京のいけず日記

もくじ前の日次の日


2005年02月28日(月) 厳禁生活 2日目

・日曜日
 午後。ようやく本腰を入れる。
 見通しの甘さに何故早く始めなかったのかと後悔する。
 相変わらず、懲りないヤツで。
 
・月曜日
 週明けから仕事に追われる。
 余裕がなく、人の話を親身に聞いてあげられない。
 いい加減な話相手となり、あげくに仕事も中途半端に終わる。
 人のせいじゃない。言い訳にしない。時間はひとつ。

 家に帰るとダンナの機嫌が悪い。
 仕事をするのは反対しないが、自分より忙しくしていると嫌なようだ。

・まる子ちゃんの学校
 卒業式が何やらきなくさい雰囲気に…。
 夜に2回目の保護者との説明会がもたれたが、残業で行けず。
 

 あ゛あぁぁぁぁーーーーーぁっ。…のっけから疲れちまったい。ふぅ。


2005年02月26日(土) 厳禁生活 前夜

2/26日付け MSNサイト 恋愛・結婚 女のセックスレス解決
求めてこない彼に「非日常」という媚薬を… というコラムが。

非日常、媚薬という言葉にピクリと反応して、思わずclickしてみたけれど。
何だ…旅行のことね。あはは。…何考えてんだ。

何のことはない。出会いコミニュケーションのコマーシャル。
日常に疲れすぎた今週。…妄想に逃げ込んでいる時間もなかったな。

と。いうことで。
長女の受験戦線が終焉し、今度はこちらのお尻に火がついちゃった。

だもんで。
しばらくの間、ペンタブ、妄想、うだうだ、ぐじぐじ、歳三さん…も厳禁。
今日からしばらく。日報、備忘録に切り替え、です。

いつまで持つか…。ちょいな、兄さん、賭けましょうか?( ̄ー ̄)

これでも沖田の総ちゃんです

昨夜、TVで麻雀放浪記をやっていた。
何だか懐かしい…世界。いい映画だな、とシミジミ思う。

今やらなきゃ、もうやれない。
年齢的にリミット。真田広之の土方歳三みたいよー。


2005年02月24日(木) 弟が欲しい

仕事帰りの交差点。
横断歩道の向かい側に、男の子が二人立っていた。
兄弟かな?
不機嫌そうに、電信柱にもたれかかって立っているのは小学3年生ぐらい。
その少し離れたところで5歳ぐらいの男の子が、手にしたカバンをクルクルと振り回しながら踊っている。

大根を嬉々として振り回す歳くん何が楽しいのか、
弟くんは一人自分の世界のよう。

そんな弟を…。ふてくされたように、
いかにも面白なさげに見ているお兄ちゃん。

彼の目にはどんな風に映っているんだろう。

あほな奴…。
あいつはノーテンキでいいなぁ…、とか?
 ← ◎正義の味方!トシレンジャー◎

末っ子で生まれた私。もちろん下には誰にもいない。
弟や妹がいるって、どんな気分なのかなぁ。

…で。
うちのお姉ちゃんに、3つ下のまる子はどんな存在か、と、聞いてみた。

「うーん…。そやな。…あほやけど、なかなか、すごい…」

「なんやねん、それ」

時には子分。時にはライバル、時には敵。そして、時には友達、同志…。
…なかなか複雑な心理らしい。

ふーん。おかあちゃん。うちも弟か、妹、欲しかったわ。
なんて、今頃言うたら、さぞかし向こうの世界で呆れてるやろなぁ。


信号が変わって、カバンを振り回していた弟くんが踊りながら渡ってくる。

「危ないやろ」

お兄ちゃんが、弟のあとを慌てて追いかけてきた。

…可愛いなぁ。無邪気な弟くんも、弟の面倒を見るお兄ちゃんも。

思わず、にこっとしたら、
私と目があったお兄ちゃんは、ますますブスリと弟を追いかけていった。

いいなぁ…。


義兄弟を結んだ、一つ違いの勝ちゃんと、歳三さん。
お互いどんな風に見えていたのかなぁ。
一つ岩の絆に見えて、男同士やから、勝ち負けを意識したり、優劣を比較したり、結構、複雑やったかもしれへんね。


2005年02月22日(火) 自画自賛

昨日記。…ワンダーWじゃなくて、ワンダー3やねん。恥ずかし (^_^.)
どうやら、ワンダー3と、ビッグXが合体したらしい。

曖昧模糊になりつつある、頼りない記憶達が、
勝手気ままに引き出しを開けて合体や分裂をしているのかな。
俗にいう…ボケだ。うーん。恐いが、何が出てくるか面白い気もする。


