京のいけず日記

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2004年11月30日(火) 通勤絵日記 虹

朝の虹講習15日目

今朝、出勤途中のプラットホームで虹を見た。
携帯なので画像が今イチだけど、ちょっと嬉しい気分でパチリ。持っているデジカメはかさ張って重いので、スケッチブック代わりの薄型デジカメが欲しいなぁ。自分へのクリスマスプレゼントに買ちゃうかぁ♪(大蔵大臣)
 
で。「虹」と画像にテキストを入れていて、ふと首を傾げた。

にじ、とは、虫編だったのだ。
あらためてマジマジ見ると何かすごく変。何で虫ヘンなんだ?
ロマンティックな虹のイメージと虫という字が結びつかない。

思わず隣のまる子ちゃん(小6)に
「虹って、どんな字やったけ?」と聞いてみる(聞くな。情けない…(-_-;)

虹という漢字を考えた人は、どうして虫編にしたんだろう?

これ「月」に「工」やったら水戸のご老公様やんなぁ…。

などと、ますますHappyな気分から遠ざかっていく私でした。
漢字って結構おもしろいですね。

お。…そっか。もしかして玉虫のイメージかな? ありえそう。

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お気に入りの作家さんの日記や、頂いたメールの中に、
あすなひろしや、真崎守、松本零士、鳥山あきら、らの文字が。ルンルン♪

今日は某日記サイトで、お気に入りの日記(主にマンガと新選組ネタ)を見つけました。 これもHappyな「虹」効果かな?

松本零士といえば、999や、ヤマトより、何故か「男おいどん」、そして、サルマタケを思い浮かべてしまう私。ペーソスもんが好きなんでしょうね。


え…と。突然、頭の中で始まる、いつもの連想ゲーム?
お題は「数にまつわるタイトル」

サブマリンは707でしたっけ? んで、サイボーグは009でしょ。
101は…おっと、アニメですね。0011は…あ、テレビ番組。007のもじり?
んー。13…ゴルゴですね。11…やっぱりモトちゃんでしょ。11人いる。
こちらも11。サッカーですもん。いや、若き血の…はカタカナでしたか。
8…マン、鉄人28号…25号とかもいたのかな…うしろの百太郎。漢字だ。

す、すみません。


あすなひろし、真崎守、懐かしいな〜。
COMとか、ガロとか、そんな雑誌もありましたっけ…。

真崎守選集「男たちのバラード」に収録の土方歳三(箱館時代)
新選組マンガの中では異色だけど、未だ、私のベスト5の中に入ってます。

読みたい。実家だー。

子ども達が好きな「銀魂」に出てくる土方もなかなかオモロイです。(^^ゞ


2004年11月29日(月) 消えたカラス

講習14日目
 疲れた…。
 日曜の夜更かしはこたえる。週明け早々、夜も仕事でクタクタ。
 自分で思っているほど若くない。体は正直で、気力も萎える。
 やりたいことを絞っていかなきゃ。流れるばかり。うーん…。

何故か疲れている歳三さん。想像してね

あれ以来、
ビルの4階にカラスは来ない。
顔をあわしたのがまずかったらしい。可哀想なことをした。
何をしてたんだろう。

まだ気になって喫煙室に入りこみ、窓辺べりに椅子を引き寄せ、
その上に立ち上がって、子どもみたいに身を乗り出してみた。

窓の作りが平面じゃなく出っ張りがあるので…。こうしないと外が見えないの。もちろん、誰もいないことを見計らって、ですよ。


すると。意外にも、窓の外には足場も何もなくて…。
目にはいるのは、電柱と電線、空と地面…。
もちろん巣など、ワンダーワールドなど、どこにもありやしない。

え…?

なんだ。カラスは、すぐ近くの電線に止まっていただけなのか?
中から見れば遠近感がなく、ビルに遊びに来ているように見えただけ…?

ううん。確かに、窓に体をぶつけるような不思議な音がしていた。
勘違い…? 夢を見ていたのかな…? それとも得意の空想の世界…?


カラスさん。もう一度、姿を見せて下さーい♪

 って、仕事中に何やってんだ。


2004年11月27日(土) 通勤?絵日記 つなぐ手 +ハウル感想

週末。紅葉狩りの人で、普段の道もあふれんばかり。閑古鳥が鳴くより嬉しいけれど、地元の自転車や、車は、この時期、動くのが大変だ。

今日は午後から仕事。休みで家にいるダンナに送ってもらおうと、車で家を出た。人ごみを避けて、回り道、別ルートを選ぶ。よぶんなクラクションを鳴らしたり、観光客の脅威とならないように、ノロノロ運転をする。

普段は歩く人だから、歩行者の気持ちはよく分かる。大勢の人でゾロゾロとなれば気も大きくなる。道はあってないようなもん。車は邪魔だし、怖い。

歩道と車道の境のない一車線の道。車の前を、前の人の背につながって、親子連れが手をつないでブラブラと歩いていた。

歳三と手をつなぐ日焼けした宗次郎の手

どこにも行かねえって。ほら。


3歳ぐらいのその男の子は、父親に手を引かれているのだけど、外側、つまり車側だ。親がうっかり手を離せば、すぐ後ろに車が来ているのに、おかまいなしに飛び出すかもしれない。いくら歩くような速度でも、ぶつかれば怪我をするかもしれない。

後続車もあって、ダンナはたまりかねて小さくクラクションを鳴らした。

すると。ゆっくり脇をすり抜ける際、男の子の父親が嫌な顔をして、こちらを睨んだ。ムッ。こんなところで車に乗るな、と言いたいんやね。

そやかてな。ここを通らへんと、仕事に行けへんねん。気つこうて、わざわざ人の少ない道へ迂回しようにもできひんのッ。

だいたいなぁ、あんた親やろ。大人やろ。小さい子を危険な側に置いて、自分はキョロキョロ、ふらふら歩いて、どうすんねん。3つぐらいの子なんか、何でも興味があって、どう動くか分からへんねんで。手振り切って飛び出したらどうすんねん。

その子より、あんたの方が強いんやろ。うちら睨んでんと、弱いもんは自分の内側に入れて、ちゃんと守りよしな。このすかたん! 

