enpitu


twilight shackles
枷夜(かや)



 何がしたいんだろう...

むこうは今日はお休みみたいで
ご主人様がパソコンを触れるのは仕事中だけ...

ということでこれを読むのは
必然的に(こちらの時間で)明日以降になる
(もう、読んでくれるのかすらわからないのだけれど...)

まぁ、読んで欲しくて書いているわけでない
自分の思いを書き綴ることしか、今の私には出来ない

今日は、久しぶりに朝からのんびりしている
(といっても、休みなわけではなくちゃんと仕事をしている)
こんな時間にパソコンを触るなんて最近なくなった
おそらく、週に一度あるか無いかくらいだと思う
本当ならコンピューター触るような仕事に就きたかったのだけど
世の中そんなに甘くはないんだな...現実って苦しい(苦笑)

本当はこんな時間に触っていたほうがネット上で
会うことも出来るのだけど...今日はメッセンを繋いだとしても
お休みだから会うことなんて出来はしないし
電話をかけられても出られるわけがない
そして、こちらからかける事なんて出来もしないし
ついでに、話しかけても返ってこないかもしれない
話しかけられても、私は無視するかもしれない
声を、返すことなんて出来ない...今は。


あぁ、なんだか、冷めてるなぁ...私(苦笑)

最近、いろいろな日記を巡ってみたりする
Myエンピツって実は活用していなくて(汗)
ランキングや新着の日記をふらふら〜っと巡って
ぼけーっと日記を読んでいるくらい
毎日に追われていて、掲示板にレスも出来ていないし
書き込みに行くだけの余裕もなかったりもする

...ゴメンナサイ

自分の中でしっかりとした「土台」が出来ていないのかも。
自分自身についてでもあるし、「奴隷」として、「枷夜」として...
足元がふらつき気味で、ゆらゆら、ふらふらしている私がいて
しっかりと、支えていて欲しいという願い...
ゆらゆらしなくっていい

私が私であれるなら...

存在することが出来るなら...


2002年09月29日(日)



 さよならなんて出来ない

ご主人様にあてて書くとどうしても
「反対」のことを書いてしまいます
だから、ここは私の思う「私の思い」を書いていきます

すごく...支離滅裂かもしれませんし...
文章になっていないかもしれません。ごめんなさい


私は...ご主人様の奴隷でありたいと思うことが不安でした
最近、また色々な事が重なってしまい
私はおそばに居ることが辛くて悲しくて苦しかったのです
私は必要ではないのだろうと思いました...
何度も、何度も...

必要とされるように...もっとすればいい...
見てもらえるように...もっと成長すればいい...
もっと、忠実な奴隷に
もっと、淫乱な奴隷に
もっと、従順な奴隷に...なればいい

「忠実」で「淫乱」で「従順」で...

今の私はそんなものから遠く遠く離れていて
それでも、ご主人様は待ってくださる...

 何かを望んでしまっている私がいるから...
 あなたの望む何も望まない奴隷には私はなれない

 ひとりでいたくない
 何も考えたくない
 檻に閉じ込められていたい
 包まれたい

 ぜんぶ...
 私が「望んで」いるものだとしたら...

メールでたくさん伝えても、簡単に返されてしまう
私は、ご主人様に勝てない...

はじめから、わかっている...

私の体にはすでに...
「ご主人様の奴隷」である自分が染み付いている
ご主人様の言葉で...触れる指で...吐息で...
息を荒げ感じる自分がいることを知っている

離れられるわけが無い....きっと、求めつづける
私にとっての最後のご主人様を...求めることでしか
他の誰でもない、ご主人様から与えられるものでしか
自分の中の思いを満たすことが出来ない...

私は「私」を知っている
堕ちていくことの悦びを...

そこから逃げのびることなど出来はしないと...
はじめから、わかっている...

少し、休みます
私は...少しご主人様を困らせすぎてしまいました
もう...電話をかけていただいても伝わりません
電話をすれば...距離を再確認してしまう私がいます
遠いのだ、と...会えないのだと...

離れたくない...
そばにいたい...
眠って欲しくない...
眠りたくない...

