京のいけず日記

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2004年03月30日(火) 「怒らないから言えッ」遊び&近況 ★追加

ある日、近藤さんの好物の大福が消えました。

怒らないから言ってみろ、と近藤に叱られている歳三さん

なんだよ。饅頭、喰ったぐらいで。
イマドキの歳三 15歳



昨夜、よい歳をして、パソコンと「うちわキット」で、ジャニーズの応援うちわ?よろしく、梅小紋の「歳三さんうちわ」を作った。いえ、授業のお楽しみでやるもんで。生徒さんの見本にと。ほんま、こんなん作るん嫌いなんよ。はい、ほんまです♪


パソコンの操作はおぼつかないが、写真の腕前は確か。昔は、現像は自分でやったもんだと言う元気なおじいちゃん達。すごいなぁ。パソコンの操作が出来たって中味がカラじゃ、何にもならないもんね。

今日は持参して頂いた写真等をスキャナで取り込む方法。見本で作ったうちわ(表は歳三の写真。裏は栗塚旭さんの切り出し)を見せたら、その中の妙齢の女性が、嬉しそうに手にとり、
「うちのお父さんが昔栗塚さんに教えたことがある…」
さらに、「ほんまにきれいな人やったねえ」…と。

えー、何、何、何を教えたって???間近で見たことがあるの?その方と、もっと話したかったが、男性諸君の面白くない(?)視線を感じて、やむなく残念…。幾つになっても男と女。いや変わんないのは男の方か。



6月からまた仕事、長期の雇用訓練が入りそう。PPとAccessが追加。こちらはビシバシ。変身。就職してもらわんと。



近くの美大で、生涯学習講座があるとか。「日本画基礎」と、Mac使用「フォトショップ」と「イラストレーター」の入門講習があるようだ。初心者でも可なら受けたいな。どっちか。



日曜日の夜はパソボラ関係の打ち上げ会。納豆(さすがにキナコはいない)や、食べ物、うわさ話、etc。気負うこともなく楽しかった。お酒も味見とまわし飲み。一番年下の白杖の彼女、かなりご機嫌さん。あんじょう帰れたかな。

で、私を除く、みんな、いい人。すごい人。自分自身も楽しみながら、ごく当り前のように、人のために役立てようと忙しい時間の中を活動されている。

なんの報酬もない、ある取り組み。でも、価値ある最初の一歩。フロンティア、名誉はありますね、と、おだやかに笑う。みんな「能ある鷹は爪隠す」の通り、奥ゆかしい人達ばかり。

少し感動しつつ家に帰って、撮っておいた「新選組!」のビデオを見る。「ろくな死に方しませんぜ」と「必殺!口封じ○○」…これだもん。

歳さんよ。早く成長しろ。私もがんばります。


2004年03月29日(月) 怒らないから言えッ (新選組!12回目の妄感)

----- ● 新選組!第12回目の妄想的感想 「西へ!」● -----

新人物往来社発行雑誌「歴史読本」昭和55年7月号
いきなりですが、なんちゅうても、これッ。

捨助の大金をだまし取り、
清河に越後屋よろしく袖の下をつかませ、
近藤の役付きに根回しした歳三に、
香取勇が言ったセリフ。

「怒らないから言えッ」

近藤にそんなセリフを言われてる土方さん。
もう、めちゃくちゃ可愛いーっ。
頭上がらないのね。やっぱり弟分だ。

だからね、近藤さん。
いつも大将でいて下さい。歳三さんの。

新人物往来社発行雑誌
「歴史読本」昭和55年7月号

先週は辛気臭いと思ったのだけど、
テンポは遅からず早からず、ちょうど良かった。
場面展開も同じ話の流れの中であるので気にならない。慣れたかな。
できたら、ずっと、この感じでいってほしいな。

(それぞれの話が同時展開、切り回しだった最初の頃は、まるで漫画のようで…。落ち着かなかったもんで、はい)

それにしても歳三さんも悪じゃのうー。
「銭を粗末にする奴はろくな死に方しませんよ」ってすごみ方。
一瞬、「仕事人」を見てるのかと思った。

あざとさが、まだまだ子どもぽいが、筋書きを書く土方。
こうして近藤さんは振り回されていくのね。
でも、それも土方の気持ちが分かっているからこそ、
時に暴走しても、受け入れていく。

今は何かと土方のほうが評価されているけれど、
やっぱり近藤さんあっての歳三さんやねえ。

集合のシーンで、向うからやってくる近藤を気にしてる土方。
ちょっと目を反らしたりなんかして。やましいんだ。ふふっふ。

無役の近藤が、どうして先番宿割りの役についたか?
これからの土方を予想させる登場。ふふーん。こうなワケだぁ。

今までのは、たいてい、宿割りなんぞ、
「慣れねえことをさせやがる」「あの人には向いてねえ」
の展開だったので新鮮でした。

ただ、どっちかというと、無器用で、コマワリのきかない近藤さんを、
ハラハラ心配してる土方歳三のほうが好きかな?

それにしても、藤原総司と中村平助ほんと犬ころみたいで可愛いなぁ。
山南さんのシーンよりも、平助、何だかこっちの方が胸が痛くなりそうだ。

痛いといえば、
「でも、みんな、遠い昔…」近藤とおみつさんのツーショット。
はちゃめちゃ騒いで、突っ走って、時は流れて、こんなふうに…。
最後、盛上げていくんだろうね。

永倉の新八さん。
やっぱり一番、時代劇してるかも。ちょっと人物が出来過ぎだけど。いいな。
(ちなみに一番好きなのは夏八木勲さんの永倉さん。あのバタ臭い草刈が沖田総司を演じてたやつです。新選組始末記(TV))

佐藤の鴨さん、新見さんの役者さん、いいじゃないですかぁ。
やはり敵役、仇役が、強力かつ、魅力的でないとつまりませんもの。

琴さんの「その後」の表情も良かったです。なんか、初めて「おっ」と思った。
いかにも女な、…嫌な部分を演じていければ化けるかも…。

最後に、おーい、捨助さん。こんな役なんやねえ、ずっと。
がんばれよ。で、どこまでも追いかけて、めちゃくちゃかき回して、
山本歳三さんを困らして下さい。

実在の松本捨助さん。歳三の親戚で、19で京へ。
長男を理由に入隊を許可されず、追い返される。
その後、戊辰戦争の敗走の中で、24歳の捨助を故郷へ帰した歳三さん。

身内可愛さにしろ、やっぱり優しい…。

いや、冷徹に判断して足手まといだから帰したのかな。

自分の姿を身内に見られるのも嫌だったせいもあるだろうな。

いや、自分の前で百姓の捨助にウロウロされるのが嫌だったりしたり…。

優しくて、冷酷で、薄情で、ナルシストで、見えっぱりで、それでいて
まっすぐで可愛らしい…(あ、もう、かなり年食ってるんで堪忍してね)

山南さん、ほんとに何とかならなかったのかなぁ。歳三さん。
せっかく山南が話してんのに寝ましたね、寝んな。つーの。
で、また始まったと思いつつ、しっかり聞いてんのでしょうね。

水と油。だから逆に惹かれる部分…はなかったのかな。感傷しすぎか。

 …分倍河原…。なんだか懐かしい地名です♪


2004年03月27日(土) ビューネくん 春の美容院

 春なので美容院へ行った。

ビューネ歳三くんあれは何のCMだったか。
化粧品…?やよね。

ビューネエンジェルの前の
ビューネくんのCMが好きだった。

何だか猫みたい。癒されるって感じ。

幸か不幸か(幸せなん、たぶん)
一人にもなれない今は
それほどにも思わないけれど。

仕事で精一杯背伸びしてた独身時代。
ただ、なんにも言わずに、
ただ優しくて、
ふわっと包み込んでくれる
ビューネくんがいたらいいなぁ
なんて思ってた。

恋人のように密接した関係じゃなくて。

優しいビューネ歳三くんと、
どこかの勝ちゃんの落書き♪
(12回歳三…おぉ、鬼の面目躍如!?)



