せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2002年10月16日(水) 「HAPPY END」稽古

 こないだの台詞をもっと細かく分けてのエチュード。
 今日は、水月アキラをのぞく出演者が、久し振りに全員そろった。
 「HAPPY END」のいかたというか、芝居の雰囲気がだんだん見えてきた。
 夜は台本に向かう。


2002年10月14日(月) 草津 高校演劇地区大会 「HAPPY END」稽古

 朝の9時30分にみんなより一足先に草津を出発。
 草津名物「湯畑」をさくっと見物して、すぐにバスに乗る。
 バスは予定を1時間ちょっと遅れて、新宿着。
 すぐに北千住の千住区民ホールへ、高校演劇の地区大会を見に行く。
 都立足立高校「学校」。
 こないだ知り合って、一緒に遊んだりした平川舞ちゃんが台本を書いてる。
 彼女は、谷崎の「鍵」を舞台化してて、しかも、とってもエロチックに舞台化してて、それはそれはおもしろかった。去年は「痴人の愛」をやったんだって。
 今日の学校は、「学校以外に行き場のない、でも、一人で読書ばかりしている女の子」と「背中のやけどの痕のある野球好きな、登校拒否の男の子」のお話。
 むちゃくちゃエネルギッシュなかんじとどうしようもなく切ないかんじが一緒にある、とってもいい舞台だった。
 やってるみんなが、すっご楽しんでるのが伝わってくる。すばらしい。
 主人公の「だって、他に行くところないから」という台詞にホロっとする。
 他にいくところのない二人のいかたがむちゃくちゃ切なかった。
 小松川の現役の子達は、お手伝い校として、みんなで参加してる。
 帰り道にばったり会って、北千住の駅までちょっとだけ一緒に歩く。

 で、稽古。
 今日は、2時間だけの短い稽古。
 さくっと基礎トレだけで終わる。
 ごめんね。


2002年10月13日(日) 「TOGETHER」旅行@草津

 前から予定していた「TOGETHER」の旅行で草津に行く。
 新宿駅新南口からバスでさくっと着くはずが、朝の10時に出発して草津に着いたのは夕方の6時前。
 午後に予定してたことをみんなパスして(街なかの露天風呂につかるとか)、一息してすぐ夕食。
 温泉にはとにかく入って、あとは部屋で飲みながらおしゃべり。
 いつものTOGETHERのメンバーのほかに、久し振りな人、それに今日が初めてのミウラさんのお友達のみなさん、総勢19名のにぎやかさ。
 やっぱり空がとってもきれいだった。
 星にくわしい人が何人もいて、夜空を堪能。
 スバルを初めて肉眼で見て、感激する。


2002年10月12日(土) 「HAPPY END」稽古 タックスノットへ

 西野さんがシノプシスと一緒にくれたオープニングのマスターの台詞をみんなで読んでみる。
 いつもの僕の台詞とは全然、息が違う。
 僕がずっとしゃべっているのが本当なんだけど、段落ごとに分けてみんなでいろいろ読んでもらう。
 西野さんの台詞は、なんて言ったらいいか、すごく「重みがある」かんじだ。
 僕が作る、「ゲイテイスト」は、たぶん、この味わいを僕なりにアレンジしたもんなんだなと思う。
 というわけで、とっても「原液」(!)なかんじの台詞を、やっぱりそのまんましゃべってみようと思います。
 他のところが薄く感じられないように、僕も少し「濃い目」でいこうかな?