…と、窓越しに腹の中で言った。あはは。

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夜。家族4人で「ハウルの動く城」を見に行って来ました。最終時間の上映なのに、超いっぱい。お子様よりカップルが多い。アニメはもう大人のものか。そういえばテレビでも夜間にアニメがよく放映されている。

マンガばかり読んで、と大人に説教された世代。大学には漫画科。文化論うんぬん。あっち、こっちにマンガ喫茶。こんな日が来るなんて。馬鹿を超えて、マンキチだったから嬉しいけれど、何か変だ。

マンガやアニメ自体が幼稚になったわけじゃない。何だか社会全体が幼稚化に向かっているような気がします(おまえが言うなよ、ですね。ハイ)

うーん。何て書けばいいんだろ…。マンガは、たかがマンガ。アニメは、ただのアニメであってほしい。ってことなんですが。…意味不明ですね。


で。ハウルの動く城。子ども達にせがまれて行ってきました。以下感想を。

まずキムタクの声。
実はハウルの声をキムタクがやると知って、ファンの人には悪いけれど、あまりいい気がしなかった。キャラクタが全面に出たキムタクのハウルになっちゃうんじゃないかと。

ところが、どっこい。結果は予想に反して良かったです。キムタクのキの字も出てこない。聞きやすい声でした。それと音楽がすごく良かったです。

ただ、話、絵の方はというと。
(す、すみません。ジブリファンの方、い、石を投げないで下さいっ)

動くメカ城をはじめ、火の悪魔カルシファーや、魔女のおばあちゃん(美輪明宏さんの声可愛いです)のキャラ。絵は良かったんですが。

不気味な動く城のシーンでは、何となく大友アニメを浮かべたり、ハウルが変身するところなどは、千と千尋のハクを思い出したり…。

もののけを見た時のような、皮膚が粟立つような感じがなかった。ソフィーの顔が何段階かで若くなったり、老けたり、変化したりするのも意図が分からず、妙な感じがしました。

ストーリーも、絵のために話がある、そんな感じ。だから何を伝えたいのか分からない。感じるものがない。もちろん、戦争はだめだ、とか、クヨクヨしないで人生楽しまなきゃ、とか、そんなのを期待しているわけじゃない。

たぶん、このアニメが伝えたかったことも、そんな四角いもんじゃなくて、日常の中にファンタジーを吹き込み、胸をワクワクさせたり、見て楽しませる、ことだったんじゃないかな。

前評判や、映画館で熱心に見入ってる若い人達の感触は、おおむね好評のよう。良いといえば、みんな手放しのようで、同じ方向を向いている。

うち、すかんわ。これ、あかんで。何だか違うことを言えないような熱気がコワイ。ファンであるがゆえ、率直に、言いたいことを、言いたい。もちろん感じ方、好みは三者三様違うんやけどね。

(そーいや。新選組コアファンってのも怖いかも…。(>_<))

…もしかしたら。私が可愛くない大人で、すっかり心も乾いていて、ひねたおばちゃんで、だから、こんな風に思ってしまうのかな。

帰り道、子ども達に感想を聞いた。ダンナには聞かない。だいたい、どんな映画を見ても、うんちくが予想できるんで…。 (-_-;)

小6の娘は「面白かったけど、難しかった」

大のジブリファン、中3の娘は「うーん」とうなったきり無言になった。そして、家に帰って、この間のビデオ「もののけ姫」を見る、と言い出した。どうやら感じたことは同じか。ちょっと安心した。

でも久々の映画館行き。楽しかったです♪


2004年11月26日(金) テレビで京都の秋を知る

講習13日目 
修了日まであと40日。受講生さんの間で親睦兼飲み会の話が出る。新選組は残すところ今宵を含めてあと3回! …今、日曜日です (^_^.)


あの子はタクアンが好きだねえ。

テレビに見入る歳三少年

ちなみに京都では漬物屋にも観光バスが止まるのだ。


何曜日だったか、テレビで京都の観光案内的な番組をやっていた。市田ひろみさんと、西川きよし…じゃない、氷川きよしさんらが出演していた。 

きよし、といえば、やはり思い浮かべるのは、やすきよ、ですね。あと、前川の清?必殺の中条さんも、きよっさん。ちなみに。来月は、きよし、この夜、クリスマスです… ども。

で。たぶん他に見るものがなくて、何気に見ていた。内容は季節柄、紅葉情報と、お決まりのグルメ。ようも飽きひんな、と思いつつTVを見る。

へぇ。きれいやなぁ。ここ、どこやろ。行ってみたいな。

中には、ママチャリを飛ばせば、5分ほどで行けるところもあるというのに、何も知らない。

おぉ。出町ふたばの豆もちか。

美味しいけれど、わざわざ、それだけに行って並んで買う気はない。これで、生まれも育ちも地元なんやけど。まるで余所の土地の観光案内を見ているような気分。

古寺や、町家が並んでいるかと思うと、時間貸しのガレージや、アンテナショップや、瀟洒なファッションビルが混在し、石畳や、何々の道があったりすると、一歩中へ入れば、埃が舞い、吸殻や、ゴミのあふれる道がある。

文化人や歴史家や、先端をいく科学者など、優れた人達が出る一方で、贈賄などの犯罪、凶悪事件、…結構、不祥事の舞台になることも多い。そして大半はそんな事とは関係なしに、夜になれば朝が来るように、ごく普通に暮らしている。

狭くて風が通らない。歴史の重みや、ブランドに押しつぶされそうな町。テキストのミスで話題となった京都検定なるものも出現したけれど、なんか、けったいなところやなぁ。

それでも。新幹線や、車窓から、東寺さんの五重塔を見ると、帰ってきたんやなぁ、とほっとする。ローソクの火(京都タワーのてっぺんの灯り)さえ、愛しく思う。せせこましさ、さえ安心する。ふるさと。


新選組が、歳三さん達が見た京都の町の印象はどうだったんかなぁ。
(発見された山崎の日記には、ンなこと書いてないよね。はよ読みたい)

10代の頃に初めて、東京から電車に乗り換えて多摩や日野へ行った時、京都とは全然違う景色に感動した。山や川は大きくて、素朴で、開放的で…。大好きな人が育ったところ…などと、今よりもっと妄想モードに入っていたので、尚更、やったんやろね、きっと。

約30年前。歳三さんの墓石さえ新しくなっているぐらいやし、そっちの景色も随分変わったんやろか。行きたいなぁ。東へ…。


2004年11月25日(木) カラス なぜ鳴くの

講習12日目
 夜コマの日。今週は祝日があるので、一日楽したと思ったら、土曜日は仕事だよーん。映画行きたいな〜。「ハウルの動く城」と「笑の大学」

毎朝決まってビルの4階の窓に一羽の黒々と艶の良いカラスがやってくる。

歳三さんをカラスにしたら…。するなっ

黒。落書きじゃなく、一本一本、墨で描けるようになりたいなぁ。


ビルの外壁は絶壁ではなく、大きなガラス窓の向こうには、足場というか、少し出っ張りがあって、羽音を立て飛来したカラスは、そこを足場にしているらしい。

教室の窓の外に現れたカラスは、カァカァと鳴きながら、隣の部屋の方へ移動する。残念なことに、ここの視界からは、その先が見えない。

そして不思議な事が起きる。

ガンガンと窓を叩くような大きな音。最初は、その音が、一羽のカラスと関係があるとは思い結ばなかった。どこかのフロアで、どうかして人間が窓でも叩いているのかと思っていた。

