送れてきた雨

 「朝から雨」の予報が外れたか
 早朝起きしての仕事中も曇ってはいても雨は落ちてこない

 この分なら昨日踏めなかったペダルが踏めるかもしれない
 昨日予定よりも遅くまで撮影を頑張ったおかげで
 今日は予定よりも早く昼を少し過ぎた頃に仕事が終わる

 少し休憩してトイレへ
 着替えて出掛けようと外を見回すと雨
 遅れていた雨が地面を濡らしている

 今日もまたか

 雨は少しずつきつい雨に変わる
 やはり出掛けられそうにも無い

 自転車に乗る気持ちと条件が空回りする

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2002年02月27日(水)

明日こそ

 背面キャリアに自転車を載せて車を走らせる
 まだ暗い道が僕の車を迎え、また見送っていく

 仕事を終わらせて背面キャリアから自転車を下ろす
 何処へ、と言う訳ではなくペダルを踏み始める

 なんて日記を書こうと思っていたのだが
 残念ながら仕事が終わるのが予想よりも遅く、
 夕食の時間に間に合わなくなるので出掛ける訳には行かなかった

 明日こそ明日こそ、と自分に言い聞かす
 明日こそ明日こそ、と自転車にも

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2002年02月26日(火)

タイムマシンに乗って

今日、絵葉書が届いた

蒼い空と美しく透き通る海と海岸
グァムからの絵葉書の景色

本当は旅行の間中こんな天気ではなく
ずっと雨模様でぐずついていたらしい

昨日相方本人が言っていたから本当だろう

そう、本人よりも絵葉書の方が後に帰ってきたのだ
旅行の挨拶がまるでタイムマシンに乗ったように
時間差で僕の手元に運ばれてきた

しかも本当の旅行では感じられなかったはずの
青空と碧海の匂いがこの葉書からは感じられる

時空を越えた感覚

タイムマシンに乗って


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2002年02月25日(月)

ぼちぼち

仕事が無い仕事が無い、と嘆いていたら突然の二階建て仕事
早朝の生中継の後、1本のロケが入った。

仕事は有る時は重なり、無い時は一切無い。
体は一つしか無いのだから無理も出て来る

基本的に二階建て三階建ての受注はし難い職種なので、
今日の様にうまくはまる場合以外は一日1本仕事になる

そう上手くは行かないが

ぼちぼちと

この不況の時代

ぼちぼちと


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2002年02月23日(土)

元気の素

関西で人気の女性DJの方と一緒に仕事する機会に恵まれた。

ラジオから聞こえるその元気な声を数年前から気にしていた。
会ってみるとそのテンションは普段も変わらず、
本番前から息切れしてしまうのでは?
と、こちらが心配するくらい元気だった。

この日も1本仕事を終らせてからのロケ
その後も更に1本仕事が待っていると言うのだ

この小さい体のどこに元気が詰まっているのか?
プロ根性と言うよりもこれが地なんだろう。
元気が貰えた気がする。


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2002年02月21日(木)

あっさりと一言で

 思いがけず出掛ける事になった
 仲間から昼飯の誘いがあったからだ

 風邪は治りきっていないが
 一週間ぶりにサドルに座ってペダルを漕ぎ出す

 前にも二人で行ったカレー屋で待ち合わせ
 カレーを食べて2時間近く話し込んでいる間に
 すっかりお客も入れ替わり、僕らだけになった

 昼飯だけのつもりが一緒に自転車屋に行く事に
 
 カレー屋から8kmほど行った場所
 住宅街の路地にその店はある

 偶然見つけたその店に何故かその仲間を連れて行きたかった
 その自分の気持ちの理由が行ってみて分かった
 その仲間の兄上の行きつけの店だったのだ

 僕が偶然見つけたのも
 仲間を偶然連れて行く機会があったのも
 結局偶然ではなかったと言う事だろう

 店長との話も弾み必然の出会いに気を良くする

 店を出て走り出すと、やんでいた粉雪がまた降りだした
 風も出て寒いが、なんとなく気持ち良く走る

 川沿いで南下する仲間と別れて直進する

 「お疲れ〜」

 たった一言の別れの言葉と上げた右手

 凄くあっさりと感じるけれど
 DRYな感じがちょうど良い

 共有する時間の濃さと、別れのあっさり感

 そのバランス

 家まであと5km


      本日の自転車走行距離:17.4km
2002年02月19日(火)