 稽古の帰り、久し振りにタックスノットへ。フライヤーを持っていく。
 とっても満員。さすが、連休前。
 なんと西野さんと遭遇してしまう。こういうふうにしたいと思います!というようなことをお話する。
 それからもいろいろな方々が次から次へと……
 最後はむらぽんと一緒に終電で帰りました。


2002年10月10日(木) 星空

 台本のことをあれこれ考えるのに、僕は、よく夜中の街を歩く。
 もともと歩くのは好きなんだけど、部屋でじっとしているとだらだらと眠ってしまいそうで、おもいついたことをぶつぶつしゃべりながら、歩きまわっている。
 夜空はいつの間にか、すっかり冬向きに模様替えだ。
 オリオン座が、高く、きれいに上がってる。
 天気のいい、夜明け間近には、流れ星がいくつも落ちてくる。
 願い事を言おうとするよりなにより、流れ星を見た!ってことがうれしくて、もう満足している。虹も稲妻も大好きだけど、流れ星の方がやっぱりうれしいのはなんでだろう。
 一つ、見つけると、つい空を見たまま立ち止まってしまう。怪しい人になってしまうのはマズイので、僕は、この頃、上を向いて歩くのがうまくなったかもしれない。


2002年10月09日(水) 「HAPPY END」稽古 写真の整理

 今日も、熱っぽい。
 暑くなったり、寒くなったり、この頃の陽気はカラダによくない。
 はやく、さっぱりと長袖が着れる秋になればいいのに。
 だもんで、稽古場でも、僕は、ややローなかんじ。
 今日も基礎トレとエチュードでいこうと思ってたんだけど、後半、思いつきで「だるまさんが転んだ」を始めてしまう。むちゃくちゃ楽しい。思い切って、楽しんでしまうことにする。
 このところ、こういう「楽しい稽古」が少なかったなと、反省もする。
 最後に、今回の主な配役を発表する。
 演出のプランや、用意しておいてほしいモノなんかも、あれやこれや。

 マエダくんから電話をもらう。パートナーのヒデトシくんが入院してるそうだ。
 先月の半ばにクモ膜下出血を起こして、今、集中治療室に入っているとのこと。
 電話の声がとても心細げで、でも、僕も、とってもびっくりして、どう元気づけてあげていいかわからなくて、なんだかはっきりしないやりとりをしてしまった気がする。
 「お大事に」とか「がんばって」とかいう言葉を、マニュアル通りや、お約束じゃなく、口にするのは、とても難しいものだと思ってしまう。
 そんなこと考えずに、思いやる心がそのまま口に出せる、まっすぐな心でいたら、どんなにいいだろう。
 ともあれ、僕は、ヒデトシくんの回復を祈るしかない。祈ろう。

 夜、また山縣くんと二人で、今日はパレードの写真を選ぶ。
 2000枚の中から、100枚をめどに……と思ったんだけど、なかなか大変。
 2時過ぎまでかかって、ようやく200枚ほどにしぼりこむ。
 今日は、アルコール抜きでさくっとお疲れさま。山縣君は自転車で帰っていった。


2002年10月06日(日) DM発送 故林広志プロデュース「コネクト」

 2時からみんながやってきて、ダイレクトメールの発送作業。
 僕は、自分の分を別にしてもらって、今回も一般のお客様の分の作業はおまかせしてしまう。
 5時開演の三鷹芸術文化センター 星のホールでの故林広志プロデュース「コネクト」を見に行く。
 パレードのボランティアだったキョウコちゃんと一緒だ。
 とてもおもしろいコントオムニバスだった。
 ナイロン100℃の村岡希美さんが素晴らしかった!!
 中でも、ベビーカーに赤ん坊を乗せて、お母さんたちの輪に入ろうとするんだけど、どうしてもできない「近づけない女」がとってもおもしろかった。僕は、この人の「つっこみ方」が大好きだ。半分、あきらめながら、つっこんでる、どこか投げやりなかんじが。
 ケラ・マップの「暗い冒険」にも出てた人んだけど、正直、名前はちゃんと覚えてなかった(ごめんなさい)。でも、出てきたとたん、すぐに思い出した。
 そんな役者さんたちが、この舞台にはたくさん出てる。名前はわからないんだけど、見ればわかる、そんな人たち。たとえば、親族代表の野間口くんとか。
 帰り、三鷹までの道を、キョウコちゃんと二人でてくてくしゃべりながら歩き、居酒屋でしゃべりながら飲み、とにかく、いっぱいしゃべった夜でした。


