京のいけず日記

もくじ前の日次の日


2004年02月29日(日) さらば うるう 2月

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1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。  …というのだそうだ。
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2004年 うるうサル年 今年も一つ歳を取り、
新年の抱負など定まらぬままに、早や、2ヶ月が過ぎていこうとしている。

 ここで反省するのかと思いきや…


1月はイ(ヌ)  3月はサル

 


そして 2月は逃げる 
 逃げるといえば・・・ オニっ! …歳三やーい。


新選組!8回目の妄想的感想「どうなる日本」は 
「どやねん新選組」になりそうやで(涙)



6日の誕生日の夜に、
ダンナが贈ってくれた花篭は
狭い玄関の下駄箱の上で まだ元気だ。


さらば 2月

一年でもっともジミな 私のような月 春とは名ばかりの 寒い季節

来年 そして うるう4年後 まだこの日記続いているかなぁ…。

それこそ 鬼 が 笑ってる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本の話

津本陽の剣のいのち(文庫)をとうとう読み終えてしまった。
池田屋騒動で物語はダイナミックに終焉を迎える。
迫力のある剣戟シーン(勝や、龍馬、望月も出てくるよ)
外から眺める新選組隊士の描写が新鮮だった。

次の通勤文庫なるものを求め本屋に入る。
フェアと称して華々しく新選組関係の書籍が並んでいるが、
読み応えのある小説のたぐいは少ない。

圧倒的に検証本、ガイドブック、グラフ的なものが多い。
懐かしい新人物往来社発刊ものは、高価なものを除いて、
たいがいのものは、たぶん、一度は読んでいるはずだ、と思う。

目的である文庫本に目を移す。
未だ読んでない文庫を探すのは、当然ながら単行本を探すより難しい。

しばらく物色したが、たいていの文庫は、
ページを繰ると、昔、単行本で読んだ記憶がまだ残っている。
比較的新しい作家さんのは既に買ってしまっている。
そうして我慢できずに新刊単行本にも手がおよぶ。

史実関係もまだらになってきて、ぼちぼち、きちんと押さえたいが、
今、読みたいのは、実録や検証本、ハウツー、グラフ系ではない。
むさぼり読んだ昔のように、夢中になれる
読み応えのある小説、それも、できれば長編が読みたい。

あきらめて、一般の文庫本コーナーへ。
と…、そこで見つけたのが、これ。

中村彰彦 明治新選組 角川文庫 @495

表題作を含む6篇を収めた短編集。
主人公は新選組最後の隊長、相馬主計!
土方のそばで共に最後まで戦った男の話、迷わず飛びついた。

なに、新人物往来社から単行本で出てた…?
あれ、読んでへんかいな?と、ページを繰るが、やはり初だ。
版を確かめてみた。

1989年5月…うわぁ…そりゃ読んでへんわ。無理やったもん。
ちょうど、その半月ほど前に、長女を出産したばかりの頃だ。

今もページに手が伸びるけど、我慢っ。
これは通勤文庫なの。明日からの外出が、すんごく楽しみです♪


2004年02月28日(土) M な歯医者さんReport2

(注意)
今日の日記は18歳未満禁止です。ちゃうて。

 はじめての歯医者さん登場はこちら


これで何回目になるのだろう。
歯医者に通いだして一ヶ月、
今日、やっと一本の型を取った。

青年コミック誌に出てきそうな
いつもの医者は
例の器具を、また手にしている。

今日は型を取るだけと違ったん!?

口をあけたまま
私はその手元を凝視する。

ギュイィィィーン。シュイィィィー。ゴツゴツゴツ…

神経はもう抜いているから、痛くはない。…はずだ。

そうやん。痛くない。痛く…な…い。痛いことなど…あ…って…た…

あぁ、でも、この効果絶大の音響効果だけで、
心臓は爆裂。体は硬直。まな板の上の豚。冷や汗が出る。

地震が、今、起きたらどうしよぉぉ、と、いつも考えることを考える。

ここで失神など…ましてや失禁など…うわぃ…してしまったら
あー、もろ恥やんなぁ、とマジで恐怖する。



・・・・終わった。ほっ。

「型を取りますからね」と今度は茶髪のきれいなお姉さんが言った。

「少し熱いですよ」

「?」なんだ、なんだ、なんだ?なにをしてるの?

と、お姉さんの手にある器具を必死で仰ぎ見る私。

「…じゃ、噛んで下さいね」

ペパーミントの味が広がって
少し固めのチューイングガムのような感触がした。

奥歯だったのと、椅子を倒されていたのと、
唾液が多いんもんで、涙目、思わずえずきそうになる。

「もういいですよ。お口あけて下さい」

と言われたが、しばらくきつく噛んでいたので、
スムーズに開かない。

お姉さんがガムのついた器具を手にすると
ヨダレがガムと口の間を犬の唾液のように糸をひいて、
めちゃくちゃ、そりゃ、まぁ恥ずかしかった。

お姉さんは気の毒そうに優しく笑っている。

あぁ、M開眼…。ちゃうて。

やっぱり歯医者さんなんて、嫌い。コワイ。

家に帰って、テスト勉強中の娘に奮闘劇を話したら、
醒めた目で「ちゃんと歯を磨いてるん?」と言われてしまった。

この頃、すごくシビア…。


2004年02月26日(木) さぁ、がんばるべぇ!

 マメできちゃった

歳三と総司
  あんまりいじるなよ 

「居場所」 大辞林 第二版 (三省堂)によると

いばしょ ゐ― 【居場所】  人が居る所。いどころ (そのままやで)


何も言わなくても 

みんなてんでばらばらにしていても

居てもいいよ という空間

私にとって 一番 心地よい居場所 家族


さてと。ぼちぼちお仕事モードに切替えにゃ。

夜のコマに入れとメールがきた。
え?今日から…?そんなん、なんも聞いてへんで。
うーん。いつもワガママ聞いてもらってるし
また5月からワガママ言うやろし、しゃーないなぁ、もおぅ。
(んにゃにゃ。仕事頂けるだけありがたいことで、ハイ)

来週からは久々に音声を使うパソサポの授業もある。
こちらはボラだが、正式な職業訓練生の受け入れ。
個人で受けるなら気楽だが、パソサポ団体として受け入れる講習。
わずかながらも今までの実績、信頼がある。
気が抜けない。うわぁ…、責任感じるなぁ…。やー。

ああ、でも、それ以上に力になりたいな。
いつも思う。マウスは使えず、ハンデは大きい。
音声でどこまで出来るのか…。
ない知恵をしぼって、仲間と相談して、ありったけの努力をしたい。
やるぞ!

