2003年09月28日(日)
そんなわけで眠いです。 人数は多いとはいえ、DDR混じりの九時間(強)耐久カラオケ大会。 それが、その後の展開でした。(前日参照) 行きつけの某カラオケ店はフリータイム最長五時間という限定がついてまして、それを二回連続という換算にしてもらい、閉店まで。
神奈川さん(仮名)は偉大です。 基本的にDDRの台に立ったのは、瑞緒さん・神奈川さん(仮名)・私の三人なのですが、飲んだ後ということもあり、私は二〜三曲でリタイア。もっぱら歌うほうに専念しました。 一方、瑞緒さん・神奈川さん(仮名)は眠気覚ましと言って、一定のペースで台に進み出ていきます。(あぁ、今思えば、神奈川さん(仮名)はアルコール摂取していないから、その点では体力があるのも納得なんだな)
カラオケでやるDDR───経験者はお分かりかとは思いますが、イージーでもない限り、Cランク以上を出すのは難しいんです。アーケードや家庭用のDDRでも、初めて踊る曲はリズムやパターンを掴むのが難しいというのに、カラオケでは、全くどのような曲かもわからない状態でいきなり矢印を踏まなければならないんですから。 そのうえ、カラオケ……DDRみたいなもので踊ることを想定していないアレンジの曲には、割とつきものなんです。テンポチェンジやら、耳に聞く分には拍が掴めないジャム(とくにイントロの頭に入ってるのとか、最後のひきでジャカジャカ鳴らしてる奴) かといって、ダンスミュージック系だからといってすんなりリズムに乗れるのかというとそうでもない。なぜかといえば。 そういうのに限って、矢印を捕まえるのが困難なほどテンポが速いから。
なんでそんな、カラオケDDRについての説明をはさむのかといえば。 前半、最初のフリータイム・五時間で出したDDRの最高ランクは、私が出した二回のBでした(あ、ということは私も結構踊ってたのかな? Cも出したしEを出したような記憶もある) やっぱり飲み会の後だったり、仕事の後だったりするから、カラオケDDRに慣れている瑞緒さんたちでも結構きついのかなという感じで、私は自分がリタイアした以降、二人のステップを眺めてました。 ちなみに、私と瑞緒さんはスニーカー、神奈川さん(仮名)はサンダル履きです。 それが。 延長早々くらいかな、それぞれの脳内状態が凄いことになってきてるようなそんな時間に、それまで不調気味だった神奈川さん(仮名)がぽーんと。 Aランクを叩き出しました。 それ以降、余程選曲が無体じゃない限りBとかCとか。 眠いとか眠気覚ましとか言っている神奈川さん(仮名)はまっとうなランクを出す回数がぐっと増えていきました。 瑞緒さんは順当に、眠気に負けていく過程がわかる感じでしたが。 神奈川さん(仮名)は何かスイッチが入ったようにさえ見えました。 だって……開始から八時間を過ぎたあたりまで踊っていられるなんて、それだけでも凄いのに。(勿論、踊りづめではないが) 私なんてはじめの五時間にずっと少ない曲数を踊っただけで、内臓がひっくり返りそうな気分を味わったのに。 神奈川さん(仮名)は凄い人です。
そして、DDRの説明のときに出てきた、踊りづらい理由説明の例は、全て私が歌った歌に当てはまることです(笑) 頭がいまいち働きにくくなっている(意識を保つためにセーフモードになってました)のと元来の優柔不断さから、アーティストを固定して、多田さんに無作為に歌う曲を選んでもらっていた私ですが、その私が歌う曲の多くに果敢にDDRで挑んでくださった二人はチャレンジャースピリットにあふれています。 何しろ瑞緒さん「”普通”ならこの曲はぱすしとくわ」なんていって、難しそうな曲にばかり挑んでましたし。 瑞緒さんがねむねむの神に魅入られだしてからは、私の歌う灰色か多田さんの歌う黄猿か、どちらかは、ほぼ必ずといっていいほど神奈川さん(仮名)が踊ってくれてました。(そんな眠い状態でも自分の歌う曲は入れ、そして曲が始まれば歌っていた瑞緒さんもとっても素敵) 付け加えるなら、DDRをしていない(一曲だけ試しにイージーで踊ったけど)多田さんは、歌うときも聴くときも、マラカスを持って座ったまま踊りとおしていました。後で手が痛くなったといってましたが、それはそれで凄いことですよねぇ(^〜^)
わたしはDDRリタイア後多田さんと一緒にマラカス振ったりタンバリン叩いたりしてましたが、最後の二時間位はセーフモードが進み、自分が歌うとき以外は省電力スタンバイで矢印の行方と歌詞だけを目で追い、歌声に耳を傾けるだけという、傍から見たら目を開けたまま寝ているかのような状態になってました。実際、頭の中では脈絡のないことが思い浮かんでは消えていったんですが。 あああと、私の歌う声について、あれこれ言われましたが、「声の調子が変わらない」んじゃなくて、「あのテンションで張らないと歌に出来ない」が正解です。後半どんどん低くしゃがれた声になっていた自覚あります。裏返りましたし変に揺らいだり掠れたり途切れたりもしたし。 後になればなるほど腹筋に力込めなきゃ歌えなくなっていって、私は腹筋が筋肉痛になるかと思いました(笑)
カラオケが終了したのは、お店の閉店時間。 地下にあったお店から地上に出ると、今日の朝の清々しく涼しい空気が辺りに満ちて、日の光がとてもまぶしかったです。
そして開店直後の某バーガーショップで、朝セットを食べてからそれぞれの帰路についたのでした。
だから眠いのです。 家に帰ってから寝たけど。 午前中の出来事だけで今日の日記が十分に長くなるというのは凄いことだと思われ。
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