碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「リョーマがゆく!」


スマッシュヒット2のCMのバネちゃんに(略)
クローズアップされてるダビデが羨ましい…。
でも何気にアニメ関連ってダビデの方をプッシュしてるっぽいのは何故なんでしょう。
普通佐伯っぽい気がするんですけど…いや、私はダビデの方が好きなんで嬉しいといえば嬉しいですが。
…バネちゃんがクローズアップされる日なんて一生来ないんだろうな(遠い目)

タイトルバックの杏ちゃんが可愛い。

開始早々「無駄だ小僧!」と亜久津のような掛け声でスマッシュを決める跡部氏。
更にのっけからかかるあのBGMも亜久津専用。
次いで鳳のスカッドサーブ専用(ようするに使い回し)

そんな訳でイマイチ跡部には合わないなぁ、なんて思ったり。

ジロー戦が終わったのでこっちのコートにやってきた鳳と日吉という二年コンビの図が珍しい。
すっごい対照的ですねこの二人、顔の系統も(笑)

あっというまに5-1。

インサイトってあのポーズ(眉間に手を当てた)やらないとできないんですか?
みんなあのポーズした途端インサイトがどうのこうの言ってましたが…うーん。

カン、カン、カンカカカカカ、という昔のたまらんバンクが見られて満足。

「俺様の美技に酔いな」
「やだ!」

とちゃんと返事をしてるリョーマには笑いました。
とても気持ち分かります。私もイヤですし。

ロンドを連発しているようですが…そうそうそんなチャンスボールって上がらないと思うんですけど。
跡部がスマッシュ打ちたくても、リョーマが打ちごろの球上げないとダメなんですよね?
何でああ連発出きるんだろう(^^;
リョーマも不二みたいに躍起になってロンド返したがってわざと上げてるなら話は別ですが。

ロンドを受け続ければリョーマの手がどうこうと跡部が言ってましたが、当然ロンドを打ち続ける自分にも何らかの負荷がかかるという事はちょっと考えればすぐ分かりそうな事で、オチは見えてたんですが…当の跡部って気付いてなかったっぽいですね。
…・やっぱりア(略)
まあ菊丸対樺地戦でああもずっと巨体の彼にアクロバティックやらせてたくらいですから、推して知るべし、ということですか。

てか今回の話、ジャンプでチラっと見た切原とリョーマの草試合に似てる気がします…あれの再現みたいな狙いでもあるんでしょうか。

完全に試合をする気がないっぽい跡部。
なんかみんな今回そんな感じでしたよね…氷帝の面々。

BGMがアグレッシブないつものあの曲に変わって盛り上がって来たのにロンドやりながら「決めるぜ!」とか言っちゃってる跡部のあまりのダサさに昏倒しかけました。
が、その後の2方向からのカメラワークで決めたスマッシュはカッコよかったです。

「破滅へのロンド」とみんなが当たり前のように口にするのは変な感じです。
跡部のスマッシュの速度よりよほどこっちの方が違和感バリバリ。

リョーマの台詞からリョーマは跡部の作戦に気付いておらず、別にロンドを躍起になって返してなかった事が判明。
…じゃあなんで打ちごろの球上げまくってたんだろう(苦笑)

跡部が試合止めたがってた理由が分かりません。
後1ゲームくらい、おそらく跡部なら簡単に取れたと思うんですけどね…別にリョーマの手首を気遣うならロンド打たずに決めればいい訳ですし。
…ま、そんな事するのはキャラじゃないですが。

久々に黄金に輝くリョーマを見ました。
亜久津戦以来?いや、湘南戦でもあったかな? 
亜久津戦の時と同様ならサムライの血とやらですか。

にしても跡部…1ポイントくらい取ってくださいよ。

合宿の成果とか言ってますが、リョーマは湘南戦からこっちパワーショットも打てるようになっていたので合宿の成果ではないと思うんですけどね。
まあ、アリかなこのくらいなら。

試合が終わった途端ジュースを持ってくるセバスチャン。
まだ飲むのか跡部よ…ま、ジュース落とすのも見えたオチでしたね。
てかマジで自分の腕にも負担がかかってることに気付いてなかったのかこの子…やっぱりバ(略)

帰りのバス。
まるで遠足のノリですね。
乗り出してる向日がカワイイ。
一番年相応な気がします、この子。
笑顔を向ける鳳くんが爽やか。横の宍戸くんの微妙に態度でかそうな感じもらしいですよね。
日吉と樺地…樺地が隣に居ると何か狭そうですね。

…跡部と手塚っていつの間にこんな仲良くなってたんですか。
ちっとも肩潰されかけた事気にしてないみたいですね。
手塚も天然というか心が広いというか、ア(略)
ま、跡部の方が手塚に執着するわけは分かるんですけどね。
やっぱり再戦したかったんだ…(笑)

「すっかり悪役でございますね」
「その方がキャラだと思わないか?」

って、うーん…自分から言われると妙な感じ。
セバスチャンにしても跡部の良い理解者なのは分かりますが、秀じい、セバスチャンと呼ぶのも憚られる程態度悪かった(客人見下ろして挨拶)のでどうも胡散臭く感じます。

氷帝との練習試合をセッティングしたのは手塚だそうで。
その手塚の頼みにのってやる跡部って…お、負い目でも感じてるんでしょうか(^^;
あ、でも彼もあれで氷帝の部長ですからね…意外と後輩の面倒見良いのかも。
全く想像できませんが。

今回跡部のやったことはほとんど剣太郎と同じだったんですが(リョーマを奮い立たせて力を引き出そうとした)跡部がやると胡散臭く見えるのは何故なんでしょう(苦笑)
剣太郎は自分も純粋に楽しんでたからかな…。

でも、手塚の頼みと氷帝側の意図が分かったところで…やはり宍戸も最初からそういうつもりだったんですね。



大石捕まえて特訓してるリョーマが何か妙なスマッシュ打ってました。
空中で身体ひねってましたよちょっと…遠心力でパワーが上がるのでも狙ってるんでしょうか?
器用な…。
ま、どっちにしても面白そうな動きでアニメ的には映えそうなのでOKです。


これでやっと合宿編も終了ですか?
次から本筋のストーリーに戻る事になると思いますが…今度こそちゃんとした話しにして欲しいです。


忘れてた。
メリークリスマス!&Happy Bbirthdayリョーマ!!