おーっと、その前に…。
頼まれていたHPがまだ未!完成…あっちょんぶりんけ!(←知ってる?)

あんさん落書してる場合や、あらへんでー。

(そやけど、描きたいもんは描きたいねん)

ガキか、てめぇッ。

(うわーい、すんまへん。歳三さま(なんでやねん)…すぐやりますです。はい)


今日から中2の娘が学年末テストの一週間前。
はよ買物行って、晩ご飯の用意をして、娘の話を聞いてやって…。
下の子も仕事に出る前に帰ってくるといいけれど…。
おーい、道草するんやないぞー。お母さん、おらへんでー。

んじゃ♪


★修正のついでに・・・・・・・・・・・・
今、買物行ってきてん。風がきつかったあ。 
夜の渡月橋、めちゃ、さぶそうやん。げ。いややん。


2004年02月24日(火) 追加/居場所 (新選組!7回目の妄感)

すみません。アホな感想文は、この先ずっと下です。

子どもの頃の居場所は
私にとって 本や、漫画 だった。

学校では みんなと同じ ひと並び 
干渉しあう関係が嫌いだった

生活していくことに必死な親 
かまってくれるほどの余裕はなく

何にかにつけ優秀な姉が
自分のことなど二の次にして
母のかわりをしてくれていた

淋しかったのか 家でも 学校でも 
空想の世界でよく遊んでいた

そのうち 学校の先生ですら 
呆れかえって 笑うしかないほど
My World My Way
他人がどう言おうと 幸せだった

ある日、別れをつげた
それが居場所や夢などではなく
ひたすら自分を傷つけたくないだけの
「逃げ場」にしていたと分かったから

費やした 長く無駄な時間
だけど 今となれば愛しい時間

思春期を迎えた娘に
ただ 何もしなくていい 
そんな居場所の一つを
家に中にあけておいてやりたい
そう思う。


歳三が探した最後の居場所はどこだったんだろう…。


--- ● 新選組!第7回目の妄想的感想 「祝四代目襲名」● ---

一言でいえば感想の書きにくい回。
それだけに、つまんなかったなという感じがある。

いきなり土佐勤王党で始まるかぁ…なぜに?…と
しょっぱなから少し面くらってたら

今度はにぎやかに左ノの再登場!
そして四代目襲名披露の野仕合の始まり、始まり〜。

打ち上げのどんちゃん騒ぎって
あとで、まじめな小島鹿之助兄(土方家の親戚筋ですよね)が
叱ったというエピソードがあったんじゃなかったけ??

↑ うろ覚え。不確か。もしかして創作とごっちゃまぜにしてる?
しかし、どんどん忘れてるなぁ。小島資料館、とても懐かしいよー。

にしても どんちゃん騒ぎ しらける奴だな、手酌の歳さん(笑)

そうそう、なんでつまんなく思ったか。
たぶん、その原因は、これ。
ここで土佐勤王党、龍馬を登場させる必要があったのか。

血判状、軽すぎる。
また土佐勤王党に入りたいとまで言った勇が
捨助のてんごがあったにしろ
龍馬と勇がなんで斬りあう経緯になったのか
そのへんがドラマとして分かりにくかった。

だから歳三のかっこつけた
「この人は…。…見逃してやったんだ」
というセリフも響いてこない。

全然、響いてこないのに勇さんだけの目はウルウル。

見せられるこちらは、
何をどう感動していいのか、困ってしまう。
もっとも不自然さを感じたのは私だけかも。勉強不足で。はい。

尊王、勤王、攘夷とか
龍馬とか歴史の役者を出してくるわりに、
背景が描ききれてないんじゃないのかなぁ。
だから近藤の高鳴りにも今イチ共鳴しない。

「俺は用心棒」理屈はないんだけど
時代に生きる人の(勤王の方にしても)切なさが伝わってくる
身びいきかもしれないけれど。

時代を描こうとしてるのか、
近藤自身を描こうとしてるのか
どっちなんだろう…? え、どっちも?

と、分けのわかんない生意気な感想はおしまいにして。

勇とつねさん ほんま 初々しい。
京都での勇の女遊びの数々をどう描写するんだろう。興味津々。
香取勇さん、いい表情なってきましたね。あとはセリフが…。

捨助さん、きっと
「おいらも隊士に入れてくれっ」
て京都編にも出てくるんでしょうね。
京都はおろか、甲陽鎮撫隊にも顔を出しそう。出すな。これは。
ついでに箱舘まで行ってくれいっ!

ひそかに嬉しかったのは、
総司が白の大将(彦五郎さん)に迫った時、
山南さんのかわらけは堂々と勝負して割ったのに、
土方には仕掛けなかった。
総司にはたぶん勝てる自信があったはずなのに。

「てめぇ」と言いつつ
(う、…俺とやんのか)と内心うろたえる土方

言葉とは裏腹に土方の弱気を見破った総司は
(しょうがないなぁ。土方さんには勝てないな)と作戦変更 …にへへ。

いやいや、その前に土方、山南の二人と対峙した時に
目線で会話してたのね。
(さぁて、どちらから先にやりますか)
(俺はやだぜ。行けよ 山南)