美容院に新しいスタッフが入っていた。
まだ、ぎこちない様子の若い男の子(ニマッ♪こらこら)

美容院でいつも思うこと。
気を使って何かと話かけてきてくれる。
それも、たぶん、お客さんの年齢に合わせた話題を…。

自分の親ぐらいのオバチャン相手に、
何か話さなきゃ。お喋りで盛上げなきゃ…と思うのかな。
母親とは家でもそんなに話さないだろうに。

「こんにちは、今日は良いお天気ですねー」

張り切ってるのか、緊張か。ハイテンション。

「どこかお出かけですか?」

…出かけなあかんのかいっ。

と思いつつ、こちらも話しかけられると
つい応えなきゃ悪いなぁ、と思う律儀な性格で。

ニコヤカに、なんなと応える。

と、サワヤカに、なんなと返る。

今なら旬ネタ、お花見、子ども、週刊誌…おばちゃん御用達ネタ。

なあ、そんな話やめて
パソコンとか新選組の話せえへん?流山での土方の行動についてとか。

互いに気を使って無難なネタで無難な応酬。
疲れるなぁ…、とちょっと気を抜くと、沈黙がやってくる。

…困ったなぁ。気まずい沈黙。ごめんね。

おっ。いつもの美容師さん。タッチ交代。良かったね。

私もね。

いつもは週刊誌もそこそこに、たいがい途中で眠りこむ。
「疲れてはるんやね」ほっておいてくれるのが気持ちいい。

あー。でも気持ち良かったよ。大きな手のシャンプー♪


2004年03月26日(金) お仕事お疲れさま♪

週末まで仕事持ち込みの皆さまお疲れさまです! お疲れのないように。

電車の中でパソコンをする歳三さん電車の車内で
膝の上のノートパソコンを
しきりと触っていたビジネスマン。

グレイの背広。小紋柄のネクタイ。
茶色の靴はデザインが凝っている。
両耳にはイヤホン。

中々、お洒落な中年男性だ。
ちょとみ「松平さん」に似てた♪
健さんじゃないよ。チカラノスケ。

何を見ているのかな?
時々、彼の口元がゆるむ。

次の駅で乗り合わせた男性が
うさんくさげに、
でも…しっかり覗いていた。

ねえねえ、何見てるん??
何してるん?気になるなぁぁ。



さて、さて。この日曜日はパソボラ関係の打ち上げが夜に♪
 (新選組!忘れずにビデオ撮らなにゃ〜)

次の日曜日は仕事先のお花見会…げっ。…でござんす。
 (あんまり行きたくないなぁ。コチラは)


桜の花咲く季節ですが…

 我年も花に咲れて尚古し(玉)

うふっ。豊玉さんの発句です。今、通勤途中でこんな本を読んでます。

俳遊の人・土方歳三  著作:管 宗次 PHP新書 @720

小説ではありませんが、
近藤勇や土方歳三の残した和歌や漢詩、句から浮かび上がる
人物像がとっても興味深く面白い本です。お奨め。

近藤の和歌、漢詩、文芸に取り組む姿勢について。本書より一部抜粋。

近藤勇は真面目な人であったなあと思える。オジサンがパソコン講習会で、社内の若いOLの冷笑をあびながら、一生懸命に取り組んでいるようである。つまり楽しんで仕事に取り組んでいるのではなくて、お仕事であるから必死に取り組んでいるのである。

仕事がら情景が浮かんで、にやりとしてしまった。
近藤さんがそうなら、さしずめ歳三さんは、

みんながExcel演習に取り組んでいる最中に、ちゃっかりこっそりネットを楽しんでいる若者。で、コホンと咳払いしたら、悪びれもせず、悪戯げな視線をよこし、すまし顔でタスクを切り替えるような奴。いるな。こんな受講生!


2004年03月25日(木) ある夜の妄想遊び

事の起こりは…、先週の「新選組!」(前回の日記

「天まであがれ」という昔の少女漫画を無性に読みたくなった。

そして我慢できずに、夜の夜中ー。
押入れの中に眠る何箱かのダンボールをあさりはじめた…。

おめあての「天まで」は、どうやらまだ実家の本棚らしい。
その代わりに出てきたのは…うふっ…♪♪♪♪♪

ひ、ひ、ひじょーに長くなるので、またおいおい…。

その中には、ホコリにまみれた、
昭和50年発行の歴史読本(新人物往来社刊)や、東海道の古地図とか、
一億人の昭和史(明治・幕末編)などの雑誌もありました。

鴻池四方山話 ← その雑誌の中にあったのが、これ。
「鴻池四方山話」という広告。

大坂に拠点をおく、両替商の「鴻池」が前身の、某銀行の広告でした。

鴻池といえば。何といっても新選組が、何かと、金策でお世話になったところ。

銀行に借金にきた歳三さん
むふふっ。

何を隠(さんでもええんやけど)
うら若き乙女の頃、
しばし、その某銀行とやらにいました。

もしかして時空のゆがみがあったなら
こんなこともあったりして
(ないない)

そのうち京都の地銀も
女子行員の浴衣(夏)に対抗して
男はこんなハッピを着るはめに?

嵐山のトロッコ電車の
車掌さんも着てるらしい。
知らなんだ。

道理で、JR嵯峨駅の前にも
真紅の誠の旗があるワケね。
ちょっと、ため息----。


甘いのか、酸いのか、柔いのか、硬いのか、鬼か、仏か…。
私にとっては、いつまでも、ようワカラン人物です。

特別な人ではなく、その時代に生きていた人物。
ちゃんと最後まで生きて、ちゃんと死んでいった人。えらいぞ。歳三さん。

気がついたら、いつもスタート地点に戻ってます。

土方歳三とは、さて、どんな人?
今日も足したり、引いたり、遊んだり…。妄想遊び。歳三さん遊び。
ごめんね。実在していた土方さん。


・福地桜痴
「土方の方は一寸商人風なところがあり…(略)」

・流泉少史
「人との応対にもぬけめなく、且つ如才なかった男だけに、少しく気障なところがないでもなく、人によっては毛嫌いする者も…(略)」

 毛嫌いだって…さもありなん? …さて、さて、その実体はいかに?


2004年03月23日(火) 男のバカ笑い (新選組!11回目の妄感)

きかん気な表情の歳三さん21歳「新選組!」第11話の中で
出立前の姉と弟のシーンがあった。

牛革草の草刈りのエピソード挿入は
ファンサービスのつもりかな?

