同士

 下降気味の天気に追い抜かれるように、やっぱり小雨に降られる
 明日の為の打ち合わせが終わって家路に着いた時だ

 雨はそれほど激しくは無く
 雨宿りを必要とする程ではない

 フレームが曲がった自転車は
 それでも真直ぐ家まで運んでくれる

 晴れも雨も
 この自転車と一緒に過ごせるのも後少し

 もう少し
 少しだけでも


   本日の自転車走行距離:9.39km
2002年03月29日(金)

花咲く

 今年の桜の時期は異常に早い
 4月にならない今週末に満開がやってくると言う

 滋賀県栗東トレセンの桜は桜花賞の後に咲く
 いつもは桜花賞に間に合わないのだ
 ところが今年は来週の桜花賞よりずいぶん早い

 昨日の雨でつぼみは湿り
 今日の天気が桜の花を開かせる

 早朝の桜はそれでも3分咲程度
 仕事が一段落した昼前には5部咲き
 午後一にはそれが7部咲きになり
 3時前にはほぼ満開になっていた

 桜の花が咲く瞬間には立ち会っていないけど
 桜が徐々に咲いていく時間が体感できた

 明日は雨が降る

 たった一瞬、ほんの一瞬
 花は開き、人の目を楽しませる

 長い長い一年を心待ちにしていたように
 
2002年03月28日(木)

祝宴

 二人の門出を祝福する為に
 懐かしい顔が揃った

 同じ空間を過ごした数年よりも
 知らない時を過ごしたこの数年の方が長くなってしまった

 思い出話をほんの少しするだけで
 気持ちも空間も10年前に戻れるけれど

 近況の話になると
 家庭や子供の話ばかり

 やっぱり置いていかれてる(^^;)


 幸せになるって事は人それぞれだし
 幸せを実現する為には満足と妥協が交互にやってくる

 今日ここに立っている自分が幸せかどうかは別として
 ここに立っている事は自分が選んできた限りない選択の結果
 そこには偶然ではなく限りない必然がある

 立ち位置に並んでいる相手を選んだのも必然なら
 その相手と選んでいく一つ一つの選択も必然

 全ては必然の幸せを実現する為に

 頑張れ!
2002年03月24日(日)

競技も買い物も

 車検が終わり、愛車が帰って来た

 9歳の誕生日
 修理交換、スチーム洗浄にシャーシブラック
 まるで若返ったように誇らしげに見える

 エンジンをかけアクセルを踏み込むと
 今まで忘れていた太いトルクを取り戻していた

 まだまだ行けますよ(^-^)

 そう話しているように
 機嫌良く快調にスピードを上げる

 その背中にはショップまで走って来た自転車

 どこまでもどこまでも行きたい気分だがそうもいかない
 スーパーに寄って食材買って

 晩飯のメニューは豚のしょうが焼きだ


      本日の自転車走行距離:5km
2002年03月23日(土)

何百年も前の

 それは圧倒的な違和感だった
 
 何百年も前に埋葬された石棺の前で
 明日の中継の為にリハーサルを繰り返している

 古墳、
 墓と言うのはそこで死んだ証
 生きていた証

 その時代の物とは思えないほど精巧に作られた石棺は
 相当の力の持ち主の物である事はすぐに分かる

 自分が生きていた証、死んだ証は何年残るだろう?
 ましてその墓が学術的に研究されるなんて

 誇らしげか
 それともいやぁな気持ちか

 どんな気持ちだろうか

2002年03月22日(金)

仲間から仲間へ

 仲間からの連絡で出掛ける事にする

 昨日転倒して曲がってしまったチャリンコにまたがる
 昨日の事が嘘の様に快適に走り出すが
 やっぱりバランスの悪い感じが付いて回る

 ご臨終かもしれない自転車に
 それでもやっぱり少しでも乗りたいと思う

 仲間から貰った自転車
 短い間、短い距離だったけど思い入れがある
 
 
 別の仲間からまた自転車を譲り受ける話になった

 その自転車が来るまでは
 せめて少しだけでも

本日の自転車走行距離:12km
大魔王の館
2002年03月20日(水)