感じたい....
堕ちていく快楽を...
与えられる安らぎと快楽と痛みを...

包んで欲しい...その腕で...
私の心をご主人様の檻に閉じ込めて欲しい

今すぐ...そばに行きたい
ご主人様に犯されたい
ぐちゃぐちゃにされたい








はじめから、離れることなんて出来なかったんだ...
自分の中の「奴隷」を消し去ることなど...
自分から「主人」を消し去ることなど
...出来なかったんだ

行ったり来たりしてやっと見つけた答え
けれど、まだ...ご主人様は帰ってこない...

自分の中ではもう少しの間...

2002年09月28日(土)



 さよならの「反対側」

私の中の「奴隷」が眠りにつきました
そして、「ご主人様」もまた眠られました

私が、再び目覚めるまで...永遠に
私が再び、「ご主人様」と呼ぶ時まで
待ちつづけると言い残して...

ここに書いていない間に一度、
私はご主人様のところに戻っていました
ご主人様は、私のしたことを怒ることなく
「おはよう、私の奴隷...」
と何時間もある時差のむこうで言って下さいました

しかしある夜、メッセンジャーで話すことがあって
その中でまた私がひとりで暴走(?)してしまい
また「離れる」と言ったのが再発の原因でした

しかし...
わからなくなったんです

「何も望まない、私の奴隷」になるということ
何も、望まないということがどういうことか
それを考えると自分はそうなりえるのか...
ご主人様の望む奴隷になれるのかわからなくなりました

ご主人様は、優しすぎます...
どういうわけか「そのときに1番欲しい言葉」をくれます
とても嬉しいし...けれど、とても悲しい...

私がわがままを言っているだけ...
遠くに居るのが不安で...不安で...
その不安で心がいっぱいに満たされて
耐えられなくなってしまった...私

本当は、泣きたい...
本当は、叫びたい...けれど
泣くことも、叫ぶことも出来ない...
私は眠ってしまったから

ここで、文章にしてしか...
自分の気持ちを吐き出すことが出来ない

メッセンジャーで会えば、自分の思いとうらはらの
反対の...でも、自分の中にある「もうひとつの思い」を
ご主人様にぶつけていました
「一緒にいたい」という気持ちを隠すための
「もう、一緒に居たくない」
「奴隷でいたい」という気持ちを隠すための
「ご主人様と呼ばない」

...

けれど、自分の中の思いを隠すためだけじゃない
私は...
ご主人様のそばにいるときにどうしても隙間に入りこむ
私の「もうひとつの意思」が許せませんでした
その意思がある限り
私は...ご主人様の奴隷になることなど出来ません
何も望まない、奴隷になんてなれません

そうして...ご主人様は自分のもうひとつの...そう
「主人である自分」を眠らせる...と仰ったのです

どうして...ご主人様はこんな私を待ってくださるのか
どうして...「最初で最後の奴隷」だと言って下さるのか
どうして...「手離さない」と言って下さるのだろうか...

ご主人様...
あなたは、私の中に「何」を見たのですか?

2002年09月27日(金)



 私とワタシの葛藤

昨日、日記を書いた後...
ご主人様からPCのメールに2通届いていました

ご主人様が「主人」としては
こんなに書くのは初めてだろうか...というくらい、
本当にめずらしく長いメールでした

本当に、「今更」なメール
どうしようもない、メール
会いに行くつもりだったと、言われても...
私の「誓い」が嬉しかったと言われても...
どうして、「今」言うの...
今更、そんなことを言うの...?

けれど、ご主人様は今だから言うのだろう...

 本当に、必要であるなら…
 彼氏彼女じゃない、本当にもっと…

 それを超えた領域…男でも女でもなく、
 世界観に縛られない、ただ…求め合いたかった

 枷夜とならそれが出来ると、信じていた
 今も、その気持ちは変わらない

メールの中に綴られていくご主人様の「思い」
私は、自分の中で色んなものが交錯していった

今日は普通に朝から用事をしていた
その時...私の携帯が震えた
「通知不可能」...
取るべきか、悩んだ
けれど、取っている自分が居た
「今、大丈夫か...」
「そちらは、今、深夜では...」
「あぁ、まぁ明日は休みだからな...」
私の「さよなら」というメール以降色々なことを
ご主人様は考えたらしく...私の書いている日記も
昨日の分までしっかりと読んだらしい...

