京のいけず日記

もくじ前の日次の日


2005年01月31日(月) 大口あけて

●講習52日目●
今週は中々ハードになりそうです。

月曜は仕事で夜10時半。
火曜は新規仕事の打ち合わせ。
水曜は打ち上げ飲み会で午前様…かも…。
木曜は新規仕事がスタート、そして夜も仕事。
土曜は予定が入るかもしれない。

週のうち3日は家族と夜ご飯を共にしない。
ダンナはダンナで仕事で遅い日もある。
…これでいいのかな、家族。よくないやろな。やっぱり。

節分には、家族揃って恵方を向いて、大口あけて、
巻き寿司などほお張ってみたいもんだけど無理っぽい。

あほらしいけれど、毎年大口あけてるもんだから、
しないと何だか気持ちが悪い。
まるかぶり寿司を買って帰って、子どもたちと勝手に食べてと言ったら、
相手は怒り出すだろうか…。

どうすんべ、2月3日の買い物…。子ども達に行かせるか。
それにしても一年は早いなぁ。明日はもう2月…だ。

まる子が初めて活けた花。カーネーションと菜の花と…あと…何だろ?

まる子が学校の体験学習で、初めて活けた花。
カーネーションと菜の花と…あと…何だろう?


2005年01月30日(日) 泣く快感 (Heavyです…)

映画「蕨野行」のチケット蕨野行(わらびのこう)
監督:恩地日出夫
出演:レン(市原悦子)・ヌイ(清水美那)
 馬吉(石橋蓮司)・甚五郎(瀬川哲也)他
<自主上映作品>


昨年、身体ともに呆けた母を病院から連れ帰り、家族で看取った。看取ったなどと言っても、仕事優先の私は都合の良い時間に来ては、ほんの数時間、母の顔を見て帰る程度だった。

毎日の世話は、老いた父と、実家近くに住む姉がしていた。仕事を言い訳に、呆けや、死…、現実と直面しようとしない私を、姉は非難するどころか、顔を見れば母が喜ぶからとそう言った。

悲しむ間もなく、葬式だの、法事などが、慌ただしく済んでいった。
しばらくして心優しい姉は不眠症になった。
老齢の母は、姉の心の支えでもあったのだ。

その姉が勧めてくれた映画…。
見たことで気持ちが少し解放された…、良い映画だから、機会があれば見てねと、可愛い便箋に綴られていた。

母が病に倒れた時、もちろん悲しくないわけがなかった。
呆けていく、変わっていく母の姿を見るのが辛かった。
同時に、心のどこかで、いつかみんな死んでいくんだと、私もこうして死んでいくんだと、醒めた自分を感じていた。

病院のチューブや、機械からやっと解放された母を、穏やかに眠っているのを起こしてまで、水分や、食事を取らせたりすることに疑問を感じていた。

何と冷たい人間だろう…。自分でもゾッとする。神経がどうかしてるのか。
そんな自分を認めるのが嫌で、自然と足取りは重くなった。
姉は何も言わなかったけれど…、私の気持ちを分かっていたんだろう。

「お母ちゃん。ちょっとでも食べて。飲んで…」
無理じいしてスプーンを口に運ぶと、母は思い出したように、歯のない口をもぐもぐさせる。母は幸せなのか。姉は姉で、私は私で自分に問い続けた。

母は幸せなのか。どうすればいいのか。
(どこか他人のようにも見える)あんたの気持ちが分からない…。
時おり、姉は私に答えを求めた。

私は答えれられなかった。思いを口にしてはいけなかった。
母よりも、優しい姉を傷つける方が、私には怖かった。

姉はこの映画を観て何を感じたんだろう。
私は何を感じるだろう…。
見たいと思った。


上映会は公共の小さなホールで行われた。
テーマがテーマだけに、中高年以上の、それも圧倒的に女性が多い。
私の隣の席にはダンナがいる。
趣味じゃないから、いいよ、と言ったのに、付き合ってくれるらしい。

独特の語り口に最初は馴染めず、戸惑ったが、気が付いたら泣いていた。
悲しいんじゃない。でも、涙があふれてしょうがなかった。

口減らしの為に、老いて捨てられる身を悲観する事もなく、死を自然のままに受け入れ、それでも最後まで懸命に生きようとする人の姿。蕨野衆の姿。

静かで、力強く、美しい映画だった。
物悲しいのに何故かほっとする、救われる、そんな映画。

母への悲しみから少し解放されたと言う姉。
母はああいう姿だったけれど、最後までがんばって生きたんだ…と。
明るくなった姉を見てほっとする。

亡くなった母はどこへ行っただろう…。
母は幸せだったか…。

いつか行く道。冷血な私にはどんな最後が待っているだろう。
行く手に答えが待っていてくれるなら、それも楽しい…かもしれない。


★石橋蓮司演じる、やんちゃなじーちゃん、ウマ(馬吉)が、とってもチャーミングだった。左右田のおじさん(留三役)も久々に見たわ。じーちゃん、ばーちゃんになっても、男は男、女は女、違うんだねと思った。

にしても。じーちゃん達に男性を感じてしまう私って… (^^ゞ 


2005年01月28日(金) まる子ちゃんの写真は何処に?