…提供の絵見るまですっかり忘れてました、イブが誕生日なんですねリョーマ。

氷帝陣と青学陣にお祝いしてもらってるリョーマ…豪華メンツですね、羨ましい!
まるで垂れパンダのようなジローがめちゃくちゃ可愛い。
和むなあ…てかみんな可愛いですねこの絵になると。
向日もカワイイなぁ、相変わらず帽子に腕組んでる微妙に偉そうな宍戸君も良い感じ。
心から祝ってる風の大石君と鳳君も二人らしい。
何気にクラッカー持ってる日吉は意外…、乾は何のデータ取ってるんだろう(^^;
いや、良い絵でした。おめでとうリョーマ。

関係ないですが、家は朝っぱらから燃やしを始めた隣のゴミの灰が庭に降ってきてホワイトクリスマスならぬブラッククリスマスでした(苦)


次回。
ドキッ!男だらけの野球大会。

…また凄いサブタイ持ってきましたね。
いつものお正月のチビキャラものですか。
今週も作監補二人もつけて大変そうだったので、次回に向けて作画スタッフも休養とって欲しいですね。
あ、お正月にはヒカ碁のスペシャルもあるそうで…そっちも楽しみです。
ではまた来年!


NARUTO。
テマリがカッコ良かったです。


2003年12月24日(水)


 テニス。「麗しの跡部」


最近ニュースなどでよくオードリーを見かけますね。
綺麗で可愛くて、やはり銀幕の妖精だなーといつも見とれます。
サブリナも可愛くて大好きです。

何が言いたいかと言うとぶっちゃけ跡部はサブタイ負けしていると。

リョーマの休日といい、プロデューサーはパロ好きでオードリー好きですか?

スマッシュヒット2のCMに一瞬出てくるダビデ…のうしろのバネちゃんにときめき。
カードでもCMで六角が出ると必ず佐伯くんとダビデなんですよね…(スマッシュヒット2でもアップはダビデだし)
バネちゃんは仕方ないとして、剣太郎がちょっと哀れ。


さて今回はほぼ跡部vsリョーマオンリー。
もう一方の試合はやらないほうが良かったんじゃないかってくらいの勢いでした。

鳳に起こされるジロー。
練習中に寝るのは止めましょう。後輩に呆れられてるよ(^^;

「あれ?キミ二年でしょう?いけないなぁ先輩にそういう口聞いちゃ」
というジローの意見ももっともですが、苛つく海堂の気持ちも十二分に分かります。
何だこのナメた奴は…と思われても仕方ありません。

うら若いお嬢さんがあんな跡部家で働いていて本当に良いんだろうか…と思わざるを得ませんでした。
相変わらず俺様な跡部。

ああ、ルールまで変えちゃったよこの人…。

俺がルールだ、だって…(笑)
あっはっは、何なんだコイツ。
大石君が審判で良かったですね…。

今日の朋ちゃんには思わず頷いてばかりでした。
「はいはい、それが氷帝の跡部様なんでしょ」
に爆笑。
勝手にしてくれって感じですか(笑)

リョーマのツイストを見切ってよけるところの跡部の原画上手い!
何かここの表情気合入ってましたよね?

跡部、手塚と再戦する気満々っぽいですね…いや、向上心があるのは良いことだと思いますが、どこでやるんでしょう?
氷帝は全国には行けないはずなんですが…よ、呼び出して試合してもらってでも再戦したいのかな(^^;
そんなにあの試合納得いってなかったのか。
自分から手塚の肩壊しにかかったくせに…ヤレヤレ。

あ、でも跡部にも向上心があったことが分かってちょっと好感持ちました。
でもあんなパラソルの下で呑気にジュース飲んでるようじゃ全然説得力ありませんけど。

うわ、ジャックナイフの演出が…!

三原色が集まって発光してドーン!
…こういうヘンテコ演出があるからテニスは侮れないんですよね。
桃城のジャックナイフよりずっと派手。

酔いな、は聞かなかったことにします。

一回戦から確実に腕を上げてるとの事ですが、この世界は数日の筋力トレーニングでバカみたいに力が付いたりする所なんでそんなに不思議じゃないと思います。
宍戸くんも2週間やそこらで数段パワーアップしましたからね。うん。今更。
や、でも彼の場合はハッタリ効いてて嫌いじゃないんですが、「合宿の成果」とやらは全く効いてないのでダメ。
跡部は「跡部だし」で済みそうな気がしますが。

場面変わってジローvs海堂サイド。

海堂のブーメランで一気に目が覚めたジロー。
ハイテンションになって「すげー」を連発。
…確かに好きそうですよね彼、ああいうオモシロ技。
いちいち忍足に報告に行くところが可愛いです。
性格はやっぱ嫌いじゃないなぁ…あんま憎めないですよね。

宍戸君はジローが寝てた事を知らなかったんですか(^^;
薄情なチームメイト持つと大変ですね…薄情というか非常識というか。
あ、知らなかったんじゃなくて忘れてたんですか…さっきの鳳もですが日常茶飯事みたいなので慣れてるというか、呆れてるっぽいですね。

「どこ通ってんねん!」
と心の中でいちいちツッコミ入れる忍足も楽しい。流石関西人(?)

しかし鳳君と宍戸君もですが、この練習試合、みんなかつての対戦相手の試合必ず見てるんですよね。
先週は海堂が興味深そうに鳳君の試合見てましたし。
そこは上手いな、と思いました。

「いったいアイツラ、どんな特訓をしてきたっちゅーんや」

…ええと、ロッククライミングもどきにターザンにガットに優しくない水中球入れにetc

ジローがライジングを…!

