京のいけず日記

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2004年12月31日(金) 白い手帳

今年はゴボウやら、里芋やら、お煮しめが思いのほか上手に炊けた。
黒豆や田作りは生協さんのものだけど… (^_^.) 

ご馳走は並ばないけれど、ダンナや、子ども達が美味しいと食べてくれる。
こんなことが嬉しいんや。久しく忘れていたような気がする。
 (オイオイ。…いったい、普段はどんな食生活をしてんねん)

2005年版の真新しい手帳を手に入れた。
最初の一文字。何を書こうかな。


2005年の新しい手帳


2004年。6月に母が亡くなって以降、不思議なほど平気だった。
随分と冷たいものだな、と、我ながら思った。

どこかに気持ちのズレが…、おかしくなっていたのかもしれない…。

真新しい手帳をめくる。一月のページはまだ白紙…。
何を書こうか、積もりたての雪の朝のようにうきうきする。

時間を大切にしたい。

自分を大切にしたい。

人を愛し守りたい。


新年。竹やぶの続く真っ暗な小道を抜けて、地元の神社へお参りに行く。

えんむすびの神社として有名な、小さな神社。
長女の合格願いだって聞いてくれるよね?神様やもん。

引いたおみくじは中吉。

怠心をいさめて身近な目標を立てるべし。

先を見れば怖くなり、気が遠くなるけれど…。
半歩前にある具体的な目標を立てていこう。

次の電信柱まで…とがんばった少年の話って次郎物語だっけ?
違ったかな??

次の電信柱まで。しんどかったら歩いてもいいや。前へ。
そこまで辿り着いたら、また前へ。
そうやって最後までがんばって行こうや。


どうぞ良い年になりますように。
こんな私ですが、今年もどうぞよろしく。


2004年12月30日(木) バイオリズムは停滞

嘆息する歳三さん

今年も終わりだねえ


いつもは仕事で拘束されている時間が、やっと解放されたというのに、
無器用な性格で、中々モードが切り替わらない。

いっそ、繋がれた犬の方が幸せだろうなどと思ってしまう。

引きこもり症候群か、人と会うのがすごく億劫になる。
家族がいなければ、一人ならどんな生活を送っていただろう。


昼間。買い物の途中で信号待ちをしていた。

つまんないなぁ…。

目の前を流れる車を見ながら、突然、その感覚に襲われた。
ふわりと一歩飛び出せば、全て消えてしまうだろうか…。

何の悲しみも、不安も、不足もない。
まるで他人の神経のような感覚。この手に掴むものがない…。

・・・・・・。

信号が変わって、耳に音が戻ってくる。

想像する。
突然、人の災いに巻き込まれる、名も知らない車の人、その家族…。
死にそこねた私。受験をひかえた長女。人のいい夫、まる子、老いた父…。

飛んでしまっていた意識が戻ってくる。
危ない。危ない。…もう、大丈夫。


夕方。台所に立っていると長女がそっとやってきて
「お母さん、どんなに辛くても自殺したらあかんで」と突然言い出した。

一瞬どきんとしたが、どうやら、
親が子どもを残して自殺したという、その手のニュースをTVで見たらしい。

「あほかいな。誰がするかいな。そやけどな。
 お母さんは子どもを道連れに死ぬ方が、ひどい親やと思うけど…」
などと日頃思っていたことを言うと、

「そやかて一人残されたらいややん。残るんなら一緒に死ぬ方がええ」
と危うく半べそをかいたような表情になった。

優しい子。弱い子。体だけは大きいのに。
親なんかうっとおしぃ。早よ、死んでくれへんかいな、などと、
本気で、憎まれ口を叩くまで、ちゃんと生きなあかんなぁ。


弱い私。来年はもっともっと強くなりたい。


…ということで、バイオリズムは最悪。
ようやく休みに心身が慣れた頃には、また仕事が再開。悪いパターン。

そうそう。来年はもっと上手に楽しむ術を、具体的に生きたいな。


ぐだぐだ・ぐちぐち、すみません。
今年最後の日記はポジティブに書きます。



◎・・・・・新選組!の隊士座談会・・・・・・◎

一番笑ってしまったのは、香取君が、山本さんに対して言った、

「…ウザイんですよね」

近藤勇も常に側にいる土方歳三に対してそう思ってたんじゃないかなぁ。
「ウザイ奴」あ。もちろん愛情を感じながら…、ね。


2004年12月29日(水) こんな夜中に何やってんだか

つかみ合う歳三さんと勝ちゃん

正月だッ!分かってンのか、おまえ!?

明日はゴミの日だッ!


総司じゃなかった…
掃除・洗濯・買い物・やることが目白押し。
銀行も行っときゃなきゃいけないし。
お年玉の両替もだ。


なのに。なかなか眠れない。


HPド素人。超初心者のための作成サイトを回って、HPを更新しました。
足したり引いたり面白い。←ほとんど理解できていない人。

リロードしてから、あっ。こんななるんだ、と何度も書いてはやり直し。
(全てにおいて一度失敗しなきゃ分からないタイプなんですわ)

なかなかイメージ通りにならないなぁ。
なんで数字や分けの分からないアルファベットがこんなになるんよ??
畑違いとはいえ情けない…。来年はこっちの勉強本格的にしたいなぁ。

まずは肝心の中身なんだけど。
音声でも読みやすいページにしたいな。

さぁ。寝よう。
明日は大掃除。買い物。ほんでもって、新選組!の隊士座談会ー♪

あ。…仕事の週報がまだだった…。


2004年12月28日(火) 年に一度買う雑誌

●講習 33-34日目●
仕事納め。何はともかく、お疲れさま。お正月休み。さぁ。何をしよう?
まずは良いお母さんかな…。それと親孝行。母の墓参りにもいかなきゃ。
「やっと思い出したんかいな」と、呆れているやろなぁ、おかあちゃん?

