京のいけず日記

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2004年04月30日(金) GW前夜 夫婦

子供の頃のしもぶくれ歳三さん☆日記読みヒトコト・フタコト・ミコト感想☆


高校生の頃、クラスも違うし、性格も違うし、もちろん、
相性も合わないし…(笑) だけど、ある一点で、
結ばれている友達がいた。

いわゆる漫同。
類は類を呼ぶ。のか、自然と知り合った。

勉強が出来てクソ真面目だった優等生のTさん。華やかでクラスの中心だったAさん。漫画という接点がなければ、話をすることもなかっただろうな。なんせ、落ちこぼれだったもん、私。

今、漫画がキーワードのMy日記さん達がいる。
それこそ知るはずもなかった人達。おまけに若い!

少女漫画など、もう半世紀ぐらい新しいものを読んでいないが、つい年齢も忘れて楽しく読んでます。おばちゃんでもいいやね?
 
 がきでか 「しもぶくれ歳三」 でやんす。 →
 「11月のギムナジウム」私もオスカー好きでしたよ♪



 ……実家の母がまた入院した。
 子どもの頃から母と連れ立って歩いていると
 「おばあちゃんですか?」と、いつも言われたぐらい高齢の母だ。

 検査入院だったが、今日、結果が出た。
 点滴で少し落ち着けば、父は家へ連れて帰ると言った。

 母より9歳も若い父は、若い頃から体も強くなく、
 職人かたぎで、一人でいることが好きな、勝手気ままな性格だった。
 たぶん私はこの父親に似ている。

 何かあれば逃げてしまう…、
 気の弱い、生涯、人の世話などできる人ではなかった。
 
 そう思っていた。

 その父が、もう長い間、ほぼ寝たきりの母を看護している。
 時には子どもに接するように、怒りつ、なだめつ…。
 
 軽く痴ほうのまじる母は、あれほど愚痴をこぼしていた父を信頼し、
 娘より誰より一番に甘えている。
 
 やるやん、お父ちゃん。嬉しいやら、辛いやら…。

 医師は万一の場合を考えて人工呼吸器の是非を聞いた。


 寿命を生きる。大変なことだ。


2004年04月29日(木) 一筆啓上 (新選組!16回目の妄感)

☆日記読みヒトコト感想☆


大河ドラマ「新選組!」の感想を綴った日記を読んでます。BBSだと独善的なものが多いのですが、Enpituさん達の感想は読むのが楽しみ♪喝采も批判も、いろんな意見があって当然。

恋文を読む幼い歳三さん 文字で伝えるっていいなぁ。

 なかなか上手に書けないけれど。

 絵でもいいや。

 これまた上手く描けないけれど。

 唇から放たれる その場限りの使い捨て。

 言葉をもっと大切にしたい。

 伝えたいことがあるから。

--- ● 新選組!第16回目の妄想的感想 「一筆啓上、つね様」● ---

つねさん、はじめ、久々に試衛館の様子が…。
昔は手紙や、言伝とか、伝達の手段って、それしかなかったんだよね。

ケータイも、インターネットも、もちろんないし。
すっごく不便。その代わりに、もっと贅沢な時間があったと思う。
と言って、今さら捨てる覚悟もないけれど。

話のほうは、全体に、テンポよくつないでいたなぁ、という印象。
依然として週刊連載の漫画のようで、
単行本を買い、まとめて読みたい気分にはなれないでいる。

そのくせ毎週きっちり買っている週刊誌のようで、
それはそれで面白いんでしょね。やっぱ。

八木家の奉公人、いかにも表裏の違う京都人?のような又三郎さんが、
組の仲間入り。見る楽しみ増えた感じで、嬉しい。

香取勇さんは、良い人ぶり、線の細さ、まじめさが、気にかかる。
江戸に戻った方がいいんでしょうか…て、
おいおい、近藤さん、あんたが言い出してどーすんの。

良かったのは黒谷からの帰りしな、鴨とのシーン。
飲んでいきましょうと、昂ぶりを押さえられぬ近藤さんと、
おまえとは飲めねえ、みたいな、大人の鴨の心情の複雑さ。

雨の夜の粛清シーン、近藤さんはやっと修羅となるのか。
それとも、このまま…この調子で…いかないでくれ〜。
死んでいく鴨が可愛そうだ。そりゃ、実行犯ではないけれど。
斬りたくなかった、にしても、それを軽く言葉に出すなよぉ。
お願いします。

会津藩お預かりまでの話は、そうきたのね。
鵜殿様。チャーミングな爺さんですね。
若者群像劇ですが、やはり年の功、亀の甲、一筋縄でいかぬ、
妖怪変化のたぐいの大人達が出てこないと扁平で面白くないですね。

将軍上洛シーンに、お揃いの家紋など、相変わらず、
史実やエピソードは丁寧に拾っておられるなと思います。

それから永倉さん、ここにきて香取勇さんに影響されてか、
ちょぃ出来過ぎ、真面目すぎて人物が生きていない、そんな気がします。
個人的にはイナセな新八っあんを見てみたいな。

さてさて。歳三さん♪
いけすかねえ、野郎だ。 歳さん、この先、何回言うだろう。

山南と土方さん、珍しい取り合わせですね。おまけに汁粉だ!
お金の心配をする山南さん。何だか律儀ちゅうか、苦労人らしくて好き。

そりが合わないけれど、自分とは違うもんを持っていると、
互いに…認めたくないけど…認めてる、そんな仲だったんだろうか。
はじめのうちは。

例えば、と思う。
大昔、某銀行勤務の時はサービス残業ってザラだった。
それも支店成績のうちに入っていて、かなりキツかった。

主任モドキらしいことしていた時は、
ある程度、係全体の残業時間をこちらで調整したり…。

そんな時、きっと、ヒラの味方、山南支店長代理だと
「ちゃんと付けなさい」と言うんだろうなぁ。

で、土方次長のほうは
「時間内で仕事を片付けろッ!
 それが出来ないのは自分が悪い、能無しだからだッ」
なんて言いそうで。

生意気な新入行員が、繰り返しのパッチワーク仕事に飽き飽きして。

「僕は、歯車になんか、なりたくありません」なんて言ったら、

きっと、あん人は、

「歯車がそれぞれの仕事もしないで、どうやってモノが動くッ!
 だいたい、お前は歯車の一つにもまだなってねぇッ」

なんて。目を剥きそうだもんね。
そんな現場叩き上げの、その実、ナイーブな次長が居たな。懐かしい♪

と、脱線。

当分、山南と、鴨さんに、つーか、やられるまで、目がはなせないですね。
で、やるのは、歳三さん、あんただ、ばか野郎ォ!


2004年04月28日(水) 真夜中のたわごと へろへろ

歳三さんのアニメGIF朝ですよ。起きてくださいな。
昨日、落書きした歳三さん、起してみました。

よく小説や漫画では、武士たるもの寝ている時も隙を見せない、というシーンが描かれていますが、実際の話どうだったんでしょうねぇ?

いつも気を張っていたら、何だかすごくしんどそう。

スキャニング用に持ってこられたカレンダーに、こんな言葉がありました。「やずや」の烙印があるから…もしかして「にんにく卵黄」のやずや…かな?

努力しても 命がけでも
うまくいかないときがある
そんなときは
一晩ぐっすり おやすみ
寝ている間に解決しているかも


 実際、解決していることなど皆無ですが…。
 
 陽の昇らない朝はない…ですね。明日はどんな日がやってくるのかな。お休みなさい。


2004年04月27日(火) 探し物はなんですか♪

☆日記読みヒトコト感想☆


アクセス解析 MyReferer をながめていると、Windows95で訪ねて来て下さった方がいた。お古のPCをもらった、おばあちゃん?それとも、私のように中々捨てきれずにいる人かな?


お休みなさい、歳三さん

寝顔4 お休みなさい、歳三さん。

見よ。日曜日から大掃除などと、らしくないことをするから雨が降る。
(歳三さんが大口開けて笑い転げると槍が降る?)