嗚呼、裕太と宍戸君のお株が…(涙)
ヤメテ…リョーマにパクられジローにまでやられたんじゃ裕太の立場は一体…。
や、別にライジング自体は良いんですけどわざわざジローにライジングやらせなくてもなぁ…。

戻って跡部vsリョーマサイド。

ほら、日吉も見てる。
やっぱりそういう所は一応考えてるんでしょうね。

リョーマのドライブBを難なく返す跡部。
…いや、剣太郎も普通に返してましたし、そんな驚く事でしょうか。
相手はその剣太郎より格上の跡部なのに。

破滅へのロンド、て口に出して読むと何とも間抜けなネーミング(苦笑)

ロブが上がって久々の跡部の破滅…いや2段スマ…いやたまらんスマッシュです。
てっきり昔のバンクが来るかと思いましたが違いました。
しかし「カッカッカッ」という効果音は変わってなくて思わず爆笑。

「決まった!破滅へのロンド」

ってやっぱり誰かが口にするとしっくり来ないんですよね…ぶっちゃけ変ですよ。マジで。

「俺様の美技は…日々輝きを増す!」

だそうですね…ハイハイ、それが氷帝の跡部様なんですね。
と。

まあここまでナルシーになれるのもある意味才能です。立派立派。

しかし
「どうした越前?まだまだこんなもんじゃねーだろ、アーン?」
と言ってる跡部は…言ってる事自体は剣太郎と全然変わらないんですが何故こうも印象が違うんでしょうか。
いや、熱血青春青少年とこの跡部を比べるの方が間違いですか。

破滅へのロンド二回目に爆笑!

す、すごい…まるでチーズのピースみたいな形に増えて行って最後に割れましたよ!?
誰が考えるんだろうこの演出。
流石にこれは浜名監督のセンスじゃないですよね。(彼ならもっとはっちゃけてくれます)
分割系好きですね、トランスアーツ。
でも最近試合前の分割なくて寂しいです…慣れると病み付きになりますね、あれ。

にしても諏訪部氏は跡部の声忘れてませんか?
全然安定してない。

向日は相変わらず…嫌な奴というより思ったことすぐ口にしちゃう子なんですね。
まあこの子表情が面白いんで見てて楽しいですけど。
今日も出番ちょこっとなのに随分色んな表情見せてくれました。
アニメ媒体にするとかなり魅力の増す良いキャラだな、と思います。
朋ちゃんナイス!
いくら向日と言えど、あの氷帝の三年に突っかかっていく勇気は大したものです。
しかも海堂の真似…!(笑)

でも朋ちゃんはノリが良いし、意外と向日のタイプっぽいですよね。
あのちょっとズレてるテンション具合が似てるし、気が合いそうです。
だからどうという訳ではないですが。

変わってジローvs海堂サイド。

あれから海堂は3ゲーム連取されちゃったみたいですね。
得意のボレーで海堂をネット際に足止めする作戦のようです。
でも自分のゲームならそれも可能かと思いますが、海堂のサービスだったらそう簡単にいくんでしょうか…少なくとも一度はブレイクしたんでしょうし。

ジローがお喋りなのは分かるんですが…こんな人の神経逆なでするような事言う子でしたっけ?
いや例え持ち前の天真爛漫さではしゃいでいたとしても、どっちみち海堂はイラつくと思うんで結果は同じですが(笑)
忍足…その「シーッ」はアリなんでしょうか…なんかジローにすらバカにされてる気がするんですが(^^;

「この合宿で力はつけたようですけど、メンタル面までは万全とはいえないようですね」by鳳

…いや、キミに言われたくないな。うん。
ノーコンは直ってきたみたいだけど、メンタル面までは(略)
とそっくり言い返せそうです。

いきなり口を挟む桃。
…試合中です、審判、審判!

「宍戸さん、仲間割れですよ」
って鳳君…別にダブルスしてるわけでもないし「割れ」はないんじゃないでしょうか。
「チッ、みっともねぇな」
には同意…みっともないというより没収試合モノです、あそこまで豪快に試合無視してやってたら。

「桃城、てめぇ後でツラ貸せ」
ってどこのヤンキーですかキミは。

急に調子を上げる海堂。
相手は一応氷帝ナンバー2なんですけどねぇ…。

うわ、ジローがスネイクをライジングで返してる…。
だから宍戸君と裕太のお株が(略)

「ジロー、ブーメランだ!」
仲間に声掛けるの好きな宍戸君。良い人ですね。

か、海堂が波動球を…!

何か筋肉が「モリッ」とか言っちゃってるよ…どうしよう。
ちょっと待って、波動球ってフラット系のショットですよね?
ポール回しとは打ち方全然違うのに融合しないでください…。

嗚呼、柳沢再び…。

ジローが波動球ブーメランで柳沢ノックダウンに…(涙)

ああ、星が見えてるだーね。こりゃヤバイだーね。

ってかそんなのアリ?
球がクリーンヒットした瞬間の上田さんの演技が面白くて思わず笑いそうになりましたけどジロー…可哀想に。

「あーあ、伸びてもた。こりゃ試合続行は無理やな」

…やる気なさそうな審判ですね。

「え?終わり?」
の海堂の声も何とも間抜け。


き、気を取り直して跡部vsリョーマサイド。

「何よ、ちょっとカッコイイからって良い気にならないでよね!」
とは朋ちゃん。

カッコイイと思ってるんだ跡部の事…。

私にはただのナルシーにしか見えませんが。
うーん、氷帝で一番の正統派美少年は鳳だと思うんですけどね…あ、先週朋ちゃん達何故かいなかったから鳳の存在知らないのかな?
同じ系統なら跡部より喜多の方が美形なのに(アニメ限定で)

「あんたなんて、リョーマ様のドライブAでKOされちゃいなさいよ!」

と、朋ちゃん…それはちょっと過激です!
少なくとも今日の跡部はそこまでされるほどの事は何もしてないので勘弁してあげてください。

しかし聞こえるように言ってるとは…やっぱ勇気あるなーこの子(^^;
でもそんな事言ってると、好かれちゃうよ?
彼、勝ち気な子が好きらしいから。

しかし何でそこまで今現在の跡部を嫌うんだろう…何かしましたっけ?
いや私が言うのも何なんですが…あ、パラソルの下で呑気に高みの見物してたんでしたっけ。
あ、ルールも俺色に染めちゃったんでしたっけ……うん、やっぱ嫌われて当然かな。