12月の初めに喪中のハガキを出したけれど、送られてきたハガキも、また多かった。それだけ私も、ダンナも、親をおくる年齢にきたという事かな。

でも自然の摂理、順番なら、覚悟も、あきらめもつくけれど。突然、今まであったものが消える、その人が亡くなる…どんな気持ちだろうと思います。

少しおっさん?の入ったシャツ姿の歳三さん

シャツ姿の歳三さんの落書き絵


新選組!総集編も終わりましたね。
一年間ほぼリアルタイムで見続けたなんて…自分でも、びっくり。

ふだんは、ドラマにも、バラエティにも、テレビにあまり興味なし。
だから、この手の雑誌もめったに買わないんだけど。

年末だし、正月だし、
何の気なしに買い物に寄った近所のスーパーで月刊TVナビを買いました。

開いて、おぉ。驚いた。
洋装の土方歳三、山本耕史さんが載っていた。
お気に入りの日記さんに書いてあったのはこのことね、と頷く。

椅子に腰掛け、刀を携えた例の姿を意識した写真。
かっこいいー。

ほんま。山本さんの足がもう少し短くて、
直線に吊りあがってる眉がもっと自然のラインで、
カッと見開いた目が伏し目がちで、そんで斜め前方向いた視線だったら、
ちょっと微笑んでいるような、そんな表情だったら、もっと似てるのにな。

あ。それと、プラス、おっさん味!(笑)

で。中でも目についたのが「土方画伯」の絵。
そっか。ドラゴンボールの孫悟空が好きなんだ、山本さん。
何だか急に親近感が…。

本物の土方画伯、…いや、かの豊玉宗匠は落書きなんかしたのかなぁ。
残したのが地図じゃなくて、落書きが残っていたら面白いのにな。


その月刊TVナビに載っていた巻末の星占いの中から引用 ↓

水瓶座への月からのヒーリングメッセージ

「空想は、逃げ込むためではなく、
地に足の着いた考え方と行動を促すためのきっかけだと思えますように」

だって。耳が痛いぞ。歳三さん。


2004年12月26日(日) 性格の不一致 夫婦

栗塚旭主演・「新選組血風録」のビデオです♪

栗塚旭主演/新選組血風録のビデオ

ビデオを見たり、相変わらずヘタクソな落書きをしてたり、Beatlesを聞いたり…。
25年前の私。そして25年後も。夢見る、おばあちゃんでいたいな。



離婚の原因の一つに性格の不一致がある。
聞くところによると、主にSex Life のことを言うのだそうだけど…。

今日は性格の不一致…を、まざまざと感じてしまった。

あ。まぁ。お互いさま、いつものことですが…。

何かちゅーと DVDの焼き方について!

今年4月頃だったかな…?
2代目の我が家のビデオが壊れたので、HD付きDVD録画を買ったんです。
毎週「新選組!」を録画するんで、おかげさまで容量がいっぱいに。

で。永久保存用にDVDに焼こうとメディアを買ってきました。

好きな番組ですもん、やっぱりきれいな画質で見たいやん?

ああ、それなのに。それなのに。

録画を手伝ってくれたのはいいのですが…。

頼まなくても自分がやらないといけない、と思うタイプ。
なんかね。思ってからの行動が早い。

んでもって、絶対好きなものから先に食べる人。
お楽しみはあとに取っておこうなどとは、まったく考えもしない人。

「焼くのに時間もかかるし。低画質(それも一番下のやつ)で撮ったぞ」

え?

見れればいいやん、ちゅもんやないやん。
夢見るおばあちゃんは、きれいな画面で見たいんやもん。ん。もぉ。

あまりモノにこだわらない、おおらかなダンナは、万事がこの調子。

好きな映画だって、好きな本だって、見れればいい、読めればいい。
料理だって、お腹がいっぱいになれればいい。
SEXだって…出せればいい…(オイオイ。すいません)

これを性格の不一致と言わずして何としよう!

ま。こだわり過ぎるのもなんですが…ね…。(^_^.)

お互いさまかな。向こうは向こうで思ってるはず。
相変わらず、辛気くさくて、ヘンな女と。

で。

グジグジちんたら言ってると、
「それなら焼き直しすればいい」と、頼みもしないのにやってくれた。



…ごめん。
こだわるくせに、そのくせ、ほったらかしの女。
見抜いた上で、分かった上で、私に合わせてくれる、誠実で優しい人。

いつか歳三さんのように、あなたに恋しますように…。


2004年12月25日(土) とりあえず引っ越し♪

引っ越し先のHPの表紙忘れてた〜!
Yahooの旧ジオシティーズからのお引っ越し。12月末までなんだ。

とりあえず何か置いとかなくちゃ、
と言ったって中身がない。
と焦ってます…。あれ…?
javascriptの広告が変な位置に入る…。

んーーん。んっ??

で。ほとんど使っていなかったニフティで
HPのアドレスを取りました。
ほったらかしの空っぽな TOP をお気に入りにして下さっていた希少価値な、そこのあなた! 
宜しかったら、お気に入りの変更をお願いしまーす。来年こそはっ。…歳三がさん笑う?

 → IkezuYa


今日はクリスマスだというのに。
受験生の長女は塾へ。
まる子ちゃんはバスケの親睦試合へ。

そして私とダンナは、仲良く手をつないで パチンコ屋 さんへ♪
結果は損をせずに遊べた程度で、上々でした。

パチンコ屋さん、ほんに久しぶり。
フィーバー台(いつの話だ)やら、パチスロやらが登場してから、
つまんなくなったと思わん?