家庭訪問の当日は朝からどしゃぶり。雨模様。
チャリがつかえないので、徒歩で、私鉄の駅まで25分歩いて出勤。
仕事先から急ぎ帰り、玄関、洗面の掃除をする。

きれいに片付いた部屋は確かに気持ちいいが、
おかしなもので、たちまちモノがどこにあるのか分からない。

無造作に、一見散らかしているように見えて、実はスーパー整理術っ!
必要なものは目の届く所、手の届く所に置くのが一番。

などと言ったら、ズボラ星人の言い訳だと、ダンナは言う。
必要といって無駄なものが多すぎる、と、耳が痛い。

そやかて…。ちゃんと片付けた日に限って、
あとで必ず、あれがない、これがない、と騒ぐことになるちゅうーねん。
ほんま。不思議やで。

実は今も愛用のペンケースがいくら探しても見つからない。
FDなんかが入ってたりして…、ほんま、困ってます。

うーん、どこにいったん!? 出てこーーいッ!

探し物はなんですか♪ …と、夢の中で踊りたい気分です。


ちなみに家庭訪問の方は無事に終わりました。

長女の担任の先生はバスケ(部活)の顧問。保健体育の先生。
一学期のはじめとあって、特にこれといった話はなく、
中3、受験、これからだんだんシビアな内容になっていくんかな。

パソコンの話をして盛り上がる。 …なんでやねん。

ダンナに似て、まじめ、コツコツ努力家、マイペース(あ、これは私似か)
…の長女。クラスでも、友達とも、うまくやっている、と。

いやいや。内ヅラと、外ヅラとでは、少し…どころか、かなり…違うが、
「お母さんが(仕事で忙しくても)がんばっておられるから、
 彼女もいらん心配かけないようにと、がんばってはるんですよ」
の言葉にはジンときた。

さもありなん。15の子どもに心配してもらってどうする。
もっと、親らしく。甘えさせてやれ。強くなれ、強くなりたい。自分!

 では、今から出勤でーす。今日もお天気はもうひとつ。


2004年04月25日(日) 春のユーウツ その2

☆日記読みヒトコト感想☆


トトロの主題歌「さんぽみち」の作詞は『ぐりとぐら』の作者中川梨枝子さん…?へえ。そうなんだ。『ぐりとぐら』シリーズ、子ども達が幼い頃によく読んでいました。なつかしいな♪

韋駄天・歳三さんの走る姿
← そうなんです。

週明け早々、家庭訪問 第一弾! 


ヤァ・ヤァ・ヤァ! Beatlesがやって来る!
だと楽しいのですが。


オイ・オイ・オイ? 先生がやって来る!? 
はユーウツだな。

ともあれ。
日曜日はめずらしく大掃除をしました。


お客さまをお通しする部屋は一階の茶の間しかない。
がっ! そこには4人家族のあらゆる物欲が…。

まず3台のパソコン+スキャナはじめ周辺機器一式
(もうじき一台増えるねん♪ 98やけど。うふふっ)

子供部屋に本棚があるというのに、
わざわざ茶の間に本を運んでくる娘ふたり。
机の上や、チェストには、山積み状態の私の雑多な本の山。
仕事用のテキスト、資料だけでもう満杯。そこへ小説でしょ。漫画でしょ。

こんなにあって、どーすんねん、という文房具、小物のたぐい。
(ちびたエンピツ、かけなくったボールペン、かすれたマーカーetc)

あー疲れた…。いくらやっても片付かへん。ちょっと休憩…。

こら。そこで、漫画、読んでどーする、と、ダンナの声。

そやねん。いつもこれで失敗や。
本に、ノート、紙の切れ端…を見かけたとたん、手が止まってしまう。
そして、そのままマイワールド。かくして時間は経つばかり。

あとがない。明日は家庭訪問。気を取り直して、再開する。

迷いもなく真っ先に処分される本は。
皮肉にも「捨てる技術」「ブタにも分かる収納術」…のたぐいの書籍。

「よく落ちる」「これ一本でピッカピカ」…洗剤を買うだけで、
掃除した気分になっている私。この性格は直らないのか。

…だいたいが、一日で片付けようと思うのが間違いのもとで。
障子のさん、飾り棚、パソコン周辺、うわぁん、埃だらけだわ。
雑巾くれー。その前にハタキかなぁ〜。

ここで一句。
 うくひすやはたきの音もつひやめる (豊玉発句集より)

ええぃ。掃除機で吸うてやるうぅ! ぶすっ! わぁッ、障子が…。

 なぁ、先生。近所の喫茶店やったらあかへんか……?


歳三さんは、意外にきれい好きで、きっとマメな人…。そんな気がします。踏み入れた部屋が散らかっていたりしたら、無言で踵を返して出て行くか。何も言わずに、むっつり、さっさと自分で片付けちゃう人。そのあとブスッとろくに返事もしない。…恐いよぉ。そんな人かなぁ。


2004年04月24日(土) いつか王子さまが…

☆日記読みヒトコト感想☆


うとうと、こっくん。電車の中の居眠り…。これ気持ちいいんです。やむなく肩を貸してあげることになった優しい(ん?)Myさんの日記。私も気をつけよう。時々大口あけて寝ちゃってます。
電車の中での居眠り
おばちゃんが
王子様もへったくれもないもんだが

子どもっぽい夢を飽かずに見ているらしい。

白馬の王子様はいくら待っても現れない。

だからこそ、安心しておちゃらける。

そういうことだな。
叶えられない対象しか夢みない。
結局は逃避か。自慰行為。そういうことだ。

そんな事を考えながら電車に揺られていたら、目の前のドアが開き、
現実が匂いとともに押し寄せてきた。

高校生か、専門校生とおぼしき、男子学生の集団だ。間が悪い。
むぎゅぅ。小柄な私は奥へ押され、まわりを巨大な壁に取り囲まれる。

うえっ。むさくるしい。汗臭い。うざい。でかい。あっちいけぇ。

まわりの壁の顔を見上げる。
まだあどけない顔もあれば、既におっさん顔もある。
それぞれの匂いを持った現実が見下ろす。

恐い…。
匂いのない私の中の王子様はたちまち退散してしまう。


稽古を終えた土方の汗を、
酒の匂いがすると色っぽく書いた小説があった。

ふとダンナの匂いを思い出す。

飲んできた夜の酒の匂いのする息。
一日はいていた靴下。枕カバーに残る髪の匂い…。
お父さんは汗くさい、と言って同じタオルを使わない娘たち。

そろそろ、おじさん臭が出てきたか。
確かに汗臭い。色っぽくも何ともない匂いだ。
でも、確かに、そこにある匂い…。 安心させる匂いがある。


……いつか王子様はやってくるだろうか。

匂いも、確かな肉体も持たない、私の中の王子様は永遠に色あせない。 
例え皺だらけのおばあちゃんになっても。

やってろよ。 やってるさ。

男の人にはこういう思考はないのだろうか。


「バガボンド」 
 とうとう第1巻に手を出した。瞬く間に既刊全巻読破!ああ、やってもた。久々にモーニングを家に持って帰ってきたダンナが悪いのよ、ウン、なんて。あぁ、新刊が待ち遠しいな♪

 スラムダンクの途中から絵の雰囲気が、繊細、リアル、線がひどくきれいになって、その時は何となく違和感を覚えたんだけど、今は素直に思える。すごいっ!線きれいっ!! ため息。


2004年04月23日(金) ちょっぴり早い母の日

☆日記読みヒトコト感想☆


なんにもやる気なし、の日って確かにありますね。反対にどうしても遊ばずにいられない日も。私の場合、今宵はそんな夜になりました。…朝だ。…仕事だ。…どうすんねん。あほ!