跡部、跳び過ぎ。
自分で「破滅へのロンド」てのもやっぱ間抜け…。

「ここで負けるようじゃ立海大には勝てないぜ?」

まあ真田がいますしね。

「このくらいじゃ燃えたりないんだけど」

…湘南戦以降実は熱血なキャラが顔を出し、剣太郎にも感化されてすっかり定着してしまいましたね、こういうリョーマ。


提供絵。
あ、やっぱトイレ行きたかったんだ…(笑)
ジュースがぶがぶ飲んでて気になってたんですよね。

次回。
「破滅へのロンド」の味って何だよ跡部…。
来週は絵が何か変わった感じっぽいですね。
2週に渡って試合描いてもらえるなんて、流石主役です。
久々に手塚も出てくるみたいだし…って跡部、あのバスローブの構図はどこかで見たことあると思ったらハンターのヒソカだ。

「リョーマがゆく!」って…正月の「竜馬がゆく!」の宣伝兼ねてるんですか?
司馬ファンとしては微妙な心境。


NARUTO。

「ネジへ」って…。

「父より」って…。

か、感動するべきところで笑わせてどうするんだろう…(^^;

何かしっくり来ないなぁ、ネジあっさり納得しすぎ。


2003年12月17日(水)


 テニス。「波動球VSスカッドサーブ」


初っ端から先週ヒグマを落とした不二のバックでかかったあの攻撃的なBGMで始まった今回の話。
やる気充分ですね。
メインはやはり鳳vs河村。

結構入れ替わり立ち替わり激しかったんですが、分けていきますね。

Aコートの河村vs鳳から。
新しいスカッドのカット。
「一球入魂!」の「一・球…」のタメが良いですね!
インパクトからフォロースルーの動きが凄く鮮やかでカッコイイ。
作画もですが、動きがかなり良いです。
打ったあとの飛び散る汗も躍動感が出ていてナイス。
「そう容易く取れませんよ」
と相変わらずサーブに自信のある鳳君、モノローグなのに相手に対して敬語なのが凄いです。
流石、育ちのよさそうな好青年…。

てかタカさんのバーニング攻撃も持ち前の爽やかさでサラッと流してます(笑)
…氷帝の二年生って肝が据わってますね。
流石、部長がイロモノなだけあるというか。

3球目で返す河村の筋肉の描写もかなり力入ってます!

たった3球で当てられた事に腑に落ちないという感じの鳳。
まあ、自慢のスカッドですからね。

鳳君がサーブ以外ちゃんと出来るのか心配してたんですが、どうやら大丈夫なようです。
「流れは変わらないっすよ」
とやっぱり敬語な鳳君が爽やか。
軋むラケットが良い感じです。
波動球の新カットも凄い…上腕筋がイカス。ホントに今日は作画が良いです。
波動球が決まってニヤっと笑う勝負師顔のタカさんがカッコイイ。

波動球を打つタカさんの心配をする大石君は流石。

スカッドの昔のバンクはちょっと浮き気味ですね(^^;

対スカッドの為、タカさんは右サイドを空けました。
ノーコンな鳳の癖を見抜いての策。(乾の真似)

しかし…サーブは鮮やかに決まり、見事なノータッチエース。

「やりましたよ宍戸さん!」
と嬉しそうに笑う鳳に頷く宍戸君。
「あなたが特訓に付き合ってくれたおかげです」
鳳のモノローグから回想突入…。

ここでちょっと聞き覚えのある曲が…「え、まさかね」と思いましたがそのまさかでした。
EDテロップでも出てましたが
Brandnew Days
が流れました…鳳と宍戸のキャラソンです。

あちゃー…なんちゃってケミストリーが電波に乗って流れてしまった(^^;

私、最近やっと全てのキャラソン聞いたんですが(借りて)、この曲ぶっちゃけケミストリーのPIECES OF A DREAMのパクリ(略)
しかも申し訳ないですが浪川さんはかなり歌は苦手のようで(苦)
イントロ聞いた瞬間「流すならインストだよね?」と思ったんですが…やっぱり歌で(苦)

でも浪川さんのパートは効果音や叫び声で大分消えてて、そんなに気になりませんでしたけどね。
…申し訳ないですが演出の配慮かと思ってしまいました。済みません。
や、でも多分気のせいじゃないと思うんですよね…楠田さんのパートになると音量上がって、浪川さんの時は抑え気味(+絶叫・効果音)だった事。

でも歌を被せるのは良いアイディアですよね。
この回想の為に新規にBGM作るのも何ですし、何より歌の宣伝になりますから。

肝心の回想。
先週の予告で出た廃墟内で何やらスカッドの練習をしている鳳君と宍戸君。
自分の特訓に付き合ってくれたお返しに、今度は鳳のノーコン修正に宍戸君が付き合ってあげている模様です。

…いや、良いお話なんですが普通にテニスコートでやれば良いんじゃないですかね?

あの壁の穴にどうしても通したかったのかなぁ…(笑)
そんな無意味そうな所にこだわるのがまだまだ子供というか中学生らしいというか。
あの廃墟見つけて丁度良い穴があって「これはいける!」とでも思ったのかな…(笑)
でも危ないよキミ達、崩れたらどうするんだ(^^;
まあ怖いもの知らずなのも子供の特性ですしね。

多分これ脚本段階じゃ場所指定までしてないと思うんですよね…わざわざ廃墟を選んだコンテマンに意図を聞きたい。
インパクト狙いかな?

Brandnew Daysの流れる中、特訓をする二人。
対青学戦を思い出しながらスカッドを打つ鳳。

「手首をこねるな!その癖が直らない限りお前はノーコンのままだ!」
と何気にキツイ事をいう宍戸コーチ。
いや、正しいフォームを身に付けない選手は伸びないし、身体壊しやすくなるのでフォーム修正は良いことです。
宍戸も良い後輩を持ったと思いますが、鳳はホント良い先輩を持ちましたね。
羨ましい。
しかしオールナイト特訓というのはいかがなものか…。
お家の人には言ってあるんでしょうが…まあ男の子ですしね。
でも休憩挟んだほうが良いよ…腕痛めるって(^^;

「どうした!もうへばったか!?」

すっかり熱血漢になってしまった宍戸君…熱い、熱いよキミ。
いや、好きですけどね熱血キャラ。
そしてついにスカッドが完璧な軌道を描いて決まると
「やったな長太郎!」
と自分のことのように喜んでくれる。
素敵な先輩だ…。
ちょっと鳳君が羨ましい…こんな良い先輩がいて。
私鳳ファンだったはずなのになぁ、すっかり宍戸ブーム(笑)