一望

ギシギシ鳴る階段を登ると、京都市内が一望出来た。

そこは京都東山、知恩院の三門の上。
冬の特別公開の紹介に20分枠の長い中継、
それも生中継を入れる為、昨日から準備してきた。

暗いうちから重い機材を背負って急な階段を上がる
リハーサルを繰り返すうちに夜が明けてきて
京都の町並みが少しずつあらわになってくる

その昔見張り台として作られたと言うのに納得
確かに今のような高いビルが無ければ
京都全体がここから見ることが出来る

壮観、まさにそんな感じだ

長年京都に居ながらこんな景色も知らなかった
新しい経験は身近にいつも有る

明日も新しい何かが待っているかも

重い荷物を背負って、そう思う
2002年02月18日(月)

はちみつパイ

夜明け前、それも大分前に球場に向かう
前日にほぼセッティングが終っているので楽チンだ。

球場にはきょうの 紅白戦目当てに既にファンが集まっている。
星野阪神に多大な期待が集まっているのだ。

番組を終らせ、空港に直行する。
考えてみたら阪神キャンプの取材で来たのに選手の一人も見ていない(^^)
紅白戦はおろか練習も始まっていない時間に帰ったから

午後事務所に帰る。

その後移動して大阪梅田のHEPホールヘ
ズームのキャスター、国木田かっぱさんの出演する芝居
はちみつパイの『ファッキン・ファンタジー』
を観る為ではなく、写真を撮る為に行く

かっぱさんの公演は行ける限り見に行く事にしているのだが
はちみつパイには前回公演の時に稽古の写真を撮らせて貰ったお付き合い
前回は僕の趣味と言う事で行かせて貰ったのだが
今回は主催の後藤はっちさんじきじきの依頼だ

芝居の写真と言っても公演中はお客さんの迷惑になるので駄目!
なので本番前のゲネプロの写真を撮らせて貰う

ゲネプロとは本番前の最終リハーサル
本番さながらの音楽、照明を入れた舞台での稽古
つまり客を入れてないだけで本番と一緒って訳です
シチュエーションとしてはね

やっぱり芝居って良いなぁ
照明や音楽が入ると役者の顔も変ってくる

本当はお客さんの反応が有って完成するのが芝居だから
あくまでもリハはリハなのだが

一枚一枚にどんな表情が収める事が出来ているのか
狙いどおりの写真が撮れているか?
現像が上がってくるのを楽しみにしておこう
2002年02月16日(土)

安芸行き

高知県安芸市に行く。
阪神タイガースのキャンプ地に取材に行く為だ。

高知県と言っても今回は飛行機移動なので、
車でガタゴト勝浦や新宮、浜坂辺りに行くよりは
よっぽど近いと言える。

もちろん距離ではなく時間的感覚の話だが

安芸市営球場に到着したのは夕方過ぎ、
選手の練習も終った後だった。
南国安芸とは言え、陽が落ちると肌寒い。
日中は暑いくらいと言うからキャンプには最適なのだろうが。

翌日早朝のセッティングとチェックを済ませ、
宿に着いた時には午後8時を過ぎていた。

風邪ひきの体には睡眠が一番!と、
早寝を目指すが結局日が変わってから就寝。
なにやってんだか、、、
2002年02月15日(金)


 バレンタインデーの今日
 父親の誕生日を祝いに母親と三人で飯を食いに行った

 誕生日は実は今日ではなく
 本当は2月の10日
 スケジュールが合わなかったので今日になったのだ

 気付けば父も67歳
 70の大台もすぐそこに迫っている

 リウマチで苦しんだ時は永くないと感じたが
 今は薬で何とか痛みを押さえ込み
 老け込むどころか毎日飛び回っている
 それこそ僕自身の仕事よりも多く出掛けているかも(^^;)