ばらがきの歳三七歳


先日、下の子ども(小6)の授業参観で、お友だちのお母さん達と会った。
ここ数年、授業参観など行けていなかったから、ほんに久しぶりだ。

久しぶりに見る顔は、どの顔も少し疲れ、年を感じさせて悲しかった。
私などは(みんなよりかなり年上だから)もっと悲惨だろう。

しょうがないよね。生まれた時から、子どもの年齢ばかり数えてきた。

「歳くん、大きくなったね」って、その分しっかり自分も年を重ねてきた。

子どもはこれからもどんどん大きくなっていく。
今日からは自分の年もちゃんとお祝いしようよ、ね、お母さん♪



近くの美大で生涯学習の講座があり申し込んだ。
土曜日の講座、長期の仕事に入っても何とか行けそう…かな?

迷ったあげく、申し込んだのは、Mac使用のフォトショップとイラストレータのコンピュータ基礎講座。迷っていたのは日本画基礎、精密写生の講座、もしくは木版画。

ビビッてしまった。日本画…。写生…。今まで特に絵を習ったことも、絵が上手だったわけでもない。道具も描き方も知らない。風景、植物…。落書きしか知らない私にそんなん描けるの?かなり迷った。

フォトショップと、イラストレータ、使い方は、まだほとんど知らないけれど、Windows版は持っている(かなりバージョン古いけど)マウス操作なら一応出来る。これなら、何とか付いていけるかな?

それだけの理由で、…結局、決めてしまった。ちょっと後悔している。

道具の使い方以前に、絵が描けるようになりたい。何度書き直しても、変やなぁ、なんて思わなくていいように、足の指や、手や、体のラインをごまかさなくていいように、ちゃんと描けるようになりたい。心のモヤモヤ、ドキドキ、ワクワク、思いっきり遊んでみたい。

「お母さん、なんでやりたいこと申し込まへんかったん?」と中3の娘。

「へへっへ…」
「いい年して何を馬鹿なことを考えてんねん」とは、彼女は決して言わない。

ありがとう。また挑戦してみるわ。笑わんといてな。


2004年04月22日(木) ところてんに酢醤油?(新選組!15回目の妄感)

☆日記読みヒトコト感想☆


自転車のサドルカバーで良かったね、と思った、昨日の某 MyEnpituさんのヅラ話♪ ほっ。

辻真先著 北辰挽歌カバー ← おっと! ひかないで!?

男装の登場人物が出てくる小説を思い出しました。

北辰挽歌 ー土方歳三海に戦うー 
 辻真先 著 学研M文庫 @590

流山以降の土方歳三が主人公。海が主に舞台。歴史に残る宮古湾海戦。海上での土方の危機を救うため、双子の弟「仙之助」に変わって、男装の姉、千影が、荒れくれる海にその命を捧げる---。

作者は「巨人の星」「サイボーグ009」「デビルマン」「サザエさん」などの脚本も手がけた作家さん。その節はお世話になりました(笑)表紙の絵から想像できるように、筋書きも活劇風。理屈なく面白い。気軽に楽しめます。「お仙」の正体をつかんでいるのに、ここでは何食わぬ顔の土方。野村や、相馬が多く登場するのも嬉しい限り。あとに引かないのが、残念といえば残念。



--- ● 新選組!第15回目の妄想的感想 「行くか、残るか」● ---

好きですねえ、三谷さん。食べ物ネタ。
私は「ところてん」黒蜜で食べる甘味と思っていました。
ちなみに近所のスーパーにはふたて並んでいます。
「ところてん」がおかずに出るのだと聞いて、それこそ、嘘ぉ、て感じ。

仕込みネタ、うるさいと感じるか、面白いと感じるか、
人によって全然違うんでしょうね。

今回は「新選組!」じゃなくても、分かりにくいところだったと思います。
山岡鉄太郎(鉄舟)という人物像も、まだ、ここでは理解しにくいですね。
無我・至誠を貫く、中々の人物だったみたいですが…。

45分に仇討ちや、山南さんの苦悩を織り交ぜての回で、
どこか漫画のコマ割を思い浮かべるような運びです。

先週に引き続き、山南さん、痛々しくて、苦悩のど真ん中。
思い描く山南敬助とはイメージがまったく違うのに、
堺さんの山南さんにどんどん惹かれています。

土方と山南、そして、その時の、あの明るい沖田の反応…。
どうなっちゃうんでしょうかねえ。

山本歳三さんは、さっそく、これ見よがしに?
「俺たち試衛館の仲間、7人が…」って切り捨ててましたね。

切替えの早い人ですねえ(笑) 冷たいようにも思いますが、
奥底に疑問を抱えたまま引きずるよりは、いっそ切り捨てた方が、
お互いに幸せなこともありますよね。

中途半端な情けや、みんながよかれと振舞おうとして、
結局、自分はもちろんのこと、みんなを不幸にしてしまう。

ものの考え方が、すくい上げていく、ではなく、
基本的には切り捨てていく考えの持主だったんではないでしょうか。

特に後年までの土方は、やはり、どこか情が稀薄で、
クールなところがあったんだと思います。

幼くして両親を亡くした土方は、兄夫婦に育てられ、
二度の奉公他、行商、姉の嫁ぎ先、試衛館、寝所を転々とし、
少年の頃から他人と他人との間を渡り歩いている。

流山、宇都宮、会津、仙台…最期は遠く蝦夷地まで転戦する、
それも運命だったのではと思ったり…。

嫁ぎ先の姉を慕い、義兄や、盲目の兄に可愛がられた、歳三さん。
自然への句をひねる歳三さん、元来、すごく優しい人だったと思う。

ただ、…うまく言えませんが、
それだけに淋しがりで、歪で、不恰好な情愛をずっと隠し持っていた男
だから情に溺れることを恐れた。そんな人じゃなかったのかなぁ。

めちゃ、脱線。
持ち上げ過ぎ?…きっとロクでもない男だわ。下げておこう。

山南に比べ、うーん…。 どうにも困った、が、香取勇さん。
スマップもシンゴも好きだ。
三谷さんも、恋愛ものが苦手な私は、結構、好きだ。

なのに、この近藤さんは、やっぱり変だ。なんでやろ??
現代劇と時代劇の感覚の違いだろうか…?

「遠慮することはありません。自分の思うようにして下さい」
すごく理屈ぽく、言い回しに、苛々するのは、何故なんだろ?

…役者さん? …脚本? こう感じる私が素直じゃないのか?
香取勇さん、早く近藤になってくれい。清河は、はなっから清河してるぞ。

☆その他の登場人物さん

前回の感想にも登場した、腰低い八木家の奉公人、又三郎さーん♪
良いところも悪いところも、このまま京の人演じて下さーい。いい。

「文句言うなら喰うな」そっ。あんたら、おばちゃんは強いのよ。
さしもの鴨も、おばちゃんは苦手なような。

まだ引きずるか。箒ネタ これこそ「はよう いんでおくれやす」です。

いきなり「へ?」と感じたのは、居残ると聞いた時のひでさんの表情。
いつのまに…?はしゃいだ表情が少し唐突でした。

下の子は平助の場所取りの大珠数を見て、
地蔵盆の珠数回しをするのかとツッコんでいた。
大きな図体のおっさん達の珠数回し…おもしろいぞ。ぷく。

「いいんだよ。明日のことは朝になって考えりゃ、よ」と答える左之助。
歳三さん、結構、複雑な人だから、
快活で男らしい左之には救われていたんだろうな。
本物の原田左之助さんは、なかなかの美男…だったらしい。
(あ、山本太郎さんもなかなかです)

清河はとんでもない恩人。新選組の立役者…。確かに違いない。
次の恩人は会津藩かな?…いや、芹沢だったりするかも。ね。

 …今日はこれから出勤です。晩ご飯作らにゃ!


2004年04月21日(水) じゃん! 結果発表

箱館共和国 陸軍奉行並 土方歳三 入れ札によって選ばれる
(陸軍奉行並、箱館市中取締海陸軍裁判役頭取)

土方歳三くーん、一票!