大きな音はカラスの出現とともに毎朝聞こえる。いったい何をしてるんだろう、と気になって、思いきって、教室の隣の喫煙室を覗いてみた。

勤務時間がスタートしたばかりのこの時間、さすがに部屋には誰もいない。ビルの大きなガラス窓の向こう、そのカラスは、突然現れた私に驚いたのか、硬直したままこちらを見ていた(…ような気がする)


「なッ、なんやねん、おまえ。いきなり、びっくりするやんけ」
(何故か大阪弁のカラス)

「あ、あんたこそ、何やっとんねん。ガタガタ大きな音いわして」

「ほっとけや。授業中やろ」

「入力練習中やから、かめへんねん。はよ、続きやりよし」

「……」

以上。妄想による、カラスとの1秒間会話。。。(^_^.)。。あほ。


カラスと視線が合ったような気がして、もっと窓まで近づきたかったが、授業中。それに、近づけば、警戒して逃げていくだろう。明日からはもう来ないかもしれない。

ガンガンと大きく聞こえてきた音の正体は何だったんだろうか?

 怒りの頭突き? フラストレーションの発散?

…あはは。疲れてるなぁ。連想が貧困。

 誰か、このビルにいる人に、毎朝会いにきてるとか…? その合図?

うん。こっちのほうがいいぞ。

家に帰って、少しコーフンしてその話をしたら、
「巣作りとちゃうん?」と、長女が、大して面白げもなく言った。

ビジネス街のビルの4階、そんなところに巣作りなんかするんだろうか?
また理由が分かったら書きますね。


カラスといえば。
最近現れないが、ゴミの収集日に残飯を狙ってやってくるカラスがいた。仕事に出てしまうので、玄関先に出したゴミ袋が荒らされないかとヒヤヒヤ。

脅かすと、すぐに逃げていくが、屋根の上からずっと観察していて、こちらが姿を消したとたん、ゴミを狙う。このヤロォ!…腹も立つし、木々や電線に、黒い一群を見ると、やはり気味も悪い。

でも、カラスはすごく人間臭い。カラスがなつけば可愛いだろうなぁ…。


2004年11月24日(水) ないないづくし

講習11日目 
前日は勤労感謝の日。すごくいいお天気だった。そして、今日も絶好の行楽日和! なのに布団も干せず、ふらりと散歩にも行けず、子ども達は学校へ、私はビルの中へ吸収される。時間が惜しい。さぼりたい病、発症。



あーあぁ どっかにイイコト転がってねえかなァ
物思いにふける歳三さん。ちょっと女性的でキモチ悪いぞ


子どもの頃は 
うんざりするほど持て余す時間があったのに
自由にできる お金がなかった。


やがて 働いて お金はできたが 
今度は自由にできる時間がなくなった。


そんなこんなで 

今度は 体力が なくなった。


いつまでたっても ないものねだり。
いつまでたっても 始まらない。


始まらないまま いいわけで終わりそう。


2004年11月22日(月) 恥ずかしい壁紙

講習10日目 
 ストレス解消とばかりぶちまけたいが、そこは仕事柄、言えませんて
 「どーいや分かる、そこな、おっちゃん」なんて。…(T_T)

昨夜、まさかダンナに見られてるとは知らず、お気に入りの落書きを壁紙にして、ひとり悦に入っていた。

「どこから持ってきたん?」
と、逆さ吊りの絵を見て笑う。

ダンナのいる前ではめったに落書きもしない。だから、私が描いたなどとは思ってもいない。まして縄目が食い込んで恨めしげに睨んでる絵…。

「え?…あ…こ、これね…。あ、ま…」

自分が描いた、とは、恥ずかしくて言えません。ましてダンナに。
(↑ でも、めちゃ気にいっている す、すみません)

ちょうど、その時、新選組!では、かの有名な?土方の土蔵での古高拷問シーンのところで、五寸釘に百目ローソク…。そのぉ、素直な私は刺激されたわけです、落書き心を。あはは。決してそういう趣味では…。はい。


壁紙探そう。


★コンビニにて、リアル(井上雄彦)4巻発見!即、買い。
 バガボンドの再連はまだかいな。


2004年11月19日(金) 泣きがお(新選組!45回目の妄感)

講習9日目
ようやく週末。今週は土曜日の仕事はないから、ちょっとゆっくり出来る。
嬉しい。まずは溜まった家の仕事から。んで。えへへへー。あそぼ♪


宮古湾にて、隊士、野村利三郎戦死(享年25歳)

船上にて野村の死を悼む歳三さん

歳三さんはどんな顔をしていたんだろう…。会いたい。



------ ● 新選組!第45回目の妄想的感想 「源さん、死す」● ------

演出:清水一彦

放映日にちょろと書いたように、実は泣けなかった。子どもがのたまった例のマトリックスのせいか、はたまた源さんの亡霊のせいかと思ったけれど、ビデオを見て原因が分かった。

それは命のやり取りをする、戦場が、鳥羽伏見の戦いが描けてないからだ、と思う。(…またまた生意気なことを書いてます、すみません)

今までの「死」が、芹沢にしろ、山南にしろ、松原、河合、平助達にしろ、個人的な背景、情念で演出できたけれど、今回の源さんは違う。周平をかばうにしろ、背景は戦場だ。

そのシーン、源さんの死、を演出されるためだけに作られた箱物を見せられても、肝心の戦闘シーンに臨場感がなくては泣けない。

映画のようには不可能だと思う。だけど、それだけだろうか。セットがちゃちもあるが、やはり演出、役者さん達に掛かっていると思う。

私の感性が古くて頑固なんもあるけれど、ここは戦争ごっこのような軽さは欲しくなかった。ごっこから、泣けとばかりに愁嘆場を見せつけられても、泣けない。今まで軽さと、重さ(泣き所)が絶妙のバランスだったんだけど、今回は嫌だ。それだけ、たぶん、期待していたんだと思う。

んで、できれば、マトリックスみたいな演出も、一瞬、気がそがれるんで、このシーンではやめて欲しかったかも。

テレビでピンポンやってたんで見てた。絵、面白いよね。演出といえば、眠狂四郎の円月殺法とか、刀をぐるぐる回している間にやられそう…。ああいうのて何で見ちゃうんだろうね。長らく見てないけれど、黄門さまの印籠はまだ健在なのかしらん…?