 若くから川柳をやる父にとって
 実は今が一番脂が乗っているのかも
 しかし作家として自分の川柳を読む時間が少ないのも事実

 何とか自分の為に時間を使って貰いたい
 復路も後半に入った人生を有意義に


 ここで父の川柳の中で僕の一番好きな一句を

     天井の
       シミと 人生
            語り合う 東兵
2002年02月14日(木)

クレヨンしんちゃん

 今日はやっぱり昨日よりも風邪がきつい
 仕事中もぼぉっとして集中力に欠ける
 いかんいかん

 と言うような状態の癖に今日もビデオ
 先輩の持ってきた映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』を見てとにかく愕然となった

 いかん涙が止まらない
 クレヨンしんちゃんを舐めていたようだ

 文章で書いてもとても伝えきれる自信が無いので割愛するが
 現在30代以上の人には郷愁と共に感動が襲ってくる

 想い出は確かに大切な物だし
 大事に取って置くのは当たり前な事なんだけど
 人間、過去にしがみついては生きていけない

 昔思ったような未来に辿り着けてなくても
 思ったような未来に思いを馳せる事の出来た過去には戻れない
 自分の未来を掴むには現在を頑張って生きるしかないのだ!

 なんてクレしんに説教されるとは思わなかった(^^;)

 とりあえずとにかく良い!
 見ましょう
2002年02月13日(水)

布団かぶって

 昨日の雪のポタリングで風邪をひいてしまったようだ

 車にチャリンコを積んだまま泊まり仕事に来たのだが
 どうも今回はチャリンコに乗れそうも無い
 咳が出て頭もぼんやりしてくる

 今日は大人しく泊まりの部屋でビデオ見て過ごした

 あー早く治ればいいのだけれど
 薬飲んでないからそうもいかんだろうな

 今日も明日も休足日が続く
 毎日ちょっとづつでも乗ろうと誓った途端にこれだ

 ま、気負わずぼちぼちが身上なので

 布団をかぶってビデオでも
2002年02月12日(火)

二人だからこそ

昨日のリベンジを果たすべく和歌山へ移動。
途中、昼食を取って和歌山城に午後2時頃到着。

雲は掛かっていたが、まずまずの天候。
空気も冷たいがそれ程でも無く、
漕ぎ出せばすぐにでも暖かくなるだろう
そんな感じだった。

サイクリングガイドを頼りに和歌山市内を走る。
しばらく走ると歩道の無い、しかも車通りの激しい道が続く

ストレスが溜る。

その上紀の川沿いを走り始めると斜め前からの風が行く手を阻む。

太陽はいつの間にか雲に隠れ、
それと共に空気はどんどんと冷たくなっていく。

予定の往路17kmを走り切った時には、
僕も相方も冷えきった体から体力を奪われへとへとになっていた。

ゆっくり休んでから出発でも良かったのだが
ここまで予定通りの時間で来ている。
予定通りでゴールしてぎりぎり暗くならない内に辿り着ける予定だ
そんなにゆっくりもしていられない

復路は往路を少し越えて19km

しかも行きが下りばかりだった訳でもないのに
ずっと続く上りの斜面、緩斜面と言うには少しきつい

冷たい風は雨を呼び、次第に雪へと変っていく
ハンドルを握る手から感覚が無くなって行くのが分かる
それと同じくして雪は雹に変った

長く長く続いた坂を登りきり、
相方を待っている頃に雪が止んだ


結局、往路17kmは1時間半、復路19kmは2時間半、、、

寒さの中、頑張れるのは二人だからだろうか?
一人だったらとっくにタクシーに乗っていたかも

待つ事も待たせる事も一人では出来ない

相方がゴールする時にした拍手も一人では出来ない


      本日の自転車走行距離:36km
2002年02月11日(月)

雪に阻まれ

奈良もしくは和歌山をポタリングする為、
車に自転車を載せて相方の家に向かう。

国道を走らせていると細かい雨が降ってきた。
家に近付くにつれてその雨は雪に変わって行く。

自転車は雨に弱い。
泥除けの無い自転車は特にそうだ。
背中が泥だらけになるのが大好きな人は止めないが。

ともかくこれでは自転車には乗れない。
予定は全てご破算。
明日にかける事にする。
2002年02月10日(日)