勝負事の好きな、遊び人の父の影響からかなぁ。
子どもの頃からキマジメなくせに、フマジメな変わりもんだった。

パチンコはもちろん電動ではなく、バネの時代。
もっと遡れば、片方の手で、一つ一つ玉を穴に流しながら打つという時代。
確か、パチンコ台の後ろと、後ろの間に、人がいて、玉を流している。
「お姉ちゃんっ。玉出えへんよ」とか、おっちゃんが怒鳴ってたような…。

かすかな記憶が…。
これって。もしかして小学生の頃…? (^_^.) どういう家庭よ。 

仕掛けもヒコーキとか、すごくアナログで…。
チューリップに玉を同時に入れて開きっぱなしにする、とか、
そんなテクニックを競ってた。対するは釘師サブやん!って…ちゃうか。

今は一般台のない所がほとんどで、つまんない。
お店もきれいになって、従業員さんもマジメそうで、小ぎれいで…。
明るく清潔なパチンコ屋。何だかなぁ。もうレジャーなんだね。

後ろめたさのなくなったBLみたいで、薄く軽い。


さて。今日は「新選組!」の総集編があるぞ。見なくっちゃ!
ビデオ以外ではもう見られない。

新選組のBookコーナー。街角に立つ誠の旗…。
太秦の東映映画村のイベントも義経になっちゃたけれど…。
ほんま。幸せな一年だったなぁ。

ま。歳三さんがいなくなるわけじゃないしっ!(…いないって)


2004年12月24日(金) イブのプレゼント

八木家にやってきたサンタクロース

サンタさんへ

いい子にします。
勇ましい武者絵の凧を下さい。

八木為三郎




← 八木家へ迷い込んだサンタクロース




イブの夜、サンタさんはベランダにそっとプレゼントを置いていった。

朝。子ども達が目覚めてベランダを覗き、包みを発見し、狸寝入りの父と母を起こすという仕掛け。靴下を枕元に置く。そんな真似事もしたっけ。

「サンタさんは何で欲しいものが分かるん??」

まだ幼かったまる子が、真顔で、不思議そうな顔をするのを、3つ年上のお姉ちゃんと目を合わせて笑ったもんだ。

おままごとのような家族。我が家にもこんな時があったんだな。
サンタさんは我が家にはもう来ない。


仕事帰りに寄り道して、バイカルのクリスマスケーキと、マフラーを2つ買った。ベージュの無地はお姉ちゃんに。赤と白のボーダーはまる子へ。

ああや、こうや、色々考えて、人にプレゼントするのって好き。
もしかして、もらうより好きかも…。で。喜んでくれたら、すごく幸せ。

ああ。なのに…。食後みんなでケーキを食べている時だった。
ダンナが、思いがけずにプレゼントだと小さな包みを渡してくれた。

え…。ダンナには何もこうてへんやん。アクセサリー…?

用意していなかった後ろめたさを感じつつ、包みを開けた。

この間、出張した時のお土産か…。なんだ。

金箔を使った緑のペンダントは、何というか…。悪しゅ…いや、いや。いや。
喜ばなあかん。うちの為にこうてくれたん。そやけど…ははっ…ま…。

子どもは正直だ。
「お父さんの趣味は分からんなぁ〜」と、長女が一言。

「いや、いや。ほら。長さはピッタリやねん。長さはちょうどええし。ほら」

慌ててフォローするつもりで言ったら、今度はまる子がチクリ。

「お母さん、さっきから長さしか言うてへんやん」と。

あれま。


● 講習32日目 ●
今日はクリスマスイブ。街角にはクリスマスソングが…♪
それにしても。イブにテストのプレゼントなんて…(^_^.)…ステキ過ぎる…。

※天空の城ラピュタ 
 何度見ても、やっぱりいいな。ジブリ原石の魅力をゴロゴロ感じます。

ちなみにダンナへのプレゼントは1月1日の誕生日と兼ねてするんですよ。
(誰に言い訳してんのか)


2004年12月22日(水) ジョッキ一杯で二日酔い

●講習30-31日目●

今日は仕事上での飲み会。12月忘年会シーズン。祝日前とあって、三条、四条界隈は、老若男女、どこもかしこも人でいっぱい。忘年会が重なってしまったダンナも、きっと、どこかで飲んでいるだろう。

父、母とも飲み会。受験生の長女は塾通いで夜が遅い。だから、まる子ちゃんだけの夕飯、長いお留守番…。

お付き合いも仕事のうち。勤め人は辛いなぁ。…って。いや、…ま、はい。それなりに楽しんでるんですが。

二次会の場所が見つからなくて、せめて、お茶でもと寄ったスタパもいっぱい。で。星空の下のスタパだ。冷えた〜。たまにはいいやね。こんな日も。

風邪をひいてる事も忘れて、酔いも半分、長話…。翌日(23日)頭は痛いは。声はかすれるわ。お腹が気持ち悪いわ…。で、昼近くに起きて、日記書いてます。28日まで仕事。もう少しだ。がんばろう。

22日は終業式。思いのほか2学期の通知表が良かった、まる子。意気揚々と早く話しかっただろうに…。まる子、待てずに、ふて寝。許せ、まるちゃん。


流山。別れを惜しむ二人


この間の殴り書きに色を塗ってみました。
いらうほど、だんだん、ひどくなってくるのは何故なんだろう? (T_T)
うまく描けるようになりたいなあ。


2004年12月20日(月) 流山 つのる想い

●講習 29日目●

引き続き風邪。受講生さんにも休みが続出する。しっかりしなくっちゃ。
年末まであと10日あまり。やり残してる事がたくさん。(>_<)

昨日まで元気だった人が、今日、救急車で運び込まれる。
家族は病身の父と、弟一人。
今日の、明日の、不安に押しつぶされ、
どうしていいか分からないと涙声になるその人を抱きしめた。