さて、今週の山本歳三さん。
「新選組の役目は、局長の仇を討つことだッ」などと逆上し、
どこぞの兄ちゃんにすっかり戻ってしまっている土方にドキリとした。

ついで、(近藤の)腕が上がらなくなるかも…という山崎に対し、
「バカヤロ。そんなことになってみろ。テメェ、切腹だぞ」
と、我を忘れて掴み掛かる。

あんた、そりゃ、無茶苦茶やで。
大河の土方は時にひどく子どもっぽいが、可愛い。

長年、追い求めてる土方像とはちょっと違うけれど、こんな土方がいてもいい。歳三さんにも、きっと、こういう部分があるんだろうなぁ…。


場面変わって、療養の為、大阪に行くことを決意した香取勇さんが、
「こちらからは手を出すな(略)奴らが喜ぶだけだ」と土方を牽制。

「分かってる」と即答する土方。
でも近藤さんは、おまえ、本当に分かっているのか、てな、顔をしている。
で。すぐさま永倉に「副長を支えてやれ」なんて。

近藤さんはやっぱり大将で、荷を背負わせる土方のことを心配してるんね。
強がりで、優しくて、分かったような口を叩いてる土方の不安や、弱さを、ちゃんと見抜いてる。うふふ(←妄想モード)

「局長も総司も居ない時に何やってんだッ…」
源さんに泣きすがる土方の顔は、幼くて、子どもみたいで、あんたは土方歳三なんやから、そんな顔して泣いたらあかん。ってマジで困ってしまった。

泣いた土方に対して、敵兵にひとり斬りかかるオダギリ斉藤さん。怒りと、哀しみの爆発。このシーン、とってもカッコよかった。怒りに共感した。

それにしても、土方と、左之と、斉藤は、どこか性格が似ているのか、3バカトリオみたいなノリやね。この三人って、実際でも、相性良かったんじゃないのかな。そう思うな。


亡くなった源さんと、近藤の会話シーン。
「楽しゅうございました」
一回目見た時は、いかにもで、興ざめなところがあったんだけど…。
近藤に最期まで礼を尽くす源さんの姿、源さんらしくて、穏やかで…。

「ばか。死んだ奴が泣いてどうする」
近藤が見せた笑顔も良かったですね。

ちなみに、私のベスト源さんは、やっぱり、こより作りの名人?北村英三さん(結束作品)かなぁ…。


その他、色々思ったこと。
★島田怪力のエピソードもちゃんと入れて、三谷さんってば、やっぱり律儀やなぁ♪ んで。今週(46回)では隊士録が小道具に出てくるのねん。思わず、ニンマリなってしまいました。

★悪ガキ大石君。棒読みみたいなセリフが、何故か許せる、変なキャラだ。

★「(錦の御旗)これ。使ぉ♪」
 おとぼけ岩倉卿、何故か憎めへんねん。このおっちゃん。


 早くもあと残すところ4回。リアルタイムで見るぞー!


2004年11月18日(木) 消せるものなら…(新選組! 43、44回目の妄感)

講習8日目(もしかして、アホな事を始めてしまったかも。54日目まで日記続くだろうか…)
今週2回目の夜コマ連ちゃん。ダンナが出張中。留守中の子ども達が気に掛かる。…家ほっぽり出して、何やってんだろうなぁ。私。

パクリ

今朝 腹が痛くなって
黒谷に着くなり便所に駆け込みました。

思いっきりお尻をだして
人の気配に ふと振り返ったら
容保公が蒼ざめた顔で立っていました。

慌てて 便所の戸を閉め忘れたとです。



は、恥ずかしいー。
消しゴムで消せるなら消したい!
…って誰のことやねん。おい。

絶対、トイレの鍵かけたもん。
こっちも驚いたが、
あっちもビックリしただろうなぁぁぁ。

もう3Fフロアのトイレは使えません。
違う階へ行こう。


------ ● 新選組!第43回目の妄想的感想 「決戦、油小路」● ------

演出:伊勢田雅也

薩摩の大久保に、(岩倉卿の信用を得る為に)「近藤を斬れ」と迫られた、伊東甲子太郎。伊東ら御陵衛士達と行動を共にする平助。その平助だけは助けたいと思う土方ら。油小路での斬り合いのさなか、平助は事情を知らない隊士に斬られて、壮絶、奮闘の末、落命する。


何といっても。
平助こと中村勘太郎さんの渾身の演技、表情の変わり具合がすごかった。
つくづく役者さんだなぁと思いました。

今回ジーンと感じたセリフが2つあって、1つは、源さんの

「また一人往ってしまったッ」

この時の源さんの表情もすごかった。
勘太郎さんの役を忘れたような奮闘振りに圧倒され、平助が倒れた時も、悲しさなんか忘れてたぐらいだったのに…。この源さんのひと言で、一気にぶわーっときました。

そして、あと1つが、総司の

「あいつは逃げない。あなた達が思ってるほど子どもじゃないんだッ!」

このセリフは良かったです。

京に行く前、まるで修学旅行にでも行くような、子犬がじゃれ合う様な仲だった総司と平助。この藤原総司さんだからこそ言えるセリフ。

みんなが集まっている時に、総司だけが丹前に着流しの姿で登場する。
セリフや表情よりも、その姿がすごく痛ましい。見るほうも辛いですね。

格好よりも中身だ、とか、よく言うけど…。
格好って、それなりにやっぱり大事なんだなぁ、と思う。

背広、スーツ、作業服、制服、化粧…。それも一種の戦闘服なのかな…?
だったら、ジャージに、パンツ一丁(!)…が着流し?

主婦のね、…戦闘服って何だろうな?
普段着と一緒。区別がない。ここまでという時間が見えない。24時間、奮戦しているのに、外からはそれが見えない。収入を得るだけが仕事なのか。

元気で、家にずっと居てくれる、それだけでもすごい仕事だと思う。
うちのダンナさま。家で三食昼寝付き、遊んでいても、だらしなくしていても、不機嫌な顔は見せない。でも。私が仕事で忙しく、家で疲れた顔を見せていると、すこぶる機嫌が悪い(この頃はだいぶ諦めたかな…(^^ゞ)

…その気持ち、ちょっぴり分かる。主婦は堂々と主婦であっていいんだ。
おっと脱線、脱線。


総司がずっと着流し姿なのが、何か、すごく切ないね。


★この回で落命する谷原伊東さん。
冒頭で、食えぬ岩倉卿(この岩倉さん、何だか好きだわ)に、元新選組のおまえなど知らん、と侮蔑され、無理に笑おうとする顔…。プライドの高い人が、部下がいる面前で、公衆の面前で、鼻を折られて、それでも逃げ出すわけにはいかない時の耐える顔…。なんちゅーか、可愛いかったです。