「今の感じ忘れんなよ、もう一度だ!」
と鳳の肩を叩いて走っていく宍戸君がカッコイイ…ほんとに今日は表情と仕草が細かい!
手で「もう一度」というジェスチャーしながら手を上げて去っていく…たったこれだけなのにグッと宍戸君の魅力がアップ。
しかも最後にニコッと目を閉じて笑いましたよ宍戸君、一瞬でしたけど。細っ!
後に書いている向日君もですけど、こういうちょっとした演出って良いですよね。
スカッドが決まったことに呆気にとられて、宍戸より遅れてその事を実感して笑う鳳もかなりカワイイ。
実際出来た時ってこんな感じですよね。
「え…出来た?」と一瞬固まって、「出来たんだ!」て感じで。
もうその間が絶妙。

で、Brandnew Daysの終わりと共に回想終了。
短い中でよくまとめてたと思います。
誇らしげに見守る宍戸君…良い男だ。うん。
鳳が慕うのも分かります。氷帝の他の先輩は……ですしね(苦笑)
…しかし橘に負ける前の宍戸は今ほど尊敬するに値する先輩だったのかな(^^;
多分昔から仲は良かったんでしょうし…うーん。

今までホントに鳳は宍戸に付き合ってばかりで「自分の練習は?」と思っていたので、宍戸が借りを返すという展開はベタですが良いと思いました。
手首の癖が直ってきたのなら次は下半身ですね。(榊先生の指導より)
一つずつ直して、良い選手になって欲しいものです。

絶好調な鳳君もカッコイイですがタカさんも良いですね。
波動球を打つために構えた足の演出が良い。
筋肉も細かく、迫力がありますし。
打ち返すときのタカさんの「ぐおぉ!」という表情とラケットの軋みが、本当に重い球なんだということをよく表していて良いです。

スカッドを返され一瞬唖然とする鳳、「ぼやぼやすんな!」と宍戸君が声をかけてくれたおかげでリターンエース取れました。
自慢のスカッドを返されて一瞬パニくるのも分かりますが、まだまだ精神的に甘いって事ですかね。
「落ち着け長太郎」
と言いつつも、フェンスを握り締めた宍戸君も焦ってるのかも…。

しかし熱いですね、この試合。
やってる事はとんでもないですが、スポーツしてる感じがします。

スカッドをダッシュ波動球で迎え撃つタカさん。
作画気合入ってます!
目から顔全体に引いたカメラワークがイカス!!
いくら怪力とは言え、同じ怪力仲間(笑)のバネちゃん、ダビデのラケットも弾き飛ばしたダッシュ波動球を鳳が返せるはずもなく…鳳のクロスを千切ってしまいました。

…あり得ない…てかその演出はどうなんだろう。

クロスが千切れるなんて
嘘だと言ってよ、バーニィ!

訂正。
嘘だと言ってよ、長太郎!

…浪川さんすっかり声変わっちゃったなーとしみじみ。
当時子供だったんですから当然ですが。
何か演技力が後退してるように感じるのは気のせい…じゃないよな(^^;

「スカッドサーブを波動球で返すつもりか!?」と周囲は驚いていましたが、バネちゃん渾身のプロネーションサーブをダッシュ波動球で返したんですから、むしろ当然だと思いました。
……いや、スカッドのほうが速いかもしれないけど、威力は同等かそれ以上はあるでしょ?
バネ・ダビデペアはパワーだけなら樺地以上みたいですし(見えませんが)

あまりの迫力に愕然として戦意喪失気味の鳳。
…だから甘いんだって(^^;
バネちゃん達と全然対応が違う。
でもラケット吹っ飛ばされなかっただけ凄いと思う。
「長太郎、しっかりしろよ!まだ負けた訳じゃねーぞ!」
ごもっともです、宍戸君。
ホントに成長しましたね彼は。

タカさんの筋肉の収縮までしっかり描いてくれて…。

鳳も立ち上がり、勝負はこれから!という所で大石君が止めに入りました。
まあこれ以上無茶されたら決勝に響きますからね。当然ですね。
「まだ終わりじゃないだろ?」
「そうだな、肝心なのは決勝だもんな」
と、全国にいけない人達の前で言うのはいささかアレな気がしますが練習で身体壊すのも相当アレなんで仕方ないでしょう。
食い下がる鳳の反応ももっともだと思います。
これからでしたからね。
しかしそこで口を挟んだのが宍戸君。
「二人ともよくやったぜ、何も言うな」
と鶴の一声。
この台詞を聞いて、やっぱり先週のあれは大石君に決勝を万全なコンディションで戦ってもらうためだったんだなと思う事にしました。
ライバルが高みへ向かう為に手助けしてる感覚なんでしょうね。
でも自分達もここではもう先へはいけないけど、まだ終わりじゃない。
鳳君は来年が、宍戸君は高校がありますから。(個人戦がなかったら)
「良い練習になった」
てのはそれも見越しての事だったのかもしれませんね、高校で頑張れよ!

ついでに、この試合不二が審判をしていたんですが。
不二のコールが妙に棒読み英語になっていたのが気になりました。
甲斐田さんは英語ペラペラみたいですし、意識して普通に読もうとしてたんでしょうが…逆に変な感じ(^^;
「私英語出来るんだけど仕方ないから棒読みしてる」て感じに伝わってきて…何だかな。

Cコートの向日vs桃城。

出た、向日アクション!