休憩時間、受講生さん達に結構当たるかも、と占いサイトを教えてもらう。

 ◎占いモンキー → http://uranai.uki2.ne.jp/pcu/

今更、年がばれて…という年でもないし、第一、みんな、子どもと言ってもおかしくない若い子達だし、張り合ってもしょうがない(張り合う気か…)

で、一緒に混じってやってみた。じゃん。私はグリーンモンキーだった。
読みながら、誰かがクスクス笑ってる。うーむ。当たってるかも…。

笑顔が印象的…。

自分では思ってもいないのに、笑顔がすてき、と、
どこに行っても、誰と会っても、たいていの人によく言われる。

それぐらいしか褒めるところがないんだろう。
いつも不安だから、ごまかして笑ってばかりいるんだろう…。

と、卑下していた。
子どもの頃だって愛想がない、貧弱だとよく言われた。

ところが、どうも、ほんとに、笑顔がとっても素敵な人…らしい。
いや、そうだと思うことにしたんだけど。

想像するに、子どもみたいに裏も何にもない笑顔なんだろうか。

私の唯一の…それも強力な武器になりえるくらい、
相手の警戒心をいちどきに解いてしまうくらいの威力があるようだ。

どんな感じで笑ってるんだろ? 
自分も見て見たいな、笑ってる私を…と、鏡を見る。写真を見る。

…見るんじゃなかった。
そこには凹凸のないオタフクが微笑んでいた。

…写真写りのいい人はいいなぁ

歳三の写真もどき

写真の問題かよ。


2005年02月21日(月) ドジでアナログな月曜日

今日はボケ通し。…って、いつもだな。

お気に入りの歳三さんの絵朝。8:30
通勤文庫にしている大事な本を、玄関に忘れる。
(今、読んでるのは、
陰陽寮5@富樫倫太郎)

朝。9:20
地下鉄の自動改札口に、
Jスルーカードを突っ込み
立ち往生する。

昼。13:00
ごはんを食べ損ねる。

昼。13:10
カレーパン一個を、部屋の隅っこで、そっとかじる。

今日一日。
「○○さん」の名前を、「△△さん」と呼び続ける。
「私、(いないんなら)帰りましょうか?」と目を三角にして笑う彼女に、
「ごめん、ごめん。△△さん」 あちゃー。

「先生、あのね」と質問する彼女に
「こーなって、あーなって、そーなんですよ、△…ッ…」
「…いいんですよ。私、△△ですから」と○○さん。 

午後。3:30
ここ何週かで掛かっている作業の見通しがつく。
データの受け渡しの為、宅急便にTEL。へへ。ノルマ楽勝やん。

「それぞれの担当が終わったら、自分のことしててかまへんよー」
なんて。 なんて、私は太っぱらなの。 いや、デブ腹です。

午後。4:00
え…? 
大幅な修正箇所に気づく。

なに…? 
それも、多数…、全ファイルとちゃう。もしかして…(汗)

ちょっと…。 
うーん。説明するより、ひとりでやった方が早いか。まだ間に合う。うん。

午後。4:40
…逆算すればもう限界。よし。時間厳守。80%でよしとしよう。

え…? 焼けない…。 な、なんでじゃ。おい。予備はもらってないぞ。

午後。4:55
社の担当さんより電話が入る。
「今日はやっぱり行けないから…金曜日言ってたみたいに…」
分かってます。だから、宅急便で送れちゅーんでしょ。
でも。このメディア、不良みたいですよ。
256のメモリで良かったら持ってるんで、これで送りましょうか。
(…と、みんがいる手前、あくまで冷静にカッコよく…のはずが)

午後。5:00
「お、お先に…」か、帰ってもいいですか?
遠慮ぎみに、こちらの顔色を伺っている彼女達。ばればれじゃーい。

「お疲れさまー♪ また明日ね」
なんて。…にこっと笑って、彼女達がドアに消えた瞬間、またドツボ。

このやろぉーーっ、と、自分の不手際さにだんだん腹が立ってくる。

すべては見通しの甘さ。段取りの悪さ。悪るけりゃ、悪いなりに動けよ。
修正発生の時点で宅急便に断り入れるなり、手伝わせるなり…。
要領の悪いのが抱え込むから、ますますドツボにはまってしまう。

…いい子になりたいわけじゃない? …完璧にしたい?
そんなことは、どうでもいい。要は出来るか、出来ないか。だ。
状況判断が甘い。遅い。若い頃と同じ。全然、成長してないな、私。

午後。5:20
宅急便のおっちゃんに少し待ってもらって、ホッ。
これが正規の納品分なら、こんなことですまないぞ。
やれやれ。あとは落ちついて残ったデータの見直しを…。

ほぇ??