転倒

ペダルを踏み込んで走り出す
すっかり春めいた空気が暖かく心地良い

京都木津嵐山自転車道を走るのは久しぶりだ

起点のすぐ近所に住んで居るのにも関わらず
すぐに行けるとなると御無沙汰してしまう

嵐山の渡月橋を越えて自転車道の起点へ
片道10km強の名神高速高架下を目指し出発

気温は高く、天気も良くて気持ち良いが
とにかく向かい風が強くて辟易する
20km/hをキープするのがやっと
まるで坂道を登り続けるようなしんどさだ

まもなく片道ゴールという所で疲れが出て来た
力を入れるのにどうしても頭が下がってしまう
頭を下げると当然前が見えない
危険とは分かりながらも疲れが溜ってどうしようもない

一瞬、まさに一瞬の出来事だった

死角から突然目に飛び込んで来たのは道端のポール
目に見えたとほぼ同時に強い衝撃!
真正面からポールにぶつかったのだ

2m程前に放り出されてしまった
うずくまる僕に「大丈夫?」と声を掛けてくれるおばさん
体はとりあえず大丈夫そう
今の所痛いところもさほど無く動ける

それより何より心配なのは自転車の方
自転車に駆け寄ると案の定フレームが曲がってしまっている
トップ、ダウンともに見事なほどだ


乗り込んでみると一応は真直ぐに走るが不安定
慣れれば大丈夫な程度だがやっぱり不安である事には違いない
あ〜どうすべぇかなぁ?

本日の自転車走行距離:21.39km
大魔王の館
2002年03月19日(火)

ドック入り

 今日エスクードがドック入りした、つまり車検だ

 僕が所有してから3回目の車検
 3年目、12000kmの中古を買ったのが6年前
 つまり今回の車検で満9歳と言う事になる
 順調に走行距離も伸びて現在120000km

 9年目と言えば人間にしたら中年期だろうか
 いろいろ方も出始めるが、味が出るのもこの時期から

 熟年期を迎えるまで
 と言うより天寿を全うするまで付き合ってやろうと考えている

 だから今回の車検は徹底的
 整備もしっかり金は掛かるけどやってもらう予定だ

 扱い方が激しいだけにガタも来る
 でもそのガタさえ可愛い

 ガタをも可愛がりながらこれからも

 ヨロシク

本日の自転車走行距離:15.77km
大魔王の館
2002年03月18日(月)

こだわりの飯屋

午前中に仕事を終わらせて念願の飯屋に向かう

 大阪のチンチン電車の脇に有るこの店は
 銀シャリ屋を標榜するだけあって飯が旨い!

 と言うのは数日前の日記に書いた

 補足説明すると飯炊きの親父は絶対におかずに触らない
 お米におかずの味が移ってしまうのを避ける為だそうだ

 そんなこだわりの店で食べた久し振りの食事はやっぱり旨かった
 しかしおかずを取りすぎてしまうのがこう言うお店の難点

 あ〜今日も食べ過ぎ〜


 大魔王の館
2002年03月16日(土)

凛と冷たく

午後一番に降った激しい雨がウソのように
青空が 広がっていた

雨が気持ちを鈍らせ
青空が気持ちを昂ぶらせる

午後一に鈍った気持ちを取り戻し
ペダルを踏み締めチャリンコを走らせる

昼の雨が塵や埃を落してしまったのだろう
なんとなく空気が澄んでいる気がする
“寒い”のでは無く“凛と冷たい”空気

鼻から吸う空気は冷たく
口から吐く空気は熱い

その空気が身を引き締め
おのずとペダルを漕ぐ足に力を与える


帰りにまた少し雨が落ちてきた
本当に“落ちてきた”と言うくらいの雨
今度は体に力を与える雨だ

傘など持ってないが、急ぐ足なら持っている

 家まで後少し、

 もう一度青空が覗く

 大魔王の館
2002年03月15日(金)