すみません。ほとんど妄想モードで。
で、今回、印象に残ったセリフは、彦五郎さんの
「歳三 おまえも少し見習え どんどん差がついてるぞ」

実際のところは、たぶん、近藤先生、と筋目を通し、
勝ちゃんとか、近藤さんとか、呼べるような慣れあいの
感覚じゃなかったのかもしれない。

そうだとしても、同じような歳で、近くにいて、男をたてる時代。
それだけに辛かったよね、歳三さん。

「こっち(腕)は総司」「(頭)は北辰一刀流の先生がいる」
「おれはいつまでたっても同じとところにいる」

山本歳三さーん、難をいえば、可愛すぎるんです。
ほんとに大きな目。泣くなよ、と心配になる。
早く…栗塚旭じゃなくて、
外面、固くて食えず、中、柔かく甘い栗のようになってくださーい。

いや、歳三さんの場合はその逆か?
外面は甘く柔かく、騙されて口にすると、堅くて苦い…。
と思いきや、舌にしみいるような…。って、どんな食べもんやねん。

ちょっと横道それますが…。
出演者の名前、たぶん、あれは役者の格からの順番ですね?
だから香取勇、藤原総司、山本歳三の順になる。
香取君はスマップでいろんな意味で別格にしても
山本さんと藤原さんは役者さん。

格付けの話となると、
当然、名前の順にこだわる役者さんもいるわけで。

この山本歳三さんは意識したりするのかなぁ。
爽やか系だから「僕はこだわってませんよ」って言うのかなぁ。

んにゃ、にゃ。ぜひ、ここはこだわって、
土臭く自分と向き合って、役にぶつけてほしいな。
そうしたら、少し、土方の歳さんに近づけるかもしれない。

以上、今週の山本歳さんの大きな目の感想でした。…違うて。

来週は「どうなる日本」むむっ。何だかタイトルがすごい。


2004年02月22日(日) 日曜日のお遊び


きゅんと痛くなるようなものが
描きたくなって…。

はじめは
こんなふうに描き始めた。



ほんで、色をぬりはじめた。

色、塗るの、きらい。


結局、………こうなった。



いやー、他意はありまへんのや。他意は(ありすぎじゃ!)

もっと上手くなりたいなぁ。え…起承転結の「転」?
気を取り直してやり直し。色付け難しい。娘が笑ってる。


・・・・・

今、津本陽の「剣のいのち」を読んでいる。

舞台は幕末。紀州脱藩、東使左馬之助が主人公。

登場シーンは少ないが、その作品での土方歳三は、

酒の匂いのする汗をかき

優しい顔に似合わず、気性が荒く

道場に現れては竹刀を振り

刃引き稽古中に土方の太刀をよけ損ねて死んだ隊士を

粗忽者と呼び捨てる。

外から眺める土方像はぬるい感傷もなく新鮮だ。

「土方さんは気の変わりやすい人だから」と

新選組を出て行く左馬之助に忠告し、

斬の命が下ったあとは左馬之助の命を奪おうとする沖田総司も

行数わずかながらの登場だが

マンガのような想像とは違う青年像が見えてくる。


「燃えよ剣」ではもう酔えない。
馬鹿をやってるようで、しっかりと醒めている。

ほんまは、きっと、
あんたなんか好きやないで、と、確かめたくて
ずっと10代の頃から追いかけてきたのかもしれない。

なあ、歳三さん。そやで。


うわぁ。もう、おひるだー。 今日は「新選組!」だい♪


2004年02月20日(金) 何もしない日

朝からただぼうーっと過ごしている。

子どももダンナもいない家の中で
寝坊を楽しみ、遅い昼食を取り、けだるいまま夕方を迎えた。

もう子ども達が学校から帰ってくる。
居ないはずの母が「お帰りなさい」と言ったら、びっくりするだろうか。
(それも、朝、家を送り出したときと同じ格好で…。だめやん)

頂いた花篭長くて短い三ヶ月

講習の最後の日、生徒さん達から花を頂いた。
嬉しくて、鼻をつまらせる。

ハムスター小屋の我が家には、もう一つ。

玄関の靴箱の上に
ダンナが誕生日に贈ってくれた花篭

花もまだ元気だ、嬉しい2月



昨夜は仕事の打ち上げで午前様だった。
大阪人ふたりと、私と、女3人で先斗町に繰り出した。
地元とはいえ、夜、こんなところへ来るのは、20年ぶり。

お奨めの店の情報は若い生徒さん達から聞いた。
いくつか教えてもらった店の中から、
招月庵という店へ入る。

鴨川べりの落ち着いたお店だ。
窓越しにぼんやりと鴨の河原を見ていると、
「どこでも歳三ドア」が開き、タイムスリップ、妄想ワールドへ…。

闇の中の河原に人影が動く…。

「何にします?」

おっと、いけない。
目の前のふたりは、ふだんのマジメ?な私しか知らない。
まして、こんな歳三馬鹿のアホ日記を書いていることは…。

同じように、こんな日記を読んでくださっている奇特なあなたは、
やはり、ふだんの私を知らない。

日記はバランスをたもつための逃避場…?
それだけだとしたら少し淋しいな。

ピッチャーで頼んだビールをカラにしたあと、
彼女達は違う銘柄の冷酒に、ワイン、ジントニック、etc…。
最初のビールを飲んで赤くなった私は、おきまりのウーロン茶。
でも、その分、しっかり食べた。

酒の味の分かる人って、何だか、かっこいいよなぁ。
彼女達の強いこと。うらやましい。

20代、30代、40代(哀し…)の世代も違うが、同性で、
同じ仕事仲間で、くっちゃべること、居てづけ5時間あまり…。

帰りは先斗町の細い路地から四条通りへ。
京阪で大阪へ帰る二人とは、ここでお別れ。

「ありがとうございました」

いつかまた一緒に仕事が出来れば嬉しいけれど。
なんせ、変則的な水物の仕事。
これっきりで会うこともないかもしれない。
照れるけれど、きちんと、ふたりにさよならの言葉を言った。

ダンナがドアを開けてくれた。
打ち上げで先斗町へ行くと言った時、

「あのへん長いこと行ってないなぁ。昔はよく行ったけど」
と、つまらなそうに呟いた。

長いことの原因には、私や、子どもたちが含まれているはずだ。
男の人もしんどいね。子どももそれなりにしんどいねぇ。
女もしんどいよー。

今日はちゃんと、お母さん、して、時間をかけて夕飯を作ろう!