ひ、ひとつ入れ忘れ…た。 あほ。どじ。この、おたんこなす。

いいや。ひとつぐらい添付で送ってやる…。

圧縮。送信。…え… 送れない…。 
もし、もし。もしかして、あんたところは3MB限界かい? 

うーん。自分ちのサーバー使えるようにして下さい。
ええい。こうなりゃ、バッチ付けて分割で送ってやるぅ〜!

やっぱり、あれだな。えーっと。物質伝送機。誰か発明して下さい。

物質伝送機…。って、出てきたの、ワンダー3だっけ? アトムかな?
うわぁ、何のマンガだっけ…。思い出せないんだわ。

あー、もう、思い出すだけで、今日はさんざん。

ほんとは、母娘3人で、久々にブラブラお出掛けした土曜日のことや、
火星の土方歳三の話(←れっき?とした本のタイトル)や、
レオタードを着て殺人リボンを振るう芹沢鴨(消えた沢庵ゲーム)の
世にもチャーミングな姿を書きたかったのに…。

また今度です。

 (長女へのお祝いメッセージありがとうございました。多謝♪)


2005年02月18日(金) 見なきゃ、結果は分からない。

お姉ちゃん 15の春サクラ咲く 15の春

雨模様の夕方 
青色吐息の職場に届いたケータイメール
恐くて 中々 開けられなかった。

みんなが帰ったあとで パソコンの陰で
ボタンを押して 斜め前方に透かしてみる。

……見えへんやんけ…。

おかしいなぁ。
何で涙が出るんだろう。


 2005年 早春 京都 高校受験最前線 3戦 2勝 1分け
 本命の公立推薦。良かったね。お姉ちゃん。これからがしんどいぞ。



…何気に「がんばれ」と声を掛けるのは酷なことらしい。

言われなくても、人はそれぞれ頑張っているんだから。

理不尽 不可解 不公平 不幸 不という言葉はどれだけあるだろう。

右も、左も、思い通りなど、なりやしない。
主人公を気取って、他人の意志の中で生きているようなものだ。
もういいよ、と、穏やかに笑えたらどんなにいいだろう。

母とともに人一倍、苦労してきた私の姉は、人に対して限りなく優しい。
決して安易に「がんばれ」とは言わない。

けれど。
苦労がまだまだ足りない私は、この言葉が好きだ。

がんばれ。思うがままに。
あなたに向かって、そっと祈る。


2005年02月17日(木) 出勤前のストレッチ

栗塚歳三さんおはよう、私。

昨日のように
あほな気分に陥ってんと
まっすぐに目の前を見よう。

何がストレス?
何が悩み?
何を 溜め息をつく?

優先順位はどれだ。

以下、箇条書き

・昨年、治療を放棄し、穴が空いたままの虫歯。

・年々無理のきかなくなる体・集中力を失った心。

・がんばってね、と仕事先から渡された某資格試験の分厚い本。

・月曜日が納期だと期限を切られている仕事。

・20年も若い訓練生さん達との付き合い。

・ようやく一つ終わったと思ったら、
 来週から又お願いね、と、また増えた夜のコマ。

・今年は3ヶ月×3クールでスケジュールが埋まりますよ、と、
 派遣会社からのお知らせメール。

こんな調子なのに…。

・我慢して、もくもくと夫・父を演じてくれる、優しいダンナ。

・母に先立たれて、ひとりぼっちの父を構うこともままらなず。

・受験結果がまだ分からない、不安定なお姉ちゃん。

・小学校最後の参観日をすっぽかされた、まる子ちゃん。

・おまけにそこで読むはずだった感謝の手紙にはダメ母へのねぎらい文。
 (どうしてそんな風に優しく書けるのか。…ごめん、まる子)

・目の前のある最低限のことだけに必死で切り捨てている毎日・時間

・エトセトラ

最近、夜が起きられないほど疲れている。遊べないほど草臥れている。
たぶん、これが一番のストレスか。

夜通し起きて、朝に寝て、自分の世界に帰りたい。
そんな生活はだめなんだろうけど、まぎれもなく、もう一人の自分。

陽の当たる場所は確かに気持ちがいいけれど疲れてしまう。
夜がなければ、影がなければ安らげない。
逃げ込む場所がなければ、たちまちペシャンコにされてしまうダメな私。