 箱舘政府の総裁選挙、入札制度、結果について、面白く検証した読み物があったんだけど、うーん、忘れてしまいました。…念のため。「正」の字はもちろんデタラメですよ(笑)

 選ばれた時はどんな気分だったのかな?歳三さん。
(ア)「見ろよ、島田」とえばる。(イ)「晴れがましい」と言いつつ片頬を歪ませる。(ウ)「面倒くせえ」とますます無愛想になる。(エ)「大鳥の下かよ」と心の中で舌打ちする。(オ)無関心。

 正解は…。もはや日を数えることの目的は、戦場にて一矢報いて近藤に会う、この一点のみ。ただ淡々と日々に従うだけの…心境だったかもしれませんね。

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昨日の日記の続き。小学校のPTA役員選出の結果発表です。

6年3組。役員にまだ当たってない人の数は、31人中、15人。
意外に多いのにビックリする。
選出方法はくじ。選出数は学級担当、教養担当、厚生担当の3名。

結果は セーフ! でした。

まことに自分勝手だとは思うが。
仕事云々考えると、やはり出来ればやりたくないのが、ホンネ。

くじの前には毎度のごとく、役員を出来ない旨の理由が飛び出す。
仕事。介護。妊娠。町内、他校、他、重複役員。病気…。

それらの理由を世話役の前役員さんが鋼のごとく跳ね返す。
年によっては、様々な自我が炸裂する、実に嫌な修羅場だ。
そう思ってるのに手を挙げない自分自身も嫌になる。

今年はまだましだったかもしれない。
くじは予備数を入れ6番まで決める。1,2,3、と当たった人が
快く引き受けて下さった。

みんな、それぞれの事情があるというのに、
引き受けて下さった方々に感謝です!

実際、公の長期講習に入れば仕事も休めないが…。
姉の時にもしていないので、今回ばかりは覚悟していた。
なったらなったで、何とかなるやろ(…なんじゃいな)

何もかも出来ないのではなく、自分にも出来ることはきっとある。
家で。夜に。得意?のパソコン雑用ぐらいなら出来る。
迷惑をかける前に判断して、人に助けを求めることも出来る。
あまりゴジャゴジャ言わずに引き受けるべし。

なった場合のあらゆる「慰め」を用意して(← つくづく小心者)
それでも、ドキドキしながら、くじを引く。

うん。悪運強いのかな。きっと
「あんたにゃ任せられんよ」と、人を見る目を持つ神さまが決めたんやね。
自分のことで精一杯。かまへんから、やること、ちゃんとやんなはれ、て。

そう思うと、ちょっぴりカナシイ。 でも、はい、うん、良かったっ!

次は中学校だーっ。
神さま!情けなくても、任せられなくてもいいです。お願い、見逃して。
 (ちなみに小補はやってんねんよ。…ダンナが(笑))


2004年04月20日(火) 春の定番 ユーウツな日

GW前のこの時期、毎年、憂鬱なことが二つある。
一つは子どもの家庭訪問。それも小学校+中学校の2連ちゃん。

そして、もう一つは、お母さんならピンとくる井戸端会議の旬ネタ。
言わずと知れた(?)PTAの役員選出だ。

こちらも小学校+中学校の2連ちゃん。

中学校は投票用紙による選出。
ゆえにクラス名簿はわざわざ円形になっている。
一列名簿だと、たいてい初めか、終わりか、になってしまうからだ。

顔なじみのお母さん、よく知ってる子どもの名前は外して書く。
どこの誰だか知りませんが、勘弁しておくんなさい。
投票結果は後日電話でいきなりやってくる。かなり心臓に悪い。

お次は小学校。こちらは前年度役員さんの手作りくじである。
欠席された方の分を先生が引いたりするのだが、
どういうわけか、決まって居ない人にあたる確立が高い。
ゆえに、この日は仕事を交代してもらっても何とか出席する。

そう。実は、その日が 今日ッ! …えらいこっちゃ。

 この結果は、夜にでも。では、ぼちぼち行く準備をしよう。…恐。

為三郎をビビらす悪い歳三さん「土方さんってば ←総司
 また為坊を泣かせてるんですかい」

「何もしてねえ。俺は…ッ」




「暇だから、いっちょ相撲の相手でも
 してやろうと思ったのによ」

「だ、だって。し、喋った…こ、こわい…っ」


八木為三郎老人壬生話によると
役者のような男で、目はぱっちりとして引締まった顔でした。むっつりして、余り物を言いません。…男だったそうです。

為坊とのツーショット見てみたいな。ありえないかな?…でもね、ほんとはね、意外に構いたくってしょーがない、子ども好きだったような気がします。自分も子どもだから(笑)


2004年04月17日(土) 車窓にて 目撃 鼻くそのゆくえ

大量の洗濯物のお土産とともに、ダンナさまが無事帰ってきました。

電車内にて「鼻くそホジホジ」目撃す

車内にて「鼻くそホジホジ」目撃する

土曜日、急な交代で仕事先へ向かった。車内は子ども連れも多い。
小学校高学年ぐらいの子を筆頭に、男の子三人が向いに座っていた。

真ん中のおチビちゃんが、かまってほしくて、
右側の体の大きい男の子にちょっかいを出している。

気の優しそうな男の子はまわりの視線をチラチラ気にしながらも、
ベタなギャクで、おチビさんの相手をしてやっていた。

そんな二人に仲間入りをするでもなく、
左側の男の子はどこか拗ねたような表情で退屈そうにしていた。

三人とも兄弟なのかな…?

と何気に見ていたら、面白なさげにダレ〜っと座っていた左の男の子が、
おもむろに鼻をほじくりだした。

あれま、まだ微笑ましく見ている私。

男の子は鼻の穴から抜き出した人差し指をじっと見つめた。

そして、次の瞬間、指先を噛むように、口の中へ入れてしまった!

え゛っ!?…む、む、無意識に入れちゃったんだなぁ…。
同情しつつ眺めていると。

今度は違う方の鼻の穴をほじくりだした。

ま、また、なの…。

彼は、その指を、またも噛んだ。
さらに、再度、ホジホジ。ハ、鼻の穴が広がってしまうぞ。おい。

今度はその指先を、右側の男の子の鼻先へ得意げに突き出した。
男の子が顔をしかめるのをニヤリと見て、また口の中へ。
しょうことなしに、その繰り返し。

結局、終着駅に着くまで、その風景を見るハメになってしまった私。

う、うーん。爪を噛む子はたくさんいるが…。
これも真ん中のお兄ちゃんのストレスなんだろうか。

お母さんらしき人は子ども達の見えるドア付近に立っていた。
娘二人の私には、男の子を持つお母さんに何となく淡い憧れがある。

うーん。お、男の子って…。男の子って…な、何なんだ…っ。


ま、まさか。
歳三さんに…鼻くそホジホジ、ペロリ…こんな習癖はなかっただろうな?
テレビ見ながら股間を掻いたり、新聞見ながら"ブッ"とか……
(だ、誰のことやねんっ)

いや…わからんぞ…男の子って…。
女の子の私には、やはり、永遠の異性…謎……じゃー。


<ワタシモ伝言板>-----------------------------------------

昨日の日記の答えは…。ありがとうございます!

石田国松(ハリスの旋風 @ちばてつや)

♪国松さまのお通りだ〜い! ピンポーン! 大正解です!!