凄い、凄いよ向日君…忍足が調子良いと言うだけあって物凄い跳びまくってます!
特に最初のムーンサルトの動きが凄い!
太陽を背にくるっと回る向日がカッコ良い。
凄いアングル…マジで凄い、今日の作監は石井さんだけあって動きが生き生きしてます。

憤慨する菊丸の顔が一瞬凄い事になってましたが…石井さん遊んでるな(笑)
そういえば昨日(正確には今日)のクロマティ高校の作監も石井さんでした…。
クロマティ高校の方はIG製作ですし、遊べて面白いのかもしれませんが、もうちょっと頻繁にテニスにも入ってくれると嬉しいなーと思ったり(^^;
約二年ぶりですよ、石井作監。

「それでも俺の舎弟かー!?」
とは菊丸談。
…舎弟だったんだ。
そういや仲良いですしね。
同じタイプのプレイヤーが相手ということで応援にも熱が入ってるんでしょうね。
しかも試合では勝ったとは言え、相手は自分より上のアクロバットを要する選手。
そして体力不足同士(笑)是が非にでも桃に勝って欲しいんでしょう。
しかしうるさい…まあ表情が面白いので良いですが。

跳ぶ跳ぶ、跳びまくる向日岳人。
アクション連発でノってます。
桃のダンクも着地前にリターン決めて絶好調です。
ホント、まさに校長先生絶好調。

…失礼しました。

愕然とする桃城に一言。

「もっと、打ってみそ」

…うわ。やばい凄い魅力的だ。

氷帝戦では嫌味で的外れな挑発としか思えなかったんですが、今日は演出も相まって魅力的です。
左アングルでラケット肩に担いで不敵に微笑んで、指で「カモン」のジェスチャーしながら軽くウインク。
…うわぁ作画ノリノリ。
こういう表情演出大好きです。
今日の向日は一段と生き生きしてます。
これってアニメの醍醐味だよなぁ…、多分これコンテ指定じゃなく作画が遊んでるんですよね。
思えば向日みたいなタイプは表情の変化で遊べるタイプなので描き手としては面白いと思います。(そういう意味じゃ菊丸も同じ)
スカしてるキャラじゃこうはいきませんからね、得してますね(笑)

弱点の体力不足を克服したらしき向日。
良かった、先週のあれは過信ではなくちゃんとやるべきことはやったという自信だったんですね。
しかし言葉で説明だけでなく、ジョギングしてるカットを2,3入れるだけでも随分印象違ってたと思います。
じゃないと説得力ないですから。

まああのムーンサルトに何の意味があるんだと言えばそれまでですが。
演出の妙で、飛び回ったほうがダイレクトに球を取れるように見えるから不思議です。
こういうハッタリの利かせ方好きです。

しかし彼は体操選手に転向したほうがより活躍出来る気がするなぁ(笑)

ラリー時の向日、飛び散る汗が決まっててカッコイイなぁ…。
宍戸もですが、敗北を糧に成長した姿には好感が持てるというか…。
ライバルキャラも成長してるというのは良いですね。

桃城は力技で打球の跳ねるタイミングのズレたダンクを打ちました。
滞空時間が長くても対応できない向日。
「まぐれだろ」
とロブを上げますが、また取れず終い。

何というか、やけになってダンク一辺倒な桃とか、ムキになってロブあげる向日とか…彼ららしいですよね、何も考えてないというか熱くなったら周りが見えないというか(^^;
試合だって事忘れてるな…こいつら。

「どーん!」
と歯を見せてイタズラっぽく笑った後ニヤリとする桃も良い表情してるなぁ…。

向日「くそくそ、俺を踏み台にした!?俺の事実験台にしやがって」

…ガンダムネタ連発済みません。
つーかガンダムのあれは文字通り踏み台(ガンダムがドム踏んづけた)にした時の台詞であんま関連性ない気もしますが(苦笑)
拗ねる向日は非常に可愛いです、凄い小さいですねこの子。
カッコイイと言ってあげたいんですが…ゴメン。
「向日さんはどんな高いバウンドでも対応できるでしょう?なら、向日さんにも取れないボールだったら無敵だって思ったんですよ」
と手を差し出す桃城。(ちゃんと右手です)
拗ねたフリをしつつ握手を交わす向日。
「まあいいさ。その代わり、関東大会の決勝、負けたら承知しねぇぞ」
「へへッ」
と会話をするこの子達はこの子達でらしくて良いです。
表情細かいです。いやホント。

さっきのダンクに
「スーパーグレイト桃城スペシャル」
と名づけた桃城。

「アカンやろ、あのセンスは」
と額に手を当てる忍足が…(笑)

「激ダサ!」
の口癖を鳳に真似られてビビる宍戸君が…(笑)

背後に乾に立たれて驚く菊丸も面白い…ホント作画良い。
しかし「四勝一敗一分」てのは間違いじゃないの?乾君。

ちなみにこの試合、日吉が審判してたんですが見事に声だけの出演でちょっと可哀想でした。

今週はほんとに見所満載で良かったです!
軋むラケットとかキャラクターの仕草や表情、動き、その辺がね…もうホント、アニメ的見所が盛り沢山。
これぞアニメの醍醐味ですよ。
今回の話は数回観ました、全体的な演出が私好みだったので。
ストーリーは…うーん、演出良かったのでどうでもいいや(^^;
例えば練習でダッシュ波動球を出す意味はあったのか?とは思いますが、一話完結として見た場合、出さないと盛り上がらないのでアリですし。
伝家の宝刀「合宿の成果」が出なかっただけでも良いかな、と。
やっぱアニメは演出命。
今回はほぼ作監の力でしょうけど。

本日の提供の一コマ。
お約束の寝ている人間に落書き(^^;
可哀想な宍戸君…でも修学旅行のノリで楽しそうですね。
多分起きたら速攻返り討ちですね。向日が。
あ、肖像画については見なかった事に…。

次回。
「麗しの跡部」って…麗しのサブリナからですか。
予告からナル全開の跡部に喜多・新渡戸の突っ込みが欲しい所です。
すっかりギャグキャラですねこの人。
何か負けたキャラって極端にギャグ化する傾向にありますよね…観月とかも(^^;
跡部はその分原作で出てないので原作じゃ何とか踏みとどまってますが。
あ、でも元もとギャグだったので今更かな。
リョーマも海堂も勝っちゃダメだと思いますが、方や座って見物、方や仲間が試合してるのに眠ってる始末で…どっちが勝ってもどうでもいいかも(^^;

あ、忘れるところでした。
昨日は聖ルドルフの柳沢慎也の誕生日でした。
おめでとう慎也!
かなり好きなキャラの一人です…やっぱりルドルフは特別かな。


NARUTO。
…いや演出は良かったんですが。
ちょっとBGMが派手で、ちょっとラストの鳥の辺りとアンバランスで…変な感じ。
「努力の力」って日本語、なんか妙だよなぁ(^^;
ネジは律儀にナルトの話を聞いてやってるのに、ネジのお喋り中に攻撃するナルトはどうなんだろう(いや、ナルトの方が正しいですが)
ネジがまだ喋れる状態にあるのにナルトに勝利判定するゲンマもどうなんだろう…これ絶対おかしいような。


