狛の日記...狛。

 

 

ラジオ。 - 2005年04月26日(火)


面白い新製品を紹介しようと思ってメッセージを送ったのが4月の第1週。
ラジオで、反応を示してくれたのがとても嬉しかったのでご報告。


幽霊探知機付きUSBフラッシュメモリーをお薦めしてみたら、
ありきたりな反応だったのが少しつまらなかったけど、
そういえばGLAYさんは全員怖い話が苦手だったような気がすると、
今更思い出したりとかしてみたり。

つまらない機能に、楽しみを覚えるくらいが丁度良いのだと思うけど、
意外と現実主義なのかもしれないと苦笑してしまったのも事実。



もし気になったら、是非お試しを。
詳細は、下記のサイトで。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0404/solid.htm


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天国の鍵 - 2005年04月20日(水)



天国の鍵。


そう表現すれば聴こえは良いけれど、
本当はきっと、表には出すことのできなかった真実の歴史なのかもしれないと思った。

歴史の裏側ではなくて、真実や事実。

世界中にたくさんの思惑や柵があって、
決して表へとは出せなかったいろんな真実が、世の中にはきっとあると思う。
そうやって世界の均衡が崩れないようにバランスを取りながら創られた世界に、
今があって、自分がいて、時が流れてゆくのだと思う。



いろんなことが絡み合って積み重なった長い歴史の中の歪みは、
どれほど重いのだろうかと考えながら、
遠い空の下で安らかな眠りについた、その人の背負ってきた何かを想った。
そして、次に天国の鍵を受け取ることになったあの人は、何を想うのだろう。


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バーチャルゲーム。 - 2005年04月19日(火)



EYE TOY PLAYという名前で、当たり前のように世の中に浸透したけれど。
本来は子供向けのゲームではなかったのだと知ったとき、ドキリとした。


あれを創った人たちが対象としていたのは、高齢者。
特に、男性の高齢者。

デーサービスや、老人会のようなもので行う行事やレクレーションは、
どうしても女性向けになってしまうのが現状で、
男性は参加者も少ないし、参加してもあまり楽しくなかったり。

それで、開発されたのが「バーチャルゲーム」。
誰でも楽しく、気軽に参加できるゲームで、勝ち負けを競う必要はない。
優劣をつけることのできない、そんなゲームが創りたかったのだと聴いた。

でも、日本の世の中はどうしても子ども贔屓になりがちで、
高齢者を対象としたものは、あまり注目されてないし、お金にならない。
だから結局、知らぬ間に普通の家庭用ゲームとして発売されていたのだと苦笑したエンジニアの顔が印象的だった。


ゲーム音痴の狛は、ゲームそのものを楽しむことは殆どなくて。
ただ、その性能や新しい機能に惹かれることはある。
子どもの頃に思い描いた21世紀という近未来を一つ一つ味わってるような、
そんな気持ちを覚えることはある。

だから、ゲームの内容よりも
そこに関わった人たちの想いや、発想や、技術を知りたいと思う。

物事の表面だけじゃなくて
その裏側とか、そのプロセスとか、そういうところまで見据えていたいと思う。

見えないところを見ようとする、好奇心。洞察力。
それを忘れたくはないと思ったし、忘れないようにしようと思った。


きっと、
最先端の技術は、ただ前を向いて突き進むのでは意味が無い。
難しい機能ばかり搭載して、専門家にしか使いこなせないのでは意味が無くて。
本来は、誰にもで簡単に使えて、楽しめるのがBESTだ。
コンピューター音痴の狛でも、高齢者でも、
誰でも使えなければ普及しないし、実用化できないのだから。



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雅。 - 2005年04月12日(火)

昔の人は、凄く感性が豊かだったのだと思う。
それは上下関係の為せる業なのだと言われれば、反論の余地がないけれど。

羨ましいと想った。

桜を見て春を想い、新緑を見て新たな息吹を想う。
風の流れを聴き、空の色を読む。

そうやってゆったりと時を紡ぎ、
しみじみと命を感じるのは趣深い。


今、毎日がとても慌ただしくて。
走っていなければ息も出来ないような、
そんな圧迫感や焦燥感を覚えることが多くなった。

目に映るものだけに囚われたとても狭い世界で、
狭い視野のままいるのは、息苦しい。


毎日、
そこらじゅうにちりばめられた幸せな事を、
一つでも多く感じることができれば良いなあ。



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ペインクリニック - 2005年04月11日(月)

「ペインクリニック」という言葉を聴いたことがありますか?


痛み緩和を第一の目的としている医療機関の1つで、
狛が医療系の学問を学ぶ中で、最初に衝撃を受けた分野でした。

入院するところではありません。
入院患者にも外来患者にも接する事はありますが、
狛の知る限り、
ペインクリニックに入院している患者さんはいませんでした。

そんな、医療機関の中でも
ちょっと変わった存在と思われがちなペインクリニック。

治療方針は単純で、
「どんな方法を使ってでも痛みを緩和する」こと。
ただそれだけ。


世の中には、いろんな人がいます。

麻酔のアレルギーを持っている人。
鎮痛剤のアレルギーを持っている人。
痛みに弱い人。
激しい痛みに曝されている人。
医療器具に恐怖感を抱いている人。
精神的なものによって、体の痛みを訴える人。

その他にも、いろんな人がいます。

そういう、一般的な方法では痛みをとり切れない人が、
ペインクリニックの対象となります。

ここでは、
西洋医学はもちろん、
漢方・鍼・灸といった東洋医学も取り入れています。
音楽や、アロマを使ったリラクゼーションや、
手作りの装置なんかもあります。



初めてこの分野の名前を耳にしてから4年。
頭の片隅に、何故かいつもあって。
できればたくさんの人に知って欲しいと想っていました。

最近ようやく、看護師さんや保健師さんや助産師さんたちの口から
ペインクリニックの名前を聴く機会が増えたのがとても嬉しいです。

狛の専門分野ではありませんが、
将来はこの分野に関われたら良いな、と想うのです。


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始まりに。 - 2005年04月02日(土)

空っぽになってしまった隣の机の上を見詰めながら、
新しいスタートを想った。

嵐のような怒涛の日々を終え、
彼女はこの場所を離れてしまったのだとようやく実感。

配置がえという名目で、彼女の机を使うことになったから、
寂しさの中に多少の照れ臭さを感じたりして。


また新たな一年の始まりに、限りない祝福を。



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