ねえ、子どもたちも少し大きくなったよ。
今度はふたりで、夜の先斗町へ飲みにいきたいな、ダンナさま♪


2004年02月19日(木) 哀しい風景

★ その1

コンビニの商品棚

キャンペーン用?の目立つ棚に
お雛様菓子と混じって
バレンタインのチョコレートが並んでいた。

棚に貼ってあるチラシには、
「チョコレート 半額奉仕!」の文字。
おまけに半額奉仕の四文字の横には、赤の二重丸が打ってある。

凝ったラッピングがよけいに哀しい、チョコレート。

たらし歳三
今年渡せずに

終わったチョコは

日本中で

幾つあるだろう?


捨てるなら

俺によこせよ

ちょこれいと
   
  (たらし歳三)



★ その2

一昨日の夜の我が家

デスクトップのアイコンが
突然、わらわらとヨソのアイコンにヘンシンしてしまった。

すわ ウィルスか?

それともファイルの関連付けを変にしちゃった?

気持ち悪い〜。
ネットで調べること小1時間…。

再起動で元に戻ったが…オソロシや…末期症状か。

なに?95のじいさんのようにワシも楽隠居したい?
じいさんは何もしないでデスクの上で威張ってるじゃないか?

うにゃにゃ まだまだやれるぞ 98SE
おゼゼが溜まるまで、次世代安定OSの出現?まで
もう少しがんばって。お願いします。

息子のXPは子どもやダンナと遊んでばかり。
あなただけが頼りなの。

ちなみに母(ME)はおりませぬ。
叔父貴(2000)はまだまだ意気盛んなようですね。


★ その3

近所のスーパー

またまた目にした、新選組納豆 「京の風」!(←パッケージはこちら)
ワゴンの側には、近ごろ、京都の巷でよく見かける
浅葱色の新選組の、のぼり(旗)が派手に立っている。
値札は100円(前回は賞味期限目前で88円だった)

今度は売れ残るなよ、新選組。
 …一つ買ってかえろかい♪ あほやー。 明日は打ち上げ〜です♪


2004年02月16日(月) カウントダウン (新選組!6回目の妄感)

今週、仕事の打ち上げに、
花の先斗町へ繰り出そうと計画している。ルンルン♪

おっちゃんも、おばちゃんも、ねえちゃんも、にいちゃんも、
もう少しだ。がんばれっ。どうぞ良い就職先、仕事が見つかりますように。
…ったく、人ごとじゃないですぜ。


● 新選組!第6回目の妄想的感想 「ヒュースケン逃げろ」●

井の中の蛙今週のタイトルが

まるで少年倶楽部に載っているような

痛快冒険小説のような

「ヒュースケン逃げろ」より

「井の中の蛙」

「されど空の高さを知る」

の方が良いんではと思ったのは、

私だけかなぁ??

川平ヒュースケン 対 カタブツ勇 & ナンパ歳三 +フケ新八

うーん、金もうけ合理主義、スケコマシ路線でゆくかー、山本歳三。
決して嫌やないよ。そやけど、
もう少し男の色気、厚みが欲しいなぁ(と、勝手に好みを言ってます)
京都でも、あの調子で相撲巡業に張りきるんではないじゃろかい。

「おまえ、ほんとは日本人だろ」

「お願いしまーす」(ちっともお願いしてないって)

ボソっ、ボソっ、と落としていくセリフが面白い。
下の子はとっても嬉しそうに笑う。ま、いいやね。

「この人、何の役?」と知っているくせに、毎回、
「ひ・じ・か・た・とし・ぞぉ」と、わざわざ私に言わせたがる。

そういや私が栗塚旭で土方を知ったのも小学生の頃だった。
「新選組!」は、後々までも彼女の印象に残る作品となるのかなぁ。
けだし疑問だー、と、ぼそっ。

刀の下げ緒が(面紐もやったね)律儀に赤やったけど、
土方といえば軍服の洋服代等に35両(うろ覚え、違ったか?)
もともと着るもんにはこだわったちゅうし、
お洒落ちゅうか、この人やっぱ、自意識の人、ナルシスト。
うち、絶対、こんなタイプ嫌いなはずなんやけど…。
でも好きやねん。


にしても。やっぱりひっかかる。
「闇討ちは卑怯」
何ぬかしてんねん。新選組の十八番やろ。

ゆえに、結成後、その矛盾と苦悩にのたうちまわる?
あぁ、近藤さんよ…

ちょっと待った。

どうも歳を取ると素直になれないらしい。
それとも、やっぱり「いけず」人なのか、我ながらヤな奴と思いつつ。

おちゃらけの時はいいんだけど、こういう場面で、
近藤も、永倉も、ヒュースケンも、
みんなが、みんな、清く、サワヤカ、生まじめ過ぎると、
その、…なんちゅうか、照れる。

もっと汚くていい。
ズルさや、しぶとさ、面の皮の厚さ、
そこに生きている人のドラマが見たい。

人は斬りたくはなかった。
土方にすべて任していた。
神輿にかつがれるのは疲れた。

自分の中に疑問に残っている流山のシーンも、
土方達を逃がす時間稼ぎなんて美談にするなよー。
増長した近藤を永倉達が告るところもぜひ織り込んでほしいな。

何だか今日はえらく皮肉な見かたしてるなぁ。
近藤さん好きやで。書体から感じるように裏表のない人物やったと思う。

そっか、ふでさんが、ツネさんを見る気持ちと一緒なんか。
まじめすぎて、正論で、きれい過ぎて、つい苛々してしまう。

★今週の好きなセリフ
山南「井伊大老がなぜ殺されたか分かりますか?」に対し
沖田が屈託なく即答した。 「悪い奴だから」
ここにきて藤原総司、フツーで、最初思ってたより goodです。

★今週のへぇ〜
 
 井の中の蛙大海を知らず  されど 空の高さを知る
 
恥ずかしながら、知らなかったなぁ、下の句、というか、言葉。

井の中…のニュアンスだけなら他の国でも同じような言葉がある。
わびさびのような下の句をつけくわえたのは日本人なの??