2003年12月10日(水)


 テニス。「元祖天才・不二周助」


元祖天才・バカボン不二周助。


人気者同士だから仕方なかったのかもしれませんが、今回は真面目に大石vs宍戸をメインにしたほうが良い話が書けただろうと思いました。

しかし、今回演出が凄く好みでコンテが監督っぽくて上手いと思ってたらやっぱり監督でした。
いやー、浜名コンテ良いですね。
もうそれだけで十分です今週。

アバンの「忍足さんはくせ者っすから…」と本気で不二を心配している桃城が好感度大。
良い後輩ですね、多分一番のくせ者は桃城なんですが本人は分かってないんでしょう。
浜名監督ホントに桃城好きなんですね、特に監督が手がけた桃城はいつもすごく魅力的です。

何かいつも以上に声が低く掠れてる忍足君。
怖いというかエロいというかキモイです。
ひょっとしてまだ目が覚めてないのかこの人…と思いつつ、試合。
パートナーを気にかける向日君の仕草が凄く良い。
カシャン、とフェンスに手をかけただけなんですけどね…なかなかキャラクターを魅せつつ動かすってのは難しいですよね。
目線の使い方も上手い。

白鯨の回想シーン怖っ!

怖いって不二…敵だ、敵だよこの人(^^;
とても主役校の選手だとは思えない不二君…相手が忍足で良かったですね。
これで鳳君とかが相手だとどっちが主役側だか分からなくなってた所です。

「行ってこい…忍足、宍戸」
と高みの見物の跡部。
グラス越しに見えるレイアウトが凝ってて感心してたのと、同級生にこんな事言われたくないよとちょっとムカっとしたのが入り混じった所で…本日の試合。

不二vs忍足。
樺地が審判してるよ…!
出来たんだ、審判(失礼)

ハッキリ言って全然興味がなかったんですが、Aパートは結構面白かったです。
忍足の眼鏡に映る不二とか、ストロークのカメラワークとかテンポ良くイイ感じに仕上がってて特にこれと言ったコメントのしようもなく…良かったです。
忍足の罠に引っ掛かってしまう不二とか意外な面も見られましたし。

てか、忍足強すぎ…!

シングルスいけるよキミ!
ジローに替わってシングルス入りしたほうが良いんじゃないかと思えるくらいのハッスルぶりで(笑)
ダブルス専門なのは勿体ないなぁ…、しかし、「ダブルスでは何とか勝てたけどシングルスでは〜」とか青学側に言われたりとまるで
向日の所為で氷帝D2は負けた。
と暗に言われているような向日君がちょっと可哀相でした。
…いや、実際余り否定できない部分もあるのでアレですが(^^;

「本気でやらないと勝たせてもらえないようだ」
とは不二談。
…なんだまた手を抜いてたのか。
いい加減慣れましたけど、イヤなヤツですね。

しかし同じ天才でも忍足は計算型のプレイヤー、不二は本能型のプレイヤーとした所は面白かったです。

忍足のスマッシュに羆落としを使う不二。
BGMが…ほら、いつも敵の攻撃でかかる曲がありますよね?
チャ〜〜ラーラーラ(ダンダンダンダン!ダンダンダンダン!)ってな感じの。
その曲が不二の羆発動でかかっていて感心したと同時に笑いました。
やっぱ不二は敵ですか(笑)

「いよいよ始まるか…羆落とし合戦が」
とは跡部の台詞ですが、

それって意味があるんでしょうか…。

羆落とし合戦て…そんな波動球合戦の時のような打ち合いとは違うんですから…。
スマッシュって決め技でしょう?
それをお互いワザとロブあげてスマッシュ打たせて羆で返しまくるって対決ですか?
い、意味が見いだせない…(^^;

まあ、イマイチ忍足が羆落としを出来るという設定の必然性(ついでに天才設定も)が感じられなかったので、この場でとことん不二と羆を落とし合うのも良いかもしれませんね。
うん、試みとしては面白いですよね。
練習試合ですしね。

しかし…本当にいつもより多めに落としてますね。

でもバンクだらけかと思いましたけど、新しい羆のカットもあったりして割と良かったです。
OPの円陣不二の忍足バージョンもあったりして爆笑。

羆落としって失敗すると凄いマヌケですよね…。

成功してもおかしいポーズが失敗すると尚更‥はずかC!

…失礼しました。
まるで野球のセーフを告げるようなポーズのまま羆落としを失敗して愕然としている忍足に、どういう反応をすればいいのか困りました。
スマッシュ打たれて、受け止めて羆を打つ…というのは今までの決めバンクではなく新規のカットから凄く分かりやすくはなってましたけどね。
特に試合が決まった時の2,3回前の羆、忍足がラケットでボールを受け止めてボールが上空に上がって落ちる所のレイアウト、後ろ向きのまま唖然とする忍足の背にぼやけて映るコートと不二、という一連の流れがとても気に入りました。
最後はガットを突き抜けるなどというあり得ない展開でしたが、見せ方が面白かったので良かったです。
不二のガットが切れる所の演出も良かった。

しかし、不二が桃並のパワーを身につけたとは一体…。
「合宿の成果」って、そんな2,3日で変わらないってのに…。
不二が技術の選手なら最後まで技術で決めて欲しかったですね。

それに、「ラケットを極限まで短く持ってパワーを上げている」って…。
…ラケット短く持ったら威力下がりませんか?
何のためにダビデが長いラケット使ってると思ってるんでしょう…。
短い方が威力が上がるなら彼が長ラケットを使う意味がないじゃないですか。
不二が普通のラケットも振り回すのが困難な程度の筋力しかないのなら別かもしれませんが、確か先程あり得ない筋力アップに成功したと言ったばかりでは(^^;
やれやれ。
合宿にしても十数回の浅い懸垂でバテてる描写しかなかったような気がしますし。

まあいいです。

六角戦の時の樹のシンカーにいつまでもツバメで対抗してた時と良い、何か一つの技にこだわるのが趣味なんでしょうか、不二。(迷惑な)

「オモロかったで。」
「うん」
と一見普通に試合の終わった2人ですが…左手で握手していたのが笑えました。
監督がそういうつもりでコンテ切ってたとしたら凄いですね。
その方が2人らしい気がします。