2002年10月05日(土) 高校演劇地区大会・大田くんのお別れ会・「HAPPY END」稽古

 竹の塚センターのホールへ、高校演劇の城東地区の地区大会を見に行く。
 今日は、母校の小松川高校の上演がある。
 電車の乗り継ぎがうまくいかなくて、2時30分の開演に間に合わなかったらとドキドキする。
 西新井の駅で、同じ演劇部のOBの小林くんが同じ車両の乗ってきて(すごい、偶然!)、少しなら遅れてもいいやと、開き直る。
 15分遅れぐらいで着いて、「きっと5分や10分おしてるはずだから、まあ、いいわ」と上演中のホールに入ったら、なんと芝居は「30分まき」で開演されてたんでした……。
 僕と小林くんは、芝居のおしまいが見れたんだけど、その後に来た、何人かのOBたちは、エピローグだけしか見られませんでした。
 芝居は、「わすれなぐさ」というタイトル(脚本:高畑温子・羽賀瑛菜 演出:高畑温子)
 先月、文化祭にも見に行ったので、今日は二度目。
 あの「ウィンズ・オヴ・ゴッド」の「女性版」のようなお話で、現代の女子高生が第二次大戦中にタイムスリップしてしまうというもの。
 あちこちで、それはどうよ?というところが、ややあるんだけども(たとえば、戦争中の人たちが、なかなか「昔の人」に見えない」とかね)、それはそれでいい。文化祭の上演の後、現役のみんなには、「楽しんでやっちゃえばいいから!!」とだけ言ってきたんでした。あ、うそです。細かいこと、いろいろ言いました……。
 今日の上演は、最後の「現代に戻ってこれる」って話になってくるあたりからを見たんだけど、前回に比べて、みんなとてもしっかりした芝居をしていたと思う。
 やっぱり体育館のステージと、こういうちゃんとしたホールでは、声の通り方が全然違う。
 ラストは、現役の部長のまいこちゃんの一人ぜりふで終わる、なかなかしぶいかんじ。こないだは何を言ってるのかよくわからなかったのに、今日は、きっちりしゃべって、ぼくはついほろっとした。
 タイムスリップしてしまった仲良しの女子高生二人、しおりと幸子が、それぞれ当時の(戦争中)の男の子を好きになって、その子は死んでしまって、さあ、現代に戻ってこれるってことがわかったんだけど、そのために必要な、現代の「セーラー服」をしおりは燃やされてしまってるため、帰っていくことができない。一人を残して、現代に戻った幸子は、戦争資料館で、自分のと同じネックレスを見つける。それは、もう忘れてしまったorありえない現代に、しおりと二人で一緒に買ったものだった。
 こんな話なんだよね(ごめんなさい。すごい簡単にまとめました……)。
 これを、総勢12人(うち男子3人)で演じる。
 オープニングに現代の女子高生がわらわら出てくるだけで、「わあ、いっぱいいる!」ってかんじがうれしくってね。
 何しろ、みんな、僕が高校卒業してから生まれて子たちだから。
 終演後、彼らは、着替えをロビーでしてる。あれこれとおしゃべりを。
 その後、彼らは、きちんと次の上演校の舞台を見に客席に行く。
 僕も現役の頃にはやってたことなんだけど、「えらいよねえ」と思ってしまう。
 ので、僕らOBも客席へ。
 女子聖学院高校の「高校演劇の作り方」。
 弱小演劇部の新入部員ゲットとその後についてのどたばた。
 ケラケラ笑いながらも、僕は、通路を挟んだ前の列に座ってる小松川の子たちの後ろ姿がかわいくってしかたなかった(笑)。
 いい結果が出るといいね。