きかぬげな末っ子の弟。
母代わりのような姉のおのぶさんにしたら、
いつまでも心配させる、世話のかかる、
可愛い弟であっただろうな。

ばかな子ほど可愛いっていいますもん。
いえ誰とは…。はい。

盟友、近藤さんの死後も、
一人遠い蝦夷で戦いつづけた、この弟を
おのぶさんは、どう思っていただろう…。

 ←21歳ぐらいのすねた歳三さん
 (竹刀も、刀も描くのん、難しい。てへ)


ある方の日記を読んで、そーいえば、昔。
「おれたちひょうきん族」ってお笑い番組があったなと思い出した。

よく兄弟喧嘩をした長兄は、
今ではオッサンというより、もうシニアに近い年齢になったが、
当時、「ひょうきん族」が大好きだった。
ドリフの笑いは卒業していた。タケチャンマンの出てくるあれだ。

ふだんはめったと笑わない兄だったが、
眉をひそめるほど、無邪気にアホみたいに笑っていた。

兄だけかと思っていたら、嫁いだ姉のご主人も同じようで、
いつもバカ笑いをしてはマジメな姉を呆れさせていた。

私と違い、子どもの頃はさぞかし優等生であっただろう、ダンナ様。
お堅いニュース番組や、教育番組ばかり見ているかと思うと、
バラエティや、深夜のお笑いおちょくり番組を見ては、
時々、身を揺すっている。

この三人。おまけに、必ずと言っていいほど、
CMの短い間にチャンネルを替えまくる。

何がそんなに面白いん…?男の悪ノリ、バカ笑い…。
たぶん試衛館の連中もきっとこんなんだったんだろうな。
山南さんは別だったかなぁ…。歳三のおたんちん。


--- ● 新選組!第11回目の妄想的感想 「母上行って来ます」● ---

あれっ?と、最初に思ったのは、テンポがいつもとちゃう…?

じつは、ちょっと流れに辛気臭さを感じた。
どちらかといえばクサイ、従来の時代劇が好きなんだけれど、
軽妙な現代風コマ割りに慣れてしまったせいかもしれないな。
先週から続いている出立前の話も引っ張りすぎの感がある。

作・三谷幸喜の「作」って、脚本のことだけをいうのかな?
監督というのは演出家のことと思ったらいいのかな?
はじめて気がついたけど、回によって、演出って変わってはるんや…。
へぇ。って思った。

予告編を見ると、来週もまだ出立前のドタバタが続きそう…?
せっかく流れが動き出しているのに、
いっきに転がしてしまった方が勢いがあって良いのではと思った。

藤原総司と、中村平助は、ほんに伸び伸びと屈託がない。
それとは対照的に気になるのが、近藤勇=香取勇さん。

何だか痛々しく感じる。
三谷勇までにはないにしろ、私の思い描く近藤勇も
カタブツで、少々、理屈ぽい一面があったと思う。

だけど、それにしても「痛々しい近藤勇」というイメージはない。
ドラマの中で、武人である近藤勇の姿がどこにも感じられないのが淋しい。

何て言ったらいいか…とにかく理屈ぽい。
近藤自身のセリフを減らして、
ストーリーでグイグイ押していくほうがいいような気も。
すみません。何かめちゃくちゃ偉そうなこと書いてます?

なんたって主役なんだから。
三谷勇さん、香取勇さん、がんばって下さい。あんたが大将!
歳三なんかほっとけ。(嘘)

そうそう近藤勇といえば、虎徹でしたね。
実際、こういう話もありえたかも。
阿南さん、いいですねー。役者さん、好き。

虎徹にまつわる話はたくさんありますが、
私が好きなのは「新撰組血風録」という作品の中での演出。
(NET(現朝日TV)系TV昭和40年〜41放送。今はビデオが出ています。
結城信二さん脚本。原作の司馬さんの小説とはまた違うのが面白い♪)

「近藤さんが虎徹と思っているならそれでいい。
(あかせば)本物の虎徹と思っている近藤さんが、かわいそうだ」

わけあって、偽の刀を虎徹と偽って近藤に売りつけた娘。
娘の虚言と見破りながら怒りを秘め黙認する土方
(↑めちゃくちゃ怖い顔してます。若い頃の栗塚さん)

「近藤さんが、かわいそうだ」
娘が帰ったあと、なぜにと詰め寄る沖田や山南に土方が言ったセリフです。
泣けるぞう。もちろん、作り物(創作)ですが…。

で、近藤さんの虎徹に、歳三さんの草刈りのエピソードに、と
ファンにとってはサービス満点だったわけですが。
ゆえに話として、まとまり感がないような気がしました。

今回のメインは、ふでさんとの和解だったのかな?

「行っておいで。勇」
さすがに言葉に説得力があり、いい場面ではありますが、
果たしてこのシーン、いるのかなぁ、と思った。
先週の周斎との親子シーン。今回はふでと…、少々、食傷気味。

いけず、ついでに、以下、ひとこと。

新八さんのアルバイトはこのため(市川宇八郎)やったんですかぁ。
なるへそとは思うけど、このシーンもいるかなぁ…?

栗塚さ〜ん!
嬉しいけれど、…ちょっとそこだけ時代がかってるのが悲しいです。

伊東甲子太郎さん。
お気の毒に。ここでも悪もんキャラと決めつけられているんですね。

桂がまた出てる。なんでー。


おみつさんは、またまた相変わらずでしたが…、
姉と弟、みつ×総司で、これも好きなシーンがあります。漫画ですが。

木原敏江の「天まであがれ」
(ここでは土方歳三ならぬ「フィリップ」歳三さん。近藤ではなく、総司とおみきどっくりになっています。「しまりんご」ですね。え?…はい。何のことか?すみません。)

瞳キラキラ。時々、薔薇の花も登場します(笑)
だけど、たまらなくロマンと優しい気持ちにあふれてます。
ストーリーにしてもはちゃめちゃ。史実なんて、どこ?だけど。

ちなみに娘(PMとか、西遊記とか、シャーマンキングとか、鋼とか好き)は
こんなん嫌いじゃ、と抜かしおった。おのれ、成敗いたす。

で、今、手元にないんで、うろ覚えですが、

おみつさんが、近藤、土方を前にして、
「あなた(総司)も、近藤先生と土方さんにきちんと挨拶なさい」
と、総司に促すシーン。
「照れるなぁ」とか何とか言いながら、
総司はしゃんと姿勢を正し、二人にきちんと手をついて挨拶する。

「新選組!」意識してそうされてるのかもしれないですが、
登場人物がみんな子どもぽい…気がします。

 次回に期待っ!何だかんだ言っても日曜日が楽しみ♪


2004年03月20日(土) 訃報 チョーさん (新選組!10回目の妄感)

昔は、母が新聞やテレビで訃報を聞いて、
知った人がよく亡くなると嘆いていた。

いかりや長介さん、72歳。お若いです。まだまだ。
♪エンヤーコラヤ… で育ってきたもの。かなり、ショックです。

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このあいだ漫画喫茶で、久々に今市子の百鬼夜行抄を読んだ。好きだった漫画家の一人。
そして今日、立ち寄った本屋さんで見つけ、誘惑に負け買うことに(少女漫画など久々)

そしたら中2の娘が「これ(→)もいいよ。お母さん」と持ってきた。蟲師(むしし)。読んだことはないけれど、確か、若いエンピツ作家さんの日記の中にお奨めで出てきてた漫画。ふーん、これかぁ。表紙を見て…買ってしまった。あとね、一ノ関圭のなんか見たら絶対買うぞ!