多少のことは経験してきた。少なくとも、その人より多く生きてきた。
いつまでも子どもじゃいけない。いつまでも甘える側じゃいけない。

今だけでも、何の役に立たなくても、
その人の不安な気持ちをそっと受け止めてあげたい。
60にもならない彼女の若いお母さんが、どうぞ回復しますように…。


流山の別れ。まだ下絵いつもにまして殴り書き。 →
最近(か?)集中力が続かない。



流山…。

今まで、たくさんの小説、ドラマで、そのシーンを見てきたけれど、まだ自分の中で納得がいかない。

あんたは
何も分かっちゃいない。

香取勇の出頭を止めた
山本歳三。

それが一転して
大久保大和の名で押し通せとなる。

土方歳三はなぜ近藤勇を出頭させたのか。

ここで切腹は犬死だ、だから死ぬ気で嘘を突き通せ。
そして自分は救命に走る。

近藤が助かると本気で思っていたんだろうか。

…本当はどうだったんだろう。
あーでもない。こーでもない、と又色々考える。

小競り合いがあったという。
真相は兵を抑えられ、差し迫った状況に、ろくに話し合いも出来ぬまま、
浮き足立ってしまったのではないか。

「歳。俺が出頭している間に、おまえは兵をまとめて逃げろ」

歳三さんはどんな顔をしただろう…。

あるいは。
救命が叶わぬと分かっていて、戦意喪失の近藤を見捨てたのではないか。

心のどこかに、もう近藤を捨てた気持ちがあったのではないか。
冷静に時間を稼ぐ土方がいたのではないか。

もし、そうであっても薄情だとは思わない。
どれほど痛く悲しかっただろうな…。
負傷した体でどれほど自分を責めただろう。


流山の一日。真相が知りたい。


2004年12月19日(日) 歳三さん遊び

日曜日8時。ああ、もう放送がないんだと気づく。ポッカリと時間に穴があいたみたい。新選組!が始まるまでは、この時間何を見ていたんだろう…?26日の総集編が楽しみです ♥


たとえば。ここに2匹の子猫を写した写真があったとする。
そして。それが通勤用のカードであったりする。

ぎゅうぎゅうの車内でそれを手にする。そんな時。
2匹の子猫ちゃん達を見て、ふと思ったりするわけだ。


おっ ♥ いい女! どうよ、勝ちゃん。

いいよ、俺は。おまえ行けよ、トシ。

阪急ラガールカードの写真・猫シリーズ

通勤に使っている関西スルットカード(↑)



どっちが歳三さんで、どっちが勝ちゃんかなぁ。
気位の高そうな、気の強そうな白い方が歳三さんで、
垢抜けず、ぺしゃんと首をすくめてる斑毛が勝ちゃんかなぁ。

などと。
思ったりするわけだ。

我ながら「あほやん」などと、最初は自制心もあるのだけれど。
だんだん、ド真剣に考え始めたりする。

…いやいや。ほんとうは。
くしゅんと首を引っ込めて、臆病そうに、無器用そうに、
勝気な白毛に寄り添っているのが、歳三さんかもしれないな。

などと。
妄想女にかかれば、人はおろか、猫も、犬も、鳥も、虫も、
二つ並んでいようものなら、時には、ちゃわんのセットだって、
お神酒徳利。歳三さんと勝ちゃんに見えてしまう。

遊び半分に思ったことが、
いつのまにか捕りつかれて、心泳ぎ、目が据わる。


こんな女はコワイ。 (^_^.)


●ここにもあった歳&勝

仏像の顔(四天王とか、金剛力士など、天族の武人像みたいな)憤怒のお顔の仏様。そして、柔和で、憂いのある美形のお顔(観音様かな)の仏様。

この二つのお顔が配してある、某団体のポスター。

通勤途中の塀に貼ってあって、毎朝、通るたびに見惚れています。デジカメに撮ってUP したいんだけど、な…。マズイかも。
だって、ほんまにソックリやねん。歳三さんと勝ちゃんに。


…こんな女はコワイ…ですか??? (^_^.) ???


2004年12月17日(金) てんびんばかり

●講習 28日目●
引き続き体調はサイアク。気分はブルー。世にも陰気なブッチャイクな私。

なのに。仕事場に着いた途端に。
「おはようございます」などと「ニコヤカ」に挨拶している自分がいる。
難問、愚問、ワガママにも忍耐強く「ニコヤカ」に接する自分がいる。

無理をしているのかな。仮面をつけているのかな。…ううん。たぶん。
こっち側の私も、クサッてる私も、妄想の中に住む私も、ワタシ。
無理やり笑っているわけじゃない。仕事中はクサッてる自分を忘れてる。
本当の私って…どこにいるんだろうね。

近所のわんちゃん河島英五 ♪てんびんばかり より

真実は一つなのか、どこにでも転がっているのかい? 
一体そんなものがあるんだろうか?
何も解らないで僕はいる 
そしてそれがあるとすれば
何処まで行けば見えてくるんだろう? 
そしてそれが無いものねだりなら
何を頼りに生きて行けばいいんだろう? 
何も解らない 何も解らない 何も解らない 
何も解らない 何も解らない 何も解らないで僕はいる

(略)
毎朝決まった時間に起きる人の喜びは何処にあるんだろう 
電信柱にしょんべん引っ掛けた野良犬の悲しみは何処にあるんだろう 
うちの子犬はとても臆病で一人では街を歩けない 
首輪を付けるととても自由だ 僕を神様だと思っているんだろう 

 (以下、延々と続く、重く長いフレーズの歌なんですが、20代の頃よく聞いてました)


久しぶりに河島英五の名前が出てきたのは、
大の永ちゃん(矢沢)ファンの知人との会話がきっかけ。

「この間、大阪ドーム行ってきてん♪」
と、永ちゃんを語る上機嫌の知人。

「ほんま好きやなぁ。矢沢永吉って…クールスやったけ?」と私。

「ちゃう。ちゃう。永ちゃんはキャロル。
 クールスは館ひろし」

「そっかー。そやけど。みんな、えーおっさんやなぁ」
(そういうあんたがオバハンやろ、と、ちびまる子風ツッコミ)