振り返ると、嫌味な役どころを引き受けたり、ちょこまかでしゃばったり、そのくせ生真面目なところがあったりと、中々キュートな伊東さんでした。


★加納さん
いい役者さん。好き。時代劇にぴったりな感じがして、もっと見たいです。

★悪ガキ大石君
人斬り大石鍬次郎じゃなかったら、こういうキャラも面白いんだけどなぁ。


★香取勇さん
…は、もうすごく立派な人になっちゃった、って感じがします。

身分を問わず、出身を問わず、力のあるものが上に立つ。藩政、士農工商の時代、時代はかなり軟弱になっていたけれど、それでも、そんな時代にあって、新選組はすごく画期的な組織だったと思う。

その大将が多摩の百姓出身の宮川勝太で、勝太を補佐して、最期は幕軍の華として散ったのが、同じく多摩の農家出身で、どうしようもない青春時代?を過ごしていた歳三さん。時の流れや、偶然、やってきたことの良し悪しもあるけれど、でも、それでも、やっぱりすごいや。うん。



引き続き…。

------ ● 新選組!第44回目の妄想的感想 「局長襲撃」● ------

演出:土井祥平


うーんとね。43回平助と、45回源三郎との間で、感想の書きにくい回かな。
「源さん、死す」の予告編の方が、印象がすごかったです (^_^.)


んで。簡単に。

★朝鮮人参のシーン
斉藤さんは油紙にじかっぽ包んで。近藤さんは豪華に籠盛り。で、土方は、丁寧に白木の箱入り!何か、いかにも、それぞれーって感じやん。(#^.^#)


ここんとこ。近藤さんに貫禄が付いてくるにしたがって、土方は逆にどんどん子どもぽくなってきている感じ。肩の力が抜けたのかなぁ。

その子どもぽさ、直情さがモロに出るのが次回の冒頭シーン。
実は源さんの死よりも、土方が源さんを抱いて、取り乱して泣くシーンよりも、この子どもぽさにドキっとしたかも。こんな歳三さんも好きよ。

詳しくは次の妄感で。


2004年11月17日(水) 電話でボランティア


仕事は好きだけど、落書き描いて遊んでる時間がない。これが、かなりのストレスなのね。
ちょっと息切れ歳三さん

《クイズ》 どんな吹き出しが入るでしょう?
1.疲れたァー。 2.勝ちゃんのバカ野郎! 3.ちゃんと手足まで描けぃ!


講習7日目 
改札口に向かって吐き出されるように出てくる人達。黙々と足早に無表情で同じ方向に向かってる。立ち止まってしまうと迷惑なんだろうなぁ…。JRと地下鉄をつなぐ長い階段。重い体が恨めしい。


家に帰るとOさんのお父さんから電話があったと娘が言った。

Oさんはボラで何度か関わった人。とっても可愛いお嬢さん。
メールの受信ができるのに送信ができないので困ってるという話だった。
はて、私で分かるかしらん。少々不安に思いながらも電話をする。

Oさんは画面は見えないが、音声読上げでキーボード操作はできる。
Oさんのお父さんは、パソコンの操作はさっぱりだけど、画面は見える。

「インターネットにつないでホームページを見ることはできますか?」
「テスト送信をして表示されたエラーメッセージを控えてもらえますか?」

思い当たる原因を探りながら設定などを確認してもらう。
私からお父さんへ。お父さんからOさんへ。Oさんが操作をして、
その画面を、またお父さんが私に伝える、三人のリレーだ。

相手の画面が見えないのが、何とも、もどかしいが、音声読上げソフトを入れているので、耳をすませば、お父さんの不安げな説明よりもよく分かる。

どうやら原因はセキリュティソフトのバージョンアップらしい…?
うちは別のソフトを入れているので、確認のため電話をいったん切った。

サイトのサポート情報を検索しつつ、そのソフトを使っているボラ仲間に電話をする。案の定、同じメールソフトを使う人からSOSが。

OE以外のメールソフトのアクセスを、セキリュティソフトがブロックしているのが原因らしい。それなら除外リストにチェックを入れば解消する。

「あんなぁ。夕食時に悪いんやけど、そのソフトの操作画面、スクリーンコピー取って、適当にみつくろって送ってくれへん?」

数分後、欲しかった画面の添付ファイルが届く。ツーカーで話が通じる頼もしい仲間。オバチャンの私より更に年上で、私より若々しく行動的な彼女。

優柔不断な私の性格をズバリと斬ったり、子育ての助言をしてくれたりと、時々、口うるさいが、裏表のないさっぱりとした性格で楽しい。


近くならすぐにも見に行けるのに、時間がない。
色々と対応ができるようにと勉強を始めたのに…。それが、いつのまにか、仕事になって、駆けつけたい時に動けない。

ボラも名ばかりだけど。
私の出来る範囲で、私が出来る事をする。しょうがないかぁ。

構えることはない。気持ちひとつ。
持ちつ、持たれつ、卑下することもない。
みんな出来る事、出来ない事、得意な事、苦手な事、それぞれ違う。

近くの手。こんな手がいっぱい増えればいいなと思う。


翌日、お父さんから送信できたとの電話。Oさんからもメールが届く。
良かった。私でも役に立った。これがめちゃ嬉しい、ほんま単純やなぁ。

おだてればブタも木に登る。


2004年11月16日(火) けったいな夢を見る

講習6日目 
夜更かしのせいか、肩や頭が重い。帰りのエレベータ、下へ降りようとして、上の階へ行くボタンを押してしまう。ドジ。


昨晩、けったいな夢を見た。
朝まではっきりと覚えている夢を見たのは久しぶり。何だか変な気分。

だって。
右のオッパイから母乳がピュゥッと噴出す夢!

なんだ、こりゃ。

んー。何かの暗示かなぁ。
まさか。子どもが?…いや…いや…すること…してないもん(コラコラ)

んー。乳がんとか。こっちのほうが十分ありそうやん。 

空を飛ぶ夢。崖から落ちる夢。火事。つじつまの合わない夢。
誰かと争って死んで、生き返って仲直りしてる変な夢…
(これ ↑ 不思議と何度も見ました)

今までいろんな夢を見たけれど、こんなおかしな夢は初めて。

乳房が張ってきて、ピュゥッ。
んー。結構、リアルだったなぁ。あの感覚…。感触…。なんなんだ。
どっかの夢占いにあるかしら?

