碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「リョーマとケビン」


先週のガサラキ風予告はお遊びでやったんですが、あたらずも遠からずな感じというか、あんなにケビン父が関わってくるとは思いませんでした。

Aパート。
ケビンと向かい合うリョーマ。
試合をしようとしますが手塚に親善試合前だからと止められてしまいました。
良いからやらせろ、と口を挟んだ亜久津を「外野は黙ってろ」と一蹴するあたりは切原襲来事件の時と何も変わっていない(^^;
手塚の権限は今ここでは有効なんだろうか、と思いつつ。
亜久津にああいう口が聞けるのは結構凄い事なのかもしれない。

ケビン少年はどうせなら親善試合でリョーマを倒すからそれでいいと納得したみたいですがオーダーの関係であたらなかったらどうするつもりだったんでしょうか。
リョーマが試合に出ること前提で。
剣太郎だってあたるか分からないから事前にリョーマと試合したがってたのに…。

…ひょっとして手塚がいたらあの試合(vs剣太郎)って「準決勝前に〜」と止められてたんだろうか(−−;
いやまさか…でも手塚だしなぁ、申し訳ないけど…良かった、大石が部長の時で。

私は1キャラとして手塚が嫌いではないんですが、むしろ好きな方ですが、実際関わるとしたらあまり近づきたくないタイプです。
そう思うとずっと親友やってて、時折あの手塚より手厳しいひと言を放つ大石は相当なやり手だと思います。
流石副部長…惚れる!(そこかよ)

手塚の制止を無視して試合をしようとするリョーマ。
亜久津のラケットだから使いにくくてフォルトしてしまう描写はなかなか良いですね。
このアニメ、鳳くらいしかフォルト出す人いませんし(笑)
…実際ダブルフォルト出したのは常習犯の鳳以外だと六角戦の菊丸だけですか?ひょっとして(^^;

「止めるんだ越前」
三度目の忠告を無視するリョーマの腕を掴む手塚。
「離せよ…」
ついタメ口を返したリョーマ。

そこでなんと手塚の裏拳炸裂。

…このレイアウトは原作の真田、切原のと同じっぽい、意図的な皮肉なのかなんなのか。
止め絵はマズイ、笑いを誘われる…。

「いってぇ」と尻餅をつくリョーマ。

「な、殴ったね…。親父にもぶたれたことないのにー!」byリョーマ
「それが甘ったれなんだ!
殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」
by手塚


そんな感じで引き上げる事になりました。(大間違い)

タカさんは優しいなぁ…。まるでミライさんのようだ。(勘違い)


その夜。越前家。
焼き魚に味噌汁、サラダ…随分質素な晩御飯だなぁ(^^;
スポーツ選手にそれはちょっと…、菜々子さんダイエット中?
選抜に落ちた、と聞いて驚く南次郎は立派な親バカでした。
息子は選ばれて当然と思ってたのね…(笑)
倫子さんはいないし…あなた達のボーイミーツガール物語の所為で息子がメリケン少年に目を付けられてると言うのに…。

どうでもいいですが、満月が出てましたね。
すっごいおかしいと思います。
確か合宿の時はかなり月は欠けてましたからまだ満月には程遠いはず。
よく月の満ち欠けはともかくとして、到底その時間、その位置にその月があるのはおかしいというような描写があって…結構気になります。

部屋で夕方の出来事を思い浮かべるリョーマ。
裏拳、再び…!

二度も思い出した…!親父にも(略)

「何もぶたなくたって…」
拗ねてますが、殴られても仕方ないかと思います。


場面変わって。
スミレちゃん、お久しぶり。
「ホントは誰より試合したいのは手塚、お前だろうにな」
うーん、試合したいのはみんな同じじゃないかなぁ。
手塚ももちろん試合したいでしょうけどね、ああ、それもこれも跡部の所為で(略)
「竜崎先生には分かってたんじゃないですか?」
という手塚に「そりゃ考えすぎだよ」と返すスミレちゃん。

ホントに何も考えてなさそうなので笑えません。

スミレちゃんが返す前に「そりゃ買いかぶりすぎだよ手塚」とテレビに突っ込んだ人、絶対いるはず。

病室を出た手塚の前に桜乃登場。
「手塚先輩、お花ありがとうございました」
「気にしないでくれ」
後輩を前に若干声が優しい手塚。
桜乃にチューリップ似合うなぁ、カワイイ。

きょうの桜乃はヒロインぽいなぁ…。良い傾向です。


一方リョーマはケビンを探して街中をうろついてる模様。

ケビンは…なんとバスケしてました。
うーん、典型的なアメリカンのイメージまんまだな(笑)
そして偽大石君。

外見こそ大石ですが中身はなんと清純でした。

先々週辺りのクラブのシーンでもそんなニオイはしたんですが。
ラテン系なノリですね彼。
彼もわかりやすいアメリカンでした。
いっそ清純vs偽大石、ってのも面白いかもしれません(笑)

苛立つケビンに「もっとCoolになれよ」というメリケン大石。
その台詞は…含みもたせてると深読みしたくなります。


Bパート。
どこかのテニスクラブ?柿の木坂テニスガーデンでしょうか…?(青春台テニスクラブみたいです、設定図を見る限り)に現れたリョーマ。
まだリョーマはケビンを探している様子。
男の子に「ここに金髪のアメリカ人来てなかった?」と聞くリョーマですが答えたのは男の子ではなく「来てないぜ」と頭上からの偉そうな声でした。

跡部、なぜキミがここにいるんだ…!

何そのポーズ。今時流行らないよ?(そういう問題ではない)
てか何故こう神出鬼没なんでしょうか彼は。
しかも氷帝ジャージだし。ひょっとして街中あのジャージでうろついてるんでしょうか。
うわ、恥ずかC!

いや、でも開襟ピンクフリルシャツで出歩くよりはジャージのほうが千倍くらいマシですよね、うん。

「聞いたぜ、ケビン探してあちこちのテニスコート回ってるんだってな」
…誰に聞いたんだ跡部。

リョーマが最初に質問した男の子は跡部とリョーマの顔を順に見ると、その場から立ち去りました。

おそらく関わらないほうがいいと判断したんだと思われます。

とても賢明な判断です。

跡部は言いたいだけ嫌味を言ってとっとと帰ってしまいました。
ホントに何しにきたんだコイツ…。
いや、わざわざリョーマのためにやってることは分かりますが、傍から見ればただのイヤなヤツです。
…まあ本人曰く「そのほうが俺のキャラだ」らしいから、いいんでしょうけど。

お節介だなぁ、手塚の肩を代償に大分良いヤツになったけど。
一言でいいから手塚に謝って、過去美化する前に反省しろ。
それをしない限り、私はキミを好きになる事はない。
 
でもリョーマの闘争心煽ってくれてありがとさん。
手塚のためなのかもしれないけど、だからそんな事する前に謝(略)


場面変わって、幸村君(と橘)の病院。
真田…制服で見舞いか…(笑)
手塚の一時帰国を聞いて「楽しみだな、俺も一日も早く戻って手塚と試合がしたいよ」と幸村君。
手塚も彼も実際は高校からしか本格復帰出来ないんじゃないかなぁ…これはアニメだからどうなるか分かりませんけど。
手塚はともかく、幸村君は長いこと入院してて、体力、筋力その他もろもろ衰えてるでしょうし昔は日本一だったかもしれないけど、すぐその立場に戻るのは無理でしょう。
相当努力しないとなぁ…大変ですね。

「ところでキミを負かした越前て一年生は?」

サラッとキッツイひと言を何気なく放ちました幸村君。
さ、流石部長…。大石と気が合いそう。

「ジュニア選抜には選ばれなかった」
「そうか」
アッサリしすぎです幸村君。
仮にも真田は副部長で、その真田を負かした選手が選ばれてないとなれば多少は気になるはず。
わ、分からない…彼のキャラが。
「勝者が勝者であり続けるためには常に闘志を燃やし続けなければならない。たかが関東で燃え尽きてしまうようなヤツに勝者としての資格はない」
「…今が一番微妙な時だろうな」
「おそらく手塚もそれを思って選抜メンバーから外したに違いない」
真田はその辺をよく分かってるんでしょうけど、相槌をうつ幸村君もきっと勝者が勝者で〜と言った真田の言葉を理解して会話してるんだろうなぁと思えるのは彼が部長という肩書きだからか。
闘志を秘めてる人だと描写があったからなのか。
単に私が彼を気に入ってるからか。
「だがこの俺を王者から引きずり降ろしたヤツが選抜に参加しないなどこの俺が許さん!」
這い上がって来い…越前、とリョーマにエールを送る真田。

リョーマはやっぱり主人公…恵まれてますね。
手塚も、真田も、跡部でさえも背中を押してくれる。良い先輩(といっていいかどうか疑問な人もいますが)に恵まれて、羨ましい。

そして、要するにリョーマは燃え尽き症候群って事ですね。

でも真田みたいに人間24時間フル稼働で闘志を燃やし続けるのはほぼ不可能です。
実際よくこう燃え尽き症候群になっちゃう選手っているわけで。
浮上してくるのに数年かかっちゃう人もいますし…難しい問題ですね。
どこに焦点を合わせてどう調整していくかも大切な事なんですが、リョーマの場合…選抜はともかく全国が控えてるのに(^^;

話はちょっと飛びますが。
立海は他の学校と違っていまいちカラーのつかめない学校です。
そういや髪の色もカラフルで統一感ないですしね(関係ない)
例えばルドルフだと観月が奇天烈すぎてもうイメージが彼で固まってます。
氷帝も部長が強烈で良くも悪くも跡部のイメージで定着してます。
六角もやはり剣太郎のキャラでアットホームで明るい学校というイメージがあります。
そこをいくと立海は、部長は穏やかな感じですがおそらくこの学校を代表する一人は最近まで限りなく悪役っぽかったですし真田はああですし…どこのイメージで見ればいいのか分からない(^^;
真田かなぁ、と思いつつ、切原も結構古くから出てるキャラですしね。
まあ、それを言うと山吹もそんな感じなんですが。
立海の方が色が分散してるイメージです。学校の顔、というとこのキャラってのが思いつかない。


話を戻して、ケビンサイド。
ずっとバスケやってたみたいですね。
「俺はずっとスパルタ親父にテニスを叩き込まれてきた」
と過去を語りだすケビン。

チビケビン…カワイイ、数年後にはあの生意気なガキに成長するのね。時の流れは残酷。

にしてもスミス…DV男の素質アリアリですね。
元からそんな感じでしたけど。
おまけに飲んだくれ…最悪。奥さんには逃げられたとみた。
そんなに南次郎に負けたのが悔しかったのか。
ああ、ケビン可哀想。

そりゃ逆恨みとはいえ南次郎の所為であんな父親になったかと思うと多少はケビンが越前親子に敵愾心抱くのも無理からぬ事だよなぁ。
タイミング悪く息子リョーマに出会ってるし(^^;