「うち。忌野清志郎、結構、好きやねん。おもろいやん」

「ほー???」
(←忌野清志郎が私のイメージに合わないらしく戸惑う知人)

「そや。えっーと。♪悲しい色やねん…って誰やっけ?」

「上田正樹」

「あ。そっか。んじゃ。酒と泪と…」

ここで河島英五さんの名が出てきたわけ。
そして思い出したのは「酒と泪と…」じゃなくて、この歌でした。


 ♪誤魔化さないで そんな言葉では僕は満足出来ないのです
  てんびんばかりは重たいほうに傾くに決まってるじゃないかい
  どちらももう一方より重たいくせに どちらへも傾かないなんておかしいよ



2004年12月16日(木) 通勤絵日記 おしゃべりする靴

おしゃべりする靴いつも同じ車両に乗り合わせ、
同じ駅で降りるおばちゃん二人。

何が感心するかって。
仲良しおばちゃん二人組は
地下鉄の車内でも
エスカレーターでも、階段でも、
肩を並べて

ずっーーーーーーーーーーーと!

喋りぱなし。
毎日毎日ようも飽きひんな。

聞き耳を立てるわけではないが、嫌でも聞こえてくる。

他人の家族の心配、噂話…。おばちゃん特有の話題というか…。

地下鉄の長いエスカレーター。怠けて、端によって止まっている私の横を、お喋りをストップすることなく、前と後ろで会話を交わしながら、すり抜けていく、おばちゃん達。元気だ。

改札を出た、これまた長〜い階段のところで追いつき、二人の後姿を見ながら階段を昇る。往来に出る間際で追い抜く。毎朝決まってこのパターン。
二人の靴の表情もしっかり覚えてしまったわ。

朝はなるべく知った人とは会いたくない。誰とも喋りたくない。
おばちゃん達はほんまタフやなぁ。


●講習25-27日目●

やばい。どうやら風邪をひいたらしい。鼻水ズルズル。乾いた咳が出る。

ここ数年は欠勤 0。
子どもの頃、ひどいアレルギーがあったせいもあって、予防接種はおろか、市販の風邪薬さえ、あまり飲んだことがない。病院へも行かない。

神経が鈍感に出来ているんだろう。唯一の健康法は、寝る。
ひたすら寝る。死んだように何もしないで、朝から夜までひたすら眠る。

一昨年か40度の熱が続いて、さすがにやばいと思った時も、家族の非難を受けながら、食も取らず、水分だけ取って、ひたすら寝た。

今まで、ただ運が良かっただけだろう、と思う。
それでも妙な過信があって、自己治癒力を信じている。
たぶん、今年、数え88で亡くなった母ゆずり。母も医者と薬が嫌いだった。

熱い番茶を飲んで、寝て、汗をかく。自分が疲れるようなことはしない。
健気に我慢するのではなくて、しんどいよー、と、アピールしまくる。
そのくせ医者に行かない、薬を飲まない…。はた迷惑な私とそっくりだ。

母は結局ガンで往った。番茶や、寝てでは退治できなかった。
わがままな人だったけれど、本人は納得だろう。
行けるところまで行ってやれ。だめならそれまで。横着さも母の血筋。

ただ、休めない仕事のある日は辛い。

テレビで「仕事のある日に高熱を出したらどうしますか?」という質問に
あるお笑い芸人さんは、休めば他の芸人に持っていかれるので、
無理してでも出る。自分の代わりは掃いて捨てるほどいる、と答えていた。

共感。私もそうだ。同じようなもの。やってなんぼの商売。
専門分野を持たなければ掃いて捨てるほどいる。
体力も年齢とともに低下。いつまでも続けていて…いいのかな…?

最初の一歩だったボランティアも休止中。本末転倒。

何がしたいのか。何ができるのか。何をしなくちゃならないのか。
何で生まれてきたのか。どう死ぬのか。
明日、突然最後の日がきたら?
あと50年生きなくっちゃいけないとしたら?
ちゃんと、ひとりで生きていけるのか。

…何をしたらいんだろう。大切なものは何だろう。

理由なんて何一つないのかもしれない。
そんな気もするな。やっぱり風邪気味か。体力低下。低空思考。

ダンナが帰ってきて、大丈夫か?と心配してくれる。

「うん。熱がないから大丈夫」と答えると、
「熱を出す体力もないからだ、薬を飲め」と叱られた。

ありがとう。明日も仕事だ。お休みなさい。


2004年12月13日(月) 日曜日の夜更かし

●講習24日目●
明日が仕事なら、いいかげん早く寝そうなものなのに、日曜日の夜は、決まって夜更かしをしてしまう。

絵にならない絵を描こうとして、文字にならない言葉を探そうとして、悶々、もんもん。結局、何にも形にならなくて、こんなことなら、さっさと寝るんだった、と、朝が来て後悔する。まぶたが腫れぼったい。こんな夜更かしも減るかもしれない。「新選組!」が終わって…。

少年隊士みたいになっちゃった歳三さんの顔
最終回。

派手な演出も、遊びもなく、静かなエンディングだったと思う。

それだけに、淡々としたドラマ運びに、却って泣けた。

家族と一緒でなかったら、もっと素直になれたかもしれない。

印象に残る、二つの顔がある。


(落書き)少年隊士みたいになっちゃった歳三さん

「世話になった」と挨拶する時の香取勇さん。
謹慎先の子どもに向かって微笑む、静かで、優しい目。
首を刎ねられる前の近藤が見た自然の命を私も一緒に感じていた。
何ていうんだろう。理屈とか、悲しいとか、そんな感情を超越したもの。

盲目の兄と対面する山本歳三さん。
大きな目から流れる涙の筋を見ているうちに泣けてきた。
この人はどうして泣くんだろう…。
歳三さんは、こんな目をして泣いただろうか…。
そう思うと泣けてきた。変やな。