歳さんの三味線サムライ

ギター侍をもじってバイオリン忍者というのをやっていた。
彼の人なら三味線侍?はて。どんなものを斬るだろう。
真っ先に斬られそうやん。(↓)


まる子ちゃん(小6)の学校では、3月の卒業に向けての取組みが多い。
昨夜も赤ちゃん時代の写真がいるんだと言って大騒ぎ。

二人が幼い頃は、どこへ行くにもカメラ持参で…。
誕生日や、節目ごとに写真を撮って…。
最近、撮らなくなったなぁ。増えていくのは学校からの写真ばかり。

で。まる子ちゃんの幼い頃の写真を探したんだけど。

ない! …ばかりか。
「まる子ちゃんの生い立ち」とタイトルがついた豪華なアルバムを開くと、
そこは、一面、白銀の世界……!!

え?(汗)
そっかー。きれいにレイアウトしようと、まだ未整理のまま箱の中だ。

「一枚も貼ったぁらへん…」と曇る、まる子に、
「この中にいっぱいあんねんって。今度一緒に貼ろうな」と取り出した。

ところが。
その山ほどの写真の中にも…、まる子一人の写真がない。
まる子の横には必ず、幼いお姉ちゃんが写っているのだわ。

まる子が生まれた時には、すでにお姉ちゃんが居たもんな。
私も三人兄弟の末っ子だったので気持ちは分かるぞ、まる子ちゃん。

むくれる、まる子に、母子手帳に挟んである取って置きの写真を見せた。
一枚は病院で看護婦さんが写してくれた、生まれたばかりのまる子。
二枚目はエコー写真(妊娠中のお腹の中を撮った写真です)

こんなん嫌っ。ますます、むくれるまる子に、最後の切り札。
1歳…ぐらいかな。ブランコに得意そうによじ登った、まる子ちゃん。

引っ越す前に写した写真で、長女が通っていた幼稚園の園庭での一枚。
毎日、お歩きさんの姉を迎えにいって、こうして二人でよく待ってたね。
懐かしいね。…え?そんなん覚えてへんって?…もう。

結局、写真はこれにて決定。
それにしても、まる子ちゃんの写真は何処に?ほんまにないのか、おい。


●講習50-51日目●
長かった講習も残すところ、あと三日。
生徒さんから打ち上げの話が出る。お酒は呑めないが、やっぱり嬉しい。

今度の仕事が終わったら、あれをしよう、これをしようと思っていたのに、
打ち上げ翌日から連チャンで仕事が決まった。

卒業式と入学式だけは、何が何でも休みもらうぞ。でなきゃ、やんない!
ボラ活動も当分休止だなぁ。何やってんだか。成長してんのか、私。


2005年01月26日(水) 起きている間に独りになりたい

●講習47−49日目●
どわーーーーーーーーっ。疲れた。疲れた。疲れたーぁ。

座礁していた実習は無事収拾。雨降って地固まる。
なのに。さして他に原因もないのに最近えらく疲れ気味なのは何でかなぁ。

ロンゲ歳三さんの落書き絵仕事の内容も去年と同じ…。

月と木が
夜に連チャンも一緒…。

さして
困った生徒さん、お客様もなし。

なのに
何だか落書きする
元気もないくらい疲れてる…。

うるせぇんだよ。バーカ。仕事なんかやめちまえ。


今日は仕事の宿題で、久々に、こんな朝な時間まで起きている。

うーーーん。やっぱり。年のせいか…。

いや。たぶん…。生活リズムが変わったせいだ。

夜がない時は、家に帰るのが、だいたい6時半頃。
買い物へ行ったり、ご飯の支度をしたり…。ここまでは去年と一緒。

小6のまる子ちゃんと、ダンナを待つこと1時間。
そして夕食。この辺も去年と一緒。

違うのは長女がいない。
受験生の娘が塾から帰ってくるのが10時半過ぎ。

その後、片付け、お風呂、軒並み時間はズレていく。
子どもたちは、中々、寝ない。

ダンナは今夜もスパイダーソリティアにはまってる。
延々と垂れ流してる、BGMのTV番組。

「聞いて。このあいだのテストな…」
長女の話は受験一色(当たり前だぜ、お母さん)

長女が話し出すと、負けじと、まる子が、自分の話を突っ込む。

ふんふんと、鼻で相槌を打ち、右から左へと聞き流す。

そんなことは先刻承知な長女は、それでもストレス解消の為に喋り捲り、
まだまだ構ってほしい、まる子ちゃんは、黙り込む。

ダンナは優しい。
スパイダーソリティアの邪魔をされながらも、
まといつく子ども達の話をちゃんと受けとめている。

私は…。
ごめん、ごめん、と胸のうちで謝りながら、
優しい光景、家庭団欒にさえ、だんだん腹が立ってくる。

そして、イライラが爆発ッ!