歳三ベイビー


★私信
面白い夢日記をつけていらっしゃった、まめこさん、お元気ですか?
エンピツの日記もなくなって、サイトも見られなくなって、淋しいです。
でも、ネットの住人じゃなくなったのは、きっと日々が充実してるから…。
そう思ってますね。またメールください。★★


2004年11月15日(月) 23時の置き手紙

長女からの置き手紙←中3の長女からの
メッセージ。

講習は5日目。月曜日は、
みんな朝からダルそう。

私も。週明けから
プラス夜のコマはキツイ。



ダンナが出張中の今週、心配なのは子どもたちのこと、晩御飯。
ダンナが出張中の今週、子どもたちが心配なのは、朝起きること。

果たして、寝ぼすけ、興が乗れば完徹しちゃう夜型人間の母が
ちゃんと起きられるだろうか…と。

あはは。すんまへんな。

目覚まし代わりにテレビのタイマーを利用してるので、その前に寝ろ、と。
大音量にしてあるので、いくら寝ぼすけの母でも起きるだろう、と。
ありがたい子心。いやいや。申し訳ない。

あーあぁ。子どもに心配させるから、バチがあたって
フォトショがフリーズ!! 歳三さんが消えてもうたやん。もーー。

そやかて。気兼ねなく落書きして遊べんねん。ダンナいないし…。
なんで、明日、仕事行かなあかんのやろ?
休みたいなー。ほんで、一日落書きしていたいなぁー。

子どもか。 寝ろッ。


昨日の新選組!(ミニ感想)
…源さんの死。泣きたかったのに…泣けなかったな。それが悲しい。

源さんが鉄砲の弾を弾くシーンで、
子どもは「あ。マトリックスだ」と言っていた。


源さんが亡霊となって近藤さんに挨拶するシーンで、
「あ。燃えよ剣(栗塚歳三さんTVシリーズ)の最終話だ」と母は呟いた。
(あんなに入れ替わり立ち替わり出てこないけれどね…(^_^.))


戦闘シーンがやはり箱庭的、せせこましく(仕方ないかも…)
何だかドラマ全体がパッチワークのような感じがして…。
もっと単純に泣きたかったな。感じたかったな。残念。


2004年11月12日(金) 通勤絵日記 寒い風景


JRのプラットホームにて

駅のホームにて会話するサラリーマン


仕事帰りの会社員らしい男が二人、ぼそぼそと何やら話していた。

「歯医者に行っても、初めは3000円は掛かるからなあ…」

歯医者に行っても、の、「も」の、その前に続く言葉は何だったんだろう。
吹きっさらしのホームで、通りすがりに聞いた男の言葉の先を考える。


「俺の小遣い、一ヶ月、昼飯込みの ★★★★円なのになぁ」

だろうか…? 
だったら悲しいなぁ。


ふと、まじめなダンナさまの顔を思い浮かべる。

蟻のように、せっせと巣へ給料を運んでるサラリーマン。
給料日には決まってお金が入るサラリーマン。

皮肉じゃなく、ありがたいなぁと思う。

父は、まともに給料袋など渡したことのない遊び人だったから。
煙草の配給日ともなれば、
たちまち仕入れる金にも苦労する日銭家業で育ったから。
明日がどうなるかなど、かまってられない今日しかなかったから。

だから。植木等(古っ)の歌じゃないけれど

♪金のない奴ァ、俺んとこへ来い。 俺もないけど、心配するな。

を、我が家は地で行っていた。
その反面教師のおかげで、私はシビアに、堅く、たぶん賢くなった。

でも。いつも、腹の底では思ってる。
図太く、横着に、 ♪俺もないけど、心配するな。と。

歌の続きは、
♪見ろよ。青い空ー。白い雲ー。そのうち何とかなるだろう。です。

体が資本。歯医者さんへ、早く行ってください。サラリーマン。


電車から降りて、夕飯の買い物のため寄り道をする。
街灯の下、見上げた夜空にイチョウの葉が黄色く色づいていた。

うわぁ…。きれい。

こんなことに気がつかないなんて、私のほうが貧しいや。

そーいえば嵐山も人が増えた。渡月橋はライトアップ。紅葉まじか。


講習4日目。やっと金曜日にたどり着く。部屋が乾燥気味。気をつけよう。
土曜午後、日曜午前も仕事が入った…。。ありがたいこって。(T_T)


2004年11月11日(木) お風呂の中で爆睡

講習3日目。 9時ー5時のあと夜コマ。しんどいよぉー。


週末まであと一日…。




一日、雨降り。気温も高くて、かなり蒸し暑かった。
体調も不調。もうじきハートの日。腰がだるい。

家に帰ってきたのは夜の10時半ぐらい。
お風呂にはいって、湯船の中でコックリコックリ。沈みかける。

アレ結構、気持ちいいんよね。意識がフッと飛んでしまう感じで…。
あんまり長いので、ダンナが心配して覗きにくる。で。叱られた。


寝る前に日記を付けようと思ったが、明日の弁当の準備だけして、
結局、メールチェックもせずに寝てしまう。

今朝、開けたら、ボラ活動で関わっているMさんからの初めてメッセージ。
仕事以外のメールを読むのは楽しい♪

おっと。ヤバイ! 出勤時間だ。行ってきまーす。。


2004年11月10日(水) 母も受験生

講習2日目消化 可もなく、不可もなく 環境に少し慣れる。


井の中の蛙 大海を知らず されど空の蒼さを知る


諸説あるみたいで。
知ったのは空の高さ? それとも蒼さ? 深さ? かな。

新選組!では空の高さで使われていましたね。
懐かしいですー。

井の中の蛙は、狭い井戸の中しか知らない代わりに
そこでしか知りえない、蛙しか知らない大切なものを
見ていたかもしれないね。




仕事が終わって試験会場へ行く。

3つめの目標Get! 
次の講習が始まる前にと思っていたので、一日オーバーしたけれど、
ほぼ予定通り。うん、やれば出来るやん。

飽き性で、中途半端人間としては、
何より予定通りに進められたことが嬉しい。
三日坊主で終わるはずの日記が何とか続いてるのも奇跡だもん。ほんま。

そんな私を友人は呆れて笑う。
若い子じゃあるまいし。すでに何年も仕事してるのに、今更…という。
試験代もバカになんないのに他のものに使いなさい、と。

そうかなぁ。学校の勉強は出来なかったし、授業中は、
ひたすら妄想と、漫画書きに費やした元劣等生がいうのも何だけど。

自分の力を試せるのは、怖いけれど、ワクワクする。
どれだけ分かっているのか確認することは大事なことだと思う。

といって、資格至上主義じゃないし、資格マニアでもない。
第一、実力のない資格が現場ではどんなに惨めなものか知ってるつもり。
本音を言えば、それが、なんぼのもんやんねん、とも思う。

