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twilight shackles
枷夜(かや)



 ご主人様だけのモノになる

親愛なるご主人様+++

私が枷夜であることを選んだ日...

今の彼と別れることになった
枷夜として...
主人のものになることを選びました

4日、ご主人様に会ってから...
2週間しか経っていなかったのに
会った時にはもう、嬉しさがこみ上げてきた

「電車に乗ろうか」

改札で切符を買うのが嬉しかった
ホームへあがる時にご主人様が
私の右手にキスをした
メールで約束した「束縛のキス」
私は...枷夜になった

電車で数駅移動した
いつも行く場所だ

「おなかすいたね」
「何か食べようか?」

飲茶のお店を見つけたので入ってみる
結構のんびり話してたように思う
枷夜として...?それとも、普段の私?
ご主人様にクリスマスプレゼントにもらった
ペンダントをしているのを見せた
ご主人様は笑っていたが...悲しそうだった

そのままコーヒーショップに入ってみる
ご主人様はアイスカプチーノを飲んで
私はホットコーヒーとチーズケーキ
そこでもたくさんお話する
私もご主人様も睡魔に負けそうになる(笑

ふらふら〜っと外を歩いてみる
手を...繋いでみる
周りがみたらどんな風に見えるかな?

一回居酒屋さんに入って軽く飲んだ
ご主人様が楊貴妃飲んで、「キツイな」って言ってた
カレとの話を進めて行く上でご主人様は

「何も...考えなくていい
 今は私のことだけを考えていなさい」

魔法みたいだった
彼の事を忘れられたから...

居酒屋さんに入る前に何をやってるかと思って
映画館に行ったんだけど入ったら寝そうだったので止めて
降りていくときにいきなりキスされてみたりして固まってしまった
でも...すごく嬉しかった

居酒屋さん、あんまり長続きしなかった
外に出て、ゲーセンに入る
カラオケに行こうかと言う話も出たが
歩いてるだけで時間が過ぎた

夜になると...イルミネーションがキレイで
ずっとご主人様と並んで見上げてた
嫌な事もあってそんなの全部告白して
そしたら
「がんばったね」
って、ご主人様が頭を撫でてくれた
泣きそうになったら
「まだ...泣くのは早いよ。我慢、出来るね?」
と言われたので我慢する

「枷夜は私のモノだから...もう、誰にも渡したりしない」

本当にご主人様だけの枷夜になれた
私たちは、ホテルへと足を伸ばした...

2002年01月20日(日)



 ヒトリノ夜を照らす光

昨晩、彼が帰って来なかった
また…約束をやぶられてしまったな

この一週間くらいイイコトなくて
どれだけ運がわるいのだろうと
自分をうらめしく思った事だろう

一人で枕を濡らし泣いていた
ご主人様からメールがきた

電話しておいで…

ご主人様の声を聞いたとき涙が溢れだした
止まらなかった

寂しい時にいつも近くにいるのはご主人様…
ご主人様を近くに感じられるから
大丈夫…

私の泣ける場所はご主人様だけみたいです

2002年01月03日(木)
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