…などど浸ってないで、
まずはいいかげんに歯医者さんにいきましょう。


2005年02月16日(水) 雨… ウツなの

逆さ男昨日に続いて
今日も朝から雨降り。

何だか うらめしい。
何だか 腹立たしい。
何だか 暗く湿っている。

原因は何だ と腹をさぐる。

ストレスは何だ 
と自分に問うてみる。

底も 壁もない 色もない。

投げつけられた言葉は
受け止められることなく浮遊する。


具体的な痛みなら 
痛みに逃げられるものを。

 逆さ男


2005年02月14日(月) 友チョコ と お赤飯

いささか色あせたバレンタインデー♪

子ども達の間では数年前から義理チョコならぬ友チョコが大はやり。
今は受験一色のお姉ちゃんも、まる子ちゃんも、
やれ、お友達だ。クラブの先輩だ。と、友チョコを贈っては幸せそう。

長女に「彼氏は? 好きな男の子いないの?」と聞くと

うーん? と笑ってる。
片思いの男の子はいそうだけど、渡すほどの勇気も必死さもないのかな。
我が家の女たちは、今年も異性へのチョコはお父さん一人だ (^_^.)


まる子ちゃんが友チョコ用に作ったクッキー

手作りチョコクッキー


…もしも目の前に土方の歳さんがいたら…。

ピンポンダッシュのようにバタバタと走ってきて、
エイヤッ、と歳三さんの胸にチョコを押し付けて、
相手がひるんでいる隙に、あとも見ずに走る去るぞ。ハァハァ。

って、子どもか。


バレンタインの日。
私のほうは友チョコならぬ、お赤飯を夜の生徒さんから頂いた。

長女の少し早い合格祝い?(…結果はまだです…(>_<))

…ではなくて、
今日の授業で一応修了するから、主婦の方が炊いてきて下さったのだわ。

昼間の若い訓練生さん達のやり取りとは違って、また違う雰囲気。
わがままいっぱい、言いたい放題の生徒さん、
正直、時にはムカッ…もあるけれど…。
たいていが私より年上の方達ばかりで、いろいろと教えられる。

気持ちのこもった、お赤飯、とっても美味しかったー♪


2005年02月13日(日) 失われた橋本家の沢庵

ボードゲーム、トランプ、花札などは好きだけど、ふだんゲームはほとんどしない。遠い昔、インベーダーゲームに少しはまったぐらい。

ダンナや子ども達も、どちらかというとRPG系は苦手で、マリオや、ボンバーマン、ぷよぷよ、テトリスのような、ごくシンプルなゲームが好きみたい。
ドラクエも、FFも、我が家では蚊帳の外。PSもないんだもん。

ダンナの家には、まだ、大学生の甥っ子が小学生の時に遊んでいたファミコンや、ソフトが残っている。バグってハニーとか、忍者ハットリくんとか…。子ども達もそれでよく遊ばせてもらった。接触が悪いせいか、コネクタ部分をフーフー吹きながら、スイッチを何度も入れ直していたっけ…。

昨日、占いのページを行き来していたら、こんなページへ辿り着きました。
 → アドベンチャーゲームツクレール

なんじゃ、こりゃと思って、面白がって遊んでみました。
そしたら、こんなものが出来ました。イメージです(↓)

HPからどうぞ → IkezuYa


 ---◎●◎--- 失われた橋本家の沢庵 ---◎●◎--- 

涙なしでは進めないアドベンチャーゲーム!

好物の沢庵を奪われて絶叫する歳三さん

「沢庵は俺が預かった」 ・・・・・宮川勝太


(注)お笑い系のかなりクダラナイ・ノベル形式のゲームです。
まじめな方、熱血ファンの方は不愉快になるかもしれません。すいません。


自分の携帯にアドレス送ったら、18禁の広告が入ったのでびっくり。
なるほど…。何やってんやら…。ほんまに。もう。おばちゃんったら。

そやかて。くだならいこと、あほらしいこと好きなんやもん。
「にぎりっ屁」攻撃したり、スキップする歳三さん…ぷくくっ。

暇つぶしにどうぞ。運が良ければ、おなら研究所の源三郎所長や、白衣の総司に会えるかもしれません。エステシャン左之助にも!?

