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■ 「分からない」症候群。
「今日の夜は予定ある?」
朝からそんなメールをくれた。
嬉しかったのに
ココロはまだ素直になれていなくて
「夜から実家に帰るかもしれないからわかんない。」
素っ気ない返事をしてしまった。
その後何回かメールをして
結局待ってることにしたんだけど。
「どーーーしても会いたいってゆーなら待ってる」
そう言ってるのに
「ありがとう」
って返してくるのって、どうなんだろう。
普通「会いたいよー」って返さないかな!?
りょうちゃんのそういうトコロが理解出来ない。
きっと頭の中では、それが前提になってるんだよね。
だから言わなくても分かってると思ってる。
残念。
あやはそんなに物分かり良くないよ。
そろそろ、お互いが分かってきたからこそ
口に出してくれなくちゃ嫌なこともあるんだよぅ。
今日も、最近お気に入りの場所のカフェで
お絵描きしながら待っていた。
りょうちゃんにお手紙を書く紙も買って来た。
今まであげたお手紙って
あやの中では割とちゃんとしたものだった。
節目?のお手紙だったから。
でも今日は、あやらしいお手紙を書いた。
高校生の時、授業中に書いてたみたいな
ほぼ独り言のような、たわごとを。
思いついたことをぽんぽんと。
その方が、気持ちを分かってもらえるかなと思った。
あやは人と話すのが得意じゃない。
友達でさえ気を遣ってうまく話せない。
本当に言いたいことを話せるのなんて
一人か二人くらいしかいない。
だから電話よりメールが好き。
メールなんてなかった頃から
意志表示のツールだった手紙は今も大好き。
ちょっとは伝わったかな。
最近の食べたいリストに上がっていた
スペイン料理を食べて
お家に帰ってきた。
今日は色々な気持ちを話せた気がする。
でも、自分の中でも漠然としてて分からない気持ちを
相手に話すのって難しい。
でも、りょうちゃんはそれも含めて受け止めてくれる。
だから脈絡のない
「分からないけど・・・」
ばっかりの説明も口に出せる。
やっぱり、頼りにしてるんだな。
こういう時に一緒にいたら迷惑かけちゃうから
煩わしいとさえ思っていたけど
やっぱり必要としてるんだな。
ごめんなさい、より
ありがとう、をたくさん伝えられるようになるね。
2007年05月31日(木)
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