(水) 黒いハチマキ

台風一過の今日は夜の仕事。
午後11時前。駅からチャリンコで帰る途中にダンナからメールが入る。

「帰りが遅いけれど大丈夫?」といった内容の優しいメール。
「?…??」

仕事で夜が遅くなるのは今に始まったことじゃない。何だか変だな…。
それでも心配されているという気持ち良さも手伝ってご機嫌で帰ってきたら。

私を待ち受けていたのは「つくろい物」という仕事でした。
黒の一枚のハギレ。子どもが学校の体育祭で使用するハチマキらしい…。

ご本人(実は娘の方が裁縫は上手だ)は、私が居ない事をいいことに、
「お母さんに縫っといてもらって」とダンナに押し付けてさっさと寝たらしい。
え〜明日要る!? 
…雑巾すら四苦八苦の私に今からこれを縫えというのね。

昨年のらくがき。黒ハチマキにしてみました。

黒ハチマキに変わった歳三さん

第1回チカラノスケ杯、幕末道場対抗男子800mリレー♪
優勝チームにはなんと米俵100表が贈られます。

さて。杉本さん。いよいよですね。注目選手は誰でしょうか?
んー。7コース、試衛館の石田村の歳三。体が軽そうですね。
気性にまぁ癖がありますが、行商で鍛えた足で、逃げ足も早い…。


秋。そろそろ体育祭のシーズンですね。一年経つのは早いなぁ。
区民運動会、年々お声が掛からなくなるのは喜んでいいのでしょうか…。


2005年09月06日(火) 誰がジーンズを洗うの?

若かりし歳三さんの顔

子ども達は台風が来て、明日、休校になればいいなどと罰当たりなことを言っていましたが…。
夜間、京都市内は激しい雨が降りましたが、警報は出るに至らず。土砂崩れ、冠水、浸水された地方の方、お見舞い申し上げます。宮崎の学生さん、大丈夫だったでしょうか? 
これから台風の進路にあたる方もご用心を。

 うわぁ。こんな風に絵が描けるようになりたい ↓ んです…

●アマゾンで何気に本を物色していたら、これを見つけてしまいました。
 草森 紳一 著 「歳三の写真」 → 表紙 78年刊の増補版だそうです。

草森さんの「歳三の写真」 お気に入りの小説の中でも上位に位置します。
27年前に読み…、今も押入れに眠っている筈ですが…。
表紙を見て、モーレツに挿絵の誘惑にとらわれています。困ったもんです。
初版の表紙は確か実物の写真でした。この本、欲しいなぁ。でも高い。うーん。


●最近のケータイのCM でちょい思ったこと。
 女の子が 「お父さあぁぁん」 「お母ぁさあぁぁん」 と叫ぶやつ。
 
 「お母ぁさあぁぁん!息子さんにジーンズを洗ってもいいのか聞きましょう」

 何故かビミョーに受けて、クスクス笑う子ども達。まる子ちゃんが、
 「お母さん、オモロない?」と振ってきたので、一言、言ってやった。

 「そんなことを聞く前に、息子に自分で洗わせましょう」

 そんな風に思う私って変ですかね。まぁ。自分が面倒くさいだけなんですが。
 ビンテージもんだから洗ちゃだめ、お母さん達はそんな事も知らないのよ。
 …というところでしょうが、大切なもんは自分の手で面倒みさせましょう。