ツマンナクナイ

 久々の焼酎の味に舌鼓
 おかげで夜チャリを断念してしまった

 代わりに後輩の話に耳を傾ける
 懐かしい話と恥ずかしい話と真剣な話

 いろんな話が交錯する

 趣味が同じ部分と全く違う部分
 
 みんな一緒だとツマンナイし
 逆に全く違うとそれもやっぱりツマンナイ

 ツマンナクナイ関係が保てるのは
 人がそれぞれ違う経験とか好みを持ってるからだろう

 ツマンナイとツマンナクナイ
 簡単そうで難しいけど
 難しそうで簡単

 ツマンナクナイ関係を大事にしたい

大魔王の館
2002年03月13日(水)

春はチャリンコの季節

 午前中で仕事がスッパリ終わった

 午後までの間少し休憩した後
 いつもの様に車に載せて来た自転車を降ろす

 すっかり春めいた空気が暖かく
 ついこの間までの冷たい冬が嘘のよう

 自転車のペダルを漕いでいても
 全身の無駄な力が抜けて気持ち良く走れる気がする

 そう!春はチャリンコの季節!

 雨降る梅雨まで頑張って

 漕ぐ!


本日の自転車走行距離:17.81km

     大魔王の館
2002年03月12日(火)

腹を減らして

 前々から行きたい行きたいと思っていた飯屋に行った
 でも閉まっていた

 朝からやっていると勘違いしていたが
 どうも昼時にしか開けてないらしい

 それもご飯が無くなった時点で閉店
 人気の店なので早めに行かないと
 おかずも良い物は無くなってしまうらしい

 とにかく人気の飯屋
 銀シャリを標榜するだけあって飯が旨い!
 実は取材で何度か足を運んだ事があるのだ

 飯が本当に旨かった
 勿論おかずの味もまさに飯屋のおかずと言う感じでよかった

 もういっぺん食べたいなぁ

 今度は昼時に、腹を減らして
2002年03月11日(月)

ロードオブザリング

 チケット売り場は長蛇の列だった

 ロードオブザリングとモンスターズインク
 人気の映画は簡単には見れ無さそう

 実際観る積もりで来た回は
 列に並んでいる間に上映が開始してしまう有り様

 一応時間前に到着出来る様に考えて出てきたのだが
 まさかこんな人出があるとは思わなかった
 考えが甘かったのねん

 何とかチケットを買えたら今度は待ち時間
 長い映画だけに待ち時間も長い!

 映画は迫力もスケールも特撮技術も文句無しだったのだが
 僕にとってはこの一本の完成度としては不満足
 3部作であるとは言え1本で勝負するのが映画のホンマでしょう!

 その代わり3本とも観ないと完全評価は出来ない
 だから一応全部観ちゃうんだろうな、きっと
 というのが狙いなのか?もしかして
2002年03月10日(日)

小さな命

120匹の柴犬がクルーを向かえる

 今日紹介するのは生まれて間もない柴犬の赤ちゃん
 始終コロコロと動いて落ち着きが無い
 でも一日の大半を寝て過ごすのだそうだ

 あぁ。その分起きてる時はめちゃ元気なのね
 納得

 しかしとにかく可愛い!
 一匹持って帰りたいくらいだ
 懐に入れて持って帰ったら暖かいかも
 なんて不謹慎にも考えてしまう

 もしも持って帰ったら母親に怒られるだろうなぁ

 怒られるのもそうだが
 そもそもこの小さな命を預かる自信が無い

 動物を飼うという事は命を預かるという事
 命を預かるという事はその命に責任を持つと言う事だ
 
 勿論途中で投げ出す事は出来ない
 だから軽々しく衝動で責任を背負い込めない

 でも可愛いんだなぁ

大魔王の館
2002年03月09日(土)

寝坊

 考えていた時間よりも随分遅く目が覚める
 簡単に言うと“寝坊”だ

 仕事に行くのに今日こそ自転車で、と考えていた
 普段より2時間早めに設定した出発時間

 見事に2時間近く寝坊してしまうとは(^^;)

 勿論車なら十分間に合う

 けど気持ちに甘えが出たか?
 複雑な気持ち

 次こそ!
大魔王の館
2002年03月08日(金)