趣味、確かにあってるかもしれません。だって。

昨夜、映画「少林サッカー」を、娘たちと
「こんなのありえーん」などとゲタゲタ笑って観てました。

こういう映画を大まじめに作る国ってすごいな。
徹底的に馬鹿馬鹿しくて、でも、笑い って 深い… のダ。

残念ながら、今のゲーム全然分からないです。
今年、大学生になった甥っ子なら、たぶん楽勝なんだけど。
私が何とか出来るのは、ファミコン時代の、
初代マリオとか、ロードランナーとか、ボンバーマン…ぐらいかな。

掲示板、置こうかな、とも思うんですが、今は日記だけで精一杯…。
早く人間に…、じゃなくて、…まともなHPになりたい。

その時は、また、皆さん、よろしくお願いしまーす。


2004年04月16日(金) マハリク マハリタ アニメ夜話

明日はダンナが出張から帰ってきます。気兼ねなく、夜更かし出来る最後の夜。なのに朝から急に仕事が入りそう。ほどほどに寝なきゃな…。

魔法使いサリーとカブマハリク マハリタ ヤンバラヤンヤンヤン♪

思えば、鉄腕アトムの誕生とともに
TVアニメと育ったようなもの。

当時から面食いだったのか…。
ビルのまちに ガオー 夜のハイウェイに 
ガオー♪ とほえる鉄人28号より

光る海 光る大空 光る大地 
行こう無限の地平線♪
の切れ長エイトマンが好きだった。

妄想遊び。今、私の頭の中では、
ズングリ鉄人28号と、シャープな8マンが
近藤さんと歳三さんのように会話をしてます。 
 
 (魔法使いサリーと悪戯っ子カブ→)



うちの子ども達も知っている魔法使いサリー♪
漫画「三国志」は、ダンナが、以前、よく読んでいた。

横山光輝さん、ご逝去。69歳(4月15日)
…このままいくと、今年はかなりショックを受けそうです。

父母。そして自分。折り返し地点は過ぎた。
これからは、どう生きよう、とあがくより、どう死ぬかを考えよう。
確実に無くしていく時間。ゴールが見えれば生き方も変わる、かな?

懐かしの主題歌イントロクイズ?

♪ボバンババンボン  ブンボバンバババ といえば?

はい。狼少年ケン。では、

♪みらいのくにから やってきた ちえとちからと ゆうきのこ は?

スーパージェッター。正解です。流星号でしたっけ。マッハ15だもん。

では、ライバル?で

♪ソラン ソラン ソラン はるかな宇宙から …あ、答えが出てますね。

最終話はっきりと覚えてませんが、すごく悲しかったような。

宇宙エースもありました。竜の子プロ、といえば、
タイムボカン?いえいえ。そりゃ、なんたって、マッハGO!GO!GO!

お次はサビの部分。

♪フジ丸 フジ丸 風のフジ丸 少年忍者 …はい。そのままです。

そういえば伊賀の影丸はアニメにならなかったんですね。
(その昔。伊賀のカバ丸、という少女漫画もあったような…?)

仮面の忍者赤影は実写版。白影のおじさんに、青影。
赤影の役者さんって、もしかして、新選組血風録に出てた方ですよね?
違うかな…。あの涼しい目もと。色の白さ。

そうそう忍者といえば、忘れてならぬ、白土三平。
忍者武芸帳に サスケに ワタリに カムイーーー!(続・切望)
カムイもアニメになったもんね。フンフンフン。
でも、絶対、原作の方がいい。劇画苦手な方は初期の外伝を。

そーいえば、佐武と市捕り物帳なんて、しぶいアニメもありました。
石森章太郎さんだ。ミュータントサブとか幻魔大戦…懐かしい…。

……しかし、まあ、いつお勉強していたんだ!?


では、きりがないので、最後に。

♪ドンガ ドンガラガッタ ドンガ ドンガラガッタ 

さて、この主人公の名前は誰でしょう…?

みんな若いもん。知らないかな…。生まれてない?(う〜涙) 


2004年04月15日(木) バガボンド (新選組!14回目の妄感)

寝顔3 うたた寝

近藤さんの夢を見ている歳三さん

夢の中で、ふだんは勝てない近藤さんに喧嘩を売ってる歳三少年


--- ● 新選組!第14回目の妄想的感想 「京へ到着」● ---

舞台は京へ。
京といえば鴨川。三条大橋。鴨の河原。
山南さんが脱走した夜は、美しい湖岸の月を見てみたい…。

しょうがないねえ。環境や撮影手法も変わるから、
こればっかりは演出家や、脚本家や、役者さんのせいじゃない。

せまいセットの中ではダイナミックさや、情緒、自然さに欠ける。
あとのシーンの畑にしても、二条城、先斗町にしても。
時代劇これからますます作りにくくなっていくのやろね。
いつまでも新選組血風録が好きなのは、こういう理由もあると思う。

京都編で少し心配なのは、キャラクターの多さ。
容保、龍馬、望月、久坂、桂…。あと薩摩勢も当然出てくるだろうし。
どうぞ焦点が、近藤勇とその周辺からぼけませんように。

そんな中で、八木家の為三郎くんが何とも可愛い。
ひでさんの男装も面白いけど、
為三郎の視線を通して描くだけでも良かったのではと思う。

まあ、そやけど、男装パターンって、
「ンなアホな」と思いつつ、このパターン、みんな好きやね。

「天まであがれ」や「風光る」は女の子が隊士。
「俺たちの新選組」では、なんと山崎が山崎「嬢」に(全て漫画です)
「幕末純情伝」では沖田が牧瀬でしたね。他にもあるかなぁ。

それにしても二人して、まぁ無邪気に触りまくって。
山本歳三さん、分かんないのかねえ。
「いや、俺は最初から知ってたさ」なんて後で言うかしら。
たぶん本物の歳三さんなら…。
きっと、動物的(笑)勘と、経験で、近づいた瞬間、女と知れたかも。

箒のおまじないは、ネタ繰り返し過ぎ。
そういや、その前の酒席で、芹沢鴨に追い払われながら、
「ごゆっくり」と腰低く、にこやかに退席する八木家の道案内人。
腹の底で京都弁でなんと言ってるか、思わず笑ってしまった。

今回、何といっても、注目したのは、佐藤鴨さん。
今までは勧善懲悪の「悪玉」そのものタイプの役者さんが多かったから。
少し線が細い気もするけれど、興味深い。
(従来の時代劇って役者で悪役って分かるもんね)

もし、初めに「燃えよ鉄扇」ありき。だったら、
今頃、たくさんの人が、鴨さん、鴨さんって追いかけてたカモ!? 
立場が変われば見る世界は違う。知らないだけなんだろうな。

あの豆腐と出し巻?のぐちゃぐちゃシーン。
全体がサワヤカままごとな中にあって、あのシーンだけが湿ってる。
芹沢を見返した藤原総司の目線が良かったね。

それと、山南雅人さん。
実は最初はあまり馴染めなかった。あまりに笑顔がブキミで。
私が思う山南さんとは少しイメージが違うんだけど…。

でも、今回、困ったな。好きになってしまった。
ここではノーテンキ役の、左之に優しく頷いてやってる山南さん。
その優しい視線がたまらない。

こーなると、反目する時、辛いなぁ。
温和で優しく、知性があって、カタブツで、騙しがきかない山南さん。
やい、歳三、何とかしろッ。

土方歳三ってさ(ボソ)
戦でボロボロに負けて、負け続きで、無二の近藤や、仲間を失って、
自分も負傷した、宇都宮以前の戦いまでは、

見栄っ張りで、自分の理屈しか信じず、薄情で、小さくて、
要領だけは良くて…30にもなって子どもの延長で…。
(ここぞとばかりにボロくそやねん)

それが、何故にこんなに人気があるのか?
すべては、あの写真一枚と「燃えよ剣」のせいではないかと…。
(はい。自分もその口です)

でも、やっぱ好きやで。中島登の記す、
「…年の長ずるに従い温和にして人の帰すること赤子の母を慕うがごとし」
のように出来すぎた誰かさんより。

近藤さんや土方も「悪くねえ人生」だったかもしれない。
だけど、沖田や、左之や、山南や、
新選組隊士のままでその人生を終わった人達は…。 と時おり思う。
だから、やい、歳三、何とかしろッ …って無茶苦茶な。

京都編、第一回は、まずまずでした。

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(前日の日記の続き)

ついに買ってしまった漫画の名は、

ジャン! 「バガボンド」 井上雄彦 14、15巻です。

で、予想通り? 2冊読み終えた私は本屋さんへとまた走った。

神さまが悪戯してるのか、と思わず苦笑いするような日。

昨日には全巻揃っていたのに…。欲しい、16,17巻だけがない。
まさか同じタイミングで、小次郎編から買おうとした人がいるんだろうか?
16,17なんて随分前の発刊だぞ。

しかたなく18、19と買い、読みたい一心で違う本屋へと走る。
(その昔、この勢いでスラムダンクも全巻買ってしまったんだ)

すごいなぁと思うのは絵もそうだけど、この作者、子どもの描写がすごい。
仕草とか、表情、心の動きとか…。全ての子どもがいじらしく、愛らしい。
男の人なのに、よく観察しているなぁと思う。

そもそもダンナが持ち帰ったモーニング。
落ち武者、市三兄弟の子どもの頃の挿入話。あれを読んだのがいけなかった。
今まで知らぬ振りして我慢していたのに。大出費!