百鬼夜行抄
/今市子

朝日ソノラマ 
@798(税込)

不思議なものが見えてしまう主人公と、そのファミリーの不思議絵巻。
蟲師
/漆原友紀

アフタヌーンKC @533
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--- ● 新選組!第10回目の妄想的感想 「いよいよ浪士組」● ---

感想を書き始めた事を少し後悔している。
もしかして、つまらない見方をしているんじゃないかな。

ちょうど、子どもの運動会やら、学芸会やらを
ビデオやカメラのファインダーを通して見ている、そんな感じだ。
え、やめる? …いや、こうなりゃ、意地だ。最後まで書くぞ。

ということで、
先週の感想を書き忘れ、ビデオを撮り忘れ、今日が再放送。

冒頭、まず「みすぼらしい家…」「私の家です」で食前酒
みたいに、相変わらず軽妙にテンポよく、45分がすごく短く感じる。
面白い。でも、あとに引きずるもの、が、ないのが少し残念。

役者さんで目立ったのは何といっても、松平さん〜!!
みんな爽やかなんで、この腐り加減、うまいーーー!

月代姿の藤原総司くん。栗塚旭の燃えよ世代の私は、
思わず島田順司の月代と比べたりしてたんだけど、うふっふ♪
中々、凛として、良かったです。

で、「永倉君」…と、いつのまにか、山本歳三が、おっ、しきってるやん。
試衛館の道場はまるで新選組の予行演習みたいな感じでしたね。

ふと、序列としてはどうだったのかなぁ、と思った。
なんせ沖田は、年は若いけれど、
塾頭であり、流派のセンパイですもん、土方さんの(たぶん腕前も)

だから、どうでもいいことなんだけど、
全員を集めて…という時だったから、座る位置にちょっと疑問を感じた。

実際、試衛館の中では、
いつからNo.2として着目されるようになっていったのかなぁ。
存外、天然理心流の後ろ盾、佐藤彦五郎の義弟…も強みだったかも。
(思いたくないけど…)

ドラマの中で何度かでてきていたセリフ。
近藤の「戻りは早くて5月」知ってるだけに聞くたびに切なかった。
周斎先生との親子のシーン、
つねさんとの「湯島の花見は来年に…」のシーンも同じで…。

そして、うちの子どもたちは、好きな役者さん、生瀬さん演じるところの
殿内義雄の登場に、はしゃいでいましたが、ちょっと複雑…。

登場人物として名をきちんと出してきた以上は、
近藤さん達、四条大橋の上で天誅しちゃうんだろうか。

斬るとすればどんな理由、筋書きにしちゃうのかな、三谷さん。
近藤の理(あるいは土方)をどのように描くんだろう。
変なところで興味津々。

人が人に惹かれるのに勝ったとか、負けたとか。
正しかったとか、間違っていたとか。
大きな存在だったとか、愚かだった…とか。
関係ない、と思ってる。好きか、嫌いか。私の場合は単純。

それでも盲信してるわけじゃない。
何に惹きつけられているのか、いつも疑問がつきまとう。

士道…。誠…。忠義…。恩義…。志…。意地…。
新選組の正義とは何だったんだろう…?

志士にしても同じことだけど…。
他人の命を奪っても、身近な人の幸せをふみにじっても
往った男の時代って何だろう…。

話のネタは、山に、谷に、この先多いけれど、
登場人物に感情移入、シンクロさせていくには、
これからがホンに難しいところやろね…。

最終回、仲間としての悲哀にとどまらず、もっと深いところで、
泣かせてや、三谷さん!

おみつさんも、まだ、そんなこと言うかぁ〜!って感じだったんだけど、
2回目を見たとき、意外にも同調してしまった。

「あんたたちばかり面白いことして」
この時代の待つばかりだった女の人の気持ちかなぁ。

…子育て真っ只中の時、
ダンナが仕事で忙しくて愚痴を言うのも羨ましかった。
行くほうはどんなに不安でもいいんだよ、残されていく淋しさより。

そして、歳三さん妄想人としては、何が良かったって、
ドラマ終了後に出てきた例の写真ですよ。うふっ。このええかっこしぃ♪


2004年03月19日(金) 肩こりの正体見たり…。

お彼岸の入りも過ぎました。お墓まいりに行きましょう。

…この頃、すごく  が凝る。


肩こり歳三さんとユーレイ達誰かに肩を
ギュッと掴まれているような。

重苦しくて、嫌〜な、
← こんな感じ。


「おい、総司。言ってみろ」


「えぇっとですね。
 …鴨さんに…おや、平助。
 あれは…古高さんですかね。
 皆さん遊びにいらしてますよ。
 土方さん♪」


右腕に痺れ感も少しある。筋肉痛のようなこわばった重苦しさ。
もしかして…、もしかして…、これが四十肩?

思いつく原因はたくさんある。
ストレス・パソコン・体脂肪・運動不足・・・・落書きも。。

後ろめたさがそう思わせるのか、そう、
私の…後ろに…今…何か…憑いている。…そんな気がする。

なぁ。仕事や、好きなことにかまけて
なんか大切なこと、大切なものを忘れてるんとちゃう?

母のこと。母を介護する父のこと。
甘えてばかりの姉こと。
(そうや。甥っ子の大学進学祝いもまだ渡してへん)
一人で住んでる義母のこと。

今年受験生になる長女のこと。
昨年の授業参観、一度しか行けなかった次女のこと。

だめ妻に怒りもせず、まじめに働き、
胸とお腹が逆転したような体型になってしまった私でも
可愛い、と時おり言ってくれるダンナさまのこと。

そのうちテレビ取材がくるのでは、と思うほど、
片付かない部屋の中。

その部屋同様に、整理のできない私の心の中…。

ここんとこ、なんか忘れてる。
取り返しのつかない、何かすごく大切なこと。
…しっかりしいや。ね、お母さん。奥さん。私。


午後から夜にかけての授業コマ。帰りは10時をまわる。
こんな日に限って、ダンナは出張で家に帰らない。

子ども達だけの夕餉。大好きなカレーを鍋にいっぱい作った。
戸締りは大丈夫かな。ちゃんと食べるかな。宿題はするかな。

早く帰ってこい。お母さんはもう行くぞ。
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お膳の上に私のために残してくれたと思われるパイナップル3切れ。
ほんとうは優しい言葉もかけたいのに、早口で二階へと追い立てる。

洗い場を片付け、明日のお弁当の仕込をする。
疲れてるのに眠れない…。

なんのために仕事をするのか。
もちろん生活のためだ。だけど、それだけか。

一日は24時間。みんな公平に24時間。簡単な計算。
あれも、これも、それも…どだい無理がある。

何に時間を費やすか、選択は自分の中だ。
今は何が大切か、本当はもうよく分かっている気がする。

なのに、つぶやく自分がいる。 
 …自分にだって、今しかないのだ。

それで?どないやねん。なぁ。 …あ、…思い出した。明日、歯医者やー。肩こる〜。


2004年03月17日(水) ボケまくり…。 「ケツをまくる話」

コワイ顔の歳三さん
「新選組!」第10話の感想文を
いざ書こうと思って
ビデオをまわし始めたら、

えんえんと続く黒い画面…。
あぁ。やってもた。

記憶から言葉にするには
断片的にしか浮かばない。

何そーでなくても、いつもや?
…すんまへんな。

土曜日(再放送)を待ちます。
で、えーと…。そうそう。

3月15日は、前の日記通り、
釈迦堂のお松明があったんだけど。

3月15日といえば、
思い出すのが「ケツ!」にまつわる
甘辛い思い出。

えー。「ケツ」…お尻のことです。
多摩は東京だから、やっぱり「尻」っていうんだろうか、歳三さん?