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毎回、自動的にストーリーも若干変わるみたいです。
面白いけど…飽きるかも…。暇つぶしにはちょうどいいかな。

やっぱり相手の表情見ながら駆け引きするゲームの方が面白いぞ。
これならどうだ、いざ勝負って…。それ…博打じゃないですか。たはは。

バレンタインの日。また事件…。
まる子ちゃんの小学校でもまた集会が開かれるのかなぁ。

ゲーム好きの17歳の少年。
ゲーム・インターネット・パソコン…最近の事件のキーワード…。
何か事件が起きるたび、決まって、それらが悪く言われるのも嫌だなぁ。

いろんな背景があるんだろうけど。
でも。はっきりしているのは、亡くなった人は、もう戻って来ない。


2005年02月12日(土) タブーな話から 例のごとし。

最近、自分の感覚がズレているのかな? 
もしかして…、間違っているのかな? …と、思うことが多い。

例えば、こういうこと。
先日も新聞の記事を見て、疑問に思ってしまう自分に、不安になった。

・大津市 職員手帳に”六曜”記載 「人権配慮欠く」回収へ
 (2005/2/11付け 某地元新聞 社会2面)

職員手帳に大安や仏滅などの「六曜」を記載したところ、人権団体や職員の一部から「人権啓発の主体である市として不適切」と指摘があり、全面回収と焼却処分が決まったという記事だった。

勝ちゃん&トシのツーショット♪

…トシよ。今日は仏滅の間違いじゃねえか。


問題は個人ではなく「行政」がというところ、…は、分かる。
迷信や風習にとらわれることで差別も生んできた、…のも分かる。
職員手帳に「六曜」が必要だとも思わない。

ほな。うちは何に反応したん…?

眉間にしわ寄せて、難しげに「ふうん」と呟いたら、
「どないしたん?」と、隣のダンナが食いついてきた。

あんなぁ。だいたい。信じるんも、信じないんも個人の自由やろ。
信じるもよし、馬鹿馬鹿しいと思うのもよし、取捨選択は本人とちゃうん?
目くじら立てて非科学的な迷信や、人権問題やって言わんでもええやん。

(だから、…問題は個人じゃなく、行政、国ってことなの)

それは分かってんねん。そやけど…(←分かってない人)
六曜って人権問題なん? 非科学的な迷信を生むから?

それに、これはダメやからって、禁止する、取り上げる、見せないようにする。そんなん変やん。だいたい、あかん、って判断は誰がするねん。
…君が代ってあるやん?

(何をいきなり…)

何で、歌うんが、あんなに問題になるんやろな?
強制的に歌えっていうのは嫌やけど、うちはあの歌好きやけどなぁ。
天皇礼賛の歌詞は、民主主義に反するから?…ふーん。

みんなが浮かべる君が代の「君」って、やっぱり天皇さんなんかな?
うちは、大切な人、全ての人が、悠久に栄え続きますように…。
って聞こえるんやけど。あかんの?

「ええんとちゃう。べつに…」

あんな。

「よしや(たとひ)身は蝦夷の島根に朽ちるとも魂は東の君やまもらん」

って歌があるんやけど。知ってる?

(?)

にま。土方歳三の歌やねん♪ カッコ良すぎるやろ。出来すぎやし…。
それより「わが齢(よわい)氷る辺土に…」の方が好きなんやけどな。

「…それが?」

でな。この「東の君」って誰のことやろう?
表向きにはやっぱり将軍さんやったと思うんやけど…。
国のために…意地のために…死ぬって感じやったんやろか。

そやけど。心情は違うと思うねん。未練やな。女々しい未練とちゃうで。
残していくものへの愛情。東の君…かぁ。市村に託したんやもんな。
脳裏に思い浮かべたのは、やっぱり郷里の人達のことかな。
特定の「君」はいなかったのかなぁ…。なぁ、なぁ、どう思う?

「…知らん。で。もう、いいのか六曜の話は?」


 …あれ?何が書きたかったんやろ。すいません。


2005年02月11日(金) 幸せな悩み

初めての高校受験は思ったより緊張しなかったけれど、
お昼を一人で食べるのが淋しかった、と言っていたお姉ちゃん。
今日はお友達と一緒やから淋しくないね。 行ってらっしゃい!


ノブよ。歳っさんは何を一生懸命、願かけてんだい?