2004年04月14日(水) つるつるりん

すみません。ごめんなさい。前日の日記から妄想がとまりません。
毛がボーボー → 歳三さんは”つるつるりん”??? きゃっ。

胸板比べ?をしてるふたり

「ツルツルやんけ」を多摩弁で言うとどうなるんだろ?
ツルツルやのう?ツルツルじゃねェか?ツルツル…???

何かの本で、錦絵(太平記?)の中に描かれている土方歳三を見ました。小さかったので、上唇の上の黒く見えるところが、それが不精ヒゲなのか、汚れなのか、気になってしょうがありません。
 うーん。不精ヒゲはやした、歳三さんかぁ…。ふーん…。うふっ。
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今日の京都地方は朝から雨降り。珍しく一日家にいます。
二人の子どもは学校へ。ダンナは今日から土曜日まで上海へ出張です。

つーことは………! にんまりっ♪

「新選組!」の感想、今晩、書きます。
3回更新。はじめての快挙 つーか愚挙…だわ。仕事しろーーー。

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●気になっていた漫画を買ってしまった。あかん。絶対、全巻揃える、こりゃ。

 はじめて、その漫画を見たときにハマリそうだったから
 わざと遠ざけていた。
 何度も話題となり、その都度、誘惑に負けそうになったが、
 本屋さんで立ち読み(ビニール)出来ないことをいいことに我慢していた。
 時々、喫茶店などで、ぽつぽつと読む程度で何とか治まっていた。
 もういい歳をして漫画を読んでる場合じゃない。
 子どもたちの本も増える。これ以上、このハムスター小屋のどこに置くのよ。

 ところが、先々週のことだった。
 ダンナがいつも昼飯を食べに行っている、お店が閉店した。
 毎週読んでいた漫画が読めなくなり、自分で買って持ち帰るようになった。
 (注:ダンナはそれほど漫画好きではない。雑誌一冊を10分で読んでしまう)

 そして不幸にもそれは私の目に入った。まだ続いているんや。
 長らく読んでいなかったので話がさっぱり分からない。
 いいことだ。これなら何とか我慢できそう。


 …昨日、本屋さんへ行った。目的は通勤に持ち歩く為の文庫本を買うためだ。
 文春文庫で広瀬仁紀の新刊「新選組風雲録洛中編」が出ていた。

 お目当ての本を探し、何となくコミックコーナーへ行った。
 前々から恥ずかしくて買えずにいる「壬生の銀狼」という少女漫画を
 「今日こそは買おうかな」そんな気だった。
 (漫画購入は自粛していますが、歳三さん関係は別です。おまけに節操なし)

 手に取れず、きらびやかな、まさに少女漫画の表紙を眺めること数分…。
 (よく考えると、こっちの方が恥ずかしやん、オバチャン)
 
 やっぱり…やめとこ。あ…でも何だか漫画が読みたくなってきたな。無性に。

 正直な私の目は早や青年漫画コーナーへ泳いでいた。
 ほらー、もう19巻も出てる。ここまで我慢したのに。今さら買うなよ。なー。
 でもさー…。最近、読んでへんやん。骨太の漫画…。 

 またまた佇むこと数分。…そのうち良い言い訳を見つけた。

 19巻はきついけど、ほら、14巻から新展開やん。
 そや、ここから買うんやったら、6冊で済むやん。
 ううん、試しに1冊だけでもええし。
 それに1冊買ったさかいて、引きずって買うとは限らへんし…。
 そや、この作者、初期の頃の絵は好きやったけど、
 途中から画風が少し変わって、前の方が良かったて思ってたやん。
 な、だから、1冊だけ。いや…うーん、ほな、2冊だけ…。

 
 で、買っちまった。

 さて、その漫画のタイトルは何でしょう?
 続きは、今夜、未明に。+「新選組!」感想文。

 仕事します。 


2004年04月12日(月) M な歯医者さんReport4  狼男の出現

週のはじめ、京都はまるで初夏の陽気。薄着の季節ですね♪

気をつけよう。夏だ。薄着だ。ダイエット! 
…じゃなくて、無駄毛の始末!!

長らく通っている近所の歯医者さんの話です。

青年なのか、中年なのか、よく分からないような雰囲気の先生。
お顔はとっても優しいサワヤカ系。ところが見てしまった。

歯医者さんの毛むくじゃらの腕思わずギョッとしたほどの
顔に似合わず、毛がボーボー!

うーん腕がこうなら…あそこは…。
(と何を想像しているのでしょう?)

ニコニコした坊ちゃん顔に
毛玉の出来そうな胸板を
くっつけてみる…。ぷふっふ。


やっとこさ2本目にかかりました。またまた神経抜くんやて…(涙)
このままトンズラしたいなぁ〜。あの音嫌い。うーん、でも

 ほうっておくと大変なことになりますよ!

と、「たけしの本当は恐い家庭の医学」で言っていた。


分厚い「家庭の医学」本。うちにも一冊あります。怖いです。
どんな症状もあてはまる気がして、夏の怪談話より冷えますー。

 今までの恐怖体験?もどうぞ → report1. report2. report3


2004年04月10日(土) 一週遅れです!(新選組!13回目の妄感)

寝顔2 箱舘
箱舘での歳三さんの寝顔昨年だったか「黒龍の柩」という、
北方謙三の作品を読んだ。
生き方を模索する土方さん像。

ハードボイルドすぎて苦手だけど
どちらかというと
「草莽枯れゆく」に出てくる、
土方の旦那の方が好きかな。

生きていたという創作は多いが、
土方歳三の遺体はいずこに?
やはり五稜郭説が有力かな?

勝ちゃんの隣りで眠りたかったね
歳三さん。



--- ● 新選組!第13回目の妄想的感想 「芹沢鴨 爆発」● ---

あちゃ。とうとう一週間かぶっちゃった!
「京へ到着」で、また感想が変わるのだけど。ま、いいや。

賞賛だけではウソクサイ。批判だけではつまらない。
思ったことを正直に書きますね。

相変わらず、45分が短く感じる。面白い、が、軽い。

変な例えやけど。
喫茶店で週刊誌の漫画を読んでいるような感じ。
その後、書店へ直行して、単行本を買い込むような気になれない。
来週また見られるし、それでいいかぁ、そんなノリ。
16ページに上手に構成された漫画を、毎週、読み捨ててる感じ。
世代の差かな。それだけで片付けるのは淋しいな。

今週の香取勇さん。
情けないなぁーと思わせつつ、最後で、さすが、あんたが大将!
「俺たちの頭は俺らが思っている以上にたいしたお方かもしれない」
の狙いだったんだと思うんですが。