 その後、僕は、西日暮里へ出て、古い友達、大田リョウちゃんとのお別れ会へ。
 大田くんは、90年代のパレードを知ってる人は、覚えてるかもしれないな。
 モヒカンの頭でいつもトラメガを持ってた、イカしたお兄さん。
 彼が、ガンで亡くなったという知らせを受けたのは昨日の夜だった。
 末期のガンで入院してるという話を、エリツィン経由、マミーから聞いたのが一昨日の夜。
 あっというまだった。
 大田君のお別れ会は、「香典禁止、喪服禁止」のとても明るい集まりだ。
 会場の会館の前には、「いらっしゃい、2階へどうぞ」という大田くんの写真とコメントが貼ってある。
 たくさんの人が、お酒を飲んで、おしゃべりをしてる。
 ほんとにひさしぶりのエリツィンと会って、いろいろ話す。
 「パレードに来てほしかったんだよね」という話も。
 ほんとに急な進行だったんだって。
 エリツィンは、彼のずっと近くにいたんだけど、どうやって連絡していいかわからなくて……と言ってた。だいじょぶ、カマタくんやハジメがちゃんと連絡してきてくれたよ。いいな、友達ってって思ったよ。僕が死ぬときには、どんななんだろうとも思った。
 差し入れで持ってったビールを大田君の前で一本飲み干して、失礼した。
 稽古場へ向かう電車の中で、ふと、自分の手を見てしまった。
 昼間、出しなにちょっとだけ見た、教育TVでやってたお能のシテの人の皺だらけの手を思い出した。
 別に「じっと手を見る」ってわけじゃないけど、昔の僕の手は、こんなじゃなかったよなあ、なんてことを考えた。

 今日の稽古は、基礎トレとエチュード。
 なかなか、本調子になっていかなくて、ちょっとじれてしまう。
 こないだのライブで使ったウィッグを返しに郡司くんが来てくれる。
 わざわざどうもありがとね。
 稽古場に、「HAPPY END」のフライヤーを持っていって、みんなに見てもらう。
 真っ赤なバラのような毛布にくるまれた男の子のイラスト。いつもにましてエッチなかんじ。
 明日はDMの発送作業。
 僕は、台本の「しかけ」のたくらみをもう少し練らないと……。


2002年10月04日(金) パレードの写真

 パレードの記録用に撮影された約2000枚の写真を、山縣君と二人で整理する。
 フィルム1本で、アルバム一冊、写真屋さんでよくくれるあの簡単なやつね、あれを大量に買ってきて、フィルムナンバーをふり、アルバムに番号をふり、一枚ずつ入れていく。
 さっさと終わるだろうとタカをくくっていたら、なかなか時間がかかった。さすが2000枚。
 今日はまず整理のみということにして、この中から約100枚を目標に選抜(?)していく。
 来週の水曜日、稽古の後にということになった。
 山縣君と二人、ワインを飲みながら、いろいろしゃべる。
 スタッフとして動いていたので、こうして、パレードの全貌を見るのは、とても新鮮だ。
 昨日(ていうか今朝方)、テロップのチェックをした「つくばテレビ」で放送される番組も、とてもおもしろかった。
 「ああ、僕たちはこういうことをしたんだ」ということが、なんだかようやくわかったような気がして。
 ビデオでも、写真でも、誰もがみんなとってもいい顔をしている。それがとても嬉しい。
 夜中に、むらぽんが応援に来てくれる。
 でも、作業は終わってしまっていたので、結局3人でワインなんかを飲んでしまう。
 写真を見て、ビデオを見て、たくさんしゃべった。


