せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2003年03月10日(月) 「Skip」稽古

 小林くんが復帰。
 全員揃った。
 台本はまだ完成しない。
 先に進むのはあきらめて、今日は細かいカットを伝えて、芝居を固める。
 ごめんなさい。

 いいものにしなきゃという思いを胸をしめつける。
 そんなの当たり前の責任なのにね。

 ちゃんと立ち向かうこと!!


2003年03月09日(日) 「Skip」稽古

 下馬で稽古。
 10ページ分、どかんと持っていくが、不発なかんじ。
 もしくは、徹夜で来た僕のカラダがおかしいのか。
 おにさんが来てくれているのが、調子をおかしくしてるのか?
 へろへろになってる自分がいる。

 僕が世界をつくってるということのおもしろさをもっともっとかんじなきゃ。
 まだ10日あるってことの可能性を信じよう。
 僕が信じられなくなったら、誰が信じることができるんだろう。
 責任と愛情をもってみんなに、そして作品に接しよう。
 愛情を。
 そして、逃げないこと。

 先に進めない。
 パニックだ。
 目を開けられないというのは、逃げということなんだろうな?


2003年03月08日(土) 「Skip」稽古

 音響の亜弓ちゃんが来てくれる。
 追加分を渡して、あるとこまでをやってみる。
 約1時間ちょっと。
 こんなかんじかな……というのが見えてきた。
 大急ぎで帰る。
 先を書こう。


2003年03月04日(火) 「絶対鳥フライ」稽古

 喜多見の稽古場で初の稽古というか、顔合わせ。
 王様は、週末の「リセットN」のリーディングの稽古があるので、そちらを優先。
 できるところをどんどこやる。
 フライングステージは、「Skip」が終わるまで、こちらの稽古はなし。
 どうなることやら……


2003年03月03日(月) 絶対王様「無色喜劇」

 駅前劇場へ絶対王様の「無色喜劇」を見に行く。
 劇中劇の入れ子の構造が、それは見事につくられている。
 切り替えも「暗転」なんてダサいやり方じゃなくて、むちゃくちゃかっこいい。
 王様のメンバーだけの舞台を見るのははじめてだ。
 この人たちが、ほんとにいいチームなんだということがわかる。
 一人一人のキャラというか、持ち場というか、得意技が、きれいに立ち上がっている。
 リアルタイムで動いてる時計を背景に、それに負けないくらい芝居もとても緻密に組み立てられている。
 駅前劇場の舞台をまったくの裸で使って、上手から外に出るドアと、その向こうにある空間までも想像させるのは、なんとも心憎かったね。
 舞台は、夢だし、嘘だし、じゃあ、その向こうにある「現実」って何なんだろう?ってことが、舞台でとことん繰り広げられた「虚構」の後で、とてもしみてくるお話だった。
 終演後、笹木くん、郡司くん、そして、合同公演で一緒するバーズアイビューの内藤くんと話す。
 客席には、ヨシオとナルミといっこうちゃん、それにふっちーもいたらしい。
 台本があるので、大急ぎで戻ることにする。
 合同公演のフライヤーの実物をはじめて見る。
 「絶対鳥フライ」というタイトルなので、案の定ってかんじで「鳥の唐揚げ」の写真が載ってる。それは知ってたんだけど、その写真に、ヤジルシで「鳥の唐揚げ」って解説がしてあるのは発見だった。いいわ、この安いかんじ!!!


2003年03月02日(日) 「Skip」稽古

 桜澤さんがちらし寿司の差し入れ。
 今日はひなまつりイブだ。
 こないだのバレンタインデーに小林くんが作ってきたケーキに「触発」されたんだそう。
 たしかに、あれはすごかった。
 僕も「一応」シュークリームをどかんと買ってったりしたんだけど、思い切り霞んだもんね。
 一人分ずつ食べやすく盛ってもらって、おいしくいただく。感謝。
 今日も、立ち稽古オンリーの日。昨日できなかったところを立って、台本があるところは全部あたってみたことになる。
 「ひまわり」のときと同じにならべた椅子でつくった空間がだんだんなじんできている。
 みんなの芝居が「自分がどうやる」でなく、相手から何をもらって、どう応えるかということになるよう、いろいろやってもらう。
 稽古の後、森川くん、いっこうちゃん、見学のイワイさんは、酒部活動へ。
 僕は、今日は参加せずに即帰り。
 電車の中で、まっすーとの「中野ひとりぐらし話」をあれこれと。
 中野ってお弁当やさんないのかしら?
 まだ冷蔵庫を買っていないまっすーは連日の「松屋」通いだそう。


2003年03月01日(土) 「Skip」稽古

 できるだけ早く帰ろうと思ったのに、いつまで経ってもバイトが終わらず(終えることができず)結局、5時過ぎまでかかって、ようやく帰る。
 稽古場へ向かうが、今日は、「稽古の日」と決めて、新しい台本は持っていかない。
 オープニングから立ち稽古をきちんと。
 三枝嬢と小林くんのかみ合わなさがものすごいことに。
 さらっといくつもりが、時間をかけてということになった。
 帰りはまだ大雨。
 雨の中、桜澤さんと話す。
 「ゲイの劇団」に客演するってことについて、いろいろと。
 どこにでも頭の固いオヤジ(=バカノンケ)はいるもんさ。
 もういない、もしくは近くにはいないと思ってたのに、まだまだたくさんいるんだってことにややショックを受けるけど、負けるもんかと帰って元気になる。
 そんなバカオヤジどもなんかわかってもらえなくていいよと思うのか、それでもわかってもらいたいと思うのか、どっちなんだろう?
 せっかくおもしろいものが見られなくて損したね、と後悔するようなモノを作らなきゃね。
 そのためには、「倍」がんばらないといけないんだ。きっと。
 バッグは中までびしょぬれ。三枝嬢にプレゼントしようと思ってた阿部寛のエッセイも雨でぐじゃぐじゃに。


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