「日本人なんか」ってところがいかにもメリケン野郎らしいという事は置いておいて。
あの大会、二年連続準優勝の少年がちと可哀想…。

これは、あまりケビンを視聴者が恨めない展開になってきたなぁ。
かなり努力もしてきたみたいだし、環境に恵まれすぎてる日本選手よりよほど辛かったでしょうし。
おまけにこのネルケ系キャステキングにしてはケビンの声優さん、上手いんですね。
ハンターだとカナリアかな?彼女がキルアやればよかったのに…。

ケビンの昔話を何度も聞いてあげてただろうメリケン大石、けっこう良いヤツかも。
でも
「けど何でかな?何で越前リョーマほどの選手が選抜に出ないんだ?」
と聞いてもケビンはしらないでしょう。
「そんなの俺が知るかよ!」
…ごもっとも。

ケビンには悪いけど…あのスミスの血が入ってるし、あまり強くなれそうな気がしないのが。
可哀想というか。
ああいう必死さ加減は嫌いじゃないですし、元は良い子みたいだし、性格さえ改善されれば…。


一方本邦初公開。
手塚の自宅外観。
この家池まであるんだよなぁ…都心だろうに、チッ、ボンボンめ。(パンピーの僻み)

「国光ーー!」
「はい」
おそらくお母さんに呼ばれて返事をする手塚が新鮮。
というか

手塚は14歳という現実をすっかり失念していたのであまりのギャップに
笑いそうになりました。


そうだった、まだ中学三年生ですよね彼。

「お願いがあるんすけど…」
リョーマは手塚に直談判しにきた模様。
「俺…俺、やっぱジュニア選抜に出たいっす!」
「メンバーは既に決まっている」
「じゃあどうしろって言うんすか。試合にも出させてくれない、野試合もさせてくれない。俺…どうすりゃいいんすか!?」

リョーマはジュニア選抜合宿でやる気がイマイチ出なかったのを自覚していた模様。
てか、観ていてもあまりやる気あるように観えなかったんですが、意図的だったんですね。

やらせてください!と頼む熱血モードリョーマは嫌いじゃないです。
ケビンもですが、こういう必死さは好き。
ただ、リョーマは元々実績もあるし、華村先生(本音では手塚も)も推してましたし、主役だから良いんですが。

ここでもし桃が

「俺を試合に出させてください…!」
とか直談判しても
「諦めろ」
で一蹴だっただろうと思うと、ちょっと哀切が…。

時折不自然に入る鯉のカットin手塚家の池
小さい鯉と大きい鯉がいて、手塚を追うリョーマを比喩してるんだろうと思いましたが分かりにくいっす。
時折演出は真面目に頑張ってるんだろうと思うんですが、如何せん以前のアバンギャルドすぎる天使・般若の対比といい、イマイチ…こう、なんというか。
頑張って…!

リョーマはもともと補欠に選ばれていたらしいですね。
それは良いんですが、オーダーは榊が組むらしいというのは…オイオイ、大丈夫なのか(^^;
これを華村先生に一任してたら確実にリョーマを選んでたでしょうが、榊ならどうかなぁ。
不二を推したくらいだし、リョーマを入れるかどうか。
入るでしょうけど、主役だし。

まあ、リョーマも浮上した事だし、とりあえず良かったです。


アメリカチームらしき人々。
なんか選抜合宿メンツのデータが行ってるようです(^^;
しかも女の子っぽい選手もいたような…。


提供。
お、カッコイイ。今日のタイトルに合ってますね。
リョーマvs剣太郎の時もこんな提供カットだったなぁ。懐かしい。

次回。
デ、デモンストレーションとはさすがアメリカ…。
しかもテレビ放送?
立海が観てるみたいでしたけど。
テレビにかけよってるブン太と切原。
学校ではおちゃめキャラで通すのか?切原…。
久々の立海は楽しみ。


2004年07月28日(水)


 テニス。「結成!ドリームチーム」


Aパート。
今日は基本的に亜久津がメインだったような気がします。
初めもそうですし、随所随所いいところは亜久津がもっていきました。

合宿もいよいよ最終日。
いきなり「うぉぉぉ、リズムに乗るぜ!」とやかましい神尾。
相手は誰だ?と思ったら梶本君か…。
(華村先生のコーディネーションの真髄…キミに教えてあげますよ!)
本当に彼はナチュラルに言葉遣いが丁寧なんですね。
鳳は目上の人のみに敬語なんですが。
てかホントに華村先生大好きなんですね、城成湘南のみんな。
気持ちは痛いほど分かります。
私も大好きです。

てか何故ギャラリーにタカさんと不二がいるんだろう…。
榊、まさかスミレちゃんよろしく自主練させてるんですか?


一方華村班。
華村先生谷間、谷間!…ボインだなぁv(オヤジかよ)

こちらは本日双子対決。

「コイツには…」
「コイツだけには…」
「「絶対に負けられない!」」

双子だけにライバル心も人一倍あるんでしょうね。
私は亮兄に強くあって欲しいんですが。
てか背景処理が先週の予告と違いますね。変えたんでしょうか。

やっぱりわざわざノースリにしてる亮兄貴に六角魂を見ました。

ホント好きだねキミたち、ノースリが。

「木更津兄弟、宿命の対決か…」
や、そんな大げさなもんじゃないと思うんですが跡部さん。
「淳のほう、スカウトしたんはお前やてな観月?」
名前呼び捨てかよ忍足!(笑)
「んふ、その通りです。六角中の木更津という名は僕の耳にも届いていましたからね」
何故そんなに誇らしげなんだろう…間違えてるのに(笑)
そこが観月の観月たる所以なんですが。

ここで観月の回想。
「しかし薄汚いところですね…六角中」
ええい、やかましい!
私立の新設校と比べたら小汚いに決まっとるわ!

六角の練習を見学してる観月。
って、ちょっと待て。

六角はハードコートのはず。(アニメでは)

チッ、誰だよコンテ…斗万さんか。
アナタ最初に六角担当したのに忘れたんですか!?
いや、違うな…編集部の意向か無駄に原作に詳しい原画班の所為とみた。
といっても原作に六角のコートの様子なんて一ミリも出てないはず…うーん。

今年に入って新しくハードにしたって事で一つ☆

超好意的に解釈してみました。
ついでにオジイのラケット工房周辺には松の木なんて確認できませんでしたが、何故あんなに沢山生えてるんでしょう。
…えっと、観月は学校側からコートを見ていて、オジイのアスレチック広場はコートの横手にあるので、死角になってるのかな?
超好意的に解釈してみました。

「ほう…成る程、良い動きをしていますね」
今日はとても作画がキレイなので、観月はすこぶる美形です。

そして何故か夕暮れ。まだ千葉にいたのか観月。
海辺を走る亮…ではなく淳に声をかけたんです、が。

鮮やかにいなかった事にされてるバネちゃん(といっちゃん)に乾杯☆

見事です。
凄…でもあまり出して欲しくない身としてはこれでよかったと思います。
が、高橋作監で二年生のバネちゃんが見たくなかったかといえばウソになるわけで。
ちょっと複雑。

つーか淳、一人でロードワークか…なんかサビシイな。夕暮れ時に一人って。
いっそ淳がサンセットウェイ歌う?(何の話だ)

しかし淳はともかく観月に夕焼けって似合うなぁ…。

「ちょっと、よろしいですか?」
いきなり(しかもおそらく待ち伏せして)淳に声をかける観月。
うわ、めっちゃ不審人物(^^;
「ん?」
「先ほどアナタの練習拝見させていただきました。んふふ、なかなか良い素質をお持ちのようだ」
「アンタは?」
「聖ルドルフ学院観月はじめ。僕たちと一緒に全国大会を目指しませんか?」
…こりゃ亮と間違えても仕方ないかも。
似てるよ淳、似すぎ。(※双子です)
いかがわしいキャッチセールスのノリなのは置いておいて、これに引っかかる淳もなぁ。
黙って六角にいれば全国行けたのに。
六角が全国行けるのはもはや当たり前状態でほぼ確定だったはずですし。
それがつまらないというのはあったのかもしれませんが。

わざわざ激戦区の東京にねぇ…。
歴史小説が好きな淳は戦国武将にならい、自ら乱戦の地へ…とか意味不明のこじつけ万歳な本あたりに書かれそう。

まあ、そんなこんなで淳ルドルフへ。
「んふ、よく来てくれましたね、歓迎しますよ木更津亮君」
「淳ですよ」
「えっ?」
「木更津淳です」
「…えぇっ」
素で驚いてる観月が間抜けでカワイイ。
等身大の14歳に戻った瞬間の演技、流石だなぁ石田さん。
てか淳男前だなぁ。
その動じなさ、さすが六角出身!

ところどころ気になる所はありましたが、いい感じに映像化してくれてて良かったです。
流石アニメスタッフ!
観月の台詞とか淳とか、断然アニメの方が私は好きでした。
ホントに良かった…。

「というわけで彼はそれ以来僕の指示で髪を切り、赤いハチマキを巻くようになったのです。間違いを防止するためにね」
観月の回想終了。
「んっふふふふふふふふ」
いや、というわけで、じゃないよはじめちゃん。
だから何でそんな誇らしげなんだ。間違えてるのに。
とか思ってたら忍足もそう思ってたらしい。
…忍足とはよく同調してる気がします。視聴者向けのキャラなんだろうか。
いずれにしてもあまり嬉しくはないな。
何故かご満悦気味の観月に呆れてる忍足の表情はなかなか良いぞ。

「ま、結果が付いてくりゃ問題はねぇ。肝心なのは弟の方が力を伸ばしたって事だ。アイツにとってルドルフ行きは正解だったんだろうよ」
…そうかなぁ、亮の方が強いと思うんだけど跡部さん。一応六角のレギュラーっすよ?
それに淳個人の事はともかく都大会止まりな時点で結果がついてきてるとは思えないんですけど。

亮のロブにスマッシュを打ちに行く淳。
ちょっと待って、何故前方に跳び上がる。
フェイクドロップはジャンピングスマッシュからの空中コンボですよね。
ダンクスマッシュからじゃ著しく物理法則を無視してる気がするんですが。
コンテミスだな、斗万さーん、しっかりー…!

あー、しかしこのボレーカッコイイなぁ。
ハチマキの動きも相まってすっごい鮮やかです。
ダイナミックさではバネちゃんを取るけど、技の華麗さでいえば淳だな、く…六角、技の派手さ面で惜しい人材を…!