さて宍戸vs大石。
「オマエラが本当に全国に行く価値があるかどうか見せてもらう」
と意気込む宍戸君。
あれだけの思いをして関東に出た彼、そして本来は対戦するハズで対戦出来なかった大石君が相手となれば思いも一入でしょう。

宍戸君は反応速度に磨きをかけていたようで…。
対応できずに大石君は振り回されてボロボロ。
あっと言う間に4ゲーム取られてしまいました。

しかし宍戸君てつくづくシングルス向きの選手ですよね。
彼の守備範囲の広さとライジングはシングルスの方がより生きるはずですし。
まあ、ダブルス専門の忍足君と違って元々はシングルスの人でしょうから今後(高校、あるなら個人戦)はシングルスで活躍するんでしょう。

ふがいない大石君に「俺はこんなヤツ認めねぇ!」とちょっと苛立ってる宍戸君。
まあ、気持ちはよく分かります。
上にいける嫉妬心とはまた別に、自分が今まで必死でやってきた以上適当な相手に進まれたら良い気はしませんからね。
宍戸の迫力に押される大石。
ここで回想…「俺は伏線忘れてないぞー!」という監督の叫びだったら嬉しいなーと思いつつ(笑)青学の全国への思いを思いだして巻き返しを計る大石。
意地で4ゲーム連取。
…エンジンかかるん遅いわ、というツッコミは置いておいて。

「合宿の成果」
ではなく大石の意地で追いついたんだと思う事にします。

大石の気迫に
「こいつもまた強い想いを持ってここまで来たのか」
と大石の心情を察した宍戸。
何だか勝手に自分で納得してしまい
「もういい、分かった」
と試合を投げました…。

いや、もういいって…
ちゃんと最後まで試合せーよ!

何が爽やかな顔して「もういい」なんだ…この子は。

いや、でも最初から大石の意気込みを知りたいって感じだったからそれが感じられればそれで良かったんでしょうか。
それにもう既にボロボロなのにこれから思いっきり試合して決勝に響くのは宍戸にしても大石にしても望むところではないでしょうし。
「これ以上やっても意味がない」
というのはそういう意味合いも含まれてるのかもしれませんし。
じゃあその旨を伝えろよ、て感じですね…。
…最後までやって欲しかった。

忍足と不二の意味不明な羆の落とし合いをやるより、こっちをメインにしたほうが良いドラマが描けたと思います。
もう少し尺があればその辺(「もういい」辺り)も上手く消化出来たかもしれないのに。
ホント勿体ない。

しかし
「良い練習になった。決勝、負けんなよ」
の笑顔にクラクラ…。
まさか宍戸スマイルにやられる日が来るとは…!
うわぁ…凄い素敵、絶妙の間に絶妙の仕草、表情演出に感心…いやそれ以上にトキメキました。

ていうかホント、丸くなりましたね宍戸君。
一月ほど前の彼とはもはや別人28号(古)

バネちゃんと誕生日が同じだと知った時、微妙な気持ちになってごめん!
でもバネちゃんと同じだから、と無理矢理な好意持ってごめん!

良いキャラになりましたね…氷帝戦の辺りで割と好きにはなりましたが、最近株がかなり上がりました。
橘さんに負けたのは本当に彼にとっては結果的に良かったですね。
成長が見られる数少ないキャラの一人ですし…。

試合の後に友情が芽生える…スポーツ物の王道ですね。
前の2人と違って実に爽やか。
笑い合う2人がイイ感じです。
この2人はちゃんと右手で握手してましたね。

…てかジローあんな所で寝てるし(^^;
この子はホント…いや、性格は悪くない分嫌えないのが辛い。

宍戸戦で大石奮起の時にかかっていたBGMって新規ですよね?
今日はBGMにも凝ってるなーと思いました。

臨時マネージャーとして大石の手当に駆けつける朋ちゃんと桜乃。
…宍戸の手当もしてあげてね。

次は鳳vs河村、向日vs桃城、ですか。
うーん前者がパワー対決、後者はジャンプ対決ですかね(笑)
向日は誰と当たっても分が悪いなーと思っていたので
「成長するのは何もアイツ等だけじゃないぜ」
の一言が頼もしかったです。
今週で一番気に入ったのは宍戸スマイルを抜いてこの場面。
良い台詞ですね、その通り…まだまだ皆中学生で伸び盛りですし。
頑張って欲しいです。

しかしその分コテンパンにやられたりすると痛いですが(苦笑)

後残ってるのは青学・海堂、リョーマ、氷帝・ジロー、跡部ですね。
普通に考えてリョーマは跡部とですかね?
以前「俺と試合しよう」とストリートテニス場で挑発してた伏線もあることですし。
でもリョーマにしても海堂にしても、この2人相手だと流石に勝っちゃいけない気がしますね…仮にもナンバー1,と2ですし。


いろいろ気になる部分はありましたが、演出が好みだったのでホントに良かったです。
アニメはシナリオより動いてなんぼ、コンテで魅せてなんぼですから。
そりゃシナリオが良いにこしたことはありませんけど。


本日の提供の一コマ。
エースを狙え…!
ハ、ハマりすぎだ跡部に不二に忍足…!(爆笑)
キラキラ軍団に加われない宍戸と大石が可愛い。

次回。
河村vs鳳メインなんですね!楽しみです。
こっちのカードの方が気になりますし…良い試合にして欲しいです。
しかしまた「合宿の成果」とやらでダッシュ波動球二回以上打ったりしたらイヤですけどね。
てか、あの廃屋の中で鳳君何してるんだ…宍戸君も。
まさかスカッドで建物壊しちゃった…とか言いませんよね?流石に。


NARUTO。
色んな人が見に来てる中、しかも試合中に自分の過去を延々と語り出すのはどうなんだろう…と思いつつ、作画が綺麗だった今回のNARUTO。
松島さんですね、すぐ分かりました。
瞳のハイライトの入れ方が独特なんですよね。
とにかくネジが男前でした、これは作画の力が大きい。
結構表情の付け方も好みで、八卦もカッコ良くて全体の演出はかなり見所はあったんですけど…うーん。
もうちょっと動いて欲しかったなーと思いました。


2003年12月03日(水)
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