残念ながら、はじめのシーンで威厳のなさが立ちすぎて、
胸に迫るべき歳さんのセリフも私の中では滑ってしまいました。
不感症なのか。…困ったな。

もっと、肝が座って、剛勇なところを見せてくれ、近藤さん〜っ。

お次は、水を得たかえ、山本歳三さん。
さすが実務向きで、要領良く、まめで、こんな感じだったかも。
たたき上げの、泥をもかぶる銀行の次長さん、みたいな。

だけど、歳さん、あんまり近藤さんの前でえばっちゃ、嫌っ。
「(あんたを)男にする」言葉に出すと軽くなるよ。

勝気で美人な女房殿に「…勝手に賭け(惚れ)られてもな」って、
香取勇さんの困った声が聞こえてきそう…。

実際の歳三さんはどんな人か、いまだはっきりしないけど、
個人的には激しさを胸に秘め、ナンバー2に徹している歳三さんが好き。

三歩下がって、そのくせ、しっかり操縦してる昔の女房殿と、
「こっち、こっち」と、先を歩いて手を引っ張ってる、
分かりやすい現代ッ子みたいな…違いかな。
私?私なら並んで歩くよ。パートナーとは。手をつないで。
これも変な例えですみません。

それにしても、もう一人のナンバー2。新見が絶妙。カエルに似てる。
クセモノ新見とのナンバー2対決が、この先、楽しそうですね。
新見さんの、「消せ」とか、あの空気が抜けたような言い方がオモロイ。

で、もう一人の大将、佐藤鴨は、爆発というには大人しかったかな。
乱暴者で片付けられる芹沢鴨も色んなことがあったんでしょうね。
なかなか興味深い人物です。

ただ、粕谷に「…見極めているのだ」と言わせてるセリフ。
こんなのは説明じゃなくて、流れや、演技の中で見せてほしい。

山南さんの目がキラキラ。土方もプライド高いけど、
山南敬助さんのプライドは純潔、無器用で、それ以上かも。
ふだん温厚で穏やかな人だけに、
一度、表に出るとひっこみがつかなくなるのかな。

世間にもまれて、世慣れしている土方の方が、
「まぁま」と案外、腰が柔かかったかも。
池田屋に加わらなかった理由がどうなるか、これも関心大です。

「余計なお世話だよな…」と地声でつぶやく藤原総司
この総司、くったくなく天真爛漫。いいですね。
総司にとっては理屈じゃなく、
近藤、土方が絶対の世界だったんでしょうね。

…なんちゅうか。時代劇といえば、
ある程度、勧善懲悪みたいなところがありますね。
実際、世の中はそう単純ではないから、だからこそ、
時代劇に、非現実に、そういう部分を求めているような…。

「!」は、笑い系を装ってはいるが、
実はくそまじめで、丁寧に細部を書こうとするあまり、
小さくおさまってしまってるんじゃないかな。
(わー。なんちゅう生意気な…。すいません。読んでないってば)

とにかく香取勇が元気出さなきゃ。魅力が半減。がんばれっ。
勇 爆発!が見たい。池田屋までは待てんぞ。

来週、つーか、今日だ。いよいよ京都編に突入。
芸達者な八木家の人々。お梅さんも色気がにおい立ちそうで。
もしかして試衛館版、京都編になりそうな予感も…。

 ま、それもいいかも。どやねん。


2004年04月09日(金) ぼ、ぼくは か、かなしいんだな。

生まれた時から辿りつくところはみんな同じ。

やんちゃな子どもの頃の歳三さんの寝顔。可愛いっ♪

土方歳三は武州多摩郡石田村で天保6年に生まれた。
父義諄は、歳三が生まれる数ヶ月前に亡くなり、
母えつも歳三が6歳のときに亡くなっている。

(昭和53年11月10日発刊 小島資料館目録より)


テレビでよく見ていた人が立て続けに亡くなる。

いかりや長介さん、風車の弥七(中谷一郎)さんに続いて、
7日には「裸の大将」山下清役の芦屋雁之助さんも…。

役柄でしか知らない遠い存在ではあるけれど
あの人が逝った。この人が逝った。やはり寂しい。

なぁ、おかあちゃん。うちもそんな年になったみたいやで。
悲しいなぁ。

だから 真摯に生きたい。 しっかり見守りたい。 
 
後悔ばかりで、難しいんやけどね。


2004年04月07日(水) 通話前 ・通話後のあなた

夕方は、主婦にとって一番忙しい時間。
仕事から家に帰ると、待っていたように、立て続けに電話が入った。

電話でくどく歳三さん
うふっ♪ 
もしも、あの時代に電話があったなら

「左之!ぐだぐだ言わねぇで仕事しろッ」
とか。

「勝さんよ。そいつはちょっと話が違うぜ」
とか。

ううん。

「あのさ。俺とうなぎ喰いにいかねえ?」
なんてボソボソと。

やっぱし、テレリと言ってるのかな?

 ヨッ!文久の色男・マメ男♪




一本目は6月から職練講習でお世話になる派遣会社からでした。
「近々、打ち合わせをしますので。大阪で」
ヤレヤレ。また似合わないスーツを着ないと…。

二本目はダンナのお義母さんからでした。
「屋根の修理がやっと終わったんえ」

延々と続く長話。どこで切ろうかと考えてる。
「あんたとこのお母さんはどうえ。元気にしたはるか?」
もっと優しくしてあげなきゃ、と思うのに。ついイライラ。

三本目は歓迎したくない某教育関係のセールス電話。
「小学校のお子さんがいらっしゃいますよね?」
なんでアンタが知ってんのよ。

「そういうお話でしたらいりません」
「まだ何も話していませんよ、お母さん。ちゃんと聞いて下さい」
あーいや、こーいう。そーいや、ジョーユウってのもありましたっけ。

だいたい。私しゃ、アンタのお母さんやないぞ。
なんやねん。こいつ。空気の読めない、お喋り男は嫌いだ。

相手も仕事だ…と思うと、せめて気持ち良く断ろうと思うのだけど。
しだいにムカムカ。なんでこんなにシツコイんだろう。

最後に子供会の役員さんから。
「名簿に訂正があるんやけど直してくれる?」
ハイハイ。お安い御用で…。FDもついでに付けましょう。
役…とちゃうんやけど。ま、いいや。お役に立つんなら。

もともとヘタすると、24時間誰と口をきかなくても平気な私。
そんな私が、ここ数年、客商売(インスト)をしてる。
サービス業。当然、相手の機嫌を取ることも。

かなり無理してんのかな、と思いきや、結構、好きで喋ってたりする。
(人によりけりやけど)

無愛想なんか人懐こいのかよう分からん。性格も変わるのかな。

例のセールス電話を聞いていた子どもが
「お母さん。だんだん声がとがってるで。言うてることは優しいけど」
「何も話さんとガチャンと切りな。聞いてるとイライラするわ」
と、二人の子どもに叱られる。観察眼も中々するどい。

お義母さんとの長電話のあと、長女がひとこと。
「切ったあとで、ため息つくん、やめや」…はい…。

 声はにこやかだけど、仏頂面。 
 さてさて、電話の向うは、今、どんな顔?


2004年04月06日(火) オバチャンの言い訳

あーっ! またやってしもた。

土曜、日曜と、旅行に行くのでビデオをしっかりセット。 

…見事に撮れていなかった。

最近、ビデオの調子がおかしい。ほんまやで。

…と、機械のせいにする。

そうだ。この際だ。DVD Playerを買おう!

でもって、うふっ♪ 母の日のプレゼントは

7月発売予定の新選組血風録(初回生産分のみ限定仕様)の予約♪

…と勝手に決める。

ゆえに。

13回目の感想は、今、少しお待ちを… 誰も待ってない!? さようで。

★----落書き遊び まくら投げ----★

投げつけられた枕をよける歳三さん

「土方さんもやりましょうよ。ほら、顔がしたいって言ってますよ」

「得意でしょ。八つ当たりのまくら投げ」

(八つ当たり…。あの時期、一番辛かったんやね。茶化したらあかんな。堪忍)



「馬鹿野郎。枕ってのはな。…こ」

さて、その後、歳三さんはどうしたでしょう?