亮兄はドロップボレーを読んで何とダイビングロブ。
剣太郎系か、兄は。
しかもあれでコントロールつけてるし…!
凄…さすが兄、伊達にレギュラーじゃないね!
…ひょっとしてあれが噂のスカイハイボレーだったらどうしよう(^^;
なんか名前からしてそれっぽい予感。
ホントに六角で派手な技持ってるのバネちゃんだけになってしまう…本人地味めなのに。

「双子だからな、お前の考えてることくらい読み取れる」
いや兄さん、双子だからってより、六角の人には単に淳の技や動きはバレバレなだけなんじゃ(^^;
空中のコンビネーション技って、バネちゃんも得意そうだし六角時代からあれ出来たっぽい気がします。
六角の選手って跳び回るの好きっぽいし。

「それでもまだ兄貴のほうが半歩リードか」
うわ…亮兄が勝った途端、実に鮮やかにナチュラルに前言撤回しましたよこの人。
上手く言葉を繋げたつもりでしょうが、内心ビクビクでしたね跡部さん?ズバリそうでしょう。

「ちぃっ」
悔しがる観月。
観月の何が凄いかって、みんな自分が一番な中観月だけはルドルフ一番なんですよね。
もちろんそのルドルフの中に自分も含まれているんで、自分をないがしろにしているわけでは決してないんですが一人の選手としての自分より学校を最優先してるんですよね。
結構自己中に見られがちな観月ですが、学校中の間違いです(笑)
間違いなく作中で一番愛校心溢れてるのは彼です。
次点は…荒井様?(笑)

「六角中の木更津亮か…いずれは戦こうてみたい相手やな」
もちろんやられてくれるんですよね?忍足君。

まあ、亮の評価は上々のようで嬉しい限りです。
帽子を脱いだ亮は激しくイル兄に似ててちょっとときめいた事は秘密。

ダビデに続き亮も関東ベスト4の看板をちゃんと守ってくれて
ホントに嬉しい。

  

さて一方神尾vs梶本。
イズムに乗るぜ!!」
まだリズムリズム言ってたのか…(笑)
(流石はこの合宿に選ばれただけの事はある…)
梶本君的神尾の評価はなかなかっぽいですが、観月風に言えば「丸見えですよ、キミの弱点」と言ったところでしょうか。
神尾が取れる程度に狙ってロブを上げる梶本君。
神尾の打ち返すコースを読んで素早くネットに付き、コーナーへリターン。
ヒュー、鮮やか!
見事なネットプレイ。ホントに弱点なの?(手塚的梶本君の弱点は「ネットプレイ」でした)
もともとお手本のようなプレイヤーらしいから、あんまこれといった弱点てないんでしょうけど。

梶本君のほうが一枚上手、とのギャラリーの声。
てか神尾本来の実力はこんなもん(海堂・桃辺りとどっこい)だよな…。

実は合宿影の功労者て梶本君じゃないですか?
声付き皆勤出演、解説および仕切り役を一手に担い最後は鮮やかに城成湘南の部長たる実力を見せ付けて終了。
自慢のエビ反りサーブを出さなくても十分輝いてました。

梶本くーん、ステキーー!!

と、城成湘南ギャラリーから声があがらないのが不思議でたまらない。
や、アイドル若人弘を否定する気は全くありませんが(笑)

「もう少しリズム感に磨きをかければそう簡単にバランスを崩さなくなると思いますよ。僕なら練習メニューにジャズダンスなどを取り入れてみますね」
華村コーディネーション的アドバイスを神尾にする梶本君。
や、梶本君、相手は公立の子なんでそれが通じるかどうかは…。
「ジャズダンスぅ…?」
案の定目をパチクリさせる神尾。
ついでになにやら想像してます…が。

それジャズダンスじゃないから神尾!

「…か、考えてみます」
偉い、ちゃんと年上を立てたよこの子(笑)


これで合宿の全日程は終了とのこと。
荷物まとめてる桃とリョーマの会話…桃先輩っぽくて良いヤツだなぁ、前向きだし。

「リョーマ様は確実よ!」
選抜メンバーについて話す朋ちゃんと桜乃。
このミニスカウエアかわいいなぁ…朋ちゃんのほうがちょっと胸が大きいかな(どこ見てるんだ)
しかし女の子かわいいわ…流石高橋作監。


一方コーチ陣、選考会議。
「手塚君は越前君を落としたけれど私の意見は違います。彼の力は今回の大会には必要と考えます。それに彼は実戦を経て力を伸ばすタイプですから」
「私は不二君を推薦したい。彼の天才的な技術は未知の相手にも十分通用するといえます」
意見の割れる華村先生と榊。
「どちらも引くつもりはないようですなぁ」
平行線状態で榊が一言。
まあ、不二とリョーマはまだ若いからともかく実際ベテランを入れるか有望な若手を入れてみるか揉めることは良くある事で。
華村先生がリョーマを推すのはよく分かります。元々リョーマに目つけてましたからね。
しかし榊は何故不二を推す…どこが気に入ったんだろ。
既に忍足が決まってるのに、二人もヒグマ落とし野郎はいらん。
「手塚君の意見を聞きたい。名前があがってるのはどちらも青学の選手だからな」
「アナタなら越前君と不二君、どちらを選ぶ?」
そんな重要なものを手塚に任せえていいんだろうか…。

しかし既に手塚がコーチという状況を違和感なく受け入れてしまっている自分がいる。

ナチュラルにコーチ陣に溶け込みすぎている手塚の老け具合が物凄く心配です。


終了式。
「合宿中厳しい練習によく耐え、一人の脱落者も出さずスケジュールを終えた事を喜びたいと思う。選抜に選ばれたものは7人、だが選に漏れたものも落胆せず合宿の成果を今後に活かしてもらいたい」
ヘッドコーチより挨拶。
…えっと、厳しい練習でしたっけ?物凄くぬるかったような気がしなくもないんですが。
脱落者ゼロとのことですが…スミレちゃんは…。

これより選抜メンバー発表との事。
氷帝学園三年、跡部景吾。
立海大付属三年、真田弦一郎。
氷帝学園三年、忍足侑士。
青春学園三年、菊丸英二。
山吹中三年、千石清純。
立海大付属二年、切原赤也。
最後の一人は青春学園三年、不二周助。

静かにガッツポーズをする清純と「マジ?」とか言っちゃう菊丸がいい感じ。
そりゃ驚くよな、いくら本人でも菊丸が選ばれてちゃ。
切原は自信あったっぽいところが流石。

「ダメか、ちくしょー」
「でもいまのメンツを聞いたら納得するしかないよな」
残念そうな桃とタカさん。
確かに大まかには納得のメンツです。

明らかに浮きまくってるのが約二名ほどいますけどね。

やはりそれなりのメンツで固めたうえで人気キャラを投入すると、いくらビジネスとはいえかなり不自然です。

手塚はリョーマが目の前の試合に集中できていないっぽい、という理由で落としたんでしょうけど不二はナチュラルに手を抜く人ですよ。
……その辺、視聴者と違って知らないのかもしれませんが。


一方、都内某所。
どこかの公園?を歩くケビン少年。
そこへ
「オイ、探したぜ…」
と白ランのあの人が…。

先週に引き続き今週もCM引きに使われた亜久津。
いや亜久津様。(今日だけ様付けに昇格)


Bパート。
「偶には家にも帰ってこいよ。千葉の落花生の味が恋しいだろ?」
「そうしたいけど、これからすぐ学校で練習なんだ」
木更津兄弟。
微笑ましいなぁ、てか淳、ルドルフになじんだ所為か若干性格が変わったように思います。
六角にいた時の方が男っぽいと思いました。こう、喋り方とか。
経費節約のためなんでしょうけど…ダビデ達にも台詞ほしかったなぁ。

しかし、今回の合宿でとりあえず六角の選手は全勝。
約一名限りなく怪しいのがいましたが、何とか全国常連校の面目は保てたようでよかったです。
「お前ら一人も選ばれなかったのかよ!」
とか六角帰った途端バネちゃんらに突っ込まれそうな気がしないでもないですが(笑)
色々、帰ったら帰ったで淳の話とか他の学校の選手の話とかで盛り上がるんだろうなぁ…居残り組も遊んでたわけではないでしょうし、また一回り強くなっただろうな、六角。
全国、頑張れよみんな。

氷帝も帰って速攻練習の模様。
…こういう場合どうするんだろ、既に引退してるっぽいし、忍足と跡部だけ練習でるにしても相手欲しいだろうし。
強制参加かな…三年全員。

「お疲れ様でした、榊先生。おかげで有意義な時間を過ごせましたわ」
「こちらこそ。先生の理論は色々と啓発されることが多かったですよ」
握手を交わす華村先生と榊。
後ろを気にしてるのは梶本君かな?カワイイぞ(笑)

そして本日のメインと言っても過言ではない、バス内観月。
「んっふふふふふふ、我が聖ルドルフから選抜メンバーが一人も選ばれなかったとは…これじゃ赤澤部長に合わせる顔がありませんねぇ」
ああ、愛校家も大変だ。
赤澤は赤澤でメリケンのガキにコテンパンにのされてたからある意味お互い様ですよはじめさん。
しかもルドルフなんて選抜合宿に呼ばれただけでありがたいのに本気で顔を引きつらせてる君がス・テ・キ。
「かくなる上は更に練習メニューを強化していつの日か彼らに一泡も二泡もふかせるしかないでしょう」
ああ、目がイッちゃってる。その手の動きはなんなんだ観月。

目を据わらせて決意を新たに拳を握り締める観月は相変わらず立ち直りが早いというか切り替えが素早いというか、とってもポジティブ。
観月のそういうところは尊敬してます。
かなりベクトル間違ってる気がしないでもないですが。

「楽しみにしていなさい。んふ、んふ…んっふっふっふ、んっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふ」

石田彰凄っ!

オモシロイ、観月の魅力をプラスαで引き出してるのは間違いなく石田さんの力ですね。
演出もいい感じに遊んでくれてるんですが、声が伴ってないとこれはダメっぽいですし。
ホントに観月にはピッタリだなぁ…このうえないキャスティング。ありがとう石田さん。

やっぱり自分が選ばれなかった事より(自分を含めて)学校から一人も出なかった事を悔しがってる観月がらしくて好きです。


バス内氷帝。
跡部は真田と決着が付かなかったことが不満な模様。
そんなに負けたいのか…。(違)
相変わらず手塚シンパで手塚の心中察しちゃってるよこの人…。


一方亜久津サイド。
太一は亜久津を心配してるようですが時既に遅し。
ケビンは亜久津を知っていた模様。
てか先週のニアミスの時点でそんな感じでしたけど。
ケビンも暇だなぁ毎日ふらふらして。

切原専用BGMで試合開始。
物騒だなぁ(音楽的に)

太一と遭遇したリョーマと青学レギュラー陣。
リョーマはすぐさまストテニ場へ。

ケビン、左手でツイスト打ってますがあんま意味ない気がします。
相手右利きだし。
てか、亜久津様が消えた…!
流石コート上の悪魔、動きが読めません。

ドライブAが亜久津に直撃…と、思っていたら音楽が変わりました。

出たー!
亜久津様専用BGM…!!


またの名をスカッド専用BGM。

まあ、ケビンは赤澤にすら勝てるような選手で、年中サボりまくってる亜久津じゃとても勝てる相手ではないと思います。
つーかケビンはリョーマのマネしてんのね。
研究までして…、よほど練習したんでしょうけど、何でそこまで。

「アンタ、俺に用があるんでしょ?随分回りくどい事するじゃない」
ついにリョーマとケビン、対面。

夕暮れ時の太陽をバックに…いい絵ですね。


提供。
バレエの王子様。
主役・梶本貴久。
ジャズダンス部の友人・神尾アキラ。

こうきたか…!木更津か観月ネタでくると思ったのに。
相変わらず身体柔らかいなぁ梶本君…あの腰の柔らかさはめちゃくちゃ羨ましい。


次回。
遠い日の両親…アメリカ、俺の原点。
今の俺を突き動かすのは目の前のアイツか、それとも…あの日の敗北か。

巡りきて 相対するは 血のえにし 思い滾るる リョーマとケビン

その楔、断ち切る…!