「されど 空の高さを知る」

この下の句(言葉)に
近藤や、土方、新選組の色々な思いが凝縮されているような気がします。
さすが三谷さん。ここは素直に。


2004年02月15日(日) バレンタイン…、といえば♪

す、すんまへん。いつものパターンどす。
怪しげなValentine Day

勇「なんだ、この黒いシロモノは!?」
歳三「…南蛮菓子の“ちょこれぃと”というものです」

歳三「…ま、一つ喰ってくれ。近藤さん」

勇「総司。おまえ甘いもん好きだろう。先に喰え」
総司「嫌ですよぉ。今日はバレンタインデーですもん。ね、土方さん♪」
勇「バ、バレン?バテレンがなんだって、歳さん?」

勇「おい、どこへ行くんだ、歳!?」

まさか、こういう関係はないと思いますが…。(あってもいいぞ。ボコッ)

例えば「悪名」の「朝吉」と「清次」みたいな。
例えば「男一匹ガキ大将」の「万吉」と「銀次」みたいな。
義兄弟みたいな男の友情関係に、相も変わらず憧れている私。

ダンナに言わせると、そんなに、きれいなもんやないらしい。
精子と生まれた瞬間から、勝ち残りの競争、競争?…で。
なんだか男って大変な生きもんやなぁ。

そやけど、そんなことを言うくせに、おっさんになっても、
毎年、盆と、正月、友だちと飲み会を催している。やっぱり羨ましいな。


土曜日、あいにくと私は仕事。
お昼に立ち寄った喫茶店でコーヒーを頼んだら、
とっても可愛い女の子がニコッと笑って「どうぞ」とチョコをくれた。

一瞬、ドキっとしたが、もちろん、お店のサービス。
そうなんだ、今日はバレンタインデーだ。

さて、我が家のバレンタインデー。
娘二人は「友」チョコならぬクッキー作りに忙しかったようだ。
本命チョコが出現するのは、はて、来年か、まだまだ先か?

宝石箱のような箱に詰まった「普段なら絶対に買わない高価なチョコ」に
女3人の手が伸びる。瞬く間になくなったチョコレート。

ダンナのためか、誰のためのチョコか、分かりゃしない。
こんなに平和でいいのかしらん。

ダンナのチョコ?…え?…もちろん ○○チョコです(ボコ)


2004年02月13日(金) 納豆よ おまえもか

納豆好きですか?

あんな腐ったものが喰えるか、と思ったほうなのに
子どもが生まれて以降、我が家の食卓に時々載るようになりました。

次女(小5)は大好き。納豆だけで、ズルズルと美味しそうに食べる。
長女(中2)とダンナは大嫌いなんやけどね。

納豆のパッケージ
新選組 納豆 「京の風」

近くのスーパーで見つけたん。
明日で賞味期限切れ。
なのに売れ残っている納豆。

特価ワゴンに「特価80円」のシールが
ベタベタと貼ってあった。
(なんか行く末を案じて悲しいのう)


…スーパーを一周、二周して、とうとう買ってしまった。

あほやんなあ、ほんま〜。 昨日も食べたで、納豆。

大河が終わり(始まったとこやって)
「風光る」が完結し(話からするとまだまだ先は長いね)
出版ラッシュも終わり、関連本はコーナーからまた書棚の隅へ

晴明さん(清明神社)近くの土産物屋の一隅で、
陰陽師の安倍清明グッズを脅かしていた?新選組グッズも取り除かれ
京の町を吹き荒れた新選組商戦の風がやんでも

好きやで。
お祭りさわぎが終わるだけ。

…え、お味?
ちょっと粒が大きめやったけど。普通の納豆でした。美味しかったです。

今度は 鴨ちゃん、水戸納豆を買おう♪


 そやけど、地元で「京風○○」ってなんやろなあ。あ、もしかして全国展開なわけ?
 いけずとちゃうぞぉ。「京風」とか「○○風」ってコトバ、なんか、嫌いやねん。


2004年02月12日(木) 何かイイコトありましたか?

指輪物語ありました! Amazonにも。 

そっか、「ロード・オブ・ザ・リング」が公開されるから旬なんですね。

2月7日の発売、でたとこやん。
それで、以前、検索した時は分からなかったのかな?

レビューやら、他のサイト読んで、内容もすっかり思い出しました。

実写+アニメで、当時としては斬新なテクで。
Storyじたいは壮大過ぎて、分かったような分からないような…。

映画イエローサブマリンのイメージBeatlesのイエローサブマリンを
見た時のように、
かなりの衝撃を受けました。
(そのわりには忘れている → )

超サイケ(死語?)で カラフルで 
摩訶不思議な穴の海みたいな
 サージャント・ペッパー
  ロンリー・ハート・クラブ・バンド♪♪

そやけどDVD化で
タイトルを「ロード…」に直さんでも
「指輪物語」でいいやんなー。

DVD化といえば「新選組血風録」本当にポッシャったの??
「俺は用心棒」もいいぞー。

手塚も、ディズニーも、ジブリも、日本アニメーションも好きやけど
昔の東映動画(猿飛佐助や西遊記(三蔵法師、悟空の瞳が色っぽい)など
出来たらもう一度フルスクリーンで見てみたい。