2002年10月03日(木) BOX東中野で「絶対王様」

 レイトショーの映画の上映の前に、「絶対王様」のみなさんによるライブがあるということで、出かける。
 客席で森川くんに会い、久し振りにおしゃべり。
 ライブは予定通り、ほんとに10分ほど。
 短い芝居が2つ。笹木くんと加治木くんによる「博士と私」。有川くんと川崎桜さんと入山くんの「義理芝居と私」。そして、全員によるダンス「俺たち」。
 予告編の上映の後、芝居っていうのは、なかなか難しそうだと思ってた。
 紹介される映画も、かなりヘビーな内容のもんばかりだったし。
 それでも、ちゃんと「芝居のノリ」に客席を巻き込んでたと思う。
 笹木くんの軽い「発明博士」ときまじめな助手の加治木くんが、とってもいい味を出してた。
 ほんとに何もないステージで、しかも、映画の上映の間なんて、かなりマイナスな要素が多い中、役者さん達が、自分たちのウデで、しっかり空間を変質させていってるのが、さすがだと思った。
 落ち着いて映画が見られる気分でもないので、ライブのみを見て、失礼する。
 映画はどんななんだったんだろう。堺雅人が出てたみたいだけど。
 予告編でやってた「ロバート・イーズ」っていうドキュメンタリー。僕は、これを夏の映画祭で見たんだけど、ほんとによかった。
 予告編で見ると、なんだか、ちゃちいラブストーリーみたいだけど、すごいんだこれが。
 森川くんに開演前にさんざん勧めたんだけど、僕もも一度見に行きたいと思ってる。
 女性から男性に性転換した「ロバート」が、残ってた子宮がガンに冒されて死んでいく。
 そんな彼と、彼のパートナー(彼女は、男性から女性になってる)と彼を見守るコミュニティの物語。
 物語っていうのは、正しくないね。ドキュメンタリーなんだから。
 L&G映画祭でこれを見てしまった後で見たいくつかの作品は、ほんとにその魅力がかすんで見えてしまって困った。
 映像の中の人物の存在感とかね。
 作品に向き合う真摯さとかね。
 「命」が懸かってるからってだけじゃない、なんだかずしんと思いものを、この映画は僕にくれた。
 ほんとにおすすめです。未見の方は是非!


2002年10月01日(火) 台風 「HAPPY END」稽古

 珍しい、火曜日の稽古。
 今朝まで「明日」だとばかり思っていて、あたふたとする。
 東京は、「関東地方に上陸するものとしては戦後最大」な台風が来るそう。
 朝から雨が降ってるけど、これって台風なの?ってくらいの静かなもん。
 「HAPPY END」のフライヤーの入稿に佐賀町のプリントネットワークさんへ行く。
 いつも松浦くんに宅急便で入稿してもらってるんだけど、今回は、僕が持参する。
 今回、表のデザインは、いつもの松浦くんなんだけど、裏面をパレードのガイドブック等のデザインをしている柳瀬浩史さんにお願いしてる。
 水天宮前で地下鉄を降りて、隅田川大橋を渡る。
 こないだ読んだ、藤沢周平の「橋ものがたり」の舞台、深川は、ほとんどこのあたり。
 データの確認をしてもらってから、前回の「陽気な幽霊」がとっても立派な(分厚い)用紙だったので、少し薄くしてもらうようお願いする。

 日が暮れてから、だんだん風が強くなってきた。
 JR新宿の駅では、「不通になる可能性があるので、早めにご帰宅下さい」なんて案内してる。その話を稽古場でいっこうちゃんにしたら、「走らす気ないのかい?!」と、つっこんでた。
 案の定、新玉川線の渋谷はすごい混雑。
 みんな帰るのね。
 そんな中稽古場に向かうのもなんだか不思議なかんじ。
 三件茶屋の町なかはほんとにひとけがない。
 あとで、いっこうちゃんと話したんだけど、「みんな帰ったのね」ってかんじ。
 稽古は、今日も基礎トレを細々と。
 久し振りなので、お互いにさわる稽古を重点にする。
 相手を受け入れるとかね。
 ほんとは、そんないろいろは僕にこそ必要なことだったりするんだけど、人数の都合で僕は見学の人に。
 稽古の間、すごい風が、窓に吹き付けてる。雨はそれほどでもないみたいだけどね。
 9時半過ぎに少し早めに終わって、下に降りていくと、管理人(?)のおじさんが「7時半に川崎に上陸した」と教えてくれる。
 てことは、もう「終わった」ってことなの?とみんなで拍子抜けなかんじ。
 雨もほとんど降ってないし、風もやんでる。
 帰りの電車は、日曜日or終電のちょい前なくらいの空きぐあい。
 なんだか不思議な夜。


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