(以上ジャッカル桑原かリョーマの声でお読みください)


…スミマセン、一度やってみたかったんですガサラキ風次回予告。
あれを毎回喜々として作ってただろう良輔監督って凄いなぁ…。


それより跡部のポーズは一体なんですか。

あの「海辺のナウい俺様」なポーズは。

…なんか一昔前によく観た気がします。
港においてあるテトラポッドに足かけてあんなポーズとってる人。
跡部、また何かリョーマにふっかけるのかな?
幸村君はまだ入院中か…術後の経過はどうなんだろう?

来週から華村先生に会えないと思うと、物凄くさびしいです。


2004年07月21日(水)


 テニス。「手塚の選択」


バンクの入れ方マズイと思ってるのにどんどん今のOPが気に入ってきました。
前回のOPもでしたけど、OPっぽい爽やかな曲調って好きです。

最強チーム結成のCM再び。
桃はCM出現率が異様に高いですね。
ジロー、ダビデ、真田、乾ってセレクトは何なのか(笑)


Aパート。
推薦メンバーを考えているらしき手塚。
リョーマに丸を付けかけるんですが…。

朝。
桃、リョーマの部屋。
お約束な寝言はいてる桃。
リョーマもまたカルピンの夢(^^;
しかもベッドから落ちてるし…。
落ちた所為で随分と起床時間前に目が覚めたリョーマですが、ふと窓の外を見るとコートに向かって歩く手塚が見えた様子。
お年よりは朝に強い。
手塚…なんでいつもジャージなんだろう、寝てないんでしょうか。
手塚を追いかけたリョーマ。
「相変わらず活躍しているようだな」
部長からお褒めの言葉。
「そうでもないっすよ」
「こういうときは素直になれ」
「…はい」
アニメのリョーマって素直ですね。

リョーマは手塚と試合したい様子。
手塚はまずは目の前の親善試合に全力で臨むことだとサラリとかわしながら正論を言ってるんですが。
リョーマは諦められない様子。
「部長!選抜の試合が終わったら俺と試合してください!」
鳳といいリョーマといい、怪我人をもうちょっといたわってやって…。
「そろそろ起床時間だな、戻ろう」
またもかわされたリョーマ。

リョーマにとっての二つの壁が父と手塚であるのは分かってます。
それはこのアニメの軸でもありますし。(浜名監督が言ってましたよね)
リョーマもまだ十二歳ですしね…一生懸命でなかなか気持ちを簡単に切り替える事ができないんでしょうね。

しかし今回はなかなか当初のテーマというのを(南次郎、リョーマ、手塚というライン)思い出させるようなシナリオで面白いです。


今日の華村班。
「今日は皆さんの身体能力をあらゆる角度から測定します。そしてその成果を選手選抜の参考にしたいと思います」
「ハイ!!」
華村先生の言葉に勢いよく返事する面々。
…この班イロモノ集団だけど、いい班だなぁ。やはり指導者がいいからかな。
拳を握り締める亮兄、カッコイイぞ。
てか、この子はバネちゃん式ジャージの留め方だ…!良かった、仲間がいて!


手塚班。
(なんとしてでも選ばれてやるぜ!!)
気合十分の切原。
…普通の少年になっても、好きですよ切原。
「みんな凄いやる気っすね」
「おお、何だおチビ随分と余裕じゃん」
「そりゃあ越前の実績なら余裕で選抜メンバーに選ばれるもんな」
やっぱり手塚の言うとおりリョーマはちょっと上の空なのかも。
「僕たちは少しでもアピールしておかないと、選んでもらえませんからね」
青学三人組の横にいた梶本君。
そう思うならえびぞりサーブを披露しようよ!
しかし手塚が帰ってきて、佐伯もいるし、キャラが被ってるんだよなぁ梶本君(^^;
私はその二人より梶本君のほうが好きですけど。
「よっしゃあ、じゃあもいっちょランニングでもやってくるか!」
と桃。
「おれも行こうっと」
桃に続く菊丸。

手塚にアピールするにはランニングが一番だと瞬時に判断した模様。

さすがいつも走らされてるだけありますね。
菊丸はもう選ばれてるんですけど、本人は知りませんからね…いままでサボり気味だった分がんばってほしいです。


榊班。
タカさん・裕太VS観月、海堂ペア。

今まで試合なかったキャラの消化試合ですね。

(丸見えですよ、キミ達の弱点!)
…うわぁ、観月楽しそう(笑)
彼が楽しそうにプレイするところなんて見たことないんで、ちょっと感動。 
一度こういう観月見てみたかったんですよ。
お約束の「んふ」ポーズも忘れないところが観月らしい(^^;

しかし、観月以外はみんな派手な技持ってますね。
ツイストスピンに波動球にブーメラン…元祖ツイストスピンが見られて良かったかも。
てか裕太は知ってるからいいけど、ケビン少年あのままあの技続けてたら体壊すんじゃないかなぁ…。

「凄いねみんな、技がことごとく決まってる」
「うーん、決まってはいるがまるでシングルスの試合を見ているようだ」
「シングルス向きの選手を集め、あえてダブルスを組ませる事で状況適応能力を測っているのだろう。しかし即席のチームワークを要求するには個性的過ぎたのかもしれないな」
不二・佐伯・乾が並んでると…こう、怖いんですけど。
それに乾、これ消化試合だから(苦)榊そんなことまで考えてないと思うよ。
どう考えてもこの四人じゃ力不足ですしね。

「ネット際に落ちるボールは俺が拾いますから河村さんは後ろを…え?」
「このマムシ野郎!ブーメランスネイク打ちゃいいってもんじゃないぜ、ベイベー!」
「スイマセン河村さん…俺の話聞いてます?」
聞こえてないみたいですね。
ああ、裕太が不憫…てか、タカさん、いくらキミでも兄の前で弟を無碍にしたら後で何されるか分かったもんじゃないから気をつけて。
裕太とタカさんなら割といいペアになると思うんですけどね。
もう一方は…明らかにダメだと分かりきってますが。

「海堂君、あなたのプレイは単調すぎます。もう少し変化を持たせないと次の行動が相手の」
「試合中にごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ」
「何か言いましたか?言いたい事があるならハッキリ言ったほうが」
「集中できないんす。少し静かにしてくれませんかね」

二年にまでこんな事言われる観月って…。

ああ、今度は観月もカチンと来た模様。
梶本君の時はショック受けてたからなぁ(^^;
気持ちは分かる、梶本君に言われたら私もショック受けると思います(怖いから)、それに同級生ですからね。
二年に言われるとムカつくでしょう。
しかも一言目は好意というか、アドバイスです。
それにめっちゃ正論です。>プレイが単調
そういうのは、ちゃんと聞き入れようよ海堂、向こうは先輩なんだから。

「榊先生、少し試合を観戦させていただいてもよろしいかしら?」
華村先生登場。
「構いませんが、こちらに気になる選手でも?」
「残りの試合はできるだけ見ておきたいんです。たとえ私の班でなくても選抜の対象になりますから」
「成る程、しかし先生は既に候補を決めていらっしゃるんでしょう?」
「と、いいますと?」
「先日指名した菊丸君ともう一人、青学の一年生ですよ」
「うふふ、あの子は手塚君が指名してきますわ」
「成る程」

榊と華村先生が並ぶとゴールデンタイムに似つかわしくない
アダルトな雰囲気が…。


自班を持ち上げることより全体の事考えてるんですね、華村先生。
だから何故ヘッドコーチが(略)
関東でも成長を続けたリョーマの選抜での活躍が楽しみだと華村先生。
先生最初からリョーマに目付けてたからなぁ…ホントはリョーマを自分の班にしたかっただろうな(笑)


一方、某公園。
「よう」
「あ、橘さん。スイマセン、突然呼び出してしまって」
なんと先日ケビン少年にぼこぼこにされた石田と橘。
公園で待ち合わせってところが不動峰らしい(^^;

てかケビンの伝言をちゃんと伝える気なんだ石田…!

凄い、他校に伝言頼んでどうするよと思ったんですが。
ケビン、なかなか鋭いですね。これで日吉あたりに頼んでたら確実に伝わりませんでした。

場面変わって…十字架、これはルドルフの校舎かな?
と思ったら「ありえねぇ…」とか呟いて倒れてるばか…いや赤澤部長。
「おなじ人間とは思えないだーね」
倒れる柳沢にビビって動けないでいるらしき金田とノムタク。

ありえねぇ…と私も思ってたら場面変わって今度は山吹中。
「バカな…!」
呟く室町。倒れてる喜多・新渡戸。
静観してる地味’s。
さっきのノムタク・金田とおなじ構図じゃないですか(^^;
も、もうちょっと工夫していただきたい…。
部長なのに対戦してない南君もアレですがやっぱり一番ストロングな人となると…山吹はシングルスに突出した人は清純だけですからね。(亜久津は除いて)
こうなるのは仕方ないかも。さっきのルドルフよりは。

てかこんな日に限って伴爺がいないなんて…!
不運ですね、そういえばルドルフの補強組も運悪く学校の部活に出て他が為に…。

とか思ってたら学校に向かう亜久津とケビンニアミス…!

真夏でも白ランの亜久津、その意気やよし!

ヤンキーは愛校心が意外に強い。
てか亜久津、何しに来たんだ…まさか補習?

今日は亜久津でCM入り、亜久津ってこう…出てくるだけで大物臭がするというか、特別にされてるキャラの一人ですよね。


Bパート。
「おいテメー!」
「あ、亜久津さん」
「ここで何があった!?」
気になったのかコートに来て室町捕まえて状況説明させる亜久津。

「あのヤロウ…ナメた真似してくれるじゃねーか」

仲間(?)がやられて奮起…というか、俺の縄張りでよくも、というか、そんな感じで亜久津、何かやらかす気っぽいですね。
いいぞ、今回は許す!(何様)


合宿所に車を走らせる久々登場の井上さん。
なんと、ケビンはアメリカ西海岸のジュニア大会で優勝経験のあるなかなかに有名選手な模様。
アメリカと日本じゃ規模もテニス普及率も違うし、なかなかというか…かなり凄いんじゃ。
それじゃ日本の関東レベルじゃやられて仕方ないのかも…。

井上さん曰く、リョーマはケビンと縁が…いや正確には南次郎と縁があるらしい。

ま、まさか…いやそんなあれを使うとは、と彼のファミリーネームを見て思ってたんですが。
成る程ね。そういやこのアニメは親子+手塚が軸で、結構親子二代に渡るってのもアリなのかも。

その夜。
神尾・清純の部屋。
かなり仲良くなってるっぽい…清純、神尾へのリベンジは最初から眼中になかったみたいだし、どうでもいいのかな(^^;
と、そこへ神尾の携帯に橘さんから電話が…!
ケビン、目論見どおりリョーマに伝わるよ。

一方食堂。
「遅いなぁ、神尾と千石さん…何やってんだ?」by桃
「着替えてくるって言ってからもう十五分は経ってるにゃー」by菊丸
「先に食ってません?」by切原
練習後でおなかすいてる面々は神尾と清純があまりに遅く痺れを切らしてる模様。
「食事は全員揃ってが規則ですから、もう少し待ってみましょう」
と梶本君。
うん、やっぱり、梶本君が仕切ってたほうが合うと思うよ。落ち着いてるし。
隣の宍戸君、何だかんだで梶本君とは気が合ってますね?(笑)
「おそいぞー、何やってたんだよもー!」
と現れた神尾達に声をかける菊丸。
しかしその神妙な面持ちに怪訝な顔する面々。

ケビンの話を聞いて驚くメンバーをよそに「ケビンなんて知らないっすよ」とリョーマ。
伝言、とりあえず成功ですケビン君…。
そんなところへ井上さんが。
「ケビン・スミス。キミ達が対戦するアメリカチームのキャプテンだ」
…あんなのキャプテンにしていいんですかアメリカチーム。

一方、どこぞのクラブ。
そこにはケビンが。
ガキがクラブかい!
しかも飲んでるのがオレンジジュースで、そのギャップが笑える。
そしてもう一人チームのメンバーらしきアメリカ人が。

偽大石ですね彼。

わー、軽い大石観てるようで何だかなぁ(笑)


一方合宿サイド。
「ケビン・スミスの父親ジョージ・スミスとリョーマ君のお父さん、越前南次郎は昔一度だけ対戦した事があるんだ」
井上さんの話に
「え?越前南次郎って…あの越前南次郎?」
と清純。

伴爺!教えてなかったんかい!!