でもね。試験や、点を取るためだけの勉強ではなく、
自分のために勉強できることは楽しい。

勉強のために時間を取れる、なんと贅沢なことか。
(取れるというよりは…無理やりで…家事もほうり出していたような…)

そやねん。それが昔に分かっていたら、もう少しまじめにやってたかも。
そんなもんやねえ。


長女が受けた英検、一次試験受かったようです。
で。二次試験に向かって、またまたプレッシャーをためこんでいる。

受験勉強にしても、よう、やるわ、と思う。
子どものくせに勉強ばっかりしてて、どーすんねん、と思うが。
長女に言わせると「お母さんは受験生の現状を知らないの」だって。


2004年11月09日(火) カウントダウン53

今日から新しい仕事がスタートしました。ゴールインは来年2月。

第一日目消化。えらいさんの話ばかりで足がパンパン。疲れたー。
初めての会場、設備、環境、新しい人間関係、緊張したんやろうね、
家に帰ってきたら、ドッと疲れが…。

夕飯のあと、正体不明の爆睡。
塾帰りの長女が帰ってきて、ご飯食べたのも、お風呂に入って、
寝に上がったのも知らない。相手をしてくれたダンナに感謝!

受験生の母なのに、自分のことで精一杯のありさま。
子ども達が(こりゃ、アテにできん。しっかりせんと)と思うはずだわ。

夜更かし、落書きも、体が慣れるまで、しばしお預けかなぁ。
寝込んだら大変だ。みんなに迷惑かけらへんもん。

体調管理も仕事のうちやぞ、
と、昔、遊び人で、そのくせ職人気質のおとうちゃんに言われたっけ。

え?こんな日記書いてんと、たまった洗濯モン何とかしろって?
この頃、一日で乾かないんですよね。子どもの綿のトレーナーとか。
あ…。明日、お弁当だっけ…。寝よ。


猫と歳三さん♪

カリキュラム表にバッテンつけてカウントダウンしてこかなぁ。
カウントダウン53! 春、遠からじ。鬼が笑う。

…鬼。トシゾー。歳三さん。うわぁんん。描きたいなぁぁぁぁ。



2004年11月06日(土) 洗濯もののゆくえ(新選組! 42回目の妄感)


日本をもう一度、洗濯いたしたく申し候

たらいを囲んでリョーマとトシゾー

歳三さんも、坂本竜馬も同じ天保6年(1835年)生まれ。

もしも二人が同郷で幼馴染だったら?
もしも歳三さんが高知で、竜馬が多摩で生まれていたら?

持って生まれた資質は大きいけれど、環境や土壌もまた人を作るんですよね。
坂本竜馬 1867年11月15日没 享年33歳


------ ● 新選組!第42回目の妄想的感想 「竜馬暗殺」● ------

演出:清水一彦


誰が竜馬を斬ったことにするんだろう?と少し気になっていましたが。
佐々木が斬ちゃうんですねー。そーですか。まだまだ謎ですもん。
掛け軸やら左之を絡ませるところは、さすがに律儀な人ですね、三谷さん。

ナントカ、にゃ・ぁ〜が、耳ついた江口竜馬さん。
最初は、また出るかッ!リョーマ、って感じだったんですが…。
しみじみ…と。志なかばであっけなく死んでいったんやね。

で。その仇役。
佐々木只三郎役の、伊原剛志さんのガンつけ、ド迫力!でしたー。
(ちなみに、もっとやんちゃな役の伊原さんの方が好き)

畳の上に寝転んで、軍鶏の皮の話を、地味ーに話し込んでる竜馬と中岡。
そこへ暗殺者、佐々木只三郎が虎視眈々と迫っていく。
伊原さんの凄みのある演技とともに、絵に緊迫感がありました。

で。竜馬は暗殺されてしまうのだけど。
掛け軸の絵に飛び散った赤い血痕が印象的でしたね…。

それと、捨助が裏切らなかったことに、なぜか安心しました。


★今週の山本歳三さん

幕府がなくなれば…。
「今後われらの手当てがどうなるのか」と思案顔の土方を、近藤さんは
「気にするところが違う」とたしなめるんだけど…。

そりゃ。気にしますよ。近藤さん。
おゼゼがないと、可愛い隊士を食わすこと出来ませんです。さすが女房役。器が小さいって? なんのなんの、生きて、なんぼ、だぁい。


大石と試合うことになった周平と、総司の鍛錬中に。
「よし。いったん休憩だ」と土方。

さも周平のことを気にかけた振りで、じつは総司を心配してるんね♪
総司に声かけるも、周平を心底心配してる源さんとは対照的な絵でした。
(あ。もちろん、源さんは総司の病の事を、まだ知らなかったからですよ)

にしても、みんな周平の味方で、子どもぽい大石君がちょっと可哀想かな?


★今週の香取勇さん、は
 残念ながら特に印象に残るシーンなし。気まじめ一方の近藤さんでした。

★オダギリ斉藤さん、が、このところ人として、いい味、出してますね。
 うーん。ますます会津以降が見たいよぉ。


で。まだ感想は追いついていないのだけど、
次週(44回)は、いよいよ鳥羽伏見の戦い。井上源三郎の最期です。
年かさの源さんなんか、特に、郷里多摩に帰りたかったろうになぁ…(T_T)


2004年11月05日(金) 通勤絵日記 女性専用車両って…

あれって、どうなんだろう?

だんだん痴漢にあう心配も少なくなった身となれば、
何だか名前じたい気恥ずかしい気もするけれど。

女性同士で、気楽といえば、気楽。 安心といえば、安心?

だけど、ちょっぴり。
何やら色分けされているようで、保護されているようで、嫌だ。

男女乗り合わせる一般車両でこそ、気を使ってほしいな。
男も、女も、お互いさまに。

で。今日はたまたま女性専用車両に乗っていた。

知らずに乗ってきたオッチャンが、時々周りの顰蹙を買ったりしているが、その人は堂々と座っていた。

…ということは、やっぱり女の子よねぇ?

細手のジーンズに、くすんだ色のパーカー。贅肉のないシャープな顔立ち。腕を組んだまま、きつい目を窓の外に向けていた。

眉をきれいにカットしている男の子が多い昨今、はて、女の子かしら…?
と思うパターンは結構あるが、逆パターンは珍しい。

少しトキメいていたら、次の駅で上品なオバチャンが乗ってきた。で。↓


女性に向かって女性専用車両だというオバチャン。
…座りたかったのね。

女性に向かって女性専用車両だというオバチャン


言われた彼女は憮然とし、オバチャンはバツが悪そうに笑った。
…勇気があるというか。…ほっといてやれよ、というか。

ところで。

おかまさんはやっぱり女性専用車両に乗るのかしら?