「私は、「枷夜」と呼んでもいいか?」
との答えに、私ははい、と答えた
それでも、私はご主人様のことを「あなた」と言い
決して「ご主人様」と呼ばなかった
私の中での...精一杯の抵抗だった

20分くらいの電話
ご主人様は、あれからちゃんと休んでいるだろうか
そんな、場違いな心配をする私の昨日の決意は
一体なんだったんだろうとも思う

ご主人様のそばに、帰りたくないはず
こんな...不安で満たされるだけが私の
望んだ「幸せ」で「快楽」なのだろうか

自分にとっての、「幸せ」をもう一度考えてみよう

2002年09月22日(日)



 さよならを交わして

パソコンを切って...
携帯でメールを1通送信した

返事が返ってきた

私は、ご主人様の奴隷になったとき...
まだ、私は誰かの彼女だった
彼と離れた後も、体を重ねた

それは...許されない行為だとは知っていて
どこかで、「体」を求めていた
心だけで満たされない...私の、体を...
ご主人様の代わりに満たしてくれる存在を

私の体は、そのころから快楽に
飢えていたのかもしれない
ひとりでは、満たされない...
他人から、「与えられる」快楽に...

気づいたのは、彼と別れた後からだった

私が、彼と別れたとき...
ご主人様は「私」を助けてくださった
それは、私が「奴隷」だからだろうか
一年前...はじめて、出会ったその日から私は
あなたの瞳には映っていなかったのだろうか

奴隷として、仕えて欲しかったから...
そう言って、ご主人様は、
私に何も言ってくださらなかった...
言っていれば、変わったのかもしれない
私は、同じなら...
彼女からより、先に...あなたから聞きたかった

あれからずっと、メールを交わした
朝...
9時前に、最後のメールを出した
「さようなら、...さん」
そうしたら
ご主人様から、同じように
「さようなら、...」と
返ってきた




けれど
奴隷である、私へは



ご主人様は...
さよならと
言っては下さらなかった
















私は、私の中の感情を
すべて、殺そう...

もう、誰にも明け渡さない
何も、知られないよう...

小さな、小さな箱に収めてしまい
閉めた鍵を、心の奥深くに隠してしまおう







「さよなら」という、言葉は
私とあなたとの間に交わされた









今更なのかもしれない
私の「望んだもの」とは、一体...何だったんだろう

2002年09月21日(土)



 さよならを言わせて

私は...奴隷として「あるまじき行為」をしました
(一体、何度目だ、お前は)
ご主人様に...「さよなら」を言いました

昨日...書いた日記で私は奴隷ではない自分と
ご主人様でないご主人様との関係に終わりを
つけたかったと、書きました

私は今日、ご主人様との関係も...
おしまいにしようと思いました






私は、「2番目」です

1番には、なることなど叶いません
1番は、きっと、別れた彼女なのだと
ずっと...わかっているつもりでしたから...
だから、2番目でいいと思っていました
ただ、自分が「唯一」の奴隷であればいいと...
ご主人様が、私だけを奴隷として見てくれると...

けれど...
別れてから...
私は、自分の立場を過信しすぎました
どこかで、自分は「1番」なのだと...
思ってしまっていたのかもしれません
1番そばで、ご主人様をわかることができる...
誰よりも、近い...場所

どこかで、そう過信していたのだと思います
驕りですね
奴隷として、持ってはいけない感情です
少なくとも、私は...そう思います



ご主人様と、滞在先からメッセンジャーで話しました
むこうはお仕事中...私のところはすでに深夜...
そんな時間差の中で、会話をしていました

私の態度はとても冷たかったそうです
冷たくしているつもりはなかったのですが
自分の中の感情を殺そうとしているのが
「冷たさ」となって表に出たのでしょうか

そのとき私は、作業中だと偽ってご主人様に
話しかけられないように状態を変更していました。
それも空しく...ご主人様に話しかけられたのですが。
話しかけられると無視ができない自分が嫌ですね

無視すればよかった...ほんと。

作業中だからといって、さっさと会話を済ませて
しまいたかったのに...終わらせることができない
(ちょうど、別の友人とも話をしていたから、
 接続を切ることが出来なかったというのもあったり)
長々と会話は続いて行きます。
結果、一時間で私が睡魔に負けて、半強制的にログオフ。
向こうの言葉なんて聴かないで...
いや、もう...聞きたくもなかった







結局...
ご主人様は何が1番欲しいんだろう
自分の「すべて」を満たすこと...