さ、さすが伴爺…あれだけ都大会決勝で南次郎との因縁話とか色々あったのに、部員に悟られてないとは。

井上さんの話に先日倫子さんから聞いた話を思い出すリョーマ。
あの唐突に思えた南次郎過去話は、このアメリカ選抜編のための布石だったんですね。
ちゃんと狙いがあったことにビックリしました。
前川さん、ちゃんと考えてたんだ(失礼)

しかしジョージ程度の息子…強くなるんだろうか(^^;

親父のあだ討ちに燃えるとは、案外父親思いなのかケビン。
しかし何故矛先をリョーマに向ける…。
リョーマの事まで調べてるってのが怖いなぁ…父親も相当根に持ってたって事かな。


「ほっとけばいいんじゃないすか?」
とリョーマ。
まあ、ケビンが千葉にいかないのなら私も放置で良いと思うんですが、そうじゃない場合非常に困ります(ワガママな)

そんな食堂の様子を扉の影から見つめる人物が…。

家政婦は見た。 手塚は見た。

太一と違って、怖いよ(笑)


その日のコーチ会議。
人気+プルタブと缶のCMの為にやむなく、華村先生は忍足を推した模様。
何でも先日決まった菊丸に合わせて忍足を選んだ、とのこと。
成る程、ダブルス要員か…納得。向日に似たタイプの菊丸なら忍足と組ませるのも面白いかも。
先に決まったメンバーに合わせる…華村先生の選出方はまともだと思います。
ダビデと菊丸組ませたって…ダメっぽいし。
華村班は個性が強すぎる分、ダブルス向きの選手ってあまりいないんですよね。

忍足には華村コーディネーションが合ってた模様。
榊が何もしないから…!もう、忍足城成湘南に転校しよう。

手塚は…。
なんと清純と切原。
「試合に本気で立ち臨めない者に、勝機はありません」
そういう理由でリョーマを外した手塚。

うーん、手塚の選んだ二名はとても順当だと思います、これにリョーマでいいんじゃないかなぁ。
あ、ダブルスその2候補がいない。

今週は原点に立ち戻った感じのシナリオと組み立てで結構面白かったです。


ED。
この曲、地味に1オクターブ半くらい使ってて大変そう。

提供。
寝相悪すぎるよ桃…。

次回。
今更放置してた六角・ルドルフ話やるなんて…!
うわ、本編が無難な出来だっただけに予告で戦慄が走り、一気に内容忘れそうになりました(苦)
私はアニメの六角が好きです。
オジイのラケット工房とアスレチック広場があって、いつも子どもたちがいてすぐ隣に六角のコートがあって。
子供に慕われてるバネちゃんに熱い剣太郎、とにかくそういう六角らしさが好きなんです。
だから今更原作(しかも本編外)に迎合されても…。
アニメの設定に上手く合わせてくれるなら良いんですが……ああ、冨岡さーん、モンキータンちょっと放置してこれやってくださいよー!と思わずにはいられない(^^;
観月や清純に関してはもうすっかり悟ってるんですが、バネちゃんや六角に関しては慣れてないんで(慣れたくもないですし)不安。
私は池田監督のファンなので「まあ、ここから誰々作品じゃないし」と割り切るのには慣れてるんですが(涙)
うーん。心配。しかし心配するほど六角に尺を取ってくれないだろうとも思いますが。
それに予告を見る限り原作の外観というか……ああ、アニメの設定と原作じゃ大分違うのに、やだなぁ。


双☆子☆対☆決

遊戯王の今のOP好きです。

引き分けのニオイがしますが、亮兄に頑張ってもらいたい。
…喋らないとしても、1カットでもあれば来週観月、清純、バネちゃんが一度に出ることになるんですね。
まさかそんな日がくるとは思いもしませんでした……でもやっぱり楽しみより複雑。
でも唐突に亮兄が出てきて、凄く視聴者に分かりにくいと思ったんですが。
(原作では亮の名前を思わせぶりに出しただけで、台詞は一言しかないし読者は亮が何なのか分からない。アニメでは最初から名前を出していないし、それで何の問題もなかった)
私も亮の名前も何も全然知りませんでしたし。
単なるファンサービスかと思って少々呆れてたんですが、最後にちゃんとやる予定だったんですね。
不親切に見えて最後に「ああ、そうなんだ」と分かる組み立てだった訳で。
やっぱり少しは考えてたんだ…構成(失礼)
今週はそう言う部分では結構良かったです。


2004年07月14日(水)


 テニス。「アメリカから来た少年」 Part2


予想外に長くなってしまいました。

Bパート。
いきなりトルネード菊丸。
何の脈絡も無しに…!(笑)
しかも無駄に石井原画(のバンク)だし。

サーティ・オール。ゲームカウントは5-0。
しかも宍戸・大石側のサービスゲームで宍戸・大石有利。そしてあと2ポイントで勝利。

…ここから逆転できるわけないじゃないですか。
と、言いたいんですが。

ま、まあ出来る出来ないはともかく諦めないのはいい事です。
「鳳君だって、宍戸っちに勝ちたいでしょ?」
「は、はい!」
し、宍戸っち…!
よっしゃ宍戸!あだ名も出来た今六角に転校するのに何の障害もないぞ(笑)
「よっしゃ、じゃあ気合満点でいこう!」
「ハイ!」
吹っ切れたらしい鳳。
…いや、説明不足というか、描写下手というか。いきなり吹っ切れられても。
最初から吹っ切れてる宍戸がそんな鳳見て「フッ」とか言うのは良いんですが。
いかんせん鳳物語だっただけに、今日の鳳の書き方ってマズイですよね。

楽しそうに試合をする黄金ペアを見て
「この人たちは本気で試合を楽しんでるんだ…」
と鳳。
『俺も…俺もお前と思いっきりやってみたくなったぜ!』
今度は鳳の目には宍戸の眼光は妖怪まがいに光るわけでなく、ちゃんと見えていた模様。
…こういう演出上手いのになぁ。
「し、宍戸さん…」
そんな宍戸を見て、いつも宍戸の背中を追ってきた自分を思い出す鳳。
それはいつか宍戸を追い越すためだと。
…てか、順番逆じゃないですか?
普通、「この人たちは本気で〜」というのを鳳が黄金ペア見て思って、宍戸の真意に気付いて「宍戸っちに勝ちたいでしょ?」「ハイ!」という流れだったら少しは話に深みが出たと思うんですけど。
返事した後にまた葛藤してるんじゃなぁ…、返事した意味がない。
そして別に直にそれを宍戸に言う必要もないですよね。
『俺も…!』という宍戸の心境を鳳が察したのなら、菊丸に返事をした後『俺もあなたと本気で…!』とか思わせてそれに気付いた宍戸が微笑む、とかで十分演出できたはず。

梶本君の台詞から、多分鳳の師匠越えを描きたかったんでしょうけど…どうも空回りしてるなぁ。


一方なんと氷帝学園。
氷帝の外観見るのもコート見るのも久々だなぁ、とか思ってたら例のメリケンボーイがなんと氷帝にまで来てました。
ひ、暇なんでしょうかこの子…。
ああ、アカン…挑発に乗りやすい日吉しかいないじゃん、今の氷帝(^^;
ああでも三年がいたとしても向日とかアレなメンツしかいない。

ジローだ、ジローはどこいったー!!
…寝てるのかな。

ああ、日吉…榊がいなくて良かったね。
次期部長候補どころかレギュラー落とされるところだったよ(^^;


一方合宿サイド。
いきなり調子出過ぎな鳳・菊丸ペア。
…しかしやっぱり鳳・菊丸のほうが華がありますね。大石・宍戸に比べて。

畳み掛けるような鳳のスカッド。
大石のラケット弾いてちょっとホッとしたかも(^^;
しかしこのファーストサーブの入る確率が異様に高いテニプリの世界でダブルフォルトをやらかすのは鳳くらいですよね(笑)
セカンド考えてない鳳もアレですが。

へばってきた鳳に「大丈夫、自分のサーブを信じるんだ」と菊丸。
キラリと光った手塚のメガネが怖い…てか手塚、いたのね。
存在を忘れかけてました。

豚もおだてりゃ木に登る
鳳は誉められて伸びるタイプみたいですね。

だからお前は坊なのだあぁぁ!(師匠風に)

逆に宍戸は誉めるとつけあがるタイプで貶すと雑草根性で伸びてきそうなタイプ(笑)

宍戸が長太郎の潜在能力を云々と言ってますが、ぶっちゃけ単に誉めただけだと思うんですけど。
菊丸、なんかしましたっけ?
どうも無理やりだなぁ。

「菊丸君、凄い汗だ」by梶本
「ホントだ、あれってもしかして限界ってヤツか?」by切原
「おい、黙れよ」by桃
「…はいはい」
申し訳なさそうにする切原がどんどん普通の子に(略)
てか桃、何でそんな偉そうなんだ…ちょっとカチンと来たぞ。
ちゃんとここで申し訳なさそうにできる切原って、成長しすぎ(^^;
やっぱり悪びれてみたかっただけで、元はチビキャラ特集の時みたいないい子なのかも。

鳳のスカッド特集も結構楽しくなってきたところで最大の山が来ました。



    一・球・



あっはっはっは!魂ときたよ!!
飲んでた烏龍茶噴出す勢いで笑いました。アホだ…今日の演出グッジョブ!