 うちには二人の娘が居て、二人とも部活をしています。
 ジャージ、タオル、靴下…、毎日の洗濯ものも半端じゃない。

 で。夏休み前でしたか。定時+夜の仕事が入る日はこっちも大変だから、
 部活の分だけでも、あんた達で何とかして、と、お願いしたのです。

 この間、回すだけ回して洗濯槽に放置されていたものを干しておいてやると、
 めったと素直な言葉を言わない長女が、「ありがとう」と一言。
 
 勉強も、友達の付き合いも大事だけど、家族の一員である子ども。
 何でもしてやらないで、出来ることは自分達でやらした方がいいですね。
 
 「お母ぁさあぁぁん! 子供のために
  甘んじて グータラ主婦役 を引き受けましょう!」

 え? それは違う。 …ですね。…甘んじなくても、グータラ主婦。ハイ。


2005年09月05日(月) 今夜は何だか淋しいなぁ…。

●お気に入りのエンピツ作家さん達の更新があまりに遅いので、HPへ見にいったら、それぞれブログに変わっていた。

●職練卒業生さんから同期会(飲み会)のお誘いを受けた。残念ながら、当日、夜は教室の仕事だ。交代要員なし。休めない。…口だけと思われちゃうな。

●ボラで担当していた方から久しぶりにメールを頂いた。職練の仕事に入ってから、ここ2年とちょい、ちっとも活動が出来ない。参加出来ないように、自分で忙しくしているのに、置いてけぼりをされたようで、淋しいなぁ…。


箱館の歳三さん箱館で句会に列席した、歳三さん。
優秀な軍人であり、
信念や仲間の為には、
冷徹に人を殺める事ができた歳三さん。

五稜郭でもらってきた壁のポスター。
私には微笑しているように見える。

微笑の主は、もうこの場所には居ない。
聞きたいことがいっぱいあるのに。
伝えたいことがいっぱいあるのに。

←か、刀(…だけ?)が、まったくもって描けません。恥。いっぺん、トレースしてみようかな。…足短い?


2005年09月03日(土) 女三人寄れば金かかる

午前中は急に仕事が入った。
初顔合わせのクラスだった。終始、緊張することなくリラックス。
余裕のある優しい自分。展開がちゃんと読める。こんな日は珍しい…。

で。午後からは子ども達と待ち合わせをして、久しぶりに美容院へ行った。
お姉ちゃんと、まる子ちゃんはカット。私はヘアカラーとカット…。 
三人合わせて、な、なんとおぉぉぉ…

 しめて 1万8千円なーーーりぃッ!!!

女が家に三人も居れば。いやぁー。お金の掛かること。まだ月初めですよ。

あ。まる子ちゃんはまだ「娘さん」とは呼べないか。
体もまだ棒のようで、かかしんぼ。幼い。未だに小学生と間違える。
私に似て晩生なのか。来ると分かっているのなら、ま、遅い方がいいやね。
これ。女のホンネ。

萩尾望都のマンガで 「11人いる」のフロル(何星人だったっけ…)に、
かなり憧れていました。確か、子どもの頃は両性で、♂になるか、♀になるか、選択するとか、しないとか…ン…違ったかな…?

男一匹…意地っ張り大将…とーいうより。
少年マンガで育った私は、熱い友情に限りなく憧れて
男の子になりたい、…などと本気で思っていたんよね。中学生ぐらいまで。
男も、女も大人になって、
駆け引きなしの友情を感じることってあるのかなぁ。


…家人よ。早く寝てくりゃれ。何故なら、好きならくがき遊びができません。
視線を感じるたびに、画面を切り替えたり、メールを何度も呼び込んだり…。
お願い。はよ、寝て。ほっといて。


2005年09月02日(金) エトセトラ

★ 日本画教室初日、今日は煙草のショートホープの箱をデッサンしました。

形を取るまでは良かったのですが、陰影を付けるのがすごく難しい。
線を丁寧に交差させ、消しゴムで叩いたり、濃淡を付けていると、
丸ペンでカリカリやっていた頃を思い出して夢中になってしまいました。
「やり過ぎです。真っ黒でしょ。よく見て。こんな暗い?」
…たはは。来週は丸いものを描くらしい。

★ さて。今日は、二女、まる子ちゃんの13歳のお誕生日でした。

誕生日プレゼントのStitchの人形
まる子ちゃんがお友達からもらった、
Lilo&Stitch のStitch のぬいぐるみ。
くしゃっとして、ちゃんと、おっちん、します。
とっても可愛いです♪