やれ。お風呂に早く入れだの。早く寝ろだの。
よーするに、今、何時やと思ってねん。

だいたい。
確かに狭い家に違いない。でも、一応、2階も、寝室もあんねんよ。
何を好んで、みんな、この汚い6畳間に集まるのだ。

たわいなく弾むお喋りにイライラ。
女の子の日が近いのか。

みんなが寝てから起きよう…と、いつも試みて、起きた試しはない。
そして。瞬く間に朝がやってくる。


一人になりたい。自分だけの都合で動きたい。振り回されるのは嫌だ。

ひとりの時間が欲しいんです。


最近。イライラしてるか、寝るか、の、ダメ母さん。
自分だけで精一杯のダメ母さん。

もっと、ちゃんと子どもを見てやれよ。こらーーーッ!!!


2005年01月21日(金) このォ、尻軽納豆めッ(笑)

さて。今晩は何にしよう…。
仕事帰り。本当は一度家に帰りたいのだけど、お尻を落ち着けたとたん、根が生えて動けなくなってしまいそうで、そのまま近所のスーパーに寄った。

牛若丸納豆パッケージおおっ!納豆よ。おまえもかあぁぁぁーーーっ!

京の牛若丸納豆

…って。確か昨年は…
「新選組 京の風」じゃなかったっけ?

新選組京の風納豆のパッケージ
嬉しがって買ったもんねー。コレ → → →

ちなみに牛若丸の隣には、辨慶納豆が。何が違うのかと思ったら、小粒か、超小粒かの違いでした。八幡太郎義家が奥州征伐より京へ持ち帰り広めたという説。牛若丸に確かに縁はありますね。

 (牛若丸・京の風ともに、京・伏見 鶴の子納豆本舗さんの製品です)

もしかして。一昨年は、武蔵納豆とか、二刀流納豆とか、小次郎納豆とか、あったのか??? 大河シリーズ?

超小粒・梅しそ?風味の歳三納豆も作ってくれれば買ったのに。
…納豆に砂糖!…を入れて食べていたのは山南さん♪ 懐かしい〜な。


------------------------------

●講習46日目● 
(さしてすることもなければ)定時より早く帰ることはあっても、1分たりともカラ残業はしない迷コンビ?。が。今日は珍しくサービス残業をした。

気がつけば1時間を超過。原因は座礁したデータベース。収拾不能。チームによる実習。仕事は出来ても協調性なし。協調性はあっても主体性なし。うーん。十人十色。それぞれですねー。困ったもんだ。

何…?完璧な競走馬DBシステム?
出来たらいいよね、一日で。初めて Access を触ったお兄さん…?

士道…もとい指導不足…。いやはや。大変勉強になりやしたぜ。(=_=)


2005年01月20日(木) 美人になろう

長女の高校入試の受験料を某銀行に払い込みに行った。
緊張した長女の顔写真が貼ってある出願用紙に、銀行の払い込み証明印をもらう。しばらくして名を呼ばれた。その時のこと。

銀行のきれいなお姉さん♪

…と笑顔で言ってくれた、地元「長〜い…」某銀行のきれいなお姉さん


たぶんマニュアルには載っていないだろう。どれほど彼女が可愛くて美人に見えたことか。受験する本人のように、とっても嬉しかった。

昔。銀行員だった頃、彼女のように思いやりのある言葉が言えたかな。

つんつん事務的に徹していた余裕のない私。傲慢で、顔では笑っていても、心から人を思いやろうとしない、謙っていても、高ピーな、嫌な自分。

さぞかし。ブッサイクだったんだろうなぁ。
(…あ。今も土台は変わりませんが…。おまけに年食ったし…。ボロボロ)

たったひと言の威力。…せめて、ことば美人になりたいなぁ。


(例)たったひと言で 鬼 になれる人 ↓

歳三さんの怖い顔

もうすぐ誰かさんの活躍する季節ですねー。
梅?…ちゃうちゃう。節分やて。鬼さんこちら。
どうか。私の夢の中に来てください。


●講習45日目●
今日の仕事は昼まで。が。夜は別の仕事場に行くので、結局、中途半端な時間をもてあそぶ事になる。仕事のパートナーとお昼を一緒に食べたあと、本屋さんでブラブラした。

文庫の棚を端から端まで物色して戸部新十郎の「忍法新選組」を見っけ♪
それと先日読んだ「晴明百物語」が面白かったので、富樫倫太郎の「陰陽寮」を、さんざん迷ったあげくに購入した。

陰陽寮…。うーん。TOKUMA NOVELS の書棚って、今まで何故か近寄らなかったのよね。どちらかといえば、ファンタジー、ロマン、伝奇幻想系って苦手…かも。あ。本格推理ってのも、あんまり読まないかなぁ。