某えんどう監督みたいにシリアスな場面で真面目に文字演出されると白けますが、こういうのは「笑わそう」という意図も含まれているので素直に笑えます。

しかもそのままゲームアンドマッチ。逆転しちゃったよ。
帽子取れちゃった宍戸がいい感じだ。
大石vs宍戸で見せた宍戸スマイル並に爽やか。

そんなわけで菊丸がメンバーに選ばれたようですが。
「ある意味」安定している、と言った華村先生の真意を深読みしたくなったり(^^;
でもテニスって基本的に個人技で団体競技じゃないんですからムードメーカーって必要ないと思うんですけどね。
菊丸に勇気づけられなければプレイできないようなヤワな選手、選出しなければいいんですし。
それにそんなにムードメーカーが必要なら応援席のど真ん中にでもつれていけば事足りると思います。

菊丸が選ばれるという事は多分最初から決まってたんでしょうけど(構成の段階で)
私もこの四人の中から一人選べといわれたら菊丸を選びますけど。
(いや、心情としてはサボり常習犯の桃と菊丸は選びたくないですが)
なんていうか、今日の脚本がグダグタすぎて…。
各シナリオライターに発注する際、だいたい大まかなストーリーというのを伝えて後は脚本家の腕に任せるという場合が多いんですが。
今回の場合もおそらく「メリケンボーイ→学校荒らし、合宿→菊丸・鳳VS大石・宍戸。菊丸が選出される」程度の注文しかなかったと思うんですね。
まあ、もっと細かく発注してたかもしれませんが、最低限この程度は決まっていたと思います。
それをどう作っていくかはライターの腕にかかっているわけで。

清純メインの回に「スミレ班でこの組み合わせがみたい」と私は菊丸・宍戸を挙げました。
それはライジング使いの宍戸というのは菊丸みたいなネットプレイ重視のタイプに強いから。
逆に菊丸にとっては苦手なタイプで、どう対応するか見てみたかったんです。
ダブルスということで勝手は違ってくるかもしれませんが、そういう各選手の特徴が一つも活かされてなかったのが不満です。
大石も宍戸も性格は違えど、粘り強い、とかそういう性質は似てるんです。
それに軽井沢合宿で熱い友情とやらを見せてくれた後のペア、ということでいくらも二人のコンビネーションを見せられたと思います。
私としては派手さはないですが、大石・宍戸の方が良いペアだと思います。
てか宍戸も大石も5-0から簡単に逆転されるような人じゃありません。
六角D2の悪夢再び…というか、まああの試合はそれなりにハッタリも効いてましたし、原作がそうだったので上手くやってたと思います。
軽井沢合宿での桃城vs向日…は、向日が躍起になってロブあげ続けてスーパーダンクくらってたんで自業自得。
が今回は…どうしても菊丸側を勝たせるという制約があったのなら、もうちょっと最初のゲームを丁寧に描いて4-4くらいまで持って行っく。
次は鳳のサービス、このゲームをブレイクしたら一気に鳳・菊丸が有利ということで粘る大石・宍戸・奮起する菊丸。
鳳の葛藤も描きつつ何とかブレイク。
で、最後のゲームを吹っ切れた鳳がスカッド連発してキープ。
そのまま勝利、とかいう流れも作れたはずなのに。
鳳は軽井沢合宿でもまるで主役校のような扱いをされて(しかも石井作監)、今回もメインという事で恵まれてるとは思いますが、いかんせん流れが悪かったです。
折角宍戸という壁を越える意識に芽生えさせたのに。
こういう憧れの人というか目標越えというのはお約束ながら非常にデリケートなエピソードで(ヒカ碁感想で散々佐為とヒカルについて書きましたが)難しいとは思います。
が、逆にしっかり描けば良い話になるポイントだったのに。
宍戸と鳳は一歳違いの先輩後輩で、二人ともまだ伸び盛りだし師匠越えほど厄介なモノでもないですしね。
演出は良かっただけに残念。
というか、演出で持っていたと思います。

まあ、池田監督みたいに細かく発注して更に自分で直しちゃうタイプは誰にシナリオ書かせてもそう大差ないんですが。
おそらく浜名監督はそういうタイプではない。
というか最近製作時間が危ういと思いますし、シナリオ会議で長々ダメだししてる時間もないのかもしれない。
そうなるとやはり各ライターの腕にかかってるわけで…。
高橋さん!試合書くの向いてないからギャグメインだけにして…!
Aパートの荒井様とかは得意分野でしょうから、良かったですけど。

まあ脚本はいわゆる叩き台でコンテマンが直してるんでしょうけど、直してこれだったんでしょうから…ね。
てかさっきも言いましたけど制作がギリギリで慎重に直す時間なかったっぽいですし。

もうちょっと良いライター付けて、二週くらいに分けて描いて欲しかったです。どうせなら。


青は藍より出でて藍より青し。
引用とは手塚、お前は押井ファンか!

さて、一方アメリカの少年。

石田ーー!?

何なんだこのメリケンのガキャ…いやお子様は!

今度は不動峰かい。
しかも他校生に伝言頼んでどうする。

ああ、波動球はパクられまくりだわ謎の少年にやられるわで石田哀れ…。

あのケビンて子、学校破りやってるんですか?
ひょ、ひょっとして千葉に乗り込んだりしませんよね?
いやー、剣太郎ー、バネちゃーん!
立海はまともな人格の人が残ってるから門前払いしてくれそうですけど。


菊丸が、大石と試合するの楽しいと言ってましたが…これは六角のメンツでもそうだと思います。
笑いながら血みどろの激戦繰り広げてくれそうです。
バネちゃんvsダビデとか。お互い全く引く気ゼロでしょうし、他のメンツもそうですよね。
まあ、原作佐伯はアレな感じですがアニメの佐伯はコートの上では怖いので(すぐヘタレますが)彼も仲間と戦ってもまったく引かないでしょうね。
裕太と観月とかならドラマになりそうかな…?
全く遠慮する気ナシの観月とちょっと戸惑う裕太、と。


CM。
先週ガサラキのCMは入ったのはバンダイビジュアルがスポンサーに入ってたからなんですよね。
さびしい…。


ED。
何この跡部のポージングは。
バッチリカメラ意識してるよこの人。
い、いきなり笑わせないでください跡部様。

合宿の他校メンツオンリーでしたね。

観月…物思いにふけってる様子。ていうか観月の次に切原ってカットは止めようよ(笑)
切原…やんちゃな表情が可愛い。
神城…穏やかな表情の神城君て珍しい。
佐伯…石井佐伯って初めて観たかも。格好いいですね。でも彼には夕暮れ時とかのが合ってると思います。
清純…なんですか、そのポーズは。
神尾…これ、ストテニ場の下…?
連二…アンニュイ柳。データマン二人ともアンニュイだなぁ(^^;
宍戸…鳳とセットにされて枚数削減に貢献してますね(涙)
伊武…こ、これは…飯塚原画かな?石井さんっぽくない。あんま直してないとみた。

梶本…うわ、憂いた表情が物凄い似合ってる。改めて、梶本君てすっごい美形ですね…。

サビから動画になるという演出もいい感じ。
こういう日常の一コマという浜名演出好きです。

双子…この二人は一緒だからこそ魅力的になった感じ。動いてるからかなぁ、可愛いですね。
でも淳君…だから制服にハチマキは(略)

天根…短っ!でもこうしてみるとダビデって佐伯より雰囲気あるなぁ、カッコイイ。

忍足…えらいのんびり歩くなぁ、ダビデを見習おうよ(笑)
樺地…跡部がとなりにいなくて電車に乗ってる樺地って凄く新鮮。
裕太…うーん、やっぱり制服似合ってないなぁ。
若人…アイドルなんだからもっとアップでお願いします。 でも好きなカットです。
真田…ドアップかよ!

雰囲気は「風の旅人」に似てますね。演出が。
青酢のときより好きかなぁ…とにかくSAKURAから変わってくれてよかった。

提供。
久しぶりだね森!内村!桜井!(不動峰)
石田を励ます橘大将、いいですね。
必死に言い訳する荒井様…(笑)
寝るジロー、からかい気味に励ます向日、いつもあのポーズを崩さない滝君。
悔しそうな日吉。
てか、氷帝っておかっぱだらけだなぁ(^^;
今日は提供カットまで演出良い…ホントシナリオが勿体なかった。
作画も飯塚さんでキレイでしたしね。

次回。
アニメ最強のネタキャラコンビ、観月・海堂がペア…!?
うわ、これは趣味だなトランスアーツ(笑)

慎也とバ…いや赤澤がー!
何さらすんじゃこのメリケンのガ…いやお子様は。
うわぁ、赤澤までこれじゃ剣太郎とバネちゃんもアレな扱いされかねない。
ガ…いやケビン君、千葉には行かないでね。
しかし、赤澤(日吉)、柳沢(荒井)だから負けたのかな…ひょっとして(苦笑)
さらに山吹まで…よし、亜久津、いけ、私が許す!(何様)

食堂の影から覗く手塚は一体…怖。家政婦は見た・手塚バージョンですか。

しかし手塚班ってやっぱり出番多いですね、主役がいるだけに。
梶本君合宿編皆勤賞?

あ、そうだ。
今日は七夕でちょっと遅れてしまいましたが彼の誕生日だけは覚えてました…!
山吹の部長の南君、お誕生日おめでとう!
リアルテニス世界でも15歳だよなぁ…、南だから7/3なんですよね、きっと(^^;


2004年07月08日(木)


 テニス。「アメリカから来た少年」 Part1


月曜に今週から始まった某番組を観て、火曜に鉄人(一週遅れ)を観てパクリとオマージュの違い、更にそれを扱う人の格の違いというのをまざまざと見せつけられた気がします。
そして来週からはプラネテス…!
にしても今週のナディアは…初めて観る人にはサンソンてどう映ってるんだろう(^^;


Aパート。
選抜メンバーは残り五人。
「ここらで1発決めたいねぇ」
といつもの調子で軽く言った清純に頷く梶本君が良いなぁ。
清純とは割と仲良くなったみたいですが、それ以上に静かな梶本君の闘志みたいなものが伝わってきて、こういう演出の配慮って唸ります。
今日は演出(いろんな意味で)面白いなぁ。

ちなみに選抜メンバー。私は各班から数人選んで更に実力を考慮するなら。
榊班=真田、不二
華村班=跡部、ダビデ
手塚班=リョーマ、切原、清純
が妥当かな、と思ってるんですがまあ、そう上手く実力順というわけにもいきません。

今日の手塚班はダブルス、対戦カードは菊丸・鳳VS大石・宍戸

派手ペアVS地味ペア

…私は地味ペアのほうが好きです。

「おまえんとこの部長よう、あ、いや手塚新コーチも人が悪いな」
…切原がどんどん普通の子になっていく…(寂)
いい事なんですが、いい事なんですが…!
「確かに、ダブルスでは名の知れた青学のゴールデンペア、そして氷帝の師弟コンビをばらして対決させるとは」
いや、師弟コンビって…!(笑)
梶本君には彼らはそう見えてるのか…。

手塚に進言する鳳。
なんか不満があるようですが、他の班も最初から結構ダブルスばっかやってるんで今さら違和感はないですけどね。
「ですが、俺と宍戸さんが何故…」
とご不満のようですが、そんな宍戸を見つめる視線が…。

誰だ、誰だ、誰だー、コートの脇から睨む彼、
青いひーとみの、(ダダダ) 宍戸〜♪


宍戸怖っ!!