まる子ちゃんの小学生最後の学芸会。
劇のエンディングで、子どもたちの一人一人の良い表情を撮ったスライド(パワポだ)を、スクリーンに流していた。

こんな手を使ってズルイぞ。尋常に劇で勝負しろいっ、
などと、最後の劇を楽しみにしていた私は、冗談半分、思ったんだけど。
子どもたちの生き生きとした表情を、ただ眺めているうちに、悲しくもないのに泣けてきた。

今までのことが、ぶわっと、ぶり返ってくるんだね。
学芸会と比べると申し訳ないけれど、回想シーンは、一年間、一緒に見続けた視聴者への贈り物…。あらためて楽しかったよ。三谷さん。

ただ。最後は「オトシテ」ほしかった気もするな。三谷新選組らしく。
またビデオでじっくり見てから感想書きます。


さて。今週の水曜日は「その時歴史が動いた」見なくっちゃ。
何たって「それからの新選組 土方歳三、箱館に死す」だもん♪ うふ。

おっと。水曜日は長女の中学校の三者懇談だーっ。
志望校を決める大事な懇談だというのに、すっかり忘れていた、ばか親。
そこな、娘さん達、しっかりして下さい。親は頼りになりません。


で。これを書いてるのが、その水曜日なんだ… (^_^.)


2004年12月11日(土) 「愛しき友よ」 スマステ前夜祭!

● 講習 22-23日目 ●
星占いの話題で盛り上がる。予想通り、私のイメージは乙女座らしい。
すんません。ちゃいまんねん。自己チュ、偏屈、人と一緒が苦手な水瓶座。占いをするというその人は、詳しく占ったものを持ってきてあげるという。
結果やいかに。また後日…。

嗜道不覚悟。今夜、見ないと切腹だッ。

色塗り前の歳三さん
いよいよ今夜は。
大河「新選組!」 ラストランですね!

昨夜、スマステ見てました。

実は、危うく、コタツの中で、
半分うたた寝していたのですが。

長女(中3)のす頓狂な声にムックリ。

「うわぁ。女の子みたい!」(藤原総司)

「おぉ。金髪だ!」(山本歳三)

「いやぁ。そのままやんか」(小林源三郎)

「この人(山南雅人)の死ぬとこ見てへん」

オンパレードにきゃいのきゃい♪

ほー。あんた、いつもテレビの音がうるさいとばかり、
(そのくせ、お茶の間から撤退せず)見入る母を冷やかしていたのに、
ちゃんと見てたのね。ちょっとは関心もあったんだ。へへえ。

伏線のコルクを覚えていた、まる子ちゃんといい、ちょっと嬉しい。


スマステ。テレビ朝日も太っ腹ですね。1時間まるまる「新選組!」だわ。
これも、香取クン、スマップの人気、キャラクタの力なのかな。

見慣れているはずの歳三の写真を、初めて見るように、又々見惚れたり、
クイズに答えたり。山崎烝の日記も早く解読されて、出版されないかなぁ。


特に誰かの役者さんのファンでもない私。
正直なところ、土方歳三が山本さんでなくても、
近藤勇が香取クンでなくても、脚本が三谷さんでなくても、
「モノ」であればいい、のかもしれない。

ただ、新選組!でなかったら、この一年間、
我が家が飽きず、欠かさず、見続けたかどうかは分からない。

番組を通して、ドラマとは別な、生きていた新選組隊士に思いをはせたり、
どこかに歳三さんの姿を探していた、そんな感じだった。
ドラマはドラマ…それでいい。

毎週々、新選組。一年間幸せだったなぁ。ありがとう!


大きな体に、小さなちょんまげ姿が律儀な島田魁が、
終生、肌身離さず持っていたのは何でしょう?

箱館まで行動を共にし、戦った、歳三の戒名を書いた紙(布)だよー。
だ、誰か、答えてほしかったよん。

箱館市中見回り時代とか、五稜郭陥落前夜とか、東山温泉での一夜…。
近藤と別れて以降の土方歳三が見たいな。してくんないかなぁ。
NHKさんも、サービス精神発揮、太っ腹でいこうよ。

視聴率がなんだ。
昔と違って、個人の楽しみ方や、好みや、情報が多様化してる今、
年間を通して数字を安定キープしてきたのはスゴイと思う。

香取クン、局を問わず、TVに登場する度に、
新選組!の番宣、話題振り、痛々しかった。
ふっくら、いたずらげな笑顔を見て、ほっとします。

お疲れさま、近藤さん♪


2004年12月08日(水) 通勤文庫と山本タカトさん

●通勤文庫●
行き帰りの電車の中では、立ちんぼうにめげず、相変わらず読書三昧♪
先月読んでいたのは中村彰彦の「いつの日か還る」

副題に「新選組伍長島田魁伝」とあるように
新選組生き残りの島田魁を主人公にした物語。

大河の永倉新八は分別臭い男に描かれているが、
ここでは「ガム新」こと永倉新八のべらんめぇな男ぷりが新鮮。

土方歳三の名はそれほど多く出てこないが、好意的に書かれている。
一心同体のはずの近藤勇に、土方が当惑を見せるなど、
実際、こんな時もあったんだろうか、と想像させてしまう。
残念なことに、土方の死はあっさりと一行に。もっと読みたかったな。
 (文春文庫 @800/単行本 2000年6月 実業之日本社)


文庫本、武蔵忍法旅の表紙続いて、今読んでいるのは、
山田風太郎の「武蔵忍法旅」

そして、その表紙絵を飾っているのが、

山本タカトさんの挿絵。

もう、もう溜め息です。

胸がドキドキ。ちょっと恥ずかしいが…。
特に浮世絵風な時代物にメロメロ。

衣服の皺の、
一つ一つの線にも魅了される。

もうかなり昔だけど、JUNEにも描いていたんだ。
ちょっと赤面ドキっとしますが。

線がすごくきれい。
こんな生きたエロスのある線、描いてみたい。

だ、だ、大それたことを…。す、すみません。。 m(__)m
 

●講習 20-21日目●
前回の講習では中々お顔と名前が覚えられなかったのに、
今回は、一ヶ月も立たないうちに、ほとんど覚えてしまった。
それだけ振り回されているってことかな…? どうなんでしょ。 (^_^.)