「ケツをまくる」んじゃなくて、尻をまくる。
ま、どっちにしても可愛い良い子の女の子は言いません。

ちなみに、うちの母などは「おいど」と呼んでいた。
おいどが痒い、などと言う(た、た、たいへん失礼しました)

で、「ケツ」が、なんで3月15日かというと。

大昔、20代の頃、某税理事務所に勤めていた。
3月15日といえば、言わずと知れた確定申告の締め切り日。

入所して2年目の私は、それまでの補助的な仕事ではなく、
いくつかの顧問先(といっても個人事業主、いわゆる青色申告程度)の
決算書を組むまでをまかされ、すごいプレッシャーだった。

そうでなくとも手が遅く、頭の融通がきかない私。
毎晩遅くまで居残り、土日の出所、泣きそうになっていた。

その事務所には看板先生のほか、
男の人が二人、女の人が新米の私を含めて三人いた。

男の一人は40ぐらいのおっさんで、
一見、場外馬券売り場などにたむろしてそうな感じの人。
仕事は出来るが、悪い冗談を言う名人だった。

「そんなペースで(申告が)間にあうのか」
カタブツで、そのくせ譲らない頑固者のマイペースな私は、
その都度、顔を真っ赤にして、「大丈夫ですッ」と言い返した。

…ほんとは、ちっとも大丈夫じゃなかった。
任された仕事は何としても最後までしたかったのだ。

次々と組まれたものが提出される。
ふだんは穏やかな好々爺のような(その実、恐い)先生にも
ついに、仕事が遅い、と、みんなの前で叱咤された。
確定が終わるまでは、みんな神経がピリピリしている。

その週の日曜日、仕事をしに事務所に行った。
その頃はオルガンほどもある馬鹿でかい会計専用の端末機で
データ入力などをしていた。
デスクトップのような大きなワープロ端末がきたのもその頃だ。

事務所には誰も来ていなかった。
ひとりでぽつねんと仕事を始めていたら、昼近くになっておっさんがきた。

みんなより仕事の遅れている自分が情けなくて、
目も合わさず、小さな声で挨拶した。

返事はなかった。
おっさんは少し離れた席で、仕事前の日課のごとく、
ショートホープの煙をたゆらせ、
スポーツ新聞に目を通しているようだった。

嫌な沈黙の中での仕事。それから少したった頃。

「出来るな。…ケツは拭いたる」

おっさんの笑わない顔が、そこにあった。
よこせ、とは、言わなかった。
私は黙って頭を下げた。返事をしたら、たぶん泣いていた。

それが、私の3月15日にまつわる「ケツ」の思い出。

もう一人の男性は「おっさん」とは好対照なマジメな青年。
親身になってアドバイスしたり、なぐさめてくれたりしたけれど、
たくさんの優しい言葉より、手助けより、
おっさんの「ケツ」のひとことの方が、すごく嬉しかった。

結局、情けない私は土壇場になって、
「どこまで組んでる?」
と、言葉通り、ケツを拭いてもらったんだけど…。

おっさんの年になった今、
格好だけじゃ言えない、言葉の重み、責任…よく分かる。

ちょっと言ってみようかな。

「ケツ、…お、お尻、拭いてあげる」変態じゃ〜〜!

ま、子ども達のお尻はさんざん拭いてきたけれど。
くさーい話で、ども、すんまへん。


2004年03月16日(火) 地元周辺版 今日は何の日?(3月15日)

嵯峨釈迦堂(清涼寺)のお松明式

春の釈迦堂(清涼寺)の写真
← 釈迦堂(清涼寺)の写真


実は昨年の春、
選挙へ行った帰りに
撮ったもの。

今日は写真を撮っている
そんな暇はなかった。

なんせ

午後は仕事で、帰宅後は補導パトロールと大忙しやったん。

パトロールちゅうても
その実、ごみ袋と金ばさみを持って、人波の間をぬって、ゴミ集め。
 (シケモク拾いをやってる気分にハマったり…。←時々、あほな妄想してた…。)

タスキがけはしてるけど、狙いは補導などと大仰なものじゃなくて。
要するに。

「うちのお父ちゃん、お母ちゃんも、近所のおばちゃん、おっちゃんも、
ガッコのせんせも、ちゃんと大人の人が、がんばってはるやん」
とアピールするのが狙いらしい。

毎年、出店や、友達とぷらぷらするのが楽しみで
常連で来ている子供たちの方が勝手知ったるもの。

「ゴミ屋さんが来たはったで〜」
「おばちゃん、これ入れてんか」と、言って、
水あめでべたつく割り箸や、タコ焼きの空きパックを持ってきてくれる。

ほーーー。
実はこのパトロールに参加するのは初めてなん。

毎年、子供たち達が大金(今年は1,300円)を持って、
夜、友だち同士だけで行く。

まだ小学生の下の子にとっては、
夏の地蔵盆と、お松明は、親が関与しないドキドキの嬉しい夜。

こんな私でも、つい親ばかで、
「フラフラしんときや」
「変な人に付いていったらあかんで」と心配したが、
こんだけ地元の大人がウジャウジャいりゃ、大丈夫かな?
ちょっと安心した。感謝してます。

大型観光バスが乗りつけたり、
観光にもなっているけど、地元住人の身近な祭り、行事。

ここで育った子供たちにとっては地元、ふるさと、郷土…。
これからも。大人になっても、ずっと。

例え地球の裏側へ行こうとも、ここが思い出の起点。
いっぱい引き出しに入れときや、と思う。

今日は、そんな一日。
「新選組!」の感想は、たぶん明日未明に。
 というより遊ぶん♪ 落書、らくがき楽しいなーー(ほんまにあほやで) 

これが名物のあぶり餅★ おまけ ★ …お一つどうぞ…

釈迦堂境内にある茶店名物の「あぶり餅」
竹串にさし炭火であぶった小さなお餅に
甘い白味噌だれがかかっている。
今宮(神社)さんも有名。
(二つのあぶり餅屋が競いあってます)
 影が写っているのがご愛嬌〜♪ →→→


お酒をあまり飲まなかった(らしい)近藤さん、
餅を焼く名人(らしい?)土方さんも、もしかして食したかしら…?ないない。

火鉢で餅を入念に焼いている土方と山崎との会話。
「あんた手を出しな」「餅は俺が食う」ってシーンです。あれ、好き。
確か…司馬さんの血風録だったけ?違うかな。もち創作上での話ですが…。

多摩時代のエピソードでは、餅つきの最中に変な格好をして笑わせたという話もあり、
あぁ、歳三さんが杵でついて、焼いた餅食べたい〜。。


あ、ピースメーカー終わった…。とっくに。…あっちょんぶりんけ。
 明日も仕事だぞ。お母さん。。


2004年03月14日(日) ホワイトデー♪といえば (ホワイトデーの由来)

昨日、今日、京都私の周辺は、とっても気持ちのいいお天気でした♪

ホワイトデーの今日。
我が家の娘達はお返しのCookie作りに忙しい。

…へ?男の子が返すのとちゃうん?