私からは、お祝いに「13歳のハローワーク」をプレゼント。
お姉ちゃんからは消臭剤…!!  なんでやねん、と思ったが。
まる子ちゃんは思いのほか喜んでいた。
どうやら、毎日の部活でバッシュなど洗っている暇がないので使うらしい。
ダンナは定番の花束を抱えて帰ってきました。


★ では。ここで、お待ちかね…じゃない、昨日のクイズの答えです。

一つ目の「葉蔵」さんが登場する小説は…。

 太宰治の「人間失格」 高校生の長女が読書感想文に選んだものです。
 「走れメロス」が美談めいて、胡散臭い…などと言っていた娘でしたが、
 青空文庫で探して冒頭を読み、古本屋さんで買ってきました。
 彼女にとっては「走れメロス」より、よほど面白かったようです。


二つ目の「総三」さんが登場する小説は…。

 北方謙三の「草莽枯れ行く」 
 土方歳三が主人公の「黒龍の柩」を書かれていますよね。

 相良総三の他、清水の次郎長、山岡鉄舟、そして土方歳三も登場します。
 勉強不足で、赤報隊、相良総三のことはほとんど知りませんでしたが、
 それぞれの立場から幕末に命を燃やした男の群像、ハードボイルドな小説。
 特に次郎長さんがなかなか魅力的。この時代なんですよね。親分。

 「土方のだんな」として登場する北方さんの歳三像は、それはもう男臭くて、
 カッコよくて痺れるのですが、ちょっと違うなぁ…とも思います。
 ハードボイルドより、中身は半熟玉子みたいな所のある可愛いひと。


三つ目の「歳三」さんは…。言わずもがな。ですね。 (^o^)丿

 えーっと。最近読み終えたのは、木内昇の「幕末の青嵐」と、
 辻真先の「土方歳三、参る! 幻説五稜郭」 の2冊です。そのうち…。


★ そうそう。中1のまる子ちゃんは、テスト週間です。
で。晩ご飯のあと、技術のプリントを持ち出して、さも得意そうに、
「お母さん、このESCと書いたキーなんに使うか知ってる?」と聞くのです。

手にはキーボード表まで見せて。得意そうに。ひらひらと。
あんなあぁ。あんた、お母さんの仕事知ってる? …そりゃレベルは低いが。


2005年09月01日(木) ひとり遊び

朝からムシムシと湿度が高く、嫌になるぐらい暑い一日でした。
この頃、とみに歳を感じるようになりまして…。あ…年齢のトシ…ね。

体力不足。気合不足。化粧のノリ不足。体がほんましんどいし。
夕方からの仕事さぼろうかと思いましたもん。あかんがな、オバチャン。

ブータレそうじくん

最近、私は、名前に「ぞう」の付く人物が主人公の小説を読みました。

一つ目は「葉蔵」さん。
二つ目は「総三」さん。
三つ目は「歳三」さん。

では。ここで 【問題】 です。

「歳三」さんは、言わずと知れた土方の歳三さんのことですが。
では「葉蔵」さん、「総三」さんは、それぞれどんな小説の主人公でしょうか?

え? 知るか。

そんなことを言わんといて 【ヒント】 をば。

「総三」さんは「歳三」さんが好きな方なら意外に簡単でしょう。
もしかしたら、この作者の他の作品を読まれているかもしれません。

「葉蔵」さんの方ですが。こちらは畑が違います。
 キーワードは、「読書感想文」「夏休み」「走れ…」ときたら?

答えは次の日記(たぶん)までお待ち下さい。

え? 誰が待つかい。

そうでっか。「え」と「お」に着せ替え人形…一人遊びの種はつきず。
何やってんだかなぁ。私でございます。 (T_T)

もう、9月だぞおぉぉ。


Sako