ハマレば、超!巨編だから、当分の間、次は何を読もうと思わなくても済むんだけど…。さて。どうでしょう。まずは「忍法新選組」から…。


2005年01月19日(水) 通勤絵日記 失速

●講習43−44日目●
朝。いつも顔を見る通勤仲間に、少し神経質そうな痩せた青年がいる。

立ち止まる青年

踏み切りの手前で足早に私を追い抜かし、先に駅舎へと入っていく。

いつもなら、改札を出て連絡橋を渡り、反対側のホームに辿り着いているはずの彼が、今朝は階段の途中で立ち止まっていた。

俯いたままの後姿。

携帯でも鳴ったんだろう…。
それとも忘れ物でも思い出したかな。

追いついて、横をすり抜ける。

しかし、その手に携帯はなかった。
微動だにせずまま、俯いて、同じ格好でじっと動かない。

彼は止まってしまった。
バッテリーが無くなってしまったように。

朝の通勤風景にしては異質な光景。劇中のパフォーマンスに見えるほど、まわりの時間も飲み込んで、彼は完全に止まってしまっていた。

異様に思ったのは私だけじゃなかったらしい。
追い抜かしていった人達が、心配そうに、あるいはギョッとして振り返る。

どうしてしまったんだろう…。

どうか… 動いて下さい。
…こんなところで止まっちゃ、だめだ。

もし彼がゼンマイ仕掛けの人形なら、キリキリとネジを巻いてあげたい。

動いて下さい。
こんなところで止まっちゃ、だめだ。

階段を昇りきって振り返る。
彼がのろのろと同じ表情で階段を上がってきた。

よかった。
ふっと胸をなでおろした。


……と。まぁ。今朝はこんな光景に出くわしたわけなんですが。
実際のところ、その表情のない青年は。

おばはんッ!何を勝手なことをぬかしとんねんッ。ぼけ。
俺は腹が痛くて立ち止まっていただけだ。
心配なら声の一つもかけんかい。あほんだら。

または。

えぇっ…と。俺、ビデオの録画してきたかなぁ?どうだっけ…。
と、考え込んでいただけかもしれません。

でも、ほんとに、どうかしてしまったんじゃないか、と悲しくなりました。
それぐらい、このほんの数分間の光景は異様でした。

時間が止まる、というシチュエーションの話があります。
それは主人公の力によるものでしたが。

そうじゃなくて、燃料切れをおこした人達が、ある日、突然、ぷスンと動かなくなっていく光景…。かなり怖いです。

あなたのバッテリーは大丈夫でしょうか。
私のは、最近かなりガタがきて、充電力が落ちてきたようです…。 (T_T)


2005年01月17日(月) 階段の数え方

●講習42日目●
 ふと思った。 階段って… どうやって数えるんだろう?

某ビル内の階段の写真

某ビルの階段の写真。10段×10段の途中踊り場付き。


え?

やっぱり、一段足が上がると、一段?
笑いなや。自分でもあほらしいて思うんやけど。そやけど。合わへんねん。

階段の数が…。

JR某駅ホームの、連絡橋のあっち側と向こう側の階段の段数が…。
あっちが16段+15段で、こっちが15段+15段…。一段違う。

へ?

そんなこともあるやろて? …あんた大人やなぁ。

そやけど。何の変哲もない、よくある駅のシンメトリーな連絡橋。
おかしいなぁ。どこで一段違うんやろ。

一段上がって右の足から…。
1.2.3.4. 5…。子どもみたいに毎朝数えている。

ほらな。

やっぱり一段合わへん。何でやねん。


…例によって、通勤途中そんなアホなことを一生懸命考えてる。
しまいには世の中の階段の段数はどうなっているんやろうと思い始めた。

JRの駅の階段。地下鉄の連絡階段。ビルの階段。家の階段…。

60段・40段・18段…。
数えてみたら、みんな段数が違う。高さも違う。
親切な階段。意固地な階段。階段にもいろんな表情があって面白い。

京都駅の大階段は何段だったけ? まだ登れるかな。この体。
東山三十六峰、阿弥陀ケ峰の豊国廟は、知る人ぞ、知る?険しい階段。
500段以上。昔は遊び場だったけど、随分久しく登っていない。

いろんな所の階段を数えたらきっと面白い。
ついでに少しは体力も付くぞ。

あ。…13階段だけは嫌っ。


2005年01月16日(日) 梅は咲いたか 桜はまだかいな

日曜日。高校入試の模試を受けに行った長女と待ち合わせて、
北野の天神さんへ合格祈願に行った。

天神さんの近くには、お茶屋さんが軒を連ねる上七軒という花街がある。
つまり。その昔にも花街はあったわけで。(…何が言いたい)

「婦人慕い候事、筆紙に尽し難し」などと、
誰かさんが、いけしゃーしゃーと書いたところの一つなのね。

(それかよ)

北野の君鶴……。一説によれば歳三との間に女の子が生まれたとも…。
どんな人だったのかなぁ。優しくて…かわいい人だったらいいなぁ。

北野天神さんの梅の写真 咲ふりに寒けは見へず梅の花  (@豊玉宗匠)
 北野の天神さんは梅園で有名。
 この日も寒さに負けず、ちらほら花を咲かせていました。
 もうまもなくですね。




天神さんに奉納されている牛

天神さんに奉納されている牛の写真


本殿にお参りして、絵馬を託して、お守りを買って、牛さんの頭やら体やらいっぱい触りまくってきました。

パン、パン。モー お願いしますよ、神さん!


ちなみに。私が引いたお御籤は半凶でしたが、長女は大吉。良かった!