バレンタインデーにいつもの遊び友だちにチョコもらった?
バスケの可愛い後輩からチョコもらったって?

お母さんは古い? へーそうかいな。
ところで、ホワイトデーって日本人が作ったの?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ホワイトデー公式サイト
少し気になったので調べてみた。
もともとは「キャンディ」をお返しに贈る日だったのね。ふーん。
全国飴菓子工業協同組合によって1980年(昭和55年)3月14日に、
第一回ホワイトデーが世に生まれ出たのだそうな…。

うあぃ。その時、君は若かった〜♪(古っ)青春真っ只中やん。
でも、お返しの風潮…なんちゅうか、日本人らしいぞ。

ホワイトデーのおねだり歳三さん


「その手はなんだ、歳?」


じっとして下さいよ。じっと!
もう。髪の毛多いなあ…。

近藤先生、先月の14日に
土方さんの「ちよこれいと」
食べたでしょ。
それですよ、それ。
今頃、照れて
どうすんですかい。
土方さん。

ったく、
世話のやける二人だなあ。


今宵は「新選組!」ですね。 いよいよ浪士組だ。うふっ♪

ちなみにヘルシアとお菓子を天秤にかけたら、もちろん!「」 …です。ひとり言。


2004年03月12日(金) やっぱり猫が好き

3月から通勤路線がまた阪急に変わっている。
購入したラガールカードのデザインは、しょぼしょぼ毛の子猫ちゃん!
かわいいっーーな♪

突然ですが にゃんこ は好きですか?

猫といたずら歳三少年………。
お前 なんで
そんなにブサイクなんだ?

 ほっとけや ワレ
   (浪花育ち)

よし 決めた。
おまえの名は
今日からカッタだ。
俺らの子分になれ。

 こら 離せちゅうにぃ!
 おなごみたいな顔して
 今日は何をさらす気じゃ

『歳ーっ!
 また猫のひげを抜いたり
 するんじゃないよー』
           にっ♪

心細げな捨て猫と、心優しい歳三少年のツーショット…のはずが…。例のごとく例のごとし。
  ( こんな歳三さんであったとしても、猫が死んだらすごく悲しんだろうな… )


猫も犬も好きだけど
どちらかと聞かれれば、猫が好き。

理由は色々とあるけれど
何を考えているか分からないところが気楽だから。

犬は感情表現が豊かだ。人と関わり合い、繊細に人に訴える。
何か言いたそうな瞳でじっと見つめられると、たじろいでしまう。

そこが好きだと犬好きの友は言う。
そこが辛いと猫好きの私は思う。

お腹が減った時だけすり寄ってくる勝手気ままな猫。
気分によってかまいたくなる勝手な飼い主。

どちらも お互いさま。

別々の世界を生き、互いの勝手を黙認しあえる関係。
時にはふたりで寄り添う、そんな関係。

実家では、代々、猫一匹を飼っていた。
名前はどの猫も、オスでも、メスでも、チロと名づけた。

外から帰るたびに傷を負ってきた、喧嘩好きなトラ(♂)
一歩も外へ出たがらなかった、やさしくて臆病なマーブル(♀)
何故か男の人ばかりになついた、気性の荒いマダラ(♀)

飼い猫とは別に、
我が家にちゃっかり居候を決め込む野良猫もいた。

今でも鮮明に浮かぶ、ちょっと胸の痛い思い出がある。

小学生か中学生になった頃だと思う。冬。
炬燵に足をすべらすと、足の先に柔らかな猫の感触があった。
いつものように爪先で遊んでやる。

と、背中で猫の鳴き声がした。
振り向くと、なんと我が家の飼い猫チロがいる。

「え!?」 …じゃ、炬燵の中のこいつは何だ?

恐る恐る炬燵の布団をめくり上げ、覗き込む。
薄暗い炬燵の中で、真っ黒な成猫が不機嫌な声をあげた。


最近、うちの猫のごはんをいつも横取りしている野良猫がいた。
こいつか。

炬燵から追い出し、つかまえてやろうと追い立てた。
あわてた野良猫は階段をかけ上がり、
二階の物干しに面した部屋に逃げ込んだ。
幸いガラス窓は閉まっている。
もう逃げられない。覚悟しろ。

さほど大きくない、その猫は逆毛を立て、恐怖に満ちた瞳を向ける。
追いつめる…それは…いつか快感に変わっていた。

逃げ場を失った猫は…。
閉じたサッシの窓を、90度のガラス戸にたたない爪を立て、
おしっこを振り撒きながら天井近くまで駆け上った。
そして、ズルズルと重力に負け、そのままの姿勢ですべり落ちた。

あまりの滑稽さに、たまらず声を立てて笑った。
猫はその隙に私の体の横をすり抜け、階下へ逃げていった。

笑いながら、涙が滲んだ。
胸を掴むような、得体の知れないものが刹那に突き上げ、
二階の部屋の片隅でずっと泣いていた。
自己嫌悪という言葉で整理できるまで。


ふと …思う。
人を斬ることに少しでも快感はなかったのか。
悔恨に苛まれることはなかったのか。
血刀をふるうことにいかな理由があるというのか。
なぁ、答えてぇな、歳三さん。

 と、脱線。ダッセン。例のごとく。


隣りんちのわんこ、ウィが、ワンワン吠えている。
哀しい声。誰もいなくて淋しいからだ。
みんな早く帰ってきはるといいな、ウィ!

あー にゃんこ スリスリ触りたいよぉ〜。触りたーい。


2004年03月10日(水) 笑いのキョーフ Mな歯医者さんReport3

歳三先生の歯医者さんごっこ某エンピツ作家さんの
ある日の日記を
くすくす思い出しながら

お昼にいそいそコンビニへ 

手には高カロリー弁当と
ヘルシア緑茶
そして しっかりチョコレート!

これじゃ ヘルシア
意味ないやん。

道理で虫歯も多いわけ。


昨夜、歯医者さんの椅子の上で
私はとんでもないことに気がついてしまった。

小心な私は「今、地震がきたら…」などと
治療中によく考えるのだけど。

歯の治療中に 

いたいけな患者さんが、あるいは、

キューイン とか ジュゴォォー とか

器具を手にしているお医者さんが

突然、わ、笑い の発作に襲われたら…。

…あの器具には緊急停止装置など付いているんだろうか。

「ぐッ…わぁ…ははっはッ…あっ! ガガガッガー
などと、お口の中で流血大惨事…。あぁ、阿鼻叫喚、地獄絵図!


そ、そうだ、目を閉じて、他のことを考えよう。

・・・・・・・・・。

もし、坊さんが葬儀の途中で笑いの発作に襲われたら…?
もし、外科医が手術の途中で…笑いの発作に襲われたら…!?
もし、裁判官が死刑の主文を読上げる時に…笑いの…
もしも…もしも…もしも…歳さんが…


あ……。

だ、だめ…な…んだか…おかし…く…なっ…ま、まずい…。

ぐ、苦しくなって目を上げたら…

真上に…じっと覗き込む先生のヒラメのように寄った目が…!