たぶん、ピザを初めて口にした時の味に似て、
最初の衝撃、感動ほどに感じられないかもしれないけれど。。


映画を一緒に見た悪友とは、
仕事帰りに、よく河原町通りの書店で待ち合わせて、
食事をしたり、お酒があまり飲めないので、未明のサテンに沈没したり。

その時、会うと口癖のようになっていた言葉が

「何かいいことあった?」

いつもいつも変わり映えのない毎日に退屈して、
突然、何かが始まるのを夢みてた。

今は変わり映えのしない日々が、時にすごくセツナイ…。

自分のことはしょうがない。だけど、
まわりが変わっていく。 崩れていく。 止めようにもどうにもならない。 

「なんでそんな黒い服を着るんえ。若いんやし、もっと赤い服着ぃや」

今は呆けてしまった母が、若い頃、私によく言った。
なんで、「赤」が、イコール「若い」になるのか。
ただ、うっとおしかった。 言い返すのも面倒で。

今なら、母の気持ちが少しだけわかる。
服の話じゃなかったんだ…。  はじけろよ、おい、って。


水曜日、昨年、見そびれた紅白の再放送を見ました。
トリがスマップで。

で、末っ子のシンゴとキムタク、中居君って何才違うんだっけ?
5歳違い…?ふと気になって。

なんでかというと、そりゃ、決まってまんがな。にへへぇ〜。
出たぞ!「どこでも歳三ドア」

沖田といくつ違いだったけかな〜っと思い出しただけで。
狭い集団の中で、男同士の歳の違いなんて、
あんな感じなのかなぁ…とか。

さてさて、沖田総司の生年説はどっちなんでしょう?
天保15(1844)年と同13(1842)年の2説あり。
13年説が有力ですが。


2004年02月11日(水) 小田和正と歳三と時代劇???

梅の花と歳三さん今ね、
小田和正さんのライブTV
見て(聴いて)ます。

顔見たら
オッチャンになったけれど
声が若い!嬉しくなっちゃう。

いい歌はこんな風に
たくさんの歌い手さんに、
どんどん歌ってほしいなぁ。

ちなみにその頃、
オフコースも、チューリップも
好きやったけど、

甲斐バンドは
もっと好きだった。

一番長く聞いてるのは
Beatles!だよん。


昨日「新選組!」の感想で別のドラマを見ているみたいと書いたんだけど
時代劇について、ふと思った。

作品の良し悪しについて、
話題になるのは、役者さんや、脚本(監督)のことやけど、
もちろん、それだけやないね?

数多くのスタッフ、撮影環境、小道具の一つ、一つ…。
時代劇に限らず、現代もんでも同じやけれど、
時代劇の場合はより影響を受けると思うん。

経験、知識のまったくないスタッフ
変わってしまった景色
無くしてしまった小道具
なにより受けて側の心の変化
そんな中で同じように作ろうとしても無理な話。

同じようなものは作れても、どう上手く作ったとしても、
子どもの頃、昔、見ていた時代劇は作れない。

従来の時代劇という同じ土俵の上で、
相撲を取っても勝負にならない。
だって、マワシすらないかもしれないもん…(うわぁい、裸だ)

それでも何とか自分の「時代劇」に持ち込もうと、
新しい土俵の土を盛るところから始めちゃったとか。
妥協したフリをして。まさかね。

横綱相撲に期待しましょ♪


探し物です(↓)

もしかしたら他の作品と勘違いしてるかもしれないのですが。

指輪物語(今のロード…とちゃうよ)アニメーションです。
OLの頃…だから…かれこれ…25年ぐらいも前??(オソロシイや)

その作品、恐いところが、ほんに恐くて、
絵もすごく良かったんですが、誰に話しても知らないんです。

だんだん私の勘違いかと…。ボケちゃったのかなぁ。
その映画を一緒に見た変人かつ悪友に聞けば分かるんですが、
もっか音信不通…どこでどうしているやら…たぶん独身…だな…。
(年賀状ぐらい出せって)

もしも、もしも、見たよ、という方いらっしゃいましたら、
教えて下さい。ボケてないこと確認したい。もう一回見たい〜よ!


2004年02月09日(月) およよ (新選組!5回目妄感)

おはようございます。午前様じゃないよ。
昨夜はバクスイ。目覚めたらコタツで着の身着のまま朝だった。
ここんとこ疲れ気味。あと一日仕事行ったら、また休み。嬉しいな♪

 …おっ、子ども達が自分で起きてきたぞ。んじゃね。

「土建屋 歳ちゃん♪」(すみません。許して)

土建屋歳ちゃん勝ちゃん、笑えよ。
これからはサービスの時代だぜ。

なぁに 雑用は俺がやるさ。
ほら 笑え、つーの!
広告になんねえだろ

あのぉ 土方さん

なんだ 総司

社長のこと言えませんよ
顔、ひきつってますよ。
パック中のミツ姉みたいっス。

ほら いつもの
女を口説く時みたいに
自然に笑ってくださいってば

うるせえ てめえこそ、
ヒラメか、カレイか知らねえが
その薄っぺらな口、閉じやがれッ。

歳…。    なんだ 近藤さん?     さっきから…俺…笑ってるんだがなあ…。


------ ● 新選組!第5回目の妄想的感想 「婚礼の日に」● ------

うーん、なんだこれは?
新選組とは少し違うドラマを見ているような気がします。

佐藤の彦五郎さん。
自宅に道場を設け、新選組の良き理解者であり、
組の台所が苦しい時は、歳三の無心に応じたり、
春日隊を率いるなど、お写真通り気骨のある男気の方の印象。

もちろんお酒も飲まれただろうし、はめも外されただろうけど、
婚礼の日、という、けじめの日に、これでもかの笑いのてんこ盛り…。
それはそれで楽しいが、どうも、ピンとこないなぁ。

おミツさん、おのぶさん、ふでさん、女の人も元気ありすぎ。
となると、どうしても、良いも、悪いも、ホームドラマになってしまう。

武士道がどうの、男だ、と、押し出したものも鼻につくが、
「今」の感覚をそのまま持ってきてしまうと、
時代劇としては違和感を覚えてしまう。

明るく、面白おかしく、お茶の間ドラマとしては 「○」
時代劇としては 「△」 というところでしょうか。
ということで、第5回は 星一つ半!(なんでやねん)


どうも、昨日、黒金さんの絵
(無理に分類分けするなら、ご存知の通りギャグ・ナンセンスの第一人者)
を見にいったあとだからかなぁ。

茶化すところは思いっきり茶化してもいいと思ってる。
三谷さんの敬愛する?みなもと太郎さんにしても、
ギャグにしてしまえるほど、新選組が好きなんだと思います。

だけど、三谷さんの「新選組!」は、
ちょっかい出しつつ、無難に濁している、まだ、そんな気がします。
中途半端なら、堂々と、時代劇に取り組んでほしい。
クサイけど雨上がりの後の砂利道みたいな情感がほしいなぁ。
このままホームドラマ的にいくのかなぁ。
面白いことは面白いんだけど…。あは、だから見てる。