目が光っちゃってるよ。目からビーム出せそうな勢いだよ。

鳳に対して宍戸はやる気満々といった感じ。
当然ですね。

「し、宍戸さん…」
宍戸さんは本気で俺と戦うつもりなのか?
となんだか納得いかない様子の鳳。

何寝言言ってるんでしょうかこのお坊ちゃまは。

宍戸は例え仲間だろうと自分が上がるためには平然と蹴落としていく人ですよ。
そんな事はキミも知ってるでしょう…、そもそもここはそう言う場。

「仲良しクラブはゴメンです!」って先週言ってたじゃないか。

もう忘れたのか鳳……とても滝君蹴落としに加担した人の意見だとは思えない。


どっちが勝っても…恨みっこナシだぜ!

きっとバネちゃんなら曇りない笑顔でこう言うんだろうな…。


一方青学。
そこには先週のメリケンボーイが…。

練習に励む青学の面々。
良いですね、ちゃんと他の部員の練習風景も描かれているとホッとするというか和みます。
レギュラー入りはできなくても、みんな頑張ってるんですからね。
そしてレギュラー不在の青学を仕切っていたのは…な、なんと我らが荒井様!!

「お前達、ちんたらしてんじゃねーぞ!部長の留守とはいえこの俺様がいる限り楽させねーからな!」by荒井
「…荒井のヤツ、レギュラーがいないと妙に張り切るよな」by池田

ああ、何てお約束な場面…!
 
しんど〜、と小声で呟いた一年に
「そこ!私語は慎め、グラウンド十周!」
と荒井。
十周〜?といきなりのことにビビるい一年に瞳を光らせ
「二十周」
と…! 

手塚の真似して悦に入っちゃってるよ荒井様…!

笑いの期待を裏切らないなぁと思ってたらまたお約束で眉をピクピクさせて
「これ言ってみたかったんだよなぁ」
とか思っちゃってるし。荒井、キミ面白いよ!
 
そんなところにあの少年が…。

リョーマと試合したいらしいですが、もし手塚がいたら「規律を乱すヤツは許さん」とか言って一蹴だろうなぁ。
ていうか、なんか荒井が偉そうにしてますがレギュラー以外にも三年はいたはず。
どこいったんでしょう?しっかりして!荒井様の天下になってるよ!

アメリカ少年と試合をすることになった荒井様。
「油断せずに行こう」とかまた手塚を真似て悦に入っちゃってるところが…今週のお約束なお笑いを一身に背負った彼を無下にするわけにもいかず、ここは素直に笑っておきます。

「荒井、大丈夫か?」
「不安だ…」
と視聴者の心境を代弁してくれる池田と林。
どうでもいいですが、池田のあだ名は「マサやん」(名前は雅也)、その池田監督のあだ名を省略したような呼び方は何とかならんのか(アリーテ姫の片淵監督は池田監督を「池やん」と呼んでました)

って、池田監督、池田成(まさし)って名前だったーー!!

うわぁ、今気づいてしまった。
前々からマサやんには何か引っかかると思いつつ、考えないようにしてたのにまさか監督と一字違いだったなんて…!
ひょ、ひょっとしてコノミン池田監督好き?いや、まさかなぁ、偶然だよなぁ。

スイマセン感想と関係なくて…これから書こうと思ってた感想すべて忘れる勢いでショックだったんで…。
こ、これから監督をマサやんと呼びます(止せ)

ほ、本編に戻ります。
荒井のレシーブをツイストスピンショットで返すメリケンボーイ。
あの構えは確かに裕太の…!
国際的な技になってしまったのか…、出世したな裕太。でも少年よ、その技肘に良くないぞ。
今日、リアルタイムで観てたんですが、たまたま一緒に観ていた妹に吹っ飛ぶ荒井様は大うけでした。
更にリターンをドライブBで返されてどてっ腹にボールをくらう荒井。
頑張れ荒井、今日のキミには楽しませてもらったよ(酷)


一方合宿サイド。
宍戸相手に硬くなってる鳳を「英二と上手くやれるだろうか…」と心配する大石。
気苦労多いなぁ…大石。泣けてくるよ。

菊丸・鳳のサービス。サーバーは鳳。

スカッドは亜久津専用BGMじゃないと決まらないなぁとか思ってたら、いきなり稲妻が走りました。

い、いいぞ演出!今日はこの路線なのね…。

しかもあっさり宍戸にリターンエース決められてるし(^^;
スカッドもありがたみが薄れてきたなぁ…追いつけても、返せる程度の重さなのね。
まあフラットサーブだしなぁ。
スカッド返されて固まる鳳。
進歩ないなぁ、タカさんと戦ったときもこんな感じでしたよね。

「流石だねぇ宍戸君。楽々と打ち返したよ」
「それも当然でしょう。毎日間近であのサーブを見てるんですから」
梶本君と清純て解説キャラ同士気があってるのかな。
軽い清純と真面目な梶本君で案外良い解説ペアかも(笑)

「くそ…あんなに悠然と俺のサーブを!」
拳を振るわせる鳳。
よほどサーブに自信があるというか、なんか、過信気味だなぁ。
更に目を光らせる宍戸。
怖っ!
ていうか、単にこんな風に鳳には宍戸が見えているという演出ですよね。
それだけ鳳が宍戸に畏怖の念も抱いているという事。
今日演出オモシロイんだけどなぁ…。

ドンマイ!と明るく声をかける菊丸に分かってますよと突っぱねる鳳。
感じ悪いなぁ、でも、いつかの梶本・観月みたいに怖くないのは鳳が子どもっぽいからか。

大石にまでスカッドあっさり返されてるし。
こりゃ誰でも返せるな(^^;
スカッドの存在意義がなくなってきた今、鳳の存在意義はほぼないに等しいと思うんですが(苦笑)

続けてポイントを取られた鳳に「気にしない気にしない」とフォローを入れる菊丸。
(気にするな?そんなことできるはずないだろ!)
とその手を振り払う鳳。
ガ、ガキだコイツ…自分の不調をパートナーにあたってどうする。
しかし今日の菊丸先輩っぽいですね。流石一応三年生。
クルミちゃんデート事件の時も書きましたけど、大石がいないと菊丸にもちゃんと三年生的な役割が回ってきていい感じです。

(俺は勝つんだ…勝つんだ!でも、こっちが勝てば宍戸さんが選抜メンバーから落ちるかもしれない)

甘いよねぇ、坊や!(カテジナ風に)

そんな考えなら今すぐ辞退して氷帝に帰ったらどうだ鳳君よ。

それに申し訳ないけどキミと宍戸の実力じゃ選抜合宿に呼ばれただけでもめっけもん。
メンバー云々なんて考えないほうがいいと思うんですが。


や、呼ばれた以上残るつもりでやるのはあたり前ですが、ある程度客観的に今現在の自分の実力を冷静に判断できるという事も大切です。

鳳ってスカッドでもそうですが、それがあまり出来ていない。
宍戸はかつて出来てなかったんですが、今はちゃんとしてますからね…。

(こんなときに何考えてんだ俺は!)
思い直す鳳。
まあ、鳳も色々複雑なのは分かるんですけどね。

って、いきなりゲームカウント5−0!

いくらなんでも展開早すぎです。
まさか0-5から鳳達逆転しませんよね?いやな予感がする…。

「流石だな、大石」
「宍戸こそ」
コートの二人が微笑ましいだけに、胃が痛い。

「圧倒的って感じだな」by切原
「やりづれぇよなぁ、手の内がバレてんだしよ」by桃
「それはお互い様だろ?」by切原
「あ、そっか」by桃
…切原がどんどん普通の(略)

ドリンクが入ってないかどうか確かめようとして頭にかぶっちゃった菊丸が可愛いぞ(笑)

「辛そうだな、鳳君。英二は宍戸のようにぐいぐいリードしていくタイプじゃないからな」
また大石が他人の心配を…!
何故だろう、大石が他人を気遣ってると「甘いよねぇ、坊(略)」という気がしないんですよね。
人徳ってヤツかな。

余裕がない鳳。少しは菊丸に合わせるという気にはならないんでしょうか。
菊丸は菊丸なりに鳳を気遣ってるのに。

ネットを挟んで仲良さげに試合する黄金ペアを見て
「菊丸さん!こんなシリアスな試合でよく笑ってられますね」
とラケットを握り締める鳳。
「シリアス?そう?俺大石と試合するのが一番好きだけどなぁ」
「えっ!?」
菊丸の発言に思わず目を見開いて宍戸のほうを見る鳳。

鳳を睨みつける宍戸…カッコイイ…(惚)
あれ、私鳳のほうが好きだったのに…すっかり宍戸ファンになってるな(^^;


Part2に続きます。


2004年07月07日(水)


 テニス。一時間スペシャル「跡部×真田 頂上対決!」


またしても文字制限に引っかかったので分けました(^^;

Cパート。
会議をするコーチ陣。
コーヒーを勧められて「僕は結構です」と丁寧語になってる手塚が面白い。
手塚が選抜メンバー選ぶのか…偉くなったもんだなぁ。
まあ、順当に実力で選ばれそうにもないですから、どうでもいいんですが。

ウォームアップ中の華村班。
木更津兄弟全く同じ動きしてる…いっそペア組んで城成湘南のユニットに対抗してみたらどうだろ(笑)
ラケット担いで「トイレですよ、トイレ」と抜け出す跡部。
またコイツは勝手な行動を…。
いきなり榊班に現れて昨日の約束を果たすべく真田を連れ出しました。
にしても真田…今日は帽子脱いでたけど、その髪型は一体。
更に榊がいない…監督する気があるのかヤツは。
更にやはり佐伯が短パン…立派に六角中なんだなぁ、彼も。

「手塚の肩を壊したのはこの俺だ」
「知っている、俺も見ていた」
「あのときの俺は、なんとしても手塚に勝ちたかった、ただその一心だった」

ウソをつくなウソを!

過去の自分を美化するな跡部。
あれが偶然による不幸な出来事なら、私はここまでキミを嫌ってはいない。

ま、バカ正直に真田に話す必要も全くありませんけどね。
私が跡部でもここはこういうだろうなぁ。

跡部のしたことは一生許される事じゃないですけど、本人もあれで反省してるかどうかはともかく(してないっぽいけど)色々手塚に貢献はしてるんで、昔ほど私も強烈に跡部を嫌ってるわけではありませんけどね。

ああ、この辺(反省無し)が切原と違うんだなぁ…。

試合には勝ったけど、手塚には勝てなかったと素直に認めてるのもいいことですけどね。
あの跡部が真田にそんなこと話すなんて、よほど強い気持ちがあるんでしょうし。

まあ、ほんの少しでも跡部更正に貢献した手塚ってめっちゃくちゃ凄いかもしれない(^^;

それに手塚本人が跡部を責めたりしてないんでね…また何というか。
凄い悔しいと思いますけどね、最後の夏、そして選抜…参加できないかもしれないというのは。
悔しいなんて言葉一つで済まされないほど悔しいと思います。

「ストップ!その試合は認めません」
と止めに入る華村先生。
当然です。
しかし、榊班の選手がおそらく呼びに言っただろう榊に「いいんじゃないですか?」と逆に言いくるめられてしまいました。
「…分かりました。ここは竜崎先生の代わりに総監督になった榊先生に従います」
いいぞ華村先生!
城成湘南のメンツって気持ちいいなぁ…。
「それは皮肉ですか?」
「いいえ、とんでもありませんわ」
皮肉に決まってるダロ。榊よ。
まともに指導してる華村先生が不憫だなぁホント。

華村先生を呼びに来た神城君と若人君も真田VS跡部が気になる様子。
何よりあの華村先生一筋の神城君が試合に興味示してるのが面白い。
まあ、気持ちは分かりますけど、自分達の練習を、という先生の意見も最もです。

家政婦は見た! 太一は見た!