若い歳三さんの横顔

…今日こそ、あいつ(勝太)に勝てますように。

神頼みとか、迷信とか、ジンクスとか、…もしかして、
そんな頼りないもん信じなかったかな? 鬼の新選組副長は。


お姉ちゃんに先駆けて、まる子ちゃんが英検に合格したらしい。
日頃の遊びモード全開のまる子ちゃんを見ていると、
正直言って受かるとは思わなかったので、みんな、びっくり。
…検定デビューしやがって。先は長いぞ。やれやれ、ご苦労さん。

3年後の我が家はW受験。
横着な妹には負けたくないコツコツ努力型のお姉ちゃん。
隠れたところで(?)がんばる一発集中型のまる子ちゃん。
性格の違う姉妹。受験のストレスを考えるだけでも恐ろしいけれど。

性格が違うといえば、私と姉も月とスッポン。
いや、私がスッポンで、姉が月。幼い頃から随分出来が違った。

たった3つしか変わらないというのに、姉の足元にも及ばない。
面倒見が良く、優等生で友達も多く、人の事ばかり思っている優しい姉は、
競う相手というより、忙しかった母の代わりのような存在だった。

大人になって、いつだったか、その姉から、
「強くて、真っ直ぐなあんたが羨ましかった」と聞かされた時は、
本当に驚いた。

無器用で、何をやってもダメな、甘えん坊で、さえない妹。
そういう風にしか見てもらっていないと思っていたからだ。

お姉ちゃんと、まる子。
仲がいいかと思えば、喧嘩している。

一見は姉の方が優勢だ。
「うちはお姉ちゃんのパシリか」
と、時には怒りつつ、言う事を聞いてやる、まる子。

そんな妹を、都合よく使いながら、
「まる子が怒ったら恐い」と思っている、自己チューのお姉ちゃん。

私の姉とは、このお姉ちゃん、出来はともかく心根が随分違うけれど…。
(この母親から生まれたんですもん…(^_^.) しょうがないですら)

この二人、どんな関係になっていくのかなぁ…。
姉妹、仲良くいってほしい。何でも話せるように。相談できるように。
順当なら、私や、ダンナは、二人より先に居なくなる筈だもの。


どうか、3年後の今も。…子どもの受験や、仕事の行き詰まりや、
身の回りのことで、悩んでいられるような毎日でありますように。
家族はもちろん、みんなが変わりなく、元気に暮らしていますように。

そんなことを願ってしまう。
今から一時間後のことさえ分からないのに、ね。

まずはお姉ちゃんの結果だ。


 ※月とスッポン
 天と地ほどに違う、似ているようで大違いという意味で使われる。
 それにしてもなんでスッポンなんだ?


2005年02月10日(木) 仕事依存症

早いもので、やってきました。長女の高校受験、その1回目。
今日はいわゆる私学のすべり止めってやつ。
朝、7時。お弁当とバス代を持たせて見送った。

がんばれ、お姉ちゃん。
やるだけの事はやったんだから、あとは慌てるな。

落書き絵>

神さま 仏さま 歳三さま 長女を見守ってやって下さい。


教育ママ、受験生の母、を演じるぞ、と思っていたのに、
結局、いつものごとく自分のことで精一杯。
炊事、買出し、洗濯と、最低限必要なことをやっているだけで余裕がない。
(…総司…もとい、掃除は、いつするんでしょうね…(^^ゞ)

受験生の長女をかまってやるどころか、
塾から帰って来る頃にはコタツの中で寝てしまっていたり、
昨夜もカツ丼を作るつもりが作りそびれた。

仕事が延長した。職場環境が変わった。帰宅時間が遅くなった。年齢…。
すべて言い訳だ。

子どもをまっすぐ見ていない自分がいる。
家族を見ていない自分もいる。
これで母親といえるのか。妻といえるのか。

仕事依存症は若い頃に懲りているはずなのに、同じ状態になりつつある。
誰がやっても埋まっていく仕事に何でこんなに夢中になる?
いつまでたっても豊かじゃない。世界がせまい。色がない。
こんな生活でいいのかな…。


娘といってもおかしくない年齢の訓練生さん達に、子どもの話をしたら、
「お母さん、ここでパソコンやってる場合とちゃうやん」と叱られた。
はいはい。でもな。受けた仕事だ。