それを叶えられるのは
私なの?それとも、彼女さんなの?




どちらも、欠けることなど出来ない



私が出来ることは...
       彼女には出来ないらしい
彼女に出来ることは...
       私に出来ないらしい...

だから
両方が...欲しいと言ったご主人様

奴隷である私と...
ふだんのご主人様を支える、彼女さん

両方を、そばに置くと言ったご主人様






けれど...
ご主人様の、奴隷でない...「私」は












やっぱり、ひとりのまま...



















奴隷でありたい願望は、満たされても

永遠に...
私は、満たされないのだろうか






ご主人様のすべてが
私と、彼女の2人で満たされ...
ご主人様でない、カレのそばに居られる
彼女もまた、満たされ...



満たされない「私」はひとり...
白い空間に取り残された

2002年09月20日(金)



 最初で、最後(?)のAir Mail

エアメール初挑戦(苦笑)
送ってもらったことは3〜4回あるのですが
(相手はご主人様ではありませんが...)
自分で送ることは本当に初めてです

この間、エアメール用の便箋を購入しました
なんだか薄くて破けそう...
でも、たくさん書いても安くなるように...
との配慮かな...と勝手に考えました
(日本からの国際郵便で、封書で送るときの基準は
 25gだからそんなに気にしなくてもいいかも...
 ちなみに25gまでの封書で、今回は\110でした。)

でも。
はじめて送ったエアメールにしては内容が...
たぶん、読まれたら怒るんだろうな、ご主人様
返事はメールなのか、エアメールなのか...
それは私には知りえないことなのだけど

ご主人様が読む前に書いてどうするんだろ...
届く前に内容が筒抜けじゃないか...と思われますが
ご主人様、向こうでのお仕事が忙しいようで...
おそらくここは絶対に見れてないと思うし、
返事が来る前に書いたほうがリアルだし(謎)







何を書いたかといえば、単純に言えば「離れる」と
書いてしまったわけです...いきなり(苦笑)
ご主人様と離れるわけではなく...
枷夜でない私と、ご主人様でないご主人様との関係...
もともと、知り合いだったわけだから...
はじめから、主人と奴隷で居たわけではない...
けれど、その関係に疲れてしまいました

色んな話を聴いたわけです。
ご主人様からだったりご主人様の前彼女さんだったり...
どっちも、どっちなのだけど...
何が本当で何が嘘なのかもわからなくなりました

結局...「離れる」という言葉をご主人様はきっと
受け入れてくださらないだろうとも思う

普段の関係を切り捨てて、主人と奴隷としてだけ...
そんな、わがままが通るはずもないかな...。
切り捨てるなんて、簡単に出来はしないのかな...

どうして、こんなにも遠いのだろう

カラダだけでなく、心も...遠くに感じてしまう
それは...
私が、ご主人様を遠ざけているのかな...

週末には届くだろう、私の
最初で、最後のAirMail...

2002年09月19日(木)



 別離

海外に出発されたご主人様

昨日、おそらく飛行機に乗られる直前...
携帯から電話が鳴って...
でも、出られなくて...

私は、今にも泣きそうな顔で
仕事をしていました

ご主人様は、出発される前
メールで私に仰いました

「私の奴隷として、どう過ごすか...
 私は期待している」

期待されている...
その、期待を裏切るわけにはいかない

ご主人様...
どうか、どうか...お体にお気をつけて...
ご主人様が無事、帰ってこられる日を
私は、ご主人様から遠く離れたこの地より
お祈りしています

2002年09月15日(日)
first day* new* index* mail*


My追加
エンピツ