北野天満宮御詠詩御籤 第十二番 半凶 (100円)

 木こりは薪を負うて行くを嘆かず


木こりは重い薪を背負うて行くのを苦にすることはない。

なんや。そら、そうやんな。
年々だんだんと自由がきかず、しがらみに足取りが重たくなっている私。
(単に太っているだけともいう…)

だから、目からウロコ。
何だか気持ちがとっても軽くなりました。
ちょっと書き留めたくて、木には託さず持って帰ってきました。

うん。本道行くぞ。平凡にしか生きられないけれど。


2005年01月14日(金) あはっは 買ちゃった

美内すずえ ガラスの仮面 第42巻!
紅天女 と 紫のバラの人


● 講習41日目 ●
通勤文庫に携帯する手持ちの本がなくなったので本屋さんへ寄り道した。
新刊が出るのを知っても、おっ、まだ続いてるんや、ぐらいしか思わなかったのに…。レジ横で見つけてしまって、思わず手が伸びちゃった。

なんつーか。絵もストーリーも少女漫画の王道って感じなんですが。
読み出したらハマちゃうんですよね。

いい年したおばちゃんが、電車の中で読んだら恥ずかしいなぁ。
と思いつつ、…きっちり読んでしまいました。 (^_^.) 

紅の薔薇の人?歳三さんの落書き

私の紅の薔薇の人


当初の目的の面白そうな文庫本もGet!

本屋さんに長いこと居座っていても、なかなか読みたい本が見つからなくて、何にも買わずに店を出る時の虚しいこと…。

もっとも。私の読む傾向が偏っているせいで、食わず嫌いが原因だと思う。
だって、こんなにいっぱい本が並んでいるんだもん。
もう少し素直に、食わず嫌いをなくして、現代物なんかも読んでみたいな。

ちなみに私の通勤文庫の条件…。 
 ⇒ 満員電車の中でもコンパクトに出せるように文庫が望ましい。 
 ⇒ 仕事で疲れた頭でも読もうかという気になるように面白いこと。
 ⇒ できれば書下ろしがいいんだけど…。これは中々ないですね。

で。この日も歩き回ったのだけど食指の動くもの探せなくて、山田風太郎の忍法ものでも買って帰ろうかなと思ったの。面白いし。

そしたら見っけ! それに。結構、分厚い…♪(長く持つのだわ)

 晴明百物語 富樫倫太郎 徳間文庫 @800+税

まだ読み始めたところですが、オモロイ。
車内どころか、家でも読みたくなる誘惑にかられるが、ここは我慢。
(…家で読み出すと、それでなくても、日頃オロソカにしてる家事がまったくもって進まないんで。寝る時間も、食べる時間も忘れてしまいますよね)

タイトルの晴明とはもちろん安倍晴明のこと。晴明を主軸とした百物語。
陰陽寮の外伝みたいになるんでしょうか?安倍晴明じたいにそれほど関心もないし、だから、そそられなくて、陰陽寮も読んでいないんですが…。

この百物語はハマリそうかも…。富樫倫太郎さんの本、読みやすい。ハマればいいな。そしたら、いっぱい読めるもん。


そういえば…。
前の仕事会場が晴明神社の近くで、何度か帰りに行きましたね。
話題となった陰陽師の映画の影響で、近くの土産物屋さんには晴明グッズがいっぱいでした。ほんでもって新選組グッズもコーナーも…♪
今頃は義経グッズが並んでいたりして。。


2005年01月13日(木) まもなく本番…

●講習38−40日目●
今週から夜のコマも仕事初め。しんどいよー。
なのに。ちっとも痩せへんなぁ。ストレス太りやんね。きっと。

同棲時代の今日子さん @上村一夫

同棲時代の今日子さん
一昨日のこと。
長女が入学願書をもらって帰ってきた。
昨日は受験料を払い込みにいき
今日は願書を提出した。

みんな合格して、さぁ、どこいくねん?
…て贅沢に悩みたいねえ。

なに?
みんな落ちて、さぁ、どこいこう…?

なるようになるで。
道にまかせて歩くのもええやんか。

え?

お母さんの行った道はいつも行き止まりで、そんでもって、
壁の前で、なんでやねん、って、みんなに八つ当たりしてるって?
答えに詰まれば棒を倒して右左を決める、あほなお母さんとは違う?

さよか。悪かったな。…ま。がんばりや。


2005年01月09日(日) 日曜日のいけず家 3本立て

★ Topics1. チャンネル権は再び子どもたちの手へ
日曜日午後8時。それは「ワンピース」が終わった直後だった。
ikezu家の旦那Kは、いつものように、大河ドラマを見ようとして、リモコンのボタンを押した。

「お父さんっ。ビデオ取ってるんやろ。あとで見たらええやん!」

受験期の苛々のつのる長女と、まる子ちゃん。二人から睨まれたKは、チラリと、かたわらの愚妻を見た。いつもなら、ここで愚妻のツルのひと声が!
「新選組!」(低いトーンで)でカタが付くはずだったのだが…。

肝心の愚妻は、視線も虚ろに押し黙ったまま、ウンともスンとも言わない。

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…。(← ?_?)
なんじゃ。こりゃ。

憐れ大河ファンのKは、スゴスゴと自分の食器を台所へと運び、一人2階へ消えていくのでアリマシタ。ちょうど「新選組!」が始まる前の年、武蔵を一人で淋しく見ていたように…。

義経1回目ビデオで見ました。真っ先に感じたことはテンポが違う、でした。ナレーションが辛気臭い。が、そこは元々時代劇育ち。だんだん馴染んできたのか気にならなくなりました。旦那様が気の毒なので、しばし付き合おうかなどと思ってます。でも、リアルで欠かさず見続けた、あれほどの情熱はたぶん続かないでしょう…か。

ちなみに一緒にビデオを見ていた子ども達の感想は「赤ちゃん、可愛いっ」それと頼朝役の池松くん。子どもながらに、潔さや、覚悟というものが感じられて、さすがでしたね。飛源くん@ラストサムライですよね??