2004年12月06日(月) 塾の先生とご対面

休みたい。休みたい。遊びたい。落書きしたい。明日休みになんないかなぁ。ふーっ。の絵。
講習 19日目
月曜日はユーウツ。

と書いてる今日は
木曜日なんだけど (^_^.)

週明け早々、仕事連ちゃん。
帰宅が夜の11時に近い。

妻業。母業。

自分の時間。
遊ぶ時間が欲しいなぁ。




さて。先週の土曜日の話。

娘(中3)の塾の先生と初めて会った。いわゆる個人面談ってやつ。
塾の先生とは電話で話したぐらいで、数えるぐらいしかない。

長女曰く。
「あんなぁ。塾のセンセが、お母さんのこと怖いって言うたはったで」

へ? なんで? こんなに優しい人をつかまえて。
俗にいう「イイヒト」と呼ばれる部類。
頼りないと言われることはあっても、怖いなどと言われたことはない。

面談当日。仕事先から直行するも、約束の時間より15分ほど遅刻。
娘が心配して塾の前に立っていた。

「遅いやん」

「そやかて。言うてたやん。遅れるかもしれんて」

私の15分は、几帳面な娘の1分。体内時計に相当ズレがある。
親子喧嘩になりそうなところへ塾の先生が登場した。

「遅れてすみません。いつも娘がお世話になっています」とペコリ。

背広姿で現れた、背の高い先生は30代後半〜40代前半かな?
目鼻立ちが大きいが、圧迫感や、逆に腰の軽そうなところもなく、好印象。

この人が、娘がタメ口で何でも話しやすいと言っていた先生か…。
もっと若くて、何でも友達のノリで擦り寄る、軽い人かと想像していた。

授業終了後も、熱心に娘の勉強の相手をしてくれているらしい先生。
左手薬指の指輪を見て、なぜかホッとしている、ばかな母親。


誰もいない部屋に案内され、いわゆる三者懇談の形。緊張。
同級生らしい男の子が間違えて部屋に入ってきて、慌てて出て行った。

通りいっぺんの挨拶をすます。娘は隣で黙り込んでいる。
少子化の昨今、塾もビジネスだから、
親がくすぐったいような言葉を言うのかと思いきや、

「もう少し英語で点が取れるといいんですがね」

おっ。いきなりくるか。
と、思わず顔を見ると、先生の目はクールで真剣。視線をそらさない。

手元には、夏休みに入塾して以降の塾内での学力判断テストの経緯や、
市内で毎月行われている模擬試験の結果、偏差値などの分析データ。

ご機嫌取りの営業笑いもなく、 おぉ! これが進学塾か。
勉強とは疎遠だった私にはカルチャーショック。

そういえば、はじめて塾へ来た。
入るときも娘がここがいいと決めたので、特に下見もしなかったんだっけ。
パンフや、HPは見たけどね。説明会にも行かなかった。

「娘の一生が掛かってんねんで。お母さんっ」

何をたいそうな。

どうやら勉強しろとウルサク言われたいらしい娘は、ほっぺたを膨らます。

夫婦合わせて100歳をとうに超えてしまった私達。
受験や、学校で一生が決まるもんか、と、ダンナも、私も腹では思ってる。
だから勉強などしなくていい、というのでは、ないんやけど、ね。

勉強だけに時間を費やせる今が、どんなに貴重で、恵まれているか。
同じやるなら、レベルも、環境も整っていることに越したことはない。

だけど本当に勉強がしたいと思えば、本当に必要であれば、
どこでだって、いつだって出来るんやないか。そう思う。

目指せ! 伊能忠敬(笑)

言わないのが幸いしてか、親に危機感を持った娘は負けず嫌いで勉強家。
安全圏でないが、難関を狙える範囲。それだけにプレッシャーの中にいる。

何を好んで追い込むのか。もっと楽にしたら? と、怠け人は思うが、
娘には娘の考えがあるようだ。

2月の初めで今の仕事が終わったら、せめて春が来るまでの一ヵ月半は、
仕事はあまり入れずに、受験生の母を熱演してあげたい。

温かい夜食も、カツ丼も作ろう。
大事な日に風邪をひかないように、娘の体調管理に気を回そう。

どうぞ、娘が志願校に受かりますように…。
来年は神様への願い事が多くなりそうだ。


…で。塾の先生の話に戻すと。

面談後、長女曰く。
「あんなぁ。塾のセンセが、お母さんの事よう分からんって言うてはった」

苦笑い。そら、そやろ。
マジメなのか、フマジメなのか、堅いのか、柔らかいのか、
自分でもよう分からん。

ましてや、妄想の中で遊ぶ私…。
「キミのお母さんはビョーキです」 はいはい。ほっといて。


2004年12月05日(日) 日曜日8時の我が家

【登場人物】
 父と、母(ワタシ)
 お姉ちゃん(中3。花の受験生。父に似て、マジメで成績が良い)
 まる子(小6。母に似て…カワイイ性格…としておこう)

近藤勇の似顔絵「いけず家」の茶の間に流れているテレビ番組は、もちろん、新選組! 

今週は早や48回。近藤と土方の今生の別れとなる流山のシーン。

近藤は大久保大和と名乗り、新政府軍の陣に出頭することを決意する。

近藤:(土方に向かって)
まだ、あれを持っているか?