1.「こう投げるもんだ」と、総司&平助コンビに投げ返す。

2.「こう使うもんだ」と、呆れてタヌキ寝入りを決め込む。

3.「近藤さんはどこだ?うるさくて眠れねえ」とこれ幸い。
 いそいそと枕を抱いて勝ちゃんの部屋へ行く。…えっ?

 
 何やってんだか。明日も仕事。お弁当作り。土産も持っていかなきゃ。
 


2004年04月05日(月) 風車の弥七は泊まってないだろうな

草津本陣にてうふふっ♪「うふふっ」の理由は読んでね。

草津宿本陣と草津宿街道交流館の入館パンフレット

「草津宿本陣」と「草津宿街道交流館」の入館パンフレット
宿駅散策ー近江東海道中絵巻(草津)のホームページへ

土、日と予定通り、お隣りの滋賀県へ遊びに行ってきました。

京都の蹴上げからインクラインを通ってのドライブは花見客で渋滞。
だいたい家を出たのが夕方近くだから仕方がない。
宿泊先に付いたのが午後七時。着いた早々に、
予約していた近江牛鉄板焼きのレストランへ行きました。リッチでしょ。

子どもたちは初めて目の前で焼かれるステーキに目を白黒させながらも
一皿ずつ出てくるお料理に、お行儀よく、美味しく頂きました。

ファミレスに、回転寿司、安くて、美味しくて、何より気楽で、
だけど、たまには贅沢。礼をつくして食べることを楽しみたい。

「はれ」と「くもり」ならぬ「け」
 …我が家はほとんど「け」ばかりだけどな。ほんま。

残念ながら、翌朝は予想していた通り、朝から雨降りでした。
晴れならば彦根のお城か、水郷めぐりもいいなと思っていたのですが。
冗談で言っていた映画館へ行くことに。

「イノセンス」派の長女&父親 VS 「ワンピース」派の次女&母親
でも結局「イノセンス」が夕方からの上映しかなく、ワンピースを見ました。

いやー、某日記作家さんの書かれた通り、意外に面白かった〜♪
呪われた剣に心奪われた悪役剣士の登場で、和風ティスト。
夢と、ロマンと、友情と、笑い…これぞ少年マンガの王道ですな。
あぁ、なんて単純な私。お子様なみか。ダンナは半分寝てました。

帰り道、特に行きたい所もないというので、冒頭の「草津宿本陣」へ。
このところのブームで、新選組関係のパネルも展示されていました。
そして、広く薄暗い本陣の中で目にしたものは…。

大福帳ーーーーーーーォ!

慶応元年、5月9日 土方歳三
斎藤一、伊藤(東。くずし字は「藤」に見えます)甲子太郎、そして
藤堂平助らの名前が。

説明によれば、江戸へ隊士募集に行った際に、
土方らが新入隊士らとともに宿泊したものらしい。

家に帰ったら年表と付き合わせてみようと、と思いつつ、
ぼーっと墨字を眺めていると…。
この4人でどんな会話をしたんだろうか、とか
どの部屋に泊まったんだろうか、とか、次々と妄想が浮かんでくる。

一人部屋だったんだろうか。二人部屋なら、やっぱり斎藤と一緒…?
まさか、まさかなー、甲子太郎と一緒ってことはないやろなぁ〜。
寝起きは良かったんかな?どんな寝相かな…。
歳三さんの寝顔…うわぁ…えへへ…きゃい…困ったなぁ。

その後、近くにあった草津宿街道交流館へ。
ここにも新選組に関した展示がありました。
京都にお越しの節は、美しい琵琶湖、お隣り滋賀県へもぜひ♪
近江商人の町、近江八幡など良い所がたくさんありますよ。

それにしても子ども達が幼かった頃は、滋賀県なら、
希望ケ丘、ブルーメの丘、朽木グリーンパーク、ワンワン王国…など
よく行ったものだけど。。。もう卒業。ちょっと淋しいなぁ。

ねえ、ダンナさま。子どもたちが大きくなったら…。
名物の団子でも食べながら、のんびり気のむくまま旅に出たいな。
それまで御身大切に。そして、みんなが元気で暮らせますように。


2004年04月03日(土) ちびたとドラえもん

もしも ドラえもんがいたら

お疲れさま

頭の中に踊る色とりどりの様々なイメージをそのままに
真っ白い紙の上に再現できる道具…。

名づけて『妄想再現機』とでも申しましょうか。

空想することが大好きな子どもの頃、欲しくてたまらなかった。
心の中に詰まるたくさんの思いを伝えたくて。苦しくて。
そして30年経った今も、ひそかに…同じ。
進歩なしってことなのネ…。

はきだしたい。ぶつけたい。心のままに。描けるようになりたいなぁ。
--------------------------------------------

今日は長女の部活の帰りを待って、ちょっとおでかけ。

いざ、お隣りの滋賀県へ。

仕事を持つ父と母。部活で忙しい中学生の長女。
小学生の妹だけが一人退屈している春休み。近所の友だちと健気に遊んではいるが、ちょっと可愛そう。

そんなこんなで、昨夜、みんなの予定があったので、急に思い立ちました。

こんな時、netってほんまに便利やね。
まぎわの宿で泊まる所をGet!

わざわざ泊まりじゃなくっても、日帰りで十分の距離。
ちょっと、もったいないが、みんなでノンビリするのが目的だもん。

近江牛を食べて、桜を見て、ぼーっとして、
子ども達の好きな映画ワンピースでも見るかァ。

そうだ!忘れずにビデオもセットしなきゃ。新選組!〜。

では、ぼちぼち…。ちょっと曇り空かなぁ。明日は雨かも…残念。

 …それにしても。さっきから。
 お出かけと決まって、私より、子どもより、ダンナが一番上機嫌。この不思議さよ。
 お願い。趣味を見つけてね。子ども達も成長するよ。


2004年04月01日(木) 私。。。妊娠した。産むわ

今日はエイプリルフール。ゆかいな嘘つきさんに出会いましたか?

それとも 「私。。。妊娠した。産むわ」
こんな着信メールに慌てふためいた殿方はいるのかなぁ…?

産むわの偽メールにドキリとする歳三さん変な意味やなくて
土方歳三の惚れた相手は
近藤勇と思いたい。

そやけど、
あんな歳三さんやもん。

DNAは今もひそかに
生き続けているかもしれへんなあ。

もしかしたら、
どこかで出会ったりしてるかな?
それこそエイプリルフール。

女の子やったら、さぞ美人やろ。
性格は案外おしゃべりで、陽気で、
淋しがりやの女の子…かな?

夜のコマを終え、疲れた足で電車に乗ったのが午後10時前。
メールの着信音。開いてみると、

いきなり 「私。。。妊娠した 産むわ」 の文字が!

送信元は同じ仕事仲間の年下美人のAさんからだった。

えーーっ!嘘ォ!ほ…ほんとに…まさか…!?…三人目!?

その時、私の頭をすばやくよぎったのは、

ここの授業は誰がするねん?

…という、祝福でも、心配でもなく、真っ先にわが仕事の心配だった。

だって。

6月から、私しゃ、また雇用へ出稼ぎにでるぞ。
オーナーに話したもん。今さらダメちゅうても困るぞ。

そやけどなぁ…。お腹大きいなったら出来ひんやんなぁ。
えーっと、何ヶ月や…。どないすんねん。ここ。

と、オーナーでもないのに悩み始めた頃、第2弾のメールがきた。

「もっとびっくりすると思ったんだけどな。今日はエイプリルフール」

だってさ。あー、もう。このヤロぉ。

そして、早々に第3弾。

「…私のおなか万年妊娠五ヶ月よ」って。

Aさんが五ヶ月なら、私は、すでに臨月かも…。

それにしても、仕事の心配が先なんて…。なんて薄情な私だろ。


Sako