いつも確かにそこに有る。
言葉で紡いでゆくことで身も心も暖かくて。
毎日。という幸せと、いつも。という喜びを、 大切に思っています。
時々怖くて、時々切なくて、時々。。
これは、欲。というより、望み。
焦る事なんてない。このまま信じていけばいい。
夜になると、消えない印が欲しいと願う。
突き刺して欲しい言葉。
どんなに手袋よりあたたかい。
だんだんとみちてゆくのだと、すこしづつすこしづつ。
その夕日はこれから何所の朝日になりに行くんだろう?
最後の言葉がなかった。 そんなことばかりが気にかかる。
次々と翼のように飛び出すものをみつめており、 その横顔にふいに、触れる。
どんなに素敵なことでも貴方の言葉が聞けないのは
いつくるかもわからないそのときも貴方となら
この苦さに芯から溶かされるものを連想す。
真夜中の着信音がこんなにも心踊るものだと
渇望するものは哀しみの外側に佇んでいると。
その狭間に思い浮かぶのは 時間という距離について。
暗闇の中明るいもの。
伝わってきた鼓動はこんなにも力強く。
痛みが突き刺さっていた。 優しさを振り切っていた。
2002年02月06日(水) |
「その言葉が聞けるまで」 |
耳をすましたままに目を閉じている。
そっとそっとわたしのなかにかくすこと
どんなに硬く突き刺さるようでも、 ぬくもりで溶かし痛みをのぞいて。
甘い感触を思い出し不意に溺れそうになる。
雪に霞む冬の海。。 次の瞬間はどんな姿があの瞳に写し出されるの?
全ての問いはたったひとつに向いている。
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