まる子:それって、アレやろ?

なに?

まる子:そやから。ビンの栓! 

ピンポーン♪

まる子が覚えていたことに、ちょっと感激。なぜなら、
子ども達はいつも「ながら族」で、ド真剣な母を冷やかすように見ている。
時には退屈そうにチャンネルを変えろと、のたまっていたから。

まる子:そら、お母さんに一年間付き合わされたんやもん。

おいおい。誰も付き合えとは言ってへんで。


ほんま一年って早いなぁ。
なんのかんのと我が家は一年間欠かすことなく大河を見続けたことになる。
最近、こんなに連続してドラマを、それも家族揃ってで見たことはない。

楽しかった。
マンガ週刊誌をせっせと毎週買いに行っては、読んでいたような感覚かな。
正直なところ、単行本を買って揃えてまで…にはいかないけれど。


番組の最後のコーナーで、二人の写真が出ていた。

まる子:こっち(近藤)は似てへんけど。こっちの人(土方)は似てるな。

お姉ちゃん:うちもそう思う。そっくりやん。

え?そ、そうかなぁ…? あんまり似てへんで (←天邪鬼)

お姉ちゃん:んじゃ。どっちがカッコエエと思うん?

そりゃ。決まってまんがな。ご本人。写真の人!


えぇーーーーっ!? ←まる子&お姉ちゃんの大ブーイング。
(山本歳三)の方が、めちゃカッコエエやん。なっ?なっ! 

と、互いの美的感覚を確かめ合う二人。

人それぞれやなぁ…。
確かに山本歳三さんは色も白くて、きれいで、かっこいいけれど…。

うーん。可愛すぎる。(歳三さんの持つ可愛らしさとは、また違うんね)

洋装姿は今までの土方役者と比べると似合ってるし、実際、椅子に座ったところや、柱に突っ伏していた立ち姿は、ドキンとするほど似てた。

でも、なー。ちゃうねん。
(そりゃ、本人とちゃうから、あたり前なんやけど)

歳三さんは根が柔らかくて、おかしみのある人。だと思う。
で。ここで決めようとか思わなくても、自然とそれがあった人。
ほんまにええかっこしぃ。

山本さんはすごいサービス精神があって、律儀で、ほんでもって、
まじめな人やなぁ、って思う。

それで、時々、笑いというか、人柄が、サービス精神が見えてしまう。
だから。あ、こっちも笑わなきゃ、って思ってしまう。
細かく芝居しているなぁ、と思う。それが邪魔して感情移入できない。
そんな感じで、見ているのが、時々しんどくなってしまう。

うちの子供たちも、山本歳三さんがカッコイイと言っている。
たぶん。こんな風に思うのは、私ぐらいなもんでしょうね。
ひねて、いけずな性格?のせいかな。すみません。

3年後の山本さんで、もう一度、土方見てみたいなぁ。


かっての名沖田総司役、島田順司さんの姿を見て、懐かしく、喜びつつも、
「老けたなぁ」と、つい本音が…。はぐれ刑事の方が定着しましたね。
でも…。あの笑い方は同じかもしれない。

まる子と同じ小学生の時に見てたんだよ、お母さん。

今では栗塚歳三さんより、その他の誰より、歳三さんが一番好き♪


2004年12月03日(金) やっぱり、な。

講習… 17 と 18日目!

16日坊主。しまいには一週間まとめて書いたりして…。ありえそう。(>_<)

家の中も散らかり放題。仕事関係の勉強も棚上げ状態。

いつも家人が寝てしまうの待って、落書き遊び♪を始めるのだけど、
いつのまにかコタツの中で悪夢のような朝を迎えてる、今日この頃の私。

朝が来るのが早い。仕事の往復だけで疲労困憊。家のことがお留守。
こんな事じゃダメだぜ、お母さん。

ざんぎり頭の歳三さんが10代だったら、こんな感じ?
おい。こら、なんでアッシュやねん。

子どもぽくなっちゃった歳三さんの顔

新選組!も、とうとう流山ですね…。淋。



「地下鉄の階段でさえ、息切れする」
と、冗談半分、近況報告メールを頂いたMさんに書いたら、

「それはヤバイ。溜まってますね。僕が按摩をしてあげましょう」
と返事がきた。

最近。ハイキングへ行って、汗をかいて、山ですれ違う人と挨拶して、
山がとてもキレイだった、と、目に浮かぶようにメールに書いてあった。

マラソンもする、このおっちゃんは、目が見えない。
覚えたてのパソコンでキーボードを指先でたどり、メールを送ってくれる。

おっちゃんの世界はいつも色とりどりで、鮮やかだ。
すごいな。

 うちもしっかりせんと。…口ばっかりだ。2004年もあと少し!


2004年12月01日(水) 毎日がデート♪

今日から12月。師走。
慌ただしい最後の31日間の始まり、始まり。日が経つのは早いなぁ…。

講習16日目の私。

毎日の楽しみはランチタイム?
いえいえ。受講生さん達の日々の成長です…(^_^;)?…………。

朝夕。とあるところに貼り出されている、誰かさんとすれ違う。

大新選組展のポスター

「大新選組展のポスター/霊前歴史館」
幕末維新ミュージアム(霊前歴史館>のホームページ


ポスターに使われている歳三さんの写真(全身像の方なんだけど)は、
実はいまだにちょっぴりこわい。

なんでかなぁ。
もう一枚(半身像)の方は、妄想を積み重ねたりオモチャにしているのに。

怖いけれど、この写真の方に強く惹かれている。

表情が硬く厳しい、も、あるが、
生身で生きていた人の静かな迫力を感じてしまう。…そんな感じ。

おちゃらけたり出来ない。


この人はほんとうに土方歳三か…。

どんな人だったんだろう…。 どんな生き方だったんだろう…。


写真の前ではいつも白紙。


Sako