★ Topics2. 官軍の台所番で豪華お昼ご飯♪

日曜日午前11時。愚妻の父の誕生日。昨年、母が亡くなって、はじめての誕生日。元気をつけてもらおうと、父を誘って食事会を計画した。

四条・祇園界隈に出ても良かったんだけど、「えべっさん」で人が多い。それで人ごみを避け、京都は伏見へと繰り出した。

で。行き着いたのがここ。 老舗京料理の店「魚三楼」 ↓

魚三楼の玄関の写真

弾痕が残る窓格子の写真

(左上)鳥羽・伏見の戦いの弾痕が残る窓格子。 
(右)は、その魚三楼の玄関です。



時代を感じさせる建物は、外観はそのままで、中の方は3階建てと、きれいに補修されています。大人3人と、まる子ちゃんの4人だけだったのに、中庭の見える12畳ほどの立派な部屋に通されて、中居さんが丁寧に指を付いてご挨拶。旅館みたいですね。

気楽なのが好きな、元遊び人の父は、お尻が落ち着かないみたいでした。

頂いたのは、お昼のお弁当。お昼のお弁当にしては、お値段も立派でしたが、魚や、炊き合わせなど嫌味がなく美味しかったです。

ただ…。

私とダンナ、どちらもビンボー家庭で育ったんだけど、ダンナは「ハレ」と「ケ」を、ケジメをつける西陣の生まれ。食事に例えれば、ハレの日には豪華に仕出しを頼み、ふだんはごく質素につましく暮らしている。

片や私は。「ハレ」も「ケ」もない。強いていうなら、横着な「ケ」ばかりの暮らしぶりで。ビンボーだったけど、質素とか、つましい、という感じは、不思議となかったなぁ…。

父の気まぐれで、錦(京都の有名な市場)でわざわざ買ってきたという、一匹何千円とする笹カレイ(だけが!)がちゃぶ台の上にあったり、なければないで、お茶漬けでもするさ、的な環境の元で育った私。

こういう場所では気兼ねする父の気持ちや、京料理は格好だけだ、などと、乱暴に言ってしまう、負け惜しみ的な父の言い方が少し分かる。

そうそう。中には高いだけの、見てくればかりの京料理もあるぞ。あと何となく気分は京料理♪…みたいな雰囲気だけの店。どことはいいませんが…。

中居さんにお酌されて恐縮してしまう父を見て悲しくなった。まずったなぁ。父のための祝いの席なら、例えば、美味しい定食屋さんで、コップ酒で付き合ってあげれば十分だったんだ。(あ。私は飲めませんが)

人をもてなすって、お金を掛ければいいっていうもんじゃない。自分の気持ちを押し付けたり、見栄を通すことじゃない。その人を喜ばせること。

堪忍。お父ちゃん。父とは対照的に、場慣れして、美味しかったと満足そうにいうダンナが、ちょっと憎たらしかった。


★ Topics3. 御香宮(ごこうのみや)

帰り道、久々に(何十年振りかで)近くの御香宮さんへ。ここは鳥羽伏見の戦いの開戦時、薩摩藩が陣を構えた所。弾痕が残る魚三楼のある京町通りからは上り坂になっています。南の伏見奉行所(跡)を俯瞰する優位な位置にあり、砲火を浴びさせたとか…。

こんな不利な状況下で、刀で戦わざるを得なかった歳三さん達。その距離感や、地理がよく分かります。函館行きたいな。自分の足で歩きたい…。


2005年01月08日(土) 春の草五色までは覚えけり

これって春の七草を詠んだ句なのかなぁ…?(詠み人はもちろん豊玉宗匠)

すずなの絵

セリ。ナズナ。ゴギョウ。ハコベラ。ホトケノザ。スズナ。
スズシロ。…牛革草…。ちゃう、ちゃう。

 
ナズナといえばペンペン草の方がなじみがいい。三味線のバチに似た草茎、振るとかすかに音がした。

子どもの頃はよく遊んだなぁ。シロツメグサやアカツメグサの王冠に、ネックレス。ハナカタバミの花茎の筋を取り、葉を引っ掛けて相撲を取った。

エノコログサのねこじゃらし。メヒシバのかんざし付けてお姫さまごっこ。笹の新芽で器用に亀さんを作ったり…。紫のヨウシュヤマゴボウの実は色水遊び。ジュズダマもよく取りにいったっけ…。

つくし、菜の花、カラスのエンドウ、レンゲソウ…。

春の七草を詠んだ句じゃないとしたら、田んぼの畦道や、道端にしゃがみ込んで、花を愛でて数えたのかしら。その辺の村の娘っ子つかまえて、

「おい。この花はなんて言うんだ?」

なんて。。。 ← すてきな妄想中

本人は嫌がったのだろうけど、土の匂いのする歳三さんも素朴でいいなぁ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