帰宅

早朝仕事を終え、昨日二人で走った道を今度は一人で帰る。
事務所に車を置いていた先輩が車に自転車を載せて帰るからだ。

ひとり、と言う寂しさと爽快感がペダルを踏む足に力を与える。

昨日と同じ17km。
だけど二人と一人、夜と昼、上りと下り
同じようで違う17km

先導者がいない分道も間違える。

ふと中学生頃の休日を思い出した。
知らない道にわざと入っていったものだ。

そこには古本屋やレコード屋、おもちゃ屋があった。
探検心をくすぐるまばゆいものだ。

車でも同じようにしていたつもりだったがどうも違う。
自転車のスピードで無いと見つけられない物も有るのだろう。

先輩の家に辿り着くと車が既に停まっていた。
タッチの差で到着時間で負けたらしい。
出発からちょうど1時間、渋滞を走る車とならほぼ同タイム。
もちろん下り参考タイムだが、、、

本日の自転車走行距離:約17km
2002年02月09日(土)

出勤

先輩の家に車を置いて自転車で出発する。
翌日の早朝仕事の為、宿泊先の事務所に移動するのだ。
国道を離れ、旧街道を走る。

先導してくれている先輩の背中を見ながらペダルを漕ぐ。

最初は付かず離れず。
だが次第にスピードに差が出て距離が離れて行く。

総行程17kmの上りの緩斜面がじわじわ体力を奪って行くのだ。

僕よりも確実に脚力が有るのに、
スピードをそれほど上げず、先輩は先導を続ける。
ゆっくり走ると言うのは以外にもしんどいものだ。
だからこそ、そうしてゆっくりと走ってくれる事に感謝。

息づかい荒く事務所に着いた時には出発から1時間半が過ぎていた。

件の先輩も一人の時は1時間強で来ると言うのだから、脚力、持久力の違いを思い知らされる。

ともかく今度は自分の家から事務所までの移動に挑戦!
40km以上を走って仕事が出来る体力が付いてからの話だが(^^)

本日の自転車走行距離:約17km
2002年02月08日(金)

坂の上に待つ仲間

 自転車を押して急な坂道を上がると
 山の上に仲間が待っていてくれた


 兵庫県西宮の武庫川を甲山に向かって上り
 夙川を下って海に向かう
 西宮市をぐるっと囲むようなコースを仲間と回ってきた

 平日のサイクリングコースは
 さすがに他の自転車とは殆ど出会わない

 他の仲間と比べて脚力が出来ていない分
 必ずの様に出遅れて置いて行かれてしまう

 しかし頑張ってペダリングして行くと
 そこに必ず仲間が待っていてくれる

 今回は特に山を上っていくコースだったので
 とても漕いで上がる事が出来ずに
 押している事が多かったが
 節目節目で待っていてくれる仲間がとても心強かった

 一人だったら途中で帰っていたかもしれない
 仲間との信頼関係がふんばる気持ちをくれるし
 ポタリングを楽しくさせる

 前にも同じ様な日記を書いたかもしれない
 これからも事あるごとに同じ話になりそうな気がする

 仲間はやっぱり良い!
 つくづくそう感じる


          本日の自転車走行距離:32km


       大魔王の館
2002年02月05日(火)

節分

 節分と言うのは読んで字の如く
 季節と季節を分ける日

 つまり明日からは春ということになる

 という事は今日は冬でも春でもない
 空白の1日、そういう事になる

 豆まきも年の数だけ豆を食べる事も無かったが
 季節を少しだけ感じる暖かな日だった

 昼ご飯は家で手作りのオムライス
 晩御飯は初めて食べるラーメン屋「珍遊」
 とても日本の季節を感じるメニューではない

 けれど

 季節を分ける日の暖かな1日
 ラーメンを食べても
 オムライスを食べても
 そこに来るのは日本の春

 春はもうすぐそこに
2002年02月03日(日)

空回り

 2002年も1月が終わって今日から2月

 新しい何かにチャレンジしたり
 今の状況を変えて行ける何かを掴んだ
 とはとても言えない日々

 今日から何とか、
 という気持ちが空回りしている

 今日から何とか、
 思い続けるしか
 そこから行動するしか、無い
2002年02月01日(金)

大魔王の脳溶け日記 / 大魔王

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