ちなみに、感想はひとそれぞれ。
意外や意外、それまで幕末ものは嫌いだと言っていた
往年の大河ファンのダンナさまは、どうやら気に入ったらしい。

ピースメーカーファンの小5の娘も見ては、
時おり、ナイスツッコミを入れる。

ピースメーカーで永倉新八を知り、その後、
難しいとぼやきつつ、池波正太郎を読破した中学生の長女は、
ちらちら見る程度で、新選組としても、コメディとしても
それほど魅力を感じてないようだ。

私?私は、はい、新選組、歳三と名のつくものなら、
ギャグから、劇画、少女漫画、歴史小説、史料、やおい系にいたるまで、
なんでも拒まず、じつは、今だってボロクソに言いつつも嬉しいんです。

今週の役者さん

「道場主で終わりたくない…」
香取勇さん、顔の表情はいいんだけど、
あんまり喋らないほうがいいような。

だけど近藤さん、実際、こんな感じのところもあったかも。
思いっきり、理屈ぽい、カタブツ、近藤局長だったら、
それはそれで面白い。

土方の歳さん、お酒注ぎ回っていたね。
根回ししたり、世話やいたり、人の心を読み取ったり、
世話焼きの歳三さん、やっていることが小姑的で笑ってしまう。

そのくせ、桂が持ってきたお祝いの包みを確かめようとして
山南にたしなめられるという、子どもぽい軽挙さ。

このままの感じで副長さんになっちゃうのかなぁ。
となると山南の切腹シーンはちょっと辛いなぁ。

山南さん、役者さんは好きだけど
もう少し温厚(ぶきみな温厚でない)な人柄と想像してるんだけど。

あーあぁ。実物の近藤勇、土方歳三、ほんとにどんな人だったんだろう?
本を読み漁って、現場に行って、妄想をたくみにしても
つかめないもどかしさ…。本人に会う以外にないかなぁ。無理や〜。。

次回も何やらドタバタバラエティにとんでいそうで、
ちょっとコワイ…。


2004年02月07日(土) すてきな誕生日プレゼントをもらう♪

ぬっへへへ へー。

一日違いやけど、
「時間」という素敵な誕生日プレゼントをもらった。
その自由な時間で、仕事の帰り、祇園花見小路まで出た。

花見小路は鴨川の東、京の遊び処の一つ。
雑居ビル、料理屋、飲み屋さん多し。南側には、かの有名な一力が。
四条通りから一歩中へ入ると、路地が迷路のようになっていて面白い。
昔は寄り道もよくしたけど、ほんに、こんな所、久しぶり。

歳三の似顔絵
宵の時間に花見小路を
主婦がひとり

あっちふらふら
 こっちふらふら

何してんねん、って

聞いてなぁ。見てきたん。

近藤勇と、土方歳三と
佐々木只三郎ほか多数。

黒金ヒロシの
「見廻組VS新選組」歴画展!

京都新聞のサイトへ ↑


原画がかっこええ! 線がほんまに生きてるん(←生意気な)
入魂の近藤勇の絵姿、
勇と黒金さんのお二人の魂、気迫がひしひし迫ってきます。
刀の構えも、気迫ある表情も、おもしろおかしく、まさに近藤勇その人!

うわー欲しいなぁと思って、なにげに見たら、
(たぶん売約済の)赤いシールが貼ってあって
その下、金額らしきものが…。 うわぁーーーーーーー!!

で、歳三さん、ちゅうと、
写真や、土方歳三の完成されたイメージに何だか遠慮してるようで、
近藤さんに比べて、黒金さんらしくない、ちゅうか、
インパクトが…生意気いうてすんまへん。

いや、たぶん、恥ずかしくて、
黒金さんの手の土方の歳さんと目を合わせられなかったのかもしれない。
困ったなぁ…。なんで恥ずかしいんやろ。

で、この歴画展、花見小路のとある画廊?やったんやけど、
あらかじめ場所の見当をつけてきたにも関わらず、迷った。

ひとまわりして、四条通を東へ行ったら、もう祇園の石段下。
へ…?あれ突き当たりやで。

昔、祇園会所(池田屋襲撃の前、ここに集結したそうな)であった
今はローソンの隣の交番のお巡りさんに聞いてみる。

聞きながら、はや、妄想の世界へ。
もしも、これがダンダラを羽織った新選組隊士だったら…
などと、あほなことを考えてみる。

花見小路巡回、2度目の挑戦。
場所はあってたんやけどなぁ。なんせ入り組んだ路地…、路地。

ほんまにこんなところに画廊があるんかいな、と不安になりつつ、
だんだん遊び人で増えてきた夜の界隈をほっつき歩く
よ、可憐な女ひとり (^_^;) どこが、よね、やっぱ。

んー、あらへんで。このあたりのはずやのに。

あきらめかけた、その時、
画廊のイメージとはまた違う、隠れ家のようなその場所を見つけた!

ドキドキしながら階段をあがり、ドアを開く。
場違いなところやったらどうしよう…。

そやけど壁にかかった原画を見たその途端、
嘘のように、色々なドキドキが消し飛んだ。もうここは私の場所。

帰り道、四条大橋から鴨川を眺める。
今日は満月。鏡のような明るすぎるほどの、
きれいというより、恐いほどのお月さま。

そぞろ歩いて空想の中。

祇園会所から三条の池田屋まではどの道を行ったんだろう…?
鴨の河原の剣戟に、三条に晒された近藤の首…。
壬生の屯所までは西へ一直線、ほんまに京都ってちいちゃいとこや。

そやそや。
高島屋に入って、一日遅れのバースディと、
自由な時間をくれたダンナさまと、子ども達、
あわせて4人分のケーキを買った。

もはや誕生日を喜ぶ歳でもないけれど、
ほんま、あほみたいな存在やけど、がんばってるやん。なんとか。

うちのまわりにいる人、みんな、どうぞ変わるな。

なんかあったら、うちが守ったる! 災いよ、来るな!
そんな気分やねん。なんかしらんけど。

わーい。4ケタになってるぞー♪


2004年02月04日(水) せつぶん…、といえば♪

優しい歳三鬼さん「誰が 鬼 だって?
 …鬼たぁ 俺のことかッ」

はいな。誰がおるねん。
ぴったりやでー。な、沖田はん?