NHKの番組 ETV特集 「日中をつなぐ100メートルの水墨画・中国人画家 王子江の挑戦」を見ました。

チャンネルは、たまたまの偶然だったんですが、下絵をまったく描かずに、多様な表情の人々を、筆で巨大なキャンバスに描写していくさまにTVに釘付け。気がつけば長女も、まる子ちゃんも、ダンナまで見ていた。

凄い…。

のひと言。
へたな感想も出ない。


中国、大きいなぁ…。


2005年01月07日(金) 笑わぬ男 「みぶろ」

●講習36-37日目
今日から新学期。子ども達はそれぞれ学校へ。通勤電車もまた学生さん達でいっぱいです。私の通勤文庫も(気分的にも)軽いものを選んで再開。

車内で本を読んでる人、結構多いですねー。文庫が圧倒的なんだけど、中には立ちんぼで分厚い単行本を読んでるツワモノや、朝からマンガ雑誌を読んでるサラリーマン、参考書に目が張り付いている学生さんなど、本の虫さんがいっぱい♪ …座れたら絶好の読書タイムなんだけどなぁ。


●通勤文庫 みぶろ  著作:奈良谷 隆 ベスト時代文庫 @571+税
まんが感覚。小説的にはどうなんだろ?面白いことが好きで、新選組、幕末物とあれば、何でもありの私のような人だったら気軽に楽しめるかも…。


第1話の笑わぬ男は土方歳三サンの事でした。
(注)本の内容とは関係ありません ↓


笑わぬ男歳三さん

…仏はほっとけ(ボソ) オヤジ亭・歳三


新選組が登場する幕末から明治時代。旅芸人の二人を狂言回しに、第1話の「笑わぬ男」から第2話「怒らぬ男」、第3話「泣かぬ男」まで、土方歳三をはじめ、姿三四郎のモデルとなった西郷四郎、嘉納治五郎、夏目漱石などが次々と登場していく。

姿三四郎のモデルとなった西郷四郎が、元会津藩家老、西郷頼母の養子だったとか、漱石が慶応3年の生まれとか…。そうなんよね。幕末と維新で時間が寸断されたわけじゃないんだ。平隊士の生き残りとか、維新後、どういう人生を生きたのかなぁ。と、読後、ちょっとそういう気になった。

で。第1話。タイトルの笑わぬ男というのはもちろん土方歳三のことで、主人公の二人が、人前で決して笑顔を見せないという土方を、何とか笑わそうする奮闘ぶりが描かれているのだけど…。

今まで描かれていない土方が登場する。例えば、二人の声を敵の来襲と勘違いし、厠から着物の裾を乱し飛び出してくる姿であったり、体調不良の宴会で機嫌の悪いところへもって、余興が始まり、ついに鼻水まで噴出した上、俺に恥をかかせたなッ、と逆上し、ダンビラ振り回す姿など…。もう、マンガだわ。

さしもの面白もの好きの私も、なんだ、こりゃ!? …が。だんだん読み進めるうちに、作者の土方歳三に対する愛情をヒシヒシと…。なんだ、こりゃ、が治まった。良かった。

読後、読み物としての余韻がないのが残念。私と同じ昭和30年代生まれの作者。テレビ世代ですよね。子ども時代にブラウン管がやってきたという世代。この世代って感覚が似るのかなぁ…。


それにしても。土方歳三って「遊ばれ・おちょくられキャラ」なんやね。

なぁ、歳三さん。あんた、ほんまは、どんな人やったん?
そっと夢の中に出てきてねえな。


2005年01月05日(水) 駆け込み乗車

今日は朝から小雪が舞って、すごく冷え込みました。さっきから家人がお風呂に入っているのですが、冷え込んだせいか、オンボロ給湯器が不完全燃焼で、ビービーと泣いてうるさいです。そろそろ替え時かな…(T_T)…。

●講習 35日目●
仕事初め。いつもよりほんの5分ほど早く家を飛び出し、駅の階段を駆け上り、駆け下りて、一本早い電車に飛び乗った。間に合った〜!

かぼちゃ電車(JR鈍行)の写真

JRのおなじみツートンカラーの鈍行電車を、
幼いまる子ちゃんは「かぼちゃ電車」と呼んでました。



最近、自分でも呆れるほど、あきらめが早い。

ホームに停車している電車。横断歩道で点滅している青信号。
走れば間に合うかもしれないのに、まぁ、いいや、と思ってしまう。

鼻先寸前でドアが閉まったら恥ずかしいとか、
いいおばさんがドタバタと走る姿が醜いから、とかではない。

見栄とか、体裁ではなく、次を待つか、とあきらめてしまう。


若い頃は違った。

間に合うとか、間に合わないとか、そんなことは問題じゃない。
ましてや、待つなどとは考えもしなかった。

ただひたすら乗りたい。渡りたい。行きたい。手に入れたい。
がむしゃらでカッコ悪かった。

人がどう思おうが関係ない。
真剣に望むなら、夢は本当に叶う。

実際、多くの望みはあとかたもなく消えた。失望もした。挫折した。
それでも楽天家なのか、真剣に望めば、山は動き、空も飛べると信じてた。

実は今でも山は動くと信じてる。
すぐには叶わぬまでも、強く望めば、偶然を呼び込んだり、
人の気持ちを動かすことが出来ると思っている。
誰かが必ず助けてくれると思っている。

