お願い。。 何もかもを濡らさないで、冷たさを散らさないで。
思いもかけない焼きもちを焼く。そんな自分に苦笑い。
貴方に見つめられることで輪郭ができてゆく。
ほのかに染まってゆくような、甘いような。。
力の限りに抱きしめても届くことのないその深く遠いところまで。
少しずつ、同じ時間を重ねて。
スタイルがそうとか、かたちがどうとか。 ‥‥その前にそうね、気持ちの問題だね。
風の音が優しくてその温もりが気持ちよくて
きっとあまりにも満たされ過ぎたから、怖くなったんだ。
二人の時にだけ許されること。。
わたしが逢いたいのは昨日ではない。
太陽の明るさの下に身を委せるような
漆黒の中で何が、映る?
あたたかさの中で眠るひとときを見守っていけるように
曖昧な色に気化してゆくような後ろ髪。
突如として吹き荒れる風にでも貴方と前を向いて。
月夜に跳ねて、手が届く程に。
色付いては、揺れてゆく。 その光に花開く日まで。。
膨れ上がり今にもほら、飛び出していきそうな程に。
同じ視線でみてみたくて、つま先立ちをして。
風は新しい何かを運んできてくれるの?
願えば変わってゆくことはできますか?
限られた言葉などでは表現のしようが無いほどの。
南を向いた太陽は雲に隠れても反対側の月を照らしている。
いまわたしのまえでなら泣いたっていいんだよ。
青く潤うその明るさにわたしは浄化し満たされて。
わたしも見たことのなかった顔を、貴方だけが知っている。
もうすこしだからと、深呼吸をして。。
この風に全てを投げ出せば新しいわたしが見えるかしら
空に向き合い、新しいいつかを想う。
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