「壬生寺の厄除け鬼払い狂言、
ご出演されたらいかがです?」

「おまえなー」

「土方さんの好きな
後家さんが出ますよ。後家さん♪」

ほなら盧山寺の鬼おどりへ
皆さんで、ご一緒に。

近藤さんは赤鬼、歳三さんが青鬼。
で、沖田はんが黒鬼。
色もぴったし!


こわあて、おもしろうて、
なんやら悲し…、鬼の姿かな?


節分の日、仕事帰りのバスはいつもより混んでいた。

「吉田さんに行ってきたんえ」
「あんさんもかいな。さぶうおしたな」
「ほんまに。ほなきぃつけて。さいなら」

バスの中で耳にしたおばさん達の会話。

吉田さん=吉田神社のこと。
抽選券付き厄除け福豆なんてのもあったっけ。
長いこと行ってへんなあ。
ちっちゃかった子ども達は、私やダンナの背に隠れて見ていたっけ。

茨木童子や、酒天童子、大江山…。
鬼に興味を持っていたのは何年前だろう。
(なるほど、鬼つながりか、ムフフッ)

6時過ぎ、家に帰って、近くの茶月(お寿司屋さん)へ
恵方巻きを買いに行ったら見事に売り切れていた。

わぁ、困った〜ぁ。どうしようかな。
恵方巻きはこの際どうでもええんやけど、
ないとなれば今夜の夕ご飯何にしょう???
じつは、こちらの方が困ったさん。

と、向いのローソンを見れば、店頭に人だかりがしてる。
どうやら太巻き寿司の店頭販売。
コンビニで買うなんて初めてだけど、ま、いいや。

お味噌汁作って、出し巻きでもあれば、これで食べられるもんね。
手抜きやねん。今日に限らず。母道不覚悟、ちゅうねん。


立春。まだまだ寒い。
今日(2月5日)なんか、昼間、雪が舞ったと子ども達が言っていた。

一番冷え込む時期やけど、暦の上では、もう春やね〜♪ 


2004年02月03日(火) 修正 2月だ。るんるんるん♪ (新選組!4回目の妄感)

2月やねえ!
歌ならなごり雪を口ずさむ。

春を待つ2月は一年中で一番好きな季節。
節分、バレンタインデー、梅のつぼみが膨らみ、そして、私の誕生月。

人生50年と謡うなら、あと数年で私の人生は終わる、そんな年齢。
人ごとのような、嘘としか思えない、このアホさかげん。

それでも少しは分別が付き、
出来ることと出来ないことが見えてくる。

若い頃の、ただ焦り、もがくばかりの不透明なものではなく、
いっそ潔く澄んで、ポジティブにあきらめることを学ぶ。

残った選択の中で懸命にいきたい。
何の話やら…。ということで、今週の「!」の感想です。

 「土方さん お背中流しやしょう」 ← Storyとは全然、関係ないです、すみません。

温泉と歳三さん絵を描くことが好きな
中2の長女に

湯気の色は何色と聞くと、
灰色に、白をまぜ、
透明感を出し、うんぬん、かんぬん。

???????????

お母さんは、
単色塗りしかできないんだって、ば。

あーもっと上手くなりたい。
んで、
柔かい線で
色気のある絵を書くの。



------------ ● 新選組!第4回目の妄想的感想 ● -------------

まとめて書けないので、個人評です。

おミツさん 
相変わらず、テンション高、でしゃばり過ぎと思うが、
良く考えてみればミーハ-な私たちの代役かも。。。

総司
最初のイメージでは、うーん、あわへん、という感じだったのに、
意外や意外、今週はすんなり入ってきました。
芝居上手いのかな。この人、甘いマスクで損してるかも。


佐藤浩市さん、やっぱり存在感がありますね。
鯉の洗い。あんなに横で言われたら美味しいものも美味しくないよ〜。
芹沢鴨と、近藤勇の確執、暗殺にいたるまでの展開、
三谷さんがどういう解釈をされるか今から楽しみです!
めっちゃめっちゃに裏切ってくれたら面白い。

サンナン
ぶきみーです。怖いです、こちらも、土方との確執、切腹までを、
どう持っていってくれるのか、ほんに楽しみです。
 

先週に引き続き、稽古料を取り立てにいって、お金を出してしまう、
この人の良さ、威厳のかけらもない近藤。
何だか、どうぞ、このままでいってください、てな気がしてきました。

最後に。やい、歳三!
下心あって山南にからんだあげく、…表舞台は苦手だぁ?
相手を総司にさせ、自分の手は汚さず、相変わらず、土方、きったねえぞ!!
 (ドラマ上ではなく、なかば私の本心(↑)…それでも、はい。好きなんだけどね)

今回、土方はちっちゃく子どもに見えた。
山本さんの演技がどうこういうんじゃなく、三谷さんが描いている土方像。
あんがい当たってるかもしれないよ。

桜田門外の変、先週の力みすぎラストより、グッときました。
近藤、土方、ムリに人物に仕立てなくてもいいんじゃないかと思います。
時代にまきこまれ翻弄されていった結果が、新選組だった。
止めることのできない時の流れ(命)が主人公だといつも思っている。
確かにそこに生きていた。それだけで、たまらなく切ないね。

おっと三谷さんの狙い通りか まだまだわかんないぞ。
主人公の時代の温度が伝わらなきゃ。

史実は一つでも、そこに至るまでの経緯は依然として謎だ。

鴨の暗殺・近藤への造反・山南の切腹・藤堂の殺戮・流山の別れ…etc

三谷さんなら、どう表現するだろうと、興味はそこへいってしまう。

今まで新選組のことをほとんど知らずに
はじめて大河を見てる人はどんな感想持っているのかな?


Sako