なのに。強く望む気持ちがない。
絶対乗るんだ。行くんだ。そういう、一生懸命さがない。欲がない。

しゃにむに焦ってみたり、自分を嘆いたり、落ち込んだり、
そういった気持ちでさえ、ヘタをすると湧いてこない。

どういったらいいのかな…。穏やかなあきらめがある。
ぼちぼち夢の欠片を探せばいいやと思う。

これって年を取るってことなのかな…。

わかんないや。


2005年01月04日(火) 家族写真

お正月3,4日目は買い物以外はどこへもいかず、いわゆる寝正月に…。
映画「エイリアンVSプレデター」に長女と行きたかったダンナ。が。受験生の長女は3日から塾通いで、あえなくフラレてしまった可哀想なオヤジ。

残るは趣味の合わない私と、怖い映画がまだ苦手な、まる子ちゃん。
付き合ってあげてもかまへんけど、正月早々、まる子ちゃん一人置いておくわけにもいかへんし…。ビデオ待ち決定ですかねぇ、旦那?

歳三さんの顔

つ○やの会員証持ってるか?
もし歳三さんが映画見るとしたら、やっぱ…ピンク…かな??


お正月休みはあっというに終わっちゃった。
いつもの年のように大掃除の真似事をして、形ばかりのお節を作って、元旦の朝には白味噌のお雑煮を食べて、それぞれの実家+墓参り。

変わらない風景。退屈な風景。それでも、たぶん。子どもが日々成長するように、毎年少しずつ変化していってる。

お寺の木の下で恒例のように撮る家族写真に母の姿はない。
昨日の私も、今日はもういない。

カツオや、ワカメちゃんは、いつになったら大人になるんだろう。
波平や、フネさんは、いつまでも若々しく元気でいいな。
ボクダッテ オオキク ナリタイ デシュ。

変わらないことが安心か。
花は枯れて実を落とし、種は芽を出し、若葉を付け、やがてまた花になる。
恐れるな。怯えるな。ただ前へ進め。

…うーん。詩人だなぁ。ちゃうか。


あ。
これからご出産、もしくは、計画(汗)されている方へおススメです。

毎年、同じ日に、同じところで、同じポーズ…でなくてもいいんですが、
写真を撮るんです。出来るだけ背景が変わらないところで…。

写真を並べて見ると、成長の様子や、家族の時間の変化、自然の変化が見てとれて中々いいかも。…ま。柱の傷と同じようなものですか。


さて。
明日から仕事初め。まずは寝坊しないで、遅刻しないようにしなくっちゃ。
キリッとスーツでも着込んで気合を入れようかな。

でも。スカート入んなかったりして…恐。


2005年01月02日(日) 愛情倍増計画

お正月2日目。今日は朝から母のお墓参りに行って、父や姉夫婦と合流。

昨日はダンナんち、今日はワタシんち、そして家の中では24時間一緒…。
他愛もないお喋り。みんなが時には気を使ったり、思いやったりしてる。

うっとおしいけど、穏やかであったかい。
イライラするけど、ほっとする。

時々、ひとりになりたいよぉ、と小さな私が悲鳴をあげる。

そやけど…

今年はひそかに 「脱・ひとりになりたい病」

人に対して、もっと真剣に、優しくなれたらいいな。
大きくなれるといいな。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これでも堤真一さん← 映画「DRIVE ドライブ」

「ターミナル」のCMのあと、行きたいなぁ、って、ボソッと呟いたら、ダンナと長女が目をむいた。

そんな(辛気臭いん)見に行くんやったら「エイリアンVSプレデター」に行くやって。

オカルト・ホラー・パニック映画専門やからなぁ、あの二人は。
もっと歩み寄れちゅーの(…お母さんもなっ、って言われそうやけど)

1月にロードショーされる 「北の零年」 見に行きたいな。

明治4年の北海道が舞台で、刀を捨てたサムライ達の開墾物語。

時代がちょっと後なんやけど…。もしかして、ね。
もしかして、あのあと土方歳三が生き残っていたら…なんて時々考えるん。

担ぎ込まれた先でまだ息があって、村人に匿われて、で、よくある話で、落馬のショックから記憶喪失なんて…こらこら。

そういえば舞台の静内って競走馬の牧場のあるところやね。
最後に北海道へ行ったのいつやったっけ?

あー。函館に行きたい〜! 美味しいもんも食べたいなぁ。

長女の受験が終わったら北海道へ行くかも…。


2005年01月01日(土) はじめまして

2005年 365分の24時間

今年はどんな年になるのかなぁ。
笑って暮らしたいな。

一応…年女です。あ。数えないで。


歳三さんのいたずら書き


元旦の我が家の恒例行事。ダンナのお母さんのところへお年始に行った。

行く途中で北野の天神さん→(北野天満宮)の前を車で通る。

大勢の人。数珠繋ぎの車。うーん。合格祈願はやはり日を変えて行こう。

梅の季節やね、歳三さん♪


Sako