もし男性専用車両ができたなら、男の人は乗りたいと思うのかな?

お子様連れ専用車両ができたなら、子どもも、お母さんも喜ぶかしら?

…え?ますます公私のけじめがつかなくなる?
そうかもしれないね。公私があるということを学ぶチャンスだもん。

でも、多くのまじめなお母さん達は周囲の視線を気にし過ぎて、
子どもを必要以上に叱ったりしなくてすむかもしれないね。


自分に甘えず、人には優しく…。 言うは易し。


2004年11月02日(火) TAKE  IT EASY


京都チャンネルの再放送「新選組PJ」をまた見てしまいました。

子どもの頃の歳三さんです

昨年の歳三忌の模様…。そして新選組研究家の伊東成朗さんの面白話。
新八にラブレターのパシリをやらせたり。箱館では駄馬から時々転げ落ちたり。
回りが意気消沈の中にあって、一人おやじギャグを飛ばし、Hな歌を口ずさむ歳三。
…あ。そういう困った事を書いたものがあるという、紹介話ですよ、はい。 (^_^.)



仙台はやっぱり楽天なんですね。何となく奥羽列藩同盟のことを、ちょっぴり思い浮かべてしまいました。駆け引き、思案どころ、上には上の、色々とあるんやろね。下克上で、プロ野球、面白くして下さい。


楽天イーグルス、イーグルスといえば…来日してますね!

誰かさんは大阪ドームのコンサートに行ったかな?
予定があえば行きたかったな…。うん。

ドン・ヘンリーが57歳!グレン・フライが55歳!もろオヤジやん。
平井堅がCMで DESPERADO を歌うたび、懐かしくって聞いてしまう。
一番好きなのは、今でも TAKE IT EASY かな。

TAKE IT EASY 自動翻訳にこのままかけたら「ITを容易にとります」だって。営業か。仕事思い出した。くふ。ま。気楽にやりましょう♪

イーグルスのコンサートに行ったのは、あれは何十年前だったかな?
んんん。何だか聴きたくなってきたぞ。
ああ。それなのに。レコードはあるのに、プレーヤーがないんだなもし。

手入れが悪く、傷だらけのレコード盤も多くて、同じところで針が飛んだり、何度もリピートしたっけ。リターンが効かなくて、演奏が終わっても、延々と無音の溝を拾ってたり。針を落す瞬間も好きだったな。

初めて自分のお金で買ったのが、ビートルズの赤盤。中古のステレオが兄の部屋にあって、よく留守中に、部屋にこっそり忍んでは聞いていた。見つかったら、勝手に部屋に入るなと怒られた。そのくせ、人のレコードを勝手に持っていくんだもん。

お給料でコンポステレオを私が買った時、形勢は逆転。兄が忍んでくるようになった。ミッキーさんの耳のような大きなヘッドフォンで、兄がおとなしく聞いてる姿を見て、ちょっぴり優越感に浸ったり。
(うーん。うちんち、かなり屈折した兄と妹の関係だったかも… (^_^.))

夜は電気を消した真っ暗な部屋で、ターンテーブルの回る淡い光を眺めるのが好きだった。…懐かしいなぁ。無駄がいっぱいの音楽。

またプレーヤー買おうかな。プレーヤと、CDと、カセットと、何やら通販でしか見かけないようなコンパクトコンポだけど… (^^ゞ


さて。欲しいものはあるし。仕事がんばって稼ぎますか。

来週から始まる講習の打ち合わせも終わったし、これから忙しい。
この年になって、この寸胴…いや、?段腹体型で、リクルートもどきのスーツ姿など、大変見苦しいの一語。

んだけど、ま、おばさん、がんばります。 Take it easy!


2004年11月01日(月) 11月の家計簿が変な話に…。

大河新選組! 鬼気迫る平助の熱演、カッコよかったですねぇ。
「また一人往ってしまった」は、源さんの悲痛なセリフでした。

その気持ちを、ひとり最期まで背負っていったのが、歳三さん。
一人欠け、二人欠け、仕掛ければ負け戦の連続…。もうボロボロやん。
そやのに。ちゃんと幕引いて、あんた、えらいなぁ。


ちょっとフケた馬ヅラ歳三さんと、ジミな豆だぬき…?

記念写真

世が世ならこんな写真も撮っていたかも…。
え?もっと美男美人だ? はいはい。
絵が上手くなったら、きれいな女の人、隣に描いてあげます。

で。 何でこんな落書きを始めたかというと…。

秋です。紅葉もそろろ。家計簿も真っ赤か。大ピンチ〜!
臨時出費の連続。秋の婚礼シーズン? 昨日の結婚式で、もう何組めか。 

会社の若いモンがめでたく所帯を持つというと、やっぱり、それなりのお祝いを用意しないといけましぇんもん。 あー。めでたいな〜 (T_T)


でも、ね。

不祝儀を出すよりはいい。
9月、10月。…身近で亡くなる人も多かった。

この間、お葬式のあった先は、まだ50代にもなっていないお母さん。
突然、くも膜下出血で倒れ、そのまま帰らぬ人になったと聞いた。

生きること、と、死は背中合わせ。
同じ時刻に赤ちゃんが生まれ、その隣で人が死んでいってる。


12年前…。
総合病院で、臍の緒が首に巻きついた下の娘を帝王切開で産んだ時、
空きベッドがなかったのか、塀を隔てた隣室に病人が担ぎこまれた。

声だけしか聞こえないので、たぶん年配のご夫婦だろうと思ってた。
病院が寝静まった深夜。隣の病室から聞こえる声に目が冴える。

「アイスクリームが食べたい」
と、しわがれた女性の声がした。

「もう売店は閉まってるし。明日、食べような」

そんな会話だった。
夫と思われる男性の声はおろおろしていた。
女性は尚もアイスクリームと子どものように駄々をこねている様子だった。


「アイスクリームはないけれど氷を持ってきましょう」
看護婦さんの声だろうか。
廊下に響く足音。その足音の間隔が、せわしなく、バタバタと速くなる。

まんじりともしない夜。
術後の為に入った一人部屋で、暗い中、耳をそばだてていた。

いつのまにか眠って…。夢の中で複数の声と足音が交錯していた。

翌朝。隣の病室からは、物音も、話し声も聞こえなかった。
夫に看取られて、最後に我がままを言って、彼女は往ったんだろうか。

沈む気持ちもほどなく、腕の中の、娘の泣き声がかき消した。


いつか死ぬから生きるんや。洒落でもなんでもない。
そやし。大切にしような。自分も。人も。

そうや。来月はもう師走。
今年は欠礼の挨拶状を出さないと…。忘れるとこやったで。おかあちゃん。


Sako