2005年02月08日(火) 新聞の一面に「新選組!」の文字が

載っていた。

2月8日付けの某地元新聞朝刊の一面。

なんだ。
京の観光客が過去最高4500万人突破したという記事だった。
昨年の大河ドラマ「新選組!」も貢献したと。
そーいうことか。なんだ。

昨年はよく目にした組関係のイベントや、ちょっとした話題。
時によっては、三面、地方版、TV欄、毎日どこかで活字で目にしたのに
最近はめっきり少なくなった。

壬生をはじめ、ゆかりの地、ゆっくり見て歩くには、
まだ寒い、春遠からじの今がオススメかもしれませんね。


●若い受講生さん達から、肩凝り防止のエクササイズを教えてもらった。

肩凝りに悩まされる歳三さん

歳三さんの肩凝りの原因はこれですよね。


最近、肩凝りがひどい。
おまけに今の仕事ときたら、一日中、パソコンに向かいぱなし。
ちょっと恥ずかしいけれど、がんばって若い人達に混じって体操するぞ。

どうか、階下の社員さん達から苦情がきませんように…。
体重○○キロの私がちょっと飛んだりしますんで…。


2005年02月07日(月) 通勤絵日記 らくがき

週明けの仕事は辛いなぁ。

体が異常に重い。
女の子の日が近いせいか。
それとも昨日一つ年を食ってしまったせいか。
年やなぁ。トシのせいだ。

ボコッ ← 妄想の中の副長 登場

誰だぁ!? いい大人が。
月曜日の am4:30 までヘタな絵描いて遊んでたのはっ。
懲りない奴め。さっさと仕事につけッ!

ほんま。凝りひんわぁ。夜が休講になったので助かったけれど…。

包帯に描いた落書き
●通勤絵日記
少し前のことだけど
電車の中で、こんな人を見かけました。

指に巻いた包帯にペンで落書きしていた。
フリーター風の青年。

ニッコリ。思わず顔を見てしまいました。


電車の曇った窓ガラスを見ると、つい落書きしたくなりませんか?
嬉しそうにアンパンマンなどを落書きしているオバサンがいたら、
それは私です。


2005年02月06日(日) Happy birthday & 北の零年

じゃん。今日は私のン回目の誕生日! Happy birthday♪

子どもが生まれてからは、毎年、子ども達の年齢だけ数えるから、ついつい自分の年を忘れてしまう。子どもが15歳になったなら、自分も15年プラスしなきゃいけないのに、そんなことは二の次の、あっという間の毎日だった。

あー。でも、忘れていても、きっちり年取るもんね。
自分でもこんな年になるなんて、子ども過ぎて幼稚すぎて信じられない…。
信じられないけれど、ここにちゃんと居るぞ。ともあれ、おめでとう。

 まじめにトヨエツを描こうと思ったのに…。。。例のごとく。

落書き映画「北の零年
観てきました。

監督は話題の行定勲。
主演は吉永小百合ですが、
私の興味は知る人ぞ知る
ただただ別のところに…。

それにしても
上映時間2時間48分は長い。
最初は泣かせのドラマ仕立てに、幾分、気がそがれていたのですが。

見てしまいました。最後まで。北海道開拓民の物語として…。

何と言ってもトヨエツがカッコ良かったです。
元会津藩士で五稜郭の残党。アイヌとして暮らし、和人をそっと見守り、馬で疾走する姿。最後は武士の姿に戻って、大切な人(吉永小百合)の為に新政府に反抗するんですが。

ほんとのところ、豊川悦司さん、線が細そうで、あんまり好きではなかったのです。ところが。え?北で闘う土方歳三をトヨエツで見てみたい、なんて…。案外いいかもしれない。瞼、重たそうで…、ねちこっそうに喋るし…。

渡辺兼はラストサムライとうって変わって、妻子を裏切る卑怯な男を好演。新政府の軍用馬徴収にやって来た渡辺に対して、開拓民が、一人、二人と立ち上がるシーンは、ラストサムライの逆バージョンを彷彿して少し笑えた。

石橋蓮司は相変わらずチャーミングでした。好きー♪
気になったのは「薬屋の倉蔵(歳三じゃないですよ)」という悪役が出てくるんですが、彼が、その後どうなったか…。武士の元妻であった加代と、ずっと夫婦でいられたんだろうか。人間臭くて、ちょっと気になる悪党でした。

それから気になったのは。新政府が軍用馬徴収をあきらめて帰ったあと、みんなが鍬を持って、私達の土地…と、荒れた畑を耕し始めます。それはそれで良いシーンなんですが(…ちょっとこの辺安易かなぁ。ま。ドラマだもんね)みんながみんな右向けば右向いて、百姓仕事に向いていない人はどうするんだろう、と何気に。いえ。誰かさんも逃げ出した一人ですから…。