青色申告

平成13年度青色確定申告が終った。

毎年毎年非常に面倒臭い
毎月少しづつでもやっておけば楽なのだろうが、
毎年結局〆切寸前になってばたばたする羽目に陥る。

今回もご多分に洩れず2月も末になってバタバタ
何とか〆切1週間前の今日終れたのが奇跡みたいなもんだ

税務署に行く為、久々に自転車に乗った
丸々3週間ぶりに自転車に乗る体は
往復10kmにも満たないにも関わらずギシギシ
やはり毎日の鍛錬が必要なのだと感じさせる

帰り道、ポツポツと雨が落ちて来る。
家へ 着く寸前には雨も本降りに

最近はホントに自転車運が悪い
自転車に乗ろうと楽しみにしてると雨、
晴れた空に気を良くしてペダルを漕ぎ出したらやっぱり雨、、、

嫌われてるのか?
2002年03月07日(木)

賞賛

 関わった中継が賞を取った
 
 去年の年間を通じた番組の中継の中で一番
 技術的にも制作的にも良く出来たと認められたのだ

 僕自身も走り回ったその現場は
 スタッフ全員まさに修羅場状態

 今日その時のビデオを見てありありと思い出したが
 正直良くやったもんだと自分に感心する

 スタッフ全員、賞を狙ってやったのではなく
 アイデアと実現させる努力と技術力の勝利
 賞は後からついてくるもんだと感じた

 みんなはどう感じているか分からないけど
 自分の中で一生残る仕事と出会えた事が何より嬉しい

 それは栄誉よりも充実感

 どんな賞にも負けない物だ


 http://www1.ocn.ne.jp/~daimaou/


 
2002年03月05日(火)

法事

 ひな祭りの今日、法事だった

 去年の今頃亡くなった伯父の一周忌と、
 一昨年亡くなった祖母の三回忌

 その祖母の一週間前には父方の祖母も亡くしているから
 一年の間に親戚を3人も亡くしている事になる

 ここ二年は本当に大変だった 僕ではなく、親や親戚一同がだけれど

 誰かが言っていたが
 葬式や法事は亡くなった人の為にあるのではなく
 残された僕たちにこそ必要な儀式なのだそうだ

 葬式の時は忙しくて亡くなった事を忘れ
 法事の時は逆に亡くなった人の事を思い出す

 普段はあまり会えない親戚も集まり
 思い出に花を咲かす

 笑いも涙もそこにある

 祖母も伯父も

 きっと見守っていてくれるから
2002年03月03日(日)

ラーメンの口

 早朝からラーメンの匂いにむせかえる

 関西のラーメン屋一番人気の店を紹介する為
 生中継でその店までやってきたのだ

 勿論番組独自調べなのだが
 確かに良く聞くし僕自身も行った事が何度もある

 早朝だと言うのに店の中はお客さんで一杯
 聞けば朝7時まで営業中だと言う
 繁華街の中の店なのでこんな時間でもお客さんが来る
 今は“早朝”ではなく“深夜”なのだと実感させられる

 番組は恐れていた一般の人の乱入も無く
 バタバタしながらも何とか乗り切った

 現場ではその場その場でのとっさの判断が物を言う
 じっくり考えている間に本番は過ぎていってしまう
 常に時間に迫られているのだ

 事務所へ帰り相方と出かける
 お昼ご飯は勿論ラーメンだ!

  http://www1.ocn.ne.jp/~daimaou/

2002年03月02日(土)

夏休みの宿題

 気付いたら2002年ももう3月
 2ヶ月と言う期間があっという間に過ぎてしまった

 仕事は相変わらず少ないが
 確定申告の締め切りまで半月
 この2週間は事務仕事に追われる事になるだろう

 一年に一度の事務仕事週間
 少しづつずっとやってれば楽なのに
 結局一年分をこの一ヶ月でいっぺんにやる事になる
 どころか最後の二週間に

 毎年夏休みの宿題を思い出す瞬間
 大人になってから頭を悩ませるとは思わなかったが
2002年03月01日(金)

大魔王の脳溶け日記 / 大魔王

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