お、おねえぇさんっ

くるりと、とっさに左手上方を見れば、

きれいなお姉さんの形の良い鼻の…鼻の…穴の中…け

あ、あかんーーーーーーーーーーーーーっ!

わ、笑うなーーーーー、自分!!



あー……。

次回から、ほんま、マジで、キョーフになりそう。困ったー。


2004年03月08日(月) 鳥インフルエンザに揺れて (新選組!9回目の妄感)

井戸端で汗を拭く歳三。うーん、20代前半
最初の対応に心得違いをした結果
痛ましい事件が起こった。

こんな筈ではなかったのに
と、…思う。

ボタンの掛け違いは
誰にでも起こる。

ここぞというとき 正念場
どんな理由があろうとも
やってはいけないことがある。

常に心強くありたい
このささやかな
平和な生活の中にも。

自分を必要とする人のために
 自分が必要とする人のために


 ご冥福をお祈りします。合掌



--- ● 新選組!第9回目の妄想的感想 「すべてはこの手紙 」● ---

テンポの早い場面切替えにまたかと思ったが、
導入部分が過ぎると、そんなに気にならなくなった。

今回、印象に残ったのは、何といっても、
野田秀樹さん演ずるところの勝海舟!

この飄々さ。せっかちさ。勝さん、いい味。
名前だけは知っていたけど、見るのはお初に近い役者さん。
お名前しっかりと脳裏に残りました。

西洋の芸術と東洋の道徳…。
石坂の佐久間象山と勝さんの会話シーンは、
派手な動作もないのに、さすがに惹きつけられる。

二人とは対照的に、
最先端な話には入っていけず、
大切なコルク栓まで笑われる香取勇さん。

講武所で約束をほごにされた理由を、
座して乞う近藤の卑小さ、俗物さ。
同じ俗物人間として、少々、胸がセツナク痛いです。

再び講武所での問答。
ひたむきな武士への憧れ、意地、後に直参になった時の喜び…。
下地は、そうきたか、と。

純粋な武士への憧れよりも、
こういう展開の方が納得する…ひねくれた私って…嫌だなぁ…。

次の見せ場は、
道場での近藤さんと歳三のツーショット。

「いい年してまだ喧嘩ばかりしてるのか」
「女か」
「…ここはダメ男の吹き溜まりだな」

近藤しかり、永倉しかり、原田しかり、
子守りをしてる沖田も、みつに突っ込まれている山南も、
考えようによっちゃ、いい男がブラブラしてるダメ男なわけで
その代表格が、
(あえて)お琴の身内にボコボコにされてしまう歳三さん。

だけど、この山本歳三さん。今回、少し見直した。
可愛すぎると思っていた印象が薄れて、
表情とか、仕草とか、苦くて、くそ強い、副長さんの顔に
少し近づいてきたような気がしました。

顔付き変わった…? 
馬鹿。変わんねえよ、ですよね。なんでだろう?
でも、ようやく、山本歳三さんの副長ぶりに、今後、期待していけそう♪

そのお相手、残念ながら、お琴さんはやっぱりイメージが違うーーー。
その上、ぎこちないというか、全然こちらに響いてこない…。
(すみません、言いたい放題)
京都、江戸敗走後も、登場予定なら、ちょっと辛いな。

その他モロモロ。

近藤さんと、つねさん夫婦。
新八っあんだけじゃないよ。毎回、応援したくなっちゃいますね。
京都に行ちゃうと、このほのぼの夫婦見られないのが残念…。
たまちゃん、かわいいー♪
うわぁい、シンゴママになっちゃだめよ、香取勇さん。

あと面白かったのが、各流儀のうんちくシーン。
翻弄される林太郎(日野陽仁…芸名も面白いんだ)さん 
いいぞー。文字通り迷演技でした。
たぶん、流儀のうんちくに一番こだわらないのは歳三さんだよ。
喧嘩上等、勝てりゃいいじゃねえか、みたいな。

意外なところで、へーと思った場面。

山南さん、ちゃんと筆を立てて手紙を書いていた。
それを見ていた子どもが「書き方が変やないか?」と。
そうしたら、さっそく昔人間のダンナがうんちくたれてました。

で、何となく昼間のテレビ、仕事人の再放送で
同心が帳面をつけるシーンをじっと見ていたら、
主水さん以外、みんな筆を鉛筆みたいに持ってたもん。
山南さんのあれも演技なんだろうか。

でも昔の人って偉いなぁ。悪筆なんで尊敬します。
近藤さんの書は立派だし、若い沖田も、歳三さんですら筆達者。
(龍馬の書はユニークやねん)

下の子は、ふでの前にできた、みかんの皮の山に
「この人無器用な人やなあ」と、笑ってた。
ふでさん、無器用でかわいい人、ちゃんと伝わってるよ。

あっ、あと、ふわふわ玉子食べてみたいなー。

次回は「いよいよ浪士組」予告編を見て。
いいやん、この松平さんの俗っぽさ。くさる伊原の兄さんも。
面白そうやん。

欲を言うなら、江戸編でもう一人登場させてほしかった人物が。
伊庭道場の八郎さんですよ、伊庭八郎さん!
箱舘まで行くんだからさ。
あ…そっか、大河は近藤斬首で、おしまいかぁ。ん〜残念。

  おっと。ピースメーカーが始まった。早く寝なきゃ。明日は仕事だ。


2004年03月07日(日) 近所のアナログ掲示板2 「好きやで 消防局!」

今、こんなポスターが、近所の掲示板に張り出されています。

近藤さん、龍馬、舞子さんの第1段に続く、
 京都市消防局ポスター 幕末・新選組バージョン2 が登場です。
 こんな新選組やったら京雀も大歓迎やったろうに。悲しいなぁ。

新選組がモデルの消防局のポスター新選組ファイアーボーイズ 参上!

左から「例の鉢がね」ならぬ、
消防帽の土方歳三!
お顔が似てますぅ うふ♪

中央はホースを手に
先頭をゆく近藤勇!
胴にはちゃんと近藤家の紋が♪

右は月代もさわやかな沖田総司!
得物は消火器かぁ。

誠の旗ならぬ
真紅の消防旗の旗持ちもいて

どんな人が描いてるのかなぁ?
もちろんプロのデザイナーやろけど。
けっこう好きな人が
ニヤニヤしながら描いたんやろか。

おもろいなあ 京都市消防局♪
通るたんびにクスクス笑ってます。

少し前だけど日経パソコンの2月16日号に
Web日記が秘める7つの活性パワーという記事が載っていた。
久米繊維工業 社長 久米信行さんが書いたコラム。
なるほどと思ったことをいくつか…。

★書くネタに困ると生き方が変わる
 ネタ切れになると、何か面白いことはないかと日々前向きになるらしい。

★思わぬ日記仲間ができる喜び

そして

★技術や地位より"生き方"で勝負
 そう。人にはそれぞれの生き方がある。好きなことも悩みもある。
 自分らしさで勝負!