生きることは、きっとHappyエンドも、その反対も、ないんでしょう。
時間は流れている。人は信じて生きるだけ。映画のあとでそう思いました。


ところで、知ってました?
夫婦50割引(どちらかが50歳以上なら入館料を割引してくれる)というキャンペーン。二人分で2,000円とめちゃ安かったですー♪
(…え?…もっと若い?そうですよね。そうでしょうとも。ハイ。…(T_T))

先日の「蕨野行」と、今回と、ダンナに付き合ってもらったから…、今度はダンナに付き合うかな。ホラー&SF 映画でも。

(…ほんとは一人でも良かったんだけどね。ナイショ)


2005年02月04日(金) 三白眼の思い出

来月の20日過ぎまで新仕事がスタート。未経験のジャンル。
おばちゃん監視人? VS キョービの若者達…。
うーん、コミニュケーション取れるかな。講習やってる方が楽かも…。

こらッ!…引き受けた以上、ブダブダ言うんじゃない。
たぶん、来月には彼らが可愛くてたまらん、という状況になっているはず。たぶん。たぶん。…たぶんね。がんばろ。


上目使い。何か気持ち悪いぞ。その目線

にやけた歳三さんの顔

にやけ。何、考えてまんねん。。



「三白眼」という言葉を初めて知ったのは、確か新人物往来社発刊の組関係の本だったと思う。今から30年ぐらい前かなぁ。

さんぱく-がん 【三白眼】
黒目が上方に寄って、左右と下方の三方が白目になっているもの。凶相という。三白。(大辞林 第二版 (三省堂)より)

夢中になりかけていた土方歳三に関するところだった。三白眼って、どんな目やねん。って、手相や顔相を見る占いの本を調べたら、一般的にはあまりよくないことが書いてあって。…結構、ショックだった。

猜疑心が強く、片意地を張り、平気で人を裏切る陰険な性質があるため、周囲の人と親しめないタイプ…。

…あ、あたってるやんけ。
などと、今でこそ茶化せるほどに、それも含めて惚れてしまったけれど。

ちょうど。蔵での有名な拷問シーンを、写真付きで詳細に知ったのも、この頃で。当時は、好きになった人がそんな人だったなんて…と悲しかった。

懐かしいな。そんな可愛い時期があったんだ。私にも…。

(ちなみに顔相の三白眼のとらえ方にも色々あって、悪い事ばかりじゃないそうです。はい)


お風呂に入っていた時に、ぼーっと考え事をしていて、ふと、最期の時ね、どんな事を思うんだろうと、色々と妄想していた。

それが、いつのまにか自分のことじゃなくて、例のごとしで歳三さんの事。

あの時、落馬して、頭を打って、痛みも感じないまま即死状態で楽に逝けたのだとしたら…。

時代に消えていく未練とか、怒りとか、悔しさとか、後悔とかじゃなくて、
あるいは先に逝った近藤達へのドラマチックな思いとかじゃなくて、

やっと…。終わるな…。

ただ淡々と…、枯れて安息して逝ったんじゃないのかなぁ。
何となくそう思った。

支離滅裂ですが…。


2005年02月02日(水) リチエという名の雪だるま 追記 

●講習53−54日目●
ついに修了日!前日は受講生さんからの突然の花束に落涙。
そして今日は打ち上げ。色々あったけれど、終わってみれば、みんなほんとにお疲れ様。さぁ。明日から、また仕事だー。今度はどんな出会いかなぁ。

雪の中の某駅

← 雪の中のプラットホーム

今年初めての雪でーす。
朝のダイヤは特急電車が遅れたので、軒並み30分以上の遅れ。プラットホームは待ち人でいっぱいでした。


それでも。台風や、踏切事故などの遅れと違って、待っている人の顔が、
そんなにイライラ顔に見えないのは気のせいか。

駅へ向かう道。誰も歩いていない所を狙って、足を踏み入れると、
ズボッと音がして、くるぶしあたりまで沈む。ひゃーぃ♪ 子どもか〜。

すみません。京都市内で雪が積もることはあまりないもんで。
一面の雪化粧にコーフンします。

仕事場について大阪から通ってる人に聞いたら、大阪は降ってなかったと。そうなんや。こんなに近いのに違うんや。

某駅でみかけた雪だるま
某駅前でみかけた「リチエ?」という名の雪だるま →

表情が何とも可愛いでしょ。
作ったのはどんな子だろ?

おーい。
勝ちゃん&歳の雪だるまを
作った人は、いないかな〜。


最近忙しくて、歳三さんにかまってもらえなくて、欲求不満、爆裂!
…いや、夜じゃなくて、らくがき遊び、だよん。

以上、3日遅れの日記でした。


Sako