この試合の事を早速手塚に知らせる太一。
みんなの視線に押されて、観戦の許可出しちゃう手塚もまだまだ甘いな(笑)

真田VS跡部はなぁ…正直二人とも好きなタイプのプレイヤーではないので。
とか言いつつ「俺様の美技に酔いな!」とともに繰り出されたレシーブの球筋は面白かったかも。
跡部って変な台詞で笑わせてくれたかと思うとカッコよく決めてくれるんで侮れない。
いつもそのパターンですよね。

にしてもギャラリー見て、梶本君て意外と身長高いですね。
やっぱビッグサーバーだからかな…バネちゃんくらいありそう。

そして一方の華村班。
ん?樺地の試合?と審判のコール聞いてぼんやり思ってたんですが、相手はなんと若人君じゃないですか!
うわー、面白い、面白いよこの組み合わせ!
是非みたいと思ってたんですよ、この二人の対決。
スタッフもやりたかったとみた(笑)

「おい、聞いたか亮?」
「ああ、跡部と真田が試合してるんだって?」
相変わらず無駄口を叩く双子。
また華村先生に注意されてます(笑)

戻って跡部VS真田。
跡部1ブレイク1キープ。
「立海大の真田君のほうが氷帝の跡部君より実力は上だと思っていましたが」
「流石跡部だぜ」
梶本君と宍戸。
キミ達はあれですか、喧嘩の後に友情が芽生えるってヤツですか。
…いや、別に拳と拳で分かり合ったわけでもないし、多分、宍戸が喧嘩売ったことすっかり忘れてて、梶本君がそういうこといちいち根に持たないタイプだから上手くいってるのかな。
そういえば先々週くらいの感想で「合わなそうに見えて意外と気が合ってるかも」と書いた記憶が……やっぱりそうだったのかも。

当の跡部は息が乱れている様子。
体力ないなぁ…向日と一緒にマラソンしよう跡部。
しかも樺地がいないのに「なぁ樺地」って…キミ、ホントに樺地がいないと何もできないのね(^^;

当の樺地は若人から1ゲーム取ったところで引き。
樺地が引きに使われるとは…。


Dパート。
「へぇ、思ったよりやるねキミ」
と若人君。
おお、そのポーズはひょっとして…!
「今の君にピッタリのプレイスタイルが決まったよ!」
で、出るか必殺の…。
「チェーンジ・オーバー!」

出たー!
城成湘南のアイドル・若人様のチェンジオーバー!!


わ・か・と!わ・か・と!わ・か・と!わ・か・と!

しかし親衛隊がいないとイマイチ決まらない。
代わりに言ってあげたい気分です。
若人「チェーンジ!」
はい、皆さんご一緒に

「オーバー!!」

すみません、一年ぶりのチェンジオーバーにすっかりハイテンションに(笑)
いやぁ、若人の声は戦隊演出が映えますね。(※マイトガイン)

ああ、若人様ステキ…ステキすぎて腹が痛い…!

妙に冷静に見守ってる華村班の面々がまた笑える。
「見事なサーブ&ボレーだ」と感心する自分もサーブ&ボレーヤー淳。
そりゃ、一応サンプラスですからね。なりきってるだけとはいえ。

「この二人の試合もいいけど、正直跡部さんと真田さんの試合のほうが気になるよな」
ぼやき始めた伊武。

いや、どう考えても若人VS樺地のほうが気になりますよ?

なぁ樺地?

「だって跡部さんは氷帝の部長だし真田さんだって立海大の副部長だし、ここを抜け出して見に行っちゃおうかなぁ、でも行っちゃったら先生怒るよなぁ、でも行きたいなぁ」
いや、絶対若人VS樺地の方が面白いって!


跡部VS真田。
破滅へのロンドを誘うべくロブをあげる真田。
しかし、真田はあっさりと返球。

どうでもいいですが、裕太・観月と切原・宍戸が並んでるとどっちがどっちか分からなくなるからヤメテ…(笑)


一方華村班。
若人が1ゲーム返した辺りでそっとその場を抜け出す面々。というかダビデと忍足。
すっかり忍足とダビデはペアというか、お笑い要員だよなぁ(笑)

忍足さんと一緒に忍び足…プッ…。

すみません失礼しました。

「いい感じね、若人君」
とか言って先生背後で起こってる状況に気付いてないし(笑)

とか思ってら出た、樺地による若人コピー!!

マジで人類?マジで人類?マジで人類?

なんか、以前も言ったかもしれませんが改めて。
純粋だから何でもコピーしてしまう、更にパワーなどのプラスアルファで勝ってしまうというのは中華一番のミラと同じですね。
コピーキャラって結構いますけど、彼女とは性質まで同じ。元ネタってここなのかな?

しかし樺地のアイドルポーズは…(笑)

「へぇ、知らなかったよ、キミもコピーの天才だったとは」
「ウス」
「じゃあそろそろ僕らも跡部君の試合を見にいくかい?」
「ウス」
会話を成り立たせてしまう若人君って凄いかも。

でも、若人は天才というよりは努力の人だからなぁ…。
樺地とは全然違いますよね。
両利きですし、使い勝手の良い選手だと思います。

「何いってるの。まだ試合は終わってないわよ」
と先生。
「でも先生、みんなもう行っちゃいましたよ?」
振り返ってため息をつく先生がなんとも…可哀想。
あの神城君までいないとは…よほど魅力的なんですね、跡部VS真田って選手にとって。

しかしもっと若人君の試合見たかったなぁ…。
私は、アニプリはもうヒカ碁のついでというか、そのヒカ碁ですらほぼ惰性でビデオを撮っていて(観てなくても撮ってはいました)ヒカ碁が終わってテニスだけになって、ビデオ撮り続けるか迷ったんですがここまで撮り溜めてきたので最終回までちゃんと撮ろうと思ってとり続ける事にしたんです。
そんな時始まったのが完全オリジナルの城成湘南戦。
苦手だった十川さんが降りて新しいシリーズ構成になって、期待はしていました。
実際面白かったです。
今まで見られなかった大石の頭脳プレーとか見られましたし、細かい伏線の回収なんかしてて凄く良かったです。
中でもこの若人君の試合は特別。
彼の試合を見て、初めて本当の意味でアニプリを面白いと思いました。
テニス史上最も印象に残った試合をあげろといわれたら若人VS海堂と答えると思います。
その後のリョーマの試合も良かったんですが、やはり若人君の試合を見てアニメに対する印象がガラリと変わりましたね。
その後の六角戦もとにかく六角中が大好きになりましたし、城成湘南、六角の半年間というのは私にとっては特別です。
こうしてもう一度ちゃんと感想を書こうと思ったのもあの半年間があったから。
新クールを機にキリよく再開しようと意気込んで、感想書き始めた回から構成が前川さんに変わってしまって初っ端から落ち込みましたが(^^;
今のアニプリも面白くないわけではありませんが…やはり冨岡さんの構成時代が好きでした。

そんなわけで若人も特別なキャラかなぁ。
華村先生にならぶアニメ会心のオリジナルキャラですし。
ありのままの若人が好きだという意味では、バネちゃんと同じかも。
加えて若人は演技するにも難しいキャラだったと思います。
プレイだけ真似ればいいものを、芸人魂からか本人のパーソナリティまで真似るから(^^;
クエルテンやヒューイット特有の掛け声や台詞を演じ分けたのはベテランさながら。
あれがなければ若人の魅力も半減してただろうなぁ…。

というかあれ以降ヒューイットら観る度に若人が浮かんできて困ってます(笑)

本編に戻って…。
「まったくもう、みんな勝手にいなくなるんだから」
華村先生の話し方って好き。
「あ、先生」by亮兄
「すいません、先生に怒られるのは分かっていましたけど。でもはっきり言って跡部と真田の試合なんてこれを逃したらもう当分見られないだろうって気がして」by淳
やはり微妙に顔の違う双子。
よく怒られる双子だなぁ…先生としても城成湘南に似たような双子がいるから可愛いのかも。

しかしやはり六角だけ短パン。
ダビデはもちろん亮も短パン。あ、氷帝の亮も短パン。
宍戸、キミは六角に行くべきだと思うよ。てか、間違えるよ、六角生だと。

真田の弱点を見つけてやる、と意気込む跡部です。が。
「ない…!ヤツの弱点なんかねぇ」
って。

そんな佐伯みたいな事言わないで…!

マジでヘタレる五秒前(寒)

「破滅へのロンドを破られてしまってはもう跡部に勝ち目はない」by佐伯
ああ、何てタイムリーな(笑)
そんな佐伯君、跡部は別に破滅へのロンドだけの人じゃないし。
それに俺様の美技は日々輝きを増すとか言ってたし…とか思ってたら

「俺様を誰だと思ってんだ…ああん?」

と跡部。
なんか真田の高速サーブを真似ました…樺地?

「俺様の美技は日々輝きを増す!」

また言っちゃったよこの人。

あっはっは、しかも太陽バックに背負って「なぁ樺地」とか言ってるし。
笑いの期待を裏切らない跡部様は大好きです。

「よし、そこまで!ジュニア選抜のメンバーに決定する」
といきなり試合を止めた榊。

…ま、まあ、この二人なら…いいか。

握手なんかして爽やかな感じな二人に違和感…(笑)


一方その頃、なにやら金髪の少年がリョーマを探してる模様。
ああ、このキャラデザ、オリジナルっぽい感じが出てて良いかも。


CM。
ガサラキだー!
散々、感想でも出しましたが、これがガサラキです。
ホントはDVDボックス発売に合わせてここで感想書こうと思ってたんですが…なかなか手が回らなくて(^^;

次回。
…折角なんでガサラキ風次回予告作ろうと思ったんですけど、「アメリカから来た少年」では無理がありました。
「波乱」(41話)とかだったら作れたのになぁ。
にしても鳳・菊丸ペアですか。
サーブだけの鳳にフォローが必要なアクロバティックの菊丸。
うわ、無理そうなペア…。

映画。
今さら映画って…!
ひょ、ひょっとしてカンヌで惨敗したイノセンスの赤字回収とかに躍起になってるんでしょうか、IG。
いや…前から企画あっただろうからそれはないかな。うーん。
IG製作らしいですし、IGの素晴らしい動画と綺麗な作画による劇場版だったら観に行きたいかも。

提供。
豪華三本立て。
相変わらず観月に恨みがあるらしき不二。
王様ルックは跡部のほうが似合うかな…まあ、王子なら佐伯が(略)
樺地with樺地親衛隊(忍足・ダビデ・伊武)
すっかりギャグキャラ扱いになってるダビデと忍足。
もう忍足、今後そのキャラでいこう。うん。


2004年07月01日(木)
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