 …って、実はこれが一番難しいのかも。
 世間にも分かりやすいモノサシで、
 自分をはかって安心している方が楽やねん、たぶん。

そやけど、武士道やら立派なもんとちゃうけれど
自分の道をちゃんと生きたいやん。

 どこにあんねん、その道。未だ探してる…。

今宵は新選組だぁい。るんるん♪


2004年03月05日(金) うーん…うー…うーん。

考える人難しいなぁ。

  首長いぞ

トイレで
きばってるわけ
じゃありません。

  ぶすっ

誰かさんの
苦吟中の声でも
ありません。

あー もっと
上手くなりたい。
 うーん…うー
  

「たそがれ清兵衛」を再びテレビで見た。
真田広之、刀の扱いも、構えも、気迫も、さまになるなぁ!
人物も、映像も、自然体できれいだ。

映画と、舞台と、テレビドラマと、
もちろん、それぞれ手法も、魅力も違うんやろけど
やっぱりなぁ(…って、何がやねん)

好きなシーン、セリフがある。
呆けた母親の問いに清兵衛が答えるところ

「あんたの息子でがんす」

清兵衛の顔に浮かぶ笑みは、もちろん、からかいの笑いではない。
さりとて自嘲の笑いでもない。

呆けた母親を愛しいと思う、笑い。

家族を抱えるものが知ってる、束の間の心から浮かぶ笑み。
そう思った。
そして、男の人って優しいなぁとも。

母を看護する父もまた優しい。
私は全然、優しくない。 薄情で、ちっとも優しくない。


明日は久々に仕事がない土曜日。 だけど、実家へ帰るのが辛い…。


2004年03月03日(水) ひなまつり♪ といえば…

やっぱり、これでしょ♪
(…すみません、新選組に興味のない方、今日は(いつもですね)無視して下さい)

お内裏様は 近藤勇 
お雛様は もちろん 歳三

五人囃は
 沖田・新八・左之・藤堂・斎藤 の若手5人組。

右大臣が 山南さん で 左大臣が 源さん

さて、三人官女は誰にしよ♪
つね・みつ・ふで? それとも つね・深雪太夫・お孝 の近藤組?

はい? …琴・東雲太夫・君菊 をはべらしたい…? 
 だめッ! です、歳三さん。3人じゃ足りないくせに。

楽しいひなまつり「これじゃ 歳
スマキじゃねえか。
だいたい なんで
俺が おまえの 
お雛さん役なんだ?」

「いいじゃねえか。
たまには。
それより なんだ 
その趣味の悪い柄は?」

「ほっとけ 愛する
ツネの手縫いだよ♪」

「あ、そ。
ツネさんを京に呼ぼうか」

「歳ーーーーーー」


京都の四条大宮から嵐山や北野白梅町へ走る路面電車
京福電車 うちらは「嵐電」と呼んでいる。

その各駅では、今、赤い誠の旗や、青いのぼりがはためいている。
壬生寺に近い終点の四条大宮に近づくと、
「新選組の街…」と、こそばいようなアナウンスが流れてくる。

この間はデパートの地下食品売り場でアンテナショップに出くわした。
ほんとに、もう、新選組だらけ。どないやねん。

イケズなプライドも、恥も、捨ての、
もろてあげての歓迎振りなんやからなあ。

おい、こら、ぽしゃるなよッ! 大河ドラマ「新選組!」

応援してます。


2004年03月02日(火) サンライスの謎 (新選組!8回目の妄感)

納豆に砂糖…はともかく きな粉??? うそやろぉ〜。

ところ変われば、お雑煮の味も、たぬきの中味も変わる。
メロンパンも前から不思議な食べ物の一つ。

そやかて、メロンパン。うちの周辺では、
形が丸くて上面がビスケット生地で包んである菓子パンのことを、
メロンパンと呼ばずに サンライス と 呼ぶ。

え、聞いたことない?

メロンパンちゅうのは別にあって、
メロンの味がして中にアンがはいっている楕円形の菓子パンのこと。

そんなん見たこともない…? 納豆にきな粉のクチかいな。

サンライスを検証する勇と歳三「サンライスとメロンパン…。
 見た目は同じだが…。
 頭のいい歳よ、どう違うんだ?」

「アンパンマンに出てくるのが 
 メロンパンで… うーむ。
 さっぱり分かりませんな。
 サンナン…いや、
 さっそく、山崎君に調べさせましょう」

「なんせ奴はヤマザキですから」


東京には
サンライスっていうパンはあるのかなぁ?

ちなみに、うちの娘達に
サンライスを見せて何というか聞いたら
「メロンパン」と声を揃えて言った。 娘達よ、おまえもか。  「どうなるサンライス!」



--- ● 新選組!第8回目の妄想的感想 「どうなる日本」● ---

一番印象に残ったのは、何といっても、伊東…じゃなくて、
もう一人の伊藤軍兵衛役の 光石 研さん。
癖のある目つきに何かやるぞ、と、期待していたら、
やっぱり、やってくれました。
話の流れじたいは、こんなんありか、という感じでしたが。

香取勇の大号泣より、
「エゲレス人を守るために日本人同士が殺しあう」
「だから私がエゲレス人を切って、腹を切る」
軍兵衛の尋常でない精神の方がシンクロさせる。

それを「変わった人でしょ」と言ってしまう
勇達のノリの軽さに違和感を感じる。
もしかして、三谷さんはわざと外して、
日本とは、日本人とは、と、考えさす作戦に出たのでしょうか。
うーー。ツボにはまりたい。ツボに。変なんでしょうね、私。

異人さんをまじえての、ちゃんちき騒ぎ、おミツさん、左之…。
源さんもまじってるやん。ま、それなりに面白いし。

でも、異人さんが目の前でむざむざ殺されてしまうほど、
軍兵衛の殺気も、異常さも、見抜けんかった、動けんかった、近藤勇。

ドラマやし、細かいこと言わんとき、ちゅうとこやけど。
セリフもないところでこそ、
武人としての近藤勇をちゃんと描いてほしい。
撃剣師匠であったことを誇りに思ってた近藤さんやもん。
そんな間抜けたこと、しいひんよ。

ところで、今回も、山南先生と近藤さんの授業が始まりましたね。
何だか歴史のお勉強の時間みたい。
あ、でも山南さん、教えたがり屋だから。うん。

それと、こんな藤堂さん(イメージ結構あってます)だと、
あとのことがあるだけに、何だか切ないですね。

香取勇さん、このまま京都に行かはったら、どんなに悩みまくるでしょう。
軍兵衛さん以上に常軌を逸するのでは…。
(おっと。すべて、歳のせいにするなよ、三谷さん)

さて、その歳三さん、は、というと、お見合いだー。お琴さんだ。
お琴さん、イメージがちょっと違いますぅ。
で、この時の山本歳三さんもイメージが違いますぅ。

なんちゅうか、女たらしとか言われてるけど、
私の中では、土方歳三という男、こまやかな気遣いのできる、
ほんと(は)に優しい人だったと思てるん。

でね、たらし、ちゅうても、
人目につくところで、いきなり青カンしないぞ(きゃッ)

いや、そんなこととちごて。えーっと、その、…何か違う。
だから、45分という短い時間の中で、
ファンサービスにこんなに時間とらなくてもいいよ〜、と思ったわけです。

全体に3つの場面展開は時代劇にはちょっと忙しい気がした。
でも、これぐらいのテンポじゃないと、みんな、あきるんかなぁ。

佐々木只三郎、伊東甲子太郎、加納道之助…役者も揃ってきました。
今回は散漫という印象。次回に期待しよ!
すべてはこの手紙、どんな手紙か何